JP2585815Y2 - 配線ダクト - Google Patents

配線ダクト

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JP2585815Y2
JP2585815Y2 JP1992040185U JP4018592U JP2585815Y2 JP 2585815 Y2 JP2585815 Y2 JP 2585815Y2 JP 1992040185 U JP1992040185 U JP 1992040185U JP 4018592 U JP4018592 U JP 4018592U JP 2585815 Y2 JP2585815 Y2 JP 2585815Y2
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JP
Japan
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wiring duct
box body
nut
plate
hole
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JP1992040185U
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JPH0595128U (ja
Inventor
拡二 安田
Original Assignee
河村電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、分電盤等の入出線を覆
う配線ダクトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この配線ダクトは図5のように、
側板41の上面41aは配線ダクトを連結するためのタ
ップ穴42、下面41bには箱体本体に連結する連結用
挿通孔43が設けられていた。
【0003】また側板41の前面41cの内側には前面
板44を取り付けるための前面枠45を取り付け可能と
する挿通孔46を備えた前面取り付け板47が溶接さ
れ、側板41の背面41dの内側には背面板48を取り
付け可能とするタップ穴49を備えた背面取り付け板5
0が溶接され、前面枠45には前面取り付け板47の挿
通孔46に挿通するスタッド51と前面板44を取り付
け可能とするタップ穴52が設けられており、前面枠4
5はナット53によって取り付け板47に、前面板44
はネジ54によって前面枠45のタップ穴52に締付・
固定し、背面41dの内側には電線支持金具55を支持
するナット部56を溶接しており、ボルト57等によっ
て締付・固定して、配線ダクト本体は側板41のみで連
結していた。
【0004】一方、背面板48は必要に応じて取り付け
るものであり、背面板48はネジ54によって取り付け
板50のタップ穴49に締付・固定する。そのとき、電
線支持金具55はナット部56ではなく背面板48の内
側に設けているナット部58を備えた電線支持金具取り
付け台59に締付・固定する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術の構成は側板41の上面42のタップ穴43、下面4
4の挿通孔46、前面の挿通孔49、背面のタップ穴5
1が設けられており、側板41の向きが決められていた
ため、側板41を取り付ける際、向きを確認しなければ
ならなかったり、また連結する際、連結するタップ穴4
3と挿通孔46の穴の位置を合わせてから連結ボルトに
よって連結するが、挿通孔46側から連結ボルトを締付
・固定するため、穴の位置を確認しなければならないと
いう煩わしさが生じるという欠点と、連結ボルトを挿通
するまでの間、タップ穴43と挿通孔46の穴がズレな
いように固定しなければならないため、作業性が非常に
困難であるという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案の配線ダクトは、分電盤の箱体本体に取り付け
られ、前記分電盤に接続された外部配線を被覆する配線
ダクトにおいて、該配線ダクトを構成する前記箱体本体
と当接可能な部材の当接面の中心から等距離の位置に、
前記箱体本体と前記配線ダクトを連結する連結用挿通孔
及び連結用凸ナットを夫々設けると共に、前記当接面に
おいて一方の連結用凸ナットの凸部と他方の連結用挿通
孔とが夫々嵌合可能に形成され、嵌合状態で連結ボルト
で締付・固定可能とすることである。
【0007】
【作用】配線ダクトと箱体本体の当接面の連結用凸ナッ
トの凸部が連結用挿通孔に嵌合され、連結用挿通孔側か
ら連結ボルトによって締付・固定する。
【0008】
【実施例】図1は本校案に係る配線ダクトの説明図で
、図2は図1における配線ダクトを取り付けた状態の
説明図である。分電盤の箱体本体1及び壁面2に取り付
けられ、その分電盤に接続された外部配線3を被覆する
配線ダクト4において、その配線ダクト4を構成する箱
体本体1と当接可能な側板5と前面枠6のすべての部材
の当接面5a,6aの中心から等距離の位置に、箱体本
体1と配線ダクト4を連結する連結用挿通孔7及び連結
用凸ナット8を夫々設けると共に、配線ダクト4と箱体
本体1の当接面5a,6aにおいて、一方の連結用凸ナ
ット8と他方の連結用挿通孔7とが夫々嵌合可能に形成
されている。
【0009】また側板5の前面5bと背面5cの上下端
部近傍の内側には、前面枠6と壁面2に取り付け可能と
する挿通孔9を備えた取り付け板10が溶接され、前面
枠6には取り付け板10の挿通孔9に挿通するスタッド
11と前面板12を取り付け可能とするタップ穴13が
設けられており、前面枠6はナット14によって取り付
け板10に、前面板12はネジ15によって前面枠6の
タップ穴13に締付・固定し、背面5cの内側には電線
支持金具16を支持するナット部17を溶接しており、
ボルト18等によって締付・固定している。
【0010】更に上部配線ダクト4aと下部配線ダクト
4b、また下部配線ダクト4bと箱体本体1を連結ボル
ト19で夫々締付・固定させ、壁面2に壁面取り付けボ
ルト20によって固定し、電線支持金具16に外部配線
3を結束バンド21によって締付・固定している。
【0011】図3は本考案に係る配線ダクトの背面板の
説明図であり、背面板22は必要に応じて取り付けるも
のであり、当接面22aの中心から等距離の位置に、連
結用挿通孔7及び連結用凸ナット8を夫々設けると共
に、背面板22の内側には側面5の背面5cに溶接され
た取り付け板10の挿通孔9に挿通するスタッド11が
設けられており、背面板22はナット14によって取り
付け板10に締付・固定する。そのとき、電線支持金具
16はナット部17ではなく背面板22の内側に設けて
いるナット部23を備えた電線支持金具台24にボルト
25等によって締付・固定される。
【0012】図4は本考案に係る側板の連結部の説明図
であり、側板5の当接面5aに連結用挿通孔7と連結用
凸ナット8を当接面の中心から等距離の位置に設け、互
いの連結用凸ナット8,8の凸部26が連結用挿通孔
7,7側から連結ボルト19によって締付・固定する。
【0013】尚、上記実施例において、連結用ボルト1
9を連結用挿通孔7,7側の上下の両方向から締付・固
定しているが、これは一例であって、連結ボルト19の
個数及び向きはこれに限定されるものでなく、連結ボル
ト19の締付方向も上方向または下方向のみの締付・固
定することもできる。
【0014】更に、その他の構成部品の形状や取り付け
方法も、上記実施例に限定されるものではなく、本考案
の目的および趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更す
ることができる。
【0015】以上説明したように、本考案に係る配線ダ
クトは、分電盤の箱体本体に取り付けられ、前記分電盤
に接続された外部配線を被覆する配線ダクトにおいて、
該配線ダクトを構成する前記箱体本体と当接可能な部材
の当接面の中心から等距離の位置に、前記箱体本体と前
記配線ダクトを連結する連結用挿通孔及び連結用凸ナッ
トを夫々設けると共に、前記当接面において一方の連結
用凸ナットの凸部と他方の連結用挿通孔とが夫々嵌合可
能に形成され、嵌合状態で連結ボルトで締付・固定可能
とすることによって、配線ダクトの上下の向きを確認す
ることなく取り付けができ、連結する際、連結用挿通孔
と連結用凸ナットが嵌合し、連結ボルトを締付・固定す
る穴位置がズレないので、作業性が良好で煩わしさを解
消すると共に、施工時間を著しく短縮できる等の優れた
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る配線ダクトの説明図である。
【図2】図1における配線ダクトを取り付けた状態の説
明図である。
【図3】本考案に係る配線ダクトの背面板の説明図であ
る。
【図4】本考案に係る配線ダクトの連結部の説明図であ
る。
【図5】従来の配線ダクトの説明図である。
【符号の説明】
1・・・箱体本体、2・・・壁面、3・・・外部配線、
4・・・配線ダクト、4a・・・上部配線ダクト、4b
・・・下部配線ダクト、5・・・側板、5a,6a,2
2a・・・当接面、5b・・・前面、5c・・・背面、
6・・・前面枠、7・・・連結用挿通孔、8・・・連結
用凸ナット、9・・・挿通孔、10・・・取り付け板、
11・・・スタッド、12・・・前面板、13・・・タ
ップ穴、14・・・ナット、15・・・ネジ、16・・
・電線支持金具、17,23・・・ナット部、18,2
5・・・ボルト、19・・・連結ボルト、20・・・壁
面取り付けボルト、21・・・結束バンド、22・・・
背面板、24・・・電線支持金具台、26・・・凸部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分電盤の箱体本体に取り付けられ、前記
    分電盤に接続された外部配線を被覆する配線ダクトにお
    いて、該配線ダクトを構成する前記箱体本体と当接可能
    な部材の当接面の中心から等距離の位置に、前記箱体本
    体と前記配線ダクトを連結する連結用挿通孔及び連結用
    凸ナットを夫々設けると共に、前記当接面において一方
    の連結用凸ナットの凸部と他方の連結用挿通孔とが夫々
    嵌合可能に形成され、嵌合状態で連結ボルトで締付・固
    定可能とすることを特徴とする配線ダクト。
JP1992040185U 1992-05-19 1992-05-19 配線ダクト Expired - Lifetime JP2585815Y2 (ja)

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JP1992040185U JP2585815Y2 (ja) 1992-05-19 1992-05-19 配線ダクト

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JP1992040185U JP2585815Y2 (ja) 1992-05-19 1992-05-19 配線ダクト

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JPH0595128U JPH0595128U (ja) 1993-12-24
JP2585815Y2 true JP2585815Y2 (ja) 1998-11-25

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