JP3042136U - 商品のディスプレイ台 - Google Patents

商品のディスプレイ台

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JP3042136U
JP3042136U JP1997003025U JP302597U JP3042136U JP 3042136 U JP3042136 U JP 3042136U JP 1997003025 U JP1997003025 U JP 1997003025U JP 302597 U JP302597 U JP 302597U JP 3042136 U JP3042136 U JP 3042136U
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JP
Japan
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plate
plate part
fold lines
molding
plate portion
Prior art date
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JP1997003025U
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Inventor
衡一 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE PACK CO., LTD.
Original Assignee
THE PACK CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形用板の製作及び組み立てが容易な商品の
ディスプレイ台を提供することを目的とする。 【解決手段】 背板部1両側の略中央部位に背板部との
境目の折目線3、3を介して側板部2、2を連設し、背
板部1両側の下部に背板部内方の切り込み9、9と折目
線10、10を介して基板部11、11を連設し、前記
側板部2、2は折目線4、4を介して内側板部5、5と
外側板部6、6とに区劃形成し、外側板部6、6下側に
折目線7、7を介して貼着用舌片8、8を連設し、且つ
前記基板部11、11の両端にも折目線13、13を介
して貼着用舌片12、12を連設した第1成形用板a
と、折目線21、22を介して上部に後板部23を、中
間部に商品の定置板部24を、下部に前板部25を各連
設した第2成形用板bとを具備する。そして、前記第1
成形用板aを折り込み形成される側板部内側に形成され
る段部に、前記第2成形用板bを折り込み形成される商
品の定置板部24を載置して構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、複数個の商品を前後に重ね合せて効率よく展示するのに適した商品 のディスプレイ台に関する。
【0002】
【従来の技術】
顧客に見え易いように複数個の商品を上下あるいは前後に重ね合せて効率よく 展示する紙製等のディスプレイ台は従来から広く利用されているが、いずれも種 々な形状に打ち抜いた多数枚の成形用板を所望の形態に組み合せ、所要部分を接 着剤で貼付することにより形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のこの種商品のディスプレイ台は、上記したとおり構成されているため、 各成形用板の製作及びこれらの組み立てが煩雑で手間がかゝり、このことが商品 の完成までの作業の効率を非常に悪化させると共に、コストアップさせる要因と なっていた。
【0004】 本考案は、上述の従来技術の有する問題点を解消するもので、2枚の厚紙等を 各一回打ち抜くだけで成形用板の製作が可能なうえに、ほゞワンタッチで各々組 み立てることが可能であり、しかも接着剤による貼付部分が少なく、低コストの 商品のディスプレイ台を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る商品のディスプレイ台は、背板部両 側の略中央部位に背板部との境目に設けられた折目線を介して側板部をやゝ上傾 斜させた状態で連設し、背板部両側の下部に背板部内方へ設けられた切り込みと 折目線を介して基板部をその上縁が前記側板部下縁と略合致するよう上傾斜させ た状態で連設し、前記側板部は下向傾斜の折目線を介して内側板部と外側板部と に区劃形成すると共に、外側板部下端に折目線を介して貼着用舌片を連設してな り、且つ前記基板部の両端にも折目線を介して貼着用舌片を連設してなる第1成 形用板と、上下の折目線を介して上部に後板部を、中間部に商品の定置板部を、 下部に前板部を各連設してなる第2成形用板とを具備したものであって、前記第 1成形用板における背板部両側の側板部及び基板部を各折目線で内側へ直角に折 り込み、さらに側板部中の外側板部を傾斜した折目線で外側へ折り込み内側板部 外面に接着して固定し、一方、外側板部下端と基板部両端の貼着用舌片を各直角 に折り込み互いに重合した状態で接着して固定することにより、側板部内側に後 方傾斜の段部を各突設したもので、前記第2成形用板における前板部を前記重合 固定した貼着用舌片の前面に接着して固定すると共に、商品の定置板部を前記側 板部内側の各段部に載置したことを特徴としている。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図1は本考案の展開図、図2は本考案の組み立て途中の斜視図、図3は本考案 の分解斜視図、図4はは本考案の斜視図、第5図は本考案の縦断側面図を各々示 す。
【0007】 先ず、本考案のディスプレイ台の2枚の成形用板の内、第1成形用板aは厚紙 やプラスチック製薄板等の板材を図1(A)に示したように略凸形状に、第2成 形用板bは図1(B)に示した用に長方形状に裁断して各形成させてある。
【0008】 即ち、第1成形用板aは、中央に縦長長方形状の背板部1を配し、その両側中 央のやゝ下部寄りに略横長長方形状の側板部2、2を、背板部1との境目上方に 設けられた垂直な折目線3、3を介して前記背板部1に対して僅かに上傾斜させ た状態で連設させてある。
【0009】 そして、上記側板部2、2は、約45度の下向傾斜で対称に設けられた折目線 4、4を介して内側板部5、5と外側板部6、6とに区劃形成されている。 また、この外側板部6、6の下端には折目線7、7を介して貼着用舌片8、8 を連設させてある。
【0010】 上記した背板部1の側板部2、2下部には、側板部2、2内側へやゝ下向傾斜 の切り込み9、9を設けると共に、該切り込み9、9の基端に垂直な折目線10 、10を設け、前記切り込み9、9及び折目線10、10を介して帯状の前記第 2成形用板bの載置用段部形成用の基板部11、11を連設させてある。
【0011】 上記基板部11、11の下縁11a、11aは水平に形成されているのに対し て、上縁11b、11bは前記側板部2、2の内側板部5、5の下縁5a、5a と略合致するようにやゝ上傾斜に形成され、且つ基端部11、11の両側に、前 記外側板部6、6下辺の貼着用舌片8、8と重合貼着可能にやゝ直交するように 貼着用舌片12、12を垂直な折目線13、13を介して連設させてある。なお 、基端部11、11の基部側の折目線10、10の長さに対して、先端寄りの折 目線13、13の長さを約2倍の長さとする。
【0012】 一方、上記した第2成形用板bは、横方向上方に折目線21、下方に折目線2 2が平行となるよう各設けられ、折目線21の上方に後板部23、折目線21と 折目線22間に商品の定置板部24、折目線22の下方に前板部25を上下方向 に各連設させてある。
【0013】 上記のように構成された第1及び第2成形用板a、bを組み立てるのには次の ようにする。 先ず、背板部1を垂直に立て、その両側の側板部2、2を折目線3、3で内側 へ直角に折り込むと共に、基板部11、11も折目線10、10で内側へ直角に 折り込む。そして、側板部2、2中の外側板部6、6を折目線4、4で後方へ折 り込み内側板部5、5の背面に両面粘着テープ等の接着剤(図示しない)で接着 して固定する。
【0014】 次いで、外側板部6、6下端の貼着用舌片8、8を折目線7、7で内側へ直角 に折り込む。一方、基板部11、11両端の貼着用舌片12、12も折目線13 、13で外側へ直角に折り込む。そして、これら各貼着用舌片8、8と12、1 2とを互いに重合配置して両者を前記と同様の接着剤(図示しない)で接着して 固定する。
【0015】 このように第1成形用板aを組み立てることにより、側板部2、2の内側に第 2成形用板bの載置用段部Tが突設される。この載置用段部Tは、前後両辺が切 り込み9、9の長さ、左右両辺が基板部11、11の折目線10から13までの 長さにほゞ等しい、前後方向に細長い平面長方形状に形成させると共に、基板部 11、11の上縁11b、11b、即ち後端の高さと比べて前端の高さが高い後 方傾斜に各形成させてある。
【0016】 一方、第2成形用板bにおける後板部23を折目線21でやゝ上方へ折り込み 後方傾斜に立ち上げると共に、前板部25を折目線22で下方へ略垂直に折り込 む。次いで、前板部25を前記第1成形用板aの載置用段部T正面における貼着 用舌片8、8と12、12の重合部正面に接着剤(図示しない)で接着して固定 する。そして、商品の定置板部24を上記載置用段部Tの上面に載せると、当該 定置板部24がその上面に後方傾斜で支持されると同時に、後板部23の上端が 背板部1へ当接し支持される。
【0017】 以上のようにして、第1成形用板a及び第2成形用板bは一体に固定され、商 品のディスプレイ台が組み立てられるので、図5に示した如く、定置板部24の 上面に前後重合配置にて複数個の四角形状の商品(パッケージ)A・・・を載置 して展示するものである。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、上記のとおり構成されるものであるから、以下に述べる効果を有す る。 (1) 厚紙等を各一回打ち抜くだけで第1、第2成形用板の製作が可能で、従来品 と比べてかなりの生産効率の向上と低コスト化を実現できる。 (2) 第1、第2成形用板共にほゞワンタッチで簡単に組み立てることができる。 つまり、現場で組み立てる際に平たい成形用板をパッケージ等から取り出す だけで略々組み立て状態に変形するので、素人でも迷うことなく簡単に組み立 てることができる。 (3) 組み立て前では平たい成形用板を積み重ねることによって効率の良い保管、 搬送が可能である。 (4) 顧客の視覚に入り易い正面、両側面には成形用板の表側のみが表示されるの で、見栄えがよいうえに、印刷し易い。 (5) 商品は両側板間の後方傾斜の定置板部に前後後方へ重ね合せて載置されるた め、複数個の商品を効率良く、且つ安定して収納展示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の展開図である。
【図2】本考案の組み立て途中の斜視図である。
【図3】本考案の分解斜視図である。
【図4】本考案の斜視図である。
【図5】本考案の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 背板部 2 側板部 3 折目線 4 折目線 5 内側板部 5a 下縁 6 外側板部 7 折目線 8 貼着用舌片 9 切り込み 10 折目線 11 基板部 11a 上縁 11b 下縁 12 貼着用舌片 13 折目線 21 折目線 22 折目線 23 後板部 24 定置板部 25 前板部 a 第1成形用板 b 第2成形用板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背板部両側の略中央部位に背板部との境
    目に設けられた折目線を介して側板部をやゝ上傾斜させ
    た状態で連設し、背板部両側の下部に背板部内方へ設け
    られた切り込みと折目線を介して基板部をその上縁が前
    記側板部下縁と略合致するよう上傾斜させた状態で連設
    し、前記側板部は下向傾斜の折目線を介して内側板部と
    外側板部とに区劃形成すると共に、外側板部下側に折目
    線を介して貼着用舌片を連設してなり、且つ前記基板部
    の両端にも折目線を介して貼着用舌片を連設してなる第
    1成形用板と、上下の折目線を介して上部に後板部を、
    中間部に商品の定置板部を、下部に前板部を各連設して
    なる第2成形用板とを具備したものであって、前記第1
    成形用板における背板部両側の側板部及び基板部を各折
    目線で内側へ直角に折り込み、さらに側板部中の外側板
    部を傾斜した折目線で外側へ折り込み内側板部外面に接
    着して固定し、一方、外側板部下端と基板部両端の貼着
    用舌片を各直角に折り込み互いに重合した状態で接着し
    て固定することにより、側板部内側に後方傾斜の段部を
    各突設したもので、前記第2成形用板における前板部を
    前記重合固定した貼着用舌片の前面に接着して固定する
    と共に、商品の定置板部を前記側板部内側の各段部に載
    置したことを特徴とする商品のディスプレイ台。
JP1997003025U 1997-04-03 1997-04-03 商品のディスプレイ台 Expired - Lifetime JP3042136U (ja)

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