JPH0211814Y2 - - Google Patents

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JPH0211814Y2
JPH0211814Y2 JP12321085U JP12321085U JPH0211814Y2 JP H0211814 Y2 JPH0211814 Y2 JP H0211814Y2 JP 12321085 U JP12321085 U JP 12321085U JP 12321085 U JP12321085 U JP 12321085U JP H0211814 Y2 JPH0211814 Y2 JP H0211814Y2
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frame member
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電子機器類や計測機器類等を組み
込んで内蔵するさいに使用する函体のパネル取付
け構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種函体におけるパネルの取付け構造
としては、第5図A及びBに示すものが知られて
いる。
即ち、第5図Aは函体を構成すべき方形枠体1
1の内周縁に各々フランジ部12を一体に形成
し、該フランジ部12にパネル13を止ネジ14
でもつて取付けたものである。また、第5図Bは
函体を構成すべきフランジ部22付き方形枠体2
1の内周縁に1条の取付け溝24を連通状に形成
し、該取付け溝24内にパネル23の外周縁を強
制的に挿着して取付けたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
もともと、この種函体はその外表面にできるだ
け突起物をなくすることが美感上からも好まし
く、しかも、内蔵する機器類の故障や保守管理上
からもパネルを適宜必要に応じて取外す必要があ
るものである。しかして、上記第1の取付け構造
はパネル13を止めネジ14でもつてフランジ部
12に取付けるものであるから、パネル13の取
外しを簡単に行うことができる反面、止ネジ14
の頭が常時パネル13上に突出するため極めて見
苦しく、著しく外観を損うものであつた。また、
第2の取付け構造はパネル23を取付け溝24内
に強制的に挿着して取付けるものであるから、パ
ネル23上に突起物が現出することなく極めてシ
ンプルである反面、内蔵する機器類の保守管理等
のさいにはパネル23の取外しが不可能であるた
め、その度ごとに一々枠体21自身を分解しなけ
ればならなかつた。
この考案は、上記従来品の問題点を一挙に解決
しようとするもので、パネルの外表面における突
起物をなくして、しかも、必要に応じて適宜パネ
ルを簡単に取外すことができる極めて便利な函体
におけるパネルの取付け構造を提供しようとする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕 この考案は、内周縁に1条の取付け溝34a,
34bが連通して形成されてなる函体を構成すべ
き方形状の枠体31と、該枠体31の一辺内縁に
着脱自在とされた内方縁に1条の取付け溝41を
有する可動枠部材38と、該可動枠部材38と枠
体31との間に取付け溝34a,34b,41を
介して取付け自在とされたパネル33と、上記可
動枠部材38の表面に係着自在とされた可撓性を
有する装飾板43とよりなり、上記可動枠部材3
8の取付け溝41内には位置決め用のピン42が
設けられ、他方、パネル33の一辺外縁には該ピ
ン42に対応して切欠き部45が形成せられてな
る函体におけるパネルの取付け構造である。
〔作用〕
枠体31にパネル33を取付けるさいには、ま
ず、可動枠部材38を止ネジ46等でもつて枠体
31の一辺内縁に可動自在に仮止めする。しかる
のち、パネル33をその切欠き部45が可動枠部
材38のピン42に対応するように枠体31内に
押込み、各外周縁を枠体31の取付け溝34a,
34b内に遊挿せしめる。パネル33の遊挿が終
ると、再び可動枠部材38を可動してその取付け
溝41内にパネル33の残存辺を遊挿せしめ、ピ
ン42を切欠き部45に係合せしめる。次いで、
可動枠部材38をしつかりと枠体31に取付けた
のち、該可動枠部材38の表面に装飾板43を係
着せしめて取付けを完了する。
パネル33を取外すさいには、上記操作を逆に
すればよい。
〔実施例〕
以下に、この考案を図面に示す1実施例につい
て説明する。
第1図において、35a,35b,36a,3
6bは方形状の枠体31を構成すべき長尺状とさ
れた一対の上下部枠部材と短尺状とされた一対の
側部枠部材、34a,35bは該上下部枠部材3
5a,35bと側部枠部材36a,36bとの内
周縁に各々連通して一体形成された1条の取付け
溝、32a,32bは該各取付け溝34a,34
bより段落ち状に各々内方へ突出して連設された
フランジ部、37は上記上部枠部材35aのフラ
ンジ部32a両端部に各々形成されたネジ孔であ
る。38は同上部枠部材35aのフランジ部32
a面に沿つて上下動自在な可動枠部材、39は該
可動枠部材38の長手方向に沿つてその表面に形
成された略あり形溝、40は該あり形溝39内に
前記ネジ孔37と対応して形成された止ネジ挿通
用の溝孔、41は上記可動枠部材38の長手方向
に沿つてその下端縁に形成された1条の取付け
溝、42は該取付け溝41の中央部に内設された
位置決め用のピンであり、上記取付け溝41は前
記下部枠部材35b及び側部枠部材36a,36
bの取付け溝34a,34bに連通するものとさ
れている。43は上記可動枠部材38のあり形溝
39に係着自在とされた可撓性を有する合成樹脂
製装飾板で、該装飾板43は可動枠部材38の幅
より若干大とされると共に、その裏面にはあり形
溝39に係止すべき2条の係止片44が外拡状に
形成せられている。33はパネルで、該パネル3
3の長さは側部枠部材36a,36bの取付け溝
34b間距離より若干小とされ、また、その幅は
可動枠部材38及び下部枠部材35bの取付け溝
34a,41間距離より若干小とされている。4
5は前記ピン42に対応して該パネル33の上端
部中央に形成された切欠部、その他、46は止ネ
ジを示す。
上述の如く構成されたこの考案において、枠体
31にパネル33を取付けるさいには第2図に示
すように行う。
即ち、可動枠部材38を上部枠部材35aのフ
ランジ部32a面に当接し、溝孔40内に止ネジ
46を挿通してネジ孔37に軽くねじ込んで仮止
めする。ついで、パネル33をその切欠き部45
が上に位置するようにして枠体31内に押込み、
その両側縁、及び下端縁を各々側部枠部材36
a,36bの取付け溝34bと下部枠部材35b
の取付け溝34a内に遊挿せしめたのち、可動枠
部材38を下方に可動せしめてその取付け溝41
内にパネル33の上端縁を遊挿し、ピン42を切
欠き部45に係合せしめることによりパネル33
の取付け位置決めを行う(第4図参照)。しかる
のち、止ネジ46をネジ孔37にしつかりとねじ
込んでパネル33を枠体31に取付け、のち、可
動枠部材38のあり形溝39に装飾板43の係止
片44を係止せしめることにより装飾板43を可
動枠部材38の表面に係着して取付けを完了する
(第3図参照)。このさい、装飾板43の幅は可動
枠部材38の幅より若干大とされているため、上
部枠部材35aと可動枠部材38との間の間隙を
完全に閉塞せしめる。
パネル33を取外すさいには、上記操作を逆に
すればよい。
なお、上記実施例において、位置決め用のピン
42は可動枠部材38に1個設けられているが、
その個数を必要に応じて増加せしめてもよく、そ
のさい、ピン42に対応する切欠き部45をパネ
ル33に形成するとよい。また、可動枠部材38
は上部枠部材35aのフランジ部32aに設ける
のが好ましいが、下部枠部材35b、あるいは側
部枠部材36a,36bのフランジ部32a,3
2bに設けるようにしてもよいこと勿論である。
さらに、装飾板43には2条の係止片44が形成
されているが、あり形溝39に係合自在な1条の
係止片を形成してもよいこと勿論である。
〔考案の効果〕
この考案によれば以上の次第で、内周縁に1条
の取付け溝34a,34bが連通して形成されて
なる函体を構成すべき方形状の枠体31と、該枠
体31の一辺内縁に着脱自在とされた内方縁に1
条の取付け溝41を有する可動枠部材38と、該
可動枠部材38と枠体31との間に取付け溝34
a,34b,41を介して取付け自在とされたパ
ネル33と、上記可動枠部材38の表面に係着自
在とされた可撓性を有する装飾板43とより構成
されているから、パネル33の外周端縁を各々取
付け溝34a,34b,41内に遊挿せしめたの
ち可動枠部材38を枠体31に取付けるという極
めて簡単な操作でパネル33を枠体31に取付け
ることができるのみならず、必要に応じて適宜可
動枠部材38を可動せしめることによりパネル3
3を枠体31より簡単に取外すことができるもの
であつて、内蔵する機器類の保守管理を迅速に行
うことができ、しかも、可動枠部材38の表面に
は装飾板43が係着自在とされているから止ネジ
46類を完全に隠蔽し、止ネジ46類の現出によ
る見苦しさは全くないものである。また、可動枠
部材38の取付け溝41内には位置決め用のピン
42が設けられると共に、パネル33には該ピン
42に対応して切欠き部45が形成されているか
ら、ピン42を切欠き部45に係合せしめること
によりパネル33の取付け位置を迅速に、しかも
確実に決定することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の1実施例を示
すもので、第1図は分解斜視図、第2図はパネル
33の取付け状態を示す断面図、第3図はパネル
33を取付けた状態を示す一部切欠き斜視断面
図、第4図はピン42と切欠き部45との係合を
示す断面図、第5図は従来例を示す縦断面図であ
る。 31……枠体、33……パネル、34a,34
b……取付け溝、35a,35b……上下部枠部
材、36a,36b……側部枠部材、38……可
動枠部材、41……取付け溝、42……ピン、4
3……装飾板、45……切欠き部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内周縁に1条の取付け溝34a,34bが連通
    して形成されてなる函体を構成すべき方形状の枠
    体31と、該枠体31の一辺内縁に着脱自在とさ
    れた内方縁に1条の取付け溝41を有する可動枠
    部材38と、該可動枠部材38と枠体31との間
    に取付け溝34a,34b,41を介して取付け
    自在とされたパネル33と、上記可動枠部材38
    の表面に係着自在とされた可撓性を有する装飾板
    43とよりなり、上記可動枠部材38の取付け溝
    41内には位置決め用のピン42が設けられ、他
    方、パネル33の一辺外縁には該ピン42に対応
    して切欠き部45が形成せられてなる函体におけ
    るパネルの取付け構造。
JP12321085U 1985-08-09 1985-08-09 Expired JPH0211814Y2 (ja)

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JP12321085U JPH0211814Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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JP12321085U JPH0211814Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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JPS6231027U JPS6231027U (ja) 1987-02-24
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JP12321085U Expired JPH0211814Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0710520Y2 (ja) * 1988-05-24 1995-03-08 松下電工株式会社 化粧枠
JPH0728137B2 (ja) * 1989-07-15 1995-03-29 日東工業株式会社
DE10047774C1 (de) * 2000-09-27 2002-08-08 Rittal Gmbh & Co Kg Tür für ein elektrische Bauelemente aufnehmendes Gehäuse
JP3202904U (ja) * 2013-03-28 2016-03-03 Eizo株式会社 コンソール据付用画像表示装置

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JPS6231027U (ja) 1987-02-24

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