JP7243503B2 - 展示具 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、置き吊り兼用連結陳列棚が開示されている。
しかし、特許文献1に開示されている技術では、置いた状態であっても、吊った状態であっても、棚箱の数は変わらないので、商品等を展示可能な数や量を変えることができなかった。また、特許文献1に開示されている技術では、置いた状態、及び、吊った状態において置き吊り兼用連結陳列棚が占有する大きさが決まっており、設置場所に応じた柔軟な対応が困難であった。
図1は、本実施形態の展示具1を吊る形態で斜め前方から見た斜視図である。
図2は、本実施形態の展示具1を吊る形態で斜め後方から見た斜視図である。
なお、図1及び図2を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張又は省略して示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
本明細書において、板、シート等の言葉を使用しているが、これらは、一般的な使い方として、厚さの厚い順に、板、シートの順で使用されており、本明細書中でもそれに倣って使用している。しかし、このような使い分けには、技術的な意味は無いので、これらの文言は、適宜置き換えることができるものとする。
また、本明細書において、上、下、前、後、左、右といった方向を示す文言を説明の便宜上用いるが、これは、展示具1を通常想定される配置の仕方で設置した場合の鉛直方向の上下を上下方向とし、通常想定される使い方において前側となる方向を前として、図中に矢印で示した方向を示すものとする。よって、展示具1の使用形態をこれら上、下、前、後、左、右といった向きで限定するものではない。
先ず、展示具1の構成が理解し易い、吊るして利用する形態(「吊る形態」とも呼ぶ)について説明する。
展示具1は、本体部材10と、支持部材20と、フック30と、両面テープ40と、吊り紐50とを備えている。
図3は、本体部材10及び支持部材20の展開図を後側から見て並べて示す図である。
図4は、本体部材10に支持部材20を貼り付けて固定した状態であって展示具1を吊るして使用する状態に相当する状態として本体部材10及び支持部材20を後側から見た図である。なお、図3及び図4中の一点鎖線は折り曲げ線であり、本実施形態では、半切断により折り曲げが容易となるように構成されている。
本実施形態の本体部材10は、矩形形状となっており、前面部11と、可動片12と、紐孔13と、フック取り付け孔14とを有している。
図3中の矢印方向に支持部材20を移動させた上下方向の位置で支持部材20は、本体部材10の背面に固定されている。すなわち、支持部材20は、その下端位置が、折曲げ線10aと略一致するように本体部材10に取り付けられている。
図3では、説明のために支持部材20は、展開した状態としているが、本実施形態では、この図3の形態では展示時に用いることはない。
支持部材20は、接合部21a、21bと、脚部22と、脚部係合部23と、載置板24と、支持片25、26、27とを有している。
接合部21bは、支持部材20の左右方向の中央部にあって、上下方向の下端側に設けられている。
接合部21a及び接合部21bは、いずれも本体部材10に対して接合されている。
展示具1を吊る図1及び図2の状態では、脚部22は、折曲げ線20aで折曲げられずに、接合部21a、21bと同一平面に配置されている。
展示具1を吊る図1及び図2の状態では、脚部係合部23は、折曲げ線20bで折曲げられずに、接合部21a、21bと同一平面に配置されている。
展示具1を吊る図1及び図2の状態では、載置板24は、折曲げ線20cで折曲げられて折り返された状態で下方に垂らされており、接合部21a、脚部係合部23等と重なり、接合部21a、21bと略平行に配置されている(図4参照)。
展示具1を吊る図1及び図2の状態では、支持片25、26は、折曲げ線20dで折曲げられて折り返された状態で下方に垂らされており、脚部22、支持片27と重なり、接合部21a、21bと略平行に配置されている(図4参照)。
次に、展示具1を単体で棚板面等に置く形態(「単体置き形態」とも呼ぶ)について説明する。
図5は、本実施形態の展示具1を単体置き形態で斜め前方から見た斜視図である。なお、図5以降では、吊り紐50の図示を省略した。
図6は、本実施形態の展示具1を単体置き形態で斜め後方から見た斜視図である。
単体置き形態では、支持部材20を組み立てた状態とする。なお、支持部材20は、以下に説明する「単体置き形態」に対応する組み立て状態の他、後述する「複数重ね置き形態」に対応する組み立て状態とすることもできるので、ここでは、これらを区別して、それぞれ、「単体置き用組み立て状態」、「複数重ね置き用組み立て状態」と呼ぶこととする。
また、「単体置き用組み立て状態」では、支持片25、26は、折曲げ線20dで折曲げられて折り返された状態で下方に垂らされている。
さらに、本体部材10の可動片12は、接地面に沿った向き、すなわち略水平に前方へ折曲げられて下面部を形成する。
さらに、載置板24は、脚部22が後方に突出したことにより、下方へ垂れることが妨げられ、支持片25、27に一部が載った状態となる。
このような「単体置き用組み立て状態」とすることにより、展示具1は、棚板や床面等の略水平な面上に自立可能となる。
なお、展示具1が自立した状態において、本体部材10の前面部11は、僅かに斜め上方を向く、すなわち、前面部11の下端側よりも上端側が後方に位置するように構成されている。これにより、展示具1が前方へ倒れてしまうことを防止している。
次に、展示具1を複数重ねて棚板面等に置く形態(「複数重ね置き形態」とも呼ぶ)について説明する。
図7は、本実施形態の展示具1を複数重ね置き形態で斜め前方から見た斜視図である。
図8は、本実施形態の展示具1を複数重ね置き形態で斜め後方から見た斜視図である。
図9は、図7の状態を分解して示す図である。
図10は、図8の状態を分解して示す図である。
「複数重ね置き形態」では、同じ展示具1を複数、本実施形態では2つ上下に重ねて設置することができる。「複数重ね置き形態」
とするには、下側に配置する展示具1の支持部材20を、上述した「複数重ね置き用組み立て状態」とする。
また、支持片25を上述したように配置することにより、載置板24は、脚部22の上端に乗ることができ、上側に載せられる展示具1を載置する載置部を構成する。なお、裁置部としては、載置板24が全面に設けられていてもよいし、一部であってもよい。
ここで、図3中に示す脚部22の上端部の幅L1、すなわち、支持部材20が「複数重ね置き用組み立て状態」に組み立てられた状態における載置部の前後方向の幅L1は、可動片12が接地面に沿った向きに折り曲げられて下面部を形成した状態における前後方向の幅L3と略一致している。これにより、上側に載せられる展示具1の前後方向の位置が規制される。また、本実施形態では、載置板24の幅L2についても、載置部の前後方向の幅L1と略一致するように構成した。なお、本体部材10及び支持部材20が紙を素材としているので、L1よりもL2、L3が若干大きくても組み立てることは可能であるが、L1をL2、L3よりも若干広くしておくこと、すなわち、下面部の前後方向の幅が載置部の前後方向の幅より狭いことが組み立て性を良好とするためには望ましい。
また、支持片25、26が上方へ延在しているので、上側に載せられる展示具1を支持することができ、後側への倒れを防止できる。
さらに、下側に置かれる展示具1については、両面テープ40の剥離紙を剥がして粘着面を露出させて、上側の展示具1を接合して固定する。
上側に載せられる展示具1については、可動片12を前方に曲げる他は、吊る形態と同様に支持部材20を折り畳んだ状態とする(図9、図10参照)。
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
10 本体部材
10a 折曲げ線
11 前面部
12 可動片
13 紐孔
14 フック取り付け孔
20 支持部材
20a、20b、20c、20d、20e 折曲げ線
21a、21b 接合部
22 脚部
23 脚部係合部
24 載置板
25 支持片
26 支持片
27 支持片
30 フック
40 両面テープ
50 吊り紐
Claims (8)
- 物品を展示する展示具であって、
物品を展示する展示部を有する本体部材と、
前記本体部材の背面に設けられた支持部材と、
を備え、
前記支持部材は、
当該展示具を自立させる脚部と、
他の展示具の前記本体部材を載置する載置部と、
前記載置部に載置される前記他の展示具を支える支持片と、
を有し、
前記脚部及び前記載置部が変形し、
前記支持片は、前記載置部よりも上方に延在する支持形態において他の展示具を支えることができ、少なくとも一部が前記支持形態から下方に折り畳むことが可能である展示具。 - 請求項1に記載の展示具において、
前記本体部材に取り付けられる吊り下げ部材を備え、
前記吊り下げ部材は、前記脚部及び前記載置部を前記本体部材に沿った位置に変形した状態で、当該展示具を吊るして設置すること、
を特徴とする展示具。 - 請求項1又は請求項2に記載の展示具において、
前記本体部材は、接地面に沿った下面部を備えること、
を特徴とする展示具。 - 請求項3に記載の展示具において、
前記下面部の前後方向の幅は、前記載置部の前後方向の幅と略一致すること、
を特徴とする展示具。 - 請求項3に記載の展示具において、
前記下面部の前後方向の幅は、前記載置部の前後方向の幅より狭いこと、
を特徴とする展示具。 - 請求項3から請求項5までのいずれかに記載の展示具において、
前記下面部は、前記本体部材の下端側に折り曲げ可能に構成された可動片により構成されていること、
を特徴とする展示具。 - 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の展示具において、
前記載置部に載置された他の展示具を固定する固定部材を有すること、
を特徴とする展示具。 - 請求項1から請求項7までのいずれかに記載の展示具において、
前記展示部は、物品を吊るすことにより陳列するフックであること、
を特徴とする展示具。
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