JP3156850U

JP3156850U - 展示棚

Info

Publication number: JP3156850U
Application number: JP2009007857U
Authority: JP
Inventors: 政陽呉
Original assignee: 辰▲い▼印刷股▲ふん▼有限公司
Priority date: 2009-06-30
Filing date: 2009-11-04
Publication date: 2010-01-21
Anticipated expiration: 2019-11-04
Also published as: TWM366947U

Abstract

【課題】部品の点数を減少することができ、組立・分解作業が容易になる展示棚を提供する。【解決手段】バックプレート１０と、少なくとも二つのサイドプレート１１と、を含む展示棚において、サイドプレート１１は、バックプレート１０の両側に設けられ、その間には、受け面と、サイドプレート１１を連接する連動板１３と、が設けられ、連動板１３の連動によりサイドプレート１１がバックプレート１０に対して同期して動作し、サイドプレート１１の動作範囲は、第１位置と、第２位置と、を有し、受け面は、サイドプレート１１が第１位置に位置するときに展開して商品を展示可能な第１使用状態になり、サイドプレート１１が第２位置に位置するときに折畳んで収納する第２使用状態になる。【選択図】図３

Description

本考案は、展示棚に関し、特に、商品を展示する展示棚に関するものである。

販売店では、各種類の商品を分類し展示可能にするために、商品を展示棚に展示することが一般である。従来の展示棚は、木製または鉄製の枠の周囲に木製または紙製のプレートを固定するが、このような作製方法によれば、製造コストが増加する。また、展示する商品の種類が変更になる場合には、枠と、枠の周囲に固定されたプレートとに取り付けられた商品案内表示も変更することが必要であるので、極めて不便であった。一方、従来の展示棚は、展示棚の体積が固定であり、重量が重いため、運搬と収納が極めて不便であった。

上記の問題を解決するために、紙製の素材で展示棚を製造するものが提案されている。例えば特許文献１の台湾特許第５４９０６１号公報では、展示棚の台座とレイヤ台の固定構造が改良されている。すなわち、台座の各層の水平受け部の両側に固定部が一つ設けられ、また、台座の各層の垂直受け部に挿入部が複数設けられ、前記レイヤ台の前記水平受け部には、前記固定部を挿入可能な挿入部が設けられており、前記レイヤ台の前記垂直受け部には、前記台座の挿入部を挿入可能な挿入部が設けられている。このような構造により、この展示棚の結合が更に強固になる。また、特許文献２の台湾特許第５３３８２４号公報では、展示棚の受け構造が改良されている。すなわち、受け枠にレイヤ台を設けることにより載せユニットが形成され、枠の内部の予定位置に前記載せユニットを設けて、前記レイヤ台と前記受け枠と前記枠との組付を最適化にすることにより、展示棚は、部品の脱着が容易になり、構造が強固になる。

台湾特許第５４９０６１号公報台湾特許第５３３８２４号公報

しかしながら、上記の展示棚によれば、部品の点数が多すぎるので、組立・分解作業が煩雑になる欠点があった。

本考案の主な目的は、部品の点数を減少することができ、組立・分解作業が容易になる展示棚を提供することにある。

本考案の展示棚によると、バックプレートと、少なくとも二つのサイドプレートと、を有する展示棚において、前記二つのサイドプレートは、前記バックプレートの両側に設けられ、その間には、受け面と、前記サイドプレートを連結する連動板と、が設けられ、前記連動板の連動により前記サイドプレートが前記バックプレートに対して同期して動作可能であり、前記サイドプレートの動作範囲は、第１位置と、第２位置と、を有し、前記受け面は、前記サイドプレートが前記第１位置に位置するときに展開して第１使用状態になり、前記サイドプレートが前記第２位置に位置するときに折畳んで第２使用状態になることを特徴とする。

本考案の展示棚によると、前記受け面は、前記二つのサイドプレートにそれぞれ設けられる受け板を含むことを特徴とする。

本考案の展示棚によると、前記受け板のそれぞれは、第１受け部と、第２受け部と、を有し、前記第１使用状態において、前記第１受け部で別の受け板の第２受け部と嵌合して前記受け面を構成することを特徴とする。

本考案の展示棚によると、前記第１受け部と前記第２受け部の間には、折り線が設けられ、前記第２使用状態において、前記第１受け部と前記第２受け部は前記折り線を折り箇所として折り畳むことを特徴とする。

本考案の展示棚によると、前記二つのサイドプレートの間には、前記二つのサイドプレートを連結し前記バックプレートを結合する連結板が設けられることを特徴とする。

本考案の展示棚によると、前記バックプレートの両側には、同じ側にあるサイドプレートを連結する固定板がそれぞれ設けられることを特徴とする。

本考案の展示棚によれば、次のような効果がある。
（１）組立または収納したいときには、二つのサイドプレートを動作させるだけで、組立または収納を迅速に行うことできる。
（２）収納時には、サイドプレート１１とバックプレート１０と受け板１５とが互いに重なるので、収納スペースを減少することができる。
（３）各部材は、接着方式によって組立てられるので、収納時に、離散せず、また、携帯し易い。

本考案の一実施形態の展示棚の斜視図である。本考案の一実施形態の展示棚の構造を示す分解斜視図である。Ａ乃至Ｃは本考案の一実施形態の展示棚の作動を示す模式図である。本考案の他の実施形態の展示棚の使用状態を示す斜視図である。

以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図１及び図２を参照する。本考案の一実施形態の展示棚は、販売店の商品展示に適用することができる。バックプレート１０と、バックプレート１０の両側に設けられる少なくとも二つのサイドプレート１１と、を含む。バックプレート１０とサイドプレート１１とは、紙製のプレートを折り畳んで接着して構成してもよい。二つのサイドプレート１１の間には、二つのサイドプレート１１を連結する連結板１２が設けられ、連結板１２がバックプレート１０に接着され、サイドプレート１１と連結板１２の折り線により、サイドプレート１１はバックプレート１０に対して水平方向に動作可能である。且つ二つのサイドプレート１１の間には、商品を展示する受け面と、二つのサイドプレート１１を連結する連動板１３と、が設けられ、連動板１３の連動によりサイドプレート１１がバックプレート１０と同期して動作することができる。サイドプレート１１の動作範囲は、第１位置と第２位置の間の範囲であって、前記受け面は、サイドプレート１１が前記第１位置に位置するときに展開して商品を展示可能な第１使用状態になり、サイドプレート１１が前記第２位置に位置するときに折畳んで収納する第２使用状態になる。

本考案の実施の形態では、バックプレート１０の両側には、サイドプレート１１が複数組設けられ、バックプレート１０の一側には、固定板１４が設けられ、固定板１４によりバックプレート１０の同じ側にある複数のサイドプレート１１を連結することができる。また、各層のサイドプレート１１を固定することができ、且つ各層のサイドプレート１１を共に動作することもできる。また、前記展示棚には、前記受け面の上面を覆い被す補強板２０が設けられ、補強板２０により前記受け面に載置可能な重量が増加する。次に、図３Ａ乃至Ｃを参照する。前記受け面は、左右二つのサイドプレート１１にそれぞれ設けられる受け板１５を有し、受け板１５は、第１受け部１５１と、第２受け部１５２と、を有する。第１受け部１５１と第２受け部１５２の間には、折り線１５３が設けられ、二つのサイドプレート１１が第１位置に動作したときに、二つの受け板１５がそれぞれ第１受け部１５１で別の受け板１５の第２受け部１５２と嵌合して第１使用状態となる。このとき、本考案の展示棚は展開された状態にある。なお、本考案の展示棚を収納したいときには、図３Ｂに示すように、二つのサイドプレート１１が水平方向に動作すると、二つの受け板１５が互いに分離し、第１受け部１５１と第２受け部１５２とが折り線１５３を折り箇所として折り畳まれる。二つのサイドプレート１１が前記第２位置に到達したときには、図３Ｃに示すように、受け板１５の第１受け部１５１と第２受け部１５２が互いに重なり第２使用状態になる。そうすると、本考案の展示棚を収納することができる。

図４を参照する。二つのサイドプレート１１の間にある受け面に大量の商品を展示することにより、受け面が商品の重量で変形することを防止するために、バックプレート１０に、二つのサイドプレート１１を支持する台座１６を設けてもよい。また、台座１６は、バックプレート１０と連結しバックプレート１０に対して動作可能な二つの自在板１６２と、左右二つの自在板１６２を連結する表面板１６１と、を有する。二つのサイドプレート１１を水平方向に動作し本考案に係る展示棚を前記第２使用状態にするときには、二つの自在板１６２を一緒に折り畳んでもよい。また、表面板１６１と自在板１６２とを利用して広告を表示する面積を増加することができる。

このように、本考案は、特定の例を参照して説明したが、これらの例は、説明のためだけのものであり、本考案を限定するものではなく、この分野に通常の知識を有する者には、本考案の趣旨および範囲を逸脱することなく、ここで開示された実施例に変更、追加、または、削除を施してもよい。

本考案は、展示棚に適用することができる。

１０バックプレート
１１サイドプレート
１２連結板
１３連動板
１４固定板
１５受け板
１６台座
２０補強板
１５１第１受け部
１５２第２受け部
１５３折り線
１６１表面板
１６２自在板

Claims

バックプレート（１０）と、少なくとも二つのサイドプレート（１１）と、を有する展示棚において、
前記二つのサイドプレート（１１）は、前記バックプレート（１０）の両側に設けられ、その間には、受け面と、前記サイドプレート（１１）を連結する連動板（１３）と、が設けられ、前記連動板（１３）の連動により前記サイドプレート（１１）が前記バックプレート（１０）に対して同期して動作可能であり、前記サイドプレート（１１）の動作範囲は、第１位置と、第２位置と、を有し、前記受け面は、前記サイドプレート（１１）が前記第１位置に位置するときに展開して第１使用状態になり、前記サイドプレート（１１）が前記第２位置に位置するときに折畳んで第２使用状態になることを特徴とする展示棚。
前記受け面は、前記二つのサイドプレート（１１）にそれぞれ設けられる受け板（１５）を含むことを特徴とする、請求項１に記載の展示棚。
前記受け板（１５）のそれぞれは、第１受け部（１５１）と、第２受け部（１５２）と、を有し、前記第１使用状態において、前記第１受け部（１５１）で別の受け板（１５）の第２受け部（１５２）と嵌合して前記受け面を構成することを特徴とする、請求項２に記載の展示棚。
前記第１受け部（１５１）と前記第２受け部（１５２）の間には、折り線（１５３）が設けられ、前記第２使用状態において、前記第１受け部（１５１）と前記第２受け部（１５２）は前記折り線（１５３）を折り箇所として折り畳むことを特徴とする、請求項３に記載の展示棚。
前記二つのサイドプレート（１１）の間には、前記二つのサイドプレート（１１）を連結し前記バックプレート（１０）を結合する連結板（１２）が設けられることを特徴とする、請求項１に記載の展示棚。
前記バックプレート（１０）の両側には、同じ側にあるサイドプレート（１１）を連結する固定板（１４）がそれぞれ設けられることを特徴とする、請求項１に記載の展示棚。