JP3226665U - 商品陳列用スタンド - Google Patents
商品陳列用スタンド Download PDFInfo
- Publication number
- JP3226665U JP3226665U JP2020001332U JP2020001332U JP3226665U JP 3226665 U JP3226665 U JP 3226665U JP 2020001332 U JP2020001332 U JP 2020001332U JP 2020001332 U JP2020001332 U JP 2020001332U JP 3226665 U JP3226665 U JP 3226665U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- shelf
- display stand
- state
- fold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Display Racks (AREA)
Abstract
【課題】組み立てを容易にした商品陳列用スタンドを提供すること。【解決手段】全体として各筒状を商品陳列用スタンドは、スタンド本体が、両側を形成する側板131と前側を形成する前板132と、後側を形成する後板とを有する。スタンド本体の開口12,14の下部には棚板15が備えられている。側板131を展開状態から前後方向において折りたたみ可能に構成し、前記開口12,14の縁部と前記棚板15との間には、前側延出部を介在し、後板と棚板15との間には可撓性を有する連結薄板17を介在させる。前側延出部および連結薄板17により、棚板15を物品載置位置に保持できるとともに、連結薄板17を撓ませることにより棚板15を含む全体を折りたたむことができる。【選択図】図1
Description
本考案は、清涼飲料水のペットボトルや化粧水の容器などの各種商品やサンプルなどを陳列できるようにした商品陳列用スタンドに関するものである。
特許文献1には、この種の商品陳列用スタンドが開示されている。この特許文献1の商品陳列用スタンドにおいては、複数段の棚板が設けられている。そして、この棚板上に各種商品やサンプルなどが陳列される。
前記特許文献1の商品陳列用スタンドにおいては、前記棚板が商品陳列用スタンドの本体とは別体で構成されている。従って、部品点数が多くなって、保管や移動に不便であるばかりでなく、組み立てや折りたたみに手間がかかるものであった。
本考案の目的は、組み立てや折りたたみを容易に行うことができるようにした商品陳列用スタンドを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本考案においては、開口を有するとともに、全体として筒状をなし、折りたたみ可能にしたスタンド本体と、そのスタンド本体内に設けられ、前記開口の下部に位置する棚板とを備え、その棚板をスタンド本体から延出した延出部に貼着し、少なくとも延出部と棚板との間の部分が変形可能にしたことを特徴とする。
以上の構成においては、棚板が延出部を介してスタンド本体と連結されているため、部品点数を減らすことができて、保管や移動に便利である。また、少なくとも延出部と棚板との間の部分が変形可能であるため、棚板の展開や折りたたみが延出部によって拘束されることはなく、商品陳列用スタンドの組み立てや折りたたみを容易に行うことができる。
本考案は、組み立てや折りたたみを容易に行うことができるため、商品陳列用スタンドとして優れた効果がある。
(第1実施形態)
以下に、本考案を具体化した第1実施形態を図1〜図5の図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の商品陳列用スタンドは、上面開口12を形成したほぼ角筒状のスタンド本体(以下、本体という)13を有し、その本体13の前面には商品やサンプルを出し入れしたり、陳列用の窓を形成したりするために上下2位置に前面開口14が形成されている。この前面開口14は、一箇所に形成されていても、あるいは上下3箇所以上の位置に形成されてもよい。前記上面開口12から下がった位置および前面開口14の下縁から下がった位置において、本体13の内部には棚板15が設置されている。
以下に、本考案を具体化した第1実施形態を図1〜図5の図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の商品陳列用スタンドは、上面開口12を形成したほぼ角筒状のスタンド本体(以下、本体という)13を有し、その本体13の前面には商品やサンプルを出し入れしたり、陳列用の窓を形成したりするために上下2位置に前面開口14が形成されている。この前面開口14は、一箇所に形成されていても、あるいは上下3箇所以上の位置に形成されてもよい。前記上面開口12から下がった位置および前面開口14の下縁から下がった位置において、本体13の内部には棚板15が設置されている。
図3〜図5に示すように、前記棚板15は剛性の高い厚紙によって構成されている。図1および図2に示すように、前記本体13の両側板131の前後方向のほぼ中央部には上下方向に延びる折り目部31が形成されていて、両側板131が前後に二つ折りに折りたたみできるようになっている。なお、図2および図5において、2点鎖線は本実施形態の商品陳列用スタンドの扁平な折りたたみ状態を示し、それらの図の実線は折りたたみ状態と展開状態(使用状態)との間の状態を示すものである。図3〜図5に示すように、前記上面開口12の前側縁部および前面開口14の前側縁部からは本体13の内部側にそれぞれ前側延出部16が形成されており、その先端部が前記棚板15の前側裏面に貼着されている。この前側延出部16の2箇所には、横方向に延びる折り目部32,33が形成されており、前側の折り目部32が本体13の前板132との間の境界部を形成し、後側の折り目部33が棚板15の前端縁に位置している。
図3〜図5に示すように、本体13の後板133の上下2位置にはスリット19が形成されている。下部側の2枚の後側延出部としての連結薄板17は、その後端部が前記スリット19を通って後板133の外側面に貼着されるとともに、連結薄板17の前端部が下部側の2枚の棚板15の下面にそれぞれ貼着されている。詳細に図示はしないが、図2に示す最上部の後側延出部としての連結薄板17は、本体13の上面開口12における後板133の外側面に前記下側の連結薄板17と同様に後端部が貼着されており、この連結薄板17の前端部は最上部の棚板15の後端部の下面に貼着されている。各連結薄板17の前後位置にはそれぞれ3本の折り目部36,37,38が形成されており、後側の折り目部36はスリット19および上面開口12の縁部に位置するとともに、前側の折り目部38は棚板15の後端部に位置し、前後方向の中間部の折り目部37は、折り目部36,38間に位置している。本実施形態および後述の各実施形態においては、各部材は折り目部31などの部分において折れ曲がり変形可能であるとともに、連結薄板17は全体が容易に変形する可撓性を有している。
次に、第1実施形態の作用について説明する。
図2,図5の2点鎖線は、第1実施形態の商品陳列用スタンドの折りたたみ状態を示すものである。この状態においては、両側板131が折り目部31において鋭角をなすように山折り状に折られている。また、前側延出部16の前側の折り目部32が山折り状に折られるとともに、後側の折り目部33が谷折り状に折られている。さらに、連結薄板17の前側の折り目部が山折り状になるとともに、中間部の折り目部37が谷折り状に折られ、さらに、後側の折り目部38が山折り状に折られている。従って、この状態においては、商品陳列用スタンドが扁平状をなしている。この商品陳列用スタンドを展開使用状態にするには、図2の2点鎖線の状態から図1に示すように両側板131を折り目部31の部分で鈍角をなすように開くとともに、図4の2点鎖線の状態から、図3〜図5に示すように、棚板15を下方の物品載置位置へ押し込めればよい。このようにすれば、図3に示すように、前側延出部16の前側の折り目部32が山折り状態を維持にするとともに、後側の折り目部33がほぼ直角の谷折りの状態になる。また、連結薄板17が中間部の折り目部37の近傍において撓み、その後、連結薄板17の前側の折り目部36が谷折り状態になるとともに、後側の折り目部38が山折り状態を維持し、さらに中間部の折り目部37が折られることなく、その部分が平坦になる。このため、商品陳列用スタンドが展開使用状態になって、棚板15が前側延出部16および連結薄板17によって吊り下げられて、下方から支持された状態になる。このときには、棚板15が水平状態になり、その棚板15上に商品やサンプルを陳列できる。商品陳列用スタンドを折りたたみ状態にする場合には、商品陳列用スタンドを前記の展開時と逆の順序で折りたためばよい。
図2,図5の2点鎖線は、第1実施形態の商品陳列用スタンドの折りたたみ状態を示すものである。この状態においては、両側板131が折り目部31において鋭角をなすように山折り状に折られている。また、前側延出部16の前側の折り目部32が山折り状に折られるとともに、後側の折り目部33が谷折り状に折られている。さらに、連結薄板17の前側の折り目部が山折り状になるとともに、中間部の折り目部37が谷折り状に折られ、さらに、後側の折り目部38が山折り状に折られている。従って、この状態においては、商品陳列用スタンドが扁平状をなしている。この商品陳列用スタンドを展開使用状態にするには、図2の2点鎖線の状態から図1に示すように両側板131を折り目部31の部分で鈍角をなすように開くとともに、図4の2点鎖線の状態から、図3〜図5に示すように、棚板15を下方の物品載置位置へ押し込めればよい。このようにすれば、図3に示すように、前側延出部16の前側の折り目部32が山折り状態を維持にするとともに、後側の折り目部33がほぼ直角の谷折りの状態になる。また、連結薄板17が中間部の折り目部37の近傍において撓み、その後、連結薄板17の前側の折り目部36が谷折り状態になるとともに、後側の折り目部38が山折り状態を維持し、さらに中間部の折り目部37が折られることなく、その部分が平坦になる。このため、商品陳列用スタンドが展開使用状態になって、棚板15が前側延出部16および連結薄板17によって吊り下げられて、下方から支持された状態になる。このときには、棚板15が水平状態になり、その棚板15上に商品やサンプルを陳列できる。商品陳列用スタンドを折りたたみ状態にする場合には、商品陳列用スタンドを前記の展開時と逆の順序で折りたためばよい。
従って、第1実施形態においては、以下の効果がある。
(1)両側板131を折りたたんだ状態においては、商品陳列用スタンド全体が扁平になる。従って、不使用状態の商品陳列用スタンドがコンパクトになり、保管や運搬に便利である。
(1)両側板131を折りたたんだ状態においては、商品陳列用スタンド全体が扁平になる。従って、不使用状態の商品陳列用スタンドがコンパクトになり、保管や運搬に便利である。
(2)両側板131を開いて、棚板15を押し込むのみで、商品陳列用スタンドを使用状態に展開できる。従って、扁平状態の商品陳列用スタンドを短時間で、簡単に使用状態にできる。また、商品陳列用スタンドを折りたたむ場合には、展開時と逆の作業を行えばよい。従って、展開および折りたたみの作業は簡単である。そして、これらの場合、連結薄板17は容易に撓むため、商品陳列用スタンドの展開および折りたたみの動きが拘束されることはなく、その作業は容易である。
(3)商品陳列用スタンドの使用状態においては、棚板15が前側延出部16および連結薄板17によって吊下された状態になるため、商品やサンプルの載置に耐えることができる。加えて、棚板15として剛性の高いものを使用すれば、耐荷重能力が高くなって、載置される商品やサンプルが重量物であっても、その載置に耐えることができる。
(4)商品陳列用スタンドの組み立て状態で側板131が折り目部31の位置で屈曲されるため、商品陳列用スタンド全体の強度を向上できる。
(第2実施形態)
次に、本考案の第2実施形態を図6〜図10の図面に基づいて説明する。
(第2実施形態)
次に、本考案の第2実施形態を図6〜図10の図面に基づいて説明する。
第2実施形態においては、棚板15および連結薄板17の構成が第1実施形態と異なる。すなわち、第2実施形態において、図8〜図10に示すように、連結薄板17は、その前端部が棚板15の下面前端部に貼着されており、その前端部の折り目部41の前方部分に前側延出部16が重ねた状態で貼着されている。下部側の連結薄板17の後端部は後板133の開口46の下縁外側面に貼着されている。上部側の連結薄板17の後端部は後板133の上端縁から後板133の下縁外側面に貼着されている。後側の連結薄板17においては、前記折り目部41以外に折り目部42,43が前後位置に形成されている。後側の折り目部43は開口46の縁部および後板133の上縁に位置している。
図6に示すように、中央部の折り目部42の位置において、後側の連結薄板17にはスリット44が形成されている。また、棚板15の後端には、このスリット44に対して嵌合および離脱可能にした低い突起45が形成されている。
次に、第2実施形態の作用について説明する。
図7の2点鎖線は、第2実施形態の商品陳列用スタンドの折りたたみ状態を示すものである。この状態においては、第1実施形態と同様に、両側板131が折り目部31において鋭角の山折り状に折られている。また、図9および図10に示すように、前側延出部16の折り目部32が山折り状に折られるとともに、他の折り目部33が谷折り状に折られている。さらに、連結薄板17の前側の折り目部41が山折り状に折られるとともに、中央部の折り目部42が谷折り状に折られるとともに、後側の折り目部43が山折り状に折られている。従って、この状態においては、商品陳列用スタンド全体が扁平状をなしている。
図7の2点鎖線は、第2実施形態の商品陳列用スタンドの折りたたみ状態を示すものである。この状態においては、第1実施形態と同様に、両側板131が折り目部31において鋭角の山折り状に折られている。また、図9および図10に示すように、前側延出部16の折り目部32が山折り状に折られるとともに、他の折り目部33が谷折り状に折られている。さらに、連結薄板17の前側の折り目部41が山折り状に折られるとともに、中央部の折り目部42が谷折り状に折られるとともに、後側の折り目部43が山折り状に折られている。従って、この状態においては、商品陳列用スタンド全体が扁平状をなしている。
この商品陳列用スタンドを図6に示す展開使用状態にするには、第1実施形態と同様に、両側板131を折り目部31の部分で開くとともに、棚板15を下方へ押し込み、物品載置位置に配置させればよい。このようにすれば、前側延出部16の前側の折り目部32が山折り状態を維持するとともに、他の折り目部33の谷折り角度が直角状態に広がる。また、後側の連結薄板17が中央部の折り目部42に近傍において撓みながら、その連結薄板の前側の折り目部41がフラットに、中央部の折り目部42がほぼ直角になるとともに、後側の折り目部43が山折り状態を維持する。また、突起45がスリット44内に嵌合される。そして、棚板15が前側延出部16および連結薄板17によって吊り下げられた状態になる。従って、棚板15が水平状態になり、その棚板15状に商品を陳列できる。
第2実施形態においては、第1実施形態の効果に加えて、以下の効果がある。
(5)棚板15が後側の連結薄板17のスリット44に嵌合されるため、その棚板15を定位置において安定させることができる。
(5)棚板15が後側の連結薄板17のスリット44に嵌合されるため、その棚板15を定位置において安定させることができる。
(第3実施形態)
次に、本考案の第3実施形態を図11〜図15の図面に基づいて説明する。
図11及び図12に示すように、本実施形態の商品陳列用スタンドは、上面開口60を形成した平面ほぼ半円筒状の本体61を有し、その本体61の前面には陳列用の窓を形成するために前面開口62が形成されている。前面開口62は透明板63によって塞がれている。開口62の下縁からわずかに下がった位置において、本体61の内部には剛性の高い厚紙よりなる棚板64が設置されている。棚板64の前端には、指掛凹部641が形成されている。前記本体61の両側部分の前後方向の2箇所部には上下方向に延びる折り目部65,66が形成されていて、図13に示すように、本体61が前後方向において二つ折りに折りたたみできるようになっている。図11および図14に示すように、前記本体61の背面板611の上端部には延出部67が貼着されており、その延出部67は上面開口60から本体61内に背面板611の内側に沿って下方へ延出部されており、その先端部に前記棚板64の上面が貼着されている。棚板64の後縁において延出部67には横方向に延びる折り目部68が形成されている。図12および図14に示すように、棚板64の下方において、背面板611の内面には、板材よりなる補強枠69がその両端部において貼着されている。補強枠69の左右位置のそれぞれ3箇所には上下方向に延びる折り目部70〜72が形成されている。図14に示すように、左右の折り目部72間の位置において補強枠69の上縁からは折り目部73を介して延出部74が形成されており、この延出部74が棚板64の下面に折り目部75を介して貼着されている。なお、図11および図13には延出部74を省略している。図13および図15は商品陳列スタンドの折りたたみ状態を示すものである。この状態においては、本体61が扁平状態になるとともに、補強枠69が折り目部71において屈曲されて二つ折り状の扁平状態になっている。また、延出部67が折り目部68の位置で屈曲されるとともに、延出部74が展開状態になって、棚板64が背面板611にほぼ沿う状態になっている。
次に、本考案の第3実施形態を図11〜図15の図面に基づいて説明する。
図11及び図12に示すように、本実施形態の商品陳列用スタンドは、上面開口60を形成した平面ほぼ半円筒状の本体61を有し、その本体61の前面には陳列用の窓を形成するために前面開口62が形成されている。前面開口62は透明板63によって塞がれている。開口62の下縁からわずかに下がった位置において、本体61の内部には剛性の高い厚紙よりなる棚板64が設置されている。棚板64の前端には、指掛凹部641が形成されている。前記本体61の両側部分の前後方向の2箇所部には上下方向に延びる折り目部65,66が形成されていて、図13に示すように、本体61が前後方向において二つ折りに折りたたみできるようになっている。図11および図14に示すように、前記本体61の背面板611の上端部には延出部67が貼着されており、その延出部67は上面開口60から本体61内に背面板611の内側に沿って下方へ延出部されており、その先端部に前記棚板64の上面が貼着されている。棚板64の後縁において延出部67には横方向に延びる折り目部68が形成されている。図12および図14に示すように、棚板64の下方において、背面板611の内面には、板材よりなる補強枠69がその両端部において貼着されている。補強枠69の左右位置のそれぞれ3箇所には上下方向に延びる折り目部70〜72が形成されている。図14に示すように、左右の折り目部72間の位置において補強枠69の上縁からは折り目部73を介して延出部74が形成されており、この延出部74が棚板64の下面に折り目部75を介して貼着されている。なお、図11および図13には延出部74を省略している。図13および図15は商品陳列スタンドの折りたたみ状態を示すものである。この状態においては、本体61が扁平状態になるとともに、補強枠69が折り目部71において屈曲されて二つ折り状の扁平状態になっている。また、延出部67が折り目部68の位置で屈曲されるとともに、延出部74が展開状態になって、棚板64が背面板611にほぼ沿う状態になっている。
商品陳列スタンドを使用状態にするには、本体61をやや展開させながら、棚板64を下方へ押し込めばよい。このようにすれば、棚板64によって本体61がさらに押し広げられて、展開状態になり、図11,図12および図14に示すように、棚板64が水平状態になって、棚板64は展開した本体61を展開状態に保持する。そして、棚板64は補強枠69上に支持される。下方の延出部74は折り目部73の位置において2つ折り状になる。このため、棚板64上に商品やサンプルなどを陳列できる。なお、展開状態の商品陳列スタンドを折りたたみ状態にするには、棚板64の指掛凹部641に指を掛けて、棚板64を引き上げ、本体61を扁平にすればよい。
本実施形態においては、前記第1実施形態の(1)および(2)に記載の効果とほぼ同様な効果がある。
(第4実施形態)
次に、本考案を具体化した第4実施形態を図16〜図20の図面に基づいて説明する。
(第4実施形態)
次に、本考案を具体化した第4実施形態を図16〜図20の図面に基づいて説明する。
図16および図17に示すように、本実施形態においては、本体81が台紙状の背面板82と、その背面板82の背面に両端部において貼着された透明シートよりなるほぼ半円筒状の側板80とを備え、側板80には折り目部84,85が形成されている。本体81の上面には開口60が形成されている。図19および図20に示すように、背面板82の下端には折り目部86を介して棚板83が連結されている。なお、背面板82および棚板83は、その表面に連続する薄い化粧シートを有し、折り目部86は、この化粧シートに形成されている。側板80の前側中央部の下端からは折り目部88を介して延出部89が形成されており、その延出部89は折り目部90を介して棚板83の下面に貼着されている。棚板83の前端には、指掛凹部831が形成されている。図18および図20は商品陳列スタンドの折りたたみ状態を示すものである。この状態においては、本体81が折り目部85において屈曲されて扁平状態になるとともに、棚板83が折り目部86において屈曲されて背面板82にほぼ沿う状態になっている。
商品陳列スタンドを使用状態にするには、本体81をやや展開させながら、棚板83を下方へ押し込めばよい。このようにすれば、図16,図17および図19に示すように、棚板83によって本体81がさらに押し広げられて、展開状態になり、棚板83が水平状態になって、棚板83は展開した本体81を展開状態に保持する。そして、棚板83および延出部89が本体81の底壁を構成する。このため、棚板83上に商品やサンプルなどを陳列できる。展開状態の商品陳列スタンドを折りたたみ状態にするには、棚板83の指掛凹部831に指を掛けて、棚板83を引き上げ、本体81を扁平にすればよい。
従って、本実施形態においては、第3実施形態とほぼ同様な効果を有する。
(変更例)
本考案は前記第1,第2実施形態に限定されるものではなく、以下の態様で具体化することができる。そして、本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
(変更例)
本考案は前記第1,第2実施形態に限定されるものではなく、以下の態様で具体化することができる。そして、本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・第1,第2実施形態において、本体13の下部に同本体13を起立状態に安定させるための脚を設けること。
・第2実施形態において、スリット44と突起45とを省略すること。
・第2実施形態において、スリット44と突起45とを省略すること。
・第1,第2実施形態において、上面開口12を塞ぐこと。すなわち、上面開口12の位置に天板を設けること。
・第1,第2実施形態において、本体13の側板131に商品やサンプルを出し入れしたり、陳列の窓を形成したりするための開口を設けること。
・第1,第2実施形態において、本体13の側板131に商品やサンプルを出し入れしたり、陳列の窓を形成したりするための開口を設けること。
・第1,第2実施形態において、前側延出部16を容易に撓む可撓性を有する構成とすること。
13…スタンド本体
15…棚板
17…連結薄板
31…折り目部
32…折り目部
33…折り目部
41…折り目部
42…折り目部
44…スリット
46…開口
45…突起
60…開口
62…開口
64…棚板
67…延出部
74…延出部
80…側板
83…棚板
89…延出部
131…側板
132…前板
133…後板
15…棚板
17…連結薄板
31…折り目部
32…折り目部
33…折り目部
41…折り目部
42…折り目部
44…スリット
46…開口
45…突起
60…開口
62…開口
64…棚板
67…延出部
74…延出部
80…側板
83…棚板
89…延出部
131…側板
132…前板
133…後板
Claims (3)
- 開口を有するとともに、全体として筒状をなし、折りたたみ可能にしたスタンド本体と、そのスタンド本体内に設けられ、前記開口の下部に位置する棚板とを備え、その棚板をスタンド本体から延出した延出部に貼着し、少なくとも延出部と棚板との間の部分が変形可能にした商品陳列用スタンド。
- 前記スタンド本体を、前側を形成する前板と、後側を形成する後板と、両側を形成する側板とにより構成した請求項1に記載の商品陳列用スタンド。
- 前記開口をスタンド本体の上面または側面の少なくとも一方に設けた請求項1または2に記載の商品陳列用スタンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020001332U JP3226665U (ja) | 2020-04-13 | 2020-04-13 | 商品陳列用スタンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020001332U JP3226665U (ja) | 2020-04-13 | 2020-04-13 | 商品陳列用スタンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3226665U true JP3226665U (ja) | 2020-07-09 |
Family
ID=71402265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020001332U Active JP3226665U (ja) | 2020-04-13 | 2020-04-13 | 商品陳列用スタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3226665U (ja) |
-
2020
- 2020-04-13 JP JP2020001332U patent/JP3226665U/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5183500B2 (ja) | ラック用ブランク材 | |
US7367539B2 (en) | Foldable and self-erecting display stand and easel | |
US6334539B1 (en) | Bendable bookend | |
JP2018537164A (ja) | 最適化された折り畳みディスプレイ | |
US2155190A (en) | Display device | |
JP3226665U (ja) | 商品陳列用スタンド | |
US8875872B2 (en) | Retail display package with foldable stand | |
KR20120055567A (ko) | 포장 용기 | |
JP5987020B2 (ja) | 陳列棚 | |
JP2009208828A (ja) | 横から引っ掛かるフック部を有する容器 | |
JP2004049788A (ja) | 厚紙製陳列台 | |
JP5913418B2 (ja) | 変形防止板及び吊り下げ用容器 | |
JPH0454096Y2 (ja) | ||
JP3129591U (ja) | 自立可能な箱形スタンド状広告媒体 | |
JP2011116387A (ja) | 展示機能つきカートン | |
JP2021108730A (ja) | 陳列棚 | |
JP2015089818A (ja) | 台座付き台紙 | |
JP3623199B2 (ja) | 商品陳列台 | |
JP7087628B2 (ja) | 陳列台 | |
JP2011045471A (ja) | 商品用陳列台 | |
JP6717031B2 (ja) | 展示台 | |
JP3219729U (ja) | 商品陳列用容器 | |
JP3213444U (ja) | 筐体 | |
JP3060086U (ja) | 紙製包装用容器 | |
JP3156106U (ja) | ディスプレイ用具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3226665 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |