JPH0425825Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0425825Y2 JPH0425825Y2 JP1988122143U JP12214388U JPH0425825Y2 JP H0425825 Y2 JPH0425825 Y2 JP H0425825Y2 JP 1988122143 U JP1988122143 U JP 1988122143U JP 12214388 U JP12214388 U JP 12214388U JP H0425825 Y2 JPH0425825 Y2 JP H0425825Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feedthrough capacitor
- conductor
- center conductor
- feedthrough
- capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 41
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 27
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 4
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は高周波回路に対し直流成分を取り出し
たり又は入力する場合のケーブルの接続に使用さ
れる同軸コネクタであつて、妨害電磁波の外部へ
のふく射や外部からの雑音の侵入を抑制するため
の貫通コンデンサを有する同軸コネクタに関す
る。
たり又は入力する場合のケーブルの接続に使用さ
れる同軸コネクタであつて、妨害電磁波の外部へ
のふく射や外部からの雑音の侵入を抑制するため
の貫通コンデンサを有する同軸コネクタに関す
る。
(従来の技術)
高周波回路において直流端子を設ける場合、無
線周波数信号のふく射の抑圧のために貫通コンデ
ンサを取り付けている。然しながら、同軸ケーブ
ルコネクタを使用する場合で無線周波数信号のふ
く射の抑圧のためには、コネクタの前で基板上に
チツプコンデンサを入れる方法等が行われてい
る。
線周波数信号のふく射の抑圧のために貫通コンデ
ンサを取り付けている。然しながら、同軸ケーブ
ルコネクタを使用する場合で無線周波数信号のふ
く射の抑圧のためには、コネクタの前で基板上に
チツプコンデンサを入れる方法等が行われてい
る。
(考案が解決しようとする課題)
チツプコンデンサを持いる方法では、高周波成
分に対して余り大きな減衰量は得られず、ふく射
の抑圧や外部からの雑音の侵入の抑圧は困難であ
る。また、その取り付け作業も面倒で、手間を要
する。
分に対して余り大きな減衰量は得られず、ふく射
の抑圧や外部からの雑音の侵入の抑圧は困難であ
る。また、その取り付け作業も面倒で、手間を要
する。
本考案はUHF帯等でも十分な減衰特性が得ら
れる同軸コネクタを提供しようとするものであ
る。
れる同軸コネクタを提供しようとするものであ
る。
(課題を解決するための手段)
本考案は貫通コンデンサの両極間を貫通して中
心導体回路を設け、この貫通コンデンサの一極を
この中心導体回路に導結すると共に他極を外部導
体回路に導結したことを特徴とする。
心導体回路を設け、この貫通コンデンサの一極を
この中心導体回路に導結すると共に他極を外部導
体回路に導結したことを特徴とする。
また、本考案は貫通コンデンサと中心導体が同
一軸線上に配置されてこの貫通コンデンサの貫通
導体の一端が該中心導体と電気的に導結され、外
周に取り付け用の鍔及び締め付けナツト用のネジ
部を備えた外部導体をこの中心導体の外周に絶縁
材を介し嵌合してこの外部導体の一端部を該貫通
コンデンサのネジ部に螺合したことを特徴とす
る。
一軸線上に配置されてこの貫通コンデンサの貫通
導体の一端が該中心導体と電気的に導結され、外
周に取り付け用の鍔及び締め付けナツト用のネジ
部を備えた外部導体をこの中心導体の外周に絶縁
材を介し嵌合してこの外部導体の一端部を該貫通
コンデンサのネジ部に螺合したことを特徴とす
る。
(作用)
高周波回路から取り出された直流電流が中心導
体回路を通つて機器に送られ、戻り電流は外部導
体回路を通つて接地される。又は直流電流が中心
導体回路を通つて高周波回路に入力され、戻り電
流は外部導体回路を通つて接地される。
体回路を通つて機器に送られ、戻り電流は外部導
体回路を通つて接地される。又は直流電流が中心
導体回路を通つて高周波回路に入力され、戻り電
流は外部導体回路を通つて接地される。
高周波回路から高周波信号が直流端子を通つて
外部へ漏れたり、又は外部のノイズが中に侵入し
て、悪影響を及ぼそうとする場合、この貫通コン
デンサによる減衰特性が発現してそれらの発生を
防ぐ。
外部へ漏れたり、又は外部のノイズが中に侵入し
て、悪影響を及ぼそうとする場合、この貫通コン
デンサによる減衰特性が発現してそれらの発生を
防ぐ。
このコネクタは外部導体を基板等の取り付け側
の取り付け孔に挿入し、取り付け用の鍔をこの取
り付け側に当接させる。この外部導体に、この取
り付け側を挟んでこの鍔と反対側に遊嵌した内歯
座金及び螺合した締め付けナツトにより、取り付
け側に締着する。貫通コンデンサの他端側にはそ
の他端を高周波回路に接続された同軸ケーブルの
一端が通常のように接続される。機器から延びて
いる接続ケーブルの端部のコネクタをこのコネク
タに嵌合すれば、両ケーブルが電気的に導結され
て使用に供せる。電流は内部導体を流れ、戻り電
流は外部導体に流れて適当に接地される。
の取り付け孔に挿入し、取り付け用の鍔をこの取
り付け側に当接させる。この外部導体に、この取
り付け側を挟んでこの鍔と反対側に遊嵌した内歯
座金及び螺合した締め付けナツトにより、取り付
け側に締着する。貫通コンデンサの他端側にはそ
の他端を高周波回路に接続された同軸ケーブルの
一端が通常のように接続される。機器から延びて
いる接続ケーブルの端部のコネクタをこのコネク
タに嵌合すれば、両ケーブルが電気的に導結され
て使用に供せる。電流は内部導体を流れ、戻り電
流は外部導体に流れて適当に接地される。
(実施例)
第1図は回路図で、第2図が構造を示す半分断
面図、第3図は同側面図、第4図は同軸コネクタ
の別の態様の半分断面図である。
面図、第3図は同側面図、第4図は同軸コネクタ
の別の態様の半分断面図である。
1は市販の貫通コンデンサ、2及び3はその各
別の極、4はその貫通導体である。5は中心導体
で貫通コンデンサ1と同軸線上に配置され、両者
の端部は互いに嵌合して半田付けされ、電気的に
導通状態となる。6は外部導体で外周に取り付け
用の鍔7と締め付けナツト8用のネジ部9を備え
ている。この外部導体6を中心導体5の外周に絶
縁材10を介して嵌合し、この外部導体6の一端
部を貫通コンデンサ1のネジ部11に螺合する。
別の極、4はその貫通導体である。5は中心導体
で貫通コンデンサ1と同軸線上に配置され、両者
の端部は互いに嵌合して半田付けされ、電気的に
導通状態となる。6は外部導体で外周に取り付け
用の鍔7と締め付けナツト8用のネジ部9を備え
ている。この外部導体6を中心導体5の外周に絶
縁材10を介して嵌合し、この外部導体6の一端
部を貫通コンデンサ1のネジ部11に螺合する。
なお、図面で、21はアースラグ、22は係合
用ピン、23は圧締部、24は内歯座金である。
用ピン、23は圧締部、24は内歯座金である。
図示の同軸コネクタで、高周波回路から取り出
された直流成分は、ケーブルの中心導体を通つて
貫通コンデンサ1の貫通導体4に流れる。そし
て、中心導体5を経て相手方コネクタの中心導体
に流れ、このコネクタに接続されたケーブルの中
心導体を通つて機器に送られる。戻り電流はケー
ブル及び両コネクタの外部導体を通り、適宜接地
される。
された直流成分は、ケーブルの中心導体を通つて
貫通コンデンサ1の貫通導体4に流れる。そし
て、中心導体5を経て相手方コネクタの中心導体
に流れ、このコネクタに接続されたケーブルの中
心導体を通つて機器に送られる。戻り電流はケー
ブル及び両コネクタの外部導体を通り、適宜接地
される。
また高周波回路に入力される直流成分はこの逆
の流れとなるだけである。
の流れとなるだけである。
(実験例)
第5図は本考案にかかる同軸コネクタのBNC
型の減衰特性を示すグラフ、第6図は同SMB型
の減衰特性を示すグラフ、第7図は通常のチツプ
コンデンサを併用した同軸コネクタの減衰特性を
示すグラフである。
型の減衰特性を示すグラフ、第6図は同SMB型
の減衰特性を示すグラフ、第7図は通常のチツプ
コンデンサを併用した同軸コネクタの減衰特性を
示すグラフである。
第5図及び第6図と第7図を比較して分かる通
り、第7図のチツプコンデンサ併用型は、100M
Hzあたりが最大の減衰量となり、1000MHzでは約
18dBにとどまつている。これに対し本考案の
BNC型は1000MHzで約87dB、またSMB型は同
じく約52dBとなり、何れもUHF帯域においても
減衰特性が良好であることが分かる。
り、第7図のチツプコンデンサ併用型は、100M
Hzあたりが最大の減衰量となり、1000MHzでは約
18dBにとどまつている。これに対し本考案の
BNC型は1000MHzで約87dB、またSMB型は同
じく約52dBとなり、何れもUHF帯域においても
減衰特性が良好であることが分かる。
(考案の効果)
本考案によれば、妨害電磁波の外部へのふく射
の抑圧や、外部からの雑音の侵入の抑圧を、有効
に行うことができる。
の抑圧や、外部からの雑音の侵入の抑圧を、有効
に行うことができる。
また請求項2によれば、構造が簡単で、廉価に
提供できる。
提供できる。
第1図は回路図で、第2図が構造を示す半分断
面図、第3図は同側面図、第4図は同軸コネクタ
の別の態様の半分断面図、第5図は本考案にかか
る同軸コネクタのBNC型減衰特性を示すグラフ、
第6ずは同SMB型の減衰特性を示すグラフ、第
6図は同SMB型の減衰特性を示すグラフ、第7
図は通常のチツプコンデンサを併用した同軸コネ
クタの減衰特性を示すグラフである。 1……貫通コンデンサ、2,3……極、4……
貫通導体、5……中心導体、6……外部導体、7
……鍔、8……締め付けナツト、9……ネジ部、
10……絶縁材、11……ネジ部。
面図、第3図は同側面図、第4図は同軸コネクタ
の別の態様の半分断面図、第5図は本考案にかか
る同軸コネクタのBNC型減衰特性を示すグラフ、
第6ずは同SMB型の減衰特性を示すグラフ、第
6図は同SMB型の減衰特性を示すグラフ、第7
図は通常のチツプコンデンサを併用した同軸コネ
クタの減衰特性を示すグラフである。 1……貫通コンデンサ、2,3……極、4……
貫通導体、5……中心導体、6……外部導体、7
……鍔、8……締め付けナツト、9……ネジ部、
10……絶縁材、11……ネジ部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 貫通コンデンサの両極間を貫通して中心導体
回路を設け、この貫通コンデンサの一極をこの
中心導体回路に導結すると共に他極を外部導体
回路に導結したことを特徴とする貫通コンデン
サを有する同軸コネクタ。 (2) 貫通コンデンサと中心導体が同一軸線上に配
置されてこの貫通コンデンサの貫通導体の一端
が該中心導体と電気的に導結され、外周に取り
付け用の鍔及び締め付けナツト用のネジ部を備
えた外部導体をこの中心導体の外周に絶縁材を
介し嵌合してこの外部導体の一端部を該貫通コ
ンデンサのネジ部に螺合したことを特徴とする
貫通コンデンサを有する同軸コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988122143U JPH0425825Y2 (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988122143U JPH0425825Y2 (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0244277U JPH0244277U (ja) | 1990-03-27 |
JPH0425825Y2 true JPH0425825Y2 (ja) | 1992-06-22 |
Family
ID=31369793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988122143U Expired JPH0425825Y2 (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0425825Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014116211A (ja) * | 2012-12-10 | 2014-06-26 | Hochiki Corp | 電源端子構造 |
-
1988
- 1988-09-20 JP JP1988122143U patent/JPH0425825Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0244277U (ja) | 1990-03-27 |
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