JP3127627U - 壁掛卓上ディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 被表示物を保持しうる表示部と、上記被表示物と差し替え可能なその他の複数枚の被表示物を収納しうる保管部とを有する。上記保管部は、上面部に開口を有する中空の箱状に形成され、上記背板部の表面部に突出する状態に一体に形成され、上記表示部に没入して、上記表示部に保持された被表示物の裏面と、上記表示部の裏面部を被覆する背板部の表面部との間に隠蔽される状態に配設される。上記背板部の裏面部には、壁掛け部と、テーブル等の上に立てて置く場合の支持部とが併設されている。
【選択図】 図4
Description
上記のように、カレンダーの場合は、カレンダー紙を切り取る必要があるので、カレンダー紙を綴じ込んでおく方が便利である。
したがって、ディスプレイ装置で展示される被表示物は、夫々分離して保持する必要がある。
したがって、その他の差し替え用の複数枚の被表示物は散逸したり、紛失する可能性がある。
また、展示する被表示物は上記表示部により保持されるが、その他の差し替え用の被表示物は上記保管部に収納して保持することができる。
また、上記保管部は、上記表示部に保持された被表示物の裏面と、上記表示部の裏面部を被覆する背板部の表面部との間に隠蔽される状態に配設されており、外部から目視できない。
また、上記保管部は、上記背板部の表面部に突出する状態に一体に形成されていることから、上記保管部は所要のスペースを確保することができる。
また、上記背板部と上記表示部は、折曲部を介して折り畳み可能かつ展開可能であることから、展示する場合は折り畳み、被表示物を差し替える場合は展開して、作業を容易化することができる。
また、上記背板部と上記表示部の折り畳み状態で、上記背板部の表面部と、上記表示部の裏面部とが密着することから、形状がコンパクトになって嵩張らない。
また、上記表示部の裏面部に形成された上記凹部に、上記保管部が没入することから、上記保管部の厚さが吸収され、厚さの増大を回避することができる。
また、上記保管部の表面部が上記表示部に保持された上記被表示物の裏面に当接することから、上記被表示物は裏面を支持されて安定する。
また、上記支持部は、左右一対の支脚片を有するので、左右のバランスが良好である。
また、上記支脚片には上記固定片が係合されることから、折り起こされた状態が安定し、倒れにくくなる。
表示される被表示物は上記表示部により保持され、差し替え用のその他の複数枚の被表示物は上記保管部に収納され、被表示物が露出したままにならないので、上記被表示物の散逸や紛失を防止することができる。
また、上記保管部は被表示物の裏面と上記背板部の表面部との間に隠蔽されるので、上記保管部が剥き出しにならず、見栄えが良い。
また、上記表示部に保持されて表示される被表示物は、上記表示部により保護されるので破損が防止される。
また、上記表示部に装飾を施して装飾性を向上させることができる。
また、上記壁掛け部と、上記支持部により、壁に掛けて飾ったり、テーブル等の上に立てて置くこともでき、使い勝手が良好である。
また、上記背板部を上記表示部に対し展開することにより、上記保管部が露呈するので、上記保管部に被表示物を容易に出し入れ可能で、被表示物の差し替えが容易である。
また、上記背板部を上記表示部に対し折り畳むことにより、上記背板部の表面部を、上記表示部の裏面部に密着させて、上記保管部を容易に隠蔽することができる。
また、上記表示部の裏面部には凹部が設けられ、上記保管部は上記凹部に没入可能に形成されていることから、上記保管部が上記背板部の表面部に突出するように形成されていても、上記保管部の厚さが上記表示部の厚さに吸収されるので、全体の厚さが過度に増大することを回避して、コンパクトにすることができる。
また、上記保管部が上記凹部に没入した状態で、上記保管部の表面部が上記表示部に保持された上記被表示物の裏面に当接しうるように形成されていることから、表示された被表示物の背面部が上記保管部により支持されて安定する。
また、上記支持部は、左右一対の支脚片と、上記支脚片が折り起こされた状態で同支脚片と係合しうる固定片とにより構成されていることから、テーブル等の上に立てて置いた状態の安定性が良好である。
本実施の形態に係る壁掛卓上ディスプレイ装置11は、図1に示すように、1枚のシート状の被表示物12を目視しうる状態に保持しうる表示部13と、図3及び図4に示すように、上記被表示物12と差し替え可能なその他の複数枚の被表示物23を収納しうる保管部24とを有し、上記保管部24は、上記表示部13に保持された被表示物12の裏面27と、上記表示部13の裏面部18を被覆する背板部20の表面部22との間に隠蔽される状態に配設され、図2及び図5に示すように、上記背板部20の裏面部31には、壁掛け部28と、テーブル等の上に立てて置く場合の支持部30とが併設されている。
また、上記背板部20と上記表示部13は、折曲部21を介して折り畳み可能かつ展開可能に連設され、折り畳み状態で、上記背板部20の表面部22と、上記表示部13の裏面部18とが密着しうるように形成されている。
また、図5に示すように、上記壁掛け部28と、上記支持部39は、上記背板部20の裏面部31に切込線33,34,35,36と折曲線37,38,39,40とにより折り起こし可能に形成されている。
また、図2及び図5に示すように、上記壁掛け部28は、孔部41を有する吊下片42により形成され、上記支持部30は、左右一対の支脚片43,44と、上記支脚片43,44が折り起こされた状態で同支脚片43,44と係合しうる固定片45とにより構成されている。
本実施例に係る壁掛卓上ディスプレイ装置11は、図1に示すように、1枚のシート状の被表示物12を目視しうる状態に保持しうる表示部13を有している。
上記被表示物12としては、例えば写真14等を展示することができる。
上記窓部15には、図1及び図3に示すように、窓孔17が穿設されている。
上記凹部19は、上記窓孔17と連通するように形成されている。
したがって、上記被表示物12は、上記凹部19から上記表示部13の内部に収納することができ、上記窓部15の内面側に配置することができる。
上記背板部20は、図1及び図2に示すように、折り畳み状態で、表面部22が上記表示部13の裏面部18と密着するように形成されている。
また、上記保管部24は、上面部に開口25を有する中空の箱状に形成されている。したがって、上記その他の被表示物23は、上記開口25を通して上記保管部24に対し出し入れすることができる。
また、上記保管部24は、上記凹部19に没入した状態で、その表面部26が上記表示部13に保持された上記被表示物12の裏面27に当接しうるように形成されている。
また、上記保管部24は、図3に示すように、上記背板部20を上記表示部13に対し展開させた際に、自動的に上記凹部19から脱出する。
また、テーブル29等の上に立てて展示できるように支持部30も併設されている。
上記背板部20は厚紙が2重に重ねられた構造になっており、その外面部材32に上記壁掛け部28と上記支持部30が形成されている。
また、上記支持部30は、左右一対の支脚片43,44と、上記支脚片43,44が折り起こされた状態で、同支脚片43,44と係合しうる固定片45とにより構成されている。
なお、上記支脚片43,44と上記固定片45には、両者を係合しうるように、所要位置に夫々係合凹部46,47,48,49が設けられている。
また、上記外面部材32において、幅方向の中央部から少し外方へずれた位置に、略ハ字状で、上下両端部が幅方向中央部側へ曲がった左右一対の上記切込線34,35が形成されると共に、上記切込線34,35の上下両端間に高さ方向に沿って上記折曲線38,39が形成されることにより、上記支脚片43,44が設けられている。なお、上記切込線34,35の一部箇所に、上記支脚片43,44を折り起こす際に指先を挿入しうる指掛孔50,51が添設されている。
また、上記外面部材32において、略中央部には、幅方向に沿って、両端が下方へ曲がった上記切込線36が形成されると共に、上記切込線36の両端間に、幅方向に沿って上記折曲線40が形成されることにより、両端部が上記支脚片43,44と交叉するように上記固定片45が設けられている。
上記壁掛卓上ディスプレイ装置11は、図1に示すように、上記吊下片42を上方へ折り起こして、壁面に設けられたフック等を上記孔部41に挿通することにより、壁に掛けて展示することができる。
また、図2に示すように、上記支脚片43,44を上記背板部20に対し垂直に折り起こして、同じく折り起こした上記固定片45を上記支脚片43,44に係合させることにより、図4に示すように、テーブル29等の上に立てた状態で展示することができる。
上記壁掛卓上ディスプレイ装置11は、上記保管部24を備えているので、上記被表示物12と差し替えるための、その他被表示物23を上記保管部24に収納して保持することができる。
また、上記保管部24は背板部20から突出するように形成されているので、上記被表示物23の収納スペースを十分に確保することができると共に、上記開口25を通して上記被表示物23を容易に出し入れすることができる。
また、上記保管部24の厚さが上記表示部13の厚さに吸収されるので、全体の厚さ寸法の増大を回避することができ、全体をコンパクトにすることができる。
12 被表示物
13 表示部
14 写真
15 窓部
16 表面部
17 窓板
18 裏面部
19 凹部
20 背板部
21 折曲部
22 表面部
23 その他の被表示物
24 保管部
25 開口
26 表面部
27 被表示物の裏面
28 壁掛け部
29 テーブル
30 支持部
31 裏面部
32 外面部材
33 切込線
34 切込線
35 切込線
36 切込線
37 折曲線
38 折曲線
39 折曲線
40 折曲線
41 孔部
42 吊下片
43 支脚片
44 支脚片
45 固定片
46 係合凹部
47 係合凹部
48 係合凹部
49 係合凹部
50 指掛孔
51 指掛孔
Claims (6)
- 1枚のシート状の被表示物を目視しうる状態に保持しうる表示部と、
上記被表示物と差し替え可能なその他の複数枚の被表示物を収納しうる保管部とを有し、
上記保管部は、上記表示部に保持された被表示物の裏面と、上記表示部の裏面部を被覆する背板部の表面部との間に隠蔽される状態に配設され、
上記背板部の裏面部には、壁掛け部と、テーブル等の上に立てて置く場合の支持部とが併設されていることを特徴とする壁掛卓上ディスプレイ装置。 - 上記保管部は、上面部に開口を有する中空の箱状に形成され、上記背板部の表面部に突出する状態に一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載の壁掛卓上ディスプレイ装置。
- 上記背板部と上記表示部は、折曲部を介して折り畳み可能かつ展開可能に連設され、折り畳み状態で、上記背板部の表面部と、上記表示部の裏面部とが密着しうるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載された壁掛卓上ディスプレイ装置。
- 上記表示部は額縁状に形成され、保持した被表示物を目視しうる窓部が表面部に設けられると共に、裏面部には凹部が設けられ、上記保管部は上記凹部に没入可能に形成され、上記保管部が上記凹部に没入した状態で、上記保管部の表面部が上記表示部に保持された上記被表示物の裏面に当接しうるように形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載された壁掛卓上ディスプレイ装置。
- 上記壁掛け部と、上記支持部は、上記背板部の裏面部に切込線と折曲線とにより折り起こし可能に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載された壁掛卓上ディスプレイ装置。
- 上記壁掛け部は、孔部を有する吊下片により形成され、上記支持部は、左右一対の支脚片と、上記支脚片が折り起こされた状態で同支脚片と係合しうる固定片とにより構成されていることを特徴とする請求項5記載の壁掛卓上ディスプレイ装置。
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