JP3196576U - 商品陳列具 - Google Patents
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Abstract
【課題】商品を収納空間に斜めに挿入して陳列するとともに、収納空間に仕切りを設け、商品を同じ方向から収納する商品陳列具において、組立てが容易で、製造コストが低減でき、陳列具を組み立てた状態において、商品挿入側と反対側の側板部や商品挿入口を構成する傾斜板部が折曲せず、組立て状態を十分維持できる陳列具を提供する。【解決手段】商品陳列具5は、外左側面部12と内左側面部14を有する左側面部10と、内左側面部14から連設され、傾斜板部20−1〜20−5を有する傾斜板部群20と、各傾斜板部から連設された右側面部30と、外左側面部12から連設された内背面部60と、内背面部60から連設された仕切り部70と、右側面部30から連設された外背面部40と、外背面部40から連設された差込み部42〜46とを有している。【選択図】図1
Description
本考案は、商品を斜めに挿入して陳列する商品陳列具に関するものであり、特に、商品を収納空間に斜めに挿入して陳列するとともに、収納空間に仕切りを設けた商品陳列具に関するものである。
商品を収納空間に斜めに挿入して陳列するとともに、収納空間に仕切りを設けた商品陳列具で、商品を同じ方向から収納するものとして、特許文献1に記載の商品陳列具が存在する。
すなわち、特許文献1の商品陳列具は、後面板1と前面板4の一側に側面板2を設け、前面板4の他側に複数段の側段板5を上下に並べて配設し、側段板5の先端にわたって後面板1に重なる後重板6を設け、各側段板5の両端の斜罫線7をそれぞれ山折り及び谷折りし、側段板5間の切目8を拡大させて商品挿入部22を形成すると共に、側段板5を上方へかけて外側へ傾斜させ、側段板5で商品を受け止める商品陳列具において、側段板5の中間部に上下方向の折畳用罫線11を入れ、後面板1から延びる側面板2と、前面板4から延びる側面板2の間に、これらを繋ぐ仕切板3を介在させ、側段板5の中間部を仕切板3に係合させて支持するものである。
しかし、特許文献1に記載の商品陳列具においては、陳列具の組立てに際して、折曲片13,14及び天折片9を水平に折り曲げて、底蓋板10及び天蓋板15を閉じ、係合切込17を噛み合わせつつ、底蓋板10及び天蓋板15の差込片16を側面板2の内側に差し込み、天蓋板15の差込片19を差込穴20に差し込み、また、仕切板3から突出した支持片12により、側段板5の中間部を支持するという作業が必要であり、組立てに手間を要するという問題があった。
また、特許文献1に記載の商品陳列具においては、後面板1、側面板2、仕切板3、前面板4の他に底蓋板10、折曲片13、14、天蓋15、差込片16、19等が必要で、全体で構成が複雑で、コストが掛かるという問題があった。
また、特許文献1に記載の商品陳列具においては、2つの側面板2の間に一対の仕切板3が貼り合わされ、また、側段板5にも折畳用罫線11が設けることにより、折り畳み状態とすることができ、底蓋板10及び天蓋板15の差込片16を側面板2の内側に差し込むことにより組立状態を維持することができるが、前後方向における中央付近では、一対の側面板2(商品挿入側と反対側の側板部)が平板状ではなく折曲した状態となり、側段板5(商品挿入口を構成する傾斜板部)も折曲してしまい、組立て状態を十分維持できなくなるという問題がある。
そこで、本考案は、商品を収納空間に斜めに挿入して陳列するとともに、収納空間に仕切りを設けた商品陳列具で、商品を同じ方向から収納する商品陳列具において、組立てが容易で、製造コストが低減でき、さらには、陳列具を組み立てた状態において、商品挿入側と反対側の側板部や商品挿入口を構成する傾斜板部が折曲せず、組立て状態を十分維持できる陳列具を提供することを目的とする。
本考案は上記問題点を解決するために創作されたものであって、第1には、商品陳列具であって、商品陳列具がシート状のブランクにより形成され、外左側面部(12)と、外左側面部の正面側の辺部から第1折れ線(C10)を介して連設され外左側面部の内側に折り返されて外左側面部の内側の面に接着された内左側面部(14)とを有する左側面部(10)と、内左側面部の背面側から連設された傾斜板部群で、背面側から正面側に向けて上方に傾斜した第2折れ線(C21a、C22a、C23a、C24a、C25a)を介して内左側面部から連設された傾斜板部(20−1〜20−5)を上下方向に複数有する傾斜板部群(20)と、各傾斜板部における第2折れ線と反対側の辺部から第2折れ線と平行な第3折れ線(C21b、C22b、C23b、C24b、C25b)を介して連設された右側面部(30)と、外左側面部の背面側の辺部から第4折れ線(C12)を介して連設された内背面部(60)と、内背面部の外左側面部とは反対側の辺部から第5折れ線(C13)を介して連設された仕切り部(70)と、右側面部における傾斜板部が連設された側と反対側で背面側の辺部から第6折れ線(C11)を介して連設された外背面部(40)と、外背面部の左側面側の辺部から連設された差込み片部で、第4折れ線に沿って形成された被差込み部(82P、84P、86P)に差し込むための差込み片部(42、44、46)と、を有し、傾斜板部群における傾斜板部の背面側の辺部と仕切り部における内背面部とは反対側の辺部には、互いに係合するために切欠部が形成され、第1折れ線と第4折れ線と第5折れ線と第6折れ線とは、互いに平行に形成され、内背面部を外左側面部に対して折曲するとともに、仕切り部を内背面部に対して折曲して仕切り部の切欠部を傾斜板部の切欠部に係合させることにより、仕切り部を傾斜板部に固定し、外背面部を右側面部に対して折曲して外背面部を内背面部の背面側に配置し、差込み片部を被差込み部に差し込むことにより商品陳列具が組み立てられることを特徴とする。
第1の構成の構成の商品陳具においては、左側面部と内背面部と仕切り部とを略コ字状に折り曲げて、仕切り部を傾斜板部に係合させ、さらに、外背面部を右側面部に対して折り曲げて差込み片部を被差込み部に差し込むことにより組み立てることができるので、組立てが容易であり、また、陳列具の上方を塞ぐ構成が必要ないとともに、陳列具の下方を塞ぐ構成が必要なく、簡易な構成とできるので、製造コストを低減させることができる。
また、商品陳列具を組み立てた状態では、仕切り部を支持する内背面部を外背面部により押さえるので、組立て状態において、背面側(つまり、商品挿入側と反対側)が折れ曲がることがなく、また、傾斜板部自体にも折れ線が形成されていないので、組立て状態を十分維持することが可能となる。
また、第2には、上記第1の構成において、第2折れ線の第1折れ線に対する角度が45度であるとともに、第3折れ線の第6折れ線に対する角度が45度であることを特徴とする。
また、第3には、商品陳列具であって、商品陳列具がシート状のブランクにより形成され、外右側面部(12’)と、外右側面部の正面側の辺部から第1折れ線(C10’)を介して連設され外右側面部の内側に折り返されて外右側面部の内側の面に接着された内右側面部(14’)とを有する右側面部(10’)と、内右側面部の背面側から連設された傾斜板部群で、背面側から正面側に向けて上方に傾斜した第2折れ線(C21a’、C22a’、C23a’、C24a’、C25a’)を介して内右側面部から連設された傾斜板部(20−1’〜20−5’)を上下方向に複数有する傾斜板部群(20’)と、各傾斜板部における第2折れ線と反対側の辺部から第2折れ線と平行な第3折れ線(C21b’、C22b’、C23b’、C24b’、C25b’)を介して連設された左側面部(30’)と、外右側面部の背面側の辺部から第4折れ線(C12’)を介して連設された内背面部(60)と、内背面部の外右側面部とは反対側の辺部から第5折れ線(C13’)を介して連設された仕切り部(70’)と、左側面部における傾斜板部が連設された側と反対側で背面側の辺部から第6折れ線(C11’)を介して連設された外背面部(40’)と、外背面部の右側面側の辺部から連設された差込み片部で、第4折れ線に沿って形成された被差込み部(82P’、84P’、86P’)に差し込むための差込み片部(42’、44’、46’)と、を有し、傾斜板部群における傾斜板部の背面側の辺部と仕切り部における内背面部とは反対側の辺部には、互いに係合するために切欠部が形成され、第1折れ線と第4折れ線と第5折れ線と第6折れ線とは、互いに平行に形成され、内背面部を外右側面部に対して折曲するとともに、仕切り部を内背面部に対して折曲して仕切り部の切欠部を傾斜板部の切欠部に係合させることにより、仕切り部を傾斜板部に固定し、外背面部を左側面部に対して折曲して外背面部を内背面部の背面側に配置し、差込み片部を被差込み部に差し込むことにより商品陳列具が組み立てられることを特徴とする。
第3の構成の構成の商品陳具においては、右側面部と内背面部と仕切り部とを略コ字状に折り曲げて、仕切り部を傾斜板部に係合させ、さらに、外背面部を左側面部に対して折り曲げて差込み片部を被差込み部に差し込むことにより組み立てることができるので、組立てが容易であり、また、特許文献1の商品陳列具に比べて、陳列具の上方を塞ぐ構成(天蓋板15、折曲片13、差込片16、19)が必要なく、また、陳列具の下方を塞ぐ構成(底蓋板10、折曲片13、14差込片16)が必要なく、簡易な構成とできるので、製造コストを低減させることができる。
また、商品陳列具を組み立てた状態では、仕切り部を支持する内背面部を外背面部により押さえるので、組立て状態において、背面側(つまり、商品挿入側と反対側)が折れ曲がることがなく、また、傾斜板部自体にも折れ線が形成されていないので、組立て状態を十分維持することが可能となる。
また、第4には、上記第3の構成において、第2折れ線の第1折れ線に対する角度が45度であるとともに、第3折れ線の第6折れ線に対する角度が45度であることを特徴とする。
また、第5には、上記第1から第4までのいずれかの構成において、折返し部(50)が、外背面部の上辺と、外背面部の右側面側の辺部における上端領域と、外背面部の左側面側の辺部における上端領域とにおけるいずれかから連設され、該折返し部が、外背面部に対して折り返して外背面部と重なって形成され、該折返し部には、左右方向に間隔を介して一対の第1穴部(50a、50b)が形成されるとともに、外背面部の上端領域には、左右方向に間隔を介して一対の第2穴部(40a、40b)が形成され、一対の第1穴部の一方が一対の第2穴部の一方と重なって配置されて、該第1穴部の一方と該第2穴部の一方により、商品陳列具を吊り下げるための紐状部材を挿通するための第1挿通部(55a、55a’)が形成され、一対の第1穴部の他方が一対の第2穴部の他方と重なって配置されて、該第1穴部の他方と該第2穴部の他方により、商品陳列具を吊り下げるための紐状部材を挿通するための第2挿通部(55b、55b’)が形成されていることを特徴とする。
第5の構成においては、第1挿通部と第2挿通部に紐状部材を挿通することにより、商品陳列具を吊り下げた状態とすることができる。また、第1挿通部と第2挿通部が形成された領域が外背面部と折返し部により二重に形成されているので、第1挿通部と第2挿通部の周辺の領域の耐久性を向上させることができる。
本考案に基づく商品陳列具によれば、左側面部と内背面部と仕切り部とを略コ字状に折り曲げて、仕切り部を傾斜板部に係合させ、さらに、外背面部を右側面部に対して折り曲げて差込み片部を被差込み部に差し込むことにより組み立てることができるので、組立てが容易であり、また、陳列具の上方を塞ぐ構成が必要ないとともに、陳列具の下方を塞ぐ構成が必要なく、簡易な構成とできるので、製造コストを低減させることができる。
また、商品陳列具を組み立てた状態では、仕切り部を支持する内背面部を外背面部により押さえるので、組立て状態において、背面側(つまり、商品挿入側と反対側)が折れ曲がることがなく、また、傾斜板部自体にも折れ線が形成されていないので、組立て状態を十分維持することが可能となる。
本考案においては、商品を収納空間に斜めに挿入して陳列するとともに、収納空間に仕切りを設けた商品陳列具で、商品を同じ方向から収納する商品陳列具において、組立てが容易で、製造コストが低減でき、さらには、陳列具を組み立てた状態において、商品挿入側と反対側の側板部や商品挿入口を構成する傾斜板部が折曲せず、組立て状態を十分維持できる陳列具を提供するという目的を以下のようにして実現した。
商品陳列具5は、図1〜図5に示すように構成され、左側面部10と、左側面部10から連設された傾斜板部群20と、傾斜板部群20から連設された右側面部30と、右側面部30から連設された外背面部40と、外背面部40の右側面部30とは反対側の辺部から連設された差込み片部42、44、46と、右側面部30の上辺から連設された折返し部50と、左側面部10の背面側の辺部から連設された内背面部60と、内背面部60の左側面部10と反対側の辺部から連設された仕切り部70とを有している。商品陳列具5は、図4、図5に示すように、図4に示すように、全体に1枚のシート状のブランク(具体的には、段ボール製(例えば、薄型段ボール製)のブランクであり、厚紙製のブランク等の他の紙製のブランクでもよい)により形成されている。つまり、商品陳列具5は、段ボール材(特に、両面段ボール材)等の紙製の商品陳列具である。段ボールにおける断面略波形形状の中芯の段の方向は、図5における円内に示す方向となっていて、折れ線C10、C11、C12、C13とは直角となっている(なお、段ボールにおける中芯の段の方向はこれには限られない)。
左側面部10は、外左側面部12と内左側面部14とを有し、外左側面部12は、縦長の長方形状を呈している。
また、内左側面部14は、外左側面部12の正面側の辺部から折れ線C10(第1折れ線)を介して連設され、外左側面部12に対して内側に折り返されて、外左側面部12に接着されている。つまり、内左側面部14の全面に接着剤が塗布されて、外左側面部12の内側の面に接着されている。
この内左側面部14の外左側面部12と反対側の辺部には、直角三角形状の凹凸が形成されている。すなわち、内左側面部14は、外左側面部12との境界である辺部14aと、辺部14aの下端から連設され、水平方向に伸びた辺部14bと、辺部14bの辺部14aと反対側の端部から連設され、辺部14bに対して正面側に45度の角度に形成された直線状の辺部14cと、辺部14cの辺部14bと反対側の端部から辺部14cに対して背面側に90度の角度に形成された直線状の辺部14dと、辺部14dの辺部14cと反対側の端部から辺部14dに対して正面側に90度の角度に形成された直線状の辺部14eと、辺部14eの辺部14dと反対側の端部から辺部14eに対して背面側に90度の角度に形成された直線状の辺部14fと、辺部14fの辺部14eと反対側の端部から辺部14fに対して正面側に90度の角度に形成された直線状の辺部14gと、辺部14gの辺部14fと反対側の端部から辺部14gに対して背面側に90度の角度に形成された直線状の辺部14hと、辺部14hの辺部14gと反対側の端部から辺部14hに対して正面側に90度の角度に形成された直線状の辺部14iと、辺部14iの辺部14hと反対側の端部から辺部14iに対して背面側に90度の角度に形成された直線状の辺部14jと、辺部14jの辺部14iと反対側の端部から辺部14jに対して正面側に90度の角度に形成された直線状の辺部14kと、辺部14kの辺部14jと反対側の端部から辺部14kに対して背面側に90度の角度に形成された直線状の辺部14lと、辺部14lの辺部14kと反対側の端部から辺部14lに対して正面側に45度の角度(つまり、水平方向)に形成された直線状の辺部14mと、に囲まれた形状を呈している。ここで、辺部14cと辺部14dと辺部14eと辺部14fと辺部14gと辺部14hと辺部14iと辺部14jと辺部14kとは同一の長さに形成されている。
つまり、内左側面部14の背面側の辺部においては、外左側面部12との間の折れ線(辺部14aに沿った折れ線)に対して45度をなし背面側から正面側に向けて上向きに傾斜した辺部(つまり、辺部14c、14e、14g、14i、14k)と外左側面部12との折れ線に対して45度をなし正面側から背面側に上向きに傾斜した辺部(つまり、辺部14d、14f、14h、14j、14l)とが交互に形成され、内左側面部14の背面側には、直角三角形状の切欠きが連続して形成されている。
また、傾斜板部群20は、内左側面部14から折れ線C21a〜C25a(第2折れ線)を介して連設されるとともに、右側面部30から折れ線C21b〜C25b(第3折れ線)を介して連設された傾斜板部20−1〜20−5を有している。
ここで、傾斜板部20−1は、内左側面部14の辺部14cから折れ線C21aを介して連設され、長方形状を呈している。つまり、内左側面部14の辺部14cに沿った辺部と、右側面部30の辺部30cに沿った辺部と、それらの辺部に直角をなす互いに平行な辺部とにより囲まれた形状を呈し、辺部14cに沿った辺部と辺部30cに沿った辺部が長方形状における短辺となる。さらに、辺部14cに沿った辺部の下端と辺部30cに沿った辺部の下端とを結ぶ辺部20−1aには、該2つの下端間の略中央位置に切欠部20−1Pが設けられている。この切欠部20−1Pは、手前側切欠部P10と、手前側切欠部P10の奥側に形成された奥側切欠部P11とを有し、手前側切欠部P10は、大小の直角三角形をつなげた形状を呈し、辺部20−1aに対して傾斜した(右側面部30側に向けて上側となるように辺部20−1aに対して約45度に傾斜している)辺部P10aと、辺部20−1aに対して傾斜した(内左側面部14側に向けて上側となるように辺部20−1aに対して約45度に傾斜している)辺部P10bと、辺部P10bの辺部20−1aとは反対側の端部から連設され、辺部20−1aに対して直角の辺部P10cとを有する切欠部であり辺部P10aが辺部P10bよりも長く形成され、辺部P10aが形成する直角三角形と辺部P10bが形成する直角三角形とをつなげた形状を呈し、辺部P10aが形成する直角三角形が辺部P10bが形成する直角三角形よりも大きく形成されている。また、奥側切欠部P11は、手前側切欠部P10の奥側の端部(つまり、辺部20−1aに対して直角方向の奥側の端部)から辺部20−1aに対して直角方向に直線帯状に形成されている。なお、奥側切欠部P11の右側面部30側の辺部は、手前側切欠部P10の辺部P10cの延長線上に形成されている。奥側切欠部P11は、傾斜板部20−1の辺部14cに沿った辺部と、傾斜板部20−1の辺部30cに沿った辺部の中間位置に設けられている。
なお、辺部14cと傾斜板部20−1における辺部14cに沿った辺部と折れ線C21aとは一致している。
また、傾斜板部20−2は、内左側面部14の辺部14eから折れ線C22aを介して連設され、長方形状を呈している。つまり、内左側面部14の辺部14eに沿った辺部と、右側面部30の辺部30eに沿った辺部と、それらの辺部に直角をなす互いに平行な辺部とにより囲まれた形状を呈し、辺部14eに沿った辺部と辺部30eに沿った辺部が長方形状における短辺となる。さらに、辺部14eに沿った辺部の下端と辺部30eに沿った辺部の下端とを結ぶ辺部20−2aには、該2つの下端間の略中央位置に切欠部20−2Pが設けられている。切欠部20−2Pの構成は、切欠部20−1Pと同様の構成であるので、詳しい説明を省略する。なお、切欠部20−2Pの奥側切欠部は、傾斜板部20−2の辺部14eに沿った辺部と、傾斜板部20−2の辺部30eに沿った辺部の中間位置に設けられている。傾斜板部20−2は、傾斜板部20−1の上側に隣接していて、傾斜板部20−1とは直線状の切込み21−1P介して隣接している。
なお、辺部14eと傾斜板部20−2における辺部14eに沿った辺部と折れ線C22aとは一致している。
また、傾斜板部20−3は、内左側面部14の辺部14gから折れ線C23aを介して連設され、長方形状を呈している。つまり、内左側面部14の辺部14gに沿った辺部と、右側面部30の辺部30gに沿った辺部と、それらの辺部に直角をなす互いに平行な辺部とにより囲まれた形状を呈し、辺部14gに沿った辺部と辺部30gに沿った辺部が長方形状における短辺となる。さらに、辺部14gに沿った辺部の下端と辺部30gに沿った辺部の下端とを結ぶ辺部20−3aには、該2つの下端間の略中央位置に切欠部20−3Pが設けられている。切欠部20−3Pの構成は、切欠部20−1Pと同様の構成であるので、詳しい説明を省略する。なお、切欠部20−3Pの奥側切欠部は、傾斜板部20−3の辺部14gに沿った辺部と、傾斜板部20−3の辺部30gに沿った辺部の中間位置に設けられている。傾斜板部20−3は、傾斜板部20−2の上側に隣接していて、傾斜板部20−2とは直線状の切込み21−2Pを介して隣接している。
なお、辺部14gと傾斜板部20−3における辺部14gに沿った辺部と折れ線C23aとは一致している。
また、傾斜板部20−4は、内左側面部14の辺部14iから折れ線C24aを介して連設され、長方形状を呈している。つまり、内左側面部14の辺部14iに沿った辺部と、右側面部30の辺部30iに沿った辺部と、それらの辺部に直角をなす互いに平行な辺部とにより囲まれた形状を呈し、辺部14iに沿った辺部と辺部30iに沿った辺部が長方形状における短辺となる。さらに、辺部14iに沿った辺部の下端と辺部30iに沿った辺部の下端とを結ぶ辺部20−4aには、該2つの下端間の略中央位置に切欠部20−4Pが設けられている。切欠部20−4Pの構成は、切欠部20−1Pと同様の構成であるので、詳しい説明を省略する。なお、切欠部20−4Pの奥側切欠部は、傾斜板部20−4の辺部14iに沿った辺部と、傾斜板部20−4の辺部30iに沿った辺部の中間位置に設けられている。傾斜板部20−4は、傾斜板部20−3の上側に隣接していて、傾斜板部20−3とは直線状の切込み21−3Pを介して隣接している。
なお、辺部14iと傾斜板部20−4における辺部14iに沿った辺部と折れ線C24aとは一致している。
また、傾斜板部20−5は、内左側面部14の辺部14kから折れ線C25aを介して連設され、長方形状を呈している。つまり、内左側面部14の辺部14kに沿った辺部と、右側面部30の辺部30kに沿った辺部と、それらの辺部に直角をなす互いに平行な辺部とにより囲まれた形状を呈し、辺部14kに沿った辺部と辺部30kに沿った辺部が長方形状における短辺となる。さらに、辺部14kに沿った辺部の下端と辺部30kに沿った辺部の下端とを結ぶ辺部20−5aには、該2つの下端間の略中央位置に切欠部20−5Pが設けられている。切欠部20−5Pの構成は、切欠部20−1Pと同様の構成であるので、詳しい説明を省略する。なお、切欠部20−5Pの奥側切欠部は、傾斜板部20−5の辺部14kに沿った辺部と、傾斜板部20−5の辺部30kに沿った辺部の中間位置に設けられている。傾斜板部20−5は、傾斜板部20−5の上側に隣接していて、傾斜板部20−4とは直線状の切込み21−4Pを介して隣接している。
なお、辺部14kと傾斜板部20−5における辺部14kに沿った辺部と折れ線C25aとは一致している。
なお、傾斜板部20−1において、内左側面部14と折れ線以外に隣接する辺部は、直線状の切込み21−1Pを介して内左側面部14と隣接している。つまり、切込み21−1Pは、辺部14cに沿った辺部の上端と辺部30eに沿った辺部の下端の間に形成されている。
また、傾斜板部20−2において、内左側面部14及び右側面部30と折れ線以外に隣接する辺部は、直線状の切込み21−1P及び21−2Pを介して内左側面部14及び右側面部30と隣接している。切込み21−2Pは、辺部14eに沿った辺部の上端と辺部30gに沿った辺部の下端の間に形成されている。
また、傾斜板部20−3において、内左側面部14及び右側面部30と折れ線以外に隣接する辺部は、直線状の切込み21−2P及び21−3Pを介して内左側面部14及び右側面部30と隣接している。切込み21−3Pは、辺部14gに沿った辺部の上端と辺部30iに沿った辺部の下端の間に形成されている。
また、傾斜板部20−4において、内左側面部14及び右側面部30と折れ線以外に隣接する辺部は、直線状の切込み21−3P及び21−4Pを介して内左側面部14及び右側面部30と隣接している。切込み21−4Pは、辺部14iに沿った辺部の上端と辺部30kに沿った辺部の下端の間に形成されている。
また、傾斜板部20−5において、内左側面部14及び右側面部30と折れ線以外に隣接する辺部は、直線状の切込み21−4P及び21−5Pを介して内左側面部14及び右側面部30と隣接している。切込み21−5Pは、辺部14kに沿った辺部の上端から形成され、右側面部30の辺部30lの辺部及び傾斜板部20−5の上側の長辺の延長線上に形成されている。
傾斜板部20−1〜20−5は、商品陳列具5の組立て状態においては、内左側面部14との折れ線が外側(正面側としてもよい)から見て谷折りとなり、右側面部30との折れ線が外側(正面側としてもよい)から見て山折りとなる。
また、右側面部30は、傾斜板部群20の各傾斜板部20−1〜20−5の辺部(右側面部30側の短辺)から折れ線を介して連設され、右側面部30の外背面部40と反対側の辺部には、直角三角形状の凹凸が形成されている。すなわち、右側面部30は、外背面部40との境界である辺部30aと、辺部30aの下端から連設され、水平方向に伸びた辺部30bと、辺部30bの辺部30aと反対側の端部から連設され、辺部30bに対して正面側に45度の角度に形成された直線状の辺部30cと、辺部30cの辺部30bと反対側の端部から辺部30cに対して背面側に90度の角度に形成された直線状の辺部30dと、辺部30dの辺部30cと反対側の端部から辺部30dに対して正面側に90度の角度に形成された直線状の辺部30eと、辺部30eの辺部30dと反対側の端部から辺部30eに対して背面側に90度の角度に形成された直線状の辺部30fと、辺部30fの辺部30eと反対側の端部から辺部30fに対して正面側に90度の角度に形成された直線状の辺部30gと、辺部30gの辺部30fと反対側の端部から辺部30gに対して背面側に90度の角度に形成された直線状の辺部30hと、辺部30hの辺部30gと反対側の端部から辺部30hに対して正面側に90度の角度に形成された直線状の辺部30iと、辺部30iの辺部30hと反対側の端部から辺部30iに対して背面側に90度の角度に形成された直線状の辺部30jと、辺部30jの辺部30iと反対側の端部から辺部30jに対して正面側に90度の角度に形成された直線状の辺部30kと、辺部30kの辺部30jと反対側の端部から辺部30kに対して背面側に90度の角度に形成された直線状の辺部30lと、に囲まれた形状を呈している。ここで、辺部30cと辺部30dと辺部30eと辺部30fと辺部30gと辺部30hと辺部30iと辺部30jと辺部30kとは同一の長さに形成されている。
つまり、右側面部30の正面側の辺部においては、外背面部40との間の折れ線(辺部30aに沿った折れ線)に対して45度をなし背面側から正面側に向けて上向きに傾斜した辺部(つまり、辺部30c、30e、30g、30i、30k)と外背面部40との折れ線に対して45度をなし正面側から背面側に上向きに傾斜した辺部(つまり、辺部30d、30f、30h、30j、30l)とが交互に形成され、右側面部30の背面側には、直角三角形状の切欠きが連続して形成されている。
なお、辺部14cと辺部30cとは互いに平行に形成され、辺部14eと辺部30eとは互いに平行に形成され、辺部14gと辺部30gとは互いに平行に形成され、辺部14iと辺部30iとは互いに平行に形成され、辺部14kと辺部30kとは互いに平行に形成されている。
つまり、右側面部30は、折れ線C21aと反対側の折れ線C21b(辺部30cに沿った折れ線)を介して傾斜板部20−1から連設され、折れ線C22aと反対側の折れ線C22b(辺部30eに沿った折れ線)を介して傾斜板部20−2から連設され、折れ線C23aと反対側の折れ線C23b(辺部30gに沿った折れ線)を介して傾斜板部20−3から連設され、折れ線C24aと反対側の折れ線C24b(辺部30iに沿った折れ線)を介して傾斜板部20−4から連設され、折れ線C25aと反対側の折れ線C25b(辺部30kに沿った折れ線)を介して傾斜板部20−5から連設されている。
また、外背面部40は、右側面部30の背面側の辺部から折れ線C11(第6折れ線)を介して連設され、略縦長の長方形状を呈している(つまり、縦長長方形状の上側の両側の角部を面取りした形状を呈している)。外背面部40の左右方向の長さは、傾斜板部群20における各傾斜板部20−1〜20−5の左右方向の長さ(つまり、内左側面部14側の折れ線と右側面部30側の折れ線間の長さ)と同一(略同一としてもよい)に形成されている。また、外背面部40の上下方向の長さは、右側面部30の上下方向の長さよりも長く形成され、外背面部40の上端は、右側面部30の上端よりも上方に突出し、外背面部40の下端の上下方向の位置は、右側面部30の下端の上下方向の位置と一致している。つまり、商品陳列具5の展開状態において、外背面部40の下辺は、右側面部30の辺部30bの延長線上に形成されている。また、外背面部40の上端領域には、紐状部材を挿通するための一対の穴部40a、40bが左右方向に間隔を介して形成されている。
また、差込み片部42と差込み片部44と差込み片部46は、外背面部40の左側面側の辺部(右側面部30側とは反対側の辺部)に沿って設けられ、上側から差込み片部42、差込み片部44、差込み片部46の順に間隔を介して設けられている。差込み片部42、44、46は、縦長の帯状を呈し、台形形状の下部の角部を斜めに欠切した形状を呈している。差込み片部42は、被差込み部82Pに差し込まれ、差込み片部44は、被差込み部84Pに差し込まれ、差込み片部46は、被差込み部86Pに差し込まれる。被差込み部82P、84P、86Pは、折れ線C12に沿って形成されている。
また、折返し部50は、外背面部40の上辺から折れ線を介して連設され、略六角形を呈している。つまり、横長長方形状の外背面部40側とは反対側の端部の左右両側の角部が面取りされた形状を呈している。
折返し部50は、外背面部40の正面側に折り返して、外背面部40の正面側の面に接着されている。折返し部50には、穴部40a、40bと対応する位置に、穴部50a、50bが設けられていて(つまり、穴部50a、50bは左右方向に間隔を介して形成されている)、穴部50aと穴部40aとが重なって穴部(第1挿通部)55aが形成され、穴部50bと穴部40bとが重なって穴部(第2挿通部)55bが形成され、外背面部40と折返し部50とからなる外背面構成部55には、一対の穴部55a、55bが左右に間隔を介して設けられている。なお、折返し部50は、外背面部40の正面側に折り返すとしたが、背面側に折り返して接着した構成としてもよい。
このように、穴部55a、55bが形成された領域が外背面部40と折返し部50により二重に形成されているので、穴部55a、55bの周辺の領域の耐久性を向上させることができ、商品陳列具5を吊り下げた状態で使用しても、穴部55a、55bが損傷するおそれを小さくすることができる。
また、内背面部60は、外左側面部12の背面側の辺部から折れ線C12(第4折れ線)を介して連設され、略縦長長方形状に形成され、具体的には、縦長長方形状の上端を台形形状に欠切した形状を呈している。つまり、内背面部60の上辺は、外左側面部12側の端部から下方に傾斜した辺部と、該辺部から水平方向(内背面部60の下辺と平行な方向)に形成された辺部とを有している。
被差込み部82P、84P、86Pは、内背面部60と外左側面部12間の折れ線C12上に形成された直線状の切込みにより形成されている。
商品陳列具5の組立て状態において、外背面部40と内背面部60とは重なった状態となる。
また、仕切り部70は、内背面部60の外左側面部12とは反対側の辺部から折れ線C13(第5折れ線)を介して連設され、縦長の帯状(略縦長長方形状)を呈している。つまり、仕切り部70の上辺は、内背面部60側から仕切り部70の先端側にいくに従い下方に円弧状に湾曲して形成されている。
また、仕切り部70の内背面部60とは反対側の辺部70aには、切欠部70−1P、70−2P、70−3P、70−4P、70−5Pが上下方向に間隔を介して設けられている。切欠部70−1P〜70−5Pは、商品陳列具5を組み立てた際に、傾斜板部20−1〜20−5における切欠部20−1P〜20−5Pと係合する位置に設けられている。つまり、商品陳列具5を組み立てた際に、切欠部70−1Pは切欠部20−1Pと係合し、切欠部70−2Pは切欠部20−2Pと係合し、切欠部70−3Pは切欠部20−3Pと係合し、切欠部70−4Pは切欠部20−4Pと係合し、切欠部70−5Pは切欠部20−5Pと係合する。
ここで、切欠部70−1P〜70−5Pは同一の構成であるので、切欠部70−1Pを例にとって説明すると、切欠部70−1Pは、手前側切欠部P20と、手前側切欠部P20の奥側に形成された奥側切欠部P21とを有し、手前側切欠部P20は、辺部70aに対して45度の角度に下方に形成された直線状辺部と、該直線状辺部の下方に上向きの円弧状に形成された円弧状辺部とにより形成され、奥側切欠部P21は、手前側切欠部P20の奥側の端部(つまり、辺部70aに対して直角方向の奥側の端部)から辺部70aに対して45度の角度に下方に直線帯状に形成されている。なお、奥側切欠部P21の上側の辺部は、手前側切欠部P20の直線状辺部の延長線上に形成されている。
つまり、切欠部70−1Pは、辺部70aに対して45度の角度に下方に形成された直線帯状の切欠きに対して、該切欠きの手前側を下方に広げた形状を呈している。
商品陳列具5の組立て状態において、仕切り部70は、左側面部10と右側面部30の間に設けられ、左側面部10及び右側面部30と平行に設けられる。
上記構成の商品陳列具5の使用状態について説明する。商品陳列具5を折り畳んだ状態では、図6、図7に示すように、扁平上に畳むことができる。つまり、内左側面部14と傾斜板部群20と右側面部30と外背面構成部55と差込み片部42、44、46とを1枚のシート状とし、外左側面部12と内背面部60と仕切り部70とを1枚のシート状として、略平板状の扁平形状とすることができる。
商品陳列具5を図6、図7のように折り畳んだ状態から組立て状態にするには、図8に示すように、傾斜板部群20における各傾斜板部20−1〜20−5を内左側面部14に対して起立させて、右側面部30を左側面部10に対して離間した状態とする。
その後、図9に示すように、内背面部60を外左側面部12に対して直角に折り曲げ、さらに、仕切り部70を内背面部60に対して直角に折り曲げて、外左側面部12と内背面部60と仕切り部70とで上面視略コ字状とし、仕切り部70の切欠部70−1P〜70−5Pを傾斜板部20−1〜20−5の切欠部に係合させて、仕切り部70を傾斜板部20−1〜20−5に固定する。つまり、切欠部70−1Pを切欠部20−1Pに係合させ、切欠部70−2Pを切欠部20−2Pに係合させ、切欠部70−3Pを切欠部20−3Pに係合させ、切欠部70−4Pを切欠部20−4Pに係合させ、切欠部70−5Pを切欠部20−5Pに係合させる。
なお、仕切り部70の切欠部70−1P〜70−5Pには、手前側切欠部P20が広く開口しているので、傾斜板部20−1〜20−5の切欠部20−1P〜20−5Pに係合させやすく、さらに、切欠部20−1P〜20−5Pにおいては、辺部P10a側が広く開口しているので、切欠部70−1P〜70−5Pを切欠部20−1P〜20−5Pに係合する際に、辺部P10a側から係合させると係合が容易となる。
その後、外背面部40を右側面部30に対して直角に折り曲げて、商品陳列具5の背面側に導き、さらに、差込み片部42、44、46を外背面部40に対して直角に折り曲げて、被差込み部82P、84P、86Pに差し込むことにより、商品陳列具5の組立てが行われる。
実際の使用に際しては、図10、図11に示すように、穴部55a、55bに紐状部材Sを取り付けて、該紐状部材Sを吊下げ用のフック部Fに係止させて、商品陳列具5をぶら下げた状態で使用する。また、外左側面部12は縦長長方形状に広く形成されるので、広告等の表示スペースとして利用でき、例えば、図10、図11に示す「新商品入荷」等のように広告を表示させることができる。
商品陳列具5を組み立てた状態では、傾斜板部20−1〜20−5の背面側に計10個の商品収納部Wが形成されるので、各商品収納部Wに商品を収納して商品を陳列する。つまり、左側面部10と傾斜板部20−1〜20−5と仕切り部70により囲まれた商品収納部Wが正面視左側に上下5個設けられ、右側面部30と傾斜板部20−1〜20−5と仕切り部70により囲まれた商品収納部Wが正面視右側に上下5個設けられ、計10個の商品収納部Wが設けられる。商品収納部Wにおいては、商品陳列具5をぶら下げた状態において、傾斜板部20−1〜20−5が、背面側にいくほど下方となるように傾斜しているので、収納された商品が容易に商品収納部Wから脱落することがない。
商品の収納の態様としては、図10、図11に示すように、商品Gを収納する。なお、図10においては、商品の上面が視認できるように収納され、図11においては、商品の側面が視認できるように収納されている。
収納されている商品を取り出す場合には、収納されている商品を斜め上方に引き出すことにより取出しを行なう。
本実施例の商品陳列具5によれば、左側面部10と内背面部60と仕切り部70とを略コ字状に折り曲げて、仕切り部70を傾斜板部20−1〜20−5に係合させ、さらに、外背面部40を右側面部30に対して折り曲げて差込み片部42、44、46を被差込み部82P、84P、86Pに差し込むことにより組み立てることができるので、組立てが容易であり、また、特許文献1の商品陳列具に比べて、陳列具の上方を塞ぐ構成(天蓋板15、折曲片13、差込片16、19)が必要なく、また、陳列具の下方を塞ぐ構成(底蓋板10、折曲片13、14差込片16)が必要なく、簡易な構成とできるので、製造コストを低減させることができる。
また、商品陳列具5を組み立てた状態では、仕切り部70を支持する内背面部60を外背面部40により押さえるので、組立て状態において、背面側(つまり、商品挿入側と反対側)が折れ曲がることがなく、また、傾斜板部20−1〜20−5自体にも折れ線が形成されていないので、組立て状態を十分維持することが可能となる。
なお、上記の説明において、内左側面部14の背面側においては、背面側から正面側に向けて上向きに傾斜した辺部(辺部14c、14e、14g、14i、14k)と、正面側から背面側に上向きに傾斜した辺部(辺部14d、14f、14h、14j、14l)とは、内左側面部14と外左側面部12との間の折れ線C10に対して45度をなし、右側面部30の正面側においては、背面側から正面側に向けて上向きに傾斜した辺部(辺部30c、30e、30g、30i、30k)と、正面側から背面側に上向きに傾斜した辺部(辺部30d、30f、30h、30j、30l)とは、右側面部30と外背面部40との間の折れ線C11に対して45度をなし、辺部14cと辺部30cとは互いに平行に形成され、辺部14eと辺部30eとは互いに平行に形成され、辺部14gと辺部30gとは互いに平行に形成され、辺部14iと辺部30iとは互いに平行に形成され、辺部14kと辺部30kとは互いに平行に形成されている(つまり、内左側面部14の辺部14c、14e、14g、14i、14kに沿った折れ線C21a、C22a、C23a、C24a、C25aから連設されるとともに、右側面部30の辺部30c、30e、30g、30i、30kに沿った折れ線C21b、C22b、C23b、C24b、C25bから連設された各傾斜板部20−1〜20−5が、組み立てられた状態において、外背面部40に対して45度の角度で正面側に傾斜している)としたが、各傾斜板部20−1〜20−5が、外背面部40に対してより大きな角度で正面側に傾斜する構成としてもよい。例えば、図12に示すように、内左側面部14の背面側においては、辺部14c、14e、14g、14i、14k(つまり、折れ線C21a〜c25a)が、折れ線C10に対して55度をなし、辺部14d、14f、14h、14j、14lが、折れ線C10に対して35度をなし、辺部14cと辺部14dとが互いに直角をなし、辺部14dと辺部14eとが互いに直角をなし、辺部14eと辺部14fとが互いに直角をなし、辺部14fと辺部14gとが互いに直角をなし、辺部14gと辺部14hとが互いに直角をなし、辺部14hと辺部14iとが互いに直角をなし、辺部14iと辺部14jとが互いに直角をなし、辺部14jと辺部14kとが互いに直角をなし、辺部14kと辺部14lとが互いに直角をなし、右側面部30の正面側においては、辺部30c、30e、30g、30i、30k(つまり、折れ線C21b〜C25b)が、折れ線C11に対して55度をなし、辺部30d、30f、30h、30j、30lが、折れ線C11に対して35度をなし、辺部30cと辺部30dとが互いに直角をなし、辺部30dと辺部30eとが互いに直角をなし、辺部30eと辺部30fとが互いに直角をなし、辺部30fと辺部30gとが互いに直角をなし、辺部30gと辺部30hとが互いに直角をなし、辺部30hと辺部30iとが互いに直角をなし、辺部30iと辺部30jとが互いに直角をなし、辺部30jと辺部30kとが互いに直角をなし、辺部30kと辺部30lとが互いに直角をなし、内左側面部14及び右側面部30においては、辺部14cと辺部30cとが互いに平行に形成され、辺部14eと辺部30eとが互いに平行に形成され、辺部14gと辺部30gとが互いに平行に形成され、辺部14iと辺部30iとが互いに平行に形成され、辺部14kと辺部30kとが互いに平行に形成されている構成としてもよい。
また、組み立てられた状態において、各傾斜板部20−1〜20−5が、外背面部40に対してより小さな角度で正面側に傾斜する構成としてもよい。例えば、図13に示すように、内左側面部14の背面側においては、辺部14c、14e、14g、14i、14k(つまり、折れ線C21a〜c25a)が、折れ線C10に対して30度をなし、辺部14d、14f、14h、14j、14lが、折れ線C10に対して60度をなし、辺部14cと辺部14dとが互いに直角をなし、辺部14dと辺部14eとが互いに直角をなし、辺部14eと辺部14fとが互いに直角をなし、辺部14fと辺部14gとが互いに直角をなし、辺部14gと辺部14hとが互いに直角をなし、辺部14hと辺部14iとが互いに直角をなし、辺部14iと辺部14jとが互いに直角をなし、辺部14jと辺部14kとが互いに直角をなし、辺部14kと辺部14lとが互いに直角をなし、右側面部30の正面側においては、辺部30c、30e、30g、30i、30k(つまり、折れ線C21b〜C25b)が、折れ線C11に対して30度をなし、辺部30d、30f、30h、30j、30lが、折れ線C11に対して60度をなし、辺部30cと辺部30dとが互いに直角をなし、辺部30dと辺部30eとが互いに直角をなし、辺部30eと辺部30fとが互いに直角をなし、辺部30fと辺部30gとが互いに直角をなし、辺部30gと辺部30hとが互いに直角をなし、辺部30hと辺部30iとが互いに直角をなし、辺部30iと辺部30jとが互いに直角をなし、辺部30jと辺部30kとが互いに直角をなし、辺部30kと辺部30lとが互いに直角をなし、内左側面部14及び右側面部30においては、辺部14cと辺部30cとが互いに平行に形成され、辺部14eと辺部30eとが互いに平行に形成され、辺部14gと辺部30gとが互いに平行に形成され、辺部14iと辺部30iとが互いに平行に形成され、辺部14kと辺部30kとが互いに平行に形成されている構成としてもよい。
また、折返し部50は、外背面部40の上辺から折れ線を介して連設されているとしたが、外背面部40の辺部における上端領域で左側面部10の上端及び右側面部30の上端よりも上方に突出した領域、つまり、外背面部40の上辺、外背面部40の右側面側の辺部における上端部位で左側面部10の上端及び右側面部30の上端よりも上方に突出した領域、外背面部40の左側面側の辺部における上端部位で左側面部10の上端及び右側面部30の上端よりも上方に突出した領域のいずれの領域から連設されていてもよい。つまり、折返し部50が、外背面部40の上辺と、外背面部40の右側面側の辺部における上端領域と、外背面部40の左側面側の辺部における上端領域とにおけるいずれかから連設された構成であればよい。
例えば、図14に示すように、折返し部50が、外背面部40の右側面側の辺部における上端部位で左側面部10の上端及び右側面部30の上端よりも上方に突出した部位から折れ線を介して連設され、外背面部40に対して正面側(背面側でもよい)に折り返して接着する構成としたり、また、図示しないが、折返し部50が、外背面部40の左側面側の辺部における上端部位で左側面部10の上端及び右側面部30の上端よりも上方に突出した部位から折れ線を介して連設され、外背面部40に対して正面側(背面側でもよい)に折り返して接着する構成としもよい。
なお、上記の商品陳列具5を左右対称とした構成としてもよい。すなわち、商品陳列具5を左右対称にした構成は、図15、図16に示す商品陳列具5’のようになり、商品陳列具5’は、右側面部10’と、右側面部10’から連設された傾斜板部群20’と、傾斜板部群20’から連設された左側面部30’と、左側面部30’から折れ線C11’(第6折れ線)を介して連設された外背面部40’と、外背面部40’の左側面部30’とは反対側の辺部から連設された差込み片部42’、44’、46’と、左側面部30’の上辺から連設された折返し部50’と、右側面部10’の背面側の辺部から折れ線C12’(第4折れ線)を介して連設された内背面部60’と、内背面部60’の右側面部10と反対側の辺部から折れ線C13’(第5折れ線)を介して連設された仕切り部70’とを有している。
また、右側面部10’は、外右側面部12’と内右側面部14’とを有し、内右側面部14’は、外右側面部12’の正面側の辺部から折れ線C10’(第1折れ線)を介して連設され、外右側面部12’に対して内側に折り返されて、外右側面部12’に接着されている。
また、傾斜板部群20’は、内右側面部14’から折れ線C21a’〜C25a’(第2折れ線)を介して連設されるとともに、左側面部30’から折れ線C21b’〜C25b’(第3折れ線)を介して連設された傾斜板部20−1’〜20−5’を有している。
また、差込み片部42’、44’、46’を差し込むための被差込み部82P’、84P’、86P’が、折れ線C12’に沿って形成されている。
また、傾斜板部20−1’〜20−5’には、切欠部20−1P’〜20−5’が設けられ、また、仕切り部70’には、内背面部60’とは反対側の辺部70a’に切欠部70−1P’、70−2P’、70−3P’、70−4P’、70−5P’が設けられている。
また、外背面部40’の上端領域には、紐状部材を挿通するための一対の穴部40a’、40b’が形成されている。折返し部50’には、穴部40a’、40b’と対応する位置に、穴部50a’、50b’が設けられている。外背面部40’と折返し部50’とから外背面構成部55’が構成される。
商品陳列具5’を展開した状態は、図16に示すように、図4に示す商品陳列具5と左右対称に形成されている。
また、商品陳列具5’において、図12、図13の場合と同様に、傾斜板部20−1’〜20−5’の外背面部40’に対する傾斜角度を45度以外としてもよい。
また、折返し部50’は、外背面部40’の上辺ではなく、外背面部40’の右側面側の辺部における上端領域や、外背面部40’の左側面側の辺部における上端領域とにおけるいずれかから連設された構成であればよい。
5、5’ 商品陳列具
10 左側面部
10’ 右側面部
12 外左側面部
12’ 外右側面部
14 内左側面部
14’ 内右側面部
14a、14b、14c、14d、14e、14f、14g、14h、14i、14j、14k、14l、14m、20−1a、20−2a、20−3a、20−4a、20−5a、30a、30b、30c、30d、30e、30f、30g、30h、30i、30j、30k、30l、70a、P10a、P10b、P10c 辺部
20、20’ 傾斜板部群
20−1、20−2、20−3、20−4、20−5、20−1’、20−2’、20−3’、20−4’、20−5’ 傾斜板部
20−1P、20−2P、20−3P、20−4P、20−5P、70−1P、70−2P、70−3P、70−4P、70−5P、20−1P’、20−2P’、20−3P’、20−4P’、20−5P’、70−1P’、70−2P’、70−3P’、70−4P’、70−5P’ 切欠部
21−1P、21−2P、21−3P、21−4P、21−5P 切込み
30 右側面部
30’ 左側面部
40、40’ 外背面部
40a、40b、50a、50b、55a、55b、40a’、40b’、50a’、50b’ 穴部
42、44、46、42’、44’、46’ 差込み片部
50、50’ 折返し部
55、55’ 外背面構成部
60、60’ 内背面部
70、70’ 仕切り部
82P、84P、86P、82P’、84P’、86P’ 被差込み部
C10、C11、C12、C13、C21a、C22a、C23a、C24a、C25a、C21b、C22b、C23b、C24b、C25b、C10’、C11’、C12’、C13’、C21a’、C22a’、C23a’、C24a’、C25a’、C21b’、C22b’、C23b’、C24b’、C25b’ 折れ線
P10、P20 手前側切欠部
P11、P21 奥側切欠部
S 紐状部材
F フック部
G 商品
W 商品収納部
10 左側面部
10’ 右側面部
12 外左側面部
12’ 外右側面部
14 内左側面部
14’ 内右側面部
14a、14b、14c、14d、14e、14f、14g、14h、14i、14j、14k、14l、14m、20−1a、20−2a、20−3a、20−4a、20−5a、30a、30b、30c、30d、30e、30f、30g、30h、30i、30j、30k、30l、70a、P10a、P10b、P10c 辺部
20、20’ 傾斜板部群
20−1、20−2、20−3、20−4、20−5、20−1’、20−2’、20−3’、20−4’、20−5’ 傾斜板部
20−1P、20−2P、20−3P、20−4P、20−5P、70−1P、70−2P、70−3P、70−4P、70−5P、20−1P’、20−2P’、20−3P’、20−4P’、20−5P’、70−1P’、70−2P’、70−3P’、70−4P’、70−5P’ 切欠部
21−1P、21−2P、21−3P、21−4P、21−5P 切込み
30 右側面部
30’ 左側面部
40、40’ 外背面部
40a、40b、50a、50b、55a、55b、40a’、40b’、50a’、50b’ 穴部
42、44、46、42’、44’、46’ 差込み片部
50、50’ 折返し部
55、55’ 外背面構成部
60、60’ 内背面部
70、70’ 仕切り部
82P、84P、86P、82P’、84P’、86P’ 被差込み部
C10、C11、C12、C13、C21a、C22a、C23a、C24a、C25a、C21b、C22b、C23b、C24b、C25b、C10’、C11’、C12’、C13’、C21a’、C22a’、C23a’、C24a’、C25a’、C21b’、C22b’、C23b’、C24b’、C25b’ 折れ線
P10、P20 手前側切欠部
P11、P21 奥側切欠部
S 紐状部材
F フック部
G 商品
W 商品収納部
Claims (5)
- 商品陳列具であって、
商品陳列具がシート状のブランクにより形成され、
外左側面部(12)と、外左側面部の正面側の辺部から第1折れ線(C10)を介して連設され外左側面部の内側に折り返されて外左側面部の内側の面に接着された内左側面部(14)とを有する左側面部(10)と、
内左側面部の背面側から連設された傾斜板部群で、背面側から正面側に向けて上方に傾斜した第2折れ線(C21a、C22a、C23a、C24a、C25a)を介して内左側面部から連設された傾斜板部(20−1〜20−5)を上下方向に複数有する傾斜板部群(20)と、
各傾斜板部における第2折れ線と反対側の辺部から第2折れ線と平行な第3折れ線(C21b、C22b、C23b、C24b、C25b)を介して連設された右側面部(30)と、
外左側面部の背面側の辺部から第4折れ線(C12)を介して連設された内背面部(60)と、
内背面部の外左側面部とは反対側の辺部から第5折れ線(C13)を介して連設された仕切り部(70)と、
右側面部における傾斜板部が連設された側と反対側で背面側の辺部から第6折れ線(C11)を介して連設された外背面部(40)と、
外背面部の左側面側の辺部から連設された差込み片部で、第4折れ線に沿って形成された被差込み部(82P、84P、86P)に差し込むための差込み片部(42、44、46)と、
を有し、
傾斜板部群における傾斜板部の背面側の辺部と仕切り部における内背面部とは反対側の辺部には、互いに係合するために切欠部が形成され、
第1折れ線と第4折れ線と第5折れ線と第6折れ線とは、互いに平行に形成され、
内背面部を外左側面部に対して折曲するとともに、仕切り部を内背面部に対して折曲して仕切り部の切欠部を傾斜板部の切欠部に係合させることにより、仕切り部を傾斜板部に固定し、外背面部を右側面部に対して折曲して外背面部を内背面部の背面側に配置し、差込み片部を被差込み部に差し込むことにより商品陳列具が組み立てられることを特徴とする商品陳列具。 - 第2折れ線の第1折れ線に対する角度が45度であるとともに、第3折れ線の第6折れ線に対する角度が45度であることを特徴とする請求項1に記載の商品陳列具。
- 商品陳列具であって、
商品陳列具がシート状のブランクにより形成され、
外右側面部(12’)と、外右側面部の正面側の辺部から第1折れ線(C10’)を介して連設され外右側面部の内側に折り返されて外右側面部の内側の面に接着された内右側面部(14’)とを有する右側面部(10’)と、
内右側面部の背面側から連設された傾斜板部群で、背面側から正面側に向けて上方に傾斜した第2折れ線(C21a’、C22a’、C23a’、C24a’、C25a’)を介して内右側面部から連設された傾斜板部(20−1’〜20−5’)を上下方向に複数有する傾斜板部群(20’)と、
各傾斜板部における第2折れ線と反対側の辺部から第2折れ線と平行な第3折れ線(C21b’、C22b’、C23b’、C24b’、C25b’)を介して連設された左側面部(30’)と、
外右側面部の背面側の辺部から第4折れ線(C12’)を介して連設された内背面部(60)と、
内背面部の外右側面部とは反対側の辺部から第5折れ線(C13’)を介して連設された仕切り部(70’)と、
左側面部における傾斜板部が連設された側と反対側で背面側の辺部から第6折れ線(C11’)を介して連設された外背面部(40’)と、
外背面部の右側面側の辺部から連設された差込み片部で、第4折れ線に沿って形成された被差込み部(82P’、84P’、86P’)に差し込むための差込み片部(42’、44’、46’)と、
を有し、
傾斜板部群における傾斜板部の背面側の辺部と仕切り部における内背面部とは反対側の辺部には、互いに係合するために切欠部が形成され、
第1折れ線と第4折れ線と第5折れ線と第6折れ線とは、互いに平行に形成され、
内背面部を外右側面部に対して折曲するとともに、仕切り部を内背面部に対して折曲して仕切り部の切欠部を傾斜板部の切欠部に係合させることにより、仕切り部を傾斜板部に固定し、外背面部を左側面部に対して折曲して外背面部を内背面部の背面側に配置し、差込み片部を被差込み部に差し込むことにより商品陳列具が組み立てられることを特徴とする商品陳列具。 - 第2折れ線の第1折れ線に対する角度が45度であるとともに、第3折れ線の第6折れ線に対する角度が45度であることを特徴とする請求項3に記載の商品陳列具。
- 折返し部(50)が、外背面部の上辺と、外背面部の右側面側の辺部における上端領域と、外背面部の左側面側の辺部における上端領域とにおけるいずれかから連設され、該折返し部が、外背面部に対して折り返して外背面部と重なって形成され、
該折返し部には、左右方向に間隔を介して一対の第1穴部(50a、50b)が形成されるとともに、外背面部の上端領域には、左右方向に間隔を介して一対の第2穴部(40a、40b)が形成され、
一対の第1穴部の一方が一対の第2穴部の一方と重なって配置されて、該第1穴部の一方と該第2穴部の一方により、商品陳列具を吊り下げるための紐状部材を挿通するための第1挿通部(55a、55a’)が形成され、
一対の第1穴部の他方が一対の第2穴部の他方と重なって配置されて、該第1穴部の他方と該第2穴部の他方により、商品陳列具を吊り下げるための紐状部材を挿通するための第2挿通部(55b、55b’)が形成されていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4に記載の商品陳列具。
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JP2015000057U JP3196576U (ja) | 2015-01-08 | 2015-01-08 | 商品陳列具 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105083682A (zh) * | 2015-08-17 | 2015-11-25 | 龙利得包装印刷股份有限公司 | 一种多功能包装盒 |
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