JP3394227B2 - 屋内看板 - Google Patents

屋内看板

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JP3394227B2
JP3394227B2 JP2000084132A JP2000084132A JP3394227B2 JP 3394227 B2 JP3394227 B2 JP 3394227B2 JP 2000084132 A JP2000084132 A JP 2000084132A JP 2000084132 A JP2000084132 A JP 2000084132A JP 3394227 B2 JP3394227 B2 JP 3394227B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、主として、屋内で
の式典、祝賀会、宴会、講習会、講演会、新商品発表会
やその他各種催し物に際して用いる屋内看板に関する。 【0002】 【従来の技術】屋内での式典、宴会やその他各種催し物
に際しては、屋内看板に催し物の呼び名を描いて、天井
から吊り下げたり、壁に掲示したりする。従来の屋内看
板は、耐候性等が要求されないことから、安価かつ軽量
に製作できるように、木枠に廉価な布を張り付けて全体
を一体に構成する構造、いわゆる簡易キャンバスを構成
して、前面の布に直接絵や文字(以下、看板表示内容と
総称する)を描いていた。こうした屋内看板は、専門の
業者が製造し、利用者が買い取って、使用後は適宜処分
するのが通例であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】木枠に布を張り付けた
従来の屋内看板は、業者側、利用者側それぞれに問題点
を有している。まず、業者側は、屋内看板使用後の取扱
に悩まされている。各屋内看板は、各催し物専用で、同
一の催し物でも年度が異なれば再利用し難く、埋立処分
又は焼却処分する。しかし、こうした処分には回収の手
間及びコストを課すので、多くの業者は回収を敬遠しが
ちになる。ある催し物に用いた屋内看板を他の催し物に
流用した方が好ましいと回収する業者もあるが、今度
は、回収した大量の屋内看板の保管に手間及びコストを
要することになる。ほとんどの屋内看板は耐候性がない
ので、屋内での保管が必要となるからである。 【0004】利用者側は、上記回収の問題と関連して、
回収されずに残る屋内看板の処分に頭を悩ませている。
買い取りした屋内看板が、使用後になんら役に立たない
のは、利用者側から見ればコスト的に好ましいことでは
ない。また、従来は、催し物の内容が決定した後に発注
して木枠から屋内看板の製作を始めるので、発注後の内
容変更に対応しにくく、この変更にかかる費用負担を、
業者又は利用者側どちらが負担するかが問題となる。 【0005】こうした屋内看板における製造及び取扱の
問題は、従来の屋内看板が全体を一体に製作する長尺物
であることに起因している。上述のほかにも、多数の屋
内看板は5m以上であるため、運搬するだけでも工夫が
必要で、ましてや吊り下げる作業ともなると大変な労力
を要していた。そこで、業者側、利用者側双方の問題点
を照らし合わせ、両者にとってより好ましい屋内看板の
製造形態及び利用形態を検討し、運搬、保管がコンパク
トにでき、手間及びコストをかけずに再利用可能な屋内
看板の開発を目指した。 【0006】 【課題を解決するための手段】検討の結果、開発したも
のが、複数の単位プレートと、この単位プレートをそれ
ぞれの側縁面で突き合わせて同一直線上に並べた展開状
態を保持する拘束手段と、前記展開状態を保持した全単
位プレートを一体に吊り下げる吊下手段とからなり、単
位プレートは合成樹脂板の少なくとも上縁面及び下縁面
を剛性フレームで囲み、前面又は後面を看板表示内容を
印刷又は描いたシートの密着面として形成した屋内看板
である。本発明は、屋内看板を長尺方向に分割した単位
プレートを同一直線上に並べた展開状態で使用する。前
記単位プレートを構成する合成樹脂板は、発泡樹脂板に
することにより軽量化でき、運搬、設置又は除去といっ
た取扱性を改善する。また、各単位プレートの製作作業
や、看板表示内容を変更するシートの張替作業の作業ス
ペースが、従来の屋内看板の製作作業の作業スペースに
比べて狭く済む。発泡樹脂板には、入手しやすく、加工
も容易な発泡スチロール板が好ましい。剛性フレーム
は、各単位プレートの強度メンバーとして合成樹脂板
(発泡樹脂板)を保護する役割を持ち、金属製又は樹脂製
とする。屋内看板の上縁面及び下縁面に連続する枠体を
構成するように、少なくとも各単位プレートの上縁面及
び下縁面に剛性フレームを設けるが、例えば屋内看板の
両端に位置する単位プレートには上縁面、下縁面及び外
側に位置する側縁面に剛性フレームを割り当てるとよ
い。 【0007】各単位プレートの密着面は、合成樹脂板
(発泡樹脂板)の面上に粘着層を形成するのが最も簡単で
ある。現在は、貼り付けた紙を適宜剥離できる粘着層の
形成が可能であり、本発明でもこうした粘着層を用い
る。看板表示内容は、パソコンで作成した図柄等をイン
クジェットプリンタ又はレーザープリンタで印刷した紙
又はフィルムからなるシートで構成し、このシートを密
着面に貼り付ける。プリンタによるシートへの看板表示
内容の印刷は、屋内看板の全長相当のバナー印刷とし、
密着面に貼り付けた後、折り畳みの態様に合わせて単位
プレート間を切断する。また、密着面を静電吸着層とし
てもよい。この場合は、密着面上に現われる静電気の力
により、看板表示内容をインクジェットプリンタ又はレ
ーザープリンタで印刷した紙又はフィルムを容易に貼り
付け、また剥離できる。 【0008】各単位プレートを完全に分離独立した場
合、単位プレート相互を上下左右に連結して、任意の大
きさの屋内看板を構成できる。上下方向の大きさを変更
することは稀なので、実際には左右方向に連結する枚数
を加減して、長さを調節する。この場合、単位プレート
それぞれをヒンジ構造で連結し、運搬又は保管時には折
り畳みながら、設置に際して展開する構成の屋内看板と
なる。このヒンジ構造には、各種蝶番(金属製又はプラ
スチック製等)を用いるほか、突き合わせた単位プレー
トの側縁面を跨いで貼着した可撓性テープからなるヒン
ジ構造により各単位プレートを連結する。可撓性テープ
は薄く、柔軟性があり、必要に応じて剥離しやすく、常
に新しい粘着テープをヒンジ構造として利用できる。 【0009】拘束手段は、全単位プレートの展開状態を
保持できれば、各単位プレートと別体又は一体のいずれ
でも構わない。別体の拘束手段としては、展開状態の全
単位プレートの上縁面又は下縁面に嵌め込む横断枠を例
示できる。本発明では、(1)全単位プレートの展開状態
で連通するように各単位プレートに設けた貫通孔と、こ
の貫通孔に挿通するワイヤとからなり、ワイヤの始端部
を展開状態で一端に位置する単位プレートに固着し、こ
のワイヤを他端に位置する単位プレートから引き締める
ことにより全単位プレートに突き合わせ方向の緊張を与
え、全単位プレートの展開状態を一括に保持する拘束手
段、又は(2)全単位プレートの展開状態で隣り合う単位
プレートが突き合わせる側縁面それぞれに取り付けた一
対の磁石からなり、この磁石の吸着作用により、若しく
は(3)全単位プレートの展開状態で隣り合う単位プレー
トにわたって差し込むU字状ピンからなり、このU字状
ピンの係合作用により、隣り合うプレートの展開状態を
個々に保持する拘束手段、を個別又は組み合わせて用い
ることにした。 【0010】貫通孔とワイヤとからなる拘束手段(1)
は、全単位プレートを貫通したワイヤを引き締めて与え
る緊張により、突き合わせた単位プレート相互の側縁面
を互いに押し付けて、全単位プレートの展開状態を一括
に保持する。ここにいうワイヤとは、通常の鋼製ワイヤ
のみならず、一定の引っぱり強度を有する紐状体を全て
含む。単位プレートは密着面を形成できればよく、軽量
化の観点からは薄い程よいことになるが、実際には、強
度面から一定の厚みを確保する。拘束手段(1)は、前記
厚みが形成する一定幅の側縁面を圧接することで全単位
プレートの展開状態を一括に保持する。単位プレート相
互の連結にヒンジ構造を採用した場合、折り畳むには山
谷折れを互い違いに配する。この場合、ワイヤによる緊
張は側縁面がヒンジ軸を中心に回転して押し付けるた
め、貫通孔はヒンジ軸からできるだけ遠くなる位置に設
けるように、ワイヤはジグザグに全単位プレートを貫通
させるとよい。拘束手段を構成するワイヤは、単位プレ
ートに挿通したまま一体に折り畳んでもよいし、適宜挿
通、取り外してもよい。 【0011】磁石からなる拘束手段(2)は、磁石の吸着
作用によって、突き合わせた単位プレート相互の側縁面
の密着状態を維持し、隣り合うプレートの展開状態を個
々に保持する。ワイヤによる側縁面の密着は緊張による
ものなので、側縁面がずれた状態でも緊張が掛かれば密
着状態を維持する。これに対して、磁石の吸着は、相互
の磁石の配置関係によって、吸着力が最大となる密着位
置関係が決まり、できる限り前記位置関係を形成し、ま
た維持しようとするので、展開状態における単位プレー
トの連結位置関係のずれを抑制できる利点がある。 【0012】U字状ピンからなる拘束手段(3)は、U字
状ピンの係合作用によって、突き合わせた単位プレート
相互の側縁面の密着状態を維持し、隣り合うプレートの
展開状態を個々に保持する。ワイヤ又は磁石による拘束
は簡易であるが、いずれもワイヤの引っ張り力又は磁力
のみで機械的な拘束力がないので、外部より前記力を上
回る負荷が単位プレートに加わると、拘束が弱められる
虞れがある。これに対して、U字状ピンを用いた拘束
は、隣り合う単位プレートそれぞれに両脚を差し込むこ
とでU字状ピンを介した機械的拘束を実現し、より安定
かつ確実な拘束が期待できる。U字状ピンは、両脚を隣
り合う単位プレートにわたってそれぞれ差し込むように
して用いる場合を基本とし、通常上縁面にU字状ピンを
架け渡す。脱落の虞れがなければ、背面又は下縁面にU
字状ピンを架け渡すように差し込んでもよい。好ましく
は、脚の一方を長尺として隣り合う単位プレートの一方
に軸着し、この単位プレートに脚の他方を収納、引き出
し可能にするように取り付けたU字状ピンを、展開状態
に際して、他方の脚を引き出して隣り合う単位プレート
の対応する孔に差し込む構成である。 【0013】屋内看板の取扱性を改善するという観点か
ら、展開状態で全単位プレートを一体に吊り下げること
のできる吊下手段を特定又は全単位プレートに設ける。
具体的な吊下手段としては、(a)単位プレートの上縁面
から伸縮自在に突出した吊下用ワイヤ端部に鍵クリップ
を設けた吊下手段や、(b)定荷重バネにより引き下げ方
向に一定負荷を有する昇降機構と、昇降機構に巻取られ
る吊下用ワイヤとからなり、昇降機構は天井面又は壁面
に固着し、この昇降機構から引き降ろした吊下用ワイヤ
端部を単位プレートの上縁面に連結する吊下手段があ
る。それぞれ、吊下用ワイヤの長さを調節することで、
屋内看板としての吊下高さを調節する。ここにいう吊下
用ワイヤは、通常の鋼製ワイヤのみならず、一定の引っ
ぱり強度を有する紐状体を全て含む。吊下手段(a)は、
吊下用ワイヤ端部の鍵クリップを適宜天井や壁面のフッ
クにひっかけて屋内看板を吊るす。吊下手段(b)は、吊
下用ワイヤ端部を特定単位プレートに固着しておくか、
単位プレート上縁面に設けたフックと着脱自在にする鍵
クリップを設けて単位プレートの上縁面に連結する。 【0014】吊下手段(a)はワイヤ長の維持手段が必須
であり、吊下手段(b)においても、屋内看板自身の重量
調整(錘を加える等)をしない場合には、昇降機構の負荷
と屋内看板の重量とが平衡することが難しく、吊り下げ
高さを一定に保つにはやはりワイヤ長の維持手段が必要
となる。具体的には、ワイヤの一方向の移動は許すが多
方向の移動は規制するクランプ(ワイヤ長調整クランプ)
を剛性フレームに内蔵したり(吊下手段(a))、昇降機構
に付設する(吊下手段(b))。これらの吊下手段は従来の
屋内看板にも適用できるが、単位プレートに分割できる
本発明の屋内看板において、最も効果を発揮する。吊下
手段(a)を構成する吊下用ワイヤは、単位プレートに挿
通したまま収納しても、適宜挿通、取り外してもよい。
吊下手段(b)を構成する吊下用ワイヤは、単位プレート
上縁面に設けたフックと着脱自在にする鍵クリップを端
部に設けて単位プレートの上縁面に連結するようにすれ
ば、適宜取り外すことができる。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図を参照しながら説明する。図1は本発明を適用し
た屋内看板1の一使用状態を表した斜視図、図2は図1
中A−A断面図であり、図3は看板表示内容2を印刷又
は描いたシート3を密着面4から一部剥離した状態を表
す部分拡大斜視図である。本例の屋内看板1は、現在多
用されている一般的な規格構成に従った高さ580mm×長
さ3900mm×厚さ30mmの大きさで、等分した単位プレート
5を6枚連結して構成している。材料の選択にもよる
が、本例程度の大きさの屋内看板1で、およそ4.5〜5.0
kgの重さになる。 【0016】単位プレート5は、高さ580mm×長さ650mm
×厚さ30mmで、図2に見られるように、表面に紙及びア
ルミ箔の2重層を被覆した発泡スチロール板6の上縁面
25及び下縁面26に(屋内看板1両端に位置する単位プレ
ートでは、更に外側の側縁面13)、一辺30mmのアルミ製
板27を剛性フレームとして取り付け、残る両側縁13,13
(屋内看板1両端に位置する単位プレート5では、アル
ミ製板27を取り付けた側縁面13以外)には拘束手段とな
るマグネットシート(磁石)14,15(本例では、極性の異な
るものとして互いに吸着しあうマグネットシート14,15
をハッチングを変えて表現している)を取り付けた構成
である。アルミ製板27の厚みは1.0〜2.0mm、好ましくは
1.2〜1.5mmの範囲で、適宜選択する。発泡スチロール板
6としては、現在不燃又は難燃性建材として提供されて
いるものを用いるとよい。これら建材は、通常最外面を
紙とした保護層で発泡スチロール板を被覆しており、前
記紙に接着剤を塗布することでアルミ製板27の強固な取
付を可能にする。 【0017】発泡スチロール板6の利用は、本発明の屋
内看板1を軽量化するほかに、様々な加工を容易にする
利点がある。本例においても、拘束手段として上記マグ
ネットシート14,15のほか、上縁面25にU字状ピン28を
設けたり、吊下手段を連結するフック29を同じく上縁面
25に設けている。本例の吊下手段は、後述するように、
定荷重バネ30により引き下げ方向に一定負荷を有する昇
降機構31と、この昇降機構31に巻取られる吊下用ワイヤ
17とからなり(図10参照)、吊下用ワイヤ17端部の鍵クリ
ップ32と前記フック29とを連結する。 【0018】本例では、屋内看板1前面に粘着層からな
る密着面4を形成し、看板表示内容2を印刷又は描いた
シート3を貼り付けている。密着面4に対するシート3
の粘着は、屋内看板1使用時にシート3がずれず、使用
後に剥がしやすい程度にする。また、シート3は、密着
面4からの剥離に対して破れない強度があれば、紙の他
に樹脂シートの使用も可能であり、例えばパソコンで作
成した看板表示内容2をカラープリンタでバナー印刷す
ると、安価かつ容易に様々な看板表示内容2を作成する
ことができる。各単位プレート5に貼着したシート3
は、屋内看板1を折り畳んだ際に、単位シート5の密着
面4同士がくっつかないようにするセパレータの働きを
する。屋内看板1の再利用に際しては、次に用いるシー
トを貼着するまで前のシートは貼りつけておくとよい。 【0019】図4は折り畳んだ屋内看板1を運搬用ボッ
クス11から取出した状態を表した斜視図、図5は取出し
た屋内看板1を展開し始めた状態を表した正面方向斜視
図、図6は図5の状態における背面方向斜視図、図7は
図6中B矢視拡大図、図8は図6中C矢視拡大図、図9
はほぼ展開を終えた屋内看板1に吊下手段の吊用下ワイ
ヤ17を連結する寸前を表した斜視図であり、図10は本例
の吊下手段の昇降機構31を表した斜視図(ケース33は仮
想線)である。本発明の屋内看板1は、折り畳むこと
で、運搬及び保管が容易で、設置作業における取扱性が
改善されている。 【0020】本例の屋内看板1は、およそ4.5〜5.0kgに
なることは上述した。これは十分に人の手により運搬可
能な重さであるが、従来の屋内看板は長過ぎる(長さ390
0mm)ために実際上運搬に困難を極めていた。しかし、図
4に見られるように折り畳むと、厚さは180mmまで増え
るが長さが650mmまで縮小し、取り扱いやすくなる。こ
うして折り畳んだ屋内看板1は、運搬用ボックス11に収
納して運搬、保管する。 【0021】運搬用ボックス11から取出した屋内看板1
は、図5及び図6に見られるように展開していく。本例
の屋内看板1は、図7に見られるように可撓性粘着テー
プ12を用いたヒンジ構造によって、山谷折れ(屋内看板
1前面から見て、背面に向かって折れる部位を山折れ、
前面に向かって折れる部位を谷折れ)を交互にして単位
プレート5を重ねるように折り畳む。可撓性粘着テープ
12は、山折れ又は谷折れそれぞれにおいて、突き合わせ
る側縁面13に取り付けたマグネットシート14,15に貼り
付けており、劣化すれば適宜交換する。看板表示内容2
を印刷したシート3は、山折れする単位プレート5,5
間では切断する。シート3を貼着する際、例えば床面上
に展開した屋内看板1にシート3を貼着し、そのまま山
折れする部位を切断すればよい。また、作業スペースが
十分に確保できない場合は、全体として折り畳んだ状態
で、シート3を貼着する単位パネルのみを展開して貼着
できる。展開状態では、単位シート5,5同士の側縁面1
3はマグネットシート14,15の働きで密接するので、外観
上シート3の切断部位が目につくことはない。 【0022】本例の拘束手段は、図7に見られるよう
に、U字状ピン28及びマグネットシート14,15を併用し
ている。U字状ピン28は、保管又は運搬時には隣り合う
単位プレート5の一方に収納されており、使用時に当た
って引き出して回転させ、隣り合う単位プレート5の他
方に設けた対応する孔34に一方の脚(短尺)35を差し込
み、単位プレート5,5を2枚ずつ拘束する。U字状ピ
ンは、単位プレートと別体にして、使用時に、隣り合う
単位プレートそれぞれに設けた孔へ2本の脚を個別に差
し込んでもよい。本例では、脚36の一方を長尺とし、端
部にストッパ37を設けて抜けないようにし、単位プレー
ト5とU字状ピン28とを一体にしている。 【0023】マグネットシート14,15は、各単位プレー
ト5の両側縁面13,13(屋内看板1の両端に位置する単位
プレート5では内側の側縁面13のみ)にN又はS極を割
り当てて取り付けている。突き合わせる側縁面13,13の
対向するマグネットシート14,15は互いに逆極性とする
ことで、側縁面13,13は近付くにつれ、自然と吸引して
拘束状態となる。このマグネットシート14,15は、面接
触で単位プレート5,5の突き合せ状態を維持するの
で、一度吸着すれば、容易にずれを生じさせない。本例
のように側縁面13全域にわたって取り付けたマグネット
シート14,15は、フレームに代わって側縁面13を保護す
る働きも有する。 【0024】吊下用ワイヤ17を連結するフック29は、図
8に見られるように、特定の単位プレート5の上縁面25
に埋め込んでいる。本例は、折り畳んだ単位プレート5
のみを運搬用ボックス11に収納できるように、吊下手段
の本体である昇降機構31及び吊下用ワイヤ17は前記フッ
ク29と着脱自在となるように別体としているが、吊下用
ワイヤ17端部を直接単位プレート5の上縁面25に連結し
てもよい。単位プレート5の展開後、吊下手段の吊下用
ワイヤ17を連結する寸前の状態が図9である。 【0025】拘束手段としてマグネットシート14,15を
採用しているので、図9に見られるように展開しただけ
でも全単位プレート5を同一直線上に並べることはでき
る。しかし、マグネットシート14,15が対向方向に吸着
力を発揮するのに対し、ヒンジ構造によって各単位プレ
ート5は回転方向に離れようとするので、本例ではマグ
ネットシート14,15と共にU字状ピン28による拘束手段
を併用している。 【0026】吊下手段の本体となる昇降機構31は、図10
に見られるように、吊下用ワイヤ17の巻取ローラ38に対
し、吊下ワイヤ17の繰り出し方向、すなわち引き下げ方
向に一定負荷を発揮する定荷重バネ30を連結した構造で
ある。この定荷重バネ30は、既に様々な製品が提供され
ており、ワイヤ等の繰り出し量を問わず、常に一定負荷
を発揮することから、本発明のような天井又は壁面から
吊り下げる屋内看板1には好適な吊下手段を構成でき
る。しかし、定荷重バネ30が提供する一定負荷と屋内看
板1の自重とが必ずしも平衡しないので、定荷重バネ30
だけでは、吊り下げた屋内看板1が徐々に上昇又は下降
しかねない。そこで、本例では、昇降機構31の吊下用ワ
イヤ17の繰り出し口に繰り出し方向にのみ自由なワイヤ
長調整クランプ10を取り付け、常に吊下用ワイヤ17が巻
取られる方向に負荷がかかるようにし、クランプ10の拘
束によって吊り下げ高さを維持している。こうして、吊
下用ワイヤ17とフック29との連結を終えて吊り下げた状
態が、図1である。 【0027】使用後の回収は、まず吊り下げた屋内看板
1を降ろした後、吊下用ワイヤ17をフック29から取り外
し、拘束手段のU字状ピン28を再び各単位プレート5の
元の位置へ戻してから全単位プレート5を重ねて折り畳
み、運搬用ボックス11に収納するだけである(図14参
照)。このように、展開、回収が容易であり、運搬も簡
便なので、本発明の屋内看板1は再利用が可能となる。
次回使用時には、前回使用したシートを剥離した後、別
途看板表示内容を印刷した新しいシートを貼着し、山折
れ部位で切断すればよい。これにより、本発明の屋内看
板は実質的にシートのコストのみで再利用可能となり、
回数多く使用を繰り返すことで1回当たりの運用コスト
を暫時低減できる。単位プレートを剛性フレームで囲ん
で製作したのは、こうした再利用可能な単位プレートを
構成する意味もある。 【0028】図11は本発明を適用した屋内看板1の一使
用状態を表した斜視図、図12は図11中D−D断面図であ
り、図13は看板表示内容2を印刷又は描いたシート3を
密着面4から一部剥離した状態を表す部分拡大斜視図で
ある。本例の屋内看板1の大きさは上記例と同じで、重
量もおよそ4.5〜5.0kgとなる。単位プレート5は、図12
に見られるように、発泡スチロール板6の周囲にアルミ
製アングル材7を剛性フレームとして取り付けた構成で
あり、上記例と異なり、外周をアングル材7で取り囲む
堅固な構造となっている。これは、後述する拘束手段で
あるワイヤ8の緊張に耐えうる強度を各単位プレート5
に持たせるための構造である。 【0029】本例では、拘束手段としてワイヤ8を挿通
する貫通孔9を発泡スチロール板6に設けるほか、図11
中左から2枚目及び5枚目の単位プレート5について
は、吊下手段を構成するワイヤ長調整クランプ10を内蔵
している。このワイヤ長調整クランプ10は、ワイヤの引
き込みは可能であるが、クランプ10を緩めない限り、ワ
イヤの引き出しができない構造になっており、上述の昇
降機構に設けたものと同構成のものである。取り扱いは
極めて簡便であるが、屋内看板使用時に吊下用ワイヤが
緩む虞がない利点がある。 【0030】図14は折り畳んだ屋内看板1を運搬用ボッ
クス11から取出した状態を表した斜視図、図15は取出し
た屋内看板1を展開し始めた状態を表した正面方向斜視
図、図16は図15の状態における背面方向斜視図、図17は
図16中E矢視拡大図、図18は図16中F矢視拡大図、図19
はほぼ展開を終えた屋内看板1の拘束手段であるワイヤ
8を引っ張ている状態を表した斜視図、図20はワイヤ8
による緊張の加え方を説明する屋内看板1の平面模式図
である。各図を上記例と比較して分かるように、細かな
仕様以外には本例の屋内看板1も取扱いに変わるところ
はなく、運搬及び保管が容易で、設置作業における取扱
性も改善されている。 【0031】運搬用ボックス11から取出した屋内看板1
は、図15及び図16に見られるように展開していく。本例
の屋内看板1は、図17に見られるように可撓性粘着テー
プ12を用いたヒンジ構造によって、山谷折れを交互にし
て単位プレート5を重ねるように折り畳む。可撓性粘着
テープ12は、山折れではアングル材7の平面に渡って貼
着し、谷折れでは突き合わせる側縁面13に貼り付けてお
り(図20参照)、劣化すれば適宜交換する。展開状態で
は、単位プレート5,5同士がワイヤ8の緊張によって
密接するので、外観上シート3の切断部位が目につくこ
とはない。 【0032】本例では、拘束手段として、図17に見られ
るように、ワイヤ8によるものとマグネットシート14,1
5によるものとを併用している。ワイヤ8は、始端部16
を一方の端に位置する単位プレート5に固着し、もう一
方の端に位置する単位プレート5からワイヤ長調節クラ
ンプ10を通じて引き出しており、全単位プレート5に対
して上下2段に挿通している。ワイヤ8は、折り畳み状
態の長さでクランプ10に拘束されているので、展開状態
に対しては屋内看板1よりも長く挿通しており、単位プ
レート5の展開を阻害することはない。このように、本
例では、拘束手段を構成するワイヤ8を単位プレート5
に挿通したままとして、一体に折り畳むようにしてい
る。 【0033】マグネットシート14,15は、ワイヤ8を挿
通する貫通孔9の上下それぞれに、N,S極を一組ずつ
アングル材7に嵌め込んでいる。対向するマグネットシ
ート14,15の極性は吸引するようにS,N極の順になって
いる。このようにマグネットシート14,15を配すること
で、展開状態での単位プレート5,5相互の位置関係が
ずれなく一義的に定まるようにすると共に、一度吸着し
た場合に、ずれが生じないようになる。 【0034】吊下手段を構成するクランプ10は、図18に
見られるように、特定の単位プレート5の上縁面25に埋
め込んでいる。各単位プレート5に収納状態にある吊下
用ワイヤ17は、前記クランプ10を通して上縁面25から引
き出し、突出長さを調節する。このように、本例では、
吊下手段を構成する吊下用ワイヤ17を単位プレート5に
挿通し、適宜引き出す。クランプ10は、記述したよう
に、吊下用ワイヤ17を引き込む方向に抵抗はないが、ク
ランプ10を解除しない限り、吊下用ワイヤ17を引き出せ
ない。この吊下用ワイヤ17の挿通、突出長さの調節は、
屋内看板1の設置作業のどの段階で実施しても構わない
が、本例は単位プレート5の展開と共に実施し、吊下手
段の吊下用ワイヤ17の突出長さの調節を終えた状態が図
19である。 【0035】拘束手段としてマグネットシート14,15を
採用しているので、図19に見られるように展開しただけ
でも全単位プレート5を同一直線上に並べることはでき
る。しかし、マグネットシート14,15が対向方向に吸着
力を発揮するのに対し、本例の屋内看板1ではヒンジ構
造によって回転方向に各単位プレート5が離れようとす
るから、本例では、全単位プレート5を一体に同一直線
方向の緊張を与えるように、マグネットシート14,15と
共にワイヤ8による拘束手段を併用している。 【0036】図19の状態からワイヤ8を引き締めると、
図20に見られる回転力が各単位プレート5に加えられる
(図20は説明の便宜上本例の屋内看板と寸法が異なる)。
すなわち、各ヒンジ構造のヒンジ軸(突き合わせる単位
プレート5の縁部)18に対して各単位プレート側縁面13
が密接するように、ワイヤ8の緊張が全単位プレート5
を引き締める。本例では、ワイヤ8の緊張がよりよく全
単位プレート5を拘束できるように、ワイヤ8は若干ジ
グザグに全単位プレート5に挿通している。ワイヤ8に
よる引き締めが完了すれば、図11に見られるような同一
直線上に全単位プレート5が並び、あたかも一体になっ
ているかのような屋内看板1として利用できるようにな
る。一端から突出する拘束手段のワイヤ8は、単位プレ
ート5裏面に設けたフック19(図16参照)に係止して、正
面から隠している。このように、屋内看板設置に際し、
ワイヤ8が正面から見えないことが望ましい。使用後の
回収は、これまでの手順とは逆に屋内看板1を降ろして
単位プレート5として折り畳み、運搬用ボックス11に収
納する(図14参照)ことは、上記例と同様である。 【0037】図21は、吊下手段を有する単位プレート5
を含む3枚から構成した屋内看板1の図19相当斜視図で
ある。本発明の屋内看板の特徴は、屋内看板全体を複数
の単位プレートに分解した点にある。上記各例に示した
屋内看板1は、可撓性粘着テープ12をヒンジ構造とする
連結状態にある(図6又は図16等参照)が、可撓性粘着テ
ープ12を剥がすことで容易に分離でき、使用目的に合わ
せて左右方向の長さを調節した屋内看板1として再構成
できる。本例は、単位プレート5の組み合わせを変更し
て短くし、吊下手段として単位プレート5に収納した3
列の吊下用ワイヤ17のうち最外側を引き出して吊り下げ
ている。このように、単位プレート5に吊下用ワイヤ17
を複数設けておくと、単位プレートの組み合わせに対応
して選択的に吊下用ワイヤ17の引出し位置を変更できて
便利である。 【0038】図22は単位プレート5上下縁面25,26を波
形に成形した本発明の屋内看板1の部分拡大斜視図であ
る。この例の屋内看板1は、2枚目から5枚目の単位プ
レート5に対し、折り畳んだ際重なりあう上下縁面25,2
6に、対となる波形状の縁部を有するアルミ製アングル
材20を取り付けている。波形に形成したのは、単位プレ
ート5を重ねたとき、互いの山部21が相手の谷部22に嵌
まりあうことで、積層状態(図14参照)で隙間が生じない
ようにしたものである。本例の屋内看板1は、展開状態
で、単位プレート5から後方に突出する山部21をフラン
ジとして、図22に見られるように、各種垂幕23をクリッ
プ24等で取付可能にしている。 【0039】実際の屋内看板の使用態様では、垂幕を吊
るすことも多く見受けられる。従来は、木枠に画鋲又は
釘止めしていたが、本発明では剛性フレームを用いるた
め、こうした垂幕の取付方ができない。そこで、クリッ
プ24が使用できるように、例えば波形状のアングル材20
を用いるのである。このほか、本発明の屋内看板におい
ては、展開作業時に、後方へ突出する別のアングル材を
取り付け、そのアングル材に垂幕をクリップ止めするよ
うにしてもよい。 【0040】 【発明の効果】本発明により、業者側、利用者側双方に
とって運搬、保管、そして展開又は回収等の作業が簡便
かつ低コストに実施できる屋内看板が実現できた。しか
も、屋内看板自体が、合成樹脂板(発泡樹脂板)と剛性フ
レームとの組み合わせであるため、加工性に優れている
上に軽量化でき、加えて安価に提供できる利点がある。
このため、本発明の屋内看板は、大量供給も可能である
が、むしろ現実的には、再利用可能な屋内看板として提
供できる点に意味がある。これは、業者側は低コストで
の屋内看板の提供を、利用者側は使用後速やかに回収し
てくれる屋内看板の利用が可能になることを意味する。
また、こうした屋内看板の利用は、廃棄物低減の意義も
あり、従来の屋内看板に比べて様々な面で効用が現われ
る。 【0041】具体的には、まず折り畳んだ状態で運搬や
保管に供することができる点に優れている。再利用可能
でも、運搬や保管に不便を来せば、実際上再利用されに
くいことになる。折り畳み可能な構成は、こうした実際
上の再利用を促進する効果を持つ。また、看板表示内容
をパソコンのカラープリンタ等で印刷したシートとし
て、単位プレートの密着面に取り付けるようにしたこと
で、再利用に際しての看板表示内容の変更を容易にして
いる。近年では、出版界においてはDTP(Desk TopPublis
hing)が主流となり、コンピュータの性能向上もあり、
かなり自由自在な文字やマークのレイアウト又はデザイ
ンが可能となっている。本発明の屋内看板は、こうした
DTPの自由度を利用して、より多彩で表現豊かな屋内看
板を短時間かつ容易に製作できるようにしているのであ
る。このようなDTP技術の利用は、パソコンやカラープ
リンタ等の利用により、看板製作業者又は再利用業者が
自ら看板表示内容を容易に変更できるようにする効果を
もたらす。 【0042】そして、本発明の屋内看板の特徴である折
り畳み状態から展開し、各単位プレートを同一直線上に
並ぶようにする拘束手段は、例示したワイヤによるもの
又は磁石によるものもいずれも簡易な構造であり、特別
な知識なく使用できるので、仮に利用者自らが屋内看板
を展開して設置する場合でも、容易に設置作業をするこ
とができる。また、こうした拘束手段や吊下手段は、単
位プレートの主体が加工性に優れた合成樹脂板(発泡樹
脂板)であるため、容易に単位プレートに内蔵でき、屋
内看板から離れて見失うことがない。つまり、屋内看板
だけの提供で利用可能となるのである。このように、本
発明の屋内看板は、これまでの屋内看板と利用形態を全
く異にし、新しい利用形態を提供するのである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を適用した屋内看板の一使用状態を表し
た斜視図である。 【図2】図1中A−A断面図である。 【図3】看板表示内容を印刷又は描いたシートを密着面
から一部剥離した状態を表す部分拡大斜視図である。 【図4】折り畳んだ屋内看板を運搬用ボックスから取出
した状態の斜視図である。 【図5】取出した屋内看板を展開し始めた状態を表した
正面方向斜視図である。 【図6】図5の状態における背面方向斜視図である。 【図7】図6中B矢視拡大図である。 【図8】図6中C矢視拡大図である。 【図9】ほぼ展開を終えた屋内看板に吊下手段の吊用下
ワイヤを連結する寸前を表した斜視図である。 【図10】本例の吊下手段の昇降機構を表した斜視図であ
る。 【図11】本発明を適用した屋内看板の一使用状態を表し
た斜視図である。 【図12】図11中D−D断面図である。 【図13】看板表示内容を印刷又は描いたシートを密着面
から一部剥離した状態を表す部分拡大斜視図である。 【図14】折り畳んだ屋内看板を運搬用ボックスから取出
した状態を表す斜視図である。 【図15】取出した屋内看板を展開しはじめた状態を表し
た正面方向斜視図である。 【図16】図15の状態における背面方向斜視図である。 【図17】図16中E矢視拡大図である。 【図18】図16中F矢視拡大図である。 【図19】ほぼ展開を終えた屋内看板の拘束手段であるワ
イヤを引っ張ている状態を表した斜視図である。 【図20】ワイヤによる緊張の加え方を説明する屋内看板
の平面模式図である。 【図21】図11以下に例示した屋内看板中、吊下手段を有
する単位プレートを含む3枚から構成した屋内看板の図
19相当斜視図である。 【図22】単位プレート上下縁面を波形に成形した本発明
の屋内看板の部分拡大斜視図である。 【符号の説明】 1 屋内看板 2 看板表示内容 3 シート 4 密着面 5 単位プレート 6 発泡スチロール板 7 アルミ製アングル材 8 拘束手段であるワイヤ 17 吊下用ワイヤ 27 アルミ製板 28 U字状ピン 31 昇降機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−264293(JP,A) 特開 平9−244562(JP,A) 特開 平6−236703(JP,A) 特開 平1−111976(JP,A) 特開 平5−140915(JP,A) 特開 平10−39765(JP,A) 特開 昭61−93487(JP,A) 実開 平4−130990(JP,U) 実開 昭56−147484(JP,U) 実開 昭58−67366(JP,U) 実開 平6−59872(JP,U) 実開 平3−33477(JP,U) 特公 昭47−10756(JP,B1) 実公 昭51−11849(JP,Y2) 登録実用新案3056640(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 7/00 - 7/22 F16B 5/00 - 5/12 F16C 11/00 - 11/12

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の単位プレートと、該単位プレート
    をそれぞれの側縁面で突き合わせて同一直線上に並べた
    展開状態を保持する拘束手段と、前記展開状態を保持し
    た全単位プレートを一体に吊り下げる吊下手段とからな
    る屋内看板において、単位プレート相互はヒンジ構造で
    連結し、該ヒンジ構造のヒンジ軸は該単位プレート相互
    の山谷折れが互い違いとなるように突き合わせる単位プ
    レートの縁部に配し、拘束手段は前記全単位プレートの
    展開状態で連通するように各単位プレートに設けた貫通
    孔と、該貫通孔に挿通するワイヤからなり、貫通孔は
    前記ヒンジ軸からできるだけ遠くなる位置に設けること
    で、貫通孔に挿通したワイヤをジグザグで全単位プレー
    トに貫通させ、該ワイヤの始端部を展開状態で一端に位
    置する単位プレートに固着し、該ワイヤを他端に位置す
    る単位プレートから引き締めることにより全単位プレー
    トに突き合わせ方向の緊張を与え、側縁面がヒンジ軸を
    中心に回転して押し付けられて全単位プレートの展開状
    態を一括に保持してなる屋内看板。
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