JP3128140U

JP3128140U - 大型飾台

Info

Publication number: JP3128140U
Application number: JP2006008339U
Authority: JP
Inventors: 剛一郎岡村
Original assignee: 富士ダンボール工業株式会社
Priority date: 2006-10-13
Filing date: 2006-10-13
Publication date: 2006-12-28
Anticipated expiration: 2016-10-13

Abstract

【課題】
商品を吊り下げた状態で輸送することができ、店頭にて簡単に展示することができる大型飾台を提供する。
【解決手段】
複数の切込を配置した平板と折目を設けた支板を貼着してなる板紙又は段ボール製の大型飾台であって、前記支板には、前記切込との重合部に切込孔を設け、前記切込にフックの掛部を引っ掛けた際に、支板に干渉しない構造にし、支板を折り畳み、商品をフックに吊した状態で輸送できるようにした。また、展示の際には、一対の支板を両側に開き、コの字形状に形成することができる補助板を支板の切込溝に差し込むだけで簡単に組み立てることができる。
【選択図】図８

Description

本考案は、しめ飾りなどを展示するための大型飾台に関するものである。

従来より、店頭などで商品を展示する方法として、板紙又は段ボールなどにフックなどを取り付け商品を吊り下げる方法がよく見受けられる。また、フックの代わりに板紙などをフック形状にしているものもある。（例えば、特許文献１参照）
実公平７−４２９５０号公報

しかしながら、従来の方法では重量の重い商品などには不向きであった。また、大型の飾台は折り畳み、コンパクトな状態で輸送し、店頭にて組み立て、その後、商品を吊り下げて展示しており、店頭での組み立て、商品の吊り下げという手間があった。

そこでこの考案は、安価で且つ、商品を吊り下げた状態で輸送することができ、店頭にて簡単に展示することができる大型飾台を提供する事を課題とする。

以上の課題を解決するために、この考案は、複数の切込を配置した平板と折目を設けた支板を貼着してなる板紙又は段ボール製の大型飾台であって、前記支板には、前記切込との重合部に切込孔を設け、フックの掛部が支板に干渉しない構造とした。

本考案によれば、フックを引っ掛け商品を吊り下げた状態で輸送することができ、店頭にて簡単に組み立て、展示することができる。また、板紙又は段ボールを素材としたことにより、安価で廃棄処分が容易である。

本考案の実施の形態について図１乃至図９に基づいて説明する。図１は、平板１の展開図であり、板紙又は段ボールを素材とする矩形状の平板１には、フック２０を掛けるための切込３を所定の間隔に設けている。このとき、切込３の形状は図４に示すように、コの字形状に切込３を設け、その基端を折目cとする。また、折目cを切り取り貫通孔としても良い。

図２は、支板２の展開図であり、板紙又は段ボールを素材とする矩形状の付代片５の一方の側縁に折目aを介して斜面片６を連設している。このような展開図からなる平板１と一対の支板２を図５に示すように、付代片５と平板１の端を合わせ、夫々貼着させる。貼着させる方法は、両面テープ、接着剤を使用すると良い。

上記のように、貼着された支板２には、平板１の切込３と重なる部分に切込孔４を夫々設ける。このとき、切込孔４の大きさは、図６に示すように、フック２０の掛部２１を平板１の切込３に引っ掛けた際に、掛部２１が切込孔４に当たらないようにすることが望ましい。このような形状であれば、支板２を展開した状態でもフック２０の掛部２１が支板２に干渉することなく輸送することができる。

次に大型飾台３０を組み立てる方法について説明する。図７に示すように、一対の支板２を折目ｂに沿って垂直に立ち上げ、次に、コの字形状に形成することができる補助板１０には支板２の切込溝７と連結させるための切込溝１１を設け、前記切込溝７と夫々連結させることにより、図８に示すような大型飾台３０を形成することができる。また、補助板１０の数量は飾台の大きさに応じて増やしても良い。

以上、本考案は上記実施形態の構成に限定されるものではなく、図９に示すように、支板２は、付代片５の両縁に折目bを介して斜面片６を連設した一体型の形態でも良い。

本考案の平板１の展開図である。本考案の支板２の展開図である。本校案の補助板１０の展開図である。切込３の拡大図である。平板１と付代片５を貼着させた状態を示す斜視構成図である。掛部２１を平板１の切込３に掛けた状態を示す横断面図である。支板２の切込溝７に補助板１０を設置した状態を示す斜視構成図である。本考案の大型飾台３０の斜視構成図である。支板２の他の形状を示す展開図である。

符号の説明

１平板
２支板
３切込
４切込孔
５付代片
６斜面片
７、１１切込溝
１０補助片
２０フック
２１掛部
３０大型飾台
a、b、c 折目

Claims

複数の切込を配置した平板と折目を設けた支板を貼着してなる板紙又は段ボール製の大型飾台であって、前記支板には、前記切込との重合部に切込孔を設け、フックの掛部が支板に干渉しない構造としたことを特徴とする大型飾台。