JP5961068B2 - 段ボール箱及び段ボール板紙 - Google Patents

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Description

本発明は、段ボール箱及び段ボール板紙に関する。
従来、荷物の運搬などに用いられる段ボール箱が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の段ボール箱は、断面波形状の中芯をライナーで挟み込んで構成される段ボール原紙を折り曲げて形成される。
特開2012−76799号公報
従来の段ボール箱は、搬送中などに傷や汚れが付き易く、段ボール箱の美観が損なわれる虞がある。店頭などで段ボール箱から商品を取り出して陳列する場合には何ら問題はないが、搬送に用いた段ボール箱をそのまま利用して陳列する場合には、段ボール箱の美観が損なわれると大きな問題となる。
そこで、段ボール箱の外面を保護シートで覆い、段ボール箱ごと商品を陳列する際には、傷が付いた保護シートを剥がすことも考えられる。しかしながら、これでは段ボール箱の製造コストが大幅にアップしてしまう。
また、広告等が印刷された段ボール板紙を商品棚の上部後側に立てて、購買意欲を向上させるように段ボール板紙を使用することも考えられる。この場合においても、段ボール板紙が長期間の設置に伴い印刷面の色あせや汚れなどによって美観が損なわれる虞がある。
本発明は、以上の点に鑑み、大幅なコストアップを伴うことなく、外面に傷や汚れなどがついても美観の低下を抑制することができる段ボール箱及び段ボール板紙を提供することを目的とする。
[1]上記目的を達成するため、本発明は、断面波形状の中芯と、中芯の表面に接着される表ライナーと、中芯の裏面に接着される裏ライナーとを備える段ボール原紙で構成された段ボール板紙であって、中芯と表ライナーとは、互いに接着されていない非接着の、又は剥離可能に接着された、非接着部を備え、該非接着部に対応させて、破断予定線が表ライナーに設けられ、前記非接着部に対応させて、前記中芯の表面に印刷が施されることを特徴とする。
本発明によれば、搬送中等に外面に傷や汚れがついても、表ライナーを破断予定線で破断することで、表ライナーの非接着部の傷や汚れを容易に除去することができる。
また、表ライナーの破断予定線の破断により中芯の非接着部の印刷が露出し、段ボール板紙の美観の低下を抑制することができる。
[2]また、本発明においては、非接着部は、中芯に撥水ニスを塗布し、撥水ニスを塗布した部分に接着剤が浸透しないようにすることが好ましい。本発明によれば、中芯の表面に印刷し、撥水ニスを塗布するだけで、従来と同様に段ボール箱を製造することができ、製造コストを抑えることができる。
[3]また、上記段ボール板紙を折り曲げて段ボール箱として用いることも可能である。
本発明の段ボール箱の実施形態を一部拡大して示す説明図。 本実施形態の段ボール箱の非接触部の中芯を露出させた状態を示す説明図。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態の段ボール箱1は、段ボール原紙から打ち抜いた段ボール板紙を折り畳んで構成された矩形状の段ボール箱1である。段ボール原紙は、断面波形状の中芯2と、中芯2の表面に接着される表ライナー3と、中芯2の裏面に接着される裏ライナー4とで構成される。
段ボール箱1は、4つの側板5と、各側板5の下端縁から延設され、段ボール箱1の底板を形成する4つの底フラップと、各側板5の上端縁から延設され、天板を形成する4つの天フラップ6とを備える。なお、図1では、天フラップ6の一部を拡大して示している。
4つの側板5には、横方向に延びる2つの破断予定線7が上下に間隔を存するように設けられている。この破断予定線7により、側板5の中央部分の破断予定線7に挟まれた中芯2と表ライナー3とが接着されていない非接着の(若しくは接着力が他の部分よりも弱く剥離可能に接着された)非接着部8の表ライナー3を破断することができる。側板5の中芯2の外面は、表ライナー3の非接着部8に対応させて商標や絵などが印刷されている。
次に、本実施形態の段ボール箱1の製造方法を説明する。段ボール箱1の組み立て前の段ボール板紙は、所謂コルゲートマシン(図示省略)を用いて製造される。まず、コルゲートマシンを使用する前に、段ボール板紙を打ち抜く前の段ボール原紙の中芯2の表面の非接着部8に印刷を施す。次に、中芯2の印刷が施された非接着部8に撥水ニスを塗布する。そして、コルゲートマシンを用いて、中芯2の裏面に裏ライナー4を接着し、中芯2の表面に表ライナー3を接着する。非接着部8に撥水ニスを塗布しているため、非接着部8に接着剤が浸透せず、非接着部8の部分だけ中芯2と表ライナー3とが接着されない状態となる。なお、非接着部8の表ライナー3をより剥がれ易くするように、非接着部8に塗布する接着剤の量を減少させてもよい。
そして、抜型により段ボール原紙から矩形状の段ボール板紙を打抜く。そして、非接着部8に対応させて、側板5の上下部分に横方向に延びるように半切刃を入れて破断予定線7を形成し、非接着部8の表ライナー3を剥がせるようにする。このとき、側板5の側縁などに位置させて上下方向にも破断予定線を形成すれば、非接着部8の表ライナー3を容易に剥がすことができる。そして、表ライナー3に印刷を施す。表ライナー3の印刷は、中芯2の印刷と同一でもよく、また異ならせてもよい。その後、段ボール板紙を組み立てて段ボール箱1が完成する。
本実施形態の段ボール箱1によれば、搬送中等に側板5の外面に傷や汚れがついても、表ライナー3を破断予定線7で破断することで、表ライナー3の非接着部8の傷や汚れを容易に除去することができる。
また、表ライナー3の破断予定線7の破断により中芯2の非接着部8の印刷が露出し、段ボール箱1の美観の低下を抑制することができる。また、中芯2は断面波形状であるため、印刷に立体感が得られ、段ボール箱1の美観を向上させることができる。
また、本実施形態の段ボール箱1は、非接着部8に撥水ニスを塗布し、非接着部8に対応させて破断予定線7を設ける以外、通常の段ボール箱1と同様に製造することができ、段ボール箱1の製造コストを抑えることができる。
なお、本実施形態においては、4つの側板5に破断予定線7を設けて、側板5の中芯2の非接着部8に印刷したものを説明したが、本発明の構成はこれに限らない。例えば、一部の側板だけに破断予定線を設けると共に、その側板の中芯に印刷してもよく、また、天フラップや底フラップに破断予定線を設けて、中芯に印刷してもよい。
また、本実施形態においては、破断予定線7として側板5の上下に夫々横方向に延びるものを説明したが、本発明の破断予定線はこれに限らず、抜型の刃物形状を変更することにより、任意の形状に設定可能である。
また、本実施形態においては、非接着部8の中芯2の印刷に撥水ニスを塗布しているが、本発明の非接着部はこれに限らず、表ライナーが中芯から剥離できるように構成されていればよい。
また、本実施形態においては、段ボール箱を用いて説明したが、本発明は段ボール箱に限らず、段ボール板紙であっても本発明の効果を奏することができる。この場合、段ボール板紙は、例えば、段ボール板紙に広告等を印刷し、この段ボール板紙を商品棚の上部後側に立てるなどして、商品棚に陳列された商品を目立たせて、消費者の購買意欲を高めるために用いることができる。
1…段ボール箱、2…中芯、3…表ライナー、4…裏ライナー、5…側板、6…天フラップ、7…破断予定線、8…非接着部。

Claims (3)

  1. 断面波形状の中芯と、中芯の表面に接着される表ライナーと、中芯の裏面に接着される裏ライナーとを備える段ボール原紙で構成された段ボール板紙であって、
    中芯と表ライナーとは、互いに接着されていない非接着の、又は剥離可能に接着された非接着部を備え、
    該非接着部に対応させて、破断予定線が表ライナーに設けられ、
    前記非接着部に対応させて、前記中芯の表面に印刷が施されることを特徴とする段ボール板紙。
  2. 請求項1記載の段ボール板紙であって、
    前記非接着部は、中芯に撥水ニスを塗布し、撥水ニスを塗布した部分に接着剤が浸透しないようにすることを特徴とする段ボール板紙。
  3. 請求項1または請求項2記載の段ボール板紙を折り曲げて組み立てられることを特徴とする段ボール箱。
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