JP4321905B2 - 棚用表示具 - Google Patents
棚用表示具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4321905B2 JP4321905B2 JP10898899A JP10898899A JP4321905B2 JP 4321905 B2 JP4321905 B2 JP 4321905B2 JP 10898899 A JP10898899 A JP 10898899A JP 10898899 A JP10898899 A JP 10898899A JP 4321905 B2 JP4321905 B2 JP 4321905B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- piece
- display
- edge
- folded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Display Racks (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、小売店の棚にセットして商品についての宣伝や価格を表示する厚紙製の棚用表示具に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び課題】
従来より、この種の棚用表示具として、プラスチックの成形品が使用されている。しかしながら、プラスチックは廃棄に伴い焼却すると高熱や黒煙を発生し、また土中に埋めると分解されずに残存するため、紙製の棚用表示具が要望されている。
【0003】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、厚紙を素材として、前面板及び側面板の起立状態が相互の貼着により維持されると共に、表示板の角度が前面板への突っ張り又は側面板との係合により維持される棚用表示具を提供する。
【0004】
【発明の実施の形態】
この発明の第1実施形態を図1乃至図6に基づいて説明する。図1に示すブランクにおいて、底面板1の前縁には前面板2、頂板3、表示板4、折返板5、突支板6及び前重板7が順次連設され、また、底面板1の側縁には側面板8が連設され、側面板8の前縁には前折片9が連設されている。表示板4には見本等の差込孔10が設けられている。
【0005】
上記ブランクは、図2に示すように折り曲げて図3及び図4に示す使用時の形態に組み立てる。その過程では、底面板1に対し前面板2及び側面板8を起立させ、頂板3を前方へ、表示板4を斜前下方へ折り曲げ、表示板4の裏面に折返板5を重ねて貼着し、突支板6の先端を前面板2に突き当て、前重板7及び前折片9を前面板2に貼着する。このように組み立てると、前面板2及び側面板8の起立状態が相互の貼着によって維持されると共に、突支板6が支えとなって表示板4の角度が維持される。
【0006】
上記表示具は、店頭で使用する際、表示板4に宣伝等を記載して、図3及び図4に示すように、棚Sの前部に設けられたバーBが突支板6の下方に納まるように棚Sの上に載せる。このとき、表示具の前後方向の移動がバーBにより阻止され、底面板1上に商品Gを置くと、商品Gは側面板8により整列されて、他商品の割り込みも防止される。
【0007】
なお、図5及び図6に示すように、表示板4にカード差し11を取り付け、このカード差し11で商品Gの宣伝等を記載したカード12を保持するようにすると、カード12を差し替えることにより、1つの表示具を表示内容を変えて繰り返し使用できる。
【0008】
また、図7乃至図10に示す第2実施形態の陳列具は、前重板7の基端部に突支板6を切り込んで係合片13を突設し、この係合片13が係合する係合孔14を前面板2に形成したものであり、前重板7が小さくても、前重板7を前面板2に容易に位置決めして貼着できる。
【0009】
さらに、この陳列具は、側面板8に下端前角を起点として斜め上方に延びる斜折線15が形成されているので、前重板7の前面板2への貼着に先立ち、側面板8を斜折線15に沿って屈曲させることにより、扁平に折り畳むことができ、小売店等において嵩張ることなく保管できる。
【0010】
次に、この発明の第3実施形態を図11乃至図13に基づいて説明する。図11に示すブランクにおいて、底面板21の前縁には前面板22、頂板23及び表示板24が順次連設され、この表示板24の一側には差込片25が突設されている。また、底面板21の各側縁には側面板26、27がそれぞれ連設され、一方の側面板26の前縁には前折片28が、他方の側面板27の前縁には延出部29がそれぞれ設けられている。さらに、側面板26には斜折線30が、側面板27の延出部29には差込孔31がそれぞれ形成されている。
【0011】
上記ブランクを組み立てるには、図12及び図13に示すように、底面板21に対し前面板22及び側面板26を起立させ、前折片28を前面板22の前面に貼着し、表示板24を斜前下方へ折り曲げ、側面板27を起立させ、差込片25を差込孔31に差し込む。
【0012】
このように組み立てると、前面板22及び側面板26の起立状態が相互の貼着によって維持されると共に、表示板24の角度が差込片25の差込孔31への差し込みにより維持される。
【0013】
上記表示具は、店頭で使用する際、表示板24に宣伝等を記載して、図13に示すように、棚Sの前部に設けられたバーBが頂板23の下方に納まるように棚Sの上に載せる。このとき、表示具の前後方向の移動がバーBにより阻止され、底面板21上に商品Gを置くと、商品Gは側面板27により整列されて、他商品の割り込みも防止される。
【0014】
また、この表示具は、差込片25の差込孔31への差し込みに先立ち、側面板26を斜折線30に沿って屈曲させることにより、扁平に折り畳むことができるので、小売店等において嵩張ることなく保管できる。
【0015】
次に、この発明の第4実施形態を図14乃至図18に基づいて説明する。図14に示すブランクにおいて、底面板41の前縁には前面板42、頂板43、表示板44及び折返板45が順次連設され、底面板41の両側縁には側面板46が連設されている。側面板46の前縁には前重片47、突出片48及び裏当板49が順次連設され、突出片48の前縁は底側へ向かって突き出すように傾斜し、突出片48の底縁には鉤形の係合片50が連設されている。また、表示板44には見本等の差込孔51が設けられている。
【0016】
上記ブランクを組み立てるには、図15及び図16に示すように、底面板41に対し前面板42及び側面板46を起立させ、表示板44を斜前下方へ折り曲げ、前重片47を前面板42の前面に貼着すると共に、突出片48を前方へ突き出させて係合片50同士を係合させ、表示板44を裏当板48に貼着する。
【0017】
このように組み立てると、前面板42及び側面板46の起立状態が相互の貼着によって維持されると共に、前面板42から前方へ突出した突出片48が支えとなって表示板44の角度が維持される。
【0018】
上記表示具は、店頭で使用する際、表示板44に宣伝等を記載して、図17及び図18に示すように、棚Sの前部に設けられたバーBが係合片50の下方に納まるように棚S上に載せる。このとき、表示具の前後方向の移動はバーBにより阻止される。そして、底面板41上に商品Gを置くと、側面板46により商品Gは整列され、他商品の割り込みも防止される。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係る棚用表示具は、厚紙で構成しても確実に保形され、表示板の角度が維持されるので、プラスチック製のものと同様に、店頭での商品表示に使用できる。
【0020】
また、廃棄に伴い焼却しても著しい高熱や黒煙を発生することがなく、また土中に埋めても分解されるので、環境に悪影響を及ぼすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のブランクを示す図
【図2】同上の組立過程を示す斜視図
【図3】同上の使用状態を示す斜視図
【図4】同上の縦断側面図
【図5】同上のカード差しによる使用状態を示す斜視図
【図6】同上の縦断側面図
【図7】第2実施形態のブランクを示す図
【図8】同上の組立過程を示す斜視図
【図9】同上の使用状態を示す斜視図
【図10】同上の縦断側面図
【図11】第3実施形態のブランクを示す図
【図12】同上の組立過程を示す斜視図
【図13】同上の使用状態を示す斜視図
【図14】第4実施形態のブランクを示す図
【図15】同上の組立過程を示す底面側からの斜視図
【図16】同上の組立状態を示す底面側からの一部切欠斜視図
【図17】同上の使用状態を示す斜視図
【図18】同上の縦断側面図
【符号の説明】
1、21、41 底面板
2、22、42 前面板
3、23、43 頂板
4、24、44 表示板
5、45 折返板
6 突支板
7、47 前重板
8、26、27、46 側面板
9、28 前折片
13 係合片
14 係合孔
25 差込片
29 延出部
31 差込孔
48 突出片
49 裏当板
50 係合片
Claims (4)
- 底面板(1)の前縁に前面板(2)、表示板(4)、折返板(5)、突支板(6)及び前重板(7)を順次連設し、前記底面板(1)の側縁に側面板(8)を連設し、この側面板(8)の前縁に前折片(9)を連設し、前記底面板(1)に対し前面板(2)及び側面板(8)を起立させ、表示板(4)を斜前下方へ折り曲げ、表示板(4)の裏面に折返板(5)を重ね、突支板(6)の先端を前面板(2)に突き当て、前重板(7)及び前折片(9)を前面板(2)に固着した棚用表示具。
- 前記前重板(7)の基端部に突支板(6)を切り込んで係合片(13)を突設し、この係合片(13)が係合する係合孔(14)を前記前面板(2)に形成し、側面板(8)に下端前角を起点として斜上方へ延びる斜折線(15)を設けた請求項1に記載の棚用表示具。
- 底面板(21)の前縁に前面板(22)及び表示板(24)を順次連設し、この表示板(24)の一側縁に差込片(25)を突設し、前記底面板(21)の各側縁に側面板(26、27)をそれぞれ連設し、一方の側面板(26)の前縁に前折片(28)を、他方の側面板(27)の前縁に延出部(29)をそれぞれ設け、側面板(27)の延出部(29)に差込孔(31)を形成し、前記底面板(21)に対し前面板(22)及び側面板(26)を起立させ、前折片(28)を前面板(22)の前面に固着し、表示板(24)を斜前下方へ折り曲げ、側面板(27)を起立させ、差込片(25)を差込孔(31)に差し込んだ棚用表示具。
- 底面板(41)の前縁に前面板(42)、表示板(44)、折返板(45)を順次連設し、前記底面板(41)の両側縁に側面板(46)を連設し、各側面板(46)の前縁に前重片(47)、突出片(48)及び裏当板(49)を順次連設し、突出片(48)の前縁を底側へ向かって突き出すように傾斜させ、突出片(48)の底縁に係合片(50)を連設し、前記底面板(41)に対し前面板(42)及び側面板(46)を起立させ、表示板(44)を斜前下方へ折り曲げ、前重片(47)を前面板(42)の前面に固着すると共に、突出片(48)を前方へ突き出させて係合片(50)同士を係合させ、裏当板(49)に表示板(44)を固着した棚用表示具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10898899A JP4321905B2 (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 棚用表示具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10898899A JP4321905B2 (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 棚用表示具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000296036A JP2000296036A (ja) | 2000-10-24 |
JP4321905B2 true JP4321905B2 (ja) | 2009-08-26 |
Family
ID=14498753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10898899A Expired - Fee Related JP4321905B2 (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 棚用表示具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4321905B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007175092A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Shizutoku:Kk | 商品陳列棚用の紙製表示体 |
JP5339115B2 (ja) * | 2008-02-04 | 2013-11-13 | レンゴー株式会社 | 広告表示部付き展示トレー |
-
1999
- 1999-04-16 JP JP10898899A patent/JP4321905B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000296036A (ja) | 2000-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4321905B2 (ja) | 棚用表示具 | |
US5549054A (en) | Shelf extender | |
JP3662183B2 (ja) | 表示機能付包装箱 | |
JP4326069B2 (ja) | 棚用表示具 | |
JP2002002685A (ja) | 商品ケース | |
JP4426022B2 (ja) | 商品陳列用トレイ | |
JP3216799U (ja) | 包装箱 | |
JP2000132099A (ja) | 組立ポップ | |
JPH0452791Y2 (ja) | ||
JPS609148Y2 (ja) | 支持補強片を備えた展示台兼包装箱 | |
JPH07129Y2 (ja) | 展示販売台 | |
JP3050403U (ja) | 商品陳列台 | |
JP2983703B2 (ja) | 組立式陳列台 | |
JPH0712257Y2 (ja) | 陳列ケース兼用商品梱包容器 | |
JP3106292U (ja) | 商品陳列用具 | |
JPH081902Y2 (ja) | ディスプレイ及びちらし配布用ディスプレイ | |
JPS6018145Y2 (ja) | 展示用スタンド | |
JP4262354B2 (ja) | カード型卓上カレンダー用ホルダー | |
JP4603302B2 (ja) | 複合体のスライド構造及び陳列用表示体 | |
JPH0734821Y2 (ja) | 表示可能な包装用箱 | |
JP2000321983A (ja) | 印刷物掲示用具 | |
JP3029773U (ja) | 段ボール製包装箱 | |
JP3103737U (ja) | 商品陳列用具 | |
JPH0511567Y2 (ja) | ||
JP2001087092A (ja) | 陳列用紙製トレイ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060303 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090313 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090414 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090422 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090519 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090602 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |