JP3188354U - 表示片付き包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】箱本体から容易に切離できる表示片を有し、箱体形成片の面積も小さく抑えることができる表示片付き包装箱を提供する。【解決手段】一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片12から成り、互いに平行に連接された第一乃至第四側面14,16,18,20と、第一側面12の端部に延設された、他方の端部に糊付けして筒体に組み立てる糊付け片22とを有する。第二側面16の端部に、内容物に関する情報が印刷されたサイドフラップである表示用フラップ54を備える。第四側面20の端部に、サイドフラップ78を備える。第三側面18の端部に、筒体の一端を塞ぐための上蓋片66を備える。第二側面16の内側に、指で押圧可能な大きさの押圧部58が、表示用フラップ54の基端部の両端を起点とするU字状の第一破断線60に囲まれて設けられている。【選択図】図2

Description

この考案は、内容物に関する情報が印刷された表示片が箱体形成片と一体に設けられた包装箱に関する。
従来、医薬品や食品等の商品を収容して店頭に陳列するための包装箱には、商品についての内容説明、使用方法、使用期限、製造番号等の複数の情報が印刷されている。
商品がPTPシートに入った医薬品の場合、病院等では、入荷した複数種類の医薬品を包装箱から取り出し、それぞれPTPシートの状態で調剤棚に収納して保管されることが多い。そこで、PTPシートを包装箱に印刷された情報に対応づけて保管するため、包装箱の特定の部分(必要な情報が印刷されている部分)を切り取り、PTPシートに添付して保管したり、調剤棚に貼り付けて表示したりすることが行われている。
従来、例えば特許文献1に開示されているように、内容物に関する必要な情報を印刷した部分を設け、カード片として切り離し可能にした包装用箱があった。この包装用箱は、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片から成る。箱体形成片には、互いに平行に連接された側面と、側面同士を糊付けして筒体に組み立てる糊付け片と、糊付け片の連接方向の端部に破断線を介して連接して設けられている第1カード片が設けられている。第1カード片は前記一側面の裏面に重ねられ、第1カード片が重ねられる側面には、第1カード片に糊付けされた第2カード片が破断線で囲まれて設けられ、第2カード片は前記第1カード片よりも小形であり、前記第1カード片と前記第2カード片には、内容物に関する情報が印刷されている。第1及び第2カード片は、上記2つの破断線を破断することによって筒体から一体に切り離すことができ、1つのカードとして使用できる。
登録実用新案第3172649号公報
特許文献1の包装用箱の場合、カードの主要部分である第1カード片は、箱の本体部分(側面、糊付け片、蓋片、フラップ等)に付加する形で設けられている。したがって、第1カード片を設けることによって、箱体形成片の面積が大きくなり、コストアップになるという問題があった。
また、1つの包装箱には製品名や使用期限等の複数の情報が印刷されており、例えば上述した病院等での使用される場合、複数の情報を調剤棚の異なる場所に別々に表示したいケースがある。しかし、特許文献1の包装箱はカードが1つなので、2つ目の表示片を得るためには、包装箱の他の部分をハサミで切り取ったりしなければならず、面倒であった。
本考案は、上記背景技術に鑑みて成されたものであり、箱本体から容易に切離できる表示片を有し、箱体形成片の面積も小さく抑えることができる表示片付き包装箱を提供することを目的とする。
本考案は、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片から成り、この箱体形成片は、互いに平行に連接された4つの側面と、前記側面の連接方向の一方の端部に延設され、他方の端部に糊付けして筒体に組み立てる糊付け片とを有し、
前記4つの側面のうち、前記筒体の状態で互いに対向する2つの前記側面には、前記連接方向に対して直角方向の端部に、サイドフラップがそれぞれ延設され、前記サイドフラップのうち少なくとも一方は、内容物に関する情報が印刷された表示用フラップであり、前記筒体の状態で前記サイドフラップが設けられた前記側面と隣接する前記側面には、前記サイドフラップと隣接する端部に、前記筒体の一端を塞ぐための蓋片が延設され、前記表示用フラップが延設された前記側面の内側には、指で押圧可能な大きさの押圧部が、前記表示用フラップの基端部の両端を起点とするU字状の第一破断線に囲まれて設けられ、
前記第一破断線を破断することによって、前記筒体から前記表示用フラップ及び前記押圧部を一体に切り離し、表示片として使用できる表示片付き包装箱である。
さらに、前記糊付け片の延設方向の端部に第二破断線を介してカード片が設けられ、前記カード片は、1つ以上の第三破断線を介して複数のカード部に区切られ、前記カード片は前記4つの側面の中の一側面の裏面に重ねられ、前記カード片が重ねられる前記側面には、前記複数のカード部の中の1つである第一カード部に糊付けされたカード部が第四破断線で囲まれて設けられ、前記外装カード部は前記第一カード部よりも小形であり、
前記カード部と前記第二カード部には、内容物に関する情報が印刷され、前記第二乃至第四破断線を破断することによって、前記筒体から前記第一及び第二カード部を一体に切り離し、表示片として使用できると共に、前記筒体から前記第一カード部以外の前記カード部を切り離し、表示片として使用できる。この場合、前記カード片の端部には、前記筒体の一方の開口部から外側に突出する摘み部が折罫線を介して設けられていることが好ましい。
本考案の表示片付き包装箱によれば、商品に関する情報を印刷した一般的なサイドフラップを表示用フラップとして取り扱い、表示用フラップを筒体から切り離して第一表示片として使用する構成なので、箱体形成片の面積を大きくすることなく第一表示片を得ることができる。表示用フラップは、U字状の第一破断線に囲まれた押圧部を指で押すことにとって容易に切り離すことができる。そして押圧部は、表示用フラップと一体に切り離されて第一表示片の一部となり、例えば、調剤棚等に粘着テープ等で貼り付けるときの貼り付け代として使用できるので非常に便利である。
また、上記の構成に加え、所定の第一乃至第二カード部及び第二乃至第四破断線を設けることによって、箱体形成片の面積がさほど大きくならない範囲で、第一表示片の他に複数の表示片を得ることができる。
本考案の表示片付き包装箱の一実施形態の組み立て状態を示す図であって、第二及び第三側面の側から見た斜視図(a)、第一及び第四側面の側から見た斜視図(b)である。 この実施形態の表示片付き包装箱の展開図である。 この実施形態の表示片付き包装箱を開封した状態を示す斜視図(a)、筒体から第一表示片を切り離した状態を示す斜視図(b)である。 この実施形態の表示片付き包装箱の筒体からカード片を切り離す操作を説明する斜視図(a)、カード片を第二表示片と第三表示片に切り離した状態を示す斜視図(b)である。 第一、第二及び第三表示板の使用方法の例を示す図(a),(b)である。
以下、本考案の表示片付き包装箱の一実施形態について、図面に基づいて説明する。この実施形態の表示片付き包装箱10は、図1に示すように、略直方体の箱体であり、厚紙等の一枚のブランクシートを打ち抜いた箱体形成片12を組み立てることによって形成される。
図2は、箱体形成片12を表面から見た展開図であり、箱体形成片12は、互いに平行に連接された第一側面14、第二側面16、第三側面18、第四側面20を有している。4つの側面14,16,18,20は、連接している幅方向の長さは同じであり、連接方向の長さは第一及び第三側面14,18が長くて互いにほぼ等しく、第二及び第四側面16,20が短くて互いにほぼ等しい。第一側面14側の端部には、包装用箱10の組立状態で第四側面20側の端部の裏面に糊付けされる糊付け片22が設けられている。糊付け片22、4つの側面14,16,18,20は、各々折罫線24,26,28,30で区切られている。
糊付け片22は、折罫線24から離れるにしたがって幅が狭くなる台形に形成されている。糊付け片22の折罫線24と反対側の端部には、カード片32が第二破断線34で区切られて設けられている。カード片32は、連接方向の幅方向に長い矩形であり、第二破断線34と交差する第三破断線36を介して第一カード部38とその他のカード部40とに区切られている。カード片32及び糊付け片22を合わせた大きさは、箱体形成片12の組み立て状態で糊付け片22が糊付けされる側面20よりも小さいものである。カード片32の、第二破断線34に交差する一方の側縁部には、摘み部42が折罫線44を介して設けられている。摘み部42は、半円状に外側へ向かって膨出する形状である。
第一側面14の、4つの側面14,16,18,20の連接方向と直角な2つの端部14a,14bの中央付近に、それぞれ矩形の糊付け部46,48が設けられている。糊付け部46は、端部14aに連続するコの字形の開封用破断線50で囲まれて周囲と区切られ、糊付け部48は、端部14bに連続するコの字形の開封用破断線55で囲まれて周囲と区切られている。
第二側面16の、第二側面14の端部14aに連続する端部には、台形状のサイドフラップである表示用フラップ54が折罫線56で区切られて設けられている。表示用フラップ54の基端部から先端部までの長さは、例えば第一側面14の端部14aの長さの約4/5である。第二側面16内側の、表示用フラップ54側の端部には、指で押圧可能な大きさの押圧部58が設けられている。押圧部58は、折罫線56の基端部の両端を起点とするU字状の第一破断線60に囲まれて周囲と区切られている。また、第二側面の、折罫線56と反対側の端部には、表示用フラップ54とほぼ同形状のサイドフラップ62が折罫線64で区切られて設けられている。
第三側面18の、第二側面16の折罫線56に連続する端部には、略矩形の上蓋片66が折罫線68で区切られて設けられている。上蓋片66の、折罫線68と反対側の端部には、差し込み片69が折罫線70で区切られて設けられている。また、第三側面板18の、折罫線68と反対側の端部には、上蓋片66とほぼ同形状の下蓋片72が折罫線74で区切られて設けられている。下蓋片72の、折罫線74と反対側の端部には、差し込み片75が折罫線76で区切られて設けられている。
第四側面20の、第三側面18の折罫線68に連続する端部には、台形状のサイドフラップ78が折罫線80で区切られて設けられている。サイドフラップ78の基端部から先端部までの長さは、例えば第一側面14の端部14aの長さの約1/2である。第四側面20の、折罫線80に近い部分には、略矩形の第二カード部82が設けられている。第二カード部82は、第四破断線84で囲まれて形成されている。第四側面20の折罫線80と反対側の端部には、サイドフラップ78とほぼ同形状のサイドフラップ86が折罫線88で区切られて設けられている。
箱体形成片12の表面には、内容物の名前や広告等の情報が印刷されている。例えば、表示用フラップ54には、開封した使用者に対して注意を喚起するための文言等が印刷され、カード部40には、製品名(又は使用者が読むべき商品の詳しい情報等)が印刷されている。第二カード部82は、後の商品を包装する工程で、例えば使用期限(又は商品の製造番号等)が印刷される。
次に、表示片付き包装箱10の組み立て方法の一例を説明する。ここでは、箱体形成片12の表面が凸になる折り方を正折り、そして裏面が凸になる折り方を逆折りと称する。
まず、図2に示すように、糊付け片22及び第一カード部38の表面に、糊90,92を塗付する。そして、折罫線26を正折りし、折罫線30を正折りする。これにより、糊付け片22の表面は糊90により第四側面20の裏面の連接方向の側縁部近傍に糊付けされ、第一カード部38の表面は糊92により第四側面20の第二カード部82の裏面に糊付けされる。箱体形成片12は、折り畳み状態となり、この状態で出荷される。
次に商品を収容して包装する工場等において、折罫線24,26,28,30を各々90°に正折りして四角形の筒体94にする。そして、折罫線64,88でサイドフラップ62,86を各々90°に正折りし、折罫線74で下蓋片72を90°に正折りし、差し込み片75を折罫線76で正折りし、差し込み片75を第一側面14の内側に差し込み、糊96により糊付け部48に糊付けし、箱体の底部が形成される。
ここまで組み立てられると、箱体の中に商品を入れる。そして折罫線56,80で表示用フラップ54とサイドフラップ78を各々90°に正折りし、折罫線68で上蓋片66を90°に正折りし、差し込み片69を折罫線70で正折りし、差し込み片69を第一側面14の内側に差し込み、糊98により糊付け部46に糊付けし、箱体の蓋部が形成される。このとき、カード片32の摘み部42は、箱体の蓋部に押されて折罫線44で90°に正折りされ、収容される。これで商品の包装作業が終了し、図1に示す組み立て状態になる。
表示片付き包装箱10を開封するときは、図3(a)に示すように、第一側面14の糊付け部46を押して開封用破断線50を切断し、上蓋片66を上方に引き上る。糊付け部46は、差し込み片69に貼り付いたまま第一側面14から分離する。
また、各表示片の分離は、第二側面16の押圧部58を押して第一破断線60を切断し、表示用フラップ54及び押圧部58により構成された第一表示片100を筒体94から切り離す。また、カード片32の切り離しは、摘み部42を指で摘まんで第四側面20から離すように引くと、図4に示すように、第二破断線34が切断され、カード片32が糊付け片22から分離する。このとき、第四側面20の第二カード部82が糊92で第一カード部38に糊付けされているため、第二破断線34が切断される際に第四破断線84も切断され、第二カード部82は第一カード部38に貼りついたまま第四側面20から分離する。その結果、カード片32と第二カード部82とが一体に筒体94から切り離される。
さらに、カード片32の第三破断線36を切断すると、第二カード部82、第一カード部及び摘み部42が一体になった第二表示片102と、カード部40で成る第三表示片104とが得られる。
次に、表示片付き包装箱10を、病院等に納める医薬品の包装箱に適用した場合の使用方法の例を説明する。病院等の調剤室には、例えば図5に示すように、複数種類の医薬品を整理して保管する調剤棚106が設けられている。調剤棚106は、内側の空間が格子状に仕切られており、個々の空間の床部に小さい引き出し108が設けられ、引き出し108の上に、表示片付き包装箱10を開封して取り出した医薬品が、PTPシートに入った状態で置かれている。右端の上から3段目の空間には、引き出し108(1)が設けられ、その上に、製品名が「ABCDE」であるPTPシート110(1)a,110(1)bが、それぞれゴム輪等で束ねて置かれている。
PTPシート110(1)aは、ある表示片付き包装箱10(1)aから取り出したものである。表示片付き包装箱10(1)aの第一表示片100(1)aには、「100mg品、複数規格あり」の文字が印刷され、子供用の50mg品と間違えないように注意を喚起する表示が記載されている。カード片32(1)aの第二表示片102(1)aには、使用期限を示す日付「2013.12.31」が印刷され、第三表示片104(1)aには、製品名である「ABCDE」の文字が印刷されている。
PTPシート110(1)bは、上記とは別の表示片付き包装箱10(1)bから取り出したものである。表示片付き包装箱10(1)bの第一表示片100(1)bには、上記と同じ「100mg品、複数規格あり」の文字が印刷されている。カード片32(1)bの第二表示片102(1)bには、使用期限を示す日付「2013.09.30」が印刷され、第三表示片104(1)bには、製品名である「ABCDE」の文字が印刷されている。使用期限から分かるように、PTPシート110(1)bは、PTPシート110(1)aより前に製造されたものなので、PTPシート110(1)bの方からから順番に使用する必要がある。
第一表示片100(1)a,100(1)bは、右端の上から3段目の空間の天井仕切り板に、粘着テープ等で貼り付けられている。これに対応して、右端の上から4段目の空間の天井仕切り板には、他の第一表示板110(2)が貼り付けられ、「50mg品、複数規格あり」と表示することによって、大人用の100mg品と間違えないように注意を喚起している。なお、第一表示片100(1)a,100(1)bは同じ内容なので、いずれか一方の表示片を貼り付ければよく、他方は廃棄するか他の用途に使用することができる。
第二表示片102(1)a及び第三表示片104(1)aは、カード片32(1)aの状態のまま、未使用のPTPシート110(1)aと一緒に束ねて保管されている。
PTPシート110(1)bは、既に半分ほど使用されており、シートから切り離された端数部分が、第二表示片102(1)bと共に引き出し108(1)の中に入れて保管されている。これによって、端数部分の使用期限も正確に管理することができる。引き出し108(1)が大きいときは、端数部分だけでなく、束ねたPTPシート110(1)bも引き出し108(1)の中に入れて保管するとよい。第三表示片104(1)bは、引き出し108(1)の上部に貼り付けられ、製品名「ABCDE」を表示するネームプレート112として使用される。
以上説明したように、表示片付き包装箱10によれば、商品に関する情報を印刷した一般的なサイドフラップを表示用フラップ54として取り扱い、表示用フラップ54を筒体94から切り離して第一表示片100として使用する構成なので、箱体形成片12の面積を大きくすることなく、第一表示片100を得ることができる。表示用フラップ54は、U字状の第一破断線60に囲まれた押圧部58を指で押すことにとって容易に切り離すことができる。そして押圧部58は、表示用フラップ54と一体に切り離されて第一表示片100の一部となり、例えば調剤棚106に粘着テープ等で貼り付けるときの貼り付け代として使用できるので、非常に便利である。
また、上記の構成に加え、3つのカード部38,40,82、及び第二乃至第四破断線34,36,84を設けることによって、箱体形成片12の面積がさほど大きくならない範囲で、第一表示片100以外に2つの表示片102,104を得ることができる。
ここで、表示片付き包装箱10は、開封後、3つの表示片100,102,104を切り離すと、上蓋片66を再封したときに、筒体94の押出部58が無くなった部分と第二カード部82の部分が無くなった部分とが開口してしまうので、商品を保護する機能がやや低下するが、病院等で使用される医薬品の包装箱のように、開封後にすぐに廃棄されるケースでは、特に問題にならない。
なお、本考案の表示片付き包装箱は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、表示片付き包装箱10において、3つの表示片100,102,104に印刷される内容は自由に変更することができる。例えば、第一表示片100に製品名を印刷し、第三表示片102に注意喚起の文言を印刷するようにしてもよい。
表示片が4つ以上必要な時は、カード片32に複数の第三破断線を設け、第一表示片100以外に3つ以上の表示片が得られるようにしてもよい。反対に、第一表示片100だけで足りるときは、カード片32を省略することができる。また、その他のサイドフラップ78,62,86を表示片として使用してもよい。
各部材の形状等自由に変更可能である。また、表示用フラップ、カード部の印刷は両面印刷でもよく、両面印刷することにより多くの情報を印刷することができる。また、組み立て状態で4つの側面の中のカード片が配される位置、形状、大きさ等は自由である。
10 表示片付き包装箱
12 箱体形成片
14 第一側面
16 第二側面
18 第三側面
20 第四側面
22 糊付け片
32 カード片
34 第二破断線
36 第三破断線
38 第一カード部
40 カード部
42 摘み部
54 表示用フラップ(サイドフラップ)
58 押圧部
60 第一破断線
66 上蓋片
78 サイドフラップ
82 カード部
84 第四破断線
94 筒体
100 第一表示片
102 第二表示片
104 第三表示片

Claims (3)

  1. 一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片から成り、この箱体形成片は、互いに平行に連接された4つの側面と、前記側面の連接方向の一方の端部に延設され、他方の端部に糊付けして筒体に組み立てる糊付け片とを有し、
    前記4つの側面のうち、前記筒体の状態で互いに対向する2つの前記側面には、前記連接方向に対して直角方向の端部に、サイドフラップがそれぞれ延設され、前記サイドフラップのうち少なくとも一方は、内容物に関する情報が印刷された表示用フラップであり、前記筒体の状態で前記サイドフラップが設けられた前記側面と隣接する前記側面には、前記サイドフラップと隣接する端部に、前記筒体の一端を塞ぐための蓋片が延設され、前記表示用フラップが延設された前記側面の内側には、指で押圧可能な大きさの押圧部が、前記表示用フラップの基端部の両端を起点とするU字状の第一破断線に囲まれて設けられ、
    前記第一破断線を破断することによって、前記筒体から前記表示用フラップ及び前記押圧部を一体に切り離し、表示片として使用できることを特徴とする表示片付き包装箱。
  2. 前記糊付け片の延設方向の端部に第二破断線を介してカード片が設けられ、前記カード片は、1つ以上の第三破断線を介して複数のカード部に区切られ、
    前記カード片は前記4つの側面の中の一側面の裏面に重ねられ、前記カード片が重ねられる前記側面には、前記複数のカード部の中の1つである第一カード部に糊付けされたカード部が第四破断線で囲まれて設けられ、前記外装カード部は前記第一カード部よりも小形であり、
    前記カード部と前記第二カード部には、内容物に関する情報が印刷され、前記第二乃至第四破断線を破断することによって、前記筒体から前記第一及び第二カード部を一体に切り離し、表示片として使用できると共に、前記筒体から前記第一カード部以外の前記カード部を切り離し、表示片として使用できる請求項1記載の表示片付き包装箱。
  3. 前記カード片の端部には、前記筒体の一方の開口部から外側に突出する摘み部が折罫線を介して設けられている請求項2記載の包装用箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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