JP2012135472A - 展示台 - Google Patents

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Abstract

【課題】種々の状況に応じて多様な形態で商品を展示することができる展示台等を提供する。
【解決手段】展示台S1は、背板1、可動板3、及び背板2が、折り線4及び5を介して折り曲げ可能に順次連接され、階段状に折り曲げ可能とされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、商品を陳列する展示台等の技術分野に関する。
従来から、収納容器に包装された商品は、店舗(商品の販売場所等)のスペースを有効に活用し、かつ、消費者の注意を喚起し商品に対する購買意欲を惹起させるために、展示台の一形態であるいわゆる吊下げ陳列棚に収納されて、店頭に陳列されることが行われている。
特許文献1では、商品が上部から複数個挿入できる所要容積のストック部が支持体の前面に組み付けられた吊下げ型の陳列棚についての技術が開示されている。
また、特許文献2では、長辺方向の一方の端辺側に吊り下げ部を有する短冊形台紙の一方の面に、前記一方の端辺側に開口部を有する収納部が前記短冊形台紙の長辺方向に重なることなく連続して複数個設けられている展示販売用吊り下げ容器において、前記収納部が前記短冊形台紙の一方の面に表面板を固定することにより形成され、かつ、前記表面板の前記短冊形台紙の短辺方向の略中央部に前記短冊形台紙の長辺方向に平行な裂け目が形成されている展示販売用吊り下げ容器についての技術が開示されている。
また、特許文献3では、板紙素材から打ち抜いて筒貼りし、前面に収納部が形成される吊下展示用紙容器についての技術が開示されている。
また、特許文献4では、底辺よりも広い開口部を有する複数の陳列棚を帯状体の前面に備える商店提供用容器についての技術が開示されている。
特開平9−183432号公報 特開2000−189298号公報 特開2001−65959号公報 特開2005−80696号公報
しかしながら、店舗のスペースや他の商品の陳列状態は、店舗に応じて異なるのが通常である。上記特許文献で開示される吊下げ陳列棚(当該特許文献で開示される吊下げ型の陳列棚、展示販売用吊り下げ容器、吊下展示用紙容器及び商店提供用容器の総称とする。)を用いて商品の陳列を行うためには、当該吊下げ陳列棚を吊下げられるスペースが必要であり、このようなスペースがなく、単に商品を陳列するスペース(例えば、店舗の平坦なスペースのみに商品を陳列して販売する店舗)しかない店舗では、当該吊下げ陳列棚を利用することができない。
また、現時点においては、先に吊下げ陳列棚が設置されており、新たに吊下げ陳列棚を設置できるスペースを確保することはできないが、先に設置された吊下げ陳列棚を引き上げる事情が生じた場合(例えば、先に設置された吊下げ陳列棚に収納される商品が全て売れた場合等)には、当該事情の変化が生じるまでは、吊下げ陳列棚を吊下げられるスペース以外の場所(例えば、店舗の平坦なスペース)で商品を展示し、事後的に、当該吊下げ陳列棚を利用することが考えられる。上記特許文献で開示される吊下げ陳列棚では、吊下げて商品を展示することしかできず、上述した販売状況の変化に機動的に対応することができない。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的の一例は、種々の状況に応じて多様な形態で商品を展示することができる展示台等を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、第1の背板、可動板、及び第2の背板が、折り線を介して折り曲げ可能に順次連接された背面板と、前記第1の背板、又は前記第2の背板の前面に設けられる一又は複数の収納部と、を備える展示台であって、前記第1の背板、前記可動板、及び前記第2の背板を垂直方向に展開して、前記第1の背板、前記可動板、及び前記第2の背板が平坦状に配置される吊下展示状態と、前記可動板を水平方向へ折り曲げて、前記第1の背板、前記可動板、及び前記第2の背板が階段状に配置される載置展示状態と、を選択可能とすることを特徴とする。
従って、種々の状況に応じて、多様な形態で商品を収納して展示することができる。
また、請求項2に記載の発明は、第1の背板、可動板、及び第2の背板が、折り線を介して折り曲げ可能に順次連接された背面板と、前記第1の背板の背面の左右両端に沿って延設される支持部と、を備える展示台であって、前記第1の背板、前記可動板、及び前記第2の背板を垂直方向に展開して、前記第1の背板、前記可動板、及び前記第2の背板が平坦状に配置される展開状態と、前記可動板を水平方向へ折り曲げて、前記支持部の下方端部を設置面に当接させ、前記第1の背板、前記可動板、及び前記第2の背板が階段状に配置される展示状態と、を選択可能とすることを特徴とする。
従って、種々の状況に応じて、多様な形態で商品を展示することができる。
また、請求項3に記載の発明は、第1の背板、可動板、及び第2の背板が、折り線を介して折り曲げ可能に連接された背面板と、前記第1の背板、又は前記第2の背板の前面に設けられる一又は複数の収納部と、前記第1の背板の背面の左右両端に沿って延設される支持部と、を備える展示台であって、前記第1の背板、前記可動板、及び前記第2の背板を垂直方向に展開して、前記第1の背板、前記可動板、及び前記第2の背板が平坦状に配置される吊下展示状態と、前記可動板を水平方向へ折り曲げて、前記支持部の下方端部を設置面に当接させ、前記収納部が階段状に配置される第2の載置展示状態と、を選択可能とすることを特徴とする。
従って、種々の状況に応じて、多様な形態で商品を収納して展示することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載に展示台であって、前記第2の背板の背面の左右両端に沿って延設される支持部を更に備え、前記吊下展示状態において、前記第1の背板の背面に延設される支持部下方の端部と、前記第2の背板の背面に延設される支持部上方の端部が当接することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4の何れか1項に記載の展示台であって、前記支持部は、前記第1の背板又は前記第2の背板の左右両端部に設けられた折り曲げ片を折り曲げて形成されることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の展示台であって、各前記支持部は中空となっており、この中空部分に連通された紐状の部材を引き上げることによって、前記第1の背板の背面に延設される支持部下方の端部と、前記第2の背板の背面に延設される支持部上方の端部を、当接した状態を保形することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の展示台であって、請求項6に記載の展示台であって、前記紐状の部材は、当該中空部分の一部を連通することを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7の何れか一項に記載の展示台であって、前記展示台は、少なくとも2以上の板状の部材を組み合わせてなる合成部材から構成されることを特徴とする。
以上のように、本発明における展示台によれば、種々の状況に応じて、多様な形態で商品を陳列することができる。
第1実施形態にかかる展示台の吊下展示状態を示す斜視図である。 第1実施形態にかかる吊下展示状態における商品を収容した様子を示す概念図である。 第1実施形態にかかる展示台の吊下展示状態から載置展示状態への遷移を示す斜視図である。 第1実施形態にかかる展示台の載置展示状態を示す外観図である。 第1実施形態にかかる載置展示状態における商品を収容した様子を示す概念図である。 第1実施形態にかかる背面板の展開時の形状を示す展開図である。 第1実施形態にかかる収納部の展開時の形状を示す展開図である。 第2実施形態にかかる展示台の展開状態を示す斜視図である。 第2実施形態にかかる展示台の展開状態から展示状態への遷移を示す斜視図である。 第2実施形態にかかる展示台の展示状態を示す斜視図である。 第2実施形態にかかる展示台の展示状態における側面図を示す図である。 第2実施形態にかかる展示状態における商品を載置した様子を示す概念図である。 第2実施形態にかかる背面板の展開時の形状を示す展開図である。 第3実施形態にかかる展示台の吊下展示状態を示す斜視図である。 第3実施形態にかかる展示台の吊下展示状態から第2の載置展示状態への遷移を示す斜視図である。 第3実施形態にかかる展示台の載置展示状態を示す外観図である。 第3実施形態にかかる背面板の展開時の形状を示す展開図である。 第4実施形態にかかる展示台の吊下展示状態から第2の載置展示状態への遷移を示す斜視図である。 第4実施形態にかかる展示台の吊下展示状態を示す外観図である。 第4実施形態にかかる背面板の展開時の形状を示す展開図である。 第5実施形態にかかる展示台の吊下展示状態を示す外観図である。 第5実施形態にかかる展示台の展示状態における側面図を示す図である。 第5実施形態にかかる背面板の展開時の形状を示す展開図である。 第5実施形態にかかる支持板の展開時の形状を示す展開図である。
以下に、本願の最良の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
[1.第1実施形態]
まず、図1〜図5を用いて、第1実施形態にかかる展示台の使用状態について説明する。
図1は第1実施形態にかかる展示台の吊下展示状態を示す斜視図であり、図2は第1実施形態にかかる吊下展示状態における商品を収容した様子を示す概念図であり、図3は第1実施形態にかかる展示台の吊下展示状態から載置展示状態への遷移を示す斜視図であり、図4は第1実施形態にかかる展示台の載置展示状態を示す外観図であり、図5は第1実施形態にかかる載置展示状態における商品を収容した様子を示す概念図である。なお、各部材の詳細については後述する。また、以下のすべての図において、同一の部材名又は部材番号が示された部材は、少なくとも同一の構成及び同一の機能を有するものとする。なお、説明の便宜上、以下の全ての実施形態において、基部において、収納部が備えられる面を前面とし、当該収納部が備えられる面と対応する面を背面とする。
さらに、説明の便宜上、座標軸200を定義する。座標軸200において、Y軸方向(紙面の鉛直方向)を総称して垂直方向と、X軸方向(紙面の水平方向)を水平方向とそれぞれ方向を定義する。さらに、Y軸の矢印が示す方向を上方と、Y軸の矢印が示す方向と対向する方向を下方とそれぞれ定義する。
図1に示すように、本実施形態にかかる展示台S1は、前面に収納部50A(本願の一又は複数の収納部の一例)が設けられる(例えば、粘着手段によって前面に固定される。)背板1(本願の第1の背板の一例)と、前面に収納部50B(本願の一又は複数の収納部の一例)を有する背板2(本願の第2の背板の一例)が、折り線4及び折り線5(本願の折り線の一例)を介して可動板3(本願の可動板の一例)によって階段状に折り曲げ可能に連接される背面板A(本願の背面板の一例)から構成される。
図1に示す例では、背板1、可動板3、及び背板2が垂直方向へ展開されて、これらが平坦状に配置されている。以下に説明する実施形態において、この状態を、吊下展示状態と定義する。なお、このとき、背板1の前面に設けられた収納部50A、及び背板2の前面に設けられた収納部50Bは、垂直方向に配置されるようになっている。
また、粘着手段の一例としては、テープ、糊、面ファスナー等を用いて背板と収納部を貼着することができる。
図2に示すように、吊下展示状態では、壁等の壁面に設置された吊下具Pに、背板1に穿孔された穴部6及び穴部7に連通される紐8(紐状の部材の一例。)を係止(例えば、引っ掛ける)することにより、商品100及び商品101を垂直方向に配列して展示することができる。
収納部50A及び収納部50Bには、中敷板69が設けられており、商品を載置可能な中敷板70と、段差が設けられ中敷板70よりも高い位置(上方)で商品を載置可能な中敷板67に分けて、商品を収納することができる。
このように段差を設けることにより、後列に収納した商品の視認性を向上させることができる。
図3に示すように、可動板3を水平方向に折り曲げると、背板1と可動板3は折り線4を介して、背板2と可動板3は折り線5を介してそれぞれ連接されているため、図4に示すように、背板1、可動板3、背板2は階段状に配置される。このとき、背板1の前面に設けられた収納部50Aと背板2の前面に設けられた収納部50Bも階段状に配置される。以下に説明する実施形態において、この状態を、載置展示状態と定義する。
そして本実施形態における載置展示状態において、実際に商品を展示する場合には、図5に示すように、展示台S1を、可動板3の背面及び背板2の背面が当接可能な固定台Pに載置する。展示台S1を、固定台Pに載置することによって、商品100及び商品101がそれぞれ収納された収納部50A及び収納部50Bが階段状に配置された状態が維持されるからである。
なお、固定台Pを用いなくても、すでに可動板3の背面及び背板2の背面が当接可能な段差を有する場所等に載置しても同様の効果を奏する。
このように、本実施形態における展示台S1は、固定台Pを用いれば平坦な場所しか有さない店舗でも商品を階段状に配置して展示することができるため、販売環境に応じて商品を展示することができる。
次に、図6及び図7を用いて、第1実施形態にかかる展示台の詳細について説明する。
まず、図6を用いて、第1実施形態にかかる背板の詳細について説明する。
図6は第1実施形態にかかる背面板の展開時の形状を示す展開図である。
図6に示すように、背面板Aは、紙、上質紙、ボール紙やPET材等の薄型樹脂製板材等の折り曲げ可能の板状の部材(本願の板状の部材の一例)を素材とし、背板1、可動板3及び背板2が、長手方向(垂直方向の下方)に、折り線4及び折り線5を介して、折り曲げ可能に順次(上方から下方へ向かって)連接されている。
背面板Aは、上述した板状の部材を、この背面板Aと略同じ形の金型(例えば、いわゆるビク型等)により打ち抜いて形成される。打ち抜かれる際に、図6における実線部分の切断が行われる。
なお、このような板状の部材を形成する金型は、合成樹脂により構成される製品を形成する金型のようにキャビティ型及びコア型から構成されるいわゆる二枚構造ではなく、また、イジェクタピン等の機構を備える必要がないため、低価格で製作することができる。
さらに、このような板状の部材を形成する金型は、合成樹脂により構成される製品を形成する金型のようにキャビティ型及びコア型が可動する駆動機構を備える必要がないため、低価格で製作することができる。
また、本実施形態においては、上記板状の部材として、少なくとも2以上の板状の部材を組み合わせてなる合成部材(例えば、3枚以上の板状の部材を組み合わせた、いわゆる三枚合紙)を適用するようにしてもよい。この場合、背面板Aには、反り(そり)や歪みが発生しにくいという利点がある。
折り線4及び折り線5は、板状の部材を折り曲げ可能とするための処理が施されたものであり例えば、板状の部材から打ち抜かれて形成された背面板Aに対して、筋付け(筋押し、又は筋入れ)、印刷による線の表示、ミシン目、連続するパンチ穴の集合、又はハーフカット等の各処理を施すことにより形成される。
なお、背面板Aの材質に上記三枚合紙が適用される場合には、折り線が形成されるための処理として、ハーフカット(たとえば、上記三枚合紙を構成する板状の部材のうち一枚目あるいは、二枚目までを切断する処理)が施されるようになっている。上記部材にミシン目等の処理が適用されると、折り線が形成されず、当該部材を折り曲げた際に、切断されてしまうからである。
以下に示す実施形態において、他に示す折り線(例えば後述する収納部の折り線(図7参照)等)は、特に示す場合を除き、図面中において点線で示し、上述した特性を有する折り線を適用する。
なお、折り線4及び折り線5は、可動板3を折りたたみ可能に連結したものでもよく、例えば、板状の部材からそれぞれ別個に打ち抜かれた背板1、可動板3、及び背板2(すなわち、背板1、背板2、及び可動板3が分離している)を、テープ等で接合して連結するようにしてもよい。
穴部6及び穴部7は、紐8を連通するために穿孔された穴である。
紐8は、樹脂製材料や金属製材料等によって製造された紐状の部材(例えば、紐、釣り糸やワイヤー等)である。
挿入穴9及び挿入穴10は、後述する収納部の挿入片がそれぞれ挿入されるための穴であり、例えば、挿入された挿入片が折り返され、背面板Aの背面にテープ等の粘着手段により固着することにより、基部1(2)と収納部50A(50B)が固着される。なお、背板1等と、収納部50A等が当接する面も併せて粘着手段により固着するようにしてもよい。この場合、背板1等と、収納部50A等の接合強度が増加する。
次に、図7を用いて、第1実施形態にかかる収納部の詳細について説明する。
図7は第1実施形態にかかる収納部の展開時の形状を示す展開図である。
収納部50A及び収納部50Bは同一の形状となっており、上述した板状の部材を、この収納部50A及び収納部50Bと略同じ形の金型により打ち抜いて形成される。打ち抜かれる際に、図7における実線部分の切断が行われる。
図7に示すように、前面板51の一側縁には側面板52及び糊代53が、他側縁には側面板54及び後面板55が、折り線(図7の破線部を示す)を介してそれぞれ順次連接されている。前面板51、側面板52、側面板54及び後面板55の下端縁にはそれぞれ底面片56〜底面片59が、上端縁には補強片60と糊代61、補強片62とその糊代63、及び補強片64とその糊代65がそれぞれ折り線を介して連接されている。また、後面板55には、挿入穴9に挿入される挿入片71が形成され、上端縁には、中敷板66〜中敷板70が折り線を介して順次連接されている。
この収納部50Aを組み立てる方法の一例としては、まず、前面板51、側面板52、側面板54、及び後面板55を筒状に折り曲げて、糊代53を後面板55の裏面に貼着(固着)する。
そして、底面片56を先に折り曲げ、底面片56の下端縁に形成された凹部へ、底面片57〜59の下端縁に形成された凸部を、底面片57〜59を折り曲げて順次挿入する。この凸部と凹部が互いに係合し、収納部50Aの底部は補形される。
なお、上記挿入する際に、底面片56〜59を互いに貼着することにより、収納部50Aの底部の強度がさらに増加し、多数の重量のある商品を収納することができる。
次に、中敷板66を後面板55へ近接させる方向(上記筒状に折り曲げられた筒の内部方向)へ折り曲げ、互いに当接させる。そして、中敷板67を、折り曲げた中敷板66と略垂直を保つ角度に折り曲げる(即ち、直角に折り曲げる)。次いで、中敷板68を、折り曲げた中敷板67と略垂直を保つ角度に折り曲げた後、中敷板68と中敷板69を近接させる方向へ折り曲げ、互いに当接させる。この時、中敷板69に形成された挿入片69aを、補強片62に形成された挿入穴62aへ、中敷板69に形成された挿入片69bを、補強片64に形成された挿入穴64aへ、それぞれ挿入する。
そして、中敷板70を、折り曲げた中敷板69と略垂直を保つ角度に折り曲げた後、収納部50Aの底部へ貼着する。
以上説明したように、本実施形態によれば、背板1、可動板3、及び背板2が、折り線4及び5を介して折り曲げ可能に順次連接され、階段状に折り曲げ可能とした背面板Aと、背板1の前面に設けられる収納部50Aと、背板2の前面に設けられる収納部50Bと、を備える展示台S1であって、背板1、可動板3、及び背板2を垂直方向に展開して、背板1、可動板3、及び背板2が垂直方向に配置される吊下展示状態と、可動板3を水平方向へ折り曲げて、背板1、可動板3、及び背板2が階段状に配置される載置展示状態と、を選択可能とするように構成したため、種々の状況に応じて、多様な形態で商品を展示することができる。
なお、以上説明した実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。そして、上記実施形態の中で説明されている構成の組み合わせ全てが発明の課題解決に必須の手段であるとは限らない。
具体的には、収納部に収納される商品は、任意に選択することができ、例えば、食品(ガム、飴等)、化粧品、文房具(例えば、糊等)、家電製品(例えば、充電池等)等を収納した容器を適用することができる。収納部の形状(図7に示す展開図)は、収納される商品の大きさや数量に応じて、適宜変更することができる。
[2.第2実施形態]
次に、図8〜図13を用いて、第2実施形態にかかる展示台について説明する。
第2実施形態にかかる展示台が、第1実施形態にかかる展示台S1と異なる点は、背板の背面に支持部を設け、収納部を設けないことである。
まず、図8〜図12を用いて、第2実施形態にかかる展示台の使用状態について説明する。図8は第2実施形態にかかる展示台の展開状態を示す斜視図であり、図9は第2実施形態にかかる展示台の展開状態から展示状態への遷移を示す斜視図であり、図10は第2実施形態にかかる展示台の展示状態を示す斜視図であり、図11は第2実施形態にかかる展示台の展示状態における側面図を示す図であり、図12は第2実施形態にかかる展示状態における商品を載置した様子を示す概念図である。なお、説明の便宜上、各図において、基部の支持部が延設される側を背面とする。同様に、説明の便宜上、各図において、図の矢印Zの方向(対向する支持部が近接する方向)を内側方向と、図の矢印Z´の方向を外側方向と定義する。
図8に示すように、本実施形態にかかる展示台S2の背板1(本願の第1の背板の一例)は、背板1の背面の左右両端に沿って、背板1と可動板3(本願の可動板の一例)を連接する折り線4(本願の折り線の一例)を超えて延設される支持部11及び支持部15(本願の支持部の一例)を有する。また、背板2(本願の第2の背板の一例)は、背板2(本願の第2の背板の一例)の背面の左右両端に沿って延設される支持部21及び支持部23(本願の支持部の一例)を有する。
この図8に示す例では、背板1、可動板3、及び背板2(即ち、収納部を有さない背面板B)が垂直方向へ展開されて、これらが平坦状に配置されている。以下に説明する実施形態において、この状態を、展開状態と定義する。この展開状態では、展示台S2の水平方向の長さを短くすることができるため(即ち、展開状態の展示台S2の水平方向の幅を薄くできる)、展示台S2を保管する際にかさばらず、優れた収納性を発揮する。
図9に示すように、可動板3を水平方向に折り曲げると、背板1と可動板3は折り線4を介して、背板2と可動板3は折り線5を介してそれぞれ連接されているため、支持部11及び支持部15の下方端部(図9のハッチング部分H)を設置面に当接させると、図10に示すように、背板1、可動板3、背板2は階段状に配置される。以下に示す実施形態において、この状態を、展示状態と定義する。なお、図11に示すように、支持部21の下方端部には一部面取加工(下方端部の一部である三角錐部分を取り除く)が施されている。このように構成することによって、展示状態において、可動板3がより水平に近い状態に配置されることとなり、より安定した状態で商品を載置することができる(いわゆる、「すわりがよくなる」状態となる)。
そして、展示状態において実際に商品を展示する場合には、図12に示すように、商品101を可動板3の上面に載置する。
このように、本実施形態における展示台S2は、平坦な場所しか有さない店舗でも商品を階段状に配置して展示することができるため、販売環境に応じて商品を展示することができる。
次に、図13を用いて、第2実施形態にかかる展示台の詳細について説明する。
図13は第2実施形態にかかる背面板の展開時の形状を示す展開図である。
図13に示すように、背面板Bは、紙、上質紙、ボール紙やPET材等の薄型樹脂製板材等の折り曲げ可能の板状の部材を素材とし、背板1、可動板3及び背板2が、長手方向に、折り線4及び折り線5を介して、折り曲げ可能に順次(上方から下方へ向かって)連接されている。
さらに、背板1の右側端部には、折り線12a〜12dを介して、折り曲げ片11a〜11d(本願の折り曲げ片の一例)が順次連接されている。支持部11は、折り曲げ片11a〜11dを、折り線12a〜12dの部位で横断面略三角状に折り曲げて形成されるようになっている。
また、背板1の左側端部には、折り線16a〜16dを介して、折り曲げ片15a〜15d(本願の折り曲げ片の一例)が順次連接されている。支持部11と同様に、支持部15は、折り曲げ片15a〜15dを、折り線16a〜16dの部位で横断面略三角状に折り曲げて形成される。
また、背板2の右側端部には、折り線22a〜22cを介して、折り曲げ片21a〜21c(本願の折り曲げ片の一例)が順次連接されている。支持部11等と同様に、支持部21は、折り曲げ片21a〜21cを、折り線22a〜22cの部位で横断面略三角状に折り曲げて形成される。
また、支持部背板2の左側端部には、折り線24a〜24cを介して、折り曲げ片23a〜23c(本願の折り曲げ片の一例)が順次連接されている。支持部11等と同様に、支持部23は、折り曲げ片23a〜23cを、折り線24a〜24cの部位で横断面略三角状に折り曲げて形成される。
背面板Bは、上述した板状の部材を、この背面板Bと略同じ形の金型(例えば、いわゆるビク型等)により打ち抜いて形成される。打ち抜かれる際に、図13における実線部分の切断が行われる。
この収展示台S2を組み立てる方法の一例としては、まず、支持部11を形成すべく、折り曲げ片11a〜11dを折り曲げて、折り曲げられた折り曲げ片11dを折り曲げ片11aの背面に、折り曲げ片11cを背板1の背面に、それぞれ貼着する。
この貼着時に、穴部14から指を入れ、折り曲げ片11dを折り曲げ片11aに押しつける(折り曲げ片11d及び折り曲げ片11aに圧力を加える)ことにより、容易に貼着作業が可能となり、かつ、貼着強度が増加する。また、穴部13から指を入れ、折り曲げ片11cを背板1の背面に押しつけた場合にも同様の効果がある。
支持部11と同様の方法によって、支持部15、支持部21、及び支持部23を形成する。
以上説明したように、本実施形態によれば、背板1、可動板3、及び背板2が、折り線4及び5を介して折り曲げ可能に順次連接され、階段状に折り曲げ可能とした背面板Bと、背板1の背面の左右両端に沿って、背板1と可動板3を連接する折り線4を超えて延設される支持部11及び支持部15と、を備える展示台S2であって、背板1、可動板3、及び背板2を垂直方向に展開して、背板1、可動板3、及び背板2が平坦状に配置される展開状態と、可動板3を水平方向へ折り曲げて、背板1、可動板3、及び背板2が階段状に配置される展示状態と、を選択可能とするように構成したため、種々の状況に応じて、多様な形態で商品を展示することができる。
なお、以上説明した実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。そして、上記実施形態の中で説明されている構成の組み合わせ全てが発明の課題解決に必須の手段であるとは限らない。
具体的には、例えば、支持部21及び支持部23を設けないように構成してもよい。また、支持部は断面略三角状に形成されるようにしたが、これに限定されず、断面略四角形、または円形にしてもよい。また、支持部は、背板に連接された折り返し片を折り曲げて形成されるようにしたが、これに限定されず、支持部と同一の形状を示す部材を別途用意し、これを背板の平面に取り付けるようにしてもよい。
[3.第3実施形態]
次に、図14〜図17を用いて、第3実施形態にかかる展示台について説明する。
第3実施形態にかかる展示台が、第2実施形態にかかる展示台S2と異なる点は、背板の前面に収納部を設けたことである。また、第1実施形態にかかる展示台S1と異なる点は、背板の背面に支持部を設けたことである。従って、共通する部材の構成、作用及び効果の詳しい説明については省略する。
まず、図14〜図16を用いて、第3実施形態にかかる展示台の使用状態について説明する。
図14は第3実施形態にかかる展示台の吊下展示状態を示す斜視図であり、図15は第3実施形態にかかる展示台の吊下展示状態から第2の載置展示状態への遷移を示す斜視図であり、図16は第3実施形態にかかる展示台の載置展示状態を示す外観図である。
図14に示すように、展示台S3は、吊下展示状態となっている。なお、この時、支持部11及び支持部15の下方端部(図15のハッチング部分H)と、支持部21及び支持部23の上方端部(図15のハッチング部分H´)が当接している。このように当接することによって、背板1、可動板3、及び背板2が、より平坦状に配置されることとなり、吊下展示状態おいて、より安定した状態で商品を展示することができる。
図15に示すように、可動板3を水平方向に折り曲げると、背板1と可動板3は折り線4を介して、背板2と可動板3は折り線5を介してそれぞれ連接されているため、支持部11及び支持部15の下方端部(図15のハッチング部分H)を設置面に当接させると、図16に示すように、収納部50A及び収納部50Bが階段状に配置される。以下に示す実施形態において、この状態を、第2の載置展示状態と定義する。また、このとき、背板1、可動板3及び背板2も階段状に配置されている。
このように、本実施形態における展示台S3は、平坦な場所しか有さない店舗でも商品を階段状に配置して展示することができるため、販売環境に応じて商品を展示することができる。
次に、図17を用いて、第2実施形態にかかる展示台の詳細について説明する。
図17は第3実施形態にかかる背面板の展開時の形状を示す展開図である。なお、収納部50A及び収納部50Bの展開図については、第1の実施形態において詳細に説明したため、その説明を省略する。
図17に示すように、背面板Cは、上述した板状の部材を、この背面板Cと略同じ形の金型により打ち抜いて形成される。打ち抜かれる際に、図17における実線部分の切断が行われる。
以上説明したように、本実施形態によれば、背板1、可動板3、及び背板2が、折り線4及び5を介して折り曲げ可能に順次連接され、階段状に折り曲げ可能とした背面板Cと、背板1の前面に設けられる収納部50Aと、背板2の前面に設けられる収納部50Bと、背板1の背面の左右両端に沿って、背板1と可動板3を連接する折り線4を超えて延設される支持部11及び支持部15と、を備える展示台S3であって、背板1、可動板3、及び背板2を垂直方向に展開して、背板1、可動板3、及び背板2が平坦状に配置される吊下展示状態と、可動板3を水平方向へ折り曲げて、支持部11及び支持部15の下方端部を設置面に当接させ、収納部50A及び収納部50Bが階段状に配置される第2の載置展示状態と、を選択可能とするように構成したため、種々の状況に応じて、多様な形態で商品を展示することができる。
また、本実施形態によれば、背板2の背面の左右両端に沿って延設される支持部21及び支持部23を更に備え、上記吊下展示状態において、支持部11及び支持部15の下方端部と、支持部21及び支持部23の上方端部が当接するように構成したため、背板1、可動板3、及び背板2が、より平坦状に配置されることとなり、吊下展示状態おいて、より安定した状態で商品を載置することができる。
なお、以上説明した実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。そして、上記実施形態の中で説明されている構成の組み合わせ全てが発明の課題解決に必須の手段であるとは限らない。
[4.第4実施形態]
次に、図18〜図20を用いて、第4実施形態にかかる展示台について説明する。
第4実施形態にかかる展示台が、第3実施形態にかかる展示台S3と異なる点は、支持部の中空部分の一部に紐(本願の紐状の部材の一例)を連通するように構成したことである。従って、共通する部材の構成、作用及び効果の詳しい説明については省略する。
まず、図18及び図19を用いて、第4実施形態にかかる展示台の使用状態について説明する。
図18は第4実施形態にかかる展示台の吊下展示状態から第2の載置展示状態への遷移を示す斜視図であり、図19は第4実施形態にかかる展示台の吊下展示状態を示す外観図である。
図18に示すように、紐40は、支持部11、支持部21、支持部23及び支持部15の中空部分の一部を連通する連続して形成された紐である(即ち、端部が接続されたリング状の紐である)。
具体的には、展示台S4の支持部11に穿孔された穴部31から挿入された紐40は、支持部11の中空部分を連通し、穴部32から外部へ導出され、支持部21に穿孔された穴部33から、支持部21の中空部分を連通し、穴部34から外部へ導出される。そして、紐40は、支持部23に穿孔された穴部38から挿入され、支持部23の中空部分を連通し、穴部37から外部へ導出され、支持部15に穿孔された穴部36から支持部15の中空部分へ挿入され、穴部35から外部へ導出される。
図19に示すように、吊下展示状態では、壁等の壁面に設置された吊下具Pに、紐40引き上げて係止することにより、商品100及び商品101を垂直方向に配列して展示することができる。
この時、紐40を引き上げることにより、支持部11及び支持部15の下方端部(図119のハッチング部分H)と、支持部21及び支持部23の上方端部(図20のハッチング部分H´)が互いに当接する方向へ引き上げられ、背板1、可動板3、及び背板2が、より平坦状に配置されることとなり、吊下展示状態おいて、さらに安定した状態で商品を載置することができる。
さらに、紐40の一部を外部へ導出させることによって、紐40が中空部分で互いに絡み合うことを防止することができる。
次に、図20を用いて、第4実施形態にかかる展示台の詳細について説明する。
図20は第4実施形態にかかる背面板の展開時の形状を示す展開図である。なお、収納部50A及び収納部50Bの展開図については、第1の実施形態において詳細に説明したため、その説明を省略する。
図20に示すように、背面板Dは、上述した板状の部材を、この背面板Dと略同じ形の金型により打ち抜いて形成される。打ち抜かれる際に、図20における実線部分の切断が行われる。
さらに、上述した紐40を支持部11、支持部21、支持部23及び支持部15の中空部分の一部を連通させるための穴部31〜穴部38が穿孔される。
以上説明したように、本実施形態によれば、支持部11、支持部21、支持部23及び支持部15の中空部分の一部を連通する紐40を設けるようにしたため、背板1、可動板3、及び背板2が、より平坦状に配置されることとなり、吊下展示状態おいて、さらに安定した状態で商品を載置することができる。
なお、以上説明した実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。そして、上記実施形態の中で説明されている構成の組み合わせ全てが発明の課題解決に必須の手段であるとは限らない。
具体的には、紐40を、支持部の中空部分の全てに連通するように構成してもよい。紐40は支持部21及び支持部23の下端部を介して外部へ導出されていれば、紐40を引き上げたときに、持部11及び支持部15の下方端部と、支持部21及び支持部23の上方端部が互いに当接する方向へ引き上げられるからである。
[5.第5実施形態]
次に、図21〜図24を用いて、第5実施形態にかかる展示台について説明する。
第5実施形態にかかる展示台が、第4実施形態にかかる展示台S4と異なる点は、背板、可動板及び収納部をさらに備えた三段構成としたことである。従って、共通する部材の構成、作用及び効果の詳しい説明については省略する。なお、ここでは説明の便上、展示台S4の折り線4を介して可動板200を連接し、折り線202を介して背板201を連接し、折り線203を介して背板3を連接するようにしたが(即ち、展示台S4の背板1と背板2の間に、背板201及び可動板200を挿入するように構成)、かかる構成はこれに限定されるものではない。
図21は第5実施形態にかかる展示台の吊下展示状態を示す外観図であり、図22は第5実施形態にかかる展示台の展示状態における側面図を示す図であり、図23は第5実施形態にかかる背面板の展開時の形状を示す展開図であり、図24は第5実施形態にかかる支持板の展開時の形状を示す展開図である。
図21に示すように、背板1、可動板200、背板201、可動板3、及び背板2が垂直方向へ展開されて、これらが平坦状に配置されている。なお、このとき、背板1の前面に設けられた収納部50A、背板201の前面に設けられた収納部50C、及び背板2の前面に設けられた収納部50Bは、垂直方向に配置される。
本実施形態における支持部は、上述した実施形態と同様に、背板の背面の左右両端に沿って設けられるため、このままでは、背板1の背面の左右両端に沿って、背板1と可動板3を連接する折り線4を超えて延設される支持部11及び支持部15は、階段展示状態において接地面に当接することができない(図22参照)。
なぜならば、図23に示すように、展示台S5の背面板Eは、上述した板状の部材を、この背面板Eと略同じ形の金型により打ち抜いて形成される。打ち抜かれる際に、図13における実線部分の切断が行われる。本実施形態では、背板201、可動板203、背板201の左右両端部に沿って延設される支持部210a〜210d及び支持部211a〜211dが折り線を介してさらに設けられることとなるため、支持部11及び支持部15の長さが制限されてしまうからである。
そこで、この長さが足りない部分を補うために、背板1の背部に支持板230が設けられるようになっている。具体的には、図22に示すように、載置展示状態において、背板230の下方端部が接地面Qに当接することによって、収納部50A〜50Cは階段状に配置されるようになっている。
このように支持板230を設けることによって、三段以上の複数段を備える展示台を形成することができる。
なお、以上説明した実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。そして、上記実施形態の中で説明されている構成の組み合わせ全てが発明の課題解決に必須の手段であるとは限らない。
具体的には、支持板230の形状は板状の部材を適用するようにしたが、これに限定されず、断面略四角形、または円形状の部材を適用してもよい。
また、支持板230の長さとして、図22に示すように、背板1を超えて設置面Qに当接するまでの距離が適用されているが、これに限定されず任意に選択することができる。具体的には、支持板230の長さとして、背面板1の下方端部から設置面Qに当接するまでの距離と同じ長さが確保されていればよい。
1 背板
2 背板
3 可動板
4 折り線
5 折り線
6 穴部
7 穴部
8 紐
9 挿入穴
10 挿入穴
50A 収納部
50B 収納部
S1 展示台
S2 展示台
S3 展示台
S4 展示台
S5 展示台

Claims (8)

  1. 第1の背板、可動板、及び第2の背板が、折り線を介して折り曲げ可能に順次連接された背面板と、
    前記第1の背板、又は前記第2の背板の前面に設けられる一又は複数の収納部と、
    を備える展示台であって、
    前記第1の背板、前記可動板、及び前記第2の背板を垂直方向に展開して、前記第1の背板、前記可動板、及び前記第2の背板が平坦状に配置される吊下展示状態と、
    前記可動板を水平方向へ折り曲げて、前記第1の背板、前記可動板、及び前記第2の背板が階段状に配置される載置展示状態と、
    を選択可能とすることを特徴とする展示台。
  2. 第1の背板、可動板、及び第2の背板が、折り線を介して折り曲げ可能に順次連接された背面板と、
    前記第1の背板の背面の左右両端に沿って延設される支持部と、
    を備える展示台であって、
    前記第1の背板、前記可動板、及び前記第2の背板を垂直方向に展開して、前記第1の背板、前記可動板、及び前記第2の背板が平坦状に配置される展開状態と、
    前記可動板を水平方向へ折り曲げて、前記支持部の下方端部を設置面に当接させ、前記第1の背板、前記可動板、及び前記第2の背板が階段状に配置される展示状態と、
    を選択可能とすることを特徴とする展示台。
  3. 第1の背板、可動板、及び第2の背板が、折り線を介して折り曲げ可能に連接された背面板と、
    前記第1の背板、又は前記第2の背板の前面に設けられる一又は複数の収納部と、
    前記第1の背板の背面の左右両端に沿って延設される支持部と、
    を備える展示台であって、
    前記第1の背板、前記可動板、及び前記第2の背板を垂直方向に展開して、前記第1の背板、前記可動板、及び前記第2の背板が平坦状に配置される吊下展示状態と、
    前記可動板を水平方向へ折り曲げて、前記支持部の下方端部を設置面に当接させ、前記収納部が階段状に配置される第2の載置展示状態と、
    を選択可能とすることを特徴とする展示台。
  4. 請求項2又は3に記載に展示台であって、
    前記第2の背板の背面の左右両端に沿って延設される支持部を更に備え、
    前記吊下展示状態において、前記第1の背板の背面に延設される支持部下方の端部と、前記第2の背板の背面に延設される支持部上方の端部が当接することを特徴とする展示台。
  5. 請求項2乃至4の何れか1項に記載の展示台であって、
    前記支持部は、前記第1の背板又は前記第2の背板の左右両端部に設けられた折り曲げ片を折り曲げて形成されることを特徴とする展示台。
  6. 請求項4又は5に記載の展示台であって、
    各前記支持部は中空となっており、この中空部分に連通された紐状の部材を引き上げることによって、
    前記第1の背板の背面に延設される支持部下方の端部と、前記第2の背板の背面に延設される支持部上方の端部を、当接した状態を保形することを特徴とする展示台。
  7. 請求項6に記載の展示台であって、
    前記紐状の部材は、当該中空部分の一部を連通することを特徴とする展示台。
  8. 請求項1乃至7の何れか一項に記載の展示台であって、
    前記展示台は、少なくとも2以上の板状の部材を組み合わせてなる合成部材から構成されることを特徴とする。
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