JP2000347575A - ペーパーフレーム及びボード - Google Patents
ペーパーフレーム及びボードInfo
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Abstract
環境にやさしく、且つ製作時及び使用時にけがすること
がないフレームの提供。 【解決手段】 板材の表面にポスター等の各種印刷物が
貼着されてなる広告パネル3に適用されるフレームであ
る。このフレームは、紙製で、断面略コ字形状に折り曲
げられた複数本のフレーム材1,2からなり、各フレー
ム材は、その略コ字形状溝で前記広告パネルの周端縁を
挟み込むと共に、広告パネルの前後面に接着されて設け
られる。
Description
使用されるボードと、このボードの周端縁に沿って取り
付けられ、額縁のように機能するフレームに関するもの
である。
場合、発泡スチロール製の矩形状のボードの表面に、写
真印刷等が施された印刷物が貼られた後、その周端縁に
沿ってアルミニウム製或いは塩化ビニル樹脂製のフレー
ムが取り付けられている。そして、その広告パネルは、
店頭に立てかけたり、天井から吊り下げたりして使用さ
れている。
場合、図11に示すように、パネルPの各側端部に沿っ
て取り付けられる4つのフレーム材F1〜F4からな
り、各フレーム材は、長手方向両端部E,Eが約45度
の角度に切り落とされた断面コ字形状の形材から構成さ
れている。そして、パネルの四隅にそれぞれL形部材L
を配置した状態で、各フレーム材のコ字形状溝をパネル
の側端縁に嵌め込んで、フレーム材に形成されたネジ挿
通穴Hを介して、前記L形部材に形成されたネジ穴Sに
ねじ止めして、パネルにフレームを取り付けていた。
合、断面コ字形状に形成された長尺材からなり、パネル
の外周に巻くようパネルの端縁に嵌め込んで取り付けて
いた。すなわち、塩ビ製フレームには、パネルの角部に
配置される部分に切欠きが形成されており、その部分で
折り曲げながらパネルの外周に沿って順に嵌め込んで組
み立てていた。なお、嵌め込みを容易にするために、パ
ネルの前面に配置されるフレームの前片の延出長さは、
後片よりもやや短くされていた。
方法では、設備やコスト、技術、保管スペース、環境、
安全性、デザイン性等の面でメリットが少なく、具体的
には例えば次のような問題があった。すなわち、広告パ
ネルの場合、一般的に約半年から1年程度でその役目を
終了してそのまま廃棄処分されるのであるが、ボードに
発泡スチロールを使用するのみならず、フレームにアル
ミニウム等を使用していたので、市のごみ収集に出すこ
とができず、有料で引き取ってもらう必要があった。
用する方法では、隣接する各フレーム材の端部同士を隙
間なく当接させて組み立てるには熟練を要し、誰でも簡
単に組み立てることができなかった。さらに、従来のア
ルミニウム製フレームを使用する方法では、各フレーム
材の端部を約45度の角度で切断した後、その切断部を
ヤスリがけする必要があり、製作に手間を要するもので
あった。しかも、たとえヤスリがけしても、角部で指を
切ったりして、けがをすることがあった。
り下げられて使用されるが、その吊り下げ用の紐が切れ
る等してパネルが落下した場合には、フレームが金属製
だと危険であった。また、従来の方法では、アルミニウ
ム製のフレーム材や前記L形部材が必要なだけでなく、
上述したように、製作や処分の困難性から、コスト高に
なるのを避けられなかった。
を廃棄処分する際の環境破壊の問題があった。また、塩
ビ製フレームの場合、パネルの外周にぐるりと巻いて取
り付けたフレームの両端部を確実に当接させることが難
しかった。つまり、塩ビ製フレームの場合、パネルへの
嵌め込みと同時にパネルに接着していくので、その位置
決めを一度で確実に行う必要があり、製作に熟練を要し
た。また、比較的固い直線状の塩ビ製フレームを、パネ
ルの角部で折り曲げながら組み立てていたので、フレー
ムは元の状態に復元しようとして、パネルから外れよう
とし、フレームの両端部に隙間ができるのを避けられな
かった。なお、塩ビ製フレームは、精度よく角度を出し
て前記切欠きを製作するのが困難であると共に、後述す
るように、パネルの後面と当接する部分にだけ両面テー
プで接着されているに過ぎないことも仕上がりの悪さに
影響を与えていた。
て、切欠きの端縁同士の隙間を目立たせないよう組み立
てるのは困難であり、また、フレームの端部同士の繋ぎ
目からはパネルの角部が露出して見栄えが悪かった。さ
らに、塩ビ製フレームの場合、パネルの前後両面にフレ
ームの前後片の各内面を接着して取り付けることができ
なかった。すなわち、塩ビ製フレームは、比較的固く、
しかもパネルの幅はフレームのコ字形状溝の幅と適合し
た寸法とされているので、パネルの前後片の各内面に両
面テープを設けると、パネルへの嵌め込みが著しく困難
になるものであった。よって、通常、フレームの後片だ
けをパネルの後面に接着している。なお、この接着を容
易に行うために、上述したように、フレームの前片を後
片よりも短くして、後片をパネルの後面に配置した後、
前片をパネルに嵌め込み易くしている。
たものであり、その主たる目的は、安価に、誰でも簡単
に製作することができ、使用後には普通ごみとしてその
まま処分することができ、環境にやさしく、且つ製作時
及び使用時にけがすることのないフレームと、このフレ
ームと好適に使用されるボードを提供することにある。
なお、このフレームは、広告パネル用のフレームとして
好適に使用できるものが望ましい。
に、本発明のペーパーフレームは、板材の表面に各種印
刷物等が貼着されてなるボードに適用されるフレームで
あって、このフレームは、紙製で、断面略コ字形状に折
り曲げられたフレーム材からなり、このフレーム材は、
その略コ字形状溝で前記ボードの周端縁を挟み込むと共
に、ボードの前後面に接着されて設けられることを特徴
とする。
各種印刷物等が貼着されると共に、その周端縁に沿って
フレームが取り付けられて使用されるボードであって、
このボードは、段ボール等の厚紙の表面に、白色の紙が
貼着されてなることを特徴とする。
下」と「左右」とは、互いに入替えが可能である。
ム及びボードについて、さらに詳細に説明する。図1
は、この発明のペーパーフレームの一実施例を示す斜視
図であり、ボード3へ取り付ける際の状態を示してい
る。なお、この図では、ボード3を背面側から見た状態
を示している。また、図2は、後述する上下の第1フレ
ーム材1(1A),1(1B)の取付後に、左右の第2
フレーム材2(2A),2(2B)を取り付ける際の状
態を示している。さらに、図3は、図2におけるA−A
部分の断面図である。また、図4は、ペーパーフレーム
をボード3へ取り付けた状態を示す背面側から見た斜視
図である。なお、本明細書において、前後左右の各方向
は、ボード3を正面から見た状態で定義している。
3に好適に使用されるフレームについて説明する。すな
わち、本実施例のボードは、販促パネルや、屋内用の吊
り下げディスプレイPOP等、各メーカの量販店等に吊
り下げられたり立てられたりして使用されるボードであ
る。なお、この発明のペーパーフレームは広告パネルに
限らず、展示用パネル等、その他の各種ボードにも適用
可能なことは勿論である。例えば、カレンダー、画材、
壁掛パネル、写真立て、パズル、ホワイトボード等の各
種ボードの枠として使用可能である。
ド3について説明する。図示例のボード3は略矩形状の
板材からなる。ボード3としては、例えば発泡スチロー
ル製の板材の表面にポスター等の印刷物が貼られたパネ
ルが使用される。ボード3の大きさは特に問わず、ペー
パーフレーム(1,2)はボード3の大きさにより適宜
の寸法のものが使用されるが、図示例の場合、ボード3
として例えばB3判(横364×縦515mm)のもの
が使用されている。また、ボード3の板厚は、特に問わ
ないが、例えば約5〜8mmに設定される。なお、厳密
には、ボードを規格寸法(B3判等)より約1mm短く
形成し、フレームの方を規格寸法に適合させる。
いはリサイクル)のことを考えると、紙製ボードを使用
すると、環境に一層やさしいものとすることができる。
例えば、段ボール等の厚紙の表面に印刷物を貼って構成
することができる。この場合には、段ボール等の地色が
印刷物を透けて見えないように、段ボールには、少なく
とも印刷物を貼る側の表面に予め白色の紙を貼ってお
き、その上に印刷物を貼るのが望ましい。
体的に説明すると、板厚5mmのボードでは、例えば図
6に示すような断面のボード3Aが使用される。このボ
ード3の場合、平板状の表面材35aと裏面材35bの
間に波形の中心材35cを配置したシングルタイプの段
ボール35が使用され、その表面材35aと裏面材35
bの各外面側に、白色の板紙36,37を貼って構成し
ている。そして、表面材35a側の白色板紙36の表面
に、適宜のオフセット印刷物等の各種の紙を貼って使用
する。白色の板紙36を予め貼った上に、印刷物を配置
することで、段ボール35の前記中心材35cによる縞
模様や段ボール35の地色が印刷物を透けて見栄えが悪
くなるのを防止することができる。しかも、ボード3の
周囲に、本発明のフレーム1,2を設ければ、段ボール
35の縁も隠すことができるので、一層好適である。
に示すような断面のボード3Aの他、例えば図7に示す
ような断面のボード3Bを使用することもできる。この
ボード3Bの場合、平板状の表面材35aと裏面材35
bの間に、更に平板状の中間材35dを配置して、表面
材35aと中間材35dとの間、及び中間材35dと裏
面材35bとの間に、それぞれ波形の中心材35c,3
5cを配置したダブルタイプの段ボールが使用され、そ
の表面材35aと裏面材35bの各外面側に、白色の板
紙36,37を貼って構成している。その使用方法は、
前記図6の場合と同様である。
くとも表面側に、予め白色の紙36を貼った上に、印刷
物を貼ってボード3を構成し、その紙製ボード3に本発
明の紙製のフレーム1,2を取り付ければ、全体が紙製
とできるので、地球環境に極めてやさしいパネルとする
ことができる。
さ約0.3〜0.4mmのコートボール紙)36,37
を貼着する場合、段ボール35の目とコートボール紙3
6,37の目とが互いに直角方向に向くように配置する
のがよい。そのように配置することにより、ボード3に
反り等の変形が発生するのを防止することができる。例
えば、長辺に平行な目が形成された縦目の矩形状の段ボ
ール35には、短辺に平行な目が形成された横目のコー
トボール紙36,37を貼るのである。縦目と横目との
相互作用により、ボード全体の変形が防止される。な
お、コートボール紙36(,37)の表面には、オフセ
ット印刷物等が貼られることにより、ボード3の強度を
一層増加させることができる。なお、段ボールを用いた
本発明のボード3の場合、従来の発泡スチロール製のボ
ードに比べて若干重たくなるが、その周端縁に取り付け
るフレームを本発明のペーパーフレーム1,2にするこ
とにより、その問題は解消される。紙製フレームは、従
来のアルミニウム製等に比べて重量が軽いからである。
いて説明する。この実施例のペーパーフレームは、ボー
ド3の上下両端縁に沿って設けられる一対の第1フレー
ム材1(1A),1(1B)と、ボード3の左右両端縁
に沿って設けられる一対の第2フレーム材2(2A),
2(2B)とからなる。各フレーム材1,2は、紙製
で、例えばボール紙を打抜加工して形成されてなる。
央片10の四辺に、それぞれ、折り目線を介して略矩形
状の紙片11〜14が連設されてなるものである。すな
わち、四角形状の中央片10を中心として、その前側に
前片11が、後側に後片12が、左側に左側舌片13
が、右側に右側舌片14が、それぞれ折り目線を介して
中央片10と連続に形成されてなるものである。なお、
本明細書において、前片11と後片12とを合わせて前
後片11,12と、左側舌片13と右側舌片14とを合
わせて左右舌片13,14という。
は、組立時において上下方向内側となる方向に、中央片
10に対して垂直に折り曲げられる。すなわち、第1フ
レーム材1A,1Bの各前後片11,12及び左右舌片
13,14は、ボード3の上端縁に沿って設けられる上
側の第1フレーム材1Aの場合、その中央片10に対し
て垂直下方に、ボード3の下端縁に沿って設けられる下
側の第1フレーム材1Bの場合、その中央片10に対し
て垂直上方に折り曲げられる。なお、各折曲線には、前
後片11,12や左右舌片13,14が中央片10と分
離しない程度の浅い切込みがフレーム材1の外面側に入
れられる等しているので、中央片10に対する折り曲げ
は容易に且つ綺麗に行うことができる。
の上下の各端面31,32と略同一の四角形状に形成さ
れている。第1フレーム材1の前後片11,12は、中
央片10の前後の端縁から離間するに従って左右方向幅
寸法がやや短くなるよう形成された略台形状に形成され
ている。図示例では、前後片11,12の左右の端辺
は、中央片の前後の端辺に対し約45度の角度αをなし
た状態で、中央片10の四隅の角部から左右方向内側に
傾斜して形成されている。なお、図示例の場合、図2及
び図3に示すように、中央片10の前後方向幅寸法Xが
約8mm、前後片11,12の各上下方向幅寸法Y1,
Y2が約10mmとされている。
は、略矩形状とされ、中央片10の左右の端縁に折目線
を介して連設されている。この左右舌片13,14の前
後方向幅寸法は、中央片10の前後方向幅寸法Xより僅
かに短く形成されており、図示例の場合X1=約7mm
とされている。また、その長手寸法Zは特に問わず適宜
に設定されるが、図示例の場合、約30mmとされてい
る。
状の中央片20の長辺側の前後両端縁に、それぞれ、折
り目線を介して略矩形状の紙片が連設されてなるもので
ある。すなわち、四角形状の中央片20を中心として、
その前側に前片21が、後側に後片22が、それぞれ折
り目線を介して中央片20と連続に形成されてなるもの
である。
22は、組立時において左右方向内側となる方向に、中
央片20に対して垂直に折り曲げられる。すなわち、第
2フレーム材2の前後片21,22は、ボード3の左端
縁に沿って設けられる左側の第2フレーム材2Aの場
合、その中央片20に対して垂直右方に、ボード3の右
端縁に沿って設けられる右側の第2フレーム材2Bの場
合、その中央片20に対して垂直左方に、略コ字形状に
折り曲げて構成される。なお、第2フレーム材2の各折
曲線にも、前後片21,22が中央片20と分離しない
程度の浅い切込みがフレーム材2の外面側から入れられ
ている。
3の左右の各端面33,34と略同一の四角形状に形成
されている。また、第2フレーム材2の前後片21,2
2は、中央片20の前後の端縁から離間するに従って上
下方向幅寸法がやや短くなるよう形成された略台形状に
形成されている。図示例では、前後片21,22の上下
の端辺は、中央片20の前後の端辺に対し約45度の角
度βをなした状態で、中央片20の四隅の角部から上下
方向内側に傾斜して形成されている。
後方向幅寸法Uは、第1フレーム材1のそれ(X)と同
一とされ、第2フレーム材2の前片21の左右方向幅寸
法V1は、第1フレーム材1のそれ(Y1)と同一とさ
れ、第2フレーム材2の後片22の左右方向幅寸法V2
は、第1フレーム材1のそれ(Y2)と同一とされてい
る。図示例の場合、中央片20の前後方向幅寸法Uが約
8mm、前後片21,22の各左右方向幅寸法V1,V
2が約10mmとされている。
内面と左右舌片13,14の各内外面、及び第2フレー
ム材2の前後片21,22の各内面には、それぞれ両面
テープ4が貼着されている。各両面テープ4は、一方の
貼着面が各フレーム材1,2の前後片11,12,2
1,22等に貼着されている一方、他方の貼着面には、
剥離紙41が仮貼着されている。両面テープ4は、ボー
ド3へのフレーム1,2の取付後に、各フレーム材1,
2の前後片11,12,21,22等がボード3から浮
き上がらないように、各片をボード3の表面に接着する
ものであり、前後片11,12,21,22や左右舌片
13,14の適宜の箇所に設けられる。なお、図示例で
は、幅寸法約5mmの両面テープが使用されており、前
後片11,12,21,22の長手方向両端部の傾斜部
を除く部分と、左右舌片13,14の中央部にそれぞれ
貼着されている。
ついて説明する。図1では、略矩形状のボード3に上記
各フレーム材1,2を取り付ける際の状態を示してい
る。この場合には、上述したように、抜き加工後に、所
要箇所に両面テープ4が貼着され、その後、折目線に沿
って折られてなる第1フレーム材1と第2フレーム材2
がそれぞれ2本使用される。なお、両面テープを貼った
紙を抜き加工してフレーム材を構成してもよい。
の上下端縁に沿って第1フレーム材1,1をそれぞれ取
り付ける。これには、第1フレーム材1の左右舌片1
3,14の各内面側の剥離紙41を剥がして、両面テー
プ4の接着面を露出させ、ボード3の上下各端面31,
32に第1フレーム材1の中央片10を重ね合わせた状
態で、左右舌片13,14の各内面側の接着面をボード
3の左右各端面33,34の上下端部に貼着する。その
後、第1フレーム材1の前後片11,12の各内面側の
剥離紙41を剥がして、両面テープ4の接着面を露出さ
せ、その接着面をボード3の前後面の上下端部に貼着す
る。
両端部に、パネル3の端縁に沿って第2フレーム材2,
2をそれぞれ取り付ける。これには、ボード3の左右各
端面33,34の上下部に貼着された第1フレーム材
1,1の左右舌片13,14の各外面側の剥離紙41を
剥がして、両面テープ4の接着面を露出させ、ボード3
の左右各端面33,34に第2フレーム材2の中央片2
0を重ね合わせた状態で、左右舌片13,14の各外面
側の接着面に第2フレーム材2の中央片20の上下端部
を貼着する。その後、第2フレーム材2の前後片21,
22の各内面側の剥離紙41を剥がして、両面テープ4
の接着面を露出させ、その接着面をボード3の前後面の
左右端部に貼着する。このようにして、ボード3の周端
縁に沿ってフレーム1,2が取り付けられる。
11,12,21,22の長手方向の端部は、図示例で
は各約45度の角度に切り欠かれており、組立後には、
第1フレーム材1の前後片11,12の長手方向の端縁
と、第2フレーム材2の前後片21,22の長手方向の
端縁とが当接される。また、第1フレーム材1の前後片
11,12の上下方向幅寸法Y1,Y2と、第2フレー
ム材2の前後片21,22の左右方向幅寸法V1,V2
とは、前片は前片同士11,21、後片は後片同士1
2,22で、それぞれ同一(Y1=V1,Y2=V2
(図示例では、前片と後片とも同一寸法 Y1=Y2=
V1=V2))とされている。よって、取付状態では、
各フレーム材1,2の各前後片11,12,21,22
の内周端縁が連続して配置されることになる。
方法で天井から吊り下げられたり、或いは床に立て掛け
たりして使用される。すなわち、各メーカーの量販店等
において、店頭等に吊り下げたり、カウンター等に立て
たりして使用される。そのため、ボード3の後面等に
は、図1や図4に示すように、適宜の設置手段が設けら
れる。なお、図1及び図4では、以下に述べる4つの取
付具5〜8の全てが取り付けられたボード3を示してい
るが、これらの内のいずれかでもよい。
端面の左右両端部付近に、吊下紐を通すための一対の取
付金具5,5をねじ止めする。この取付金具5の場合、
金属製で、略矩形状の取付片51の一端部に、略三角形
状等の環状体52が取り付けられてなる。しかも、その
環状体52は、取付片51の一端縁を中心に回動可能に
取り付けられている。そして、取付片51に形成された
ネジ挿通穴51aを介して、フレーム付きのパネル3の
上端面にネジ53をねじ込むことにより、取付片51を
フレーム1,2及びボード3に固定して取り付け、前記
環状体52に紐が通されて使用される。
示すように、ボード3の後面上部の左右両端部付近に、
吊下紐を通すための取付具6,6を取り付ける。この取
付具6の場合、帯状の布片61を略V字形状に二つ折り
してなり、その上方両端部をボード3の後面の上部に接
着した後、その接着部を覆うようにして、その上に第1
フレーム材1の後片12を貼着してパネルを構成してい
る。そして、帯状の布片61には略三角形状等の環状体
62が挿通されているので、その環状体62に紐を通し
て、その紐を天井や壁に引っ掛けて使用することができ
る。
に示すように、ボード3後面の中央部よりやや上方の左
右方向中央部に、略矩形状の厚紙からなる取付具7を取
り付けてもよい。この取付具7の場合、厚紙はその上下
方向中央部の折曲線で2つに区分されており、折曲線よ
り下側の紙片71のみがパネル3の後面に接着されてお
り、上側の紙片72の左右両端部付近に形成された穴に
紐73が通されて使用される。この取付具7の場合、紐
73の長さを調整することで、正面から紐73が見えな
いようにして壁面にパネルを取り付けることができる。
には、図1及び図4に示すように、ボード3後面の下方
の左右方向中央部に、略台形状の厚紙からなる取付具8
を取り付けるとよい。この取付具8の場合、略矩形状の
中央片81の左右に、折曲線を介して左右片82,82
が連設されてなり、中央片81の部分がボード3の後面
に接着されて設けられる。また、取付具8の中央部に
は、ボード3後面に対して略垂直後方に起曲することの
できる略台形状の起曲片83が設けられており、前記左
右片82,82を中央片81に対して垂直に折り曲げた
後、起曲片83を起曲することにより組み立てられる
(図4)。この際、起曲片83の先端部に形成された係
合溝83a,83aと、左右片82,82に形成された
係止溝82a,82aとが係合されるので、組み立ては
確実に行われる。
向中央部に略台形状に形成され、その左右両端部が左右
片82,82の各左右方向中央部まで延出しており、下
端縁の折曲線83bを除いた端縁を打ち抜かれてなる。
しかも、起曲片83の上端部に略V字形状溝を形成する
よう打ち抜くことで、前記係合溝83aを形成すると共
に、起曲片83の下端縁(折曲線)の左右両端部と対応
した位置に略V字形状溝を形成するよう打ち抜くこと
で、前記係止溝82aを形成している。さらに、左右片
82,82の下端縁82bを、左右方向外側に行くに従
って僅かに上方に傾斜することで、取付具8の組立状態
で、パネル3を傾斜して設置することができるよう構成
されている。
例の構成に限らず、適宜変更可能である。例えば、上記
実施例の各フレーム材1,2の各片10〜14,20〜
22の大きさ、すなわち幅や長さ寸法は、適宜に変更可
能なことは言うまでもない。また、フレームの色も、適
宜に設定可能である。さらに、図示例では、上下方向に
長い矩形状のボード3に適用した例を説明したが、左右
方向に細長いボード3にも適用可能である。しかも、上
記各説明において、「前後」と「左右」の変更は自由で
あり、ボード3の左右に第1フレーム材1,1,を設
け、上下に第2フレーム材2,2を設けてもよい。
の所定箇所に予め両面テープ4を設けて、使用時にその
剥離紙を剥がして使用する例について説明したが、両面
テープ4を設けずに、組み立て時に、所要部分に糊付け
しながら作業してもよい。さらに、上記実施例では、各
フレーム材1,2の前片11,21と後片12,22の
幅寸法Y1,Y2,V1,V2を両者で同一としたが
(Y1=Y2=V1=V2)、前片11,21と後片1
2,22との幅寸法を変えて、前片は前片同士11,2
1、後片は後片同士12,22で一致させてもよい(Y
1=V1,Y2=V2,Y1≠Y2)。また、各フレー
ム材1,2の前片11,21の端部を波形等の適宜の装
飾形状に切ったり、前片11,21に切り絵等を施すこ
とも可能である。
1,2の前後片11,12,21,22の長手方向両端
部を約45度に切断して、組立時にその端縁同士を当接
する例について説明したが、45度以外の角度の組み合
わせで、両端縁を当接させてもよい。すなわち、矩形状
ボード3の場合、前記αとβは、α+β=90°であれ
ば、それぞれ45度以外の角度でもよい。また、上記実
施例では、矩形状のボード3に適用した例について説明
したが、ボード3の形状は矩形状に限らず、その他の形
状にも適用可能である。例えば、各種の多角形(正多角
形を含む)等にも適用可能である。なお、この場合に
は、それにあわせて、前記αやβは適宜に設定される。
1にのみ舌片13,14を形成し、舌片のない第2フレ
ーム材2と組み合わせて組み立てる例について説明した
が、各フレーム材1,2の長手方向一端部にのみ舌片を
連設して構成してもよい。例えば、図1において、上側
の第1フレーム材1Aの右側端部、右側の第2フレーム
材2Bの下側端部、下側の第1フレーム材1Bの左側端
部、左側の第2フレーム材2Aの上側端部に、それぞれ
舌片を連設して、上側の第1フレーム材1Aの右側の舌
片を右側の第2フレーム材2Bで、右側の第2フレーム
材2Bの下側の舌片を下側の第1フレーム材1Bで、下
側の第1フレーム材1Bの左側の舌片を左側の第2フレ
ーム材2Aで、左側の第2フレーム材2Aの上側の舌片
を上側の第1フレーム材1Aで、それぞれ順に覆うよう
各フレーム材1,1B,2A,2Bを取り付けてもよ
い。
長手方向一端部にのみ舌片を連設して構成した場合に
は、比較的長尺の同一形状(長さ)のフレーム材を多数
本用意しておいて、取り付けるボード3の端辺の長さに
合わせて、舌片のない側の端部を適宜切って使用するこ
とができる。よって、各端辺の長さが異なる任意の多角
形にも容易に対応することができる。
は、第1フレーム材では、中央片と左右舌片との間は折
罫を、中央片と前後片とは切罫(外面側にハーフカッ
ト)を施し、第2フレーム材では、中央片と前後片とは
切罫を施しているが、各フレーム材の中央片と前後片と
の間の切罫は折罫とすることもできる。中央片と前後片
との間に折罫を施した場合には、折罫部の谷側を内面側
にして折り曲げて使用する。山を外面側に配置すること
で、前後片の折り曲げ後の跳ね返り(復元)を防止する
ことができる。折罫とした場合には、ハーフカットの場
合より、角部に丸みをもたせて折り曲げることができ
る。また、折罫の場合、切目がないのでフレームの強度
を増すことができ、比較的大きいサイズのボードに好適
に適用可能である。
端辺31〜34にそれぞれ、別個のフレーム材1A,2
A,1B,2Bを取り付けた例について説明したが、ボ
ード3の隣接する二以上の端辺に一つのフレーム材9を
取り付けてもよい。つまり、一つのフレーム材9を長手
方向の所要箇所で折り曲げつつボード3の端縁に取り付
ける構成としてもよい。なお、この場合において、市販
の板紙を利用して製作する場合には、その長手寸法を考
慮して、長手寸法が約1100mm程度までに収めるの
がよい。例えばA6判のボード等に適用される。
形状ボード3の隣接する二辺31,34(32,33)
に取り付けられるフレーム材9Aである。このフレーム
材9Aは、前記実施例の第1フレーム材1Aの長手方向
一端部の舌片14を省略し、その舌片14の代わりに、
第2フレーム材2Bを連設してなるものである。つま
り、第1フレーム材1Aの中央片10が第2フレーム材
2Bの中央片20と連設されて構成され、図5(a)で
は長手方向に展開されて示されている。
矩形状ボード3の短辺31と長辺34とを合わせた長さ
に設定されており、ボード3の角部で折り曲げつつボー
ド3の隣接した端面31,34(32,33)に取り付
け可能とされている。そして、中央片10Aの幅方向両
端部には、中央片10Aがボード3の隣接する各端面3
1,34に沿って配置された状態で、中央片10Aに対
し折り曲げられて、ボード3の前後面に接着される前後
片11,12,21,22が連設されている。図示例で
は、略V字形状溝19により、ボード3の短辺31側の
前後片11,12と、ボード3の長辺34側の前後片2
1,22とに区分されている。なお、短辺31側の前後
片11,12は、図1の第1フレーム材1Aのそれと同
一の構成とされ、長辺34側の前後片21,22は、第
2フレーム材2Bのそれと同一の構成とされている。そ
して更に、中央片10Aの長手方向一端部には、舌片1
3が連設されている。この舌片13は、図1の第1フレ
ーム材1Aのそれと同一の構成とされている。そして、
このような構成のフレーム材1Aには、前記実施例と同
様、各前後片11,12,21,22の内面側と、舌片
13の内外面に、両面テープ4が設けられている。
(a)のフレーム材9Aを適用する場合には、図5
(a)に示されるフレーム材9Aを2本用意する。そし
て、一方のフレーム材9Aをパネル3の上端面31と右
側端面34とに沿って配置して、その一端部側に設けら
れた舌片13の内面をボード3の左側端面33の上部に
貼着すると共に、他方のフレーム材9Aをパネル3の下
端面32と左側端面33とに沿って配置して、その一端
部側に設けられた舌片13の内面をボード3の右側端面
34の下部に貼着する。また、一方のフレーム材9Aの
舌片13の外面に、他方のフレーム材9Aの他端部を貼
着すると共に、他方のフレーム材9Aの舌片13の外面
に、一方のフレーム材9Aの他端部を貼着する。そし
て、更に、各フレーム材9Aの前後片11,12,2
1,22をボード3の前後面にそれぞれ貼着して取り付
けるのである。
状ボード3の外周部全周に渡って取り付けられるフレー
ム材9Bである。このフレーム材9Bは、前記実施例の
第1フレーム材1と第2フレーム材2とが舌片13,1
4なしに交互に連設されてなる構成であり(1A+2B
+1B+2A)、長手方向一端部(1A側の端部)にの
み舌片13が連設されてなる。つまり、中央片10Aの
長さは、ボード3の外周長さに等しく形成されており、
所要の箇所で折り曲げつつ、ボード3の周端縁に沿って
設けることができる。
中央片10Aがボード3の周端縁に沿って配置された状
態で、中央片10Aに対し折り曲げられて、ボード3の
前後面に接着される前後片11,12,21,22が連
設されている。これら前後片11,12,21,22の
構成は、上記各実施例と同様であり、ボード3の短辺3
1,32用の前後片11,12と長辺33,34用の前
後片21,22とが略V字形状溝19を介して順に連設
されている。そして、このような構成のフレーム材9B
には、前記実施例と同様、各前後片11,12,21,
22の内面側と、舌片13の内外面に、両面テープ4が
設けられている。
フレーム材9Bを適用する場合には、まず、ボード3の
左側端面33の上端部に舌片13の内面を貼着して、フ
レーム材9Bの中央片10Aをボード3の上端面31、
右側端面34、下端面32及び左側端面33と順にボー
ド3の角部で折り曲げながら配置し、その他端部を前記
舌片13の外面に貼着する。そして、中央片10Aに対
し前後片11,12,21,22を垂直に折り曲げて、
ボード3の前後面に前後片11,12,21,22をそ
れぞれ貼着して取り付ける。
矩形の場合のフレーム材9を示したが、ボード3が矩形
でない場合には、ボード3の隣接する2以上の端辺の長
さに対応して中央片10Aを形成し、その幅方向両端部
に、所要の前後片を連設すればよい。
2をボード3に取り付けた場合、フレーム1,2が紙製
なので、そのフレーム1,2の外面に、紙製の各種部材
を適宜貼り付けて、ボードの補強や装飾(ワンポイン
ト)等を図ることができる。例えば、図8〜図10に
は、ボード3の角部に沿って設けられるコーナー部材1
00の一例を示した。なお、各例では、ボード3の一つ
の角部のみを示しているが、他の各角部にも取り付け可
能なことは言うまでもない。通常、ボードの4つの角部
にそれぞれ同一構成のコーナー部材100が取り付けら
れる。
紙片を二つ折りしてなり、内面側に設けられた両面テー
プにより、ペーパーフレーム付きのボードの角部に取り
付ける例を示している。図示例の場合、コーナー部材1
00Aの長手方向両端部は半円形状に形成され、中央の
折曲線101から等距離の位置には、小穴102,10
2が形成されている。この小穴102は、ボード吊り下
げ用の吊り具を取り付ける際に利用できるのみならず、
吊り具を取り付けない場合でも、飾りとしてイメージア
ップを図ることができる。
三角形状のキャップでボード3の角部を覆う例を示して
いる。この場合、図9(a)の展開図に示すように、矩
形状の中央片110の前後両端部に、直角三角形状の前
後片111,112の一端辺が連設され、その前後片1
11,112の他端辺には、それぞれ側片113,11
4が連設されてなる。なお、一方の側片114の幅寸法
は、中央片110の幅寸法と等しく、他方の側片113
の幅寸法は、それよりやや短く形成されている。そし
て、このコーナー部材は、同図(b)に示すように、各
折目線を山折りして形成され、前記他方の側片113の
外面に前記一方の側片114の内面を取り付けて構成さ
れる。なお、中央片110と、各側片113,114に
は、前記図8のコーナー部材100Aと同様に、小穴1
02が形成されている。この図9のコーナー部材100
Bも、内面側を両面テープにてボード3のフレーム材
1,2に接着して取り付ける。
落としたような形状として、図10に示されるようなコ
ーナー部材100Cとすることもできる。この図10の
コーナー部材の場合、図10(b)に示すように、ボー
ドの角部を露出させてコーナー部材を取り付けることが
できる。なお、上記各コーナー部材100の紙の色を、
フレーム材1,2の色と変えることにより、装飾的効果
を一層高めることができる。
ーフレーム及びボードによれば、フレームやボードが紙
製である。また、誰でも簡単にフレームの組立が行え
る。よって、ボード使用後の処分が容易で、またコスト
ダウンを図ることもできる。また、組立作業時にけがを
する心配もなく、且つボードの使用時に紐が切れて落下
した場合でも、けがをする心配もなく、安全である。
斜視図であり、ボードへの取付時の状態を、ボードの裏
面側から見た状態を示している。
付後に、第2フレーム材を取り付ける状態を示す背面図
である。
状態を示す背面側から見た斜視図である。
開図である。
面図である。
断面図である。
に取り付けられるコーナー部材の一例を示し、(a)は
展開図、(b)は取付状態の斜視図である。
に取り付けられるコーナー部材の他の例を示し、(a)
は展開図、(b)は組立状態の斜視図、(c)は取付状
態の斜視図である。
部に取り付けられるコーナー部材の更に他の例を示し、
(a)は展開図、(b)は取付状態の斜視図である。
取付時の状態を示す斜視図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 板材の表面に各種印刷物等が貼着されて
なるボードに適用されるフレームであって、 このフレームは、紙製で、断面略コ字形状に折り曲げら
れたフレーム材からなり、 このフレーム材は、その略コ字形状溝で前記ボードの周
端縁を挟み込むと共に、ボードの前後面に接着されて設
けられることを特徴とするペーパーフレーム。 - 【請求項2】 紙製で、断面略コ字形状に折り曲げられ
てなり、ボードの周端縁に沿って取り付けられるペーパ
ーフレームであって、 このペーパーフレームは、ボードの隣接する端部に第1
フレーム材と第2フレーム材とが設けられてなり、 第1フレーム材は、ボードの一端面と略同一形状の中央
片の前後両端部に、この中央片に対し略垂直に折り曲げ
られて前後片を連設されてなると共に、前記中央片の長
手方向の端部に、中央片に対し折り曲げられて舌片を連
設されてなり、 第2フレーム材は、ボードの前記一端面に隣接した他端
面と略同一形状の中央片の前後両端部に、この中央片に
対し略垂直に折り曲げられて前後片を連設されてなり、 第1フレーム材は、ボードの前記一端面に中央片が重ね
合わされて、ボードの前記他端面に舌片の内面が接着さ
れると共に、ボードの前後面に前後片の各内面が接着さ
れて設けられ、 第2フレーム材は、その中央片の長手方向の端部が第1
フレーム材の舌片の外面に接着されて、ボードの前記他
端面に中央片が重ね合わされると共に、ボードの前後面
に前後片の各内面が接着されて設けられることを特徴と
するペーパーフレーム。 - 【請求項3】 前記第1フレーム材及び前記第2フレー
ム材の各前後片は、各中央片からの延出長さが、前片は
前片同士、後片は後片同士で、それぞれ同一とされ、 第1フレーム材の前後片の長手方向の端縁と、第2フレ
ーム材の前後片の長手方向の端縁とが当接されて組み立
てられることを特徴とする請求項2に記載のペーパーフ
レーム。 - 【請求項4】 前記第1フレーム材は、前後片の各内面
及び舌片の内外面に、それぞれ両面テープが貼着されて
なり、 第2フレーム材は、前後片の各内面に、それぞれ両面テ
ープが貼着されてなり、 前記各両面テープは、一端面が第1フレーム材又は第2
フレーム材に貼着されると共に、他端面には、組立時に
剥がされる剥離紙が仮貼着されていることを特徴とする
請求項3に記載のペーパーフレーム。 - 【請求項5】 紙製で、略矩形状のボードの周端縁に沿
って取り付けられるペーパーフレームであって、 このペーパーフレームは、ボードの上下両端縁に沿って
設けられる一対の第1フレーム材と、ボードの左右両端
縁に沿って設けられる一対の第2フレーム材とを備えて
なり、 各第1フレーム材は、ボードの上下端面と略同一の四角
形状に形成された中央片と、この中央片の前後両端部に
それぞれ連設されて上下方向内側に垂直に折り曲げられ
てなる前後片と、中央片の左右両端部にぞれぞれ連設さ
れて上下方向内側に垂直に折り曲げられてなる舌片とか
らなり、 各第2フレーム材は、ボードの左右端面と略同一の四角
形状に形成された中央片と、この中央片の前後両端部に
それぞれ連設されて左右方向内側に垂直に折り曲げられ
てなる前後片とからなり、 第1フレーム材の中央片の前後方向幅寸法は、第2フレ
ーム材の中央片の前後方向幅寸法と同一とされ、 第1フレーム材の前後片の上下方向幅寸法は、第2フレ
ーム材の前後片の左右方向幅寸法と同一とされ、 第1フレーム材の前後片は、先端側に行くに従って左右
方向幅寸法が短くなるよう左右両端部が約45度の角度
に切り欠かれており、 第2フレーム材の前後片は、先端側に行くに従って上下
方向幅寸法が短くなるよう上下両端部が約45度の角度
に切り欠かれており、 第1フレーム材の前後片の各内面と左右舌片の各内外
面、及び第2フレーム材の前後片の各内面には、それぞ
れ、表面側に剥離紙が仮貼着された両面テープが貼着さ
れてなることを特徴とするペーパーフレーム。 - 【請求項6】 紙製で、ボードの周端縁に沿って取り付
けられるフレーム材を備え、 ボードの隣接する各端面が長手方向に展開されて連設さ
れた形状の中央片と、この中央片がボードの隣接する前
記各端面に沿って配置された状態で、中央片に対し折り
曲げられて、ボードの前後面に接着される前後片と、 前記中央片の長手方向一端部に連接され、この一端部側
の中央片が配置されるボードの一端面と隣接した他端面
に配置され、その内面がボードに接着される舌片とから
なり、 前記前後片は、ボードの角部に配置される部分に略V字
形状の切欠きが形成され、その切欠きの対向する端縁同
士が当接されて組み立てられ、 前記舌片の外面には、このフレーム材又は他のフレーム
材の中央片の他端部側の内面が接着されて組み立てられ
ることを特徴とするペーパーフレーム。 - 【請求項7】 表面に各種印刷物等が貼着されると共
に、その周端縁に沿ってフレームが取り付けられて使用
されるボードであって、 このボードは、段ボール等の厚紙の表面に、白色の紙が
貼着されてなることを特徴とするペーパーボード。 - 【請求項8】 前記フレームが、請求項1から請求項6
までのいずれかに記載のペーパーフレームであることを
特徴とする請求項7に記載のペーパーボード。
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