JPS589422Y2 - 入力接続装置 - Google Patents

入力接続装置

Info

Publication number
JPS589422Y2
JPS589422Y2 JP7893178U JP7893178U JPS589422Y2 JP S589422 Y2 JPS589422 Y2 JP S589422Y2 JP 7893178 U JP7893178 U JP 7893178U JP 7893178 U JP7893178 U JP 7893178U JP S589422 Y2 JPS589422 Y2 JP S589422Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shield case
outer conductor
capacitor
input terminal
connection device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7893178U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54180633U (ja
Inventor
郷原剛
Original Assignee
三洋電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三洋電機株式会社 filed Critical 三洋電機株式会社
Priority to JP7893178U priority Critical patent/JPS589422Y2/ja
Publication of JPS54180633U publication Critical patent/JPS54180633U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS589422Y2 publication Critical patent/JPS589422Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジョン受像機等の放送受信機に使用する
入力接続装置に関するものである。
例えばトランスレス電源型のテレビジョン受像機におい
ては感電を防止するため入力接続端子をシャーシに対し
絶縁する方策がとられている。
第1図において、1は入力端子板、2は入力端子3に供
給された信号を出力端子4から同軸ケーブル5を通して
チューナ6に供給すると共に直撃電波防止及び感電防止
用のコンデンサ部品が内蔵された入力接続装置、そして
?、8.9は受像機のシャーシ、キャビネット、ブラウ
ン管である。
ここでチューナ6の筐体とシャーシ7とは電気的に同電
位の関係にあり、また入力接続装置2の出力端子4の外
側導体がシールドケース10に直かに接触しているので
、チューナ6の貫通コンデンサ11と前記出力端子4を
結ぶ同軸ケーブル5の外側導線を通して前記シールドケ
ース10はシャーシ電位と同電位に保持されている。
従ってシールドケース10から外部に露出する入力端子
3の外周をシールドケース10に接触するようにしてお
けばシールドケース10はアース電位に保持される筈で
あるが、トランスレス電源型受像機の場合には受像機の
電源コードの差込みを反対にするとシャーシTが高電位
になることがあり、このような場合には前記入力端子3
に高電圧が現われ、危険である。
それ故安全規格の面から前記入力端子3とシャーシ7と
は電気的に遮断し、その間にコンデンサ部品を取り付け
なければならない。
このコンデンサは電源周波数に対してはインピーダンス
が大きくシールドケースを電源電圧から遮断し、高周波
に対してはインピーダンスが小さくシールドケースなア
ースに結ぶのでシールドケースはシールド効果を発揮す
る。
第2図はこのような配慮を施した先行技術の入力接続装
置の平面図、〔ただしシールドケース10の蓋体は脱し
て示しである〕であり、第3図はそのA−A’線断面図
を示している。
第2図、第3図において12は絶縁基板であり、シール
ドケース10はその内部底面に施した絶縁板13と共に
ビス14によってこの絶縁基板13に固定される。
絶縁基板13には入力接続装置2をテレビジョン受像機
へ取り付けるための取り付は穴15等を備えている。
入力端子及び出力端子はそれぞれ2つずつあるが、その
うち3a、4aはVHF用であり、3b 、4bはUH
F用である。
16,17はVHF用入力端子3aの外側導体18とシ
ールドケース10とを接続するコンデンサであり、19
はUHF入力端子3bの外側導体20とシールドケース
10とを接続するコンデンサであって、これらのコンデ
ンサは上述の安全規格の面から導入されているものであ
る。
同様に21.22は入力端子3a 、3bの内導体23
.24と出力端子4a、4bの内導体25,26間に挿
入されたコンデンサであって、該コンデンサ21.22
は信号路を通じてチューナ側の直流電源がアンテナ側に
及ぶのを阻止する役目を果たす。
尚、出力端子4a、4bは内側導体25.26以外に外
側導体27.28を有しているが、この外側導体27゜
28はシールドケース10に直接結合されている。
これに対して、入力端子3atabの外側導体1820
は第3図の断面図からも分るようにシールドケース10
とは分離されていて、上記コンデンサi6.i7.i9
によってシールドケース10に接続されている。
ところで、このように入力端子3 a 、3 bの外側
導体18.20とシールドケース10との間にリード線
付きコンデンサ16,11,19を用いて接続するもの
においては作業性が悪いばかりでなくリード線が具有す
るインダクタンスによってシールドケース10のアース
が不完全となって直接波の進入ドラフルを生じるという
欠点があり、好ましくなかった。
本考案は斯る点に鑑み、リードレスコンデンサを用いて
入力端子の外側導体とシールドケースとをコンデンサ接
続するようにした入力接続装置を提案するものである。
以下第4図〜第7図(第1図〜第3図と同様のものにつ
いては同一の信号を付しである)に示した実施例に従っ
て本考案を詳述する。
本考案においては第6図に示すようにシールドケース1
0の底面に穿設した孔29に取り付ける入力端子3a′
を筒状絶縁部30と、この筒状絶縁部30の内側に配さ
れると共に鍔部32が前記筒状絶縁部30から露出した
鍔付き外側導体31と前記外側導体31よりも内方に配
された内側導体33とを有するように形成し、両面に電
極35゜36が形成されたドーナツ状のコンデンサ34
を前記入力端子3 a/の筒状絶縁部30上に施こすと
共に前記コンデンサ34の1つの電極36を前記外側導
体31の鍔部32と半田結合すると共に他の電極35を
前記シールドケース10に半田結合するようになってお
り、その際、図示の実施例では金属性のコンデンサカバ
ー37の収納部38(第7図参照)に第1環状半田39
を介してコンデンサ34を収納すると共に第2環状半田
40を介して入力端子3 a/を挿通し、次いでコンデ
ンサカバー37の貫通部41を第3環状半田42を介し
てシールドケース10の穴29に貫通せしめ、しかる後
半田39,40,42に熱を加えて所定の半田固定を行
なう。
その際、半田39,40゜42は熱によってとけると共
にその環状の形を失なう。
尚、第3環状半田42はシールドケース10とコンデン
サカバー37との固定を行ない、第1環状半田39はコ
ンデンサ34とシールドケース3γとの固定を行なう。
また、第29状半田40はコンデンサ34と入力端子3
a/の外側導体31の鍔部32との結合を行なう。
上述9組立て順序はあくまでも→IJ[過ぎないから、
多少の変更は自由であり1例えば第2環状半田40によ
る半田付けを先にして予めコンデンサ34と入力端子3
aとを一体化しておいて取り付けてもよい。
第6図において、出力端子4aは取り付は穴43に貫通
され第4環律半田44によってシールドケース10に半
田固定される。
その後点線45に沿ってシールドケース10の側壁部4
6は直角に折り曲げられて第4図及び第5図に示すよう
になる。
尚、第5図において41はシールドケースのカバーであ
り、48は組立て後に施した絶縁樹脂である。
絶縁基板12とシールドケース10は、ビス49゜50
によって合体される。
叙七の通り本考案によればリード線のな、いコンデンサ
を直かにシールドケースと入力端子の外側導体とに結合
するものであるから従来、のようにコンデンサのリード
線によるインダクタンス成分によってシールドケースの
アースが不完全となって直接波がとび込む等のドラフル
を避けることができる。
また、製造上の作業性も従来のものに比し頗る向上する
という利点があり、本考案は極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図はテレビジョン受像機の要部概略を説明するため
の模式図であり、第2図はそれに使用する入力接続装置
の先行技術を示す平面図、第3図は第2図のA−A’線
断面図である。 第4図は本考案を実施した人力接続装置のカバーをとっ
て示す平面図であり、第5図は本考案装置の半断面図、
第6図は同じく本考案装置の要部分解斜視図、そして第
7図は使用部品を半断面して示す斜視図である。 3a・・・・・・入力端子、4a・・・・・・出力端子
、10・・・・・・シールドケース、31・・・・・・
外側導体、32・・・・・・鍔、33・・・・・・内側
導体、34・・・・・・ドーナツ状コンデンサ、35.
36・・・・・・電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トランスレス電源型放送受信機のシャーシに接続される
    シールドケースと、該シールドケースに取り付けられた
    出力端子と、前記出力端子に接続される内側導体と該内
    側導体とは絶縁された外側導体とを有すると共に前記シ
    ールドケースに取り付けられた入力端子と、前記入力端
    子の外側導体と前記シャーシとを接続するコンデンサ部
    品を有する入力接続装置において、前記入力端子を筒状
    絶縁部と、この筒状絶縁部の内側に配されると共に鍔部
    が前記筒状絶縁部から露出した鍔付き外側導体と前記外
    側導体よりも内方に配された内側導体とを有するように
    形成し、両面に電極が形成されたドーナツ状のコンデン
    サを前記入力端子の筒状絶縁部上に施こすと共に前記コ
    ンデンサの1つの電極を前記外側導体の鍔部と半田結合
    すると共に他の電極を前記シールドケースに半田結合し
    たことを特徴とする入力接続装置。
JP7893178U 1978-06-08 1978-06-08 入力接続装置 Expired JPS589422Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7893178U JPS589422Y2 (ja) 1978-06-08 1978-06-08 入力接続装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7893178U JPS589422Y2 (ja) 1978-06-08 1978-06-08 入力接続装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54180633U JPS54180633U (ja) 1979-12-20
JPS589422Y2 true JPS589422Y2 (ja) 1983-02-21

Family

ID=28996436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7893178U Expired JPS589422Y2 (ja) 1978-06-08 1978-06-08 入力接続装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS589422Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54180633U (ja) 1979-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6343872B2 (ja)
JPH10163668A (ja) シールドケース
JPH06310337A (ja) アンテナコネクタ
JPS5861583A (ja) 電子制御装置の雑音防止装置およびその製造方法
JPS589422Y2 (ja) 入力接続装置
US4122416A (en) Shielded, D.C. isolated RF connector assembly
US5351018A (en) Antenna isolation assembly for hot chassis receiver
JPS6236360Y2 (ja)
CN110571601A (zh) 滤波结构及微距形滤波连接器插座及其滤波实现方法
JPS5930525Y2 (ja) 貫通形コンデンサユニット
JPS5824423Y2 (ja) ド−ナツガタ cr フクゴウブヒン
JPS6236356Y2 (ja)
JPH0138908Y2 (ja)
JPS594462Y2 (ja) アンテナブロツク
JPH05259926A (ja) コネクタ入力チューナー
JPS5812384Y2 (ja) チヨクレツユニツト
JPH0122280Y2 (ja)
JPS6015327Y2 (ja) 貫通形コンデンサ
JPS6246356Y2 (ja)
JPS587692Y2 (ja) フイルタ
JPH0521946Y2 (ja)
JPH11185888A (ja) テレビプラグ
JPS5926535Y2 (ja) コネクタ
KR890006518Y1 (ko) 텔레비젼 안테나 단자의 시일드장치
JPH0134403Y2 (ja)