JPH10141327A - 板の連結構造およびこの連結構造を用いた配電盤 - Google Patents

板の連結構造およびこの連結構造を用いた配電盤

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JPH10141327A
JPH10141327A JP8298631A JP29863196A JPH10141327A JP H10141327 A JPH10141327 A JP H10141327A JP 8298631 A JP8298631 A JP 8298631A JP 29863196 A JP29863196 A JP 29863196A JP H10141327 A JPH10141327 A JP H10141327A
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plate
hole
retaining piece
foot
connecting structure
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JP8298631A
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Motoji Aoki
元司 青木
Eishin Yoshioka
詠進 吉岡
Kouji Sawano
幸資 澤野
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配電盤などの組立に於いて、鉄板と鉄板を連
結するのにねじや鋲を用いて行うと作業性が上がらな
い。 【解決手段】 第2の板12に第1の板11の端または
足13を挿入する穴14を開ける。この穴14に挿入し
た第1の板11には抜け止片16をあらかじめ設けてあ
る。抜け止片16をドライバなどの手工具を用いて曲げ
起すと、穴14にひつ掛って抜けなくなることにより、
ねじや鋲を使用しないで配電盤の組立が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は配電盤などの箱体
を組立てるに際し、硬質性の素材からなる板に金属製の
板をねじや鋲、接着剤を使用しないで、手作業のみによ
って互いに連結するための構造に関するものであり、特
に手では容易に曲げられない数mmの厚板を用いる場合
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】配電盤などの箱体を組立てるに際し、金
属又は絶縁物などで出来た硬質性の板に各種の部品の足
を取り付け固定するとか、金属製の板を連結するなどの
作業は、きわめて普遍的に行われている作業である。一
般にはねじ、鋲、溶接、接着剤による接着などが用いら
れることが多いが、取り付けるものが比較的軽量で連結
部分に大荷重がかかる恐れが少ない場合には、費用や作
業時間の短縮のため、図12、図13に示すような簡便
な方法(以下、便宜上ねじ曲げ足方式と言う)が用いら
れている。
【0003】図12、図13は特開昭59−17533
号公報に示されたプリント基板に液晶パネルをねじ曲げ
足方式によってとりつける例であり、図12は組立前の
各部品がバラバラにある状態を示す構成図、図13は基
板と液晶パネルとが組み立てられた状態を説明するため
の断面図である。図に於いて、4は硬質性の板でここで
はプリント基板である。この板(プリント基板)4に液
晶パネル1を取り付けるものである。2は液晶パネル1
を包み込んで固定するための金属製の押さえ枠である。
2Aは金属製の押さえ枠2の周囲に適宜設けられた足、
4Aは板4に開けられた穴でこの穴4Aに金属製の押さ
え枠2の足2Aが差し込まれる。2Cは足2Aを差込み
したとき金属製の押さえ枠2の板4に対する当り位置を
決めるストッパーである。3は液晶パネル1の電極(図
示していない)と板(プリント基板)4の導電パターン
(図示していない)との間に挿入され電流を通すための
導電ゴムである。
【0004】次に動作について説明する。押さえ枠2は
厚さがせいぜい1.2mm程度の薄い金属板で作られ、
図12に示す如く4辺が折曲げられた箱状となってい
る。この箱の中に液晶パネル1や導電ゴム3を入れ、積
み重ねた状態で抑え枠2の足2Aを穴4Aに挿入する。
その後、穴4Aから突き出ている足2Aを図13に示す
ように略直角にねじれば、板4はストッパー2Cと足2
Aによつて挟み込まれたようになり、押さえ枠2が板4
に固定されるので液晶パネル1や導電ゴム3も固定され
る。足4はねじる代わりに折曲げてもよいが、枠2の金
属板に弾力性があるため90度に曲げても若干もとに戻
るため、ねじる方がよりしっかりした固定効果が得られ
る。
【0005】図12、図13に示すねじ曲げ足方式は、
前述した他の方法による連結方法に比べて、即座に連結
できるとか、ねじなどの他の部品を要さず特別大げさな
工具を要しない、作業時間が短くてすむなどの利点があ
る反面、押さえ枠2の板厚が上記のように薄い板である
ことが必要条件である。板の厚みは取り付けるべき部品
の重さに応じて分厚くする必要があるのは当然である
が、より厚い板になると、押さえ枠2の素材そのもので
作られている足2Aは同じ足の寸法ならねじることが困
難になるので、板の厚みとは反対に、足2Aの幅(足の
付け根のねじられる部分の幅)を小さくしなければなら
ない。しかし、あまり小さくすると板の厚みに比してア
ンバランスとなり強度が低下するので、それには限界が
ある。つまりこのような構造のもの(ねじ曲げ足方式)
は板の厚みが分厚いものに対して適用することが困難で
あるという問題があった。もちろん足2Aだけを薄い板
で作ればよいがそのためには足を枠に連結する作業が余
分に必要となるので簡便性がなくなり意味がない。
【0006】また、ねじ曲げ足方式には次のような基本
的な欠陥が存在する。つまり、足2Aは穴4Aの出口付
近から徐々にねじ曲げられているので、足2Aをねじ曲
げる際のねじ曲げ角度が十分であっても、仮に金属製の
押さえ枠2を強く引っ張った場合に穴4の縁によって足
2Aのねじり角度が幾分元に戻ってしまい、金属製の押
さえ枠2の取り付けが緩んでしまうのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の板の連結構造に
は上記のように、足の板の厚みが厚くなると使用できな
い、つまりは重いものを取り付ける場合には適さないと
いう問題があった。また、その構造上、取り付け部分に
強い力が掛かるとねじりが元に戻りやすく、連結部分に
緩みが生じやすいという問題があった。また、配電盤な
どは板厚が厚いため、このような方法によって効率よく
組立てできないと言う問題があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、金属製の第1の板を硬質性の素
材からなる第2の板に溶接やねじ止めなどでなく簡単に
連結するための構造であって、第1の板の厚みが大きい
場合にも、容易にしかも確実に連結できる連結構造を得
ることを目的とする。また、その構造上強い力が掛かっ
ても取り付け部分の緩みが生じにくいものを得ることを
目的とする。そしてこのようにして得た板の連結構造を
用いて配電盤を製作するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る板の連
結構造は、金属製の第1の板に設けられ第2の板に設け
られた穴に挿入される足と、この足に設けられ曲げ起こ
されてその先端が第2の板に接する抜け止め片とを有す
るものであり、第1の板の足を第2の板の穴に挿入して
から抜け止め片を手で曲げ起すことにより第1の板と第
2の板とを連結でき、容易には抜けなくなる。
【0010】第2の発明に係る板の連結構造は、抜け止
め片が、足に設けたコの字型またはUの字型の切り込み
の内側の部分を人力で曲げ起こして構成されるものであ
り、かつ、このコの字型又はUの字型の切り込みの設置
方向は、この抜け止め片の先端が穴の縁に平行に接する
方向に設けられているものであり、第1の板を第2の板
の穴に挿入するとき抜け止め片に引っかかって挿入しに
くいと言うことがない。
【0011】第3の発明による板の連結構造は、抜け止
め片が、工具の先端を差し込んで曲げ起こすための工具
穴を有するものであり、工具を容易に使用できるので人
手による抜け止め片の曲げ起し作業が容易になる。
【0012】第4の発明は抜け止め片の基部に切込みま
たは長円穴を設けて折曲げしやすくしたものである。
【0013】第5の発明による板の連結方法は、第2の
板に設けられ第1の板を挿入する穴と、前記穴に挿入さ
れた前記第1の板の部分に前記穴の縁に接して設けられ
曲げ起こされる抜け止め片とを有するものであり、第1
の発明のような足を設けなくても良い。
【0014】第6の発明は第5の発明による板の連結構
造を用いて横フレームを縦フレームに組付けて組み立て
られた配電盤である。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の一形態を図1〜
図3により説明する。図1はこの発明による板の連結構
造の組み合わせ前の斜視図、図2は図1の連結構造を組
み合わせた場合の断面図、図3は組立方法の説明図であ
る。
【0016】図において、11は金属製(例えば鉄板、
黄銅板)で板厚が0.5〜3.6mmの第1の板、12
は金属、硬質プラスティック、ガラス、セラミック、木
材などからなり、ある程度の硬質性を有する厚さがtの
第2の板であり第1の板11を連結しょうとする相手で
ある。。13は第1の板に設けられた連結用の足であ
る。14は第2の板12上に足13がちょうど入る程度
の大きさに開けられた穴、15は足13の上にレーザ加
工などにより作られたコの字型の切り込みである。コの
字型の切り込み15はコの字の開口部が足13の穴14
への挿入の方向となるような方向に設けられている。
【0017】コの字型の切り込み15で囲まれた部分は
抜け止め片16と呼ぶ。抜け止め片16の先端(コの字
型切り込み15の開口部とは反対の側)は、図1に示す
ように足13の根本から距離t(第2の板の板厚)の位
置にある。17は抜け止め片16の中に開けられた工具
穴であり図3のようにドライバ70などの軸が入る程度
の大きさの穴である。
【0018】次に動作について説明する。図1の第1の
板11のように加工された第1の板の足13を第2の板
12の穴14に差し込む。次に図3に示すようにドライ
バ70など人力を加えるのに適当な工具を工具穴17に
差し込んでこぜることにより、抜け止め片16をその先
端が第1の板11の板の厚み程度浮き上がるように曲げ
起こす。この状態を図2に示す。
【0019】このようにすることにより、曲げ起こした
抜け止め片16の先端が穴14の縁の第2の板12に平
行に接することにより、第1の板11は第2の板12に
固定される。抜け止め片16の先端の位置は曲げ起こす
前は図1の寸法tの位置にあっても、曲げ起こしすると
板の厚みが効いて、先端の位置が前方にせり出し、寸法
はtよりやや小さくなるので先端と第2の板12との間
に隙間が出来てがたつくという心配はない。足13の板
厚や幅寸法は人の手では容易に曲げられない程度の大き
いものであっても、抜け止め片16の幅が適当であれ
ば、人手により容易に曲げ起こすことが出来る。つまり
抜け止め片16の幅は人力により曲げ起こしすることを
考慮して第1の板の厚みを勘案して決定される。
【0020】足13は1カ所しか図示していないが複数
個使用して良いことは言うまでもない。また1つの足1
3の中に複数個の抜け止め片16を設けても良い。コの
字型の切り込み15は必ずしもコの字型でなくても、た
とえばUの字型でもよく、また、最適ではないが三角形
の2辺、円の一部などの形でも良い。
【0021】また、抜け止め片16は足13を穴14に
差し込んだ後に曲げ起こすと説明したが、その順序はど
ちらが先でもよく、先に抜け止め片16を曲げ起こして
おいて、足13を穴14に差し込む際には、板の弾性を
利用して無理に押し込み、抜け止め片16は板の弾性に
よって元に戻るようにしても良い。足13は図では第1
の板11と一体的に設けられているが、別に作って溶接
などで接続したものでも連結そのものは同様に行うこと
が出来る。もっとも、別に作って取り付けるのでは足1
3の取り付けそのものの手間が問題であるので発明の意
味がない。
【0022】切り込み15の方向は図1に示すように、
コの字型の開口部が足13の挿入方向に向いている方
が、足13を挿入する際にスムースに行えるので都合が
よいし、仮に強い外力が第1の板11を第2の板12か
ら抜き取る方向に加わっても、抜け止め片16には縦方
向にしか力が加わらないので、曲げ起こしたものが元に
戻ることはない。なお、切り込み15を仮に横方向(第
2の板に平行する方向)に向かって設けられていても板
同士連結するという機能は達成できる。
【0023】以上の説明に於いて、抜け止め片16は足
13の部分に設けるとして説明した。しかし、足13は
第1の板と同じものであるから、足と呼べる特別な形状
の部分が無くてはこの発明が成立たないと言うことでは
ない。即ち、第1の板11そのものに直接抜け止め片1
6を設けても良いのである。この発明は、配電盤の組立
に限らず各種の工業製品に利用できることは言うまでも
ない。
【0024】実施の形態2.図4(a)〜(d)はこの
発明の実施の形態2による板の連結構造とその組立順を
示すものであり、配電盤などの部品を取り付ける横フレ
ームの取り付けに応用した例を示す。図において、20
は配電盤やコントロールセンタなどの内部の構造の一部
である縦フレームでありコの字型に構成されている。2
1は縦フレーム20に取り付けられ、部品(図示しな
い)を取り付けるための横フレームである。ここでは横
フレーム21は水平に取り付けられるコの字に曲げた板
として示している。
【0025】24は縦フレーム20に開けられた穴であ
り、縦フレーム20の両側に設けられ、その寸法形状は
横フレーム21の寸法に合わせてコの字型としている。
15は横フレーム21の両端に近い位置にそれぞれ設け
られたコの字型の切り込み、16はコの字型の切り込み
15で囲まれた抜け止め片、17は抜け止め片16の内
部に設けた工具穴である。
【0026】図4(a)〜(b)において、コの字型の
横フレーム21を一方のコの字型の穴24に矢印のよう
に差し込む、図4(b)〜(c)において、差し込んだ
横フレーム21を後退させ反対側の端ももう一つのコの
字型の穴24に差し込む。次に図4の(d)に示すよう
にドライバ70などの工具を用いて両側の抜け止め片1
6を曲げ起こせば、抜け止め片16がストッパーとなっ
て横フレーム21が固定される。
【0027】実施の形態1の図1では、足13を用いて
いたが、実施の形態2の図4では足を用いないで横フレ
ーム21に直接抜け止め片16を構成している。横フレ
ーム21の端部が足13の役目をしているとも言える。
【0028】抜け止め片16を用いた横フレーム21は
ねじや鋲を用いないで人力で簡単に取り付けることが出
来、しかも取り外しも可能なので部品の交換なども容易
に行うことが出来る。横フレーム21が角柱構造であれ
ば(当然、穴24も角穴となる)両端の抜け止め片16
は互いに異なる面に設けられていても良い。
【0029】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3を示すもので、2コの抜け止め片16を第2の板1
2の板厚に相当する距離を置いて、互いに対抗して設け
ることにより、横フレーム21の図に向かって左右方向
への動きをいずれも抜け止め片16によって規制してい
る。
【0030】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4を示すもので、複数個の抜け止め片16を並べて設
けたものである。抜け止め片16は互いに接して設けて
も、あるいは間に若干のスペースをとって並べても良
い。抜け止め片16を複数に分割することにより1個の
抜け止め片16の大きさを小さくして容易に曲げ起こし
が出来るようになる。また、抜け方向の力も分散して掛
かるので外力が板に加わった場合の変形を少なくするこ
とが出来る。抜け止め片16の曲げ起こし方向を1個毎
に互いに逆(板の上面と板の下面)にするなどすれば更
に良い結果(板面の両側にバランスのとれた結合)が得
られる。
【0031】実施の形態5.図7に実施の形態5による
板の連結構造の抜け止め片16の構造を示す。特に第1
の板11又は足13の厚さが厚くなると、実施の形態1
の図1に示す抜け止め片16の構造では人手によって曲
げ起こすことが難しくなる。そのような板厚の場合には
図7(a)に示すように抜け止め片16の中央を二分す
るように、また必要に応じて先端を左右に切り込んだ切
り込み19を入れる。そして、工具70によって曲げ起
こす場合には工具をねじることによって図7(b)に示
すように、抜け止め片16の切り込み19の両側部分を
それぞれ逆方向に曲げ起こす。切り込み19は1本でな
く複数としても良い。
【0032】実施の形態6.図8〜図11に抜け止め片
16の種々の変形例を示す。図8は、工具穴17を図1
のような円形ではなく四角又はマイナスドライバの先端
が入るようなスリット状とし、又その位置を切り込み1
5を含むような位置に設けたものである。工具70の力
が抜け止め片16に素直に加わるので、抜け止め片16
がねじれたり歪むと言うことが少なくなる。図9は抜け
止め片16の基部に切込み30を設けて折曲げやすくし
たものである。 図10は工具穴17の位置を抜け止め
片16の基部に設けると共にその形状を長円穴として曲
げやすくしたものである。図11は図1における切込み
15を抜き穴32としたものである。抜き穴32は抜け
止め片16を形成するだけでなく、その基部を細くして
いるので曲げ起すという方法だけでなく、ねじることで
も目的を達することができるので人手による作業性が良
くなる。
【0033】
【発明の効果】以上のように第1の発明による板の連結
構造によれば、板と板とを簡単に連結することが出来、
しかも外力が加わっても結合部が容易には緩むことがな
いという効果が得られる。また板の厚みが分厚い金属板
にも適用することが出来る。
【0034】第2の発明による板の連結構造によれば、
板の足を相手の板の穴に挿入する場合に引っかかったり
することが無いという効果が得られる。
【0035】第3及び第4の発明による板の連結構造に
よれば、ドライバなど先端のとがった手工具により簡単
に曲げ起こすことが出来る抜け止め片を得ることが出来
る。
【0036】第5の発明による板の連結構造によれば、
連結するための足を特別に設けなくても、構造材をねじ
や溶接を使用することなく容易に相手の構造材などに取
り付けることが出来る。
【0037】第6の発明によれば、配電盤の横フレーム
が第5の発明による板の連結構造を用いて配電盤の縦フ
レームに組付けられているので、効率よく配電盤を組立
てることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による板の連結構造
の連結前の図である。
【図2】 図1の連結構造の連結後の断面図である。
【図3】 図1の連結構造の連結作業状態を説明する説
明図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による板の連結構造
と連結作業手順を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による板の連結構造
を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態4による板の連結構造
を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態5による板の連結構造
の抜け止め片の図である。
【図8】 実施の形態6による、抜け止め片の変形例を
示す図である。
【図9】 抜け止め片の変形例である。
【図10】 抜け止め片の変形例である。
【図11】 抜け止め片の変形例である。
【図12】 従来の板の連結構造を示す連結前の図であ
る。
【図13】 図12の構造を説明する連結後の断面図で
ある。
【符号の説明】
11 第1の板 12 第2の板 13 足 14 穴 15 切り込み 16 抜け止め片 17 工具穴 19 切り込み 20 縦フレーム 21 横フレーム 24 穴 70 工具

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属からなる第1の板を硬質性を有する
    第2の板に連結するための構造であって、前記第1の板
    に設けられ前記第2の板に設けられた穴に挿入される足
    と、この足に設けられ人力により曲げ起こされてその先
    端が第2の板に接する抜け止め片とを有することを特徴
    とする板の連結構造。
  2. 【請求項2】 抜け止め片は、足にコの字型またはUの
    字型の切り込みを設け、このコの字型又はUの字型の切
    り込みの内側の部分を人力により曲げ起こして構成され
    るものであり、かつ、このコの字型又はUの字型の切り
    込みの設置方向は、この抜け止め片の先端がこの足が挿
    入されている穴の縁に平行に接する方向に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載の板の連結構造。
  3. 【請求項3】 抜け止め片は、工具の先端を差し込んで
    曲げ起こすための工具穴を有するものであることを特徴
    とする請求項2記載の板の連結構造。
  4. 【請求項4】 抜け止め片は、その基部に折曲げしやす
    くするための切込み、又は長円穴、を有する事を特徴と
    する請求項2記載の板の連結構造。
  5. 【請求項5】 金属製の第1の板を硬質性を有する第2
    の板に連結するための構造であって、前記第2の板に設
    けられ前記第1の板を挿入する穴と、前記穴に挿入され
    た前記第1の板に前記穴に接するように設けられ人力に
    より曲げ起こされる抜け止め片とを有することを特徴と
    する板の連結構造。
  6. 【請求項6】 縦フレームと横フレームとを有する配電
    盤であって、前記横フレームは請求項5に記載の板の連
    結構造を用いて前記縦フレームに組付けられていること
    を特徴とする配電盤。
JP8298631A 1996-11-11 1996-11-11 板の連結構造およびこの連結構造を用いた配電盤 Pending JPH10141327A (ja)

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