JP7039907B2 - 陳列台 - Google Patents

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Description

本発明は、物品の陳列に用いられる陳列台に関するものである。
従来、商品の販売促進等の目的で通常の商品棚とは別に、陳列台を用いることがあった。このような陳列台として、例えば、特許文献1には、ワンタッチで組み立て可能な雛壇状の陳列台が開示されている。
しかし、特許文献1の陳列台は、商品を置いてしまうと、陳列台が商品によって隠されてしまい、視覚的に商品の宣伝を行える領域が少なかった。
また、特許文献1では、「ワンタッチで組み立て可能」と記載されているものの、タックフラップ14をスリットS1に差し込むといった煩わしい作業が必要であり、宣伝効果が小さいにも関わらず店舗スタッフ等への負担が大きかった。
特開2000-103425
本発明の課題は、商品を置いた場合であっても視認可能な領域が大きく、かつ、折り畳み状態から簡単に組み立てることができる陳列台を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
第1の発明は、底面部(11)と、前記底面部(11)の対向する辺に回動可能に接続された1組の第1側壁部(12)と、第1係合部(12a)と、を有する第1部材(10)と、上面部(21)と、前記上面部(21)の対向する辺に回動可能に接続された一組の第2側壁部(22)と、第2係合部(24)と、を有する第2部材(20)と、を備えた陳列台(1)であって、前記第2側壁部(22)は、折曲げ可能な折曲げ部(22c)を備えている陳列台(1)である。
第2の発明は、第1の発明に記載の陳列台(1)において、前記第1側壁部(12)の回動範囲を規制する規制部(32)をさらに備えること、を特徴とする陳列台(1)である。
第3の発明は、第2の発明に記載の陳列台(1)において、前記底面部(11)に固定され、前記底面部(11)の前方又は後方に前面又は背面を形成し、かつ、前記前面又は背面に接続される前記第1側壁部(12)と平行な面を前記規制部(32)として有する第3部材(30)をさらに備えること、を特徴とする陳列台(1)である。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかに記載の陳列台(1)において、前記第2側壁部(22)は、前記折曲げ部(22c)を境界として前記底面部(11)側の領域(22a)が前記第1側壁部(12)に固定されており、前記第1側壁部(12)の前記第2側壁部(22)が固定されていない領域(22b)に、前記第1部材(10)側の前記第1係合部(12a)が設けられていること、を特徴とする陳列台(1)である。
第5の発明は、第4の発明に記載の陳列台(1)において、前記上面部(21)の前方側又は後方側に接続されており、前記上面部(21)と接続されている境界部(23a)を折り返して構成された補強部(23)を有しており、前記補強部(23)の両端部は、前記第2部材(20)側の前記第2係合部(24)となること、を特徴とする陳列台(1)である。
第6の発明は、第1の発明から第5の発明までのいずれかに記載の陳列台(1)において、前記第1部材(10)は、前記第2部材(20)よりも剛性が高い材料により構成されていること、を特徴とする陳列台(1)である。
第7の発明は、第1の発明から第6の発明までのいずれかに記載の陳列台(1)において、当該陳列台(1)を構成する材料は、いずれも手作業によって折曲げ及び伸展が可能なシート状の部材により構成されており、前記第1係合部(12a)と前記第2係合部(24)との係合を解除することにより、折り畳み可能であること、を特徴とする陳列台(1)である。
本発明によれば、陳列台は、商品を置いた場合であっても視認可能な領域が大きく、かつ、折り畳み状態から簡単に組み立てることができる。
本発明の実施形態による陳列台1を前方かつ上方から見た斜視図である。 陳列台1の後方かつ下方から見た斜視図である。 陳列台1の正面図である。 陳列台1の背面図である。 陳列台1の上面図(平面図)である。 陳列台1の下面図(底面図)である。 陳列台1の右側面図である。 陳列台1の部品展開図である。 陳列台1の図8中に糊代をマークした図である。 陳列台1を図3中のA-Aの位置で切断した断面図である。 陳列台1を図3中のB-Bの位置で切断した断面図である。 陳列台1を図3中のC-Cの位置で切断した断面図である。 陳列台1を図3中のD-Dの位置で切断した断面図である。 陳列台1を図7中のE-Eの位置で切断した断面図である。 陳列台1の分解斜視図である。 陳列台1の折り畳み過程途中、又は、使用形態への組み立て途中の状態を示す斜視図である。 陳列台1の折り畳み状態を示す斜視図である。 第1側壁部12-2を第2側壁部22-2の外側に配置した構成を例示する正面図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面等を参照して説明する。
(実施形態)
図1は、本発明の実施形態による陳列台1を前方かつ上方から見た斜視図である。
図2は、陳列台1の後方かつ下方から見た斜視図である。
図3は、陳列台1の正面図である。
図4は、陳列台1の背面図である。
図5は、陳列台1の上面図(平面図)である。
図6は、陳列台1の下面図(底面図)である。
図7は、陳列台1の右側面図である。
図8は、陳列台1の部品展開図である。
図9は、陳列台1の図8中に糊代をマークした図である。
図10は、陳列台1を図3中のA-Aの位置で切断した断面図である。
図11は、陳列台1を図3中のB-Bの位置で切断した断面図である。
図12は、陳列台1を図3中のC-Cの位置で切断した断面図である。
図13は、陳列台1を図3中のD-Dの位置で切断した断面図である。
図14は、陳列台1を図7中のE-Eの位置で切断した断面図である。
図15は、陳列台1の分解斜視図である。
なお、上述の各図を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
本明細書において、形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば、平行や直交等の用語については、厳密に意味するところに加え、同様の機能を奏し、平行や直交と見なせる程度の誤差を有する状態も含むものとする。特に、本発明の陳列台は、例えば、紙等を素材として利用するものであり、厳密な平行や直交という状態は殆ど無く、平行や直交に近い状態であることが通常であるので、これらの文言は、幅を持ったものとして捉え、設計上の狙いの形態が平行や直交であると捉える必要がある。
本明細書において、板、シート等の言葉を使用しているが、これらは、一般的な使い方として、厚さの厚い順に、板、シートの順で使用されており、本明細書中でもそれに倣って使用している。しかし、このような使い分けには、技術的な意味は無いので、これらの文言は、適宜置き換えることができるものとする。例えば、第1部材は、シート状の部材と記載しても、これは、板状の部材であってもよい。
本明細書中において、シート面とは、各シートにおいて、そのシート全体として見たときにおける、シートの平面方向となる面を示すものであるとする。なお、板面に関しても同様であるとする。
実施形態の陳列台1は、第1部材10と、第2部材20と、第3部材30と、第4部材40とを、それぞれの糊代において貼り合わせて構成されている。陳列台1は、図1から図13に示した使用状態の他に、折り畳まれた折り畳み状態とすることもできる。先ず、使用状態について説明する。
なお、以下の説明において、図1中に示した上下、左右、前後(背)等の向きを表す文言を適宜用いる。
第1部材10は、底面部11と、第1側壁部12とを備えており、シート状の部材を加工して形成されており、本実施形態では、段ボール(Bフルート:BF)で構成されている。
底面部11は、四角形に形成されており、その左右の両端に第1側壁部12が接続している。
第1側壁部12は、底面部11の両端の対向する辺それぞれに接続されており、底面部11の両端を支点として回動可能に接続されており、1組が対象に対向して配置されている。使用状態では、第1側壁部12は、底面部11と直交する面を構成している。
第1側壁部12の前方は、上下方向と平行なラインで構成されているが、後方については、上方に行くにしたがい、第1側壁部12の幅が狭くなるように(前方との距離が近くなるように)斜めのラインで構成されている。
第1側壁部の後方が斜めのラインで構成され、上面部の前後方向の距離が近くなることにより、強度が増して撓み難くなる。
第1側壁部12の下方、より具体的には、上下方向の略半分より下方は、外側に後述の第2側壁部22の固定領域22aが固定されている。なお、この固定、及び後述する他の部位における固定には、例えば、接着剤を用いた固定の他、両面テープを用いた固定としてもよいし、その他の固定方法を用いてもよい。
また、第1側壁部12の上端は、後述の第2部材20側の第2係合部24と係合する第1部材10側の第1係合部12aとなっている。
第2部材20は、上面部21と、第2側壁部22と、補強部23と、第2係合部24と、飾り部25とを備えている。
上面部21は、第1部材10の底面部11と平行に配置されており、底面部11よりも前後方向の幅が狭く構成されている。なお、上面部21の幅は、底面部11と同じとしてもよい。
第2側壁部22は、上面部21の両端の対向する辺それぞれに接続されており、上面部21の両端を支点として回転可能に接続された一組の壁面である。使用状態では、第2側壁部22は、底面部11及び上面部21と直交する面を構成しており、第1側壁部12と平行に配置されている。また、第2側壁部22の外形形状は、第1側壁部12の外形形状と略同一になっている。
第2側壁部22は、その略中央に折曲げ可能な折曲げ線(折曲げ部)22cを有している。
第2側壁部22は、折曲げ線22cを境界として底面部11側の固定領域22aが第1側壁部12に固定されている。また、折曲げ線22cを境界として上面部21側の非固定領域22bは、第1側壁部12に固定されておらず、第1側壁部12と平行に配置されている。
補強部23は、上面部21の後方側に接続されており、上面部21と接続されている境界部23aを折り返して構成されている。補強部23は、その中央にさらに折曲げ線が左右方向に延在しており、この折曲げ線を折曲げて、第1糊代部23bを上面部21の内面側に固定することにより、断面形状が三角形形状に構成されている(図12参照)。この補強部23を設けたことにより、第2部材20の材料を比較的薄く軽い材料としても、上面部21が撓むことを防止できる。
第2係合部24は、補強部23の左右方向の両端部の一部を延長するように設けられている。これにより、第1部材10側の第1係合部12aを係止するように係合する。この係合によって、固定領域22aと非固定領域22bとが略同一平面を構成する状態を維持している。
より詳しく説明すると、補強部23が、図12に示すように断面形状が三角形形状に構成されており、その一部を延長して第2係合部24を構成したことにより、図13に示すように、第2係合部24は、上面部21から斜めに突出した形態となっている。そして、第2係合部24は、後方側(図13の断面において、右側)を支点とした片持ち梁のように撓むことが可能である。この第2係合部24の撓みを利用して、第1係合部12aとの係合及び係合解除を容易に行うことが可能となっている。
第2係合部24は、補強部の左右方向の両端部の一部を延長する構成により、係合部自体が撓みやすく、折りたたむ際に潰しやすくなるため、係合状態と係合解除状態とをスムーズに切換えることができる。また、意図しない位置に折り目等が付かないようにするために、折り癖部24aを設けている。この折り癖部24aは、第2係合部24を下方から見たときに谷折りの折り癖となっている。
飾り部25は、上面部21の前方に接続されており、飾り部25と上面部21との境界を折曲げて構成されている。本実施形態の例では、飾り部25の端部は、波形に形成されており、意匠性を向上させて、宣伝効果を高めている。また、飾り部25の境界を折曲げていることにより、上面部21をさらに補強する機能も備えている。
第2部材20は、板紙で構成されている。したがって、第1部材10は、第2部材20よりも剛性が高い材料により構成されている。これにより、第2部材20を薄く軽い材料により構成しても、側壁を十分な強度で保持可能である。
第3部材30は、前面部31と、規制部32と、第2糊代部33と、第3糊代部34とを備えている。第3部材30は、第2部材20と同じ材料で構成されている。
前面部31は、陳列台1の下方において、底面部11から立ち上がった前面を構成している。本実施形態では、前面部31は、表面部31aと、この表面部31aに接続されており、境界部分で折り返して構成されている裏面部31bとを有している。前面部31は、この2枚重ねの構造によって、強度を高めている。なお、前面部31は、単層の構造としてもよい。
規制部32は、前面部31に接続している領域であって、前面部31との境界で直角に折曲げられて第1側壁部と平行な面を構成している。このような構成により、規制部32は、左右方向に倒れにくくその位置を保持可能である。そして、規制部32は、第1側壁部12及び第2側壁部22の外側に沿って設けられている。すなわち、規制部32は、対向して配置されている1組の第1側壁部12及び第2側壁部22を外側から挟んで配置されている。よって、規制部32は、第1側壁部12及び第2側壁部22が倒れることを防止しており、よって、第1側壁部12及び第2側壁部22と、底面部11と、上面部21とは、正面(前面)から見たときに、四角形と見える状態を維持可能である。
第2糊代部33は、表面部31aと接続して構成されており、表面部31aとの境界部分を折曲げられて底面部11に固定されている。
第3糊代部34は、規制部32と接続して構成されており、規制部32との境界部分を折曲げられて底面部11に固定されている。
第4部材40は、第1側壁部12の前側端面を覆う形態で第1側壁部12に固定されている。なお、第4部材40の外側の糊代部分は、第1側壁部12と第2側壁部22との間に挟まれる位置に配置されている。
第4部材40は、第2部材20と同じ材料で構成されている。
本実施形態の第1部材10は、段ボールを素材として用いている。したがって、第1側壁部12の前側端面には、段ボールに特有の断面が露出してしまい、美観を損ねてしまうおそれがある。そこで、本実施形態では、第4部材40を配置して、段ボールの断面を覆い隠し、意匠性を高めている。
図15の分解斜視図に示すように上述した各部材が組み合わせられて、陳列台1が構成されている。第1部材10は、上述したように他の部材よりも剛性が高く、陳列台1の基礎となっている。また、第2部材20は、上面部21を構成して、認可能な領域を広くするとともに、第1部材10と協働して組立と折り畳みとを簡単に行えるように構成されている。また、第3部材30は、規制部32を有し、第1側壁部12及び第2側壁部22の倒れを防止している。さらに、第4部材40を設けることにより、美観を向上している。
(折り畳みについて)
本実施形態の陳列台1は、上述した使用状態の他、これを折り畳んだ折り畳み状態とすることもできる。
折り畳みを行うためには、先ず、第1係合部12aと第2係合部24との係合を解除する。第2部材20は、第1部材10と比べて薄手の紙により構成されているので、係合の解除は、第2係合部24を押し上げることにより容易に行うことができる。
図16は、陳列台1の折り畳み過程途中、又は、使用形態への組み立て途中の状態を示す斜視図である。
第1係合部12aと第2係合部24との係合を解除したら、第2側壁部22の折曲げ線22cで第2側壁部22を折曲げて折り畳みを進める(図16参照)。
図17は、陳列台1の折り畳み状態を示す斜視図である。
折り畳みが完了すると、図17に示すように、底面部11と第1側壁部12及び第2側壁部22と上面部21とがいずれも略平行な状態になり、大幅に小型化が可能である。
本実施形態の陳列台1は、図17に示すように小型に折り畳みが可能である。そして、この折り畳み状態とすることにより、店舗等への輸送時に占有するスペースが減り、利便性が高い。また、折り畳み状態から使用状態へ組み立てるときには、第1側壁部12を使用状態の位置に立ち上げるだけで、第1係合部12aと第2係合部24とが自動的に係合して、図1のような使用状態に簡単に組み立てが完了する。この組み立て工程には、従来のような、のり付けを行ったり、スリットに部材を差し込んだりといった煩わしい作業は、全く必要がなく、一瞬で組立が完了する。したがって、店舗スタッフ等への負担が殆どない。また、本実施形態の陳列台1は、側面と、上面と、前面とに購買者が観察可能な表面を有している。よって、商品を置いた場合であっても視認可能な領域が大きく、これらの表面を宣伝表示面として利用することが可能であり、従来と比べて宣伝可能な面が大幅に増加しており、広告宣伝効果を高めることができる。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
(1)実施形態において、第1側壁部12が第2側壁部22よりも内側に配置されている例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、第1側壁部を第2側壁部の外側に配置した構成としてもよい。
図18は、第1側壁部12-2を第2側壁部22-2の外側に配置した構成を例示する正面図である。
図18に示すように、第1側壁部12-2を第2側壁部22-2の外側に配置しても、上述した実施形態と同様に簡単に折り畳み及び組み立てが可能な陳列台を実現できる。なお、この場合、例えば、第1側壁部12-2と第2側壁部22-2との間に係合部を設けるとよい。
(2)実施形態において、紙を素材として用いる例を挙げて説明した。これに限らず、部材の一部、又は、全部を他の素材により構成してもよい。本発明に利用可能な素材としては、例えば、樹脂シートであってもよいし、金属板であってもよいし、木材であってもよい。また、紙を素材として用いる場合であっても、上述した実施形態の例に限らず、強度が保てればどのような紙を素材として用いてもよい。
(3)上記変形形態による材料の変更などにより、上面部が撓みにくい構造である場合には、第1側壁部の後方を上下方向と平行に設けてもよい。この構成により商品が汚れにくくなる、上部に展示物を置くことができるといった効果がある。
(4)実施形態において、折曲げられている部分は、素材自体を折曲げて構成した例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、蝶番等を利用して折曲げ部分を構成してもよい。
(5)実施形態において、第3部材30を設けて、第1側壁部12及び第2側壁部22の倒れを規制する例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、第1側壁部12及び第2側壁部22の一方、又は、両方から左右方向に小片を突出刺せるように立ち曲げる等して、第1側壁部12及び第2側壁部22の倒れを規制するようにしてもよい。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した各実施形態によって限定されることはない。
1 陳列台
10 第1部材
11 底面部
12 第1側壁部
12a 第1係合部
20 第2部材
21 上面部
22 第2側壁部
22a 固定領域
22b 非固定領域
22c 折曲げ線
23 補強部
23a 境界部
23b 第1糊代部
24 第2係合部
24a 折り癖部
25 飾り部
30 第3部材
31 前面部
31a 表面部
31b 裏面部
32 規制部
33 第2糊代部
34 第3糊代部
40 第4部材

Claims (6)

  1. 底面部と、
    前記底面部の対向する辺に回動可能に接続された1組の第1側壁部と、
    第1係合部と、
    を有する第1部材と、
    上面部と、
    前記上面部の対向する辺に回動可能に接続された1組の第2側壁部と、
    前記第1係合部と係合する第2係合部と、
    を有する第2部材と、
    を備えた陳列台であって、
    前記底面部の有する1組の辺は、前記1組の前記第1側壁部に対して垂直方向に配置され、前記上面部の有する1組の辺は、前記1組の前記第2側壁部に対して垂直方向に配置され、
    前記底面部の有する1組の辺と前記上面部の有する1組の辺との間は、貫通する空間が設けられ、
    前記第2側壁部は、折曲げ可能な折曲げ部を備え
    前記第2側壁部は、前記折曲げ部を境界として前記底面部側の領域が前記第1側壁部に固定されており、
    前記第1側壁部の前記第2側壁部が固定されていない領域に、前記第1部材側の前記第1係合部が設けられている陳列台。
  2. 請求項1に記載の陳列台において、
    前記第1側壁部の回動範囲を規制する規制部をさらに備えること、
    を特徴とする陳列台。
  3. 請求項2に記載の陳列台において、
    前記底面部に固定され、前記底面部の前方又は後方に前面又は背面を形成し、かつ、前記前面又は背面に接続される前記第1側壁部と平行な面を前記規制部として有する第3部材をさらに備えること、
    を特徴とする陳列台。
  4. 請求項に記載の陳列台において、
    前記第2側壁部が前記第1側壁部の外側に配置されており、
    前記上面部の前方側又は後方側に接続されており、前記上面部と接続されている境界部を折り返し、中央にさらに設けられている折り曲げ線を折り曲げて第1糊代部が前記上面部の内面側に固定されることにより前記境界部に直交する断面形状が三角形形状に構成された補強部を有しており、
    前記補強部の両端部は、一部が延長するように設けられて前記第2部材側の前記第2係合部となること、
    を特徴とする陳列台。
  5. 請求項1から請求項までのいずれかに記載の陳列台において、
    前記第1部材は、前記第2部材よりも剛性が高い材料により構成されていること、
    を特徴とする陳列台。
  6. 請求項1から請求項までのいずれかに記載の陳列台において、
    当該陳列台を構成する材料は、いずれも手作業によって折曲げ及び伸展が可能なシート状の部材により構成されており、
    前記第1係合部と前記第2係合部との係合を解除することにより、折り畳み可能であること、
    を特徴とする陳列台。
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