JPH0313977Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0313977Y2 JPH0313977Y2 JP1987031590U JP3159087U JPH0313977Y2 JP H0313977 Y2 JPH0313977 Y2 JP H0313977Y2 JP 1987031590 U JP1987031590 U JP 1987031590U JP 3159087 U JP3159087 U JP 3159087U JP H0313977 Y2 JPH0313977 Y2 JP H0313977Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chassis
- grounding
- fitting
- bottom plate
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 14
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 210000000130 stem cell Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、本体ケースを形成する金属製の上カ
バーと底板とを合成樹脂製のシヤーシを介し一体
連結したVTRなどの電気機器用アース装置に関
する。
バーと底板とを合成樹脂製のシヤーシを介し一体
連結したVTRなどの電気機器用アース装置に関
する。
「従来の技術」
従来上記のようなVTRにあつては、静電テム
セルなどの対策として上ケースと底板を電気的に
結合する必要があるため、底板に固定支持する配
線基板(PCB)のヒンジを上ケースに連結させ
ている。
セルなどの対策として上ケースと底板を電気的に
結合する必要があるため、底板に固定支持する配
線基板(PCB)のヒンジを上ケースに連結させ
ている。
「考案が解決しようとする問題点」
前記従来技術は、ヒンジ形状が複雑でしかも大
形となり、また作業性に欠けるところがある。こ
こで一端を上カバーとシヤーシ間に、また他端を
底板とシヤーシ間に介在させるべく形成したアー
ス金具を設け、シヤーシに上カバー及び底板を連
結するビスを介し前記アース金具を固定すること
により、上ケースと底板とを電気的に結合させる
前記アース金具を簡単な形状でしかも小形に形成
できるが、これら別々の部材を三重に重ねた状態
で同一ビスで一体連結するので、ビス止め作業に
手間を取り問題があつた。
形となり、また作業性に欠けるところがある。こ
こで一端を上カバーとシヤーシ間に、また他端を
底板とシヤーシ間に介在させるべく形成したアー
ス金具を設け、シヤーシに上カバー及び底板を連
結するビスを介し前記アース金具を固定すること
により、上ケースと底板とを電気的に結合させる
前記アース金具を簡単な形状でしかも小形に形成
できるが、これら別々の部材を三重に重ねた状態
で同一ビスで一体連結するので、ビス止め作業に
手間を取り問題があつた。
「問題点を解決するための手段」
然るに本考案は、前記アース金具の一片を嵌入
する支持枠をシヤーシに形成すると共に、前記支
持枠に係合させる抜け止め片をアース金具の前記
一片を部分的に引き起こして形成し、シヤーシに
アース金具を取付け姿勢で仮り止めするように構
成したものである。
する支持枠をシヤーシに形成すると共に、前記支
持枠に係合させる抜け止め片をアース金具の前記
一片を部分的に引き起こして形成し、シヤーシに
アース金具を取付け姿勢で仮り止めするように構
成したものである。
「作用」
従つて本考案によれば、シヤーシにアース金具
を仮り止めした後、そのシヤーシと上カバー及び
底板とをビス止めすることにより、本体ケースの
組立て作業で上ケースと底板とをアース金具を介
して電気的に結合し得、組立て作業性の向上が図
られる。
を仮り止めした後、そのシヤーシと上カバー及び
底板とをビス止めすることにより、本体ケースの
組立て作業で上ケースと底板とをアース金具を介
して電気的に結合し得、組立て作業性の向上が図
られる。
「実施例」
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図は要部の断面説明図、第2図は全体の
側面図で、図中1は電気機器であるVTR(ビデオ
テープレコーダ)の本体ケースであり、上面部及
び左右側面部を有する金属製の上ケース2、平坦
な金属製の底板3、前記上ケース2と底板3を一
体的に連結する合成樹脂製のシヤーシ4並びに前
面操作パネル5とで構成し、前記シヤーシ4の立
上り部4a上部外側に上ケース2の左右側面部を
重合させ、その左右重合部の前後、計4ケ所を締
付け部材である固定ビス6を介し一体連結する一
方、前記シヤーシ4の底面部4b先端外側に底板
3を重合させ、その左右及び後側重合部を数ケ所
締付け部材である固定ビス7を介し一体連結し、
また前記上ケース2、底板3並びにシヤーシ4の
前側四角枠部に操作パネル5を嵌合させている。
る。第1図は要部の断面説明図、第2図は全体の
側面図で、図中1は電気機器であるVTR(ビデオ
テープレコーダ)の本体ケースであり、上面部及
び左右側面部を有する金属製の上ケース2、平坦
な金属製の底板3、前記上ケース2と底板3を一
体的に連結する合成樹脂製のシヤーシ4並びに前
面操作パネル5とで構成し、前記シヤーシ4の立
上り部4a上部外側に上ケース2の左右側面部を
重合させ、その左右重合部の前後、計4ケ所を締
付け部材である固定ビス6を介し一体連結する一
方、前記シヤーシ4の底面部4b先端外側に底板
3を重合させ、その左右及び後側重合部を数ケ所
締付け部材である固定ビス7を介し一体連結し、
また前記上ケース2、底板3並びにシヤーシ4の
前側四角枠部に操作パネル5を嵌合させている。
なお、背面側の四角枠部はシヤーシ4を張設し
ている。
ている。
第3図にも示す如く、前記上ケース2側面部と
立上り部4a間に一端を、また前記底ケース3左
右側縁と底面部4b間に他端を介在させるべくL
形に形成したアース金具8を備えると共に、左右
後側の固定ビス6下方の立上り部4a外側に、前
記アース金具8の一片8aを嵌入する支持枠9を
一体形成する。またアース金具8の一片8a中央
部には前記支持枠9上面に係合させる抜け止め片
10を形成すると共に、上端中央部には前記固定
ビス6を貫通させるU形溝11を形成し、一方ア
ース金具8の他片8b先端側中央部には前記固定
ビス7を貫通させるビス孔12を形成している。
立上り部4a間に一端を、また前記底ケース3左
右側縁と底面部4b間に他端を介在させるべくL
形に形成したアース金具8を備えると共に、左右
後側の固定ビス6下方の立上り部4a外側に、前
記アース金具8の一片8aを嵌入する支持枠9を
一体形成する。またアース金具8の一片8a中央
部には前記支持枠9上面に係合させる抜け止め片
10を形成すると共に、上端中央部には前記固定
ビス6を貫通させるU形溝11を形成し、一方ア
ース金具8の他片8b先端側中央部には前記固定
ビス7を貫通させるビス孔12を形成している。
而して、上ケース2と底板3とを前記アース金
具9を介し電気的に結合させるもので、アース金
具8の一片8aを支持枠9にこの下方から嵌入さ
せ、その一片8aをシヤーシ4の立上り部4a外
側面に、他片8bをシヤーシ4の底面部4b外側
面に密着させる。従つてシヤーシ4に上ケース2
及び底板3を連結するときの、上ケース2左右側
縁がアース金具8の一片8aに、また底板3の左
右側縁がアース金具8の他片8bにそれぞれ重合
すると共に、固定ビス6のうち左右後側の2本の
U形溝11を介しアース金具8を、また固定ビス
7のうち左右後側の2本がビス孔12を介しアー
ス金具8をそれぞれ貫通し、これらビス6,7に
よつてシヤーシ4に上ケース2及び底板3とアー
ス金具8が共締めされこれらの一体連結が図られ
る。
具9を介し電気的に結合させるもので、アース金
具8の一片8aを支持枠9にこの下方から嵌入さ
せ、その一片8aをシヤーシ4の立上り部4a外
側面に、他片8bをシヤーシ4の底面部4b外側
面に密着させる。従つてシヤーシ4に上ケース2
及び底板3を連結するときの、上ケース2左右側
縁がアース金具8の一片8aに、また底板3の左
右側縁がアース金具8の他片8bにそれぞれ重合
すると共に、固定ビス6のうち左右後側の2本の
U形溝11を介しアース金具8を、また固定ビス
7のうち左右後側の2本がビス孔12を介しアー
ス金具8をそれぞれ貫通し、これらビス6,7に
よつてシヤーシ4に上ケース2及び底板3とアー
ス金具8が共締めされこれらの一体連結が図られ
る。
この結果、加工形成並びに各種部品の取付けが
容易な合成樹脂製のシヤーシ4により連結される
上ケース2と底面3はアース金具8によつて電気
的に結合され、本体ケース1による静電シールド
が図られて静電誘導を遮断できる。
容易な合成樹脂製のシヤーシ4により連結される
上ケース2と底面3はアース金具8によつて電気
的に結合され、本体ケース1による静電シールド
が図られて静電誘導を遮断できる。
「考案の効果」
以上実施例から明らかなように本考案は、本体
ケース1を形成する金属製の上カバー2と底板3
とを合成樹脂製のシヤーシ4を介し一体連結する
と共に、一端を上カバー2とシヤーシ4間に、ま
た他端を底板3とシヤーシ4間に介在させるべく
形成したL形のアース金具8を設け、シヤーシ4
に上カバー2及び底板3を連結するビス6,7を
介し前記アース金具8を固定する電気機器用アー
ス装置において、前記アース金具8の一片8aを
嵌入する支持枠9をシヤーシ4に形成すると共
に、前記支持枠9に係合させる抜け止め片10を
アース金具8の前記一片8aを部分的に引き起こ
して形成し、シヤーシ4にアース金具8を取付け
姿勢で仮い止めするように構成したもので、シヤ
ーシ4にアース金具8を仮り止めした後、そのシ
ヤーシ4と上カバー2及び底板3とをビス6,7
止めすることにより、本体ケース1の組立て作業
で上ケース2と底板3とをアース金具8を介して
電気的に結合できるから、組立て作業性の向上を
図ることができる顕著な効果を奏するものであ
る。
ケース1を形成する金属製の上カバー2と底板3
とを合成樹脂製のシヤーシ4を介し一体連結する
と共に、一端を上カバー2とシヤーシ4間に、ま
た他端を底板3とシヤーシ4間に介在させるべく
形成したL形のアース金具8を設け、シヤーシ4
に上カバー2及び底板3を連結するビス6,7を
介し前記アース金具8を固定する電気機器用アー
ス装置において、前記アース金具8の一片8aを
嵌入する支持枠9をシヤーシ4に形成すると共
に、前記支持枠9に係合させる抜け止め片10を
アース金具8の前記一片8aを部分的に引き起こ
して形成し、シヤーシ4にアース金具8を取付け
姿勢で仮い止めするように構成したもので、シヤ
ーシ4にアース金具8を仮り止めした後、そのシ
ヤーシ4と上カバー2及び底板3とをビス6,7
止めすることにより、本体ケース1の組立て作業
で上ケース2と底板3とをアース金具8を介して
電気的に結合できるから、組立て作業性の向上を
図ることができる顕著な効果を奏するものであ
る。
第1図は要部の断面説明図、第2図は全体の側
面図、第3図はアース金具の取付説明図である。 1……本体ケース、2……上ケース、3……底
板、4……シヤーシ、6,7……固定ビス(締付
け部材)、8……アース金具。
面図、第3図はアース金具の取付説明図である。 1……本体ケース、2……上ケース、3……底
板、4……シヤーシ、6,7……固定ビス(締付
け部材)、8……アース金具。
Claims (1)
- 本体ケース1を形成する金属製の上カバー2と
底板3とを合成樹脂製のシヤーシ4を介し一体連
結すると共に、一端を上カバー2とシヤーシ4間
に、また他端を底板3とシヤーシ4間に介在させ
るべく形成したL形のアース金具8を設け、シヤ
ーシ4に上カバー2及び底板3を連結するビス
6,7を介し前記アース金具8を固定する電気機
器用アース装置において、前記アース金具8の一
片8aを嵌入する支持枠9をシヤーシ4に形成す
ると共に、前記支持枠9に係合させる抜け止め片
10をアース金具8の前記一片8aを部分的に引
き起して形成し、シヤーシ4にアース金具8を取
付け姿勢で仮り止めするように構成したことを特
徴とする電気機器用アース装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987031590U JPH0313977Y2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987031590U JPH0313977Y2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63139766U JPS63139766U (ja) | 1988-09-14 |
JPH0313977Y2 true JPH0313977Y2 (ja) | 1991-03-28 |
Family
ID=30837468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987031590U Expired JPH0313977Y2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0313977Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS567094Y2 (ja) * | 1977-05-19 | 1981-02-16 | ||
JPS5611339Y2 (ja) * | 1977-09-22 | 1981-03-13 | ||
JPS58155771U (ja) * | 1982-04-12 | 1983-10-18 | 株式会社明電舎 | 電気機器筐体の接地装置 |
JPS5977776U (ja) * | 1982-11-17 | 1984-05-25 | 日本ビクター株式会社 | ア−ス部品 |
-
1987
- 1987-03-03 JP JP1987031590U patent/JPH0313977Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63139766U (ja) | 1988-09-14 |
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