JP6867058B1 - 情報表示物ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】隣接する複数のタイヤ群のタイヤ幅が異なるとき、各タイヤ群に装着された情報表示物ホルダの上部の位置を揃えることができるようにする。【解決手段】この情報表示物ホルダは、複数のタイヤの外周面に配置され、タイヤに関する情報が表示される情報表示物を支持する支持部1と、支持部1にスライド可能に装着され、複数のタイヤのうちの隣り合う2つのタイヤに挟まれる第1のスライド部材5と、支持部1に対して位置決めされた第1のスライド部材5を支持部1に固定する固定部8とを備えている。【選択図】図1

Description

この発明は、垂直方向に積層された複数のタイヤの外周面に配置される情報表示物(例えばタイヤに関する情報が表示されたポップ等)を支持する情報表示物ホルダに関する。
自動車用タイヤは、カー用品店、サービスステーション、タイヤ専門店等で、タイヤ台に積み上げられて陳列(いわゆる平積み陳列)されることがある。積層された複数のタイヤの外周面には、情報表示物ホルダを用いて、タイヤに関する情報が表示されたポップが配置される。
従来この種の情報表示物ホルダとして、タイヤ台に積層された複数のタイヤのうちの隣り合う2つのタイヤに挟まれるホルダ本体と、ホルダ本体に折り曲げ可能に連なり、ポップ等の情報表示物に接続される接続部とを備えているものがある(下記特許文献1参照)。
この情報表示物ホルダの使用方法の一例は次の通りである。
予めポップに接続部を接続しておき、接続部に対して垂直に折り曲げられたホルダ本体を、積層された複数のタイヤのうちの隣り合う2つのタイヤで挟む。
積層された複数のタイヤのうちの隣り合う2つのタイヤでホルダ本体が挟持されるので、接続部に接続された情報表示物が、積層された複数のタイヤの外周面に支持される。
特許第6449510号公報
タイヤの展示販売の現場では、例えば、積層される4つのタイヤで構成される第1のタイヤ群と、この第1のタイヤ群に水平方向で隣接し、積層される4つのタイヤで構成される第2のタイヤ群と、この第2のタイヤ群に水平方向で隣接し、積層される4つのタイヤで構成される第3のタイヤ群とが、1つのタイヤ台に配置され、それぞれのタイヤ群に上述の情報表示物ホルダが装着されることがある。
もし各タイヤ群のタイヤの幅が等しければ、各タイヤ群に装着された情報表示物ホルダの上部の位置は一致するが、各タイヤ群のタイヤの幅が異なれば、各タイヤ群に装着された情報表示物ホルダの上部の位置は揃わないので、タイヤの展示販売上の美観が損なわれるだけでなく、ポップに表示された情報を客が見づらくなることもある。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は、水平方向で隣接する複数のタイヤ群のタイヤの幅が各タイヤ群毎に異なるときも、各タイヤ群に装着された情報表示物ホルダの上部の位置を揃えることができるようにすることである。
上述の課題を解決するため請求項1に記載の発明の情報表示物ホルダは、垂直方向に積層された複数のタイヤの外周面に配置され、前記タイヤに関する情報が表示される情報表示物を支持する支持部と、前記支持部にスライド可能に装着されるスライド部と、前記スライド部に折り曲げ可能に連なり、前記複数のタイヤのうちの隣り合う2つのタイヤに挟まれるスライド部材本体とを有する少なくとも1つのスライド部材と、前記支持部に対して位置決めされた前記スライド部材を前記支持部に固定する固定部とを備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報表示物ホルダにおいて、前記固定部が、前記スライド部材本体に連結される連結部と、前記連結部に折り曲げ可能に連なり、前記支持部と前記スライド部との間の摩擦力を高めて前記支持部に前記スライド部を固定する摩擦力増大部とを有する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の情報表示物ホルダにおいて、前記摩擦力増大部に接着され、前記スライド部材が左右方向に振れるのを妨げて前記スライド部材を上下方向と平行に動くように案内する振れ止め部材を更に備えていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の情報表示物ホルダにおいて、前記固定部が前記スライド部を前記支持部に固定する粘着テープであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報表示物ホルダにおいて、前記スライド部材は、前記隣り合う2つのタイヤの少なくとも一方のタイヤの中心孔に入り込み、前記隣り合う2つのタイヤ間からの前記スライド部材本体の抜けを妨げるストッパ部を更に有していることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の情報表示物ホルダにおいて、前記ストッパ部が前記スライド部材本体に折り曲げ可能に連なるとともに、前記ストッパ部が山形に折れ曲げ可能であり、山形に折り曲げられた前記ストッパ部が、前記スライド部材本体に形成された孔に挿入されて前記スライド部材本体に連結されることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の情報表示物ホルダにおいて、前記ストッパ部に、前記スライド部材本体に形成された孔の周縁部に引っ掛ける切欠きが設けられていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報表示物ホルダにおいて、少なくとも前記支持部と前記スライド部材とがそれぞれプラスチックダンボールをプレス加工することによって一体形成されていることを特徴とする。
この発明は、水平方向で隣接する複数のタイヤ群のタイヤの幅が各タイヤ群毎に異なるときも、各タイヤ群に装着された情報表示物ホルダの上部の位置を揃えることができる。
図1はこの発明の第1実施形態に係る情報表示物ホルダを斜め後方から見た斜視図である。 図2は図1の情報表示物ホルダの分解斜視図である。 図3は図1の情報表示物ホルダの支持部の背面図である。 図4は図1の情報表示物ホルダの支持部の正面図である。 図5は図1の情報表示物ホルダの支持部の展開図である。 図6Aは図3のVIA−VIA線に沿う断面図である。 図6Bは図3のVIB−VIB線に沿う断面図である。 図7は図1の情報表示物ホルダの第1のスライド部材の展開図である。 図8は図1の情報表示物ホルダの固定部の展開図である。 図9は図1の情報表示物ホルダの第2のスライド部材の展開図である。 図10Aは図1のXA−XA 線に沿う部分拡大断面図である。 図10Bは図1のXB−XB 線に沿う部分拡大断面図である。 図11は図1の情報表示物ホルダの使用状態を示す情報表示物ホルダの正面である。 図12は図11のXII−XII線に沿う断面図である。 図13Aはこの発明の変形例に係る情報表示物の振れ止め部材の斜視図である。 図13Bは第1のスライド部材に接着される固定部の摩擦力増大部に図13Aの振れ止め部材が接着された状態を示す斜視図である。 図13Cは第2のスライド部材に接着される固定部の摩擦力増大部に図13Aの振れ止め部材が接着された状態を示す斜視図である。 図14はこの発明の第2実施形態に係る情報表示物ホルダを斜め後方から見た斜視図である。 図15は図14の情報表示物ホルダの分解斜視図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この発明の第1実施形態に係る情報表示物ホルダは、図11及び図12に示すように、垂直方向(上下方向UDに同じ)に積層された複数のタイヤ2の外周面2aに配置される情報表示物6(図4参照)を支持するホルダである。情報表示物6は、例えば、タイヤ2に関する情報(商品名、価格、サイズ、コピー等)が表示された紙(その紙が台紙に貼り付けられたものも含む。)、ポスターを保持するホルダ、筒、いわゆるシート型の液晶や有機ELのディスプレイ等である。なお、図6A、図6B、図10A、図10B、図11、図12において、情報表示物6の図示を省略した。
図1〜図5、図11に示すように、情報表示物ホルダは、積層された複数のタイヤ2の外周面2aに配置されて、情報表示物6を支持する支持部1と、支持部1にスライド可能に装着される第1のスライド部材(スライド部材)5と、支持部1に対して位置決めされた第1のスライド部材5を支持部1に固定する一方の固定部(固定部)8と、支持部1にスライド可能に装着される第2のスライド部材(スライド部材)105と、支持部1に対して位置決めされた第2のスライド部材105を支持部1に固定する他方の固定部(固定部)8とを備えている。
この実施形態では、支持部1と第1のスライド部材5と第2のスライド部材105と2つの固定部8とがそれぞれプラスチックダンボールをプレス加工することによって一体形成されている。この実施形態では、支持部1と第1のスライド部材5と第2のスライド部材105と2つの固定部8との材料として、図示しない表側のライナと裏側のライナと両方のライナの間に等間隔に配置される複数のリブとで構成されるプラスチックダンボールが使用されている。但し、支持部1と第1のスライド部材5と第2のスライド部材105と2つの固定部8との材質はプラスチックダンボールに限定されるものではなく、他の合成樹脂等でもよい。
支持部1は、図2、図3に示すように、支持部本体1Aと、支持部本体1Aのプレート部3の背面にスペーサ1Bを介して固定されたスライド部材支持部1Cとを有する。情報表示物6は支持部本体1Aのプレート部3の表面に配置される。スペーサ1Bとスライド部材支持部1Cとはそれぞれフレーム状である。スライド部材支持部1Cの開口部1COの縦寸法(上下方向UDの長さ)d20はスペーサ1Bの開口部1BOの縦寸法d2より短く、スライド部材支持部1Cの開口部1COの横寸法(左右方向LRの長さ)d10はスペーサ1Bの開口部1BOの横寸法d1より短いので、支持部本体1Aとスペーサ1Bとスライド部材支持部1Cとで形成される空間に、第1のスライド部材5のスライド部53、一方の固定部8の接触力増大部82、第2のスライド部材105のスライド部153、及び他方の固定部8の接触力増大部82を収容することができる。
情報表示物ホルダを組み立てる前、支持部本体1A、スペーサ1B、スライド部材支持部1C、第1のスライド部材5、一方の固定部8、第2のスライド部材105、及び他方の固定部8はそれぞれ平板状である(図2、図5、図7、図6、図8、図9参照)。
図5に示すように、支持部本体1Aは、情報表示物6が置かれる矩形のプレート部3と、プレート部3に連結され、山形に折り曲げられてプレート部3上の情報表示物6を支持する一対の表示物支持部4とを備えている。
プレート部3は複数の連結孔32と複数の凹部324とを有する。
各表示物支持部4は、プレート部3に折り曲げ可能に連なる1つの第1板体部41と、第1板体部41に折り曲げ可能に連なる1つの第2板体部42と、第2板体部42に連なり、プレート部3上の情報表示物6の縁部をプレート部3の表面に押しつける複数の第1突出部43と、第2板体部42に折り曲げ可能に連なる複数の第2突出部44と、複数の第1突出部43のうちの両端(上端と下端)に位置する2つの第1突出部43に折り曲げ可能に連なる第3突出部45と、複数の第1突出部43のうちの両端に位置する2つの第1突出部43以外の残りの第1突出部43に折り曲げ可能に連なる第4突出部46とを有する。第1板体部41、第2板体部42、第1突出部43、第2突出部44、第3突出部45及び第4突出部46の形状はいずれもほぼ矩形である。連結孔32は第2突出部44を受け容れて第2板体部42とプレート部3とを連結する。
支持部本体1Aには、第1折曲線N1〜第5折曲線N5、第11折曲線N11、第12折曲線N12が形成されている。第1折曲線N1〜第5折曲線N5、第11折曲線N11、第12折曲線N12は一方のライナとリブとに入れた切れ込み(いわゆるハーフカット)である。第1折曲線N1〜第5折曲線N5、第11折曲線N11、第12折曲線N12は互いに平行である。
第2突出部44は、第2板体部42に折り曲げ可能に連なる第1領域441と、第1領域441に折り曲げ可能に連なる第2領域442と、第2領域442に折り曲げ可能に連なる第3領域443とを有する。
連結孔32は、第2領域442と第3領域443とが通される第1の孔321と、第3領域443とが通される第2の孔322とで構成されている。
第1折曲線N1はプレート部3と第1板体部41とを区分し、第2折曲線N2は第1板体部41と第2板体部42とを区分し、第3折曲線N3は第2板体部42と第1領域441とを区分し、第4折曲線N4は第1領域441と第2領域442とを区分し、第5折曲線N5は第2領域442と第3領域443とを区分する。第11折曲線N11は第1突出部43と第3突出部45とを区分し、第12折曲線N12は第1突出部43と第4突出部46とを区分する。
第1突出部43と第2突出部44とは、情報表示物ホルダを組み立てる前、第1折曲線N1と平行な方向に沿って交互に配置されている(図5参照)。
第1のスライド部材5は、図2、図7に示すように、スライド部53と、スライド部53に折り曲げ可能に連なり、積層された複数のタイヤ2のうちの隣り合う2つのタイヤ2に挟まれるスライド部材本体51と、第1のスライド部材本体51に折り曲げ可能に連なり、隣り合う2つのタイヤ2の少なくとも一方のタイヤ2の中心孔2hに入り込み、隣り合う2つのタイヤ2の間からの第1のスライド部材5の抜けを妨げるストッパ部52とを有する。
スライド部53はU字形であり、スライド部53の横寸法53d1は、スライド部材支持部1Cの開口部1COの横寸法d10より長く、スペーサ1Bの開口部1BOの横寸法d1より短い。
スライド部材本体51の折曲線N6側の端部の横寸法はスライド部材支持部1Cの開口部1COの横寸法d10より短いが、スライド部材本体51の自由端部511の横寸法51d1はスライド部材支持部1Cの開口部1COの横寸法d10より長く、スペーサ1Bの開口部1BOの横寸法d2より短い。
ストッパ部52は山形に折れ曲げ可能である(図1、図2参照)。
山形に折り曲げられたストッパ部52は、スライド部材本体51に形成された孔51aに挿入されてスライド部材本体51に連結される。
ストッパ部52には、スライド部材本体51に形成された孔51aの周縁部に引っ掛ける切欠き52aが設けられている(図7参照)。
図7に示すように、この実施形態では、プレス加工において、スライド部材本体51とスライド部53とストッパ部52とがそれぞれ所定形状に形成されるとともに、スライド部材本体51の孔51aが形成され、更に、スライド部材本体51とスライド部53とを区分する第6折曲線N6と、スライド部材本体51とストッパ部52とを区分する第7折曲線N7と、ストッパ部52を固定端側領域A2と自由端側領域A1とに区分する第8折曲線N8とが形成される。第6折曲線N6はスライド部53に対してスライド部材本体51を折り曲げ易くするための単なる折れ目である。第7折曲線N7はスライド部材本体51に対してストッパ部52を折り曲げ易くするための切れ込みである。第8折曲線N8は固定端側領域A2と自由端側領域A1とを山形に折り曲げ易くするための切れ込みである。第6折曲線N6〜第8折曲線N8は互いに平行である。
固定部8は、図2、図8に示すように、スライド部材本体51,151に図示しない両面テープで接着される連結部81と、連結部81に折り曲げ可能に連なる摩擦力増大部82とを有する。連結部81と摩擦力増大部82とは第9折曲線N9で区分される。第9折曲線N9は連結部81に対して摩擦力増大部82を折り曲げ易くするための単なる折れ目である。連結部81の横寸法8d1は、スライド部材支持部1Cの開口部1COの横寸法d10より短い。摩擦力増大部82の横寸法82d1はスライド部材支持部1Cの開口部1COの横寸法d10より長く、スペーサ1Bの開口部1BOの横寸法d1より短い。
固定部8の摩擦力増大部82の両端部は第1のスライド部材5のスライド部53とスライド部材支持部1Cとの間に挿入されて、支持部1に対する第1のスライド部材5の摩擦力が増大する。
第2のスライド部材105は、図2、図9に示すように、スライド部153と、スライド部153に折り曲げ可能に連なり、複数のタイヤ2のうちの隣り合う2つのタイヤ2に挟まれるスライド部材本体151とを有する。第2のスライド部材105は第1のスライド部材5の下方に配置される(図1参照)。スライド部材本体151とスライド部153とは折曲線10で区分される。第10折曲線N10はスライド部153に対してスライド部材本体151を折り曲げ易くするための単なる折れ目である。
スライド部153はU字形であり、スライド部153の横寸法153d1は、スライド部材支持部1Cの開口部1COの横寸法d10より長く、スペーサ1Bの開口部1BOの横寸法d1より短い。
スライド部材本体151の折曲線10側の端部の横寸法はスライド部材支持部1Cの開口1CO部の横寸法d10より短いが、スライド部材本体151の自由端部の横寸法151d1はスライド部材支持部1Cの開口1CO部の横寸法d10より長く、スペーサ1Bの開口部1BOの横寸法d1より短い。
固定部8の摩擦力増大部82の両端部は、第2のスライド部材105のスライド部153とスライド部材支持部1Cとの間に挿入されて、支持部1に対する第2のスライド部材105の摩擦力が増大する。
第1のスライド部材5のスライド部材本体51の自由端部511はプレート部3とスライド部材支持部1Cとの間に挿入でき、第2のスライド部材105のスライド部材本体151の自由端部1511はプレート部3とスライド部材支持部1Cとの間に挿入できるので、情報表示物ホルダを二次元形状の状態で倉庫に収納でき、省スペース化を実現できる。
次に、情報表示物ホルダの組立方法の一例を説明する。
まず、情報表示物ホルダの支持部1の組立方法の一例を説明する。
支持部本体1Aの各表示物支持部4を山形に折り曲げるとともに第4突出部46を折り曲げ、第2突出部44の第2領域442と第3領域443とをプレート部3の連結孔32の第1の孔321に挿入し、第2突出部44の第3領域443をプレート部3の連結孔32の第2の孔322に挿入する。更に、第3突出部45を折り曲げて凹部324に挿入する。その結果、第2板体部42とプレート部3とが連結されるとともに、第3突出部45の先端部がプレート部3の表面から突き出る(図6B参照)。また、第1突出部43と第4突出部46とはプレート部3の表面に押し付けられる(図6A参照)。
その後、情報表示物6をプレート部3上に配置する。このとき、情報表示物6の両側部がプレート部3と第1突出部43とに挟まれるようにする。その結果、第1突出部43及び第4突出部46によって、プレート部3上の情報表示物6の両側部がプレート部3の表面に押しつけられる。このとき情報表示物6は第4突出部46と第1突出部43の両端部との三点で支持される(図6A参照)。但し、表示物支持部4の上端と下端とに位置する第1突出部43は第4突出部46を有していないので、第1突出部43の先端部が情報表示物6をプレート部3の表面に押しつける。
次に、支持部本体1Aのプレート部3の背面に、スペーサ1Bを両面テープで接着する。
その後、第1のスライド部材5のスライド部材本体51を折曲線N6でスライド部53に対してほぼ垂直に折り曲げる。一方の固定部8の連結部81を折曲線N9で摩擦力増大部82に対してほぼ垂直に折り曲げる。摩擦力増大部82の両端部をスライド部53に両面テープで接着し、連結部81をスライド部材本体51の折曲線N6側の端部に両面テープで接着する。
その後、ストッパ部52を起こして山形に折り曲げ、ストッパ部52の先端部をスライド部材本体51の孔51aに挿入する。ストッパ部52の先端部をスライド部材本体51の孔51aに挿入すると、ストッパ部52の先端部の切欠き52aが孔51aの周縁部に引っ掛かり、ストッパ部52がスライド部材本体51に連結される。
次に、第2のスライド部材105のスライド部材本体151を折曲線N10でスライド部153に対してほぼ垂直に折り曲げる。他方の固定部8の連結部81を折曲線N9で摩擦力増大部82に対してほぼ垂直に折り曲げる。摩擦力増大部82の両端部をスライド部153に両面テープで接着し、連結部81をスライド部材本体151の折曲線N10側の端部に両面テープで接着する。
第1のスライド部材5と第2のスライド部材105とが、プレート部3の背面上の、スペーサ1Bで囲まれた領域に配置されたら、スペーサ1Bにスライド部材支持部1Cを両面テープで接着する。その結果、第1のスライド部材5のスライド部53とスライド部材支持部1Cとの間に摩擦力増大部82の両端部が挟まれて、支持部1に対する第1のスライド部材5の摩擦力が増大し、支持部1に第1のスライド部材5が固定される(図10A、図10B参照)。
同様に、第2のスライド部材105のスライド部153とスライド部材支持部1Cとの間に摩擦力増大部82の両端部が挟まれて、支持部1に対する第2のスライド部材105の摩擦力が増大し、支持部1に第2のスライド部材105が固定される(図10A、図10B参照)。
このようにして、情報表示物ホルダの組立が完了する。
次に、情報表示物ホルダの使用方法の一例を説明する。なお、予め台7に3つのタイヤ群が展示されているものとする。各タイヤ群は積層された4つのタイヤ2で構成される。予め情報表示物6は情報表示物ホルダに保持されているものとする。
各タイヤ群の4つのタイヤ2のうちの上から一番目のタイヤ2と二番目のタイヤ2とで第1のスライド部材5のスライド部材本体51を挟持させ、上から二番目のタイヤ2と三番目のタイヤ2とで第2のスライド部材105のスライド部材本体151を挟持させる。このとき山形のストッパ部52の頂点を上方へ向けるとともに、支持部1のプレート部3の背面とタイヤ2の外周面2とを対向させる。
情報表示物6を支持する支持部1に第1のスライド部材5がスライド可能に装着され、支持部1に対して位置決めされた第1のスライド部材5が一方の固定部8によって支持部1に固定されるので、3つのタイヤ群のタイヤ幅が異なるときも、各タイヤ群に装着された情報表示物ホルダの上端の位置(上下方向UDにおける情報表示物ホルダの支持部1の上端の位置)を一致させることができる(図11参照)。
また、第1突出部43の両端部と第4突出部46とによってプレート部3上の情報表示物6の縁部(第1実施形態では情報表示物6の両側部)がプレート部3の表面に押しつけられるので、情報表示物6が雨や日光に当たっても情報表示物6が剥がれにくい。また、情報表示物6をプレート部3に接着剤や両面テープで固着しなくともよいので、プレート部3の連結孔32から第2突出部44を引き抜くことにより、情報表示物6をプレート部3から外せるので、情報表示物6を他の情報表示物6に簡単に取り替えることができる。
第1実施形態は、情報表示物6を簡単に取り替えることができ、情報表示物ホルダを何度でも使用することもできるので、省資源に資する。また、外力によって情報表示物ホルダが外れたり、位置ずれしたりするのをより確実に妨げることができる。
また、第3突出部45の先端部がプレート部3の表面から突き出るので、何らかの原因により情報表示物ホルダの情報表示物保持力が低下したとしても、第3突出部45が情報表示物6の落下を阻止し得る。
更に、各タイヤ群の4つのタイヤ2のうちの上から二番目のタイヤ2と三番目のタイヤ2とで第2のスライド部材105のスライド部材本体151が挟持されるので、支持部1のプレート部3が前後方向FRへ傾かず、プレート部3が上下方向UDと平行に維持され(図12参照)、プレート部3が安定する。
次に、この発明の第1実施形態の変形例を図13A〜図13Cに基づいて説明する。
上述の第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。以下、上述の第1実施形態との主な相違部分についてだけ説明する。下記相違部分を除き、この変形例は第1実施形態と同じ構成を有する。
この変形例では、第1のスライド部材5や第2のスライド部材105をスライドさせたときの第1のスライド部材5や第2のスライド部材105が左右向LRに振れるのを抑制する振れ止め部材9が採用されている。
図13Aは振れ止め部材9の斜視図であり、図13Bは第1のスライド部材5に接着される固定部8の摩擦力増大部82に振れ止め部材9が接着された状態を示す斜視図であり、図13Cは第2のスライド部材105に接着される固定部8の摩擦力増大部82に振れ止め部材9が接着された状態を示す斜視図である。
振れ止め部材9はプラスチック段ボールで形成されている。振れ止め部材9は矩形であり、振れ止め部材9の横寸法9d1は、スライド部材支持部1Cの開口部1COの横寸法d10とほぼ同じかわずかに短く、振れ止め部材9の縦寸法9d2は、固定部8の摩擦力増大部82の縦寸法82d2にほぼ同じかわずかに長い。
第1のスライド部材5や第2のスライド部材105をスライドさせたときに、第1のスライド部材5や第2のスライド部材105が左右方向LRへ振れようとしても、振れ止め部材9がスライド部材支持部1Cの開口部1COの内周面に当たり、第1のスライド部材5や第2のスライド部材105の振れが抑制されるので、第1のスライド部材5や第2のスライド部材105は上下方向UDと平行に動くように案内される。
次に、この発明の第2実施形態を図14、図15に基づいて説明する。
上述の第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。以下、上述の第1実施形態との主な相違部分についてだけ説明する。下記相違部分を除き、第2実施形態は第1実施形態と同じ構成を有する。
第1実施形態では、上述のように第1のスライド部材5が、スライド部53と、スライド部53に折り曲げ可能に連なるスライド部材本体51とを有し、一方の固定部8の連結部81がスライド部材本体51の折曲線N6側の端部に両面テープで接着され、第1のスライド部材5のスライド部53とスライド部材支持部1Cとの間に固定部8の摩擦力増大部82の両端部が挟まれて、支持部1に対する第1のスライド部材5のスライド部53の摩擦力が増大され、支持部1に第1のスライド部材5が固定される。
これに対し、第2実施形態では、支持部1に対して位置決めされた第1のスライド部材5を支持部1に固定する固定部8と、支持部1に対して位置決めされた第2のスライド部材105を支持部1に固定する固定部8とは採用されていない。
第2実施形態では、支持部1に対して位置決めされた第1のスライド部材5を支持部1に、固定部としての粘着テープ108で固定するようにした。
第2実施形態は、第1実施形態と同様の効果を奏する。
なお、上述の実施形態では、2つのスライド部材(第1のスライド部材5、第2のスライド部材105)を用いたが、1つのスライド部材を用いてもよい。この場合、ストッパ部を有するスライド部材(例えば第1のスライド部材5)を1つだけ用いてもよいし、ストッパ部を有さないスライド部材(例えば第2のスライド部材105)を1つだけ用いてもよい。
また、複数のスライド部材を用いる場合、ストッパ部を有するスライド部材とストッパ部を有さないスライド部材との組み合わせでもよいし、ストッパ部を有するスライド部材だけを用いてもよいし、ストッパ部を有さないスライド部材だけを用いてもよい。
1 支持部
1A 支持部本体
1B スペーサ
1BO スペーサの開口部
d1 スペーサの開口部の横寸法
d2 スペーサの開口部の縦寸法
1C スライド部材支持部
1CO スライド部材支持部の開口部
d10 スライド部材支持部の開口部の横寸法
d20 スライド部材支持部の開口部の縦寸法
2 タイヤ
2a タイヤの外周面
2h タイヤの中心孔
3 プレート部
32 連結孔
321 第1の孔
322 第2の孔
324 凹部
4 表示物支持部
41 第1板体部
42 第2板体部
43 第1突出部
44 第2突出部
45 第3突出部
46 第4突出部
441 第1領域
442 第2領域
443 第3領域
5 第1のスライド部材(スライド部材)
51 スライド部材本体
511 スライド部材本体の自由端部
51a 孔
51d1 スライド部材本体の自由端部の横寸法
52 ストッパ部
52a 切欠き
A1 自由端側領域
A2 固定端側領域
53 スライド部
53d1 スライド部の横寸法
6 情報表示物
7 台
8 固定部
81 連結部
81d1 連結部の横寸法
82 摩擦力増大部
82d1 摩擦力増大部の横寸法
9 振れ止め部材
9d1 振れ止め部材の横寸法
9d2 振れ止め部材の縦寸法
105 第2のスライド部材(スライド部材)
151 スライド部材本体
1511 スライド部材本体の自由端部
151d1 スライド部材本体の自由端部の横寸法
153 スライド部
153d1 スライド部の横寸法
108 粘着テープ(固定部)
N1〜N12 第1折曲線〜第12折曲線
UD 上下方向
LR 左右方向
FR 前後方向

Claims (8)

  1. 垂直方向に積層された複数のタイヤの外周面に配置され、前記タイヤに関する情報が表示される情報表示物を支持する支持部と、
    前記支持部にスライド可能に装着されるスライド部と、前記スライド部に折り曲げ可能に連なり、前記複数のタイヤのうちの隣り合う2つのタイヤに挟まれるスライド部材本体とを有する少なくとも1つのスライド部材と、
    前記支持部に対して位置決めされた前記スライド部材を前記支持部に固定する固定部と
    を備えていることを特徴とする情報表示物ホルダ。
  2. 前記固定部が、
    前記スライド部材本体に連結される連結部と、
    前記連結部に折り曲げ可能に連なり、前記支持部と前記スライド部との間の摩擦力を高めて前記支持部に前記スライド部を固定する摩擦力増大部とを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示物ホルダ。
  3. 前記摩擦力増大部に接着され、前記スライド部材が左右方向に振れるのを妨げて前記スライド部材を上下方向と平行に動くように案内する振れ止め部材を更に備えている
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報表示物ホルダ。
  4. 前記固定部が前記スライド部を前記支持部に固定する粘着テープである
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示物ホルダ。
  5. 前記スライド部材は、
    前記隣り合う2つのタイヤの少なくとも一方のタイヤの中心孔に入り込み、前記隣り合う2つのタイヤ間からの前記スライド部材本体の抜けを妨げるストッパ部を更に有している
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報表示物ホルダ。
  6. 前記ストッパ部が前記スライド部材本体に折り曲げ可能に連なるとともに、前記ストッパ部が山形に折れ曲げ可能であり、
    山形に折り曲げられた前記ストッパ部が、前記スライド部材本体に形成された孔に挿入されて前記スライド部材本体に連結される
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報表示物ホルダ。
  7. 前記ストッパ部に、前記スライド部材本体に形成された孔の周縁部に引っ掛ける切欠きが設けられている
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報表示物ホルダ。
  8. 少なくとも前記支持部と前記スライド部材とがそれぞれプラスチックダンボールをプレス加工することによって一体形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報表示物ホルダ。
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