JPH07129Y2 - 展示販売台 - Google Patents

展示販売台

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JPH07129Y2
JPH07129Y2 JP7030891U JP7030891U JPH07129Y2 JP H07129 Y2 JPH07129 Y2 JP H07129Y2 JP 7030891 U JP7030891 U JP 7030891U JP 7030891 U JP7030891 U JP 7030891U JP H07129 Y2 JPH07129 Y2 JP H07129Y2
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JP
Japan
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plate
side plates
base plate
folded
sides
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JP7030891U
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JPH04131361U (ja
Inventor
義信 岸上
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Sigma P I Co Ltd
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Sigma P I Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は背面板と底面板と前面に切
欠部を有する両側面板と前面下部の前面板とから成る折
畳み自在な外箱に該外箱前面の切欠部と同様に傾斜する
台板を有する折畳み自在な展示台を挿嵌して成る輸送時
或いは保管時には別々に偏平に折畳むことができ、販売
時点において簡易に組立て得る展示販売台に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の展示販売台として使用す
るものには、運搬または保管時等には包装用容器として
使用し、展示販売するときには該包装用容器を折目線で
折曲したり、切目線で切離したりして変形工作するもの
が多数利用されている。
【0003】また、別設の木製やプラスチック製等の展
示棚や展示台に商品を並べて展示販売することも、古く
から利用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の展示兼用輸送紙
箱では、運搬または保管中に紙箱自体が汚れたり、破損
したりするおそれがあり、そのまま店頭等で商品を展示
するのに見栄えが悪く、使用されないことが多く、展示
販売効果が挙らない等の欠点を有したものである。
【0005】また、別設の木製やプラスチック製の展示
棚や展示台を使用するものは、該展示棚や展示台は不使
用時に嵩張り、置く場所に困窮する大なる欠点がある。
【0006】本案は運搬または保管時等の不使用時には
偏平に折畳むことができて嵩張らず、輸送中に包装容器
としないから汚れたり、破損することもなく、販売時点
において簡単に組立てることができ、看板とかポスター
がなくても十分POP広告となる展示販売台を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本案は背面板下端に底面板を連設し、背面板を起立
させて該背面板両側に底面板両側との間に前面に切欠部
を有する両側面板を設け、該両側面板に背面板と底面板
との連設折目両端から45°折目を設け、両側面板の背
面板基端上方より小切目を設け、両側面板の切欠部下端
部にフラップを突設し、底面板先端に該両側面板の内方
に折曲したフラップを覆う前面板と該前面板の内面に折
込む折返し片とを設け、該折曲したフラップを正面板と
折返し片で挟持固定して外箱とし、該外箱の両側面板間
に挿嵌可能な台板を設け、該台板の上端に基部が該台板
と同幅で、先端部が台板より幅広の展示板と、下端に前
記折返し片と同高の傾斜維持片を先端に連設した台底板
を設け、該台板の両側を両側面板前面の切欠部の傾斜度
と等しい斜辺とする三角形状側板を設け、該側板の側端
に先端に相互に係合する係合部を有する係止片を突設し
た折畳み自在な展示台とし、該展示台を外箱に挿嵌した
ものである。
【0008】
【作用】背面板1の下端に折目2aを介して底面板2を
連設し、背面板1を起立させて該背面板1両側と底面板
2両側との間に前面に切欠部4,4を有する両側面板
3,3を連設し、該両側面板3,3に前記折目2a両端
から45°折目5,5を設け、該切欠部4,4の下端部
にフラップ7,7を突設し、底面板2先端に両側面板
3,3の内方にそれぞれ折曲したフラップ7,7を覆う
前面板8と該前面板8内面に折込む折返し片9とを設け
たから、背面板1と底面板2とに連設された両側板3,
3は切欠部4,4下端部のフラップ7,7を内方に折曲
し、底面板2先端の前面板8を該フラップ7,7に添接
し、先端の折返し片9を該フラップ7,7の上から前面
板8内面に折込むことにより、外箱10の両側面板3,
3の前面下部は安定に支持される。
【0009】また両側面板3,3に背面板1下端の折目
2a両端から設けた45°折目5,5において、両側面
板3,3を図7(A)に示すように相互に内方に折曲す
ることにより、図7(B)に示すように偏平に折畳み可
能となり、逆に該折目5,5において両側面板3,3を
伸ばすことにより、簡易に組立てが可能である。
【0010】さらに外箱10の両側面板3,3間に挿嵌
可能な台板11を設け、該台板11の上端に基部が台板
11と幅が等しく、先端部が台板11より幅の広い展示
板13を設け、台板11下端に前記折返し片9と高さが
同じ傾斜維持片15を先端に連設した前面板8よりやや
高い台底板14を設け、該台板11の両側に該両側を両
側面板3,3前面の切欠部4,4の傾斜度と等しい斜面
とする三角形状側板16,16を設け、該側板16,1
6の側端に先端が相互に重合する係止片17,17を突
設し、係止片17,17の重合部に相互に係合する係合
部18,19を設けたから、係止片17,17を相互に
係合部18,19で係合すると、台板11は両側面板
3,3前面の切欠部4,4の傾斜度と等しくなり、簡易
に展示台12とすることができる。
【0011】また図8(A)に示すように係止片17,
17の係合部18,19の係合を解いて解放すると、展
示台12は図8(B)に示すように偏平に折畳むことが
できる。
【0012】
【実施例】本案実施に使用する展示販売台の一例を示し
た添付図面について詳細に説明する。図1は商品を収納
して展示販売状態を示すもので、図2は商品を収容しな
い状態のもので、図3は外箱のみのもので、図4は展示
台のみのもの、図5は外箱の展開図で、図6は展示台の
展開図で、図7は外箱を折畳んだもので、図8は展示台
を折畳んだものである。
【0013】1は背面板で、下端に折目2aを介して底
面板2を連設し、両側に折目1a,1aを介して、下端
にそれぞれ折目3a,3aを介して底面板2への貼着片
20,20を連設した、上面から正面にかけての前面を
傾斜状に切欠した切欠部4,4を成形した左右の側面板
3,3を連設したものである。
【0014】本実施例においては、両側面板3,3を背
面板1の両側に折目1a,1aを介して連設したもので
あるが、底面板2の両側に両側面板3,3の下端の折目
3a,3aを介して連設し、両側面板3,3の側端に折
目1a,1aを介して貼着片20,20を連設してもよ
いものである。
【0015】5,5は45°折目で、該左右の両側面板
3,3に背面板1下端の前記底面板2との連設折目2a
両端から設けたもので、前記背面板1を底面板2より折
目2aにおいて起立させ、側面板3,3下端の貼着片2
0,20を底面板2の両側に貼着して背面板1の両側と
底面板2の両側との間に介在した側面板3,3を図7
(A)に示すように折畳むものである。
【0016】6,6は小切目で、背面板1と側面板3,
3との間の連設折目1a,1a上端より切込んだもの
で、後述の展示台12の台板11より幅広となった箇所
の展示板13を差込み固定するものである。
【0017】7,7はフラップで、両側面板3,3の切
欠部4,4の上面から正面にかけての傾斜状の前面下端
部に折目7a,7aを介して突出して成形したものであ
る。
【0018】8は前面板で、底面板2の先端に折目8a
を介して連設したもので、前記フラップ7,7を折目7
a,7aにおいて両側面板3,3の内方に折曲した際
に、該フラップ7,7上に添接してちょうど覆う高さに
成形したものである。
【0019】9は前記折曲したフラップ7,7を介在し
て前面板8の内面に折込む折返し片で、前面板8の先端
に折目9aを介して連設したもので、該フラップ7,7
を前面板8との間で挟持して背面板1両側と底面板2両
側とで支持された両側面板3,3の前面下部に前面板8
を安定に固定するものである。9bは折返し片9の中間
部に設けた折目で、折返し片9を図3に示すように前面
板8内面に折返す際に折込み易くするもので、適宜に付
設するものである。
【0020】10は図3に示すような外箱で、底面板2
より背面板1を起立させ、下端の貼着片20,20を折
目3a,3aにおいて内方に折曲して両側面板3,3を
背面板1の両側の折目1a,1aにおいて内方に折曲
し、該貼着片20,20を底面板2の両側に貼着し、両
側面板3,3の前面下端部のフラップ7,7を内方に折
曲し、底面板2先端の前面板8を折目8aにおいて該フ
ラップ7,7上に折曲し、先端の折返し片9を折目9a
において、フラップ7,7を介在させて前面板8内面に
折込み、前面板8を固定して成るものである。
【0021】11は外箱10の両側面板3,3間に挿嵌
可能な台板で、底面板2とほぼ同大に成形したもので、
台板11両側に折目16a,16aを介して、該折目1
6a,16aを両側面板3,3前面の切欠部4,4の傾
斜度と等しい斜辺とする直角三角形状側板16,16を
連設したものである。
【0022】12は展示台で、台板11両側の折目16
a,16aにおいて直角三角形状側板16,16を垂下
して折曲し、両側面板3,3の切欠部4,4の傾斜度と
等しくするため、該側板16,16の側方下端部に折目
17a,17aを介してそれぞれ先端部が重合する係止
片17,17を連設し、それぞれ相互に噛合する下向き
切目より成る係合部18と上向き切目より成る係合部1
9を成形し、該係止片17,17を図4(B)に示すよ
うに相互に係合部18,19を係合して成るものであ
る。
【0023】13は展示板で、台板11の上端に折目1
3aを介して連設したもので、基部を台板11と同幅と
し、先端部を台板11より幅広に成形したもので、台板
11上に載置する歯みがき等の商品21のキャッチフレ
ーズ等の宣伝する広告文等を印刷するものである。
【0024】14は台底板で、台板11の下端に折目1
4aを介して連設したもので、図2に示すように台板1
1下端の底面板2から前面板8上端までの図3に示す外
箱10前面を閉塞するもので、先端に折目15aを介し
て前記折返し片9と同高の傾斜維持片15を設け、該維
持片15を前面板8内面に折込んだ折返し片9に添接し
て該台板11下端の底面板2から前面板8上端までの傾
斜を維持し、台板11上に載置する商品21の底板を構
成するものである。
【0025】次に外箱10に展示台12を挿嵌するに当
たっては、展示板13の基部を背面板1の上端部内面に
添接させて、展示台12を両側面板3,3間に挿嵌して
底面板2上に置き、展示板13の幅広部下端を背面板1
と両側面板3,3間の上端の小切目6,6に挿入して固
定し、台板11下端の台底板14を折目14aにおいて
底面板2より持ち上げ、先端の傾斜維持片15を前面板
8内面に折込んだ折返し片9に添接して差込めば、図2
に示すように完成するものである。
【0026】また図2に示すように完成したものを外箱
10と展示台12とに分解するに当たっては、展示板1
3を上方に引っ張り、幅広部下端を小切目6,6より抜
き、展示台12を外箱10の両側面板3,3より抜出す
ると簡単に分解できる。
【0027】さらに外箱10は折返し片9の前面板8内
面への折込み状態を解放し、45°折目5,5において
両側面板3,3を内方に折畳むことにより図7(A)に
示すように折畳み可能となり、同(B)に示すように偏
平となり、展示台12は図8(A)に示すように係止片
17,17の係合部18,19を解放することにより図
8(B)に示すように偏平に折畳み自在となる。
【0028】
【考案の効果】本案は以上のような構成で、輸送・保管
時には図7(B)、図8(B)に示すように別々に偏平
に折畳むことができ、嵩張らず、便利であり、販売時点
において簡単に組立てることができるから、看板やポス
ター等を使わずともPOP広告として利用価値がある。
また、本案は包装用容器として商品21を収納して輸送
しないから、展示販売台自体が汚れたり、破損したりす
ることがなく、常に展示販売台として利用可能となるの
で、販売促進が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】商品を収納した本案の展示販売台の斜視図であ
る。
【図2】展示販売台のみの斜視図である。
【図3】外箱のみのもので、(A)はその斜視図であ
り、(B)はX−X線要部断面図である。
【図4】展示台のみのもので、(A)はその斜視図であ
り、(B)はその要部背面図である。
【図5】外箱の展開図である。
【図6】展示台の展開図である。
【図7】外箱の折畳み時のもので、(A)は折畳み途次
の斜視図で、(B)は折畳み終了時の斜視図である。
【図8】展示台の折畳み時のもので、(A)は折畳み途
次の斜視図で、(B)は折畳み終了時の斜視図である。
【符号の説明】
1 背面板 2 底面板 3 側面板 4 切欠部 5 45°折目 6 小切目 7 フラップ 8 前面板 9 折返し片 10 外箱 11 台板 12 展示台 13 展示板 14 台底板 15 傾斜維持片 16 三角形状側板 17 係止片 18 ,19 係合部 20 貼着片 21 商品 1a,2a,3a,7a,8a,9a,9b,13a,
14a,15a,16a,17a 折目

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面板1下端に折目2aを介して底面板
    2を設け、背面板1両側と底面板2両側との間に、前面
    に切欠部4,4を有する側面板3,3を設け、該側面板
    3,3に下端の折目2a両側より45°折目5,5を設
    け、背面板1と側面板3,3との間に上端より小切目
    6,6を設け、側面板3,3の切欠部4,4下端部にフ
    ラップ7,7を突出して設け、底面板2先端に側面板
    3,3の内方へ折曲したフラップ7,7を覆う前面板8
    と前面板8内面への折返し片9とを設け、該折返し片9
    を側面板3,3内方へ折曲したフラップ7,7に添接し
    た前面板8内面に折込んで折畳み自在の外箱10とし、
    該外箱10の両側面板3,3に挿嵌可能で、該側面板
    3,3の切欠部4,4と同様に傾斜した台板11を有す
    る折畳み自在の展示台12を設け、該台板11上端に基
    部が台板11と同幅で、先端部が台板11より幅広の展
    示板13を設け、台板11下端に前記折返し片9と同高
    の傾斜維持片15を先端に連設した前面板8よりやや高
    い台底板14を設け、展示台12の展示板13基部を背
    面板1と側面板3,3との間の小切目6,6に嵌入して
    展示台12を外箱10の上方より挿嵌し、台板11先端
    の傾斜維持片15を前面板8内面に折込んで成る展示販
    売台。
  2. 【請求項2】 展示台12の台板11両側に両側面板
    3,3前面の切欠部4,4の傾斜度と等しい斜辺を有す
    る三角形状側板16,16を設け、該側板16,16側
    端にそれぞれの先端部が重合する係止片17,17を突
    出して設け、該係止片17,17先端に相互に係合する
    係合部18,19を設け、展示台12を折畳自在として
    成る請求項1記載の展示販売台。
JP7030891U 1991-05-24 1991-05-24 展示販売台 Expired - Lifetime JPH07129Y2 (ja)

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JP7030891U JPH07129Y2 (ja) 1991-05-24 1991-05-24 展示販売台

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JPH04131361U JPH04131361U (ja) 1992-12-02
JPH07129Y2 true JPH07129Y2 (ja) 1995-01-11

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