JP6449510B1 - 情報表示物ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】積層された複数のタイヤに風等の外力が作用したとき、積層された複数のタイヤから情報表示物ホルダが外れたり、位置ずれしたりするのを妨げる。【解決手段】この情報表示物ホルダ1は、鉛直方向に積層された複数のタイヤの外周面に配置される情報表示物を支持するホルダである。この情報表示物ホルダ1は、複数のタイヤのうちの隣り合う2つのタイヤに挟まれるホルダ本体4と、ホルダ本体4に折り曲げ可能に設けられ、情報表示物に接続される接続部3と、ホルダ本体4に折り曲げ可能に設けられ、隣り合う2つのタイヤの少なくとも一方のタイヤの中心孔に入り込み、隣り合う2つのタイヤ間からホルダ本体4の抜けを妨げるストッパ部5とを備えている。【選択図】図1

Description

この発明は、積層された複数のタイヤに装着される情報表示物ホルダであって、そのタイヤに関する情報が表示された情報表示物を支持する情報表示物ホルダに関する。
従来、ポップを吊り下げるL字形の支柱と、支柱の下端が固定される底板とで構成されるポップスタンドが知られている(下記特許文献1の第6頁の図9、図10参照)。
このポップスタンドは本来タイヤ以外の商品の展示用のポップスタンドであるが、ポップスタンドの底板を平積みされたタイヤ間に挟み込んで固定させることにより、ポップスタンドをタイヤ用価格等表示器として用いることができる。
他の先行技術としては、矩形の広告板部(11)と、広告板部(11)に設けられた一対のタイヤ側面リップ(15)と、一対のタイヤ側面リップ(15)を折り曲げることにより形成される略矩形のタイヤ露出開口(16)と、一対タイヤ側面リップ(15)から広告板部(11)に渡らせて形成されている一対の結合腕(17A,17B)とで構成されるタイヤ装着広告プレート(10)が知られている(下記特許文献2の段落0009、図1〜図5参照)。
広告板部(11)の表面には価格、性能等の広告表示(21)が付されている(下記特許文献2の段落0011参照)。
タイヤ露出開口(16)は、タイヤ(30)の一部を広告板部(11)の表面から前へ露出させる大きさの開口である(下記特許文献2の段落0012、図2、図3、図6参照)。
結合腕(17A,17B)はタイヤ側面リップ(15)に接続されている。結合腕(17A)には複数の係止穴(19)が形成され、結合腕(17B)には両側鋸歯状部(20)が形成されている(下記特許文献2の段落0010、図1〜図5参照)。
結合腕(17A,17B)は折り曲げられ、ホイル装着穴(32)内において、結合腕(17B)の先端部を結合腕(17A)の係止穴(19)に挿入して結合される(下記特許文献2の段落0013、図3〜図5参照)。広告板部(11)は2つの結合腕(17A,17B)によって支持される。
下記特許文献2のタイヤ装着広告プレート(10)は、上述の構成を採用したので、タイヤ装着広告プレート(10)を、縦置きの単独のタイヤ(30)(下記特許文献2の図2、図6(A)参照)にも、横置きの積層されたタイヤ(30)(下記特許文献2の図6(B)参照)にも装着できる(下記特許文献2の段落0016参照)。
下記特許文献2のタイヤ装着広告プレート(10)の発明の課題(目的)は、単独のタイヤ(30)であるか積層したタイヤ(30)であるかを問わず、広告板部(11)のタイヤ露出開口(16)からタイヤ(30)の一部を露出させてトレッドパターンとタイヤ装着広告プレート(10)の広告板部(11)とを近接配置させ、宣伝効果を高めることである(下記特許文献2の段落0003、0005、0014等参照)。
特開平9−97013号公報 特開2004−212810号公報
特許文献1のポップスタンドをタイヤ用価格等表示器として用いる上述の方法(特許文献1の図10参照)には、タイヤを屋外に展示したとき、平積みされたタイヤの整列状態が風等によって損なわれ、ポップスタンドの底板が位置ずれしたり、タイヤから外れたりするという問題がある。
特許文献2のタイヤ装着広告プレート(10)には次のような問題がある。
問題点1 特許文献2のタイヤ装着広告プレート(10)では、上述のとおりタイヤ(30)の一部がタイヤ露出開口(16)から外側へはみ出して露出するので、特許文献2の図6Bに示すように鉛直方向に積層されたタイヤ(30)にタイヤ装着広告プレート(10)を装着すると、タイヤ装着広告プレート(10)を装着したタイヤ(30)の中心軸とそのタイヤ(30)の上下に位置するタイヤ(30)の中心軸とがずれ、積層されたタイヤ(30)の整列状態が不安定になり、タイヤ(30)に風等の外力が作用したとき、タイヤ(30)が倒れ易くなる。
問題点2 広告板部(11)に広告板部(11)と同じサイズのポップ板(パネル)を装着すること(タイヤ装着広告プレート(10)を情報表示物ホルダとして使用すること)は、特許文献2のタイヤ装着広告プレート(10)の発明の上述の課題を達成できなくなるため行われないが、仮に、そのようなポップ板を広告板部(11)に装着した場合には、タイヤ(30)のトレッドが露出しなくなるだけでなく、タイヤ(30)の一部がタイヤ露出開口(16)から外側へはみ出しているので、ポップ板は広告板部(11)の表面に対して傾き、ポップ板上の表示が見づらくなる。
問題点3 結合腕(17A,17B)は折り曲げられ、ホイル装着穴(32)内において、結合腕(17B)の先端部を結合腕(17A)の係止穴(19)に挿入して結合腕(17A,17B)を結合し、タイヤ装着広告プレート(10)をタイヤ(30)に装着しなければならないので、タイヤ(30)へのタイヤ装着広告プレート(10)の装着作業が煩雑である。
問題点4 特許文献2の図6(A)に示すように鉛直方向に積層された3つのタイヤ(30)の上に縦置きされたタイヤ(30)に、タイヤ装着広告プレート(10)を装着するとき、縦置きされたタイヤ(30)の一部がタイヤ露出開口(16)から外側へ露出するので、広告板部(11)の下部は前方へ反り返る。広告板部(11)の下部が前方へ反り返らないようにするには、広告板部(11)の表面が鉛直方向に対して傾くように、タイヤ装着広告プレート(10)をタイヤ(30)に装着しなければならない。しかし、広告板部(11)の下部が前方へ反り返ることも、広告板部(11)の表面が鉛直方向に対して傾くことも、広告板部(11)の表面の広告表示(21)が見づらくなるため、タイヤ装着広告プレート(10)の機能は大きく損なわれる。
問題点5 特許文献2のタイヤ装着広告プレート(10)では、タイヤ(30)のタイヤ幅(断面幅)がタイヤ露出開口(16)の横幅(折曲線(13)間の距離)より大きいとき、タイヤ(30)の一部がタイヤ露出開口(16)から外側へ露出できなくなる。その反対に、鉛直方向に積層されたタイヤ(30)の断面幅がタイヤ露出開口(16)の横幅より小さいとき、特許文献2の図6(B)に示す陳列例においては、タイヤ装着広告プレート(10)が装着されたタイヤ(30)の上に位置するタイヤ(30)によって、上のタイヤ側面リップ(15)の自由端部が、タイヤ装着広告プレート(10)が装着されたタイヤ(30)の側面に押しつけられ、上のタイヤ側面リップ(15)が水平軸に対して傾くため、タイヤ装着広告プレート(10)が装着されたタイヤ(30)の中心軸に対してこのタイヤ(30)の上に位置するタイヤ(30)の中心軸が大きく傾き、積層されたタイヤ(30)の整列状態が不安定になり、タイヤ(30)が倒れ易くなる。更に、広告板部(11)の上部(鉛直軸方向における広告板部(11)の上部)が後方へ反り返るため、広告板部(11)の表面の広告表示(21)が見づらくなる。これらの問題を解消するには、タイヤ(30)の断面幅に応じて異なるタイヤ露出開口(16)を有するタイヤ装着広告プレート(10)を揃えなければならない。
以上のように、特許文献2のタイヤ装着広告プレート(10)にはタイヤの販売ツールとして実用的価値がないと認められる。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は、積層された複数のタイヤに風等の外力が作用したとき、積層された複数のタイヤから情報表示物ホルダが外れたり、位置ずれしたりするのを妨げることである。
上述の課題を解決するため請求項1に記載の情報表示物ホルダは、鉛直方向に積層された複数のタイヤの外周面に配置される情報表示物を支持する情報表示物ホルダであって、前記複数のタイヤのうちの隣り合う2つのタイヤに挟まれるホルダ本体と、前記ホルダ本体に設けられ、前記情報表示物に接続される接続部と、前記ホルダ本体に設けられ、前記隣り合う2つのタイヤの少なくとも一方のタイヤの中心孔に入り込み、前記隣り合う2つのタイヤ間から前記ホルダ本体の抜けを妨げるストッパ部とを備え、前記ホルダ本体が板状であり、前記接続部が前記ホルダ本体に折り曲げ可能に連なり、前記ストッパ部が前記ホルダ本体に折り曲げ可能に連なるとともに、前記ストッパ部が山形に折れ曲げ可能であり、山形に折り曲げられた前記ストッパ部が、前記ホルダ本体に形成された孔に挿入されて前記ホルダ本体に連結されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報表示物ホルダにおいて、前記ストッパ部に、前記ホルダ本体に形成された孔の周縁部に引っ掛ける切欠きが設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報表示物ホルダにおいて、前記孔が長孔であり、前記孔が延びる方向と、前記ホルダ本体と前記接続部とを区分する第1折曲線と、前記ホルダ本体と前記ストッパ部とを区分する第2折曲線と、前記ストッパ部を固定端側領域と自由端側領域とに区分する第3折曲線とが、平行であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報表示物ホルダにおいて、前記ストッパ部が固定端側領域と自由端側領域とに区分され、前記自由端側領域が第1領域部と第2領域部と第3領域部とに区分され、前記孔が、前記第1領域部と前記第2領域部を通す第1の孔と、前記第1領域部を挿入する第2の孔とで構成され、前記第1の孔と前記第2の孔とが互いに平行な長孔であり、前記第1の孔と前記第2の孔とが延びる方向と、前記第1領域部と前記第2領域部とを区分する第41折曲線と、前記第2領域部と前記第3領域部とを区分する第42折曲線とが、平行であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の情報表示物ホルダにおいて、前記情報表示物が前記タイヤの商品名、価格が表示された広告板であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報表示物ホルダにおいて、前記ホルダ本体と前記接続部と前記ストッパ部とが、1つのプラスチックダンボールをプレス加工することによって一体形成されていることを特徴とする。
この発明は、積層された複数のタイヤに風等の外力が作用したとき、積層された複数のタイヤから情報表示物ホルダが外れたり、位置ずれしたりするのを妨げることができる。
図1はこの発明の第1実施形態に係る情報表示物ホルダの組立後の状態を示す斜視図である。 図2は図1の情報表示物ホルダの側面図である。 図3は図1の情報表示物ホルダの使用状態を示す斜視図である。 図4は図3のIV−IV線に沿う断面図である。 図5は図1の情報表示物ホルダの組立前の状態を示す正面図である。 図6は第1実施形態の変形例に係る情報表示物ホルダの組立前の状態を示す正面図である。 図7は図6の情報表示物ホルダの使用状態を示す斜視図である。 図8は図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。 図9はこの発明の第2実施形態に係る情報表示物ホルダの組立後の状態を示す斜視図である。 図10は図9の情報表示物ホルダの使用状態を示す断面図である。 図11は図9の情報表示物ホルダの組立前の状態を示す正面図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この発明の第1実施形態に係る情報表示物ホルダ1は、図3に示すように、鉛直方向に積層された複数のタイヤ2の外周面2aに配置される情報表示物6を支持するホルダである。情報表示物6は、例えば、タイヤ2に関する情報(商品名、価格、サイズ、コピー等)が表示された紙(その紙が台紙に貼り付けられたものも含む。)、ポスターを保持するホルダ、筒、いわゆるシート型の液晶や有機ELのディスプレイ等である。
図1〜図5に示すように、情報表示物ホルダ1は、複数のタイヤ2のうちの隣り合う2つのタイヤ2に挟まれるホルダ本体4と、情報表示物6に接続される接続部3と、隣り合う2つのタイヤ2の少なくとも一方のタイヤ2の中心孔hに入り込み、隣り合う2つのタイヤ2間からホルダ本体4の抜けを妨げるストッパ部5とを備えている。
接続部3はホルダ本体4に折り曲げ可能に連なるとともに、ストッパ部5はホルダ本体4に折り曲げ可能に連なる。ストッパ部5は山形に折り曲げ可能である(図1、図2参照)。ストッパ部5の先端部には切欠き5aが形成されている(図1、図5参照)。ホルダ本体4には、ストッパ部5の先端部が挿入される孔4aが形成されている(図1、図5参照)。ストッパ部5の先端部と孔4aとは左右方向LRで少しずれている(図5参照)。情報表示物ホルダ1の組立時、ストッパ部5の先端部をホルダ本体4の孔4aに挿入し、ストッパ部5の先端部の切欠き5aをホルダ本体4の孔4aの周縁部に引っ掛けてホルダ本体4に連結する。
この実施形態に係る情報表示物ホルダ1は例えば1枚のプラスチックダンボールにプレス加工を施すことにより形成され、ホルダ本体4と接続部3とストッパ部5とは一体である。情報表示物ホルダ1を組み立てる前、ホルダ本体4と接続部3とストッパ部5とはそれぞれ板状である(図5参照)。但し、この発明の情報表示物ホルダの材質はプラスチックダンボールに限定されるものではなく、他の合成樹脂や紙製段ボール等でもよい。
図5に示すように、この実施形態では、プレス加工において、ホルダ本体4とストッパ部5とをそれぞれ所定形状に形成するとともに、ホルダ本体4の孔4aを形成する。更に、ホルダ本体4と接続部3とを区分する第1折曲線N1と、ホルダ本体4とストッパ部5とを区分する第2折曲線N2と、ストッパ部5を固定端側領域A2と自由端側領域A1とに区分する第3折曲線N3とを形成する。第1折曲線N1は接続部3に対してホルダ本体4を折り曲げ易くするための切れ込みである。第2折曲線N2はホルダ本体4に対してストッパ部5を折り曲げ易くするための切れ込みである。第3折曲線N3は固定端側領域A2と自由端側領域A1とを山形に折り曲げ易くするための切れ込みである。第1折曲線N1〜第3折曲線N3は左右方向LRに対して平行である。情報表示物ホルダ1の組立前において(図5の状態において)、孔4aはストッパ部5の下側(上下方向UDにおける下側)に位置する。
この実施形態では、情報表示物ホルダ1の材料として、図示しない表側のライナと裏側のライナと両方のライナの間に等間隔に配置される複数のリブとで構成されるプラスチックダンボールが使用され、一方のライナとリブとに切れ込み(いわゆるハーフカット)を入れて第1折曲線N1〜第3折曲線N3を形成した。
情報表示物ホルダ1は、収納スペースが小さくて済むよう二次元形状の状態(図2に示す状態)で倉庫に収納される。
次に、情報表示物ホルダ1の組立方法の一例を説明する。
まず、図1、図2に示すように、ホルダ本体4を接続部3に対してほぼ垂直に折り曲げる。
次に、ストッパ部5を起こして山形に折り曲げ、ストッパ部5の先端部をホルダ本体4の孔4aに挿入する。ストッパ部5の先端部と孔4aとは左右方向LRで少しずれているので、ストッパ部5の先端部をホルダ本体4の孔4aに挿入すると、ストッパ部5の先端部の切欠き5aが孔4aの周縁部に引っ掛かり、ストッパ部5がホルダ本体4に連結される。
以上のようにして、情報表示物ホルダ1の組立が完了する。
次に、情報表示物ホルダ1の使用方法の一例を説明する。
まず、接続部3を情報表示物6に接続する。
次に、台7に積層された4つのタイヤ2(図3参照)のうち、上から一番目のタイヤ2を持ち上げ、情報表示物ホルダ1のホルダ本体4を二番目のタイヤ2に載せる。このとき山形のストッパ部5の頂点を上方へ向けるとともに、接続部3とタイヤ2の外周面2aとを対向させる。
最後に、上から一番目のタイヤ2をもとに戻し、その一番目のタイヤ2と二番目のタイヤ2とでホルダ本体4を挟む(図4参照)。その結果、接続部3及び情報表示物6はホルダ本体4によって支持される。もし、例えば風等の外力が情報表示物6に作用したり、積層された4つのタイヤ2に作用したりして、タイヤ2の整列状態が不安定になり、ホルダ本体4が水平方向へ移動しようとしても、ストッパ部5が上から一番目のタイヤ2の中心孔hに入り込んでおり、ストッパ部5が一番目のタイヤ2の内周縁2bに引っ掛かるので、ホルダ本体4の水平方向への移動は妨げられ、ホルダ本体4は上から一番目と二番目のタイヤ2との間から抜けない。
この実施形態は、ホルダ本体4がタイヤ2間から抜けにくいので、風等の外力によって情報表示物ホルダ1が外れたり、位置ずれしたりするのを妨げることができる。
次に、この発明の第1実施形態の変形例を図6〜図8に基づいて説明する。
上述の第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。以下、上述の第1実施形態との主な相違部分についてだけ説明する。下記相違部分を除き、この変形例は第1実施形態と同じ構成を有する。
第1実施形態では、組立前の状態の情報表示物ホルダ1において、接続部3はホルダ本体4より大きく、接続部3がホルダ本体4を包囲しているが、この変形例では、組立前の状態の情報表示物ホルダ101において、接続部103はホルダ本体4より小さく、接続部103の幅はホルダ本体4の幅と同じである。
接続部103は折曲線(第1折曲線)F1を介してホルダ本体4に折り曲げ可能に連結されている。折曲線F1は単なる折れ目であり、ハーフカットされていない。
接続部103は本体部103Bと先端部103Aとに区分されている。本体部103Bと先端部103Aとの間には折曲線103N2が形成されている。先端部103Aは第1領域部103A1と第2領域部103A2と区分されている。第1領域部103A1と第2領域部103A2との間には折曲線103N1が形成されている。折曲線103N1、折曲線103N2はいずれも切れ込みであり、ハーフカットされたものである。孔4aの延びる方向と、折曲線F1、折曲線103N1、折曲線103N2は、平行である。接続部103をホルダ本体4に対して折曲線F1でほぼ直角に折り曲げ、更に先端部103Aを本体部103Bに対して折曲線103N2でほぼ直角に折り曲げ、先端部103Aを情報表示物106の孔106aに通し、その後第1領域部103A1を第2領域部103A2に対して折曲線103N1でほぼ直角に折り曲げる(図8参照)。このようにして接続部103が情報表示物106に接続される。
第1実施形態の変形例は第1実施形態と同様の作用効果を奏する。なお、接続部103は上述のように本体部103Bと先端部103Aとに区分されるが、接続部103を本体部103Bだけで構成し、本体部103Bを情報表示物106の外側面に例えば両面テープ(図示せず)、接着剤などを用いて接続するようにしてもよい。
次に、この発明の第2実施形態を図9〜図11に基づいて説明する。
上述の第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。以下、上述の第1実施形態との主な相違部分についてだけ説明する。下記相違部分を除き、第2実施形態は第1実施形態と同じ構成を有する。
図11に示すように、ストッパ部205は固定端側領域A2と自由端側領域A1とに区分されている。固定端側領域A2と自由端側領域A1との間には第3折曲線N3が形成されている。自由端側領域A1は第1領域部A11と第2領域部A12と第3領域部A13とに区分されている。
第1領域部A11と第2領域部A12との間には第41折曲線N41が形成され、第2領域部A12と第3領域部A13との間には第42折曲線N42が形成されている。第3領域部A13は固定端側領域A2に対してほぼ直角に折り曲げ可能であり、第2領域部A12は第3領域部A13に対してほぼ直角に折り曲げ可能であり、第1領域部A11は第2領域部A12に対してほぼ直角に折り曲げ可能である。
ホルダ本体4には、孔(第1の孔)4aaと孔(第2の孔)4abとが形成されている。孔4aaは、情報表示物ホルダ201の組立時、第1領域部A11〜第3領域部A13が通される孔であり、孔4abは、情報表示物ホルダ201の組立時、第1領域部A11が挿入される孔である。孔4aa,4abは互いに平行な長孔である(図9、図10参照)。
孔4aa,4abの延びる方向と第3折曲線N3と第41折曲線N41と第42折曲線N42とは、平行である。
図9、図10に示すように、情報表示物ホルダ201の組立時、ストッパ部205を起こして山形に折り曲げ、ストッパ部205の第1領域部A11及び第2領域部A12を孔4aaに通し、第1領域部A11を孔4abに挿入する。その結果、ストッパ部205がホルダ本体4に連結される。
以上のようにして、情報表示物ホルダ201の組立が完了する。
第2実施形態は第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
なお、情報表示物6の一例としてタイヤ2に関する情報(商品名、価格、サイズ、コピー等)が表示されたプレート(広告板)を挙げたが(図3、図4参照)、情報表示物6はこれに限られない。他の例としては、タイヤ2に関する情報が表示された紙広告や、その紙広告が保持されたポスターホルダや筒(三角筒、四角筒等)等がある。
また、ホルダ本体4に1つのストッパ部5を設けたが、ホルダ本体4に2つのストッパ部5を設け、一方のストッパ部5を上から一番目のタイヤ2の中心孔hに挿入し、他方のストッパ部5を上から二番目のタイヤ2の中心孔hに挿入してもよい。
1,101,201 情報表示物ホルダ
2 タイヤ
2a タイヤの外周面
2b タイヤの内周縁
3,103 接続部
103A 先端部
103A1 第1領域部
103A2 第2領域部
103B 本体部
103N1,103N2 折曲線
4 ホルダ本体
4a 孔
4aa 孔(第1の孔)
4ab 孔(第2の孔)
5,205 ストッパ部
5a 切欠き
A1 自由端側領域
A2 固定端側領域
A11 第1領域部
A12 第2領域部
A13 第3領域部
6,106 情報表示物
106a 孔
7 台
h タイヤの中心孔
N1〜N3 第1折曲線〜第3折曲線
N41 第41折曲線
N42 第42折曲線
F1 折曲線(第1折曲線)
UD 上下方向
LR 左右方向
FR 前後方向

Claims (6)

  1. 鉛直方向に積層された複数のタイヤの外周面に配置される情報表示物を支持する情報表示物ホルダであって、
    前記複数のタイヤのうちの隣り合う2つのタイヤに挟まれるホルダ本体と、
    前記ホルダ本体に設けられ、前記情報表示物に接続される接続部と、
    前記ホルダ本体に設けられ、前記隣り合う2つのタイヤの少なくとも一方のタイヤの中心孔に入り込み、前記隣り合う2つのタイヤ間から前記ホルダ本体の抜けを妨げるストッパ部と
    を備え
    前記ホルダ本体が板状であり、
    前記接続部が前記ホルダ本体に折り曲げ可能に連なり、
    前記ストッパ部が前記ホルダ本体に折り曲げ可能に連なるとともに、前記ストッパ部が山形に折れ曲げ可能であり、
    山形に折り曲げられた前記ストッパ部が、前記ホルダ本体に形成された孔に挿入されて前記ホルダ本体に連結される
    ことを特徴とする情報表示物ホルダ。
  2. 前記ストッパ部に、前記ホルダ本体に形成された孔の周縁部に引っ掛ける切欠きが設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示物ホルダ。
  3. 前記孔が長孔であり、
    前記孔が延びる方向と、前記ホルダ本体と前記接続部とを区分する第1折曲線と、前記ホルダ本体と前記ストッパ部とを区分する第2折曲線と、前記ストッパ部を固定端側領域と自由端側領域とに区分する第3折曲線とが、平行である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示物ホルダ。
  4. 前記ストッパ部が固定端側領域と自由端側領域とに区分され、前記自由端側領域が第1領域部と第2領域部と第3領域部とに区分され、
    前記孔が、前記第1領域部と前記第2領域部を通す第1の孔と、前記第1領域部を挿入する第2の孔とで構成され、前記第1の孔と前記第2の孔とが互いに平行な長孔であり、
    前記第1の孔と前記第2の孔とが延びる方向と、前記第1領域部と前記第2領域部とを区分する第41折曲線と、前記第2領域部と前記第3領域部とを区分する第42折曲線とが、平行である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示物ホルダ。
  5. 前記情報表示物が前記タイヤの商品名、価格が表示された広告板である
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報表示物ホルダ。
  6. 前記ホルダ本体と前記接続部と前記ストッパ部とが、1つのプラスチックダンボールをプレス加工することによって一体形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報表示物ホルダ。
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