JPH0230980Y2 - - Google Patents

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JPH0230980Y2
JPH0230980Y2 JP1984010782U JP1078284U JPH0230980Y2 JP H0230980 Y2 JPH0230980 Y2 JP H0230980Y2 JP 1984010782 U JP1984010782 U JP 1984010782U JP 1078284 U JP1078284 U JP 1078284U JP H0230980 Y2 JPH0230980 Y2 JP H0230980Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、机の天板の左右両側に脚体を、当該
脚体の上端面が露出するように装着するか、或い
は前記天板の後面に、後幕板を、当該後幕板の上
端面が露出するように装着して成る机において、
前記両脚体又は後幕板における上端面に対するカ
バー装置に関するものである。
〔従来の技術と問題点〕 このように、机の天板の左右両側に脚体を、当
該脚体の上端面が露出するように装着するか、或
いは前記天板の後面に、後幕板を、当該後幕板の
上端面が露出するように装着して成る机において
は、前記両脚体又は後幕板の上端面が露出してい
ることにより、この上端面に対して照明器具又は
側面バネル等の取付部を設けることができる利点
を有する反面、美観が低下するので、この上端面
は、合成樹脂製のカバー体によつてカバーするの
が普通である。
しかし、このカバー体を、前記上端面の全長に
わたつて一体的に構成することは、このカバー体
を、合成樹脂の射出形成によつて成形する場合に
おける成形金型が、著しく大型になると共に、前
記上端面の長さ寸法が、机の大きさにつれて変わ
つた場合、これに応じて前記射出成形用の金型を
変更しなければならないので、合成樹脂製カバー
体の成形に要するコストが大幅にアツプするので
あり、しかも、前記上端面における長さ寸法と、
カバー体における長さ寸法との間における寸法誤
差によつて、カバー体の一端が、上端面の一端か
ら突出したり、或いは、凹んだりすると云う不具
合が発生するのであつた。
本考案は、この不具合を解消したカバー装置を
提供するものである。
〔問題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案は、机の天板の
左右両側に脚体を、当該脚体の上端面が露出する
ように装着するか、或いは前記天板の後面に、後
幕板を、当該後幕板の上端面が露出するように装
着して成る机において、前記脚体の上端面又は後
幕板の上端面に、当該上端面を覆うように着脱自
在に取付く合成樹脂製のカバー体を、前記上端面
のうちその長手方向の両端部を覆う端部カバー
と、前記上端面のうち前記両端部カバーの間の部
分を覆う中間カバーとの三つに分割する一方、前
記両端部カバーにおける中間カバー側の一端に、
前記中間カバーの下面に沿つて延びるようにした
突起を一体的に造形する構成にした。
〔考案の作用・効果〕
このように、合成樹脂製のカバー体を、上端面
のうちその長手方向の両端部を覆う端部カバー
と、上端面のうち前記両端部カバーの間の部分を
覆う中間カバーとの三つに分割したことにより、
両端部カバーは、合成樹脂の射出成形によつて製
作するものの、その中間における中間カバーの断
面形状は、その全長にわたつて同じ形状になり、
この中間カバーを、合成樹脂の押し出し成形によ
つて製作することができるから、前記カバー体の
成形するための金型を著しく小型化できると共
に、机の大きさにつれて前記上端面の長さ寸法が
変わつた場合には、前記押し出し成形による中間
カバーの長さを変えるだけで良いのであり、しか
も、前記中間カバーにおける長さの調節によつ
て、両端部カバーの一端を、上端面に一端に対し
て正確に一致することができるのである。
従つて本考案によると、前記カバー体の成形に
要するコストを大幅に低減することができると共
に、カバー体の一端を、上端面の一端に対して正
確に一致することが容易にできるのである。
しかし、カバー体を、前記のように三つに分割
する構成にすると、両端部カバーの上面と、中間
カバーの上面との間に、段差ができるおそれがあ
り、また、中間カバーに下向きの外力をかけたと
き、中間カバーの上面が、両端部カバーの上面よ
り低くなると云う不具合が発生して、美観が低下
することになる。
これに対して本考案は、前記両端部カバーにお
ける中間カバー側の一端に、前記中間カバーの下
面に沿つて延びるようにした突起を一体的に造形
することにしたもので、このように構成すると、
中間カバーの取付け状態において、該中間カバー
の下面の両端が、前記両端部カバーから一体的に
突出した突起に接当するから、中間カバーの上面
を、両端部カバーの上面に対して、同一平面状に
揃えることが確実にできると共に、中間カバーに
対して下向きの外力をかけたとき、この外力は、
前記突起を介して端部カバーに伝達するから、中
間カバーの上面が、両端部カバーの上面より低く
なることはないから、カバー体を三つに分割した
ことによつて美観が低下することを防止できるの
である。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面について説明する
と、図において符号1で示す机は、天板4の左右
両側に脚体2を、後側に後幕板3を、これら両脚
体2及び後幕板の上端面が天板4の上面側に露出
するように装着されている。
この両脚体2及び後幕板3は、いずれも薄金属
板製で、その上端面には、当該上端面の長手方向
に沿つて延びる断面上向きコ字状の枠体5が各々
設けられ、この各枠体5における両側面板の上端
には、内向きに屈曲したフランジ6が造形され、
且つ、この枠体5には、前記天板4に対してボル
ト(図示せず)にて取付けるためのナツト7が複
数個固着されている。
また、前記各部体5におけるフランジ6には、
当該枠体5の両端部の部位に複数個の切欠部8が
設けられ、更にまた、枠体5には、前記各切欠部
8の下部の部位に係合凹所12が設けられてい
る。
本考案における合成樹脂製のカバー体は、両脚
体2及び後幕板3における前記枠体5の上端開口
部をカバーするものであり、枠体5の両端部に対
する一対の端部カバー9と、その中間に対する中
間カバー13との三つによつて構成する。
前記両端部カバー9は、合成樹脂の射出成形に
よつて製作され、その本体9′の下面における左
右両側には、前記枠体5における係合凹所12に
嵌まり係合する係合爪11を備えた足片10が一
体的に造形され、また、前記本体9′の下面にお
ける一端部には、前記枠体5の一端部内に嵌まる
ガイド突起14が一体的に造形されている。
一方、前記中間カバー13は、合成樹脂の押し
出し成形により断面下向きコ字状に形成され、そ
の下面の両側には、前記枠体5における両フラン
ジ6に嵌まり係合する係合片17が一体的に造形
されている。
そして、前記両端部カバー9における中間カバ
ー13側の端部には、前記中間カバー13の下面
に沿つて延びるようにした突起15を一体的に造
形する。なお、この突起15の付け根部と端部カ
バー9の上面との間には傾斜面16が設けられて
いる。
この構成において、両端部カバー9を、両脚体
2における枠体5の上端開口部、及び後幕板3に
おける枠体5の上端開口部に対して、各々上から
差し込めば、その各足片10の係合爪11が、枠
体5における係合凹所12に嵌まり係合すること
により、枠体5の両端部における開口部をカバー
することができる。
一方、前記合成樹脂の押し出し成形により製造
した中間カバー13を、前記両端部カバー9の間
の寸法に合せて適宜長さに切断したのち、前記両
端部カバー9の中間部分に上から差し込むことに
より、その一対の係合片17が、枠体5における
両フランジ6に嵌まり係合するから、枠体5にお
ける中間部分をカバーすることができる。
この取付け状態において、中間カバー13の両
端下面が、前記両端部カバー9から一体的に突出
した突起15の上面に接当するから、中間カバー
13の上面と、両端部カバー9の上面とを、同一
平面状に揃えることができる。また、中間カバー
13に対して下向きの外力をかけたとき、この外
力は、前記突起15を介して端部カバー9に伝達
するから、中間カバー13の上面が、両端部カバ
ー9の上面より低くなることを防止することがで
きる。
なお、中間カバー13の取り外すに際しては、
前記突起15の付け根部における傾斜面16に、
第10図に示すように、ドライバー工具18を挿
入してこじることにより、中間カバー13を容易
に取り外すことができる。
また、前記両脚体2の上端面に立設した側面パ
ネル19、及び後幕板3の上端面に立設した後面
パネル20は、これら側面パネル19及び後面パ
ネル20における下部補強枠21に対して、前記
中間カバー13を、ねじ22にて止めることによ
り取付けられている。この場合において、両側面
パネル19と後面パネル20との上端面は、前記
と同様に端部カバー24と、中間カバー25とに
よつてカバーされており、これら両側面パネル1
9と後面パネル20とを連結する平面L型の連結
金具26は、前記両側面パネル19及び後面パネ
ル20に対する上部補強部材23内に、切欠溝2
7を介して配設され、且つ、ねじ28にて取付け
られている。なお、符号29は、前記連結金具2
6の位置決め用のダボである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は机の斜
視図、第2図は要部の分解斜視図、第3図は脚体
における上端部の平面図、第4図は第3図の−
視断面図、第5図は第4図の−視断面図、
第6図は端部カバーの一部切欠正面図、第7図は
第6図の底面図、第8図は第6図の平面図、第9
図は第6図の一部切欠側面図、第10図は作用説
明図、第11図は側面パネルと後面パネルとの連
結部を示す斜視図、第12図は第11図はXII−XII
視断面図、第13図は第11図の−視断
面図、第14図は第11図の−視断面図
である。 1……机、2……脚体、3……後幕板、4……
天板、5……枠体、6……フランジ、8……切欠
部、12……係合凹所、9……端部カバー、10
……足片、11……係合爪、13……中間カバ
ー、17……係合爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 机の天板の左右両側に脚体を、当該脚体の上端
    面が露出するように装着するか、或いは前記天板
    の後面に、後幕板を、当該後幕板の上端面が露出
    するように装着して成る机において、前記脚体の
    上端面又は後幕板の上端面に、当該上端面を覆う
    ように着脱自在に取付く合成樹脂製のカバー体
    を、前記上端面のうちその長手方向の両端部を覆
    う端部カバーと、前記上端面のうち前記両端部カ
    バーの間の部分を覆う中間カバーとの三つに分割
    する一方、前記両端部カバーにおける中間カバー
    側の一端に、前記中間カバーの下面に沿つて延び
    るようにした突起を一体的に造形したことを特徴
    とする机の脚体等におけるカバー装置。
JP1078284U 1984-01-27 1984-01-27 机の脚体等におけるカバ−装置 Granted JPS60121828U (ja)

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JPS60121828U JPS60121828U (ja) 1985-08-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576189U (ja) * 1980-06-11 1982-01-13

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