JPS6246356Y2 - - Google Patents

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JPS6246356Y2
JPS6246356Y2 JP1981135459U JP13545981U JPS6246356Y2 JP S6246356 Y2 JPS6246356 Y2 JP S6246356Y2 JP 1981135459 U JP1981135459 U JP 1981135459U JP 13545981 U JP13545981 U JP 13545981U JP S6246356 Y2 JPS6246356 Y2 JP S6246356Y2
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JP
Japan
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shield case
capacitor
conductor
coaxial cable
coaxial connector
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JP1981135459U
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JPS5840954U (ja
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  • Noise Elimination (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金属シヤーシが商用交流電源の一方の
電位と等電位となる電子機器にアンテナ信号を供
給するアンテナ信号供給装置に関する。
トランスレスのテレビジヨン受像機にあつて
は、金属シヤーシが商用交流電源の一方の電位と
等しいために、同軸ケーブルを通じてアンテナ信
号をチユーナに導入する場合、同軸ケーブルの外
部導体もまた商用交流電源の一方の電位に保たれ
ることになり、この同軸ケーブルを、例えばテレ
ビの裏蓋等に取付けられる同軸コネクタに、その
まま接続すると感電の危険性があると同時に、ア
ンテナ系統に商用電源電圧が重畳して種々の悪影
響を及ぼす。
かかる不具合を解消すべく、チユーナに接続さ
れる同軸ケーブルの外部導体と同軸コネクタの外
部導体との間、および、同軸ケーブルの内部導体
と同軸コネクタの内部導体との間にはそれぞれコ
ンデンサが接続されている。しかし乍ら、単にコ
ンデンサを接続するだけでは、これらのリード線
に外部電界が作用してノイズが発生したり、ある
いは定住波比の変化に伴つてゴーストを生ずるこ
とになる。従つて、同軸ケーブルと同軸コネクタ
とを接合するコンデンサに対してもまた電磁シー
ルドが必要になる。
第1図は従来のアンテナ信号供給装置の構成を
示す断面図で、シールドケース3は大小二つの透
孔を有し、このシールドケース3の大きな透孔に
は、同軸ケーブル5を貫通させ得る透孔を持つた
誘電体41の相対向面にそれぞれ電極42および
43を被着してなるコンデンサ4が連結され、シ
ールドケース3と電極43とは電気的にも接続さ
れており、同軸ケーブル5の外部導体5bと電極
42とが半田付けされている。
一方、シールドケース3の小さな透孔には、板
体2の穴を貫通する同軸コネクタ1が挿入され、
この同軸コネクタ1の鍔13とナツト14との間
で板体2およびシールドケース3の一面が共締め
されている。すなわち、シールドケース3は同軸
コネクタ1によつて板体2に取付けられるととも
にその外部導体12に接続されている。
また、シールドケース3の内部にはコンデンサ
6が設けられ、このコンデンサ6の一方のリード
線6aは同軸ケーブル5の内部導体5aに、他方
のリード線6bは同軸コネクタ1の内部導体11
にそれぞれ接続されている。
このような構成を採ることによつて、同軸ケー
ブル5の外部導体5bがたとえ商用交流電源の一
方の電位に保たれたとしても、コンデンサ4を介
在させたことによつてシールドケース3および同
軸コネクタ1に商用交流電源電圧が発生すること
を阻止し得、さらに、コンデンサ6およびそのリ
ード線6a,6bは同軸コネクタの外部導体1
2、シールドケース3およびコンデンサの電極4
2,43によつて電磁的にほぼ完全にシールドせ
られることになり、これによつてノイズの重畳を
防いでいる。
斯かる従来のアンテナ信号供給装置にあつては
確かに感電の危険性と電波の飛び込みによる障害
を防止し得るものの、コンデンサ4に発生する電
界の作用により内部導体5aに発生する30MHz以
下のノイズや、チユーナによつて周波数変換され
た映像中間周波信号若しくは音声中間周波信号
(以下これらを併せて中間周波信号と言う)およ
び局部発振回路の雑音信号がアンテナに漏れて他
の受像機に妨害を与える場合があつた。特に、共
聴方式(CATV方式)が使用される場合に、この
中間周波信号が分配器等に漏れるとその影響が極
めて大きく、このような影響を低く抑さえ得る簡
易な構成のアンテナ信号供給装置の出現が強く望
まれていた。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、感
電の危険性および電波の飛び込みによる障害を防
止するとともに、商用電源電圧を阻止するコンデ
ンサに発生するノイズや中間周波信号が共聴シス
テムを含むアンテナ系統に漏れることを防止する
アンテナ信号供給装置の提供を目的とする。
以下、添付図面を参照して本考案の一実施例に
ついて説明する。
第2図は本考案によるアンテナ信号供給装置の
構成を示す断面図で、第3図はその作用を説明す
る等価回路図である。図中、第1図と同一符号を
付したものはそれぞれ同一の要素を示し、これら
以外の7は遮断周波数がほぼ30MHzの低域除去フ
イルタ(高域フイルタとも言う)で、この低域除
去フイルタ7はシールドケース3の内部でコンデ
ンサ6と直列に接続されている。すなわち、低域
除去フイルタ7の一方の信号端子7bは同軸コネ
クタ1の内部導体11に、他方の信号端子7aは
コンデンサ6の一端6bにそれぞれ接続されると
ともにこのコンデンサ6の他端6aが同軸ケーブ
ル5の内部導体5aに接続され、さらに、低域除
去フイルタ7の接地端子7cがシールドケース3
に接続されている。
ここで、低域除去フイルタ7がコンデンサ
C11,C12およびコイルLをT形に接続したもので
あれば、第3図の等価回路で示す如く、同軸コネ
クタ1の外部導体W1と同軸ケーブル5の外部導
体W2とがコンデンサC2を介して接続され、同軸
コネクタの内部導体X1と同軸ケーブル5の内部
導体X2とがコンデンサC11,C12,C1を介して接
続され、且つ、コンデンサC11およびC12の接続点
がコイルLを介して外部導体W1に接続された状
態で接地せられる。
かくして、低域除去フイルタ7が30MHz以下の
ノイズを除去することから商用電源電圧を阻止す
るコンデンサに発生するノイズや、チユーナー内
の中間周波信号および商用電源周波信号がアンテ
ナ系統に漏れることを阻止し得る。
なお、低域除去フイルタ7が第3図の等価回路
で示した如く、コンデンサC11,C12およびコイル
LをT形に配置した場合には、コンデンサC12
コンデンサC1の作用をも伴せて行なうことにな
り、この場合に限つてコンデンサC16を省略す
ることができる。しかしながら、低域除去フイル
タ7として定K形若しくはπ形のものを用いた場
合には同軸ケーブル5の内部導体X2と外部導体
W2とが直流的に短絡することも考えられるの
で、これを防止すべくここでは低域除去フイルタ
7とコンデンサ6とを直列に接続したものであ
る。
一方、コンデンサ6および低域除去フイルタ7
は、同軸コネクタの外部導体12、シールドケー
ス3およびコンデンサ4の電極42,43によつ
て電磁的にほぼ完全にシールドされるので、これ
らの部品を接続するリード線に電波が飛び込むこ
ともなく、ゴーストを生じる如き障害を完全に回
避することができる。
なお、上記実施例では低域除去フイルタ7の接
地端子7cをシールドケース3に接続したが、こ
れを同軸コネクタ1の外部導体12に接続して
も、これと全く同様な効果が得られることは勿論
である。
以上の説明によつて明らかな如く、本考案のア
ンテナ信号供給装置によれば、感電の危険性およ
び電波の飛び込みによる障害を防止するとともに
TVより発生するノイズがアンテナ系統より漏れ
ることを防止し得、これによつてテレビ共聴シス
テムの構成が極めて簡易化されるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアンテナ信号供給装置の構成を
示す断面図、第2図は本考案によるアンテナ信号
供給装置の一実施例の構成を示す断面図、第3図
は同実施例の作用を説明するための等価回路図で
ある。 1……同軸コネクタ、2……板体、3……シー
ルドケース、4,6……コンデンサ、5……同軸
ケーブル、7……低域除去フイルタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1および第2の透孔を有するシールドケース
    と、同軸ケーブルを貫通させ得る透孔を持つた誘
    電体の相対向面にそれぞれ第1および第2の電極
    を被着してなるコンデンサとを具え、前記シール
    ドケースの第1の透孔に前記コンデンサを当てが
    つた状態でその第2の電極を前記シールドケース
    に接続し、前記シールドケースの第2の透孔を貫
    通してこの同軸コネクタを挿入して取付け、前記
    同軸コネクタの外部導体を前記シールドケースに
    接続したアンテナ信号供給装置において、前記シ
    ールドケース内に、低域除去フイルタを設け、前
    記コンデンサの透孔に同軸ケーブルを貫通させて
    その外部導体と前記コンデンサの第1の電極とを
    接続し、前記低域除去フイルタの一方の信号端子
    を前記同軸コネクタの内部導体に、前記低域除去
    フイルタの他方の信号端子を前記同軸ケーブルの
    内部導体に、前記低域除去フイルタの接地端子を
    前記シールドケースまたは前記同軸端子の外部導
    体に、それぞれ接続したことを特徴とするアンテ
    ナ信号供給装置。
JP13545981U 1981-09-14 1981-09-14 アンテナ信号供給装置 Granted JPS5840954U (ja)

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JP13545981U JPS5840954U (ja) 1981-09-14 1981-09-14 アンテナ信号供給装置

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JP13545981U JPS5840954U (ja) 1981-09-14 1981-09-14 アンテナ信号供給装置

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Publication Number Publication Date
JPS5840954U JPS5840954U (ja) 1983-03-17
JPS6246356Y2 true JPS6246356Y2 (ja) 1987-12-14

Family

ID=29928824

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JP13545981U Granted JPS5840954U (ja) 1981-09-14 1981-09-14 アンテナ信号供給装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2573331Y2 (ja) * 1990-11-20 1998-05-28 日本電気株式会社 フィルタユニットの構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5521266U (ja) * 1978-07-31 1980-02-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS578279Y2 (ja) * 1975-11-25 1982-02-17
JPS5591276U (ja) * 1978-12-19 1980-06-24
JPS598424Y2 (ja) * 1979-10-15 1984-03-15 マスプロ電工株式会社 保安器

Patent Citations (1)

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JPS5521266U (ja) * 1978-07-31 1980-02-09

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JPS5840954U (ja) 1983-03-17

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