JP3299223B2 - ボード類の固定構造 - Google Patents

ボード類の固定構造

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JP3299223B2 JP15305099A JP15305099A JP3299223B2 JP 3299223 B2 JP3299223 B2 JP 3299223B2 JP 15305099 A JP15305099 A JP 15305099A JP 15305099 A JP15305099 A JP 15305099A JP 3299223 B2 JP3299223 B2 JP 3299223B2
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希義 前田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PCIボード等の
ボード類をそのアースプレートに固定するための固定構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、PCIボード等のボード
類をアースプレートに固定する際には、ボード類の部品
実装面や裏面、または、外出しコネクタ面からアースプ
レートをネジ等により固定する方法が一般に採用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな取付固定方法を採用した場合、取付作業にネジ等の
固定部材およびドライバー等の固定治具が必要となり、
作業性に問題があった。
【0004】加えて、ネジ等の固定部材による締め付け
を行う必要があるため、取付工程における作業工数が増
大し、作業効率の低下を招いていた。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、取付作業にネジ等が必要でなく、なおか
つ、作業工数を従来に比較して減ずることができるよう
なボード類の固定構造を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては以下の手段を採用した。すなわち、
請求項1記載のボード類の固定構造は、ボード類をその
アースプレートに固定するための固定構造であって、前
記アースプレートの片面に突出状態に設けられたブラケ
ットを備えてなり、該ブラケットは、互いに平行に形成
された相対する一対の固定面を有した構成とされるとと
もに、これら固定面同士の間の空間が、前記ブラケット
の突出方向に開口した構成とされ、前記相対する固定面
は、前記ボード類の厚さ寸法と略同一寸法互いに離間し
た状態で設けられ、前記固定面のそれぞれの相対する位
置に凸部が設けられ、前記ボード類の端部には、前記相
対する凸部の双方に対して嵌合可能な孔部が設けられ、
前記アースプレートの片面にレールが設けられ、前記ブ
ラケットは前記レールに沿って移動可能な構成とされて
いることを特徴としている。
【0007】
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を、図面を参照して説明する。図1および図2は、PC
Iボード(ボード類)1を、そのアースプレート2に固
定するための固定構造3の概略構成を示す図であり、図
1はその側面図、図2は、平面図である。図3は、図1
におけるA方向から固定構造3を見た際の図である。
【0009】これら図中に示すように、固定構造3は、
アースプレート2の片面2aに突出状態に設けられた一
対のブラケット4,4を有した構成とされている。この
ブラケット4,4は、例えば、導電性のある金属等の材
料により一体成型されたものであり、アースプレート2
の延在方向と平行な水平方向(図2中B方向)から見た
場合に、略コ字状をなすように形成されている。これに
より、ブラケット4には、互いに平行な相対する一対の
固定面5,5が形成されるとともに、これら固定面5,
5同士の間の空間Sがブラケット4の突出方向(図1中
C方向)に開口した構成となっている。
【0010】また、固定面5,5は、PCIボード(ボ
ード類)1の厚さ寸法h(図1参照)と略同一寸法、互
いに離間した状態で設けられている。さらに、固定面
5,5の互いに相対する位置には、それぞれ、突起部
(凸部)6,6が設けられている。
【0011】一方、PCIボード1の端部1aには、一
対の丸穴(孔部)7,7が設けられている。これら丸穴
7,7は、ブラケット4,4同士間の距離寸法と同一寸
法離間させられた状態で設けられている。
【0012】このような固定構造3において、PCIボ
ード1に対してアースプレート2を固定するには、ま
ず、図4に示すように、アースプレート2の片面2aを
PCIボード1に対向配置する。この場合、ブラケット
4の固定面5,5同士の間に、PCIボード1の端部1
aが位置するようにする。
【0013】次に、図5に示すように、PCIボード1
の端部1aに対してアースプレート2を押し込む。これ
により、丸穴7に対して、固定面5,5に設けられた相
対する突起部6,6の双方が同時に上下から嵌合するこ
ととなり、PCIボード1に対してアースプレート2が
固定される。
【0014】以上述べた固定構造3においては、ブラケ
ット4の固定面5,5に設けられた突起部6,6と、P
CIボード1の端部1aに設けられた丸穴7を嵌合させ
ることにより、PCIボード1に対してアースプレート
2を固定するようにしたため、従来と異なり、ネジ等の
固定部材や、ドライバー等の固定治具が必要とならず、
これにより、PCIボード1とアースプレート2とを組
み立てる際の製作費用の削減を図ることができるととも
に、作業工数を削減することが可能となる。
【0015】さらに、この場合、アースプレート2をP
CIボード1へ押し込むという動作のみで、アースプレ
ート2をPCIボード1に対して固定することができる
ため、従来異なり、ネジ止め等の作業が不要となり、取
付作業性の向上を図ることができるとともに、さらなる
工数削減効果を得ることができる。
【0016】また、丸穴7に対して、相対する突起部
6,6の双方が同時に上下から嵌合するようにしたた
め、PCIボード1に対してアースプレート2を良好に
固定することができる。
【0017】以上において、本発明の一実施の形態を説
明したが、本発明は上記実施の形態に限定されることな
く、必要に応じて、他の構成を採用することも可能であ
る。
【0018】図6、7は、本発明の他の実施の形態の一
例である固定構造3’のうち、アースプレート2に係る
部分を示した図であり、図6は、アースプレート2の片
面2aの正面図、図7は、同、側面図である。
【0019】この固定構造3’においては、アースプレ
ート2の片面2aに、水平方向に延在するレール8,8
が設けられ、これらレール8,8に沿ってブラケット4
が移動可能な構成とされている。
【0020】このような構成を採用することにより、ブ
ラケット4,4間の距離が調整可能となるため、丸穴
7,7間の距離寸法が異なるPCIボード1に対して
も、ブラケット4,4を左右に移動させて対応すること
が可能となり、適切な位置においてブラケット4の突起
部6,6を丸穴7,7に対して嵌合させることができ
る。したがって、PCIボード1上の丸穴7,7の位置
に依存することなくPCIボード1に対してアースプレ
ート2を固定することができ、汎用性が高い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るボ
ード類の固定構造においては、ボード類に対してアース
プレートを固定する上で、ネジ等の固定部材や、ドライ
バー等の固定治具が不要となり、ボード類とアースプレ
ートとを組み立てる上で、製作費用の削減を図ることが
できるとともに、作業工数を削減することが可能とな
る。さらに、アースプレートをボード類へ押し込むとい
う動作のみで、アースプレートをボード類に対して固定
することができるため、従来と異なり、ネジ止め等の作
業が不要となり、取付作業性の向上を図ることができる
とともに、さらなる工数削減効果を得ることができる。
また、孔部に対して、相対する凸部の双方が同時に上下
から嵌合するようにしたため、ボード類に対してアース
プレートを良好に固定することができる。
【0022】さらに、ブラケットがレールに沿って移動
可能とされているために、ボード類に設けられた孔部の
位置に依存することなくボード類に対してアースプレー
トを固定することが可能となり、汎用性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を模式的に示すの固定
構造の平面図である。
【図2】 同、側面図である。
【図3】 図1におけるA方向から固定構造を見た際の
立面図である。
【図4】 PCIボードにアースプレートを固定する際
の手順を示す側面図である。
【図5】 PCIボードにアースプレートを固定する際
の手順を示す図であって、図3の次の手順を示す側面図
である。
【図6】 本発明の他の実施の形態である固定構造の要
部を示す図であって、アースプレートの片面の正面図で
ある。
【図7】 同、側面図である。
【符号の説明】
1 PCIボード(ボード類) 2 アースプレート 2a 片面 3,3’ 固定構造 4 ブラケット 5 固定面 6 突起部(凸部) 7 丸穴(孔部) 8 レール S 空間 C ブラケットの突出方向 h アースプレートの厚さ寸法

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボード類をそのアースプレートに固定す
    るための固定構造であって、前記アースプレートの片面
    に突出状態に設けられたブラケットを備えてなり、該ブ
    ラケットは、互いに平行に形成された相対する一対の固
    定面を有するとともに、これら固定面同士の間の空間
    が、前記ブラケットの突出方向に開口した構成とされ、
    前記相対する固定面は、前記ボード類の厚さ寸法と略同
    一寸法互いに離間した状態で設けられ、前記固定面のそ
    れぞれの相対する位置に凸部が設けられ、前記ボード類
    の端部には、前記相対する凸部の双方に対して嵌合可能
    な孔部が設けられ、前記アースプレートの片面にレール
    が設けられ、前記ブラケットは前記レールに沿って移動
    可能な構成とされていることを特徴とするボード類の固
    定構造
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