JPH041755Y2 - - Google Patents

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JPH041755Y2
JPH041755Y2 JP12496584U JP12496584U JPH041755Y2 JP H041755 Y2 JPH041755 Y2 JP H041755Y2 JP 12496584 U JP12496584 U JP 12496584U JP 12496584 U JP12496584 U JP 12496584U JP H041755 Y2 JPH041755 Y2 JP H041755Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は印刷配線基板を挿脱するための複数個
の案内溝が設けられている通信機器装置用シエル
フの枠棚の構造に関するものである。
従来の技術 まず最初に、従来のこの種の通信機器装置用の
シエルフの構造について説明する。
第5図a,bはそれぞれ従来の通信機器装置用
シエルフの一例の正面図と側面図であり、第6図
は第5図aのB−B断面図で印刷配線基板のコネ
クタとコネクタ取付板のコネクタとの係合状態を
示す図、第4図は下部枠棚と側面板との接合関係
を示す斜視図である。
従来のこの種のシエルフ構造は、第4図、第5
図、第6図に示すように、2個の側面板1を対向
配置し、この側面板1の間に枠棚2を架設してい
る。両側面板1に左右同一の高さおよび位置で対
向する係止め穴1a,1a′,1b,1b′,1c,
1c′および1d,1d′を複数個配置し、枠棚2の
両端部に一体成形されたL字形の折曲げ係止め片
2a,2a′,2b,2b′を有し、その係止め片2
a,2a′,2b,2b′にはねじ穴が穿設されてお
り、このねじ穴と側面板1の係止め穴、1a,1
a′,1b,1b′,1c,1c′および1d,1d′を
使用してねじ3a,3b,3c,3dによつて枠
棚2と側面板1を固定して枠体を構成している。
さらに、この枠体の後部にコネクタ取付板3を取
り付けるために、側面板1の後部に左右で対向す
る係止め穴11a,11a′を左右同一の高さで配
置し、コネクタ取付板3の係止め折曲げ片4aを
ねじ12aで側面板1に固定している。
ここで枠棚2には印刷配線基板5を挿脱する案
内溝6を有し、その案内溝6は枠棚2の一端の折
曲げ係止片2a,2bを基準に決められた精度寸
法Dで突設されている。また印刷配線基板5の後
部にはコネクタ5aが実装されている。一方コネ
クタ取付板3には、コネクタ5bがコネクタ取付
板3の一端の折曲げ係止め片4aを基準に決めら
れた寸法精度Eで取付られる。印刷配線基板5を
案内溝6に沿つて挿入することにより、コネクタ
5aとコネクタ5bの嵌合によつて回路が形成さ
れる。従つてコネクタの嵌合精度を保つために
は、枠棚2に突設する案内溝6の係止め片からの
基準寸法Dおよびコネクタ取付板3に取付けたコ
ネクタ5bの係止め片からの基準寸法Eが高精度
の寸法を要求される。しかしながら枠棚2の基準
寸法精度は係止め片2a,2bの機械曲げ加工精
度に左右され、曲げ加工にばらつきがあり、精度
を保つために金型に多大の製作費用がかかつてい
た。また曲げ加工精度を補正するために、枠棚2
と側面板1との組立にも基準寸法Dを補正するこ
とになり、治工具等を用いて行うため組立工数お
よび治工具製作費が多大になる欠点があつた。
考案が解決しようとする問題点 本考案の目的は、上述した枠棚のL字形の折曲
げ部の機械加工精度の誤差の影響を受けることな
く、上記欠点を改善し、簡単にコネクタの嵌合精
度をあげることができる構造を提供することにあ
る。
問題点を解決するための手段 本考案は上述した目的を達成するために、両側
の側面板と、これらの両側面板間に接続固定され
印刷配線基板を挿脱するための複数個の案内溝が
設けられた枠棚とを具備する通信機器装置用シエ
ルフにおいて、前記枠棚の両端部に、前記側面板
とねじ固定されるためのL形折曲げ係止め片と、
先端が、前記折曲げ係止め片よりきわめて僅かに
突出し前記側面板に当接するとともに、前記複数
個の案内溝の位置決めの基準点となる平形突出部
とを具備した構成を採用するものである。
作 用 本考案は上述した構成を採用することにより、
枠棚上に設けられる複数個の印刷配線基板の案内
溝が、枠棚の両端部に設けられた平形突出部の先
端を基準点として位置決めされて製作されるの
で、従来のようにL形折曲げ係止め片の折曲げ精
度の誤差に影響されることなく、したがつて印刷
配線基板後部のコネクタと、コネクタ取付板のコ
ネクタとの嵌合を常時確実に保つことができる。
実施例 次に本考案の実施例について第1図ないし第3
図を参照して説明する。第2図a,bはそれぞれ
本考案による通信機器装置用シエルフの正面図お
よび側面図、第3図は第2図aのA−A断面図
で、印刷配線基板のコネクタとコネクタ取付板の
コネクタとの係合状態を示す図、第1図は下部枠
棚と側面板との接合関係を示す斜視図である。
この実施例における側面板1は、第1図に示す
ように、板材の一端をL字状に折り曲げて、係止
め片13aと折曲げ片13bとをつくり、係止め
片13aの上下端部に左右の両側面板について同
一の高さおよび位置で対応する複数個の係止めね
じ穴1a,1a′,1b,1b′,1c,1c′および
1d,1d′を配置する。次に枠棚2は、第1図に
示すように、両端部にL字状の折曲げ係止め片2
a,2bと、この係止め片2a,2bの折曲げ位
置よりきわめて僅かな段差4をもつて突出する平
形突出部2c,2d,2eとを設ける。次に枠棚
2の前記折曲げ係止め片2a,2bに設けられた
ねじ穴と、側面板1に設けられた前記係止めねじ
穴1a〜1dにねじ3a〜3dを嵌合することに
より、両側面板間に枠棚2を接続固定し、枠体を
構成する。
さらにこの枠体の後部には、第2図bに示すよ
うに、側面板1の係止め片13aの後部に左右で
対向する係止め穴11a,11a′を左右で同一の
高さに配置し、コネクタ取付板3の折曲げ係止め
4aをねじ12aで側面板1に固着して、コネク
タ板3を固定している。ここで枠棚2には印刷配
線基板5を挿脱する案内溝6を設け、その案内溝
6は枠棚2の端部の平形突出部2c〜2eの先端
面を基準にして決められた寸法精度Dで設けられ
る。
次に印刷配線基板5の後部にはコネクタ5aが
実装され、コネクタ取付板3にその端部の折曲げ
係止め4aの位置から決められた寸法精度Eでコ
ネクタ5bが取付けられる。印刷配線基板5を案
内溝6に沿つて挿入することにより、コネクタ5
aとコネクタ5bが嵌合し、回路が形成される。
コネクタの嵌合は電気的に重要な要素であり、
枠棚2に突設する案内溝6の平形突出部2c〜2
eの先端からの基準寸法Dおよびコネクタ取付板
3に取付けたコネクタ5bの折曲げ係止め4aか
らの基準寸法Eが高精度を要求される。枠棚2に
突設した案内溝6は、本考案においては枠棚2の
端部に設けた平形突出部2c〜2eの先端から基
準寸法Dを定めており、曲げ加工で形成されたL
字形係止め片2a,2bの機械曲げ加工精度とは
無関係である。
従つて基準寸法Dは容易に高精度を保つことが
可能であると同時に、曲げ加工に要する金型は簡
易的なものでよく、安価である。また組立精度は
基準寸法Dにより一定であるため、治工具等で行
う必要がなく、組立工数および治工具製作費が節
約される。同時に枠棚2の両端部に設けたL字形
係止め片2a,2bと本考案の平形突出部2c〜
2dの先端との間に少量の段差4を設けることに
より、枠棚2と側面板1の係止め片13aとのね
じ締結は、ねじ3a〜3dに段差4分の弾性スト
レスが働き、ねじのゆるみ防止の効果が期待でき
る。
考案の効果 本考案によれば、以上説明したように、枠棚の
両端に、側面板への取付用のL字状折曲げ片のほ
かに、平形の突出部を設け、案内溝の位置をこの
平形突出部の先端より決めることにより、印刷配
線基板のコネクタとコネクタ板のコネクタとの嵌
合を容易かつ確実にすることができ、したがつて
枠棚の端部のL字状折曲げ片の金型費用、治工具
費用の低減と組立工数の省力化、作業能率の向
上、原価の低減を計れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の下部枠棚と側面板との
接合関係を示す斜視図、第2図a,bはそれぞれ
本考案実施例の通信機器装置用シエルフの正面図
および側面図、第3図は第2図aのA−A断面
図、第4図は従来例の下部枠棚と側面板との接合
関係を示す斜視図、第5図a,bはそれぞれ従来
例の通信機器装置用シエルフの正面図および側面
図、第6図は第5図aのB−B断面図である。 1……側面板、2……枠棚、3……コネクタ取
付板、4……段差、5……印刷配線基板、6……
案内溝、2a,2b……L形折曲げ係止め片、2
c,2d,2e……平形突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側の側面板と、これらの両側面板間に接続固
    定され印刷配線基板を挿脱するための複数個の案
    内溝が設けられた枠棚とを具備する通信機器装置
    用シエルフにおいて、前記枠棚の両端部に、前記
    側面板とねじ固定されるためのL形折曲げ係止め
    片と、先端が、前記折曲げ係止め片よりきわめて
    僅かに突出し前記側面板に当接するとともに、前
    記複数個の案内溝の位置決めの基準点となる平形
    突出部とを具備していることを特徴とする通信機
    器装置用シエルフ構造。
JP12496584U 1984-08-16 1984-08-16 通信機器装置用シエルフ構造 Granted JPS6139986U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12496584U JPS6139986U (ja) 1984-08-16 1984-08-16 通信機器装置用シエルフ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12496584U JPS6139986U (ja) 1984-08-16 1984-08-16 通信機器装置用シエルフ構造

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Publication Number Publication Date
JPS6139986U JPS6139986U (ja) 1986-03-13
JPH041755Y2 true JPH041755Y2 (ja) 1992-01-21

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JP12496584U Granted JPS6139986U (ja) 1984-08-16 1984-08-16 通信機器装置用シエルフ構造

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