JPH086366Y2 - 電線用端子の取付け構造 - Google Patents
電線用端子の取付け構造Info
- Publication number
- JPH086366Y2 JPH086366Y2 JP1992011614U JP1161492U JPH086366Y2 JP H086366 Y2 JPH086366 Y2 JP H086366Y2 JP 1992011614 U JP1992011614 U JP 1992011614U JP 1161492 U JP1161492 U JP 1161492U JP H086366 Y2 JPH086366 Y2 JP H086366Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- mounting plate
- terminal body
- mounting
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば家庭用電気器具
やOA電気機器等の静電防止用に使用されるアース用端
子等の電線用端子の取付け構造に関する。
やOA電気機器等の静電防止用に使用されるアース用端
子等の電線用端子の取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電線用端子の取付け構造、例えば
静電防止用に使用されるアース用端子等の電線用端子の
取付け構造は図4及び図5に示されるように構成されて
いる。
静電防止用に使用されるアース用端子等の電線用端子の
取付け構造は図4及び図5に示されるように構成されて
いる。
【0003】即ち、図4及び図5において、電線aのス
トリップa1 には、略雨滴状をなす端子本体bの基部b
1 が圧着されており、端子本体bの中程には、透孔cが
穿設されている。又、この透孔cには、例えば、アース
板のような取付板dの取付孔d1 が共に重合するように
穿設されており、この取付板dと端子本体bは透孔cと
取付孔d1 に止めねじeを通して固定されている。
トリップa1 には、略雨滴状をなす端子本体bの基部b
1 が圧着されており、端子本体bの中程には、透孔cが
穿設されている。又、この透孔cには、例えば、アース
板のような取付板dの取付孔d1 が共に重合するように
穿設されており、この取付板dと端子本体bは透孔cと
取付孔d1 に止めねじeを通して固定されている。
【0004】従って、上述した静電気防止用に使用され
るアース用端子は、取付板dに端子本体bを取り付ける
とき、透孔cに取付板dの取付孔d1 を重ね合せてドラ
イバーのような工具で止めねじeを固定し、これにより
家庭電気器具やOA電気機器等に発生する静電気の帯電
の防止を図っている。
るアース用端子は、取付板dに端子本体bを取り付ける
とき、透孔cに取付板dの取付孔d1 を重ね合せてドラ
イバーのような工具で止めねじeを固定し、これにより
家庭電気器具やOA電気機器等に発生する静電気の帯電
の防止を図っている。
【0005】又一方、図6に示される他の従来例は、電
線aのストリップa1 にホーク状をなす端子本体fの基
部f1 を圧着し、この端子本体fの中程にホーク部gを
形成し、このホーク部gに、例えば、アース板のような
取付板dの取付孔d1 を重ね合せて止めねじeを通して
固定し、これにより家庭電気器具やOA電気機器等に発
生する静電気の帯電の防止を図っている。
線aのストリップa1 にホーク状をなす端子本体fの基
部f1 を圧着し、この端子本体fの中程にホーク部gを
形成し、このホーク部gに、例えば、アース板のような
取付板dの取付孔d1 を重ね合せて止めねじeを通して
固定し、これにより家庭電気器具やOA電気機器等に発
生する静電気の帯電の防止を図っている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た静電気防止用に使用されるアース用端子は、取付板d
に端子本体bを取り付けるとき、透孔cに取付板dの取
付孔d1 を重合させてドライバーのような工具で止めね
じeを通して固定している関係上、予め、工具や止めね
じeを用意しなければならないばかりでなく、組立操作
も面倒であり、構成部品も多くなり、安価に提供するこ
とが困難である。
た静電気防止用に使用されるアース用端子は、取付板d
に端子本体bを取り付けるとき、透孔cに取付板dの取
付孔d1 を重合させてドライバーのような工具で止めね
じeを通して固定している関係上、予め、工具や止めね
じeを用意しなければならないばかりでなく、組立操作
も面倒であり、構成部品も多くなり、安価に提供するこ
とが困難である。
【0007】本考案は、上述した問題を解消するため
に、工具や止めねじeを使用することなく、一工程で組
立できるようにして組立操作を簡素化し、構成部品も低
減して安価に提供するものである。
に、工具や止めねじeを使用することなく、一工程で組
立できるようにして組立操作を簡素化し、構成部品も低
減して安価に提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、電線が接続さ
れる端子と、この端子が端縁部に取付けられる取付板と
を備えた電線用端子の取付け構造において、前記取付板
の前記端子取付け部分に透孔が形成され、前記端子は、
電線が接続される板状の端子本体と、この端子本体の略
中央部を切り起して形成されたクリップ片と、このクリ
ップ片の略中央部を前記端子本体側に切り起して形成さ
れた係止爪および補助弾性片とを有し、前記端子本体と
前記クリップ片との間、および前記補助弾性片と前記ク
リップ片との間で前記取付板を弾性的に挟持するととも
に、前記係止爪が前記取付板の透孔内に係止されること
を特徴とする電線用端子の取付け構造である。
れる端子と、この端子が端縁部に取付けられる取付板と
を備えた電線用端子の取付け構造において、前記取付板
の前記端子取付け部分に透孔が形成され、前記端子は、
電線が接続される板状の端子本体と、この端子本体の略
中央部を切り起して形成されたクリップ片と、このクリ
ップ片の略中央部を前記端子本体側に切り起して形成さ
れた係止爪および補助弾性片とを有し、前記端子本体と
前記クリップ片との間、および前記補助弾性片と前記ク
リップ片との間で前記取付板を弾性的に挟持するととも
に、前記係止爪が前記取付板の透孔内に係止されること
を特徴とする電線用端子の取付け構造である。
【0009】
【作用】本考案によれば、端子は、端子本体の略中央部
を切り起して形成されたクリップ片と、このクリップ片
の略中央部を端子本体側に切り起して形成された補助弾
性片を有し、端子本体とクリップ片との間、および補助
弾性片とクリップ片との間で取付板を弾性的に挟持する
ので、取付板への端子の取付けを極めて確実なものとす
ることができる。また、取付板の端子取付け部分に透孔
が形成され、端子の係止爪が取付板の透孔内に係止され
るので、取付板に対して端子を強力に係止して、取付板
からの端子の抜けを確実に防止することができる。
を切り起して形成されたクリップ片と、このクリップ片
の略中央部を端子本体側に切り起して形成された補助弾
性片を有し、端子本体とクリップ片との間、および補助
弾性片とクリップ片との間で取付板を弾性的に挟持する
ので、取付板への端子の取付けを極めて確実なものとす
ることができる。また、取付板の端子取付け部分に透孔
が形成され、端子の係止爪が取付板の透孔内に係止され
るので、取付板に対して端子を強力に係止して、取付板
からの端子の抜けを確実に防止することができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案を図示のー実施例について説明
する。
する。
【0011】図1乃至図3において、符号1は、家庭電
気器具やOA電気機器等の静電気防止用に使用されるア
ース用の電線であって、この電線1のストリップ1aに
は、略四角形をなす端子本体2の基部2aが圧着して固
定されており、この端子本体2の中程には、クリップ片
3が僅かに上方へ切り起して弾性を有するように形成さ
れている。又、このクリップ片3の内側縁3aには、係
止爪4が、例えば、アース板のような取付板5の透孔6
へ係止するように傾斜して形成されており、この係止爪
4の向合った上記端子本体2の内側縁2bには、補助弾
性片7が端子本体2の挟持力を幇助するように形成され
ている。
気器具やOA電気機器等の静電気防止用に使用されるア
ース用の電線であって、この電線1のストリップ1aに
は、略四角形をなす端子本体2の基部2aが圧着して固
定されており、この端子本体2の中程には、クリップ片
3が僅かに上方へ切り起して弾性を有するように形成さ
れている。又、このクリップ片3の内側縁3aには、係
止爪4が、例えば、アース板のような取付板5の透孔6
へ係止するように傾斜して形成されており、この係止爪
4の向合った上記端子本体2の内側縁2bには、補助弾
性片7が端子本体2の挟持力を幇助するように形成され
ている。
【0012】従って、今、取付板5に端子本体2を取り
付けるとき、上記取付板5の端縁5aに上記端子本体2
を挿着することにより、この端子本体2と弾性を有する
クリップ片3とで上記取付板5を挟持すと同時に上記ク
リップ片3の係止爪4を取付板5の透孔6へ妄りに引き
戻らないように係止して固定し、一工程で組立できるも
のである。
付けるとき、上記取付板5の端縁5aに上記端子本体2
を挿着することにより、この端子本体2と弾性を有する
クリップ片3とで上記取付板5を挟持すと同時に上記ク
リップ片3の係止爪4を取付板5の透孔6へ妄りに引き
戻らないように係止して固定し、一工程で組立できるも
のである。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、端
子は、端子本体の略中央部を切り起して形成されたクリ
ップ片と、このクリップ片の略中央部を端子本体側に切
り起して形成された補助弾性片を有し、端子本体とクリ
ップ片との間、および補助弾性片とクリップ片との間で
取付板を弾性的に挟持するので、取付板への端子の取付
けを極めて確実なものとすることができる。また、取付
板の端子取付け部分に透孔が形成され、端子の係止爪が
取付板の透孔内に係止されるので、取付板に対して端子
を強力に係止して、取付板からの端子の抜けを確実に防
止することができる。このため、端子を止めねじ等を用
いることなく取付板に確実に固定することができ、部品
点数の低減と組立工程の簡素化を図ることができる。
子は、端子本体の略中央部を切り起して形成されたクリ
ップ片と、このクリップ片の略中央部を端子本体側に切
り起して形成された補助弾性片を有し、端子本体とクリ
ップ片との間、および補助弾性片とクリップ片との間で
取付板を弾性的に挟持するので、取付板への端子の取付
けを極めて確実なものとすることができる。また、取付
板の端子取付け部分に透孔が形成され、端子の係止爪が
取付板の透孔内に係止されるので、取付板に対して端子
を強力に係止して、取付板からの端子の抜けを確実に防
止することができる。このため、端子を止めねじ等を用
いることなく取付板に確実に固定することができ、部品
点数の低減と組立工程の簡素化を図ることができる。
【図1】本考案による電線用端子の取付け構造の一実施
例を示す側面図。
例を示す側面図。
【図2】図1に示す電線用端子の取付け構造の正面図。
【図3】図2に示す電線用端子の取付け構造を分解して
示す図。
示す図。
【図4】従来の電線用端子の取付け構造の例を示す側面
図。
図。
【図5】図3に示す従来例の正面図。
【図6】従来の電線用端子の取付け構造の他の例を示す
正面図。
正面図。
1 電線 2 端子本体 3 クリップ片 4 係止爪 5 取付板 6 透孔 7 補助弾性片
Claims (1)
- 【請求項1】電線が接続される端子と、この端子が端縁
部に取付けられる取付板とを備えた電線用端子の取付け
構造において、 前記取付板の前記端子取付け部分に透孔が形成され、 前記端子は、電線が接続される板状の端子本体と、この
端子本体の略中央部を切り起して形成されたクリップ片
と、このクリップ片の略中央部を前記端子本体側に切り
起して形成された係止爪および補助弾性片とを有し、前
記端子本体と前記クリップ片との間、および前記補助弾
性片と前記クリップ片との間で前記取付板を弾性的に挟
持するとともに、前記係止爪が前記取付板の透孔内に係
止されることを特徴とする電線用端子の取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992011614U JPH086366Y2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 電線用端子の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992011614U JPH086366Y2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 電線用端子の取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0611261U JPH0611261U (ja) | 1994-02-10 |
JPH086366Y2 true JPH086366Y2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=11782798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992011614U Expired - Lifetime JPH086366Y2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 電線用端子の取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086366Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6018108A (ja) * | 1983-07-09 | 1985-01-30 | 菊井 泉彌 | ガスコンロ等の上方に設ける厨房設備 |
-
1992
- 1992-03-09 JP JP1992011614U patent/JPH086366Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0611261U (ja) | 1994-02-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |