JP2000237001A - 商品陳列用トレイ - Google Patents

商品陳列用トレイ

Info

Publication number
JP2000237001A
JP2000237001A JP11040581A JP4058199A JP2000237001A JP 2000237001 A JP2000237001 A JP 2000237001A JP 11040581 A JP11040581 A JP 11040581A JP 4058199 A JP4058199 A JP 4058199A JP 2000237001 A JP2000237001 A JP 2000237001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate portion
tray
side edge
upright
inclined plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11040581A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniaki Endo
邦昭 遠藤
Masahiro Takehara
正博 竹原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAN ALPHA KK
Key Trading Co Ltd
Original Assignee
YAN ALPHA KK
Key Trading Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAN ALPHA KK, Key Trading Co Ltd filed Critical YAN ALPHA KK
Priority to JP11040581A priority Critical patent/JP2000237001A/ja
Publication of JP2000237001A publication Critical patent/JP2000237001A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Display Racks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】傾斜板部分に傾斜状態の保形力を持たせること
が簡単である商品陳列用トレイを提供する。 【解決手段】台板部分4と、この台板部分4の前端縁部
に立設される立板部分6と、この立板部分6の上端縁部
から前方に略水平に延びる水平板部分7と、この水平板
部分7の前端縁部から斜め前方下向きに延びる傾斜板部
分8とで構成されているトレイであって、このトレイが
平板状紙材を折り曲げて作製されており、かつ上記立板
部分6と水平板部分7と傾斜板部分8との相互の形成角
度を維持するために、立板部分6の側縁部と水平板部分
7の側縁部と傾斜板部分8の側縁部とに剛性補強体2が
嵌合している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品陳列棚等に商
品を展示する際に、商品を載置したり、その商品名や価
格等を表示したりするのに用いられる商品陳列用トレイ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、商品陳列棚等に商品を展示す
る際に、商品を載置したり、その商品名や価格等を表示
したりするのに商品陳列用トレイが用いられている。そ
して、この商品陳列用トレイとして、紙製のものが実登
第3041862号公報に提案されている。
【0003】このものは、図22に示すように、長方形
状の台板部分51と、この台板部分51の一側端縁部か
ら上方に垂設される帯状の側板部分52と、上記台板部
分51の前端縁部から上方に垂設される立板部分53
と、この立板部分53の上端縁部から前方に水平に延び
る水平板部分54と、この水平板部分54の前端縁部か
ら斜め前方下向きに延びる傾斜板部分55と、上記側板
部分52と立板部分53とを結合する支持片56と、上
記水平板部分54の下方に形成され傾斜板部分55の傾
斜状態を保持する箱状部57とで構成されている。
【0004】そして、このものは、紙材を二つ折りにし
て作製される。すなわち、まず、平板状紙基材を準備
し、図23に示すように、所要の形状に裁断するととも
に折り目58〜68および切り込み69,70を形成
し、平板状紙材71を作製する。このとき、面72の縦
横の寸法は、面73の縦横の寸法よりも小さくし、ま
た、面74の縦寸法も、面75の縦寸法よりも小さく
し、さらに、面76の横寸法も面77の横寸法よりも小
さくする。ついで、水平板部分54の上面および傾斜板
部分55(図22参照)の前面となる面に宣伝文句等の
広告内容(図示せず)を印刷する。つぎに、平板状紙材
71の右半分が下になるようにして、図24に示すよう
に、折り目62で平板状紙材71を二つ折りにするとと
もに重なる部分(箱状部を除く)を貼り合わせる。この
とき、面72と面73とが台板部分51(図22参照)
となり、面76と面77とが側板部分52となり、面7
4と面75とが立板部分53となり、面78が水平板部
分54となり、面79と面80とが傾斜板部分55とな
る。そののち、面81を上方に折り曲げ、面78と面8
1と面82とで箱状部57を形成する。このようにし
て、上記商品陳列用トレイが作製される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記紙
製の商品陳列用トレイでは、傾斜板部分55に傾斜状態
の保形力を持たせるために、平板状紙材71を二つ折り
にして貼り合わせるとともに箱状部57を形成してい
る。このため、上記商品陳列用トレイの作製には、この
商品陳列用トレイの略全体にわたる貼り合わせ作業が必
要となるとともに、箱状部57の形成作業が必要とな
る。これらの作業は、商品陳列用トレイの作製を複雑に
し、その作製コストを上げる。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、傾斜板部分に傾斜状態の保形力を持たせること
が簡単である商品陳列用トレイの提供をその目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、台板部分と、この台板部分の前端縁部に
立設される立板部分と、この立板部分の上端縁部から前
方に略水平に延びる水平板部分と、この水平板部分の前
端縁部から斜め前方下向きに延びる傾斜板部分とで構成
されているトレイであって、このトレイが平板状紙材を
折り曲げて作製されており、かつ上記立板部分と水平板
部分と傾斜板部分との相互の形成角度を維持するため
に、立板部分の側縁部と水平板部分の側縁部と傾斜板部
分の側縁部とに剛性補強体が嵌合している商品陳列用ト
レイを第1の要旨とし、台板部分と、この台板部分の前
端縁部に立設される立板部分と、この立板部分の上端縁
部から斜め前方下向きに延びる傾斜板部分とで構成され
ているトレイであって、このトレイが平板状紙材を折り
曲げて作製されており、かつ上記立板部分と傾斜板部分
との相互の形成角度を維持するために、立板部分の側縁
部と傾斜板部分の側縁部とに剛性補強体が嵌合している
商品陳列用トレイを第2の要旨とする。
【0008】すなわち、本発明の第1の商品陳列用トレ
イは、平板状紙材を折り曲げることにより、台板部分,
立板部分,水平板部分および傾斜板部分が形成されてお
り、かつ上記立板部分と水平板部分と傾斜板部分との相
互の形成角度を維持するために、立板部分の側縁部と水
平板部分の側縁部と傾斜板部分の側縁部とに剛性補強体
が嵌合している。このため、上記商品陳列用トレイは、
傾斜板部分に傾斜状態の保形力を持たせるために、紙材
を二つ折りにして全体的に貼り合わせたり、水平板部分
の下方に傾斜板部分の傾斜状態を保持する箱状部を形成
したりする等の商品陳列用トレイの作製を複雑にする要
因がなく、簡単に傾斜板部分に傾斜状態の保形力を持た
せることができ、その作製コストを低減させることがで
きる。
【0009】また、本発明の第2の商品陳列用トレイ
は、平板状紙材を折り曲げることにより、台板部分,立
板部分および傾斜板部分が形成されており、かつ上記立
板部分と傾斜板部分との相互の形成角度を維持するため
に、立板部分の側縁部と傾斜板部分の側縁部とに剛性補
強体が嵌合している。このため、上記商品陳列用トレイ
は、傾斜板部分に傾斜状態の保形力を持たせるために、
紙材を二つ折りにして全体的に貼り合わせたり、水平板
部分の下方に傾斜板部分の傾斜状態を保持する箱状部を
形成したり等の商品陳列用トレイの作製を複雑にする要
因がなく、簡単に傾斜板部分に傾斜状態の保形力を持た
せることができ、その作製コストを低減させることがで
きる。
【0010】また、本発明において、剛性補強体に係合
部が形成され、この係合部に係脱自在に係合する被係合
部を有する係合体が設けられている場合には、係合体に
宣伝文句等の広告内容を表示することにより、さらなる
広告内容を追加することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
【0012】図1〜図6は、本発明の商品陳列用トレイ
の一実施の形態を示している。この実施の形態では、商
品陳列用トレイは、図1に示すように、紙製のトレイ1
と2個のプラスチック製の剛性補強体2と透明プラスチ
ック製の挟持体3とからなっている。
【0013】上記紙製のトレイ1は、長方形状の台板部
分4と、この台板部分4の一側端縁部から上方に垂設さ
れる帯状の側板部分5と、上記台板部分4の前端縁部か
ら上方に垂設(立設)される立板部分6と、この立板部
分6の上端縁部から前方に水平に延びる水平板部分7
と、この水平板部分7の前端縁部から斜め前方下向きに
延びる傾斜板部分8とで構成されている。そして、上記
傾斜板部分8には、T字状の貫通孔9が形成されてい
る。
【0014】また、上記剛性補強体2は、上記紙製のト
レイ1の左右それぞれにおいて、上記立板部分6の側縁
部の上部と水平板部分7の側縁部と傾斜板部分8の側縁
部の上部とに嵌合している。そして、その形状は、図2
〜図4(図1における右側の剛性補強体2を示す)に示
すように、上記立板部分6等の嵌合される側縁部に対応
して平らな頂部を有する略山形状に形成されており、上
記嵌合が可能となるように、その断面がコ字状に形成さ
れている。そして、上記嵌合が強固となるように、上記
コ字状部の対峙する内面のうちの一方の面に突条10が
形成されている。
【0015】また、上記挟持体3は、図1に示すよう
に、断面略J字状の板状体であり、そのJカーブ面の内
側を上記傾斜板部分8の下端縁部に当接させ、その低い
方の板状部分3aの内面を傾斜板部分8の裏面下端部に
両面テープで貼着することにより、上記紙製のトレイ1
に取り付けられている。
【0016】そして、上記商品陳列用トレイは、つぎの
ようにして作製される。平板状紙基材を準備し、図5に
示すように、所要の形状に裁断するとともに折り目11
〜15,切り込み16および貫通孔9を形成する。この
とき、のちに剛性補強体2(図1参照)が嵌合する部分
17は、その剛性補強体2のコ字状部の側壁部2a(図
2〜4参照)の厚み分を裁断しておく。ついで、水平板
部分7の上面および傾斜板部分8の前面となる面に宣伝
文句等の広告内容(図示せず)を印刷し、平板状紙材1
8を作製する。つぎに、上記平板状紙材18の折り目1
2,13を山折りにし、折り目11,14,15を谷折
りにして、図6に示すように折り曲げる。このとき、折
り目15と切り込み16とに隣接する面19(図5参
照)が上記立板部分6の前面下部と重なり、この重なっ
た部分を接着剤で貼り合わせる。そののち、上記剛性補
強体2のコ字状部内に立板部分6等の側縁部を嵌入させ
ることにより剛性補強体2を所要の位置に嵌合させると
ともに、上記挟持体3を所要の位置に貼着する。このよ
うにして、上記商品陳列用トレイが作製される。
【0017】上記構成において、商品陳列用トレイは、
立板部分6の側縁部と水平板部分7の側縁部と傾斜板部
分8の側縁部とに剛性補強体2が嵌合しているため、立
板部分6と水平板部分7と傾斜板部分8との相互の形成
角度を維持することができ、傾斜板部分8に傾斜状態の
保形力を持たせることができる。
【0018】そして、上記貫通孔9には、商品のサンプ
ル等(図示せず)が係合される。また、傾斜板部分8の
前面と挟持体3の高い方の板状部分3bとの間には、商
品の価格や他の宣伝広告等が挟持される。
【0019】上記実施の形態によれば、紙製のトレイ1
の傾斜板部分8に傾斜状態の保形力を持たせる手段が、
その立板部分6の側縁部と水平板部分7の側縁部と傾斜
板部分8の側縁部とに剛性補強体2を嵌合させるという
簡単な手段であるため、商品陳列用トレイの作製を複雑
にする要因がなく、その作製コストを低減させることが
できる。
【0020】また、予め、平板状紙材18のうち、のち
に剛性補強体2が嵌合する部分17は、その剛性補強体
2のコ字状部の側壁部2aの厚み分が裁断されるため、
のちに剛性補強体2が嵌合されても、剛性補強体2が商
品陳列用トレイの側部から突出することがない。
【0021】図7〜図14は、本発明の商品陳列用トレ
イの他の実施の形態を示している。この実施の形態で
は、商品陳列用トレイは、上記一実施の形態と比較する
と、図7〜図9に示すように剛性補強体20に係合部2
1が形成されており、また、この係合部21に係脱自在
に係合する図10〜図14に示すような係合体22が設
けられており、さらに、貫通孔9および挟持体3(図1
参照)が設けられていない。それ以外の部分および作製
方法は、上記一実施の形態と同様であり、同様の部分に
は同じ符号を付している。
【0022】上記剛性補強体20の係合部21は、図7
〜図9に示すように、上記立板部分6の側縁部の上部と
水平板部分7の側縁部と傾斜板部分8の側縁部の上部と
に嵌合する部分で挟まれる部分に形成され、板体23と
この板体23のうち剛性補強体20のコ字状部の開口方
向とは反対側の面に突設された2個の円柱状の突起24
とで構成されている。
【0023】また、上記係合体22は、図10〜図13
に示すように、上記係合部21の突起24(図7〜図9
参照)に係脱自在に係合する2個の円筒状の貫通孔25
が形成された被係合部26と、この被係合部26のうち
上記係合部21(図7〜図9参照)に係合した際に上記
傾斜板部分8の前方に向く面に突設された板体27と、
この板体27を挟むようにして貼着され宣伝文句等の広
告内容(図示せず)を表示した広告体28とで構成され
ている。
【0024】上記構成において、商品陳列用トレイは、
上記一実施の形態と同様に、立板部分6と水平板部分7
と傾斜板部分8との相互の形成角度を維持することがで
き、傾斜板部分8に傾斜状態の保形力を持たせることが
できる。
【0025】そして、図13および図14に示すよう
に、上記剛性補強体20の係合部21に係合体22を係
合させることにより、さらなる広告内容を追加すること
ができる。
【0026】上記実施の形態によれば、上記一実施の形
態と同様に、商品陳列用トレイの作製を複雑にする要因
がなく、その作製コストを低減させることができる。
【0027】また、広告体28が商品陳列用トレイの前
方に突出するため、陳列されている商品が強くアピール
され、その商品の販売促進に役立つ。
【0028】図15〜図17は、上記他の実施の形態お
ける剛性補強体の係合部の変形例を示し、図18〜図2
0は、係合体の変形例を示している。
【0029】図15〜図17に示す剛性補強体29の係
合部30は、上記立板部分6の側縁部の上部と水平板部
分7の側縁部とに嵌合する部分のうち剛性補強体29の
コ字状部の開口方向とは反対側の面に突設された挟持部
31からなっている。この挟持部31は、2枚の板片3
1aからなり、その先端部には、挟持方向に突出する突
条33が形成されている。また、2枚の板片31a間の
コ字状部の側壁部2aには、開口部32が形成されてい
る。
【0030】また、図18〜図20に示す係合体34
は、上記係合部30の挟持部31(図15〜図17参
照)に係脱自在に係合する被挟持板片35が表裏面に突
設された被係合部36と、この被係合部36のうち上記
係合部30に係合した際に上記傾斜板部分8(図13参
照)の前方に向く面に突設された板体37と、この板体
37を挟むようにして貼着され宣伝文句等の広告内容
(図示せず)を表示した広告体28(図13参照)とで
構成されている。また、上記被挟持板片35の根元部分
には、上記挟持部31の突条33が係合する条溝38が
形成されている。
【0031】それ以外の部分および作製方法は、上記他
の実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を
付している。そして、これら変形例を用いた場合にも、
上記他の実施の形態と同様の作用・効果を奏する。
【0032】図21は、本発明の商品陳列用トレイのさ
らに他の実施の形態を示している。この実施の形態で
は、商品陳列用トレイは、上記一実施の形態と比較する
と、水平板部分7(図1参照)が形成されておらず、ま
た、これに対応して剛性補強体39の形状が尖った頂部
を有する略山形状に形成され、さらに、貫通孔9および
挟持体3(図1参照)が設けられていない。それ以外の
部分および作製方法は、上記一実施の形態と同様であ
り、同様の部分には同じ符号を付している。そして、上
記一実施の形態と同様の作用・効果を奏する。
【0033】上記さらに他の実施の形態における剛性補
強体39についても、図7〜図9および図15〜図17
に示すような係合部21,30が形成され、それぞれの
係合部21,30に係脱自在に係合する図10〜図12
および図18〜図20に示すような係合体22,34が
設けられる。図15〜図17に示すような係合部30の
場合には、上記挟持部31は、上記立板部分6の側縁部
の上部と傾斜板部分8の側縁部の上部とに嵌合する部分
に突設され、上記被挟持板片35も、これに対応した位
置に突設される。そして、これらの場合にも、上記他の
実施の形態と同様の作用・効果を奏する。
【0034】なお、上記各実施の形態では、剛性補強体
2,20,29,39をプラスチック製としたが、立板
部分6と水平板部分7と傾斜板部分8との相互の形成角
度または立板部分6と傾斜板部分8との相互の形成角度
を維持することができ、傾斜板部分8に傾斜状態の保形
力を持たせることができれば、他の材質でもよく、金属
等でもよい。
【0035】また、上記各実施の形態では、側板部分5
を台板部分4の一側端縁部に形成したが、これに限定さ
れるものではなく、台板部分4の両側端縁部に形成して
もよいし、また、側板部分5を全く形成しなくてもよ
い。
【0036】また、上記他の実施の形態では、係合部2
1,30が形成された剛性補強体20,29を商品陳列
用トレイの一側部に形成したが、これに限定されるもの
ではなく、商品陳列用トレイの両側部に形成し、係合体
22,34を商品陳列用トレイの両側部に係合させても
よい。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の商品陳列
用トレイによれば、平板状紙材を折り曲げることによ
り、台板部分,立板部分,水平板部分および傾斜板部分
が形成されており、かつ上記立板部分と水平板部分と傾
斜板部分との相互の形成角度を維持するために、立板部
分の側縁部と水平板部分の側縁部と傾斜板部分の側縁部
とに剛性補強体が嵌合している。このため、上記商品陳
列用トレイは、傾斜板部分に傾斜状態の保形力を持たせ
るために、紙材を二つ折りにして全体的に貼り合わせた
り、水平板部分の下方に傾斜板部分の傾斜状態を保持す
る箱状部を形成したり等の商品陳列用トレイの作製を複
雑にする要因がなく、簡単に傾斜板部分に傾斜状態の保
形力を持たせることができ、その作製コストを低減させ
ることができる。
【0038】また、本発明の第2の商品陳列用トレイに
よれば、平板状紙材を折り曲げることにより、台板部
分,立板部分および傾斜板部分が形成されており、かつ
上記立板部分と傾斜板部分との相互の形成角度を維持す
るために、立板部分の側縁部と傾斜板部分の側縁部とに
剛性補強体が嵌合している。このため、上記商品陳列用
トレイは、傾斜板部分に傾斜状態の保形力を持たせるた
めに、紙材を二つ折りにして全体的に貼り合わせたり、
水平板部分の下方に傾斜板部分の傾斜状態を保持する箱
状部を形成したり等の商品陳列用トレイの作製を複雑に
する要因がなく、簡単に傾斜板部分に傾斜状態の保形力
を持たせることができ、その作製コストを低減させるこ
とができる。
【0039】また、本発明において、剛性補強体に係合
部が形成され、この係合部に係脱自在に係合する被係合
部を有する係合体が設けられている場合には、係合体に
宣伝文句等の広告内容を表示することにより、さらなる
広告内容を追加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の商品陳列用トレイの一実施の形態を示
す斜視図である。
【図2】上記商品陳列用トレイの剛性補強体を示す側面
図である。
【図3】上記剛性補強体を示す底面図である。
【図4】上記剛性補強体を示すA−A断面図である。
【図5】上記商品陳列用トレイの平板状紙材を示す平面
図である。
【図6】上記商品陳列用トレイの作製方法を示す説明図
である。
【図7】本発明の商品陳列用トレイの他の実施の形態の
剛性補強体を示す側面図である。
【図8】上記剛性補強体を示す底面図である。
【図9】上記剛性補強体を示すB−B断面図である。
【図10】上記剛性補強体に係合する係合体を示す側面
図である。
【図11】上記係合体を示す底面図である。
【図12】上記係合体を示すC−C断面図である。
【図13】上記商品陳列用トレイの作製方法を示す説明
図である。
【図14】上記商品陳列用トレイを示す斜視図である。
【図15】上記剛性補強体の変形例を示す側面図であ
る。
【図16】上記変形例を示す底面図である。
【図17】上記変形例を示すD−D断面図である。
【図18】上記変形例に係合する係合体を示す側面図で
ある。
【図19】上記係合体を示す底面図である。
【図20】上記係合体を示すE方向の矢視図である。
【図21】本発明の商品陳列用トレイのさらに他の実施
の形態を示す斜視図である。
【図22】従来の商品陳列用トレイを示す斜視図であ
る。
【図23】従来の商品陳列用トレイの平板状紙材を示す
平面図である。
【図24】従来の商品陳列用トレイの作製方法を示す説
明図である。
【符号の説明】
2 剛性補強体 4 台板部分 6 立板部分 7 水平板部分 8 傾斜板部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台板部分と、この台板部分の前端縁部に
    立設される立板部分と、この立板部分の上端縁部から前
    方に略水平に延びる水平板部分と、この水平板部分の前
    端縁部から斜め前方下向きに延びる傾斜板部分とで構成
    されているトレイであって、このトレイが平板状紙材を
    折り曲げて作製されており、かつ上記立板部分と水平板
    部分と傾斜板部分との相互の形成角度を維持するため
    に、立板部分の側縁部と水平板部分の側縁部と傾斜板部
    分の側縁部とに剛性補強体が嵌合していることを特徴と
    する商品陳列用トレイ。
  2. 【請求項2】 台板部分と、この台板部分の前端縁部に
    立設される立板部分と、この立板部分の上端縁部から斜
    め前方下向きに延びる傾斜板部分とで構成されているト
    レイであって、このトレイが平板状紙材を折り曲げて作
    製されており、かつ上記立板部分と傾斜板部分との相互
    の形成角度を維持するために、立板部分の側縁部と傾斜
    板部分の側縁部とに剛性補強体が嵌合していることを特
    徴とする商品陳列用トレイ。
  3. 【請求項3】 剛性補強体に係合部が形成され、この係
    合部に係脱自在に係合する被係合部を有する係合体が設
    けられている請求項1または2記載の商品陳列用トレ
    イ。
JP11040581A 1999-02-18 1999-02-18 商品陳列用トレイ Pending JP2000237001A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11040581A JP2000237001A (ja) 1999-02-18 1999-02-18 商品陳列用トレイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11040581A JP2000237001A (ja) 1999-02-18 1999-02-18 商品陳列用トレイ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000237001A true JP2000237001A (ja) 2000-09-05

Family

ID=12584469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11040581A Pending JP2000237001A (ja) 1999-02-18 1999-02-18 商品陳列用トレイ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000237001A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015228890A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 紀伊産業株式会社 商品陳列用トレイ
JP2015228889A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 紀伊産業株式会社 商品陳列用トレイ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015228890A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 紀伊産業株式会社 商品陳列用トレイ
JP2015228889A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 紀伊産業株式会社 商品陳列用トレイ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6431364B1 (en) Display with removeable informational panel
JP4426022B2 (ja) 商品陳列用トレイ
JP2000237001A (ja) 商品陳列用トレイ
JP4525368B2 (ja) 表示ケース
JP3174806U (ja) 包装箱
JP4515582B2 (ja) 商品展示具
JP3725857B2 (ja) 仕掛け付き包装箱
JP4465586B2 (ja) 包装用箱
JP4279575B2 (ja) 表示部を設けた組立容器
JP2000132099A (ja) 組立ポップ
JP3106807U (ja) 商品陳列棚
JP2000300405A (ja) 陳列具
JP2011116388A (ja) 展示機能つきカートン
JP3158951U (ja) 陳列具
JP2006180997A (ja) 着脱可能ハンガーディスプレイ
JP4959969B2 (ja) 販売台
JP3106292U (ja) 商品陳列用具
JP3081543U (ja) 組立て箱
JP3058263U (ja) 化粧料容器陳列用紙製トレイ
JP3042136U (ja) 商品のディスプレイ台
JP3171745U (ja) 広告等表示部付紙製トレー
JP4321904B2 (ja) 陳列棚
JP3166853U (ja) ディスプレイ用具
JP2000247327A (ja) 化粧料容器陳列用紙製トレイの製法
JP3069230U (ja) スタンド式表示部体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090407

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090811