JPH0646069Y2 - コネクタの絶縁取付構造 - Google Patents

コネクタの絶縁取付構造

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JPH0646069Y2
JPH0646069Y2 JP7949888U JP7949888U JPH0646069Y2 JP H0646069 Y2 JPH0646069 Y2 JP H0646069Y2 JP 7949888 U JP7949888 U JP 7949888U JP 7949888 U JP7949888 U JP 7949888U JP H0646069 Y2 JPH0646069 Y2 JP H0646069Y2
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尚 佐藤
卓 菅野
宏 山地
利一 馬込
知之 本郷
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Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 シャーシの表面より突出し相手側コネクタに嵌合される
突出部と、コネクタの挿入方向に対して直交するフラン
ジ部とを有する外面が金属製のコネクタを絶縁取付具を
介して金属製シャーシに取付ける構造に関し、 コネクタを取付けるためのスペースを必要とせず、かつ
組立の作業性、取付部の強度、外観等を改良したコネク
タ絶縁取付構造を提供することを目的とし、 前記取付具は、シャーシのコネクタ取付穴に嵌合する中
空突起部と、該中空突起部の内側に設けられ前記コネク
タ突出部を貫通させる貫通穴と、締結具の貫通穴とを有
し、シャーシの裏面に接触する本体部、及びヒンジ部に
て該本体部に連結されかつ締結具の固定穴を有する締結
部が絶縁樹脂材で一体成形されたもので、該取付具の前
記ヒンジ部で前記締結部を折り返してコネクタフランジ
部を両面より挟み、締結用具をコネクタに接触しないよ
うに前記シャーシ及び取付具の貫通穴を通して前記固定
穴に締結・固定したことを特徴とするコネクタの絶縁取
付構造を構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、各種金属製コネクタをシャーシから電気的に
絶縁して取付ける構造に関する。
通信機器は近年高速信号化が著しく進み、この信号を正
しく伝達するこめに同軸ケーブルが広く用いられてい
る。しかし、多くの同軸ケーブルを同一の装置に引き込
む場合、同一のシャーシ上に同軸ケーブル用コネクタを
併設すると、同軸コネクタのアース電流が他の同軸コネ
クタのアースに流れ込み、相互の信号に悪影響を及ぼす
ことがあり、このため同軸コネクタはシャーシから絶縁
して取付けることが要求される。
〔従来の技術〕
第4図は従来の同軸コネクタの取付構造を示す。同軸コ
ネクタ30はシャーシ10の突出し、相手側コネクタ(図示
せず)に嵌合される円筒突出部31及びこれと直交する取
付用フランジ部32を有する。この同軸コネクタ30を装置
のシャーシ10に取付けるには、シャーシ10に穴14を開
け、ネジ15でベークライト等よりなる絶縁板16を取付け
る。この絶縁板16の穴17に同軸コネクタ30の円筒突出部
31を嵌合させ、ネジ18とナット19にてフランジ部32を絶
縁板16に締めつけることにより同軸コネクタ30をシャー
シ10に取付けていた。
この方法では、絶縁板16をシャーシ10に取付けるための
スペースが必要であり、また同軸コネクタ30をナット止
めするため組立の作業性が悪いこと、更に絶縁板16が強
度的に弱いので大きな面積となる場合、絶縁板16が撓む
こと、そしてシャーシ10と絶縁板19の色相が異なり外観
的に見苦しい等の欠点があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
そこで、本考案では、コネクタを取付けるためのスペー
スを必要とせず、かつ組立の作業性、取付部の強度、外
観等を改良したコネクタ絶縁取付構造を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するために、本考案によれば、コ
ネクタ穴と固定具用第1穴とを有するシャーシに、シャ
ーシの前記コネクタ穴より突出し相手側コネクタに嵌合
される突出部、前記第1穴に整合する固定具用第2穴を
有するフランジ部とから成る外面が金属製のコネクタ
(30)を、取付具を介して絶縁し且つ取付ける構造にお
いて、該取付具は、前記シャーシに接触する本体部と、
ヒンジ部にて前記フランジ部を挟むように折り返し可能
に前記本体部に連結された締結部とが絶縁樹脂材で一体
形成された構造であり、前記本体部はシャーシの前記コ
ネクタ穴に嵌合する第1中空突起部と、該第1中空突起
部の内側に設けられ前記コネクタ突出部を貫通させる貫
通穴と、前記第1及び第2穴に整合する固定具用第3穴
とを有し、前記締結部は折り返した際に前記第2穴に嵌
合する第2中空突起部と、第2中空突起部の内側に設け
られ且つ前記第1、第2及び第3穴に整合する固定具用
第4穴とを有し、前記第1〜第4穴に固定具を挿入して
コネクタの固定が行われることを特徴とするコネクタの
絶縁取付構造が提供される。
〔作用〕
本考案によれば、コネクタはシャーシに対し絶縁樹脂材
からなる取付具を介して取付けられ、コネクタの取付部
にはコネクタの大きさとほぼ同じ程度の大きさの締結具
を配置する領域だけあれば充分で、シャーシのスペース
を有効に利用できる。また、タッピンネジ等の締結具を
直接に樹脂絶縁材の折り返し部に締結し、従来のような
ナットを使用していないので、組立の作業性が良好で、
強度的にも安定している。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明
する。
第1図は本考案で使用するコネクタ取付具の実施例の斜
視図で、(a)は正面より見た斜視図、(b)は裏返し
て見た斜視図である。このコネクタ取付具20の本体部20
aには、同軸コネクタ30(第2図及び第3図)の突起部3
1が貫通するコネクタ貫通穴21と、この貫通穴21と同軸
上にシャーシ10のコネクタ穴11に挿入される円筒状の中
空突起22及びタッピンネジ13が貫通する、ネジ貫通穴23
が設けられている。一方、締結部20bには、表面に前記
タッピンネジ13締結用のネジ止め穴25とこの穴25と同軸
上にタップ形成用中空突起26とを設け、裏面にはコネク
タフランジ32(第2図)上のネジ止め穴33に挿入される
中空突起24を設けられる。そして、この締結部20bは厚
さが細くなったヒンジ27によって本体部20aと繋がっ
て、取付具20が一体的に成形される。また、成形材料と
してはヒンジ効果をもたせるため可撓性のある樹脂材料
(例えばポリプロピレン)とする。
第2図は本考案のコネクタ絶縁取付構造の分解斜視図、
第3図は組み付け状態の断面図である。同軸コネクタ30
は、シャーシ10表面より突出し相手側コネクタ40に嵌合
される突出部31と、コネクタ40の挿入方向Aに対して直
交するフランジ32とを有する。突出部31の外周やフラン
ジ32は金属製で、コネクタ30のアース部である。取付具
20及びコネクタ30を金属シャーシ10に取付ける場合は、
取付具20の本体部20aの中空突起22をシャーシ10のコネ
クタ穴11に挿入し、コネクタ30の突出部31を取付具20の
コネクタ貫通穴21に挿入し、コネクタ突出部31の上部を
取付具20の中空突起22より上方に突出させる。その後、
ヒンジ部27で締結部20bを折り曲げコネクタ30のネジ止
め穴33へ、締結部20bの中空突起24を挿入し、コネクタ3
0のフランジ32を上下より挟む。次に、シャーシ10上の
ネジ挿入穴12及び取付具20の本体部20a上の貫通穴23を
通してタッピンネジ13を締結部20bのネジ止め穴25に係
合させタッピン加工させて固定する。なお、図には1個
の同軸コネクタ30のみしか示していないが、シャーシ10
上には同種の同軸コネクタ30を複数個配列できることは
いうまでもない。また、締結部20bの中空突起24は本体
部20aのネジ貫通穴23上に設けてもその効果は変わらな
いことは勿論である。コネクタ30は図示のような同軸コ
ネクタでなくて、一般のピンコネクタの場合でも本考案
を採用することができる。また、第2図に破線で示すよ
うに、シャーシのネジ穴12、コネクタ30のフランジ部3
2、及び取付具20の締結部20bをそれぞれ両側に設け、コ
ネクタ30のフランジ部32を両側から挟んでタッピンネジ
13で締結すれば、より堅固にコネクタ30を固定すること
ができる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案によれば、金属シャーシ
10上に簡易に絶縁取付が出来、またコネクタ30の取付外
形(フランジ32の大きさ)と取付具20の外形はほぼ同一
にできるので、余分な取付スペースが不要であり、締結
用具としてタッピングネジ13を使用することができるの
で、従来のようなナット止めがなくなり、取付・組付作
業性が向上する。更に、コネクタ30を絶縁取付具20を介
してシャーシ10に直接固定する為、強度的にも良好であ
り、また従来のように絶縁板14(第4図)を用いたとき
に起こる色相の差の問題も解決される等、コネクタ30を
絶縁取付する構造として有利な点が多い。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)及び(b)は本考案で使用するコネクタ取
付具の正面より見た斜視図及び裏返して見た斜視図、第
2図は本考案のコネクタ絶縁取付構造の分解斜視図、第
3図は組み付け状態の断面図、第4図は従来のコネクタ
絶縁取付構造を示す断面図である。 10……シャーシ、11……コネクタ穴、 12……ネジ穴、13……タッピンネジ、 20……取付具、20a……本体部、 20b……締結部、21……コネクタ貫通穴、 22……中空突起、23……ネジ貫通穴、 24……中空突起、 25……ネジ止め(タッピング)固定穴、 26……中空突起、27……ヒンジ、 30……コネクタ、31……コネクタ突出部、 32……フランジ部、40……相手側コネクタ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 馬込 利一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)考案者 本郷 知之 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コネクタ穴(11)と固定具用第1穴(12)
    とを有するシャーシ(10)に、シャーシの前記コネクタ
    穴より突出し相手側コネクタ(40)に嵌合される突出部
    (31)と、前記第1穴(12)に整合する固定具用第2穴
    (33)を有するフランジ部(32)とから成る外面が金属
    製のコネクタ(30)を、取付具(20)を介して絶縁し且
    つ取付ける構造において、 該取付具は、前記シャーシに接触する本体部(20a)
    と、ヒンジ部(27)にて前記フランジ部を挟むように折
    り返し可能に前記本体部に連結された締結部(20b)と
    が絶縁樹脂材で一体形成された構造であり、 前記本体部はシャーシの前記コネクタ穴に嵌合する第1
    中空突起部(22)と、該第1中空突起部の内側に設けら
    れ前記コネクタ突出部を貫通させる貫通穴(21)と、前
    記第1及び第2穴に整合する固定具用第3穴(23)とを
    有し、 前記締結部は折り返した際に前記第2穴に嵌合する第2
    中空突起部(24)と、第2中空突起部の内側に設けられ
    且つ前記第1、第2及び第3穴に整合する固定具用第4
    穴(25)とを有し、 前記第1〜第4穴に固定具(13)を挿入してコネクタの
    固定が行われることを特徴とするコネクタの絶縁取付構
    造。
JP7949888U 1988-06-17 1988-06-17 コネクタの絶縁取付構造 Expired - Lifetime JPH0646069Y2 (ja)

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JPH023680U JPH023680U (ja) 1990-01-11
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JP3795980B2 (ja) * 1996-11-25 2006-07-12 第一電子工業株式会社 電気コネクタの装着部

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