JPH0234876Y2 - - Google Patents

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JPH0234876Y2
JPH0234876Y2 JP1986017302U JP1730286U JPH0234876Y2 JP H0234876 Y2 JPH0234876 Y2 JP H0234876Y2 JP 1986017302 U JP1986017302 U JP 1986017302U JP 1730286 U JP1730286 U JP 1730286U JP H0234876 Y2 JPH0234876 Y2 JP H0234876Y2
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shield plate
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coaxial cable
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、プリント基板に設けた入出力信号端
子のシールド板に関するものである。
「従来の技術」 テレビブースタなどの入出力信号端子に同軸ケ
ーブル等を接続する場合、テレビ信号とテレビ信
号増幅回路用電源が重畳されて同時に伝送されて
いる。このような高周波機器では、出力信号が増
幅回路にフイードバツクされたり、高周波信号が
入出力端子間で結合して発振することがあるの
で、発振を防止するため、入出力信号端子を囲む
シールド板を設けている。その例として、実公昭
57−56462号「同軸ケーブル接続端子」がある。
発振を防止するシールド板を設けたものと設け
ないものとの周波数特性上の差異は第4図に示す
とおりである。すなわち、第4図では、横軸に周
波数、縦軸に利得を示し、実線がシールド板を設
けたもので、破線はシールド板を設けてないもの
であつて、シールド板を設けたものは周波数が変
わつても利得が安定し周波数特性自体優れている
ことを示している。
第5図および第6図は、天井開放形で同軸ケー
ブル入線接続側を開放して入出力信号端子を囲ん
だシールド板を設けたもので、プリント基板10
1に同軸ケーブル102を接続するのに同軸ケー
ブル102のシールド編組103をΩ字状の端子
金具104にて押圧せしめ、その両端をネジ10
5,105にて螺締し、シールド編組103を基
準電位部に接続する。また、同軸ケーブル102
の芯線106は、信号端子となる台状の端子金具
107上に載置し、ネジ108にて螺締する。シ
ールド板109は、導電金属板であつて、天井開
放形で同軸ケーブル入線接続側を開放して入出力
信号端子を囲み、プリント基板101との取付部
でその基準電位部と接続してある。
芯線106とシールド板109とが何らかの原
因で接触すると、入出力信号端子でのテレビジヨ
ン放送信号等が短絡状態となり、高周波信号が大
きく減衰したり、電源が焼けたりすることがあつ
た。それを防ぐため第5図に示すように、シール
ド板109の内面に絶縁テープ110を貼付けた
り、あるいは実開昭50−156790号「同軸ケーブル
用プラグ」のように芯線とシールド板との間に別
体の絶縁体を介在させたものがある。また、第6
図に示すようにシールド板109の芯線106に
対向する箇所に通し孔111を穿設し、芯線10
6とシールド板109との接触を防止したものが
ある。
「考案が解決しようとする問題点」 芯線106とシールド板109との接触を防ぐ
ために、第5図に示すように絶縁テープ110を
貼付けるものや別体の絶縁体を介在させたものに
おいては、絶縁テープ110を貼らない場合や絶
縁体を介在させない場合と比べ、作業工数を要し
コスト高となる。また、第6図に示すようにシー
ルド板109に通し孔111を穿設したものは、
通し孔111を穿設しない場合に比べ、シールド
効果が低下する。
「考案が解決しようとする手段」 そこで、本考案は、上記の事情に鑑み、周波数
の特性を向上させ、短絡事故を防止し、組立作業
性の向上を図つた天井開放形で同軸ケーブル入線
接続側を開放した入出力信号端子のシールド板を
提供すべく、金属板と絶縁物を積層し一体化した
合板で形成したシールド板を用いて絶縁物を芯線
側に位置するように形成して入出力信号端子を囲
ませたものである。
「作用」 金属板と絶縁物を積層して一体化したシールド
板で入出力信号端子を絶縁物を内面側にして囲
み、芯線とシールド板との短絡を防止する。
「実施例」 第1図に示すように、高周波信号機器のプリン
ト基板1上に台状の端子金具7が設けてあつて、
ここに上記の従来の技術に記載したと同様にして
同軸ケーブル2のシールド編組3をΩ字状の端子
金具4にて押圧し、その両端をネジ5,5にて螺
締して、シールド編組3をプリント基板1の基準
電位部に導通させる。また、同軸ケーブル2の芯
線6を信号端子となる台状の端子金具7の上にの
せ、ネジ8にて螺締する。この高周波信号機器の
入出力信号端子から放射される高周波機器による
不要部を遮蔽するため入出力信号端子を天井開放
形で同軸ケーブル入線接続側を開放したコ字状シ
ールド板9で取り囲む。
このシールド板9は複合亜鉛メツキ鋼板などの
導電金属板で、ポリ塩化ビニール樹脂、アクリル
樹脂、酢酸ビニール樹脂フイルムなどの絶縁物2
1で積層し一体化した合板で形成されている。
シールド板9の詳細は、第3図に示し、中間壁
9aとその中間壁9aの両端から延びる両側壁9
b,9bよりなり、絶縁物21を内側にコ字状断
面にプレス加工にて屈曲形成する。中間壁9aお
よび側壁9b,9bには、それぞれプリント基板
1に取付ける突起22,22,22,22を形成
する。この突起22,22,22を、第2図に示
すようなプリント基板1に穿設した取付孔23,
23,23,23に嵌めてハンダ24にて基準電
位面に固定する。プリント基板1に取付けたシー
ルド板9と入出力信号端子は環状の絶縁物25に
よりその金属板と電気的に絶縁されている。
「考案の効果」 本考案は、上述のように、入出力信号端子を天
井開放形で同軸ケーブル入線接続側を開放したコ
字状シールド板で遮蔽し、コ字状シールド板には
芯線の通し孔を穿設してないで、入出力信号端子
で放射される高周波が遮蔽され、周波数特性が向
上する。また、コ字状シールド板の内側は、絶縁
物で覆われているので、同軸ケーブルの芯線が当
接していても短絡状態となることはない。その
上、本考案のコ字状シールド板は、金属板と絶縁
物が一体的に積層されているので、プリント基板
に取付けた後別個の絶縁テープを貼付けたり、別
個の絶縁体を介在させる作業は必要でなく、組立
作業性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の具体的一実施例で、第1
図はその平面図、第2図は第1図の底面図、第3
図はシールド板を示し、第3a図はその平面図、
第3b図は第3a図の正面図、第3c図は第3a
図の右側面図、第4図は入出力信号端子を囲むシ
ールド板を設けた場合と、シールド板を設けない
場合とを比較する周波数特性図、第5図および第
6図は従来の入出力信号端子用シールド板の斜視
図を示す。 2……同軸ケーブル、21……絶縁物、6……
芯線、9……コ字状シールド板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高周波信号機器の入出力同軸ケーブル芯線を取
    付ける入出力信号端子を、入出力信号端子側に絶
    縁物が位置するように金属板と絶縁物を積層し一
    体化した合板で形成した天井開放形で同軸ケーブ
    ル入線接続側を開放したコ字形の下端にプリント
    基板に嵌める突起を突設したシールド板で、囲ん
    でなる入出力信号端子用シールド板。
JP1986017302U 1986-02-08 1986-02-08 Expired JPH0234876Y2 (ja)

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JP1986017302U JPH0234876Y2 (ja) 1986-02-08 1986-02-08

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JPS62131497U JPS62131497U (ja) 1987-08-19
JPH0234876Y2 true JPH0234876Y2 (ja) 1990-09-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843218U (ja) * 1981-09-16 1983-03-23 株式会社山形グラビヤ フリ−芯材装着の手提袋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53107187U (ja) * 1977-02-04 1978-08-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5843218U (ja) * 1981-09-16 1983-03-23 株式会社山形グラビヤ フリ−芯材装着の手提袋

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JPS62131497U (ja) 1987-08-19

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