JP7087628B2 - 陳列台 - Google Patents
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Description
また、特許文献1のハンガーディスプレイでは、物品を配置する位置の両側に突出した形状が存在しており、この部分が邪魔で大きな物品を配置できなかったり、配置できても取り出しにくかったりして、使い勝手が悪かった。
さらに、特許文献1のハンガーディスプレイは、複数の部材を組み合わせて構成していることから、コストアップの要因となっていた。
図1は、本発明による陳列台100の実施形態を示す斜視図である。
図2は、陳列台100の正面図である。
図3は、陳列台100の側面図である。
図4は、陳列台100の背面図である。
図5は、陳列台100の上面図である。
図6は、陳列台100の下面図である。
図7は、看板部200を分離した状態で背面側から見た部分斜視図である。
図8は、陳列台100の展開図である。
図9は、看板部200の展開図である。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
本明細書において、形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば、平行等の用語については、厳密に意味するところに加え、同様の機能を奏し、平行と見なせる程度の誤差を有する状態も含むものとする。
本明細書において、板、シート、フィルム等の言葉を使用しているが、これらは、一般的な使い方として、厚さの厚い順に、板、シート、フィルムの順で使用されており、本明細書中でもそれに倣って使用している。しかし、このような使い分けには、技術的な意味は無いので、これらの文言は、適宜置き換えることができるものとする。
また、図1中に矢印と共に示した上下、左右、前後の各方向を適宜利用して説明する。
本実施形態の陳列台100は、その上部に看板部200を取り付けて用いることもできる。各図では、看板部200を装着した状態を主に示している。また、図8において、折曲げ線L1,L4は、谷折りされ、折曲げ線L3,L5,L6,L7,L8,L9,L10は、山折りされる。
また、第1係合部101には、中間開口部101bが形成されている。
図8に示すように、第2係合部102の挿入片102aは、第1係合部101からの距離が離れるにしたがって幅が徐々に広く構成されており、かつ、根元は最も幅が広い部位よりも幅が狭く形成されている。また、第1係合部101のスリット101aは、挿入片102aの最も幅が広い部位よりも幅が僅かに狭く形成されている。したがって、挿入片102aをスリット101aに挿入するときには、スリットが僅かに広がり、かつ、挿入片102aが僅かにつぶれるような変形を伴い、強制的に押し込むような状態となる。そして、挿入片102aをスリット101aの根元までに挿入すると、挿入片102aがスリット101aから外れる方向へ移動しにくくなり、図1のような組み立て形態を維持可能である。
また、第2係合部102には、中間開口部102bが形成されている。この中間開口部102bは、第1係合部101の中間開口部101bが繋がっており、後述の陳列空間123の一部を構成する。
第1壁部111と第3壁部113とは、折曲げ線L7,L8及び第5壁部115Aを挟んで接続されている。
第2壁部112と第4壁部114とは、折曲げ線L9,L10及び第5壁部115B(第5壁部115Ba,115Ba)を挟んで接続されている。
第5壁部115Aは、第1壁部111及び第3壁部113の間にあって、第1係合部101及び第2係合部102と略平行に配置されている。第5壁部115Aは、前側に設けられているので、商品広告等を表示しやすく、また、広告等を見やすくすることができる。
第5壁部115Bは、第2壁部112及び第4壁部114の間にあって、第1係合部101及び第2係合部102と略平行に配置されている。本実施形態では、第5壁部115Bは、第5壁部115Baと第5壁部115Bbとを貼り合わせて構成されている。第5壁部115Bは、後側に設けられているので、陳列台100を壁面に沿って配置する場合に安定して設置が可能である。また、後述の吊り紐300を用いて壁面に沿って吊り下げて用いる場合にも使いやすくなる。
本実施形態の陳列空間は、第1係合部101及び第2係合部102を鉛直方向に対して平行に配置した状態、すなわち、図1の上下方向を鉛直方向に合せて配置した状態において、水平方向に対して斜めに傾いた状態で物品を陳列するように形成されている。具体的には、前方が後方よりも下がった状態で物品を陳列するように形成されている。
前方が後方よりも下がった状態で物品を陳列するように陳列空間123を形成したので、図10に示すように、商品を箱のまま陳列しても、商品を見やすく陳列することができ、また、商品の前方(手前側)は、陳列台100から露出して配置されるので、商品の取り出しも容易に行える。さらに、手前側の商品を取り出すと、奥側の商品が自重で手前側に出てくることも期待できる。
特に、物品が開口部121の端部及び第2開口部122の端部と接触することにより陳列台が折り畳まれてしまう方向への変形を防ぐことができ、陳列台100の形態を維持することができる。
図11は、陳列台100を折り畳んだ状態の下端部付近を拡大して示す斜視図である。
図12は、陳列台100の折り畳んだ状態と組み立てた状態との間の移行状態の下端部付近を拡大して示す斜視図である。
図13は、陳列台100を組み立てた状態の下端部付近を拡大して示す斜視図である。
図11から図13に示すように、陳列台100は、簡単に折り畳んだ状態と組み立てた状態との間で組み替えることができる。なお、棚部130は、組み立てた状態において第2開口部122と係合させるようにして、折り畳むときには、棚部130は、第2開口部122との係合を解除する。
また、第1係合部101と第2係合部102との係合は、差し込むだけの簡単な構造であっても、組み立てた形態を保持可能であり、組み立て作業、及び、折り畳み作業も簡単に行える。
さらに、陳列台100は、陳列空間123の大きさを、陳列する物品の大きさに合わせて構成しているので、陳列空間123に物品を配置することにより、全体の強度をさらに高めることが可能である。
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
図14は、第1係合部101及び第2係合部102の具体的な形態を複数示す図である。
図14(a)の形態は、上述した実施形態の例を示している。
図14(b)の形態は、第1係合部101及び第2係合部102を挿入方向に交差する方向(図中の上下方向)に相対的に移動させながら係合形状を係合させる形態である。
図14(c)は、第1係合部101及び第2係合部102の双方に向きを反対にした半円弧状の切り込みを構成し、これらを係合させる構成である。
この他、第1係合部101及び第2係合部102の具体的な形態は、どのような構成としてもよく、このような係合部に適用可能な従来の構成を適宜利用可能である。
101 第1係合部
101a スリット
101b 中間開口部
102 第2係合部
102a 挿入片
102b 中間開口部
103 孔
111 第1壁部
112 第2壁部
113 第3壁部
114 第4壁部
115 第5壁部
115A 第5壁部
115B(115Ba,115Bb) 第5壁部
121 開口部
122 第2開口部
123 陳列空間
130 棚部
200 看板部
201 切欠き部
300 吊り紐
510 物品
520 物品
Claims (10)
- 第1係合部と、
前記第1係合部に対して相対的に移動可能であって、前記第1係合部と係合する第2係合部と、
前記第1係合部の端部の折曲げ線を支点として回転動作可能に接続された第1壁部と、
前記第1係合部の端部の折曲げ線を支点として回転動作可能に接続され、前記第1係合部を挟んで前記第1壁部とは反対側に配置された第2壁部と、
前記第2係合部の端部の折曲げ線を支点として回転動作可能に接続された第3壁部と、
前記第2係合部の端部の折曲げ線を支点として回転動作可能に接続され、前記第2係合部を挟んで前記第3壁部とは反対側に配置された第4壁部と、
を備え、
前記第1壁部と前記第3壁部とは、折曲げ線を挟んで接続されており、
前記第2壁部と前記第4壁部とは、折曲げ線を挟んで接続されており、
前記第1壁部及び前記第3壁部に開口された開口部と、
前記開口部を含む空間であって、物品を陳列する陳列空間と、
をさらに備える陳列台。 - 請求項1に記載の陳列台において、
前記第1係合部と前記第2係合部との係合を浅くすることにより前記第1壁部と前記第2壁部と前記第3壁部と前記第4壁部とが略平行となる状態に折り畳み可能であること、
を特徴とする陳列台。 - 請求項1又は請求項2に記載の陳列台において、
前記第1係合部は、折り返された二重構造に構成されており、
当該陳列台は、1枚のシート状の部材を折曲げて構成されていること、
を特徴とする陳列台。 - 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の陳列台において、
前記第2壁部及び前記第4壁部には、前記開口部に陳列される物品の一部が配置される第2開口部をさらに有すること、
を特徴とする陳列台。 - 請求項4に記載の陳列台において、
前記第1係合部と前記第2係合部との少なくとも一方に接続されており、前記開口部又は前記第2開口部と係合し、物品を陳列する棚の少なくとも一部を構成する棚部を有すること、
を特徴とする陳列台。 - 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の陳列台において、
物品が前記陳列空間に配置された状態において、前記物品が少なくとも前記開口部の端部と接触することにより陳列台の形態を維持すること、
を特徴とする陳列台。 - 請求項5に記載の陳列台において、
物品が前記陳列空間に配置された状態において、前記物品が前記開口部の端部及び前記第2開口部の端部と接触することにより陳列台の形態を維持すること、
を特徴とする陳列台。 - 請求項1から請求項7までのいずれかに記載の陳列台において、
前記第1壁部及び前記第3壁部の間と、前記第2壁部及び前記第4壁部の間との少なくとも一方には、前記第1係合部及び前記第2係合部と略平行に配置される第5壁部を有すること、
を特徴とする陳列台。 - 請求項1から請求項8までのいずれかに記載の陳列台において、
前記陳列空間は、前記第1係合部及び前記第2係合部を鉛直方向に対して平行に配置した状態において、水平方向に対して斜めに傾いた状態で物品を陳列するように形成されていること、
を特徴とする陳列台。 - 請求項1から請求項9までのいずれかに記載の陳列台において、
前記第1係合部は、スリットを有しており、
前記第2係合部は、挿入片が突出して設けられており、
前記挿入片は、前記第1係合部からの距離が離れるにしたがって幅が徐々に広く構成されており、かつ、根元は最も幅が広い部位よりも幅が狭く形成されており、
前記第1係合部の前記スリットは、前記挿入片の最も幅が広い部位よりも幅が狭く形成されていること、
を特徴とする陳列台。
Priority Applications (1)
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JP2018081694A JP7087628B2 (ja) | 2018-04-20 | 2018-04-20 | 陳列台 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019187641A JP2019187641A (ja) | 2019-10-31 |
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Family Applications (1)
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JP2018081694A Active JP7087628B2 (ja) | 2018-04-20 | 2018-04-20 | 陳列台 |
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2018
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