JPH0220865Y2 - - Google Patents

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JPH0220865Y2
JPH0220865Y2 JP17799083U JP17799083U JPH0220865Y2 JP H0220865 Y2 JPH0220865 Y2 JP H0220865Y2 JP 17799083 U JP17799083 U JP 17799083U JP 17799083 U JP17799083 U JP 17799083U JP H0220865 Y2 JPH0220865 Y2 JP H0220865Y2
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JP
Japan
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front panel
chassis
bonnet
flange
locking
Prior art date
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JP17799083U
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JPS6085879U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フロントパネル装置に係り、更に詳
しくはオーデイオ機器等で代表される電気機器の
フロントパネル装置に関する。
〔従来の技術〕
従来から知られているフロントパネル装置は、
たとえば第1図にその分解斜視図を示すように、
シヤーシ1、フロントパネル2及びボンネツト4
で構成されている。
シヤーシ1には、上下両面の端縁に複数の小突
片1aが形成されており、これら小突片1aにビ
ス孔1bが穿設されている。また、シヤーシ1の
上下両面には、嵌合凹部1cが設けられている。
他方、フロントパネル2は、シヤーシ1の上下両
面を挟持する形状に成形された挟持片2aから突
片2bを突設させ、この突片2bに小孔2cを穿
つている。また、ボンネツト4の上下両端にはフ
ランジ部4aが形成されており、シヤーシ1のビ
ス孔1bに対応した位置関係で複数の小孔4bが
フランジ部4aに穿設されている。
フロントパネル2は、突片2bを嵌合凹部1c
に嵌め込み、小孔2cを貫通してビス3をビス孔
1dにねじ込むことによつてシヤーシ1に固定さ
れる。また、シヤーシ1は、小孔4bを貫通して
ビス5をビス孔1bにねじ込むことによつて、ボ
ンネツト4に取り付けられる。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように従来のフロントパネル装置にあつて
は、シヤーシ1に対するフロントパネル2の取付
け及びボンネツト4への取付けに際し、シヤーシ
1の天地を反転させ、上下両面からビス3,5に
よるビス止め作業を行うことが要求されていた。
そのため、フロントパネルの組立が非常に能率の
悪いものとなつていた。
そこで、本考案は、反転を伴つたビス止め作業
を省略し、最低限のビス止め作業によつてフロン
トパネルの組み立てを容易に行うことを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のフロントパネル装置は、その目的を達
成するため、機器本体の前面に取付けられている
断面コ字型のボンネツトと、該ボンネツトにビス
止め固定されるシヤーシと、該シヤーシを介して
ボンネツトに取り付けられるフロントパネルとを
備え、前記ボンネツトには一端側のフランジ部に
ビス孔が穿設されており、前記シヤーシは前記ボ
ンネツトの他端側に形成したフランジ部の内面に
下端面が当接する断面コ字型の嵌着フランジと、
該嵌着フランジの内側に突出した突起と、該嵌着
フランジとは反対側の縁部に形成された係止切欠
き及び係止突片とを有しており、前記フロントパ
ネルには前記嵌着フランジの内側に突設した突起
に嵌合する係止孔が一端縁に、前記係止切欠きに
係合する係止爪が他端縁に設けられていることを
特徴とする。
〔作用〕
本考案のフロントパネル装置においては、フロ
ントパネルの係止孔にシヤーシの嵌着フランジに
設けた突起を嵌め合わせることによつて、シヤー
シ及びフロントパネルの下端に関する位置関係が
設定される。また、シヤーシ及びフロントパネル
の上側に関する位置関係は、係止切欠きに対する
係止爪の係合によつて設定される。すなわち、シ
ヤーシとフロントパネルとは、ビス等を必要とす
ることなく組み立てられる。
また、フロントパネルが取付けられたシヤーシ
をボンネツトに嵌め込み、一端側から両者をビス
止めすることによつてシヤーシがボンネツトに固
定される。そのため、反転作業を必要とすること
なく、片側からだけの作業によつてフロントパネ
ルが組み立てられる。
〔実施例〕
以下、第2図〜第4図を参照しながら、実施例
によつて本考案を具体的に説明する。
本実施例のフロントパネル装置は、機器本体を
省略して図示した第2図にみられるように、上下
にフランジ部11,12をもち、断面形状がほぼ
コ字形のボンネツト10を備えている。そして、
上側のフランジ部11には、ビス孔11aが等間
隔で穿設されている。
このボンネツト10に対して、シヤーシ20及
びフロントパネル30が取り付けられる。これら
シヤーシ20及びフロントパネル30は、何れも
プラスチツクス材料で作られている。
シヤーシ20には、平板部21の中間に段部2
2が形成されている。そして、平板部21の上縁
には、平板部21に直行する方向に縁部23が形
成されている。他方、平板部21の下縁には、段
部22に連続して嵌着フランジ24が形成されて
いる。
縁部23にはその長手方向に沿つて3か所に係
止切欠き23aが形成されており、この係止切欠
き23aの両傍は肉厚部が形成された段部23b
になつている。そして、この段部23bの背面に
突片25が形成されており、この突片25にビス
孔25aが穿設されている。
他方、シヤーシの下部に形成された嵌着フラン
ジ24の内面には、3本の係止突起26が所定の
間隔で突設されている。この嵌着フランジ24の
下面は、ボンネツト11の下側に形成したフラン
ジ部12の内面に当接し、シヤーシ20をボンネ
ツト10の内部空間に載置させる。そのため、嵌
着フランジ24の下面から段部23bの頂面まで
の寸法を、ボンネツト10のフランジ部11と1
2との間の距離に一致させている。
フロントパネル30には、平面部31の上下に
浅いリム32,33が平面部31に対して直行状
態で設けられている。リム32には、シヤーシ2
0の係止切欠き23aと同一のピツチで係止爪3
4が形成されている。他方、リム33には、嵌着
フランジ24の内面側に設けた係止突起26と同
一のピツチで、且つ係止突起26を嵌入できる係
止孔33aが穿設されている。
次いで、以上のフロントパネル装置の組立作業
を、第4図を参照しながら説明する。
先ず、シヤーシ20とフロントパネル30とを
一体化するため、シヤーシ20の嵌着フランジ2
4内面側に設けた係止突起26をフロントパネル
30の係止孔33aに嵌め込む。次いで、フロン
トパネル30の係止爪34を、シヤーシ10の係
止切欠き23aに係合させる。これによつて、シ
ヤーシ20及びフロントパネル30は、上下両縁
において一体化する。
このようにして一体化されたシヤーシ20及び
フロントパネル30をボンネツト10のフランジ
部11,12で囲まれた内部空間に挿入し、シヤ
ーシ20の嵌着フランジ24の下面をボンネツト
10の下側フランジ部12の上面に密着させる。
そして、上側フランジ部11の内側にフロントパ
ネル30のリム32及びシヤーシ20の段部23
bの頂面を位置させる。この状態で、ボンネツト
10の外側からビス孔11aにビスをねじ込むこ
とによつて、ボンネツト10にシヤーシ20及び
フロントパネル30が取り付けられる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案のフロントパネ
ル装置においては、シヤーシ及びフロントパネル
を一体化した状態で、機器に備え付けたボンネツ
トに組み込み、片側だけからのビス止め作業によ
つて組み立てることができる。このとき、シヤー
シとフロントパネルとは、係止突起と係止孔及び
係止切欠きと係止爪とを係合させることにより、
一体化することができる。このように、本考案に
よるとき、フロントパネルの組立て立て作業中に
機器の天地を反転させてビス止めする作業が不用
となり、能率的な組立作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフロントパネル装置の分解斜視
図、第2図は本考案実施例のフロントパネル装置
の分解斜視図、第3図は同装置におけるシヤーシ
とフロントパネルとを示す分解斜視図、第4図は
組立て順序を説明するための図である。 10……ボンネツト、11,12……フランジ
部、11a……ビス孔、20……シヤーシ、21
……平板部、22……段部、23……縁部、23
a……係止切欠き、23b……段部、24……嵌
着フランジ、25……突片、25a……ビス孔、
26……係止突起、30……フロントパネル、3
1……平面部、32,33……リム、34……係
止爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機器本体の前面に取付けられている断面コ字型
    のボンネツトと、該ボンネツトにビス止め固定さ
    れるシヤーシと、該シヤーシを介してボンネツト
    に取り付けられるフロントパネルとを備え、前記
    ボンネツトには一端側のフランジ部にビス孔が穿
    設されており、前記シヤーシは前記ボンネツトの
    他端側に形成したフランジ部の内面に下端面が当
    接する断面コ字型の嵌着フランジと、該嵌着フラ
    ンジの内側に突出した突起と、該嵌着フランジと
    は反対側の縁部に形成された係止切欠き及び係止
    突片とを有しており、前記フロントパネルには前
    記嵌着フランジの内側に突設した突起に嵌合する
    係止孔が一端縁に、前記係止切欠きに係合する係
    止爪が他端縁に設けられていることを特徴とする
    フロントパネル装置。
JP17799083U 1983-11-16 1983-11-16 フロントパネル装置 Granted JPS6085879U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17799083U JPS6085879U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 フロントパネル装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP17799083U JPS6085879U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 フロントパネル装置

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Publication Number Publication Date
JPS6085879U JPS6085879U (ja) 1985-06-13
JPH0220865Y2 true JPH0220865Y2 (ja) 1990-06-06

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ID=30386554

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