JP4959969B2 - 販売台 - Google Patents

販売台 Download PDF

Info

Publication number
JP4959969B2
JP4959969B2 JP2005319837A JP2005319837A JP4959969B2 JP 4959969 B2 JP4959969 B2 JP 4959969B2 JP 2005319837 A JP2005319837 A JP 2005319837A JP 2005319837 A JP2005319837 A JP 2005319837A JP 4959969 B2 JP4959969 B2 JP 4959969B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
plate
stand
sales
sales stand
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005319837A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007125170A (ja
Inventor
直人 長谷川
昌章 上山
博 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2005319837A priority Critical patent/JP4959969B2/ja
Publication of JP2007125170A publication Critical patent/JP2007125170A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4959969B2 publication Critical patent/JP4959969B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、極めてコンパクトに折り畳むことができ、かつ容易に現場組み立てを可能とした販売台の技術分野に属する。
従来から、特定な新商品の販促キャンペーンにあたり、店頭における顧客の商品情報の動機付けに、POP(購買時点)ディスプレイが取り付けられた即席の販売台が使用されている。これらの販売台に共通する課題は、コンパクトに折り畳んで現場への搬送を容易にし、そして、現場で容易にかつ迅速に組み立てができることである。
この課題を解決するために、従来では例えば特許文献1に開示された発明がある。この発明は、四角柱体に対して支持体を、左右側板の内面に設けられた連結片と仕切り板の略中央に設けられたスリットとを係合させることにより一体に組み込むようにしている。
また、特許文献2に開示された発明は、収納箱と、スタンド形成部と、ディスプレイパネルを、一体的に連結させ、かつ折り畳んで、残る支持体と商品載置板も併せて収納箱に収納させるようにしている。
特開2000−83776号公報 特開2000−83777号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された発明は、四角柱体に対して支持体を一体に組み込むようにしているので、現場で四角柱体の組み込み作業が必要となり、組み立て方法の簡便さという観点で十分ではない問題がある。
また、特許文献2に開示された発明も、現場で四角柱体としたスタンド形成部に支持体を挿着する作業が必要となり、特許文献1に開示された発明と同様に組み立て方法の簡便さという観点で十分ではない問題がある。
本発明は、上記の事情を考慮してなされたもので、その目的とするところは、組み立て前には、コンパクトに折り畳むことができ、商品載置板を除く全ての部材を一体化することで、組み立て現場における組み立てが極端に簡便になり、かつ迅速に行うことが可能な販売台を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の販売台は、組み立て時の背面板と、当該背面板とともに四角柱体を形成するスタンド部と、当該スタンド部内に組み込まれ、少なくとも3面からなる折り畳み可能な一対の支持体主板からなり前記スタンド部と折り畳み可能に接続される支持体とが一体的に連結された状態から組み立てられ、前記支持体主板の一側面は前記スタンド部に、両側面の間にある面が前記背面板に、それぞれ連接されており、前記支持体上に商品載置板が載置され、組み立て前には、前記支持体主板が折り畳まれて、前記スタンド部が前記背面板と折り畳まれた前記支持体主板の他側面によって収納されることを特徴とする。
請求項2に記載の販売台は、請求項1に記載の販売台において、前記支持体は、前記支持体主板の一側面に前記スタンド部に貼り合わされる第1の支持体糊代と、前記支持体主板における前記第1の支持体糊代の近傍に形成されたスリットと、前記支持体主板の略中央に前記背面板に貼り合わされる第2の支持体糊代と、前記支持体主板の他側面に形成され、前記スリットに挿し込まれる挿し込み片とを連設した2枚の支持板を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の販売台は、請求項2に記載の販売台において、前記一方の支持板に第2のスリットが形成されるとともに、前記他方の支持板に前記第2のスリットに挿し込まれる第2の挿し込み片が形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の販売台は、請求項1又は2に記載の販売台において、前記2枚の支持板における前記支持体主板の略中央下端にそれぞれ支持体切り込みを設ける一方、これらの支持体切り込みに、前記背面板の下端に設けられた補強板の2つの切り込みをそれぞれ入れ子状に組み込むことを特徴とする。
請求項5に記載の販売台は、請求項1又は2に記載の販売台において、前記2枚の支持板における前記支持体主板の略中央上端にそれぞれ支持体切り込みを設ける一方、これらの支持体切り込みに、前記背面板の上部に設けられた補強板の2つの切り込みをそれぞれ入れ子状に組み込むことを特徴とする。
請求項6に記載の販売台は、請求項1に記載の販売台において、前記商品載置板の裏面に補強板が貼着されていることを特徴とする。
請求項7に記載の販売台は、請求項1に記載の販売台において、前記商品載置板に看板が連設される一方、前記背面板の上端に前記看板を固定する固定板が連設されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、組み立て前には、スタンド部及び支持体が折り畳まれてスタンド部が商品載置板とともに背面板及び支持体内に収納されることにより、別途外箱を使用する必要がなくなり、極めてコンパクトな荷姿で使用現場に配送することができ、流通経費を削減するとともに、部材管理も容易になる。
また、組み立て時には、背面板とともに四角柱体を形成するスタンド部と、スタンド部内に組み込まれた支持体とが一体的に連結された状態から組み立てられ、スタンド部内に圧入しつつ支持体上に商品載置板を載置することにより、使用現場において、容易にかつ迅速に組み立てることができる。特に、スタンド部内に支持体が組み込まれているので、支持体を容易に組み立てることができる。
さらに、組み立てた状態では、スタンド部内に圧入しつつ支持体上に商品載置板を載置することにより、スタンド部を補強することができる。
請求項2に係る発明によれば、支持体は、支持体主板の一側面に背面板に貼り合わされる第1の支持体糊代と、支持体主板における第1の支持体糊代の近傍に形成されたスリットと、支持体主板の略中央にスタンド部に貼り合わされる第2の支持体糊代と、支持体主板の他側面に形成され、スリットに挿し込まれる挿し込み片とを連設した2枚の支持板を備えることにより、組み立てた状態では、それぞれのスリットに挿し込み片が挿し込まれているので、支持体を一段と補強することができる。その結果、スタンド部の強度を高めることができる。
請求項3に係る発明によれば、一方の支持板に第2のスリットが形成されるとともに、他方の支持板に第2のスリットに挿し込まれる第2の挿し込み片が形成されているので、支持体を補強することができる。その結果、スタンド部の強度を高めることができる。
請求項4に係る発明によれば、2枚の支持板における支持体主板の略中央下端にそれぞれ支持体切り込みを設ける一方、これらの支持体切り込みに、背面板の下端に設けられた補強板の2つの切り込みをそれぞれ入れ子状に組み込むことにより、支持体を補強することができる。その結果、スタンド部の強度を一段と高めることができる。
請求項5に係る発明によれば、2枚の支持板における支持体主板の略中央上端にそれぞれ支持体切り込みを設ける一方、これらの支持体切り込みに、背面板の上部に設けられた補強板の2つの切り込みをそれぞれ入れ子状に組み込むことにより、支持体を補強することができる。その結果、スタンド部の強度を一段と高めることができる。
請求項6に係る発明によれば、商品載置板の裏面に補強板が貼着されているので、商品載置板の剛性を高めることができる。
請求項7に係る発明によれば、商品載置板に看板が連設される一方、背面板の上端に前記看板を固定する固定板が連設されているので、看板を確実かつ容易に固定することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、以下の実施形態の販売台は、食品、飲料、たばこ、化粧品、医薬品、医薬部外品、一般生活用品等、幅広い商品を対象として、通常の新製品の販売促進はもとより、生活歳時や各種イベントに合わせた販促ツールとして使用が可能である。
(第1実施形態)
図1は本発明に係る販売台の第1実施形態の外観を示す斜視図、図2は図1の販売台の背面板を示す展開図、図3は図1の販売台を構成するスタンド部のブランクを示す展開図、図4は図1の販売台を構成する商品載置板のブランクを示す展開図、図5は図1の販売台を構成する支持体のブランクを示す展開図である。
図1に示すように、本実施形態に係る販売台1は、後述する背面板とともに四角柱体を形成するスタンド部2と、スタンド部2内に組み込まれ上記背面板及びスタンド部2に接合される支持体3(図5に示す)と、支持体3の上端に載置される商品載置板4とを備えている。
スタンド部2の上端部は、商品の展示を効果的に行うため、意匠上前傾状態となっている。また、スタンド部2の上端部は、基材(Eフルート段ボール等)が二重折れ線によってコ字状に折り返されて額縁状の端縁が形成されている。これは、スタンド部2の剛性を高めるとともに、全体にボリューム感を持たせ、段ボール等の基材の裏面や端面が直視されないようにするためである。
支持体3は、図1では直視できないが、スタンド部2内に組み込まれて商品載置板4とその上に配列される商品の荷重を支えている。商品載置板4は、スタンド部2内に圧入しつつ支持体3の上端縁に当接して載置されており、看板5が連設されている。この看板5は、前方に傾倒しないように上記背面板の上端に連設された固定板に固定されている。
背面板6は、スタンド部2とともに四角柱体を形成し、組み立て時に背面に配置され、図2に示すように上下側部近傍に2つづつスリット7,8が形成され、上端に看板5を固定するための固定板9が糊付けにより連設されて、折れ線aにより正面側に二つ折り可能としている。この固定板9の貼着部10には、図示しない両面粘着テープが貼着され、この両面粘着テープにより看板5の背面が貼着されて前方に傾倒しないように固定される。なお、この折れ線aの上部にはミシン目11が形成され、看板5が不要の場合、そのミシン目11から固定板9を切り離して使用する。
また、背面板6の下端は、二重折れ線bを介して折り曲げ片12が連設され、この折り曲げ片12に折れ線cを介して補強板13が連設されている。この補強板13には、左右に2つの切り込み14が形成されている。
次に、図3〜図5に基づいて販売台を構成する各部材のブランクについて説明する。
図3に示すように、スタンド部2のブランク20は、正面板21の左右辺に二重折れ線d,dを介して左右側板22,22が連設され、これらの左右側板22,22には、その外側に設けられた折れ線f,fを介して蓋片23,23が連設されている。
また、蓋片23,23の各端辺には、挿し込み片24,25が延設され、これらの挿し込み片24,25を背面板6に形成された2つのスリット7,8に挿し込むことにより、スタンド部2が背面板6に組み込まれる。そして、正面板21及び左右側板22,22の各部の上辺には、スタンド部折り返し片26がそれぞれ二重折れ線g,gを介して連設されている。
商品載置板4のブランク30は、図4に示すように裏面に商品載置板4と同一の外形に形成された補強板31が貼着され、折れ線h及びミシン目32を介して看板5が連設されており、折れ線hを介して商品載置板4に対して看板5が折り畳み可能となる。なお、ミシン目32は、看板5が不要の場合、そのミシン目32から看板5を切り離して使用する。また、商品載置板4の3辺には、それぞれ折れ線iを介して折曲片33が連設されている。この折曲片33は、使用時に裏面方向に略90°折り曲げられる。
支持体3は、図5に示すように互いに対称形状をなす2枚の支持板のブランク40A,40Bからなり、それぞれ折り畳み可能な支持体主板41の一方の側面のスリット板42には、折れ線jを介して第1の支持体糊代としての支持体糊代43が連設され、この支持体糊代43はスタンド部2の正面板21の背面に貼り合わされる。そして、支持体主板41における支持体糊代43の近傍には、スリット44が上下方向に延びるように形成され、このスリット44を介して折れ線jと対称位置に折れ線kが設けられている。
また、支持体主板の41の略中央の中央板45には、折れ線lを介して第2の支持体糊代としての支持体糊代46が連設され、この支持体糊代46は背面板6に貼り合わされる。この支持体糊代46の一辺には、上下に角形の切欠部47,47が形成され、他辺近傍には二重折れ線mが設けられている。これらの切欠部47,47は、スタンド部2の挿し込み片24,25が背面板6に形成された2つのスリット7,8に挿し込まれたとき、その挿し込み片24,25の先端部が入り込むようになっている。
さらに、支持体主板41の他方の側面の補強板48には、スリット44に挿し込まれる挿し込み片49が連設されている。そして、支持体主板41の中央板45下端には、支持体切り込み50が設けられ、この支持体切り込み50に、背面板6の下端に設けられた補強板13の切り込み14をそれぞれ入れ子状に組み込むことで、支持体3を補強することができる。
次に、本実施形態に係る販売台1の収納順序及び組み立て順序を図6〜図13に基づいて説明する。
図6は図1の販売台の折り畳み状態を示す斜視図、図7は第1実施形態のスタンド部を直立して支持体を広げた状態を示す斜視図、図8は第1実施形態の支持体が折り曲げられた状態を示す平面図、図9は図8の斜視図、図10は第1実施形態のスタンド部の側面部が反対側に折り曲げられた状態を示す平面図、図11は図10の背面図、図12は第1実施形態のスタンド部の蓋片が背面板に組み込まれた状態を示す底面図、図13は第1実施形態の商品載置板を支持体に載置する状態を示す斜視図である。
なお、本実施形態の販売台1は、スタンド部2、支持体3、背面板6が一体的に接合されている。支持体3の2枚の支持板のブランク40A,40Bは、折れ線jにより内側に折曲した状態で、それぞれの支持体糊代43,43が背面板6の内面両側に貼り合わされる。また、2枚の支持板のブランク40A,40Bは、その支持体糊代46,46がスタンド部2の正面板21の背面両側に貼り合わされる。さらに、背面板6には、固定板9が糊付けにより固定されている。
まず、本実施形態に係る販売台1の収納順序について説明する。
支持体3は、図8に示すように折れ線kによって内側に中折れした状態でスタンド部2の正面板21と背面板6との間に交互に折り畳まれた後、スタンド部2の左右側板22,22が図7に示すように二重折れ線d,dにより交互に反対側に折り畳まれ、蓋片23,23が折れ線f,fにより上側に折り畳まれる。
次いで、看板5が折れ線hにより、背面板6の補強板13が二重折れ線bにより、それぞれスタンド部2の左右側板22,22及び蓋片23,23に重なるように折り畳まれる。
さらに、これらの上に折れ線hにより二つ折りした商品載置板4を載せ、支持体3の2枚の補強板48,48がスタンド部2の左右側板22,22、蓋片23,23、看板5及び背面板6の補強板13に重なるように交互に折り畳まれる。このように支持体3により各部材を包み込むと、図6に示すように支持体3に全ての部材を収納することができる。
したがって、本実施形態の販売台1は、このような収納機能により極めてコンパクトな状態で、かつ外装用の外箱を別途使用することなく組み立て現場に配送可能であるので、流通経費を削減するとともに、組み立て部材の管理も容易になる。そして、支持体3に全ての部材を収納することができるので、販売台1の外観となるスタンド部2を露出させることがなくなり、配送時にスタンド部2の損傷や汚れを未然に防止することができる。
また、使用後も、支持体3に全ての部材を収納して廃棄することができ、基材を全て紙から構成すれば、一段と廃棄性を向上させることができる。
次に、本実施形態に係る販売台1の組み立て順序について説明する。
まず、図6に示すような荷姿で配送される販売台1を、図7に示すように支持体3の補強板48,48と、スタンド部2の左右側板22,22、蓋片23,23とを広げ、看板5を反対側に折り曲げ、スタンド部2を直立させる。
次いで、図8及び図9に示すように、背面板6を後方に引き出し、折り畳まれていた支持体3が起こされて折り曲げられた略X字形の状態とした後、支持体3を構成する各スリット板42,42に形成されたスリット44,44にそれぞれ補強板48,48の挿し込み片49,49を挿し込むことにより、支持体3を補強する。
さらに、スタンド部2の左右側板22,22を図8及び図9に示す状態から図10に示すように反対側に折り返し、支持体3の方向に左右側板22,22を回動しつつ、図11に示すように蓋片23,23の各端辺に延設された挿し込み片24,25を背面板6に形成された2つのスリット7,8に挿し込むことにより、スタンド部2が背面板6に組み込まれ、スタンド部2と背面板6とで四角柱体を形成する。
そして、図11に示すように背面板6の下端に連設された折り曲げ片12を二重折れ線bで支持体3側に90°折り曲げ、さらに折れ線cで補強板13を直立させると、この補強板13の2つの切り込み14が図12に示すように支持体切り込み50にそれぞれ入れ子状に組み込まれ、支持体3を補強することができる。
次いで、図13に示すように商品載置板4の各折曲片33をそれぞれ折れ線iで裏面方向に略90°折り曲げるとともに、看板5を折れ線hで折り曲げて直立させた状態で、商品載置板4をスタンド部2と背面板6とで形成された四角柱体内に圧入して、支持体3上に載置する。このとき、商品載置板4の各折曲片33は、略90°折り曲げられた状態でスタンド部2の内面と支持体3との間に差し込まれる。
そして、固定板9の貼着部10に図示しない両面粘着テープを貼着し、この両面粘着テープに看板5の背面を貼着することにより、看板5が前方に傾倒しないように直立して固定され、全体の組み立てが完了する。
さらに、看板5、正面板21及び左右側板22,22には、オフセット印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷等の周知の印刷方法により印刷されたポスター等の印刷物が貼着される。
このように本実施形態によれば、背面板6とともに四角柱体を形成するスタンド部2と、スタンド部2内に組み込まれた支持体3とが一体的に連結された状態から組み立てられるので、使用現場において、容易にかつ迅速に組み立てることができる。特に、スタンド部2内に支持体3が組み込まれているので、支持体3を容易に組み立てることができる。
また、本実施形態によれば、組み立てた状態では、商品載置板4をスタンド部2内に圧入しつつ支持体3上に載置することにより、スタンド部2を補強することができる。
さらに、本実施形態によれば、支持体3は、支持体主板41の一側面にスタンド部2の正面板21の背面に貼り合わされる支持体糊代43と、支持体主板41における支持体糊代43の近傍に形成されたスリット44と、支持体主板41の略中央に背面板6に貼り合わされる支持体糊代46と、支持体主板41の他側面に形成され、スリット44に挿し込まれる挿し込み片49とを連設した2枚の支持板を備えることにより、組み立てた状態では、それぞれのスリット44に挿し込み片49が挿し込まれているので、支持体3を一段と補強することができる。その結果、スタンド部2の強度を高めることができる。
そして、本実施形態によれば、2枚の支持板における支持体主板41の略中央下端にそれぞれ支持体切り込み50を設ける一方、これらの支持体切り込み50に、背面板6の下端に設けられた補強板13の2つの切り込み14をそれぞれ入れ子状に組み込むことにより、支持体3を補強することができる。その結果、スタンド部2の強度を一段と高めることができる。
また、本実施形態によれば、商品載置板4の裏面に補強板31が貼着されているので、商品載置板4の剛性を高めることができる。そして、商品載置板4に看板5が連設される一方、背面板6の上端に看板5を固定する固定板9が連設されているので、看板5を確実かつ容易に固定することができる。
なお、本実施形態では、上述したように2枚の支持板における支持体主板41の略中央下端にそれぞれ支持体切り込み50を設ける一方、これらの支持体切り込み50に、背面板6の下端に設けられた補強板13の2つの切り込み14をそれぞれ入れ子状に組み込むようにしたが、これ以外に2枚の支持板における支持体主板41の略中央上端にそれぞれ支持体切り込みを設ける一方、これらの支持体切り込みに、背面板6の上部に設けられた補強板の2つの切り込みをそれぞれ入れ子状に組み込むようにしても同様の効果が得られる。また、これらの両者を組み合わせて構成すれば、支持体3の補強強度が一段と高まり、スタンド部2の強度を格段に高めることができる。
(第2実施形態)
図14は本発明に係る販売台の第2実施形態におけるスタンド部の側面部が反対側に折り曲げられた状態を示す拡大平面図である。なお、前記第1実施形態と同一又は対応する部分には、同一の符号を用いて異なる構成のみを説明する。
図14に示すように、本実施形態では、一方の支持板のブランク40Aに第2のスリット51が形成されるとともに、他方の支持板のブランク40Bに第2のスリット51に挿し込まれる第2の挿し込み片52が形成されている。
すなわち、一方の支持板のブランク40Aには、折れ線kの近傍に前記第1実施形態のスリット44と並列に第2のスリット51が形成されている。また、他方の支持板のブランク40Bには、折れ線kの近傍に平面L字形の第2の挿し込み片52が形成されている。この挿し込み片52は、折れ線kの近傍に貼着してもよいし、あるいは切り起して形成するようにしてもよい。
このように本実施形態によれば、一方の支持板のブランク40Aに第2のスリット51が形成されるとともに、他方の支持板のブランク40Bに第2のスリット51に挿し込まれる第2の挿し込み片52が形成されているので、支持体3の補強強度を一段と高めることができる。その結果、スタンド部2の強度を向上させることができる。その他の構成及び作用は、前記第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
本発明に係る販売台の第1実施形態の外観を示す斜視図である。 図1の販売台の背面板を示す展開図である。 図1の販売台を構成するスタンド部のブランクを示す展開図である。 図1の販売台を構成する商品載置板のブランクを示す展開図である。 図1の販売台を構成する支持体のブランクを示す展開図である。 図1の販売台の折り畳み状態を示す斜視図である。 第1実施形態のスタンド部を直立して支持体を広げた状態を示す斜視図である。 第1実施形態の支持体が折り曲げられた状態を示す平面図である。 図8の斜視図である。 第1実施形態のスタンド部の側面部が反対側に折り曲げられた状態を示す平面図である。 図10の背面図である。 第1実施形態のスタンド部の蓋片が背面板に組み込まれた状態を示す底面図である。 第1実施形態の商品載置板を支持体に載置する状態を示す斜視図である。 本発明に係る販売台の第2実施形態におけるスタンド部の側面部が反対側に折り曲げられた状態を示す拡大平面図である。
符号の説明
1 販売台
2 スタンド部
3 支持体
4 商品載置板
5 看板
6 背面板
7 スリット
8 スリット
9 固定板
13 補強板
14 切り込み
21 正面板
22 左右側板
23 蓋片
24 挿し込み片
25 挿し込み片
31 補強板
41 支持体主板
42 スリット板
43 支持体糊代(第1の支持体糊代)
44 スリット支持体糊代
46 支持体糊代(第2の支持体糊代)
48 補強板
49 挿し込み片
50 支持体切り込み
51 第2のスリット
52 第2の挿し込み片52

Claims (7)

  1. 組み立て時の背面板と、当該背面板とともに四角柱体を形成するスタンド部と、当該スタンド部内に組み込まれ、少なくとも3面からなる折り畳み可能な一対の支持体主板からなり前記スタンド部と折り畳み可能に接続される支持体とが一体的に連結された状態から組み立てられ、
    前記支持体主板の一側面は前記スタンド部に、両側面の間にある面が前記背面板に、それぞれ連接されており、
    前記支持体上に商品載置板が載置され、組み立て前には、前記支持体主板が折り畳まれて、前記スタンド部が前記背面板と折り畳まれた前記支持体主板の他側面によって収納されることを特徴とする販売台。
  2. 前記支持体は、前記支持体主板の一側面に前記スタンド部に貼り合わされる第1の支持体糊代と、前記支持体主板における前記第1の支持体糊代の近傍に形成されたスリットと、前記支持体主板の略中央に前記背面板に貼り合わされる第2の支持体糊代と、前記支持体主板の他側面に形成され、前記スリットに挿し込まれる挿し込み片とを連設した2枚の支持板を備えることを特徴とする請求項1に記載の販売台。
  3. 前記一方の支持板に第2のスリットが形成されるとともに、前記他方の支持板に前記第2のスリットに挿し込まれる第2の挿し込み片が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の販売台。
  4. 前記2枚の支持板における前記支持体主板の略中央下端にそれぞれ支持体切り込みを設ける一方、これらの支持体切り込みに、前記背面板の下端に設けられた補強板の2つの切り込みをそれぞれ入れ子状に組み込むことを特徴とする請求項1又は2に記載の販売台。
  5. 前記2枚の支持板における前記支持体主板の略中央上端にそれぞれ支持体切り込みを設ける一方、これらの支持体切り込みに、前記背面板の上部に設けられた補強板の2つの切り込みをそれぞれ入れ子状に組み込むことを特徴とする請求項1又は2に記載の販売台。
  6. 前記商品載置板の裏面に補強板が貼着されていることを特徴とする請求項1に記載の販売台。
  7. 前記商品載置板に看板が連設される一方、前記背面板の上端に前記看板を固定する固定板が連設されていることを特徴とする請求項1に記載の販売台。
JP2005319837A 2005-11-02 2005-11-02 販売台 Expired - Fee Related JP4959969B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005319837A JP4959969B2 (ja) 2005-11-02 2005-11-02 販売台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005319837A JP4959969B2 (ja) 2005-11-02 2005-11-02 販売台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007125170A JP2007125170A (ja) 2007-05-24
JP4959969B2 true JP4959969B2 (ja) 2012-06-27

Family

ID=38148339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005319837A Expired - Fee Related JP4959969B2 (ja) 2005-11-02 2005-11-02 販売台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4959969B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6287133B2 (ja) * 2013-12-02 2018-03-07 大日本印刷株式会社 展示台

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4286932B2 (ja) * 1998-09-16 2009-07-01 大日本印刷株式会社 陳列台

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007125170A (ja) 2007-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006255283A (ja) 販売台
US6431364B1 (en) Display with removeable informational panel
JP4286932B2 (ja) 陳列台
JP2011000365A (ja) 組立式展示台
JP4959969B2 (ja) 販売台
JP3188354U (ja) 表示片付き包装箱
JP2002002685A (ja) 商品ケース
JP2012135472A (ja) 展示台
JP2011230778A (ja) ディスプレイ兼用カートン
JP5173376B2 (ja) 展示用包装箱
JP3139623U (ja) 販売台
JP3198308U (ja) 組み立て式商品陳列棚
JP3251931B2 (ja) 折り畳み可能な商品陳列棚
JP3121981U (ja) 折り畳み式立体ラベル
JP5332831B2 (ja) 紙製表示体
JP3511880B2 (ja) 組立容易な陳列棚
JP2001046193A (ja) 商品陳列用トレイ
JPH10338226A (ja) ディスプレー機能付きカートン
JP5439123B2 (ja) 組立ケース
JP2007320566A (ja) 立上片付ケース
JP3623199B2 (ja) 商品陳列台
JP2010269802A (ja) 包装ケース、清掃具包装体、及び清掃具製品
JP3083825U (ja) 収納展示容器
JP4474830B2 (ja) スタンド式ディスプレイ装置
KR200304526Y1 (ko) 포장용 종이상자

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081031

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110823

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111024

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120322

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150330

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees