JPH0134403Y2 - - Google Patents

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JPH0134403Y2
JPH0134403Y2 JP9108282U JP9108282U JPH0134403Y2 JP H0134403 Y2 JPH0134403 Y2 JP H0134403Y2 JP 9108282 U JP9108282 U JP 9108282U JP 9108282 U JP9108282 U JP 9108282U JP H0134403 Y2 JPH0134403 Y2 JP H0134403Y2
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JP
Japan
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antenna
rod antenna
hollow body
rod
receiver
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JP9108282U
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JPS58194505U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は短波受信機に外部アンテナを良好に
結合することができるようにすることを目的とす
る。
一般に、短波受信機に付属のロツドアンテナの
みでは受信感度が不足し、あるいは室内で受信機
を使用する場合には建物のシールド効果により受
信電界が弱くなつてしまつて感度がやはり下がつ
てしまう。このような場合に充分な感度を得るに
は外部アンテナを屋外に建て、この外部アンテナ
とこの受信機を結合させるようにして感度アツプ
を図つているのが通常である。
ところが短波受信機に外部アンテナ端子があれ
ば問題はないが、小型の短波受信機等においては
この外部アンテナ端子がないものがある。
ところで、一般的に、短波受信機のロツドアン
テナ回路は同調形のものがほとんどであるが、上
記のように外部アンテナ端子を有しない場合に外
部アンテナと受信機とを結合する手段としては次
のような方法が従来とられている。
すなわち第1図に示すものは屋外に建てられた
外部アンテナ1より屋内に導くアンテナリード2
を受信機3の付属ロツドアンテナ4にぐるぐると
巻き付けるようにする方法である。しかしながら
この方法は外観上見栄えがよくなく、また同調形
ロツドアンテナとしての結合容量も不明であつて
いわゆる受信周波数のトラツキングずれを起こす
心配もある。しかも何回リードを巻けば所定の結
合容量が得られるのかも不明である。
第2図の方法は受信機3の付属ロツドアンテナ
4に直接アンテナリード2を接続してしまう方法
である。この方法では直接リードをロツドアンテ
ナ4に繋ぐため、ロツドアンテナ同調回路の共振
インピーダンスが下つてしまい、イメージ妨害等
の妨害特性が悪化してしまう不都合がある。
第3図の方法は外部アンテナ1から導いたアン
テナリード2をコンデンサ5を介して受信機3の
ロツドアンテナ4に繋ぐ方法である。この方法は
同調形のアンテナ回路に結合する場合に非常に効
果がある方法であるが、見栄えがよくなく、ま
た、受信機によつてロツドアンテナの等価容量が
変わるため(ロツドアンテナの長さが異なるた
め)その都度アンテナリード2とロツドアンテナ
4との間に挿入されるコンデンサ5の容量を変更
しなければならないという不都合がある。
この考案は以上の点に鑑み、取付けが非常に簡
単で、しかもロツドアンテナの等価容量とほぼ等
しい容量を常にほぼ期待することができるアンテ
ナ結合装置を提供しようとするものである。
以下この考案の一例を図を参照しながら説明し
よう。
第4図はこの考案の要部の一例を示すもので、
この例においてはパイプ状の金属6の内側を絶縁
体7例えばゴム、ポリウレタン等によつて覆つた
中空体8を用意する。そして中空体8の金属部分
に外部アンテナ1のリード2を直接的に接続し、
この中空体8を受信機3の付属ロツドアンテナ4
に第5図のように挿入するのである。
このようにすれば、ロツドアンテナ4とこの中
空体8との間において結合容量が形成され、外部
アンテナとして同調型アンテナ回路との結合がで
きるものである。そして、この場合に、一般に、
ロツドアンテナの外径とその等価容量はほぼ比例
する(なぜならこれはロツドアンテナの長さが長
ければそれだけ外径が太くなると考えられるから
である。)が、この考案の中空体8とロツドアン
テナ4との間で構成される結合容量はロツドアン
テナの外径が大きくなれば大きくなり、ほぼ追従
して変化する。
すなわち例えばロツドアンテナの外径が4.4mm
の場合で、長さが52cmのときのそのロツドアンテ
ナの等価容量は約7pFであり、外径が6.3mmで長さ
が1mのロツドアンテナの等価容量は12pFとい
うデータが得られている。このようなロツドアン
テナに対して例えば内径が8mm、長さが32mmの中
空体を挿入すれば各ロツドアンテナと中空体との
間で形成される容量は、上述の外径が4.4mmのロ
ツドアンテナに挿入した場合は約7pF、6.3mmのロ
ツドアンテナに挿入した場合は12pFが得られ、
前述のロツドアンテナの等価容量とほぼ等しいも
のとなることができるものである。
なお、金属パイプはその中心線方向にスリツト
が入つているものでもよいし、又絶縁体の上に金
属メツキをしたものでも、あるいは網目状のもの
であつても勿論よい。
次に、この考案のアンテナ結合装置のより実際
的な実施例について説明しよう。
第6図で、10はアンテナ結合装置を構成する
匣体で、これはほぼ直方体の形状をしており、そ
の一面側にジヤツク11が設けられ、このジヤツ
ク11に外部アンテナに接続されるリード線の先
端に設けられるピンプラグが挿入される。そし
て、このジヤツク11のプラグの挿入方向と平行
な方向には上述した中空体8が設けられる。即ち
匣体10には、これを貫通する孔12が設けられ
この貫通する孔12内に中空体8が挿入され固定
されるものである。そして第7図は、匣体10の
上側のカバー部分を取り除いた状態の図で、これ
に示すようにジヤツク11のホツト側の接点11
aは中空体8の金属部分の接続部8aに銅箔パタ
ーン13を介して半田付けされる。14は配線基
板である。
なお、この例では外部アンテナ端子を有する受
信機にも使用できるように考慮されており、第6
図において15及び16はそのコネクタ接片であ
る。即ち、第8図に示すように受信機3の外部ア
ンテナ端子を構成する螺子31の頭部がこのアン
テナコネクタ接片15,16内に弾性的に挿入さ
れてこの接片15,16によつて弾性的に保持さ
れるわけである。この例においてはジヤツク11
のホツト側が接片16に、コールド側が接片15
にそれぞれ半田付けにより接続されるものであ
る。
従つて実際の使用にあたつては外部アンテナ端
子を有するものに対してはコネクタ接片15,1
6を使用してこのコネクタ接片15,16によつ
て外部アンテナ端子を挾み込むようにして装着さ
せ、一方外部アンテナ端子がなく、ロツドアンテ
ナを有するものに対しては中空体8の部分を受信
機の付属ロツドアンテナに通して装着するもので
ある。これにより上述のような容量結合されるわ
けである。
以上のようにしてこの考案によれば内側が絶縁
されたほぼ筒状の金属からなる中空体を設けるこ
とによりこの中空体をロツドアンテナに単に挿入
するだけで外部アンテナと受信機とのアンテナ結
合が容易にできるものである。
しかもロツドアンテナがその外径が異なること
による等価容量の違いはこの中空体の内径とロツ
ドアンテナの外径との差による容量の変化によつ
て追従することができるので異なる容量のものを
いちいち接続し直したりするようなやつかいな操
作は必要なくなるという効果もある。
更には従来のようにフイーダ線をロツドアンテ
ナにぐるぐる巻いたりすることがなく見た目にも
よいという利点がある。
なお、中空体8の内側の絶縁体として弾性を有
するものを用い、ロツドアンテナに中空体8を挿
入したときロツドアンテナの径に関係なく、中空
体8がロツドアンテナに弾性的に固定されるよう
にしてもよい。この場合に、中空体8の内側の弾
性を有する絶縁体の形状を工夫して、すなわち、
例えば半径方向に弾性的に偏移する突起を設ける
等してロツドアンテナに中空体が弾性的に係止す
るようにしてももちろんよい。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来のアンテナ結合方法を説
明するための図、第4図はこの考案の要部の一例
の構成を示す図、第5図〜第8図はこの考案の実
際の使用例を示す具体構成の一例を示す図であ
る。 8はほぼ筒状の金属6からなる中空体、7はそ
の内側の絶縁体、3は受信機、4はその付属ロツ
ドアンテナである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同調形のロツドアンテナ回路を有する短波受信
    機に対して外部アンテナを結合するアンテナ結合
    装置において、内側が絶縁体により絶縁されたほ
    ぼ筒状の金属からなる中空体が設けられ、この中
    空体は、ロツドアンテナの円周側面に挿脱自在に
    遊嵌される内径とされ、上記中空体の上記金属が
    上記外部アンテナに対して接続されると共に、こ
    の中空体が上記受信機のロツドアンテナに挿着さ
    れたとき、上記外部アンテナが、上記金属、上記
    絶縁体及び上記ロツドアンテナにより形成される
    静電容量を通じて上記ロツドアンテナに結合され
    るようにされたアンテナ結合装置。
JP9108282U 1982-06-18 1982-06-18 アンテナ結合装置 Granted JPS58194505U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9108282U JPS58194505U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 アンテナ結合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9108282U JPS58194505U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 アンテナ結合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58194505U JPS58194505U (ja) 1983-12-24
JPH0134403Y2 true JPH0134403Y2 (ja) 1989-10-19

Family

ID=30099501

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9108282U Granted JPS58194505U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 アンテナ結合装置

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JP (1) JPS58194505U (ja)

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Publication number Publication date
JPS58194505U (ja) 1983-12-24

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