JP2008000272A - 紙製陳列棚 - Google Patents
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Abstract
【課題】棚板が外れにくく、かつ、落下防止板が倒れにくい紙製陳列棚を提供する。
【解決手段】左右一対の側板5,5と、その各側板5の間に設けられた棚板7と、その棚板7の前縁に沿って上方に折り曲げられた落下防止板8と、その落下防止板8の左右の側縁に沿って後方に折り曲げられた耳片10と、棚板7の左右の側縁に沿って下方に折り曲げられた垂下片9とを有し、耳片10は、側板5の前縁に沿って内側に折り返された上下に隣り合う内側板6A,6Bのうちの上側の内側板6Aで抱き込まれ、垂下片9は、側板5の前縁に沿って内側に折り返された下側の内側板6Bで抱き込まれた構成を紙製陳列棚に採用する。
【選択図】図2
【解決手段】左右一対の側板5,5と、その各側板5の間に設けられた棚板7と、その棚板7の前縁に沿って上方に折り曲げられた落下防止板8と、その落下防止板8の左右の側縁に沿って後方に折り曲げられた耳片10と、棚板7の左右の側縁に沿って下方に折り曲げられた垂下片9とを有し、耳片10は、側板5の前縁に沿って内側に折り返された上下に隣り合う内側板6A,6Bのうちの上側の内側板6Aで抱き込まれ、垂下片9は、側板5の前縁に沿って内側に折り返された下側の内側板6Bで抱き込まれた構成を紙製陳列棚に採用する。
【選択図】図2
Description
この発明は、段ボールや板紙等からなる紙製陳列棚に関する。
店頭において菓子などの商品を陳列する場合、消費者の注意を引くため、販売促進用の印刷を施した陳列棚に商品を陳列することが多い。この陳列棚は、通常、商品とともに入れ替えられるので短寿命であり、段ボールや板紙等の紙材からなるものがよく用いられる。
このような紙製陳列棚として、左右一対の側板と、その各側板の間に設けられた棚板と、その棚板の前縁に沿って上方に折り曲げられた落下防止板とを有し、左右の側板に形成された前縁に開放するスリットに、棚板前部から左右に延出する延出片を差し込み、棚板後部の左右の側縁に形成された突片を、左右の側板に形成された係止孔に係止させたものが知られている(特許文献1)。この紙製陳列棚は、棚板の突片を側板の係止孔に係止させることによって棚板の前方への移動を規制するとともに、落下防止板の前方への倒れを規制している。
特開2001−46195号公報
しかし、この紙製陳列棚は、外力が作用して左右の側板の間隔が広がると、棚板の側縁の突片が側板の係止孔から抜け出して棚板が前方へ移動可能な状態となり、棚板が外れるおそれがある。また、棚板の側縁の突起が側板の係止孔から抜け出した場合、落下防止板も前方へ倒れることが可能な状態となり、商品が棚板から落下するおそれがあった。
この発明が解決しようとする課題は、棚板が外れにくく、かつ、落下防止板が倒れにくい紙製陳列棚を提供することである。
上記の課題を解決するために、左右一対の側板と、その各側板の間に設けられた棚板と、その棚板の前縁に沿って上方に折り曲げられた落下防止板と、その落下防止板の左右の側縁に沿って後方に折り曲げられた耳片と、前記棚板の左右の側縁に沿って下方に折り曲げられた垂下片とを有し、前記耳片は、前記側板の前縁に沿って内側に折り返された上下に隣り合う内側板のうちの上側の内側板で抱き込まれ、前記垂下片は、前記側板の前縁に沿って内側に折り返された下側の内側板で抱き込まれた構成を紙製陳列棚に採用した。
この発明の紙製陳列棚は、棚板の側縁に沿って下方に折り曲げられた垂下片を下側の内側板で抱き込むことにより棚板の前方への移動を規制しているので、左右の側板の間隔を広げる方向の外力が作用した場合にも、棚板の前方への移動の規制が解除されにくく、棚板が外れにくい。
また、落下防止板の側縁に沿って後方に折り曲げられた耳片を上側の内側板で抱き込むことにより落下防止板の前方への倒れを規制しているので、左右の側板の間隔を広げる方向の外力が作用した場合にも、落下防止板の前方への倒れの規制が解除されにくく、落下防止板が倒れにくい。
図1に、この発明の実施形態の紙製陳列棚を示す。この陳列棚は、商品を載せる棚1と、棚1を固定する棚枠2とからなり、棚1と棚枠2はいずれも段ボールからなる。
棚枠2は、図2に示すように、内板3を重ね合わせた背面板4と、背面板4の左右の側縁に沿って前方に折り曲げられた左右一対の側板5,5と、各側板5の前縁に沿って内側に折り返された内側板6A,6B,6C,6D,6Eとを有し、内側板6A,6B,6C,6D,6Eは、上下方向に分割して形成されている。
棚1は、上下方向に間隔をおいて棚枠2内に複数設けられており、各棚1は、図3に示すように、二重の棚板7,7と、各棚板7の前縁に沿って上方に折り曲げられた二重の落下防止板8,8と、各棚板7の左右の側縁に沿って下方に折り曲げられた二重の垂下片9,9と、前側の落下防止板8の左右の側縁に沿って後方に折り曲げられた耳片10とを有する。
耳片10は、図4に示すように、上下に隣り合う内側板6A,6Bのうちの上側の内側板6Aで抱き込まれ、このとき、図5に示すように、側板5と内側板6Aの間の接合部11Aが耳片10の前縁に対向し、接合部11Aよりも前方に耳片10が出るのを阻止している。
垂下片9も、図4に示すように、上下に隣り合う内側板6A,6Bのうちの下側の内側板6Bで抱き込まれ、このとき、図5に示すように、側板5と内側板6Bの間の接合部11Bが垂下片9の前縁に対向し、接合部11Bよりも前方に垂下片9が出るのを阻止している。
棚1と棚枠2のブランクを説明する。図6に示す棚枠2のブランクは、背面板4の左右の側縁に側板5が連設され、側板5の側縁に内側板6A〜6Eが連設されている。また、側板5の上下の端縁には折込み片12が連設され、上下方向に並んだ内側板6A〜6Eのうちの一番上の内側板6Aの上端縁と一番下の内側板6Eの下端縁にもそれぞれ折込み片13が連設されている。また、一番下の内側板6Eには、内側板6Eを上下に分割する切目線14が形成されている。背面板4の上下の端縁には、端板15、内端板16が順に連設されている。
一方、図7に示す棚1のブランクは、左右に延びる折目線17を間に挟んで上下一対の落下防止板8,8、上下一対の棚板7,7が順に連設されている。各棚板7の左右の側縁には垂下片9がそれぞれ連設され、落下防止片8の左右の側縁には耳片10がそれぞれ連設されている。
棚1と棚枠2のブランクは、たとえば、次のようにして組み立てることができる。まず、棚1のブランクを、折目線17に沿って二つ折りにする。つぎに、図8に示すように、重なり合った状態の落下防止板8,8を、重なり合った状態の棚板7,7に対して上方に起こし、つづいて、重なり合った状態の垂下片9,9を下方に折り曲げるとともに、耳片10を棚板7の側に折り曲げる。
一方、棚枠2のブランクは、一番上の各内側板6Aと一番下の内側板6Eの切目線14よりも下側部分とをそれぞれ折り返して側板5に重ね合わせ、その状態で左右の各側板5を背面板4に対して起こす。つぎに、重なり合った状態の折込み片12,13を内側に折り曲げ、つづいて背面板4に対して上下の各端板15を起こし、さらに、各内端板16を折り返して内端板16と端板15の間に折込み片12,13を挟み込む。
つぎに、棚1の耳片10を、図3に示すように側板5と一番上の内側板6Aの間に形成された隙間に差し込み、つづいて、上から2番目の内側板6Bを折り返し、内側板6Bと側板5の間に垂下片9を挟み込む。この状態で、垂下片9は、図4に示すように、内側板6Bで抱き込まれて棚板7の前方への移動を規制し、耳片10は、内側板6Aで抱き込まれて落下防止板8の前方への倒れを規制する。
次の棚1も同様に、耳片10を、側板5と上から2番目の内側板6Bの間に形成された隙間に差し込み、つづいて、上から3番目の内側板6Cを折り返し、内側板6Cと側板5の間に垂下片9を挟み込むことにより、棚枠2に固定する。上から3番目の棚1、4番目の棚1も同様にして棚枠2に固定する。上から4番目の棚1は、一番下の内側板6Eの切目線14よりも上側部分を折り返して内側板6Eと側板5の間に垂下片9を挟み込む。
この陳列棚は、内側板6Bで垂下片9を抱き込むことにより棚板7の前方への移動を規制しているので、左右の側板5,5の間隔を広げる方向の外力が棚枠2に作用した場合にも、棚板7の前方への移動の規制が解除されにくく、棚枠2から棚1が外れにくい。
また、内側板6Aで耳片10を抱き込むことにより落下防止板8の前方への倒れを規制しているので、左右の側板5,5の間隔を広げる方向の外力が棚枠2に作用した場合にも、落下防止板8の前方への倒れの規制が解除されにくく、棚枠2から落下防止板8が倒れにくい。
上記実施形態では、一番下の内側板6Eに切目線14を形成することにより、下側の端板を組み立てた後に棚を棚枠に組み込むことを可能にし、陳列棚の組み立ての作業性を向上させているが、切目線14はなくてもよい。この場合、下側の端板15と内端板16による折込み片12,13の折り込み作業を、各棚1を棚枠2に固定した後に行なうことにより、陳列棚を組み立てることができる。
また、上記実施形態では、左右一対の側板5,5の後縁同士を背面板4で連結した断面コ状の棚枠2に方形状の棚板7を嵌め込んでいるが、左右一対の側板の後縁同士を、上下方向の折目線に沿って折り曲げた背面板で連結し、その背面板の内面と左右一対の側板の内面とに沿った形状の棚板を嵌め込むようにしてもよい。要は、左右一対の側板の間に棚板を設ければよい。
また、上記実施形態では、陳列棚を段ボールで形成することにより陳列棚の剛性とリサイクル性を両立させているが、陳列棚は、板紙など他の紙材で形成してもよい。
この陳列棚を用いると、図9に示すように、多方向にいる消費者に商品を視認させることが可能な販売台を得ることができる。この販売台は、上記実施形態の陳列棚21を、段ボールからなる多角柱状の台座22の上面に、相異なる辺に沿って複数個(図では2個)載せ、各陳列棚21を、台座22の上面の縁に沿って形成された周壁23で保持したものである。この販売台を用いると、陳列棚21に載せた商品を多方向から視認することができるので、より多くの消費者の注意を引くことができ、販売促進の効果が高い。
この販売台は、図に示すように、隣り合う陳列棚21,21の間に三角柱状のスペーサ24を嵌め込むと、陳列棚21同士の一体感が生じ、販売台の美感を高めることができる。また、図に示すように、隣り合う陳列棚21,21同士を、連結板25を介して連結すると、各陳列棚21の姿勢をより安定させることができ、好ましい。
5 側板
6A,6B,6C,6D,6E 内側板
7 棚板
8 落下防止板
9 垂下片
10 耳片
6A,6B,6C,6D,6E 内側板
7 棚板
8 落下防止板
9 垂下片
10 耳片
Claims (1)
- 左右一対の側板(5,5)と、その各側板(5)の間に設けられた棚板(7)と、その棚板(7)の前縁に沿って上方に折り曲げられた落下防止板(8)と、その落下防止板(8)の左右の側縁に沿って後方に折り曲げられた耳片(10)と、前記棚板(7)の左右の側縁に沿って下方に折り曲げられた垂下片(9)とを有し、前記耳片(10)は、前記側板(5)の前縁に沿って内側に折り返された上下に隣り合う内側板(6A,6B)のうちの上側の内側板(6A)で抱き込まれ、前記垂下片(9)は、前記側板(5)の前縁に沿って内側に折り返された下側の内側板(6B)で抱き込まれた紙製陳列棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006171486A JP2008000272A (ja) | 2006-06-21 | 2006-06-21 | 紙製陳列棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
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JP2006171486A Pending JP2008000272A (ja) | 2006-06-21 | 2006-06-21 | 紙製陳列棚 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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IT202100002687A1 (it) * | 2021-02-08 | 2022-08-08 | Redbox S R L | Espositore cartotecnico comprendente ripiani scorrevoli e relativo assieme di fustellati. |
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-
2006
- 2006-06-21 JP JP2006171486A patent/JP2008000272A/ja active Pending
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