JP3195952U - 折り畳み式陳列棚 - Google Patents

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義和 五十嵐
義和 五十嵐
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Abstract

【課題】組み立て分解が容易であり且つ廃棄もし易い折り畳み式陳列棚を提供する。【解決手段】折り畳み式陳列棚100が、後折曲容易部211を有する後板210と、左側板220と、右側板230と、中間板250とを有する枠体200と、左底後折曲容易部および左底前折曲容易部を有し、且つ分割されている左箱底部350を有する左棚箱300と、右底前折曲容易部および右底後折曲容易部を有し、且つ分割されている右箱底部450を有する右棚箱400とを備え、後板210を後折曲容易部211で谷折りし、谷折りに伴い、左箱底部350を左底後折曲容易部および左底前折曲容易部で山折りして分割し、右箱底部450を右底前折曲容易部および右底後折曲容易部で山折りして分割することで全体を平板状に折り畳み可能とする。【選択図】図3

Description

本考案は折り畳み式の陳列棚に関する。
従来、店頭や展示会場においては、たとえば新商品等の販促品を展示するため、陳列棚が利用されている。そして、この陳列棚には、機能面において、陳列する商品の荷重に耐えられるだけの剛性が要求されるだけではなく、組み立てや分解等の作業面や保管面での利便性も要求される。
文献1には、紙材からなる背面壁部、一対の側面壁部、棚板および合成樹脂からなる棚板支持部を備え、ファスナにより棚板支持部を一対の側面壁部に固定して棚を形成する技術が提案されている。また、文献2には、支持側板に段ボールシートからなる折り畳み自在な棚支持部材を複数積み重ね、支持側板にピンで固定して棚を形成する技術が提案されている。
実用新案登録第3185716号 実用新案登録第3189362号
しかしながら、文献1および2に提案されている技術では、組み立てる際、ファスナまたはピンで棚板を固定するための工具を用意する可能性がある。また、ファスナまたはピンにより固定された棚板は必ずしも分解が容易であるとは言えない。さらに、陳列棚が不要になった場合、ファスナやピン等の固定部品は必ずしも廃棄が容易であるとは言えない。
本考案は、上記事情に鑑み、組み立て分解が容易であり且つ廃棄もし易い折り畳み式陳列棚を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案の折り畳み式陳列棚は、上下方向に延在すると共に、左右方向の中間部に上下方向に直線状に延び前方から見て谷折り可能な第1の折曲容易部を有する後板と、後板の左右の端から前方にそれぞれ延び上下方向に延在する左右の側板と、第1の折曲容易部から前方に延び上下方向に延在する中間板とを有する枠体と、中間板と左側板とに挟持される矩形有底の左棚箱であって、底が、左後方と右前方を結ぶ対角方向に分割されており、且つ右後方と左前方とを結ぶ対角方向に上方から見て山折り可能な第2の折曲容易部を有する左棚箱と、中間板と右側板とに挟持される矩形有底の右棚箱であって、底が、右後方と左前方を結ぶ対角方向に分割されており、且つ左後方と右前方を結ぶ対角方向に上方から見て山折り可能な第3の折曲容易部を有する右棚箱とを備え、後板を第1の折曲容易部で谷折りし、谷折りに伴い、左右の棚箱を第2および第3の折曲容易部で山折りして底を立ち上げるように分割することで全体を平板状に折り畳み可能であることを特徴とする。
ここで、本考案の折り畳み式陳列棚において、「折曲容易部」とは、使用者が折り曲げし易い部分を意味し、たとえば、折曲線が形成されており、使用者がその折曲線に沿って容易に折り曲げできる部分を意味する。また、上記「挟持される」とは、挟まれた状態で固定支持されている状態を意味する。
また、本考案の折り畳み式陳列棚は、左右の棚箱を複数備え、各左右の棚箱が上下方向に所定間隔を空けて挟持されていてもよい。また、本考案の折り畳み式陳列棚において、左右の棚箱は同じ高さに挟持されていてもよい。
また、本考案の折り畳み式陳列棚において、枠体は、左右の側板の前端同士を連結する前板を有してもよい。また、枠体および左右の棚箱は段ボールまたは厚紙からなるシート材であることが望ましい。
また、本考案の折り畳み式陳列棚は、左右の棚箱内の少なくともいずれか一方に載置される、上下方向の段差を形成する棚段を備えてもよい。また、棚段は段ボールまたは厚紙からなるシート材であることが望ましい。
また、本考案の折り畳み式陳列棚は、後板が後板の上端に差込口を有し、差込口に差し込み可能な差込片を有するパネル体を備えてもよい。また、パネル体は段ボールまたは厚紙からなるシート材であることが望ましい。
本考案の折り畳み式陳列棚によれば、後板を第1の折曲容易部で谷折りし、この谷折りに伴い、左右の棚箱を第2および第3の折曲容易部で山折りして底を立ち上がるように分割することで全体を平板状に折り畳み可能であるため、工具を必要とせず、容易に組み立ておよび分解ができ、ファスナやピン等の固定部品も必要としないため、不要になった場合の廃棄も容易である。
折り畳み式陳列棚の全体を示す斜視図 パネル体を着脱する態様を示す斜視図 棚段を着脱する態様を示す斜視図 パネル体および棚段を取り外した折り畳み式陳列棚の斜視図 左棚箱および右棚箱を斜め上方から見た斜視図 折り畳み中の折り畳み式陳列棚を示す斜視図 折り畳み中の左棚箱および右棚箱を示す斜視図 折り畳み後の折り畳み式陳列棚を示す斜視図 折り畳み式陳列棚の折り畳みおよび組み立ての態様を示す斜視図
本考案に係る折り畳み式陳列棚の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。また、以下の説明においては、図中のX軸方向を左右方向、Y軸方向を前後方向、Z軸方向を上下方向として説明する。また、X軸方向の長さを幅、Y軸方向の長さを奥行、Z軸方向の長さを高さとして説明する。
図1は本考案の一実施形態である折り畳み式陳列棚100の全体を示す斜視図である。折り畳み式陳列棚100は、枠体200と、枠体200に挟持された左棚箱300と、枠体200に挟持された右棚箱400と、左棚箱300および右棚箱400にそれぞれ載置された棚段500と、枠体200の上方に着脱自在に装着されたパネル体600とから構成されている。
枠体200、左棚箱300、右棚箱400、棚段500およびパネル体600は、いずれも段ボールや厚紙等のシート材から形成されている。なお、枠体200、左棚箱300、右棚箱400、棚段500およびパネル体600の材質は、廃棄が容易なシート材であれば特に限定されるものではない。
最初に枠体200について説明する。枠体200は、図1に示すように、後板210と、後板210の左端から前方に延びる左側板220と、後板210の右端から前方に延びる右側板230と、左側板220および右側板230の前端同士を連結する前板240と、後板210の左右方向の中間部より前方に延びる中間板250とから構成されている。
また、後板210は、左側板220および右側板230とそれぞれ角度可変に連結されている。前板240は、左側板220の前端から前方に延びる前板左部242と、右側板230の前端から前方に延びる前板右部243と、前板左部242および前板右部243の前端同士を連結する前板中央部244とから構成されている。前板中央部244は、前板左部242および前板右部243とそれぞれ角度可変に連結されている。
また、後板210、左側板220、右側板230、前板240および中間板250は、それぞれ上下方向に延在している。後板210の左右方向の中間部には、上下方向に直線状に延びる後折曲容易部(第1の折曲容易部)211が形成されている。後折曲容易部211は、後板210上に図中の一点鎖線で示すような、上下方向に延びる2本の折曲線を有しており、使用者が折曲線に沿って後板210を前方から見て谷折りし易くしている。なお、折曲線は、特に限定されるものではないが、たとえば後板210に予め付された折目やミシン目等である。
また、前板中央部244の左右方向の中間部にも、上下方向に直線状に延びる前折曲容易部241が形成されている。前折曲容易部241は、前板240上に図中の一点鎖線で示すような、上下方向に延びる2本の折曲線を有し、使用者が折曲線に沿って前板中央部244を前方から見て谷折りし易くしている。なお、折曲線は、特に限定されるものではないが、たとえば前板中央部244に予め付された折目やミシン目等である。
また、中間板250の後端は後折曲容易部211の2本の折曲線の間で後板210と連結している。また、中間板250の前端と前折曲容易部241との左右方向の位置は略一致している。
パネル体600について説明する。図2はパネル体600を着脱する態様を示す斜視図である。後板210は上端に2つの差込口212を有している。パネル体600は、後板210と略同一の幅を有する矩形状であり、下端に2つの差込片610を有している。
差込口212のピッチと差込片610のピッチは等しくなっている。そして、パネル体600は、図2に示すように、パネル体600の下端が後板210の上端に当接するまで差込片610を差込口212に差し込むことで、後板210の上端に取り付けられる。
また、パネル体600は、差込口212から差込片610を引き抜くことで、後板210から取り外すことができる。このように、パネル体600は、着脱自在であり、陳列される商品等の広告および宣伝が容易に行える。
次に棚段500について説明する。図3は棚段500を着脱する態様を示す斜視図である。なお、図3においてはパネル体600の図示を省略している。棚段500は、図3に示すように、左棚箱300および右棚箱400の中に着脱自在に載置されている。
棚段500は、段底板510と、段底板510の後端から上下方向に延びる段後板520と、段底板510の前後方向の中間部から上下方向に延びる段中板530と、段後板520および段中板530の上端同士を連結する段天板540から形成されている。
段底板510、段後板520、段中板530および段天板540はそれぞれ矩形状である。また、段後板520と段中板530とは略同じ高さを有しており、その高さは適宜調整可能である。また、段中板530の段底板510上の位置も宜調整可能である。
また、段底板510は、左棚箱300および右棚箱400に略隙間なく収容されるような、幅および奥行を有している。このように、棚段500は、左棚箱300および右棚箱400内で段差を形成し、陳列された商品をより見易くさせる。なお、棚段500は、段差を形成したい左棚箱300および右棚箱400に載置されればよく、必ずしも全ての左棚箱300および右棚箱400に載置される必要はない。
次に左棚箱300および右棚箱400について説明する。図4は棚段500およびパネル体600を取り外した状態の折り畳み式陳列棚100を示す斜視図である。左棚箱300および右棚箱400は矩形状で有底の箱である。
左棚箱300は、後板210に固定された左箱後板310と、左箱後板310の左端から前方に延び左側板220に固定された左箱左板320と、左箱後板310の右端から前方に延び中間板250に固定された左箱右板330と、左箱左板320および左箱右板330の前端同士を連結する左箱前板340と、左箱底部350とから構成されている。
左箱後板310は、左箱左板320および左箱右板330と角度可変となるようにそれぞれ連結しており、左箱前板340も、左箱左板320および左箱右板330と角度可変となるようにそれぞれ連結している。
右棚箱400は、後板210に固定された右箱後板410と、右箱後板410の左端から前方に延び中間板250に固定された右箱左板420と、右箱後板410の右端から前方に延び右側板230に固定された右箱右板430と、右箱左板420および右箱右板430の前端同士を連結する右箱前板440と、右箱底部450とから構成されている。
右箱後板410は、右箱左板420および右箱右板430と角度可変となるように連結されており、右箱前板440も右箱左板420および右箱右板430と角度可変となるように連結されている。
枠体200は、左棚箱300および右棚箱400を上下方向に所定間隔を空けて複数挟持している。これにより、多くの商品を陳列し易く且つ取り出し易くしている。本実施形態において、枠体200は、左棚箱300および右棚箱400を、略等間隔を空けて3個ずつ挟持しているが、左棚箱300および右棚箱400の数やその間隔寸法は特に限定されるものではない。
また、枠体200は、左棚箱300および右棚箱400を上下方向において同じ高さに挟持している。また、枠体200は、左棚箱300および右棚箱400を互いに異なる高さに挟持することも可能である。
左箱底部350および右箱底部450について説明する。図5は左棚箱300および右棚箱400を斜め上方から見た斜視図である。
左箱底部350は、左箱右板330の下端から左方に延びる左底右板351と、左箱後板310の下端から前方に延びる左底後板352と、左箱左板320の下端から右方に延びる左底左板354と、左箱前板340の下端から後方に延びる左底前板355とから構成されている。
左箱右板330と左底右板351とは角度可変となるように連結しており、左箱後板310と左底後板352とも角度可変となるように連結している。また、左箱左板320と左底左板354とは角度可変となるように連結しており、左箱前板340と左底前板355とも角度可変となるように連結している。
左箱底部350は、左底右板351、左底後板352、左底左板354および左底前板355が重なり合うことで形成されている。そして、左底右板351と左底後板352とは、重なり合った一部で連結している。また、左底左板354と左底前板355とも、重なり合った一部で連結している。また、左底右板351および左底後板352は、左底左板354または左底前板355のいずれにも連結していない。
左底右板351と左底後板352との重なり部には、上方から見て右斜め方向に直線状に延びる左底後折曲容易部(第2の折曲容易部)353が形成されている。また、左底左板354と左底前板355との重なり部にも、上方から見て右斜め方向に直線状に延びる左底前折曲容易部(第2の折曲容易部)356が形成されている。
左底後折曲容易部353は左底右板351と左底後板352との重なり部に、左底前折曲容易部356は左底右板351と左底後板352との重なり部に、図中の一点鎖線で示す右斜め対角線方向に延びる折曲線をそれぞれ有している。なお、折曲線は、特に限定されるものではないが、たとえば各重なり部に予め付された折目やミシン目等である。
そして、左底後折曲容易部353は、左底右板351と左底後板352との重なり部を折曲線に沿って上方から見て山折りし易くし、左底前折曲容易部356は、左底左板354と左底前板355との重なり部を折曲線に沿って上方から見て山折りし易くしている。
左底後折曲容易部353で山折りすると、左底右板351と左底後板352とが立ち上がり、左底前折曲容易部356で山折りすると、左底左板354と左底前板355とが立ち上がり、左箱底部350が上方から見て左斜め対角線方向に分割する。
右箱底部450は、右箱右板430の下端から左方に延びる右底右板451と、右箱前板440の下端から後方に延びる右底前板452と、右箱後板410の下端から前方に延びる右底後板454と、右箱左板420の下端から右方に延びる右底左板455とから構成されている。
右箱右板430と右底右板451とは角度可変となるように連結しており、右箱前板440と右底前板452とも角度可変となるように連結している。また、右箱後板410と右底後板454とも角度可変となるように連結しており、右箱右板430と右底左板455とも角度可変となるように連結している。
右箱底部450は、右底右板451、右底前板452、右底後板454および右底左板455が重なり合うことで形成されている。そして、右底右板451と右底前板452とは、重なり合った一部で連結している。そして、右底後板454と右底左板455も、重なり合った一部で連結している。そして、右底右板451および右底前板452は、右底後板454または右底左板455のいずれにも連結していない。
右底右板451と右底前板452との重なり部には、上方から見て左斜め方向に直線状に延びる右底前折曲容易部453(第3の折曲容易部)が形成されている。また、右底後板454と右底左板455との重なり部にも、上方から見て左斜め方向に直線状に延びる右底後折曲容易部456(第3の折曲容易部)が形成されている。
右底前折曲容易部453は右底右板451と右底前板452との重なり部に、右底後折曲容易部456は右底後板454と右底左板455との重なり部に、図中の一点鎖線で示す左斜め対角線方向に延びる折曲線をそれぞれ有している。なお、折曲線は、特に限定されるものではないが、たとえば各重なり部に予め付された折目やミシン目等である。
右底前折曲容易部453は、右底右板451と右底前板452との重なり部を折曲線に沿って上方から見て山折りし易くし、右底後折曲容易部456は、右底後板454と右底左板455との間を折曲線に沿って上方から見て山折りし易くしている。
右底前折曲容易部453で山折りすると、右底右板451と右底前板452とが立ち上がり、右底後折曲容易部456で山折りすると、右底後板454と右底左板455とが立ち上がり、右箱底部450が上方から見て左斜め対角線方向に分割する。
図6は折り畳み式陳列棚1の折り畳み中の態様示す斜視図、図7は左棚箱300および右棚箱400の折り畳み中の態様を示す斜視図をそれぞれ示す。後折曲容易部211より後板210を前方から見て谷折りすると、前板240も前折曲容易部241により前方から見て谷折りされる。
後板210および前板240の谷折りに伴い、左側板220と後板210との角度が広がり、中間板250と後板210との角度が狭まり、右側板230と後板210との角度が広がる。
そして、後板210に押圧されて左箱後板310と左箱右板330との角度が狭まり、左側板220に押圧されて左箱左板320と左箱前板340との角度が狭まる。そして、後板210に押圧されて右箱後板410と右箱左板420との角度が狭まり、右側板230に押圧されて右箱右板430と右箱前板440との角度が狭まる。
また、左箱後板310に押圧されて、左底後折曲容易部353により左底右板351と左底後板352と山折りされる。また、左箱左板320に押圧されて、左底前折曲容易部356により左底左板354と左底前板355とが山折りされる。
また、右箱右板430に押圧されて、右底前折曲容易部453により右底右板451と右底前板452とが山折りされる。また、右箱後板410に押圧されて、右底後折曲容易部456により右底後板454と右底左板455とが山折りされる。
左底後折曲容易部353および左底前折曲容易部356での山折りにより、左底右板351、左底後板352、左底左板354、左底前板355がそれぞれ立ち上がり、左箱底部350が分割する。右底前折曲容易部453および右底後折曲容易部456での山折りにより、右底右板451、右底前板452、右底後板454および右底左板455がそれぞれ立ち上がり、右箱側部450が分割する。
図8は折り畳み後の折り畳み式陳列棚100を示す斜視図である。折り畳み式陳列棚100は、左箱前板340と右箱前板440とが面する程に後板210および前板240をさらに谷折りすると、図8に示すように、全体が略平板となるように折り畳まれる。
図9は折り畳み式陳列棚100の折り畳みから組み立てまでの各状態を示す図である。完成状態にある折り畳み式陳列棚100(図中S6参照)からパネル体600を取り外す(図中S5参照)。そして、棚段500を左棚箱300および右棚箱400から取り外す(図中S4およびS3参照)。
後折曲容易部211で後板210を谷折し、前折曲容易部241で前板240を谷折りすると、左底後折曲容易部353により左底右板351と左底後板352とが山折りされて立ち上がる。左底前折曲容易部356により左底左板354と左底前板355とが山折りされて立ち上がる。これにより、左箱底部350が分割する(図中S2参照)。
さらに、右底前折曲容易部453により右底右板451と右底前板452とが山折りされて立ち上がる。右底後折曲容易部456により右底後板454と右底左板455とが山折りされて立ち上がる。これにより、右箱底部450が分割する(図中S2参照)。
左箱前板340と右箱前板440とが面する程度に後板210および前板240をさらに谷折りする。折り畳み式陳列棚100が略平板となるように折り畳まれる(図中S1参照)なお、棚段500の取り外しを先に行い、パネル体600の取り外しを後に行ってもよい。
折り畳み式陳列棚100は、上記手順を逆に行うことにより、組み立てが可能であり、その詳細な説明は省略する。なお、組み立てにおいても、パネル体600の取り付けを先に行い、棚段500の取り付けを後に行ってもよい。
以上に説明した通り、本実施形態の折り畳み式陳列棚100によれば、パネル体500を取り外し、棚段500を取り外し、後板210を後折曲容易部211で、前板240を前折曲容易部241でそれぞれ谷折りすることで、左底後折曲容易部353および左底前折曲容易部356により左箱底部350が山折りされて立ち上がるように分割し、右底前折曲容易部453および右底後折曲容易部456により右箱底部450が山折りされて立ち上がるように分割し、折り畳み式陳列棚100の全体を略平板状に折り畳むことができるため、組み立ておよび分解が容易であり、固定部材が不要なため廃棄も容易である。
また、本実施形態の折り畳み式陳列棚100によれば、枠体200、左棚箱300、右棚箱400、棚段500およびパネル体600がシート材であるため、不要になった場合の廃棄もさらに容易である。
100 折り畳み式陳列棚
200 枠体
210 後板
211 後折曲容易部(第1の折曲容易部)
212 差込口
220 左側板
230 右側板
240 前板
250 中間板
300 左棚箱
350 左箱底部
353 左底後折曲容易部(第2の折曲容易部)
356 左底前折曲容易部(第2の折曲容易部)
400 右棚箱
450 右箱底部
453 右底前折曲容易部(第3の折曲容易部)
456 右底後折曲容易部(第3の折曲容易部)
500 棚段
600 パネル体
610 差込片

Claims (9)

  1. 上下方向に延在すると共に、左右方向の中間部に上下方向に直線状に延び前方から見て谷折り可能な第1の折曲容易部(211)を有する後板(210)と、該後板の左右の端から前方にそれぞれ延び上下方向に延在する左右の側板(220,230)と、前記第1の折曲容易部から前方に延び上下方向に延在する中間板(250)とを有する枠体(200)と、
    前記中間板と前記左側板とに挟持される矩形有底の左棚箱であって、前記底(350)が、左後方と右前方を結ぶ対角方向に分割されており、且つ右後方と左前方とを結ぶ対角方向に上方から見て山折り可能な第2の折曲容易部(353,356)を有する左棚箱(300)と、
    前記中間板と前記右側板とに挟持される矩形有底の右棚箱であって、前記底(450)が、右後方と左前方を結ぶ対角方向に分割されており、且つ左後方と右前方を結ぶ対角方向に上方から見て山折り可能な第3の折曲容易部(453,456)を有する右棚箱(400)とを備え、
    前記後板を前記第1の折曲容易部で谷折りし、該谷折りに伴い、前記左右の棚箱の前記底を前記第2および第3の折曲容易部で山折りして前記底を立ち上げるように分割することで全体を平板状に折り畳み可能である折り畳み式陳列棚。
  2. 前記左右の棚箱を複数備え、
    各前記左右の棚箱が上下方向に所定間隔を空けて挟持されていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式陳列棚。
  3. 前記左右の棚箱が同じ高さに挟持されていること特徴とする請求項1または2に記載の折り畳み式陳列棚。
  4. 前記枠体が、前記左右の側板の前端同士を連結する前板(240)を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の折り畳み式陳列棚。
  5. 前記枠体および前記左右の棚箱が、段ボールまたは厚紙からなるシート材であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の折り畳み式陳列棚。
  6. 前記左右の棚箱内の少なくともいずれか一方に載置される、上下方向の段差を形成する棚段(500)を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の折り畳み式陳列棚。
  7. 前記棚段が、段ボールまたは厚紙からなるシート材であることを特徴とする請求項6に記載の折り畳み式陳列棚。
  8. 前記後板が該後板の上端に差込口(212)を有し、
    該差込口に差し込み可能な差込片(610)を有するパネル体(600)を備えた請求項1〜7のいずれか1項に記載の折り畳み式陳列棚。
  9. 前記パネル体が、段ボールまたは厚紙からなるシート材であることを特徴とする請求項8に記載の折り畳み式陳列棚。
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