JP2001046193A - 商品陳列用トレイ - Google Patents

商品陳列用トレイ

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JP2001046193A
JP2001046193A JP11226857A JP22685799A JP2001046193A JP 2001046193 A JP2001046193 A JP 2001046193A JP 11226857 A JP11226857 A JP 11226857A JP 22685799 A JP22685799 A JP 22685799A JP 2001046193 A JP2001046193 A JP 2001046193A
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tray
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inclined plate
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邦昭 遠藤
Masahiro Takehara
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YAN ALPHA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】傾斜板部分に傾斜状態の保形力を持たせること
が簡単であるとともに、陳列棚から落ちることが殆どな
い商品陳列用トレイを提供する。 【解決手段】台板部分4と、この台板部分4の前端縁部
に立設される立板部分6と、この立板部分6の上端縁部
から前方に略水平に延びる水平板部分7と、この水平板
部分7の前端縁部から斜め前方下向きに延びる傾斜板部
分8とで構成されているトレイ1が複数個並列されてな
る商品陳列用トレイであって、各トレイ1が平板状紙材
を折り曲げて作製されており、立板部分6の側縁部と水
平板部分7の側縁部と傾斜板部分8の側縁部とに係合部
21を有する剛性補強体20が嵌合しており、かつ上記
係合部21に係脱自在に係合する連結部材9により、隣
接し合う剛性補強体20と剛性補強体20とを連結す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品陳列棚等に商
品を展示する際に、商品を載置したり、その商品名や価
格等を表示したりするのに用いられる商品陳列用トレイ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、商品陳列棚等に商品を展示す
る際に、商品を載置したり、その商品名や価格等を表示
したりするのに商品陳列用トレイが用いられている。そ
して、この商品陳列用トレイとして、紙製のものが実用
新案登録第3041862号公報に提案されている。
【0003】このものは、図22に示すように、長方形
状の台板部分51と、この台板部分51の一側端縁部か
ら上方に垂設される帯状の側板部分52と、上記台板部
分51の前端縁部から上方に垂設される立板部分53
と、この立板部分53の上端縁部から前方に水平に延び
る水平板部分54と、この水平板部分54の前端縁部か
ら斜め前方下向きに延びる傾斜板部分55と、上記側板
部分52と立板部分53とを結合する支持片56と、上
記水平板部分54の下方に形成され傾斜板部分55の傾
斜状態を保持する箱状部57とで構成されている。
【0004】そして、上記商品陳列用トレイは、傾斜板
部分55を陳列棚Sの先端縁から突出させるようにし
て、陳列棚Sに置かれる。さらに、台板部分51には、
商品が載置され、傾斜板部分55には、その商品名等が
表示されたり商品サンプルが取り付けられたりする。
【0005】そして、上記商品陳列用トレイは、紙材を
二つ折りにして作製される。すなわち、まず、平板状紙
基材を準備し、図23に示すように、所要の形状に裁断
するとともに折り目58〜68および切り込み69,7
0を形成し、平板状紙材71を作製する。このとき、面
72の縦横の寸法は、面73の縦横の寸法よりも小さく
し、また、面74の縦寸法も、面75の縦寸法よりも小
さくし、さらに、面76の横寸法も面77の横寸法より
も小さくする。ついで、水平板部分54の上面および傾
斜板部分55の前面となる面に宣伝文句等の広告内容
(図示せず)を印刷する。つぎに、平板状紙材71の右
半分が下になるようにして、図24に示すように、折り
目62で平板状紙材71を二つ折りにするとともに重な
る部分(箱状部を除く)を貼り合わせる。このとき、面
72と面73とが台板部分51(図22参照)となり、
面76と面77とが側板部分52となり、面74と面7
5とが立板部分53となり、面78が水平板部分54と
なり、面79と面80とが傾斜板部分55となる。その
のち、面81を上方に折り曲げ、面78と面81と面8
2とで箱状部57を形成する。このようにして、上記商
品陳列用トレイが作製される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記紙
製の商品陳列用トレイでは、傾斜板部分55に傾斜状態
の保形力を持たせるために、平板状紙材71を二つ折り
にして貼り合わせるとともに箱状部57を形成してい
る。このため、上記商品陳列用トレイの作製には、この
商品陳列用トレイの略全体にわたる貼り合わせ作業が必
要となるとともに、箱状部57の形成作業が必要とな
る。これらの作業は、商品陳列用トレイの作製を複雑に
し、その作製コストを上げる。
【0007】また、台板部分51に載置されていた商品
がなくなると、商品陳列用トレイが不安定になり、商品
陳列用トレイが陳列棚Sから落ちることがある。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、傾斜板部分に傾斜状態の保形力を持たせること
が簡単であるとともに、陳列棚から落ちることが殆どな
い商品陳列用トレイの提供をその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、台板部分と、この台板部分の前端縁部に
立設される立板部分と、この立板部分の上端縁部から前
方に略水平に延びる水平板部分と、この水平板部分の前
端縁部から斜め前方下向きに延びる傾斜板部分とで構成
されているトレイが複数個並列されてなる商品陳列用ト
レイであって、上記各トレイが平板状紙材を折り曲げて
作製されており、上記立板部分と水平板部分と傾斜板部
分との相互の形成角度を維持するために、立板部分の側
縁部と水平板部分の側縁部と傾斜板部分の側縁部とに係
合部を有する剛性補強体が嵌合しており、かつ上記係合
部に係脱自在に係合することにより隣接し合う剛性補強
体と剛性補強体とを連結する連結部材を備えている商品
陳列用トレイを第1の要旨とし、台板部分と、この台板
部分の前端縁部に立設される立板部分と、この立板部分
の上端縁部から斜め前方下向きに延びる傾斜板部分とで
構成されているトレイが複数個並列されてなる商品陳列
用トレイであって、上記各トレイが平板状紙材を折り曲
げて作製されており、上記立板部分と傾斜板部分との相
互の形成角度を維持するために、立板部分の側縁部と傾
斜板部分の側縁部とに係合部を有する剛性補強体が嵌合
しており、かつ上記係合部に係脱自在に係合することに
より隣接し合う剛性補強体と剛性補強体とを連結する連
結部材を備えている商品陳列用トレイを第2の要旨とす
る。
【0010】すなわち、本発明の第1の商品陳列用トレ
イは、台板部分と、この台板部分の前端縁部に立設され
る立板部分と、この立板部分の上端縁部から前方に略水
平に延びる水平板部分と、この水平板部分の前端縁部か
ら斜め前方下向きに延びる傾斜板部分とで構成されてい
るトレイが複数個並列されてなるものであって、各トレ
イは、平板状紙材を折り曲げることにより、台板部分,
立板部分,水平板部分および傾斜板部分が形成されてお
り、かつ上記立板部分と水平板部分と傾斜板部分との相
互の形成角度を維持するために、立板部分の側縁部と水
平板部分の側縁部と傾斜板部分の側縁部とに剛性補強体
が嵌合している。このため、上記各トレイは、傾斜板部
分に傾斜状態の保形力を持たせるために、紙材を二つ折
りにして全体的に貼り合わせたり、水平板部分の下方に
傾斜板部分の傾斜状態を保持する箱状部を形成したりす
る等の各トレイの作製を複雑にする要因がなく、簡単に
傾斜板部分に傾斜状態の保形力を持たせることができ、
その作製コストを低減させることができる。
【0011】さらに、上記剛性補強体は、係合部を有し
ており、かつ第1の商品陳列用トレイは、上記係合部に
係脱自在に係合することにより隣接し合う剛性補強体と
剛性補強体とを連結する連結部材を備えている。したが
って、第1の商品陳列用トレイは、隣接し合うトレイと
トレイとが連結した状態で陳列棚に置かれるため、全ト
レイから商品がなくなることは殆どない。すなわち、あ
る1個のトレイに載置されていた商品がなくなっても、
他のトレイには商品が残っている確率が高い。そして、
このように商品が残っている場合には、第1の商品陳列
用トレイは、安定した状態を維持し、陳列棚から落ちる
ことがない。
【0012】また、本発明の第2の商品陳列用トレイ
は、台板部分と、この台板部分の前端縁部に立設される
立板部分と、この立板部分の上端縁部から斜め前方下向
きに延びる傾斜板部分とで構成されているトレイが複数
個並列されてなる商品陳列用トレイであって、各トレイ
は、平板状紙材を折り曲げることにより、台板部分,立
板部分および傾斜板部分が形成されており、かつ上記立
板部分と傾斜板部分との相互の形成角度を維持するため
に、立板部分の側縁部と傾斜板部分の側縁部とに剛性補
強体が嵌合している。このため、上記各トレイは、傾斜
板部分に傾斜状態の保形力を持たせるために、紙材を二
つ折りにして全体的に貼り合わせたり、水平板部分の下
方に傾斜板部分の傾斜状態を保持する箱状部を形成した
り等の商品陳列用トレイの作製を複雑にする要因がな
く、簡単に傾斜板部分に傾斜状態の保形力を持たせるこ
とができ、その作製コストを低減させることができる。
【0013】さらに、上記剛性補強体は、係合部を有し
ており、かつ第2の商品陳列用トレイは、上記係合部に
係脱自在に係合することにより隣接し合う剛性補強体と
剛性補強体とを連結する連結部材を備えている。したが
って、第2の商品陳列用トレイは、隣接し合うトレイと
トレイとが連結した状態で陳列棚に置かれるため、全ト
レイから商品がなくなる場合は殆どない。すなわち、あ
る1個のトレイに載置されていた商品がなくなっても、
他のトレイには商品が残っている確率が高い。そして、
このように商品が残っている場合には、第2の商品陳列
用トレイは、安定した状態を維持し、陳列棚から落ちる
ことがない。
【0014】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
【0015】図1は、本発明の商品陳列用トレイの一実
施の形態を示している。この実施の形態では、商品陳列
用トレイは、複数(図では3個)のトレイ1が並列され
てなるものである。さらに、各トレイ1の左右側縁部に
は、プラスチック製の剛性補強体20が嵌合しており、
隣接し合う剛性補強体20と剛性補強体20とは、連結
部材9により連結されている。
【0016】上記トレイ1は、紙製であり、長方形状の
台板部分4と、この台板部分4の一側端縁部から上方に
垂設される帯状の側板部分5と、上記台板部分4の前端
縁部から上方に垂設(立設)される立板部分6と、この
立板部分6の上端縁部から前方に水平に延びる水平板部
分7と、この水平板部分7の前端縁部から斜め前方下向
きに延びる傾斜板部分8とで構成されている。そして、
この傾斜板部分8には、宣伝文句等の広告内容(図示せ
ず)が印刷されている。
【0017】また、上記剛性補強体20は、上記紙製の
トレイ1の左右それぞれにおいて、上記立板部分6の側
縁部の上部と水平板部分7の側縁部と傾斜板部分8の側
縁部の上部とに嵌合している。そして、その形状は、図
2〜図4(図1における右端の剛性補強体20を示す)
に示すように、上記立板部分6等の嵌合される側縁部に
対応して平らな頂部を有する略山形状に形成されてお
り、上記嵌合が可能となるように、その断面がコ字状に
形成されている。そして、上記嵌合が強固となるよう
に、上記コ字状部の対峙する内面のうちの一方の面に突
条10が形成されている。
【0018】さらに、上記剛性補強体20には、係合部
21が形成されており、この係合部21は、上記立板部
分6の側縁部の上部と水平板部分7の側縁部と傾斜板部
分8の側縁部の上部とに嵌合する部分で挟まれる部分に
形成され(図1参照)、板体23とこの板体23のうち
剛性補強体20のコ字状部の開口方向とは反対側の面に
突設された2個の円柱状の突起24とで構成されてい
る。
【0019】また、上記連結部材9は、図5〜図7に示
すように、上記係合部21の突起24(図2,図3参
照)に係脱自在に係合する2個の円筒状の貫通孔25が
形成された被係合部26から構成されている。
【0020】そして、上記トレイ1は、つぎのようにし
て作製される。すなわち、まず、平板状紙基材を準備
し、図8に示すように、所要の形状に裁断するとともに
折り目11〜15および切り込み16を形成する。この
とき、のちに剛性補強体20(図1参照)が嵌合する部
分17は、その剛性補強体20のコ字状部の側壁部2a
図2〜図4参照)の厚み分を裁断しておく。ついで、水
平板部分7の上面および傾斜板部分8(図1参照)の前
面となる面に宣伝文句等の広告内容(図示せず)を印刷
し、平板状紙材18を作製する。つぎに、上記平板状紙
材18の折り目12,13を山折りにし、折り目11,
14,15を谷折りにして、図1に示すトレイ1の形状
となるように折り曲げる。このとき、折り目15と切り
込み16とに隣接する面19(図8参照)が上記立板部
分6の前面下部と重なり、この重なった部分を接着剤で
貼り合わせる。そののち、上記剛性補強体20のコ字状
部内に立板部分6等の側縁部を嵌入させることにより剛
性補強体20を所要の位置に嵌合させる。このようにし
て、上記トレイ1が作製される。そして、このトレイ1
を複数個準備する。
【0021】つづいて、図9に示すように、上記トレイ
1を並列させ、隣接し合う剛性補強体20と剛性補強体
20との間に連結部材9を位置させ、上記両剛性補強体
20の係合部21の突起24(図2,図3参照)に、連
結部材9の貫通孔25を係合させることにより、隣接し
合うトレイ1とトレイ1とを連結させ、図1に示す商品
陳列用トレイを作製する。そして、この商品陳列用トレ
イを陳列棚Sに置き、各トレイ1の台板部分4に商品を
並べて載置する。
【0022】上記実施の形態によれば、商品陳列用トレ
イを構成する各トレイ1は、立板部分6の側縁部と水平
板部分7の側縁部と傾斜板部分8の側縁部とに剛性補強
体20が嵌合しているため、立板部分6と水平板部分7
と傾斜板部分8との相互の形成角度を維持することがで
き、傾斜板部分8に傾斜状態の保形力を持たせることが
できる。
【0023】さらに、トレイ1の傾斜板部分8に傾斜状
態の保形力を持たせる手段が、その立板部分6の側縁部
と水平板部分7の側縁部と傾斜板部分8の側縁部とに剛
性補強体20を嵌合させるという簡単な手段であるた
め、商品陳列用トレイの作製を複雑にする要因がなく、
その作製コストを低減させることができる。
【0024】また、上記商品陳列用トレイは、隣接し合
うトレイ1とトレイ1とが連結されているため、ある1
個のトレイ1から商品がなくなったとしても、他のトレ
イ1には商品が残っている場合が多い。このような場合
には、商品陳列用トレイは、安定した状態を維持し、陳
列棚Sから落ちることがない。
【0025】さらに、上記商品陳列用トレイは、隣接し
合うトレイ1とトレイ1とが連結されているため、トレ
イ1の並びが乱れることがなく、常に整った状態を維持
し、外観がよくなる。
【0026】また、予め、平板状紙材18のうち、のち
に剛性補強体20が嵌合する部分17は、その剛性補強
体20のコ字状部の側壁部2aの厚み分が裁断されるた
め、のちに剛性補強体20が嵌合されても、剛性補強体
20が商品陳列用トレイの側部から突出することがな
い。
【0027】図10〜図13は、上記連結部材9(図5
〜図7参照)の変形例を示している。この連結部材22
は、上記被係合部26のうち上記係合部21に係合した
際に上記傾斜板部分8の前方に向く面に突設された板体
27と、この板体27を挟むようにして貼着され宣伝文
句等の広告内容(図示せず)を表示した広告体28とで
構成されている。
【0028】そして、図13に示すように、上記連結部
材22を用い、上記実施の形態と同様にして、隣接し合
うトレイ1とトレイ1とを連結させ、図14に示す商品
陳列用トレイを作製する。
【0029】上記連結部材22を用いると、さらなる広
告内容を追加することができる。また、広告体28が商
品陳列用トレイの前方に突出するため、陳列されている
商品が強くアピールされ、その商品の販売促進に役立
つ。
【0030】図15〜図17は、上記実施の形態おける
剛性補強体20の係合部21の変形例を示し、図18〜
図20は、その変形例に対応する連結部材34を示して
いる。
【0031】図15〜図17に示す剛性補強体29の係
合部30は、上記立板部分6の側縁部の上部と水平板部
分7(図1参照)の側縁部とに嵌合する部分のうち剛性
補強体29のコ字状部の開口方向とは反対側の面に突設
された挟持部31からなっている。この挟持部31は、
2枚の板片31aからなり、その先端部には、挟持方向
に突出する突条33が形成されている。また、2枚の板
片31a間のコ字状部の側壁部2aには、開口部32が
形成されている。
【0032】また、図18〜図20に示す連結部材34
は、上記係合部30の挟持部31(図15〜図17参
照)に係脱自在に係合する被挟持板片35が表裏面に突
設された被係合部36と、この被係合部36のうち上記
係合部30に係合した際に上記傾斜板部分8(図13参
照)の前方に向く面に突設された板体37と、この板体
37を挟むようにして貼着され宣伝文句等の広告内容
(図示せず)を表示した広告体28(図13参照)とで
構成されている。また、上記被挟持板片35の根元部分
には、上記挟持部31の突条33が係合する条溝38が
形成されている。
【0033】それ以外の部分および作製方法は、上記実
施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付し
ている。そして、これら変形例を用いた場合にも、上記
実施の形態と同様の作用・効果を奏する。
【0034】図21は、上記実施の形態におけるトレイ
1の変形例を示している。このトレイ3は、上記トレイ
1(図1参照)と比較すると、水平板部分7(図1参
照)が形成されておらず、また、これに対応して剛性補
強体39の形状が尖った頂部を有する略山形状に形成さ
れている。それ以外の部分および作製方法は、上記実施
の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付して
いる。そして、上記実施の形態と同様の作用・効果を奏
する。
【0035】上記剛性補強体39についても、上記係合
部21(図2,図3参照),30(図15,図17参
照)が形成され、それぞれの係合部21,30に係脱自
在に係合する上記連結部材9(図5〜図7参照),22
(図13,図14参照),34(図18〜図20参照)
が設けられる。図15および図17に示すような係合部
30の場合には、上記挟持部31は、上記立板部分6の
側縁部の上部と傾斜板部分8の側縁部の上部とに嵌合す
る部分に突設され、上記被挟持板片35も、これに対応
した位置に突設される。そして、これらの場合にも、上
記実施の形態と同様の作用・効果を奏する。
【0036】なお、上記実施の形態では、剛性補強体2
0,29,39をプラスチック製としたが、立板部分6
と水平板部分7と傾斜板部分8との相互の形成角度また
は立板部分6と傾斜板部分8との相互の形成角度を維持
することができ、傾斜板部分8に傾斜状態の保形力を持
たせることができれば、他の材質でもよく、金属等でも
よい。
【0037】また、上記実施の形態では、側板部分5を
台板部分4の一側端縁部に形成したが、これに限定され
るものではなく、台板部分4の両側端縁部に形成しても
よいし、また、側板部分5を全く形成しなくてもよい。
【0038】また、各トレイ1,3の傾斜板部分8に
は、商品のサンプル等を取り付けるようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の商品陳列
用トレイは、台板部分と、この台板部分の前端縁部に立
設される立板部分と、この立板部分の上端縁部から前方
に略水平に延びる水平板部分と、この水平板部分の前端
縁部から斜め前方下向きに延びる傾斜板部分とで構成さ
れているトレイが複数個並列されてなるものであって、
各トレイは、平板状紙材を折り曲げることにより、台板
部分,立板部分,水平板部分および傾斜板部分が形成さ
れており、かつ上記立板部分と水平板部分と傾斜板部分
との相互の形成角度を維持するために、立板部分の側縁
部と水平板部分の側縁部と傾斜板部分の側縁部とに剛性
補強体が嵌合している。このため、上記各トレイは、傾
斜板部分に傾斜状態の保形力を持たせるために、紙材を
二つ折りにして全体的に貼り合わせたり、水平板部分の
下方に傾斜板部分の傾斜状態を保持する箱状部を形成し
たりする等の各トレイの作製を複雑にする要因がなく、
簡単に傾斜板部分に傾斜状態の保形力を持たせることが
でき、その作製コストを低減させることができる。
【0040】さらに、上記剛性補強体は、係合部を有し
ており、かつ第1の商品陳列用トレイは、上記係合部に
係脱自在に係合することにより隣接し合う剛性補強体と
剛性補強体とを連結する連結部材を備えている。したが
って、第1の商品陳列用トレイは、隣接し合うトレイと
トレイとが連結した状態で陳列棚に置かれるため、全ト
レイから商品がなくなることは殆どない。すなわち、あ
る1個のトレイに載置されていた商品がなくなっても、
他のトレイには商品が残っている確率が高い。そして、
このように商品が残っている場合には、第1の商品陳列
用トレイは、安定した状態を維持し、陳列棚から落ちる
ことがない。
【0041】また、本発明の第2の商品陳列用トレイ
は、台板部分と、この台板部分の前端縁部に立設される
立板部分と、この立板部分の上端縁部から斜め前方下向
きに延びる傾斜板部分とで構成されているトレイが複数
個並列されてなる商品陳列用トレイであって、各トレイ
は、平板状紙材を折り曲げることにより、台板部分,立
板部分および傾斜板部分が形成されており、かつ上記立
板部分と傾斜板部分との相互の形成角度を維持するため
に、立板部分の側縁部と傾斜板部分の側縁部とに剛性補
強体が嵌合している。このため、上記各トレイは、傾斜
板部分に傾斜状態の保形力を持たせるために、紙材を二
つ折りにして全体的に貼り合わせたり、水平板部分の下
方に傾斜板部分の傾斜状態を保持する箱状部を形成した
り等の商品陳列用トレイの作製を複雑にする要因がな
く、簡単に傾斜板部分に傾斜状態の保形力を持たせるこ
とができ、その作製コストを低減させることができる。
【0042】さらに、上記剛性補強体は、係合部を有し
ており、かつ第2の商品陳列用トレイは、上記係合部に
係脱自在に係合することにより隣接し合う剛性補強体と
剛性補強体とを連結する連結部材を備えている。したが
って、第2の商品陳列用トレイは、隣接し合うトレイと
トレイとが連結した状態で陳列棚に置かれるため、全ト
レイから商品がなくなる場合は殆どない。すなわち、あ
る1個のトレイに載置されていた商品がなくなっても、
他のトレイには商品が残っている確率が高い。そして、
このように商品が残っている場合には、第2の商品陳列
用トレイは、安定した状態を維持し、陳列棚から落ちる
ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の商品陳列用トレイの一実施の形態を示
す斜視図である。
【図2】上記商品陳列用トレイの剛性補強体を示す側面
図である。
【図3】上記剛性補強体を示す底面図である。
【図4】上記剛性補強体を示すB−B断面図である。
【図5】上記剛性補強体に係合する連結部材を示す側面
図である。
【図6】上記連結部材を示す底面図である。
【図7】上記連結部材を示すC−C断面図である。
【図8】上記商品陳列用トレイの平板状紙材を示す平面
図である。
【図9】上記連結部材を用いた商品陳列用トレイの作製
方法を示す説明図である。
【図10】上記連結部材の変形例を示す側面図である。
【図11】上記連結部材を示す底面図である。
【図12】上記連結部材を示すC’−C’断面図であ
る。
【図13】上記連結部材を用いた商品陳列用トレイの作
製方法を示す説明図である。
【図14】上記商品陳列用トレイを示す斜視図である。
【図15】上記剛性補強体の変形例を示す側面図であ
る。
【図16】上記変形例を示す底面図である。
【図17】上記変形例を示すD−D断面図である。
【図18】上記変形例に係合する連結部材を示す側面図
である。
【図19】上記連結部材を示す底面図である。
【図20】上記連結部材を示すE方向の矢視図である。
【図21】本発明の商品陳列用トレイにおけるトレイの
変形例を示す斜視図である。
【図22】従来の商品陳列用トレイを示す斜視図であ
る。
【図23】従来の商品陳列用トレイの平板状紙材を示す
平面図である。
【図24】従来の商品陳列用トレイの作製方法を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 トレイ 4 台板部分 6 立板部分 7 水平板部分 8 傾斜板部分 9 連結部材 20 剛性補強体 21 係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B110 HA27 JA09 3B118 FA13

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台板部分と、この台板部分の前端縁部に
    立設される立板部分と、この立板部分の上端縁部から前
    方に略水平に延びる水平板部分と、この水平板部分の前
    端縁部から斜め前方下向きに延びる傾斜板部分とで構成
    されているトレイが複数個並列されてなる商品陳列用ト
    レイであって、上記各トレイが平板状紙材を折り曲げて
    作製されており、上記立板部分と水平板部分と傾斜板部
    分との相互の形成角度を維持するために、立板部分の側
    縁部と水平板部分の側縁部と傾斜板部分の側縁部とに係
    合部を有する剛性補強体が嵌合しており、かつ上記係合
    部に係脱自在に係合することにより隣接し合う剛性補強
    体と剛性補強体とを連結する連結部材を備えていること
    を特徴とする商品陳列用トレイ。
  2. 【請求項2】 台板部分と、この台板部分の前端縁部に
    立設される立板部分と、この立板部分の上端縁部から斜
    め前方下向きに延びる傾斜板部分とで構成されているト
    レイが複数個並列されてなる商品陳列用トレイであっ
    て、上記各トレイが平板状紙材を折り曲げて作製されて
    おり、上記立板部分と傾斜板部分との相互の形成角度を
    維持するために、立板部分の側縁部と傾斜板部分の側縁
    部とに係合部を有する剛性補強体が嵌合しており、かつ
    上記係合部に係脱自在に係合することにより隣接し合う
    剛性補強体と剛性補強体とを連結する連結部材を備えて
    いることを特徴とする商品陳列用トレイ。
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