JP3156540U - 布地構造の額縁 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易構造で安価な、かつ布地の美しさを生かした額縁を提供する。【解決手段】四角形パネルの対向する2辺に布地を重ねて接着し、縁布の内縁を内側に折り返して折り目をパネル中央側に露出させ、前記折り目側の一定幅を残してパネル表面に接着する。折り目の下の隙間に賞状や書画などの掲示紙の左右又は上下の2辺を挿入する。額縁に支持された掲示紙の外側には、掲示紙に隠れない領域の布地が四角枠状に露出する。【選択図】図1
Description
本考案は、布地を用いて構成した額縁に関する。
通常の額縁は、木製の枠を長方形状に組んだ構造になっていて、額にするだけの価値のある絵画や書、賞状などを掲げる場合に利用される。これに対し、比較的価値の低い、子ども達が学校などで受ける賞状や卒業証書などの場合は、額縁を使用しないで、裸のままで壁面に貼ったりして間に合わせている場合が多い。
しかしながら、裸のまま直に壁面に貼ったりするのでは素っ気ないし、美的感覚に欠ける。
一方、木製の額縁は、立体感は有るものの、レリーフ状のあり触れた装飾が施してある程度であって、人目を惹くような美的な装飾に欠けるという問題は否めない。
また、小さな個室などの場合は、立体感に富む木製の額縁よりも、薄型の額縁が有ると、部屋の規模にマッチする場合が多い。
しかしながら、裸のまま直に壁面に貼ったりするのでは素っ気ないし、美的感覚に欠ける。
一方、木製の額縁は、立体感は有るものの、レリーフ状のあり触れた装飾が施してある程度であって、人目を惹くような美的な装飾に欠けるという問題は否めない。
また、小さな個室などの場合は、立体感に富む木製の額縁よりも、薄型の額縁が有ると、部屋の規模にマッチする場合が多い。
これに対し、特許文献1に記載のように、蓄光塗料や蛍光塗料を塗布した絵画やジグソーパズルを額と一緒に蓄光し、夜間又は暗がりで発光させて特殊な装飾効果を発揮し、装置が簡易で経済的な問題のない額縁が提案されている。この場合、蓄光塗料や蛍光塗料などを塗布していない絵画やジグソーパズルを収納し、額縁のみが発光するような使い方もできる。
特開2000−33029
しかしながら、特許文献1に記載のように、夜間や暗がりで額縁のみが発光するような使い方は、夜間や暗がりでしか発光による装飾効果が得られず、昼間や照明の明るい部屋では意味がない。また、額縁に蓄光塗料や蛍光塗料などを塗布する必要があるので、簡易型の安価な額縁には適しない。しかも、蓄光塗料や蛍光塗料による発光はけばけばしく、かえって額としての価値を低下させかねない。
本考案の技術的課題は、このような問題に着目し、厚紙などのパネルと布地を用いるだけで、簡易構造で安価な、かつ布地の美しさを生かした額縁を実現することを課題とする。布地で額縁を装飾できるので、特産地域の織物を使用することによって、地域特産の織物の普及宣伝の効果も奏し、産業振興にも貢献できる。
本考案の技術的課題は、このような問題に着目し、厚紙などのパネルと布地を用いるだけで、簡易構造で安価な、かつ布地の美しさを生かした額縁を実現することを課題とする。布地で額縁を装飾できるので、特産地域の織物を使用することによって、地域特産の織物の普及宣伝の効果も奏し、産業振興にも貢献できる。
請求項1は、厚紙又は木製や合成樹脂製の薄板から成る四角形のパネルにおいて、
その少なくとも対向する2辺に布地を重ねて接着し、はみ出した領域をパネル背面に折り返して接着固定してあること、
残りの2辺に沿って一定幅の縁布を重ねて取付けるために、縁布の内縁を内側に折り返して二つ折りの折り目をパネル中央側に露出させてあり、縁布両端をパネル背面に折り返して接着固定してあること、
前記縁布の前記折り目側の一定幅を残してパネル表面に接着し、隙間を閉じてあること、
パネルの四隅における前記縁布の両端上にコーナー布を三角状に重ねて三角形の隙間を形成した状態で、パネルからはみ出した領域はパネル背面に折り返して接着固定してあること、
を特徴とする布地構造の額縁である。
その少なくとも対向する2辺に布地を重ねて接着し、はみ出した領域をパネル背面に折り返して接着固定してあること、
残りの2辺に沿って一定幅の縁布を重ねて取付けるために、縁布の内縁を内側に折り返して二つ折りの折り目をパネル中央側に露出させてあり、縁布両端をパネル背面に折り返して接着固定してあること、
前記縁布の前記折り目側の一定幅を残してパネル表面に接着し、隙間を閉じてあること、
パネルの四隅における前記縁布の両端上にコーナー布を三角状に重ねて三角形の隙間を形成した状態で、パネルからはみ出した領域はパネル背面に折り返して接着固定してあること、
を特徴とする布地構造の額縁である。
このように、厚紙又は木製や合成樹脂製の薄板から成る四角形のパネルにおいて、
その少なくとも対向する2辺に布地を重ねて接着し、はみ出した領域をパネル背面に折り返して接着固定してあること、
残りの2辺に沿って一定幅の縁布を重ねて取付けるために、縁布の内縁を内側に折り返して二つ折りの折り目をパネル中央側に露出させてあり、縁布両端をパネル背面に折り返して接着固定してあること、
前記縁布の前記折り目側の一定幅を残してパネル表面に接着し、隙間を閉じてあること、
を特徴とする構造あるから、対向する二つの辺に形成された縁布の二つ折りの折り目の下の隙間に賞状や書画などの掲示紙の左右又は上下の対向する2辺を挿入することによって、額縁として使用することができる。
この場合、額縁に挿入支持された掲示紙の外側には、掲示紙に隠れない領域の布地が四角枠状に露出するので、布地による装飾効果が発揮される。
また、パネルの四隅における前記縁布の両端上にコーナー布を三角状に重ねて三角形の隙間を形成した状態で、パネルからはみ出した領域はパネル背面に折り返して接着固定してあるため、パネルと同じサイズの掲示紙の四隅を前記コーナー布の下の隙間に挿入して、取付け支持することができ、結局大小2種類の掲示紙を取付けて掲示することが可能となる。なお、三角状のコーナー布は、必ずしも二等辺三角形に限られず、サイズも任意である。
その少なくとも対向する2辺に布地を重ねて接着し、はみ出した領域をパネル背面に折り返して接着固定してあること、
残りの2辺に沿って一定幅の縁布を重ねて取付けるために、縁布の内縁を内側に折り返して二つ折りの折り目をパネル中央側に露出させてあり、縁布両端をパネル背面に折り返して接着固定してあること、
前記縁布の前記折り目側の一定幅を残してパネル表面に接着し、隙間を閉じてあること、
を特徴とする構造あるから、対向する二つの辺に形成された縁布の二つ折りの折り目の下の隙間に賞状や書画などの掲示紙の左右又は上下の対向する2辺を挿入することによって、額縁として使用することができる。
この場合、額縁に挿入支持された掲示紙の外側には、掲示紙に隠れない領域の布地が四角枠状に露出するので、布地による装飾効果が発揮される。
また、パネルの四隅における前記縁布の両端上にコーナー布を三角状に重ねて三角形の隙間を形成した状態で、パネルからはみ出した領域はパネル背面に折り返して接着固定してあるため、パネルと同じサイズの掲示紙の四隅を前記コーナー布の下の隙間に挿入して、取付け支持することができ、結局大小2種類の掲示紙を取付けて掲示することが可能となる。なお、三角状のコーナー布は、必ずしも二等辺三角形に限られず、サイズも任意である。
請求項2は、厚紙又は木製や合成樹脂製の薄板から成る四角形のパネルにおいて、
その表側の4辺に渡って下地布として貼りつけた布地のパネルからはみ出した領域をパネル背面に折り返して接着すると共に、前記の下地布の中央領域を切除した布地を、パネル四隅の三角状コーナー布として利用したこと、
パネルの四隅に三角状に重ねて隙間を形成した状態で、パネルからはみ出した領域をパネル背面に折り返して接着固定することによって、前記コーナー布を構成し、二つ折りの折り目で三角状の斜辺を形成してあること、
を特徴とする布地構造の額縁である。
その表側の4辺に渡って下地布として貼りつけた布地のパネルからはみ出した領域をパネル背面に折り返して接着すると共に、前記の下地布の中央領域を切除した布地を、パネル四隅の三角状コーナー布として利用したこと、
パネルの四隅に三角状に重ねて隙間を形成した状態で、パネルからはみ出した領域をパネル背面に折り返して接着固定することによって、前記コーナー布を構成し、二つ折りの折り目で三角状の斜辺を形成してあること、
を特徴とする布地構造の額縁である。
このように、パネル表側の4辺に渡って下地布として貼りつけた布地のパネルからはみ出した領域をパネル背面に折り返して接着すると共に、前記下地布の中央領域を切除した布地を、パネル四隅の三角状コーナー布として利用したこと、
パネルの四隅に三角状に重ねて隙間を形成した状態で、パネルからはみ出した領域をパネル背面に折り返して接着固定することによって、前記コーナー布を構成したため、掲示紙で隠れて見えないパネル中央部で切除した布地をコーナー布として有効利用でき、特に高価な布地の場合は、材料費節減の効果が大きい。
また、前記のコーナー布は、二つ折りの折り目で三角状の斜辺を形成することによってパネル中央に向けてあるため、賞状や書画などの掲示紙の四隅を折り目の下の隙間に容易に挿入可能となる。
コーナー布を、例えば60度と30度のような不等辺三角形状にすると、角度の小さい方のコーナー布の下側は、掲示紙の挿入領域が広くなるので、パネルより小さな掲示紙でも挿入支持できる。このときは、掲示紙に隠れない外側の領域は、布地が四角枠状に露出して額縁に見えると共に、布地による装飾効果が得られる。従って、請求項1における三角状コーナー布も、全く同様な理由で、不等辺三角形状も含まれることは言うまでもない。
パネルの四隅に三角状に重ねて隙間を形成した状態で、パネルからはみ出した領域をパネル背面に折り返して接着固定することによって、前記コーナー布を構成したため、掲示紙で隠れて見えないパネル中央部で切除した布地をコーナー布として有効利用でき、特に高価な布地の場合は、材料費節減の効果が大きい。
また、前記のコーナー布は、二つ折りの折り目で三角状の斜辺を形成することによってパネル中央に向けてあるため、賞状や書画などの掲示紙の四隅を折り目の下の隙間に容易に挿入可能となる。
コーナー布を、例えば60度と30度のような不等辺三角形状にすると、角度の小さい方のコーナー布の下側は、掲示紙の挿入領域が広くなるので、パネルより小さな掲示紙でも挿入支持できる。このときは、掲示紙に隠れない外側の領域は、布地が四角枠状に露出して額縁に見えると共に、布地による装飾効果が得られる。従って、請求項1における三角状コーナー布も、全く同様な理由で、不等辺三角形状も含まれることは言うまでもない。
請求項3は、前記の二つ折りの折り目の中に合成樹脂やゴムなどの伸縮性の糸もしくは紐を挿入した状態で、両端をパネル背面に固定するか又は両端を輪状に連結するか若しくは輪ゴムを代用してあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の布地構造の額縁である。
このように、前記の二つ折りの折り目の中に合成樹脂やゴムなどの伸縮性の糸もしくは紐を挿入した状態で、両端をパネル背面に固定し又は両端同士を連結して輪ゴム状の環状にしてあるため、ゴム糸などのような伸縮性の糸や紐を挿入してある場合は、その張力によって、その下側の掲示紙が押さえ着けられるので、掲示紙の支持が強固となり、容易に脱落するような恐れは無い。また、掲示紙を繰り返し挿入したり取り外したりしても、二つ折りの折り目が伸びきってしまって、掲示紙の挿入支持力が低下するのも防止される。ナイロン(登録商標)糸などのような合成樹脂製の糸や紐も伸縮性が有るので、同様な効果を奏する。
このように、前記の二つ折りの折り目の中に合成樹脂やゴムなどの伸縮性の糸もしくは紐を挿入した状態で、両端をパネル背面に固定し又は両端同士を連結して輪ゴム状の環状にしてあるため、ゴム糸などのような伸縮性の糸や紐を挿入してある場合は、その張力によって、その下側の掲示紙が押さえ着けられるので、掲示紙の支持が強固となり、容易に脱落するような恐れは無い。また、掲示紙を繰り返し挿入したり取り外したりしても、二つ折りの折り目が伸びきってしまって、掲示紙の挿入支持力が低下するのも防止される。ナイロン(登録商標)糸などのような合成樹脂製の糸や紐も伸縮性が有るので、同様な効果を奏する。
請求項4は、前記パネルの吊り下げ手段を、パネルの1辺又は隣接する2辺の背面に取付け固定してあることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の布地構造の額縁である。
このように、前記パネルの吊り下げ手段を、パネルの1辺又は隣接する2辺の背面に取付け固定してあるため、壁面などに固定されている釘などに前記の吊り下げ手段を引っ掛けることによって、本考案の布地構造の額縁を容易に吊り下げて見やすくすることができる。
隣接する2辺に吊り下げ手段を有する場合は、パネルの縦横どちらでも吊り下げることができる。
本考案の布地構造の額縁は、常に吊り下げて使用するとは限らず、写真などを挿入支持して机上に立てかけて使用することも多く、その場合は吊り下げ手段は不要であるから、背面に折り曲げて隠しておけば足りる。従って、本考案の額縁は、どの辺を上下にしてもよく、使用時の上下左右の方向性は限定されない。
このように、前記パネルの吊り下げ手段を、パネルの1辺又は隣接する2辺の背面に取付け固定してあるため、壁面などに固定されている釘などに前記の吊り下げ手段を引っ掛けることによって、本考案の布地構造の額縁を容易に吊り下げて見やすくすることができる。
隣接する2辺に吊り下げ手段を有する場合は、パネルの縦横どちらでも吊り下げることができる。
本考案の布地構造の額縁は、常に吊り下げて使用するとは限らず、写真などを挿入支持して机上に立てかけて使用することも多く、その場合は吊り下げ手段は不要であるから、背面に折り曲げて隠しておけば足りる。従って、本考案の額縁は、どの辺を上下にしてもよく、使用時の上下左右の方向性は限定されない。
請求項1のように、四角形パネルの対向する2辺に布地を重ねて接着し、縁布の内縁を内側に折り返して折り目をパネル中央側に露出させて、前記縁布の前記折り目側の一定幅を残してパネル表面に接着し、隙間を閉じてあるため、対向する二つの辺に形成された縁布の二つ折りの折り目の下の隙間に賞状や書画などの掲示紙の左右又は上下の対向する2辺を挿入することによって、額縁として使用することができる。この場合、額縁に挿入支持された掲示紙の外側には、掲示紙に隠れない領域の布地が四角枠状に露出するので、布地による装飾効果が発揮される。
また、パネルの四隅における前記縁布の両端上にコーナー布を三角状に重ねて三角形の隙間を形成してあるため、パネルと同じサイズの掲示紙の四隅を前記コーナー布の下の隙間に挿入して、取付け支持することができ、結局大小2種類の掲示紙を取付けて掲示することが可能となる。
また、パネルの四隅における前記縁布の両端上にコーナー布を三角状に重ねて三角形の隙間を形成してあるため、パネルと同じサイズの掲示紙の四隅を前記コーナー布の下の隙間に挿入して、取付け支持することができ、結局大小2種類の掲示紙を取付けて掲示することが可能となる。
請求項2のように、パネル表側の4辺に渡って貼りつけた下地布の中央領域を切除した布地を、パネル四隅の三角状コーナー布として利用することによって、パネルの四隅に三角状に重ねて隙間を形成し、前記コーナー布を構成したため、掲示紙で隠れて見えないパネル中央部で切除した布地をコーナー布として有効利用でき、特に高価な布地の場合は、材料費節減の効果が大きい。
また、前記のコーナー布は、二つ折りの折り目で三角状の斜辺を形成することによってパネル中央に向けてあるため、賞状や書画などの掲示紙の四隅を折り目の下の隙間に容易に挿入可能となる。
コーナー布を不等辺三角形状にすると、角度の小さい方のコーナー布の下側は、掲示紙の挿入領域が広くなるので、パネルより小さな掲示紙でも挿入支持できる。このときは、掲示紙に隠れない外側の領域は、布地が四角枠状に露出して額縁に見えると共に、布地による装飾効果が得られる。
また、前記のコーナー布は、二つ折りの折り目で三角状の斜辺を形成することによってパネル中央に向けてあるため、賞状や書画などの掲示紙の四隅を折り目の下の隙間に容易に挿入可能となる。
コーナー布を不等辺三角形状にすると、角度の小さい方のコーナー布の下側は、掲示紙の挿入領域が広くなるので、パネルより小さな掲示紙でも挿入支持できる。このときは、掲示紙に隠れない外側の領域は、布地が四角枠状に露出して額縁に見えると共に、布地による装飾効果が得られる。
請求項3のように、前記の二つ折りの折り目の中に合成樹脂やゴムなどの伸縮性の糸もしくは紐を挿入した状態で、両端をパネル背面に固定し又は両端同士を連結して輪ゴム状の環状にしてあるため、ゴム糸などの張力によって、その下側の掲示紙が押さえ着けられるので、掲示紙の支持が強固となり、容易に脱落するような恐れは無い。また、二つ折りの折り目が伸びきってしまって、掲示紙の挿入支持力が低下するのも防止される。
請求項4のように、前記パネルの吊り下げ手段を、パネルの1辺又は隣接する2辺の背面に取付け固定してあるため、壁面などに固定されている釘などに前記の吊り下げ手段を引っ掛けることによって、本考案の布地構造の額縁を容易に吊り下げて見やすくすることができる。隣接する2辺に吊り下げ手段を有する場合は、パネルの縦横どちらでも吊り下げることができる。
次に本考案による布地構造の額縁が実際上どのように具体化されるか実施形態を説明する。図1は本考案による布地構造の額縁の第1実施形態を示す正面図であり、厚紙などから成る四角いパネルPの左右の辺に下地布1、2を貼りつけ、賞状や書画などを表現した掲示紙(ただし、紙に限定されない。ラミネート処理して被覆してあってもよい。)を支持するための支持布3、4を上下の辺に貼りつけ固定することによって、額縁を構成している。幅Wの領域は下地布裏面をパネルPに接着しないで隙間を残してあるので、掲示紙の上下の辺を隙間に挿入して支持できる。
パネルPの四隅にはコーナー布5〜8を取付け固定して、パネルPと同じサイズの掲示紙の四隅を挿入支持することができる。
使用に際しては、上辺と左辺に取付けてある吊り下げ輪9、10を壁面の釘やフックに引っ掛けて吊り下げるが、机上に立てて使用してもよい。
パネルPの四隅にはコーナー布5〜8を取付け固定して、パネルPと同じサイズの掲示紙の四隅を挿入支持することができる。
使用に際しては、上辺と左辺に取付けてある吊り下げ輪9、10を壁面の釘やフックに引っ掛けて吊り下げるが、机上に立てて使用してもよい。
図2は、図1の布地構造の額縁の製造工程を示すフローチャートであり、まず図3のように、厚紙などから成るパネルPを用意して、その左側の辺に幅aの下地布1を貼りつける。次いで、パネルPからはみ出した領域をパネルPの背面に折り返して、背面に接着固定する。
同様にして、パネルPの右側の辺に幅bの下地布2を貼りつけると共に、パネルPからはみ出した領域をパネルPの背面に折り返して接着固定する。なお、下地布1、2の上下方向の寸法をパネルPの上下方向のサイズより短くすれば、パネル背面に折り返す必要がない。以上の作業が、フローチャートにおけるステップS1の左右辺の貼りつけ工程である。
同様にして、パネルPの右側の辺に幅bの下地布2を貼りつけると共に、パネルPからはみ出した領域をパネルPの背面に折り返して接着固定する。なお、下地布1、2の上下方向の寸法をパネルPの上下方向のサイズより短くすれば、パネル背面に折り返す必要がない。以上の作業が、フローチャートにおけるステップS1の左右辺の貼りつけ工程である。
次に、図4のように、パネルPの上下の辺に支持布3、4を貼りつける。上辺に貼りつける支持布3は、パネルP中央側の端縁をパネルP側に折り曲げて二重にして補強すると共に、二つ折りの折り目を形成して、その下側の隙間に掲示紙を挿入し易くする。
そして、折り目から幅Wの領域以外をパネルP表面に接着固定し、かつパネルPからはみ出した領域をパネルP背面に折り返して、背面に接着固定する。なお、前記の二つ折りした二重の領域は、隙間の幅W以下でも以上でもよいし、ほぼ同等でもよい。
そして、折り目から幅Wの領域以外をパネルP表面に接着固定し、かつパネルPからはみ出した領域をパネルP背面に折り返して、背面に接着固定する。なお、前記の二つ折りした二重の領域は、隙間の幅W以下でも以上でもよいし、ほぼ同等でもよい。
図4(2)は、A−A、B−B位置の拡大断面図であり、二つ折り部の内面間に隙間を残した図になっているが、実際は内面同士を接着して、隙間を生じない状態とし、強度向上を図る。ただし、内面同士を接着する前に、折り目の内部にゴム糸Gを挿入し、両端をパネルP背面に接着固定するか、両端同士を連結して輪ゴム状にし、パネルPに巻いた状態にすると、ゴム糸Gの張力によって、掲示紙が常にパネルP上に押さえつけられる。
しかも、掲示紙の挿入や取り外しを繰り返している間に、折り目が伸びきってしまうのを防止する効果も奏する。なお、市販の輪ゴムを代用することもできる。また、ナイロン(登録商標)糸などのような合成樹脂製の糸や紐を代用して、両端をパネル背面で連結し輪ゴム状に形成してもよい。
以上のようなテンション用の線材に代えて、また併用する形で、二つ折りの隙間に例えば合成樹脂製の薄板を芯材として挟んで剛性を強化することもできる。
しかも、掲示紙の挿入や取り外しを繰り返している間に、折り目が伸びきってしまうのを防止する効果も奏する。なお、市販の輪ゴムを代用することもできる。また、ナイロン(登録商標)糸などのような合成樹脂製の糸や紐を代用して、両端をパネル背面で連結し輪ゴム状に形成してもよい。
以上のようなテンション用の線材に代えて、また併用する形で、二つ折りの隙間に例えば合成樹脂製の薄板を芯材として挟んで剛性を強化することもできる。
次に、パネルPの下側の辺の上には、下側の支持布4を貼りつけるが、上辺の支持布3の場合と全く同様に、パネル中央側の端縁をパネルP側に折り曲げて二重にし、かつ折り目を形成すると共に、隙間の領域W以外の領域をパネルP表面に接着固定する。そして、パネルPからはみ出した領域を、パネルP背面に折り返して接着固定する。
二つに折った二重部の内面同士を接着する前に、内部にゴム糸や輪ゴムや合成樹脂製の糸や紐Gを挿入して芯とし、そのテンションで掲示紙の脱落を防止する点は全く同じである。
以上の作業は、ステップS2の工程である。
二つに折った二重部の内面同士を接着する前に、内部にゴム糸や輪ゴムや合成樹脂製の糸や紐Gを挿入して芯とし、そのテンションで掲示紙の脱落を防止する点は全く同じである。
以上の作業は、ステップS2の工程である。
次いで、図5におけるコーナー布8で示すように、図4で完成した上下の支持布3、4の両端上に三角形のコーナー布5〜8を取付け固定する。この場合、コーナー布5〜8の三角形の斜辺の部分を幅ωだけ内側に折り曲げて二重にすると共に折り目を形成し、その下側の隙間に掲示紙の四隅を挿入し易くする。
この場合も、ω位置の拡大断面図(2)のように、二つ折り部の内面同士を接着する前に、折り目の内部にゴム糸Gや合成樹脂製の糸や紐を挿入して両端をパネルP背面で連結して、輪状に形成しておくと、張力によって、掲示紙の四隅の脱落防止の効果を奏し、かつ長期間使用している間に、折り目が伸びきってしまうのを抑制できる。なお、市販の輪ゴムを代用してもよい。
次いで、コーナー布8のパネルPコーナー部からはみ出した領域をパネル背面に折り返して貼り固定する。
この場合も、ω位置の拡大断面図(2)のように、二つ折り部の内面同士を接着する前に、折り目の内部にゴム糸Gや合成樹脂製の糸や紐を挿入して両端をパネルP背面で連結して、輪状に形成しておくと、張力によって、掲示紙の四隅の脱落防止の効果を奏し、かつ長期間使用している間に、折り目が伸びきってしまうのを抑制できる。なお、市販の輪ゴムを代用してもよい。
次いで、コーナー布8のパネルPコーナー部からはみ出した領域をパネル背面に折り返して貼り固定する。
以上のようにして、四隅にコーナー布5〜8を取付けると、フローチャートにおけるステップS3の工程が完了し、掲示紙の四隅をパネルPの四隅のコーナー布5〜8の下の隙間に挿入することによって、パネルPと同じサイズの掲示紙を取付け支持できる。これに対し、支持布3、4の幅Wの隙間に掲示紙の上下の辺を挿入支持する場合は、小型の掲示紙しか取付け支持できないが、その上下左右の外周に布地が額縁状に見えるので美しい。
次に、図6のように、図5のパネルPを裏返して、上側の辺に、逆V字状に曲げた吊り下げ輪9の下端部を接着固定する。隣接する他の辺にも吊り下げ輪10を取付けておいてもよい。×印は接着固定部である。
最後に、パネルPよりわずかに小さめのサイズの裏布又は裏紙11を重ねて貼りつけると、前記の下地布1、2や支持布3、4の端部と吊り下げ輪9、10の下端の接着部が隠れるので、見苦しくなることはない。
以上で、フローチャートにおけるステップS4、ステップS5の工程が完了し、布地構造の額縁の完成である。
最後に、パネルPよりわずかに小さめのサイズの裏布又は裏紙11を重ねて貼りつけると、前記の下地布1、2や支持布3、4の端部と吊り下げ輪9、10の下端の接着部が隠れるので、見苦しくなることはない。
以上で、フローチャートにおけるステップS4、ステップS5の工程が完了し、布地構造の額縁の完成である。
以上のようにして完成した図1の布地構造の額縁において、支持布3、4の幅Wの隙間に掲示紙の上下の辺を挿入支持する場合は、支持された掲示紙の上側と下側には、支持布3、4が露出し、掲示紙の左側には左側の下地布1の左側が露出し、掲示紙の右側には右側の下地布2の右側が露出するので、結局掲示紙の外側に布地が四角枠状に見えて、布地による美しい額縁が形成され、装飾効果は抜群である。
これに対し、四隅のコーナー布5〜8の幅ωの二重部の下の隙間に掲示紙の四隅を挿入して支持した場合は、パネルPと同じサイズの掲示紙しか挿入支持できないので、四隅のコーナー布5〜8以外は総て掲示紙に隠れて見えなくなる。その結果、美しい布地は見えないので、額縁状の四角枠は形成されず、装飾効果は犠牲になる。
なお、コーナー布5〜8は、必ずしも正三角形である必要なく、不等辺三角形状でもよい。コーナー布5〜8のサイズも、支持する掲示紙のサイズや材質(剛性など)に応じて決定される。
これに対し、四隅のコーナー布5〜8の幅ωの二重部の下の隙間に掲示紙の四隅を挿入して支持した場合は、パネルPと同じサイズの掲示紙しか挿入支持できないので、四隅のコーナー布5〜8以外は総て掲示紙に隠れて見えなくなる。その結果、美しい布地は見えないので、額縁状の四角枠は形成されず、装飾効果は犠牲になる。
なお、コーナー布5〜8は、必ずしも正三角形である必要なく、不等辺三角形状でもよい。コーナー布5〜8のサイズも、支持する掲示紙のサイズや材質(剛性など)に応じて決定される。
図7は考案による布地構造の額縁の第2実施形態を示す正面図で、厚紙などから成る四角いパネルPの中央に窓孔Hが位置するように、窓孔H付きの四角形布地Sを貼りつけ接着してあり、その四隅に三角形状のコーナー布11、12、13、14を貼りつけ固定してあるので、各コーナー布11〜14の下の隙間に掲示紙の四隅の部分を挿入することによって、支持される。
図8は、図7の窓孔式額縁の製造工程を示すフローチャートであり、まず図9のように、パネルPより大きめの布地Sの中央を四角形に切り抜いて窓孔Hを開けると共に、切除した四角形の布地15を利用して、前記コーナー布11〜14を製作する。
次いで、図10のように、パネルPの中央に窓孔Hが位置するように、窓孔H付きの四角形布地Sをパネル表面に貼りつけ接着する。そして、パネルPから外側にはみ出した領域をパネルPの背面に折り返して接着固定する。
次いで、図10のように、パネルPの中央に窓孔Hが位置するように、窓孔H付きの四角形布地Sをパネル表面に貼りつけ接着する。そして、パネルPから外側にはみ出した領域をパネルPの背面に折り返して接着固定する。
次に、図11のように、前記の窓孔Hから切除した布地15の一部を利用してコーナー布11を形成し、左上の隅部に重ね、パネルPからはみ出した領域をパネルP背面に折り返して貼りつけ固定すると、右下のコーナー布13のように完成する。
このコーナー布11も、図5のコーナー布8と同様に、窓孔H側の端縁すなわち斜辺をωの幅だけパネルP側に折り曲げて二重にすると共に、二つ折りの折り目を形成し、その下側の隙間に掲示紙のコーナー部を挿入し、支持させる。
なお、二つ折り部の内面同士を接着する前に、折り目の内部にゴム糸Gや合成樹脂製の糸や紐を挿入して両端をパネルP背面で連結して、輪状に形成しておくと、それらの張力で、掲示紙の四隅の脱落防止の効果を奏し、かつ長期間使用している間に折り目が伸びきってしまうのを抑制できる。市販の輪ゴムを代用してもよい。
コーナー布11と同様にして、窓孔Hから切除した布地15の一部を利用して作製したコーナー布13をパネルPの右下に重ねて、パネルPからはみ出した領域をパネル背面に折り曲げて接着固定する。
このコーナー布11も、図5のコーナー布8と同様に、窓孔H側の端縁すなわち斜辺をωの幅だけパネルP側に折り曲げて二重にすると共に、二つ折りの折り目を形成し、その下側の隙間に掲示紙のコーナー部を挿入し、支持させる。
なお、二つ折り部の内面同士を接着する前に、折り目の内部にゴム糸Gや合成樹脂製の糸や紐を挿入して両端をパネルP背面で連結して、輪状に形成しておくと、それらの張力で、掲示紙の四隅の脱落防止の効果を奏し、かつ長期間使用している間に折り目が伸びきってしまうのを抑制できる。市販の輪ゴムを代用してもよい。
コーナー布11と同様にして、窓孔Hから切除した布地15の一部を利用して作製したコーナー布13をパネルPの右下に重ねて、パネルPからはみ出した領域をパネル背面に折り曲げて接着固定する。
四角形の切除布15で前記コーナー布11、13を製作した残りの領域を利用して、パネルPの左下と右上のコーナー布12、14を形成し貼りつけ固定する。この二等辺三角形状のコーナー布12、14の形成方法は、図5におけるコーナー布8の形成方法と全く同じである。
以上のように、コーナー布11〜14の下側の隙間に掲示紙の四隅の部分を挿入して支持させる構造だと、パネルPとほぼ同じサイズの掲示紙しか支持できないので、折角の美しい布地Sが隠れてしまい、勿体ない。
そこで、二等辺三角形状のコーナー布12、14に代えて、不等辺三角形状のコーナー布11、13を図7の鎖線11’、13’で示すように他のコーナーにも配置することによって、四隅に面積の大きな不等辺三角形状のコーナー布11、13、11’、13’を配置できるので、鎖線16、16a、16b、16cで示すようにパネルPより小さなサイズの掲示紙でも支持可能となる。その結果、鎖線16、16a、16b、16cより外側の領域は、窓孔つき布地Sが四角枠状に露出し、美しい布地が見えるので、装飾効果を奏する。
以上のように、コーナー布11〜14の下側の隙間に掲示紙の四隅の部分を挿入して支持させる構造だと、パネルPとほぼ同じサイズの掲示紙しか支持できないので、折角の美しい布地Sが隠れてしまい、勿体ない。
そこで、二等辺三角形状のコーナー布12、14に代えて、不等辺三角形状のコーナー布11、13を図7の鎖線11’、13’で示すように他のコーナーにも配置することによって、四隅に面積の大きな不等辺三角形状のコーナー布11、13、11’、13’を配置できるので、鎖線16、16a、16b、16cで示すようにパネルPより小さなサイズの掲示紙でも支持可能となる。その結果、鎖線16、16a、16b、16cより外側の領域は、窓孔つき布地Sが四角枠状に露出し、美しい布地が見えるので、装飾効果を奏する。
図7において、パネルPの下側の不等辺三角形状のコーナー布13’、13の下側の隙間に掲示紙を挿入した際に、重い掲示紙は自重で下降して、鎖線16位置より下側に位置ずれする恐れがあるので、鎖線16とパネルP下辺との間の領域に両面接着テープなどを挟んで接着し隙間を閉じておくと、掲示紙の下降を阻止して、正規の鎖線16位置に掲示紙を支持できる。
なお、両面接着テープなどによる接着に代えて、コーナー布13’、13とその下側の四角布地Sを下限線16で示すストッパー位置で縫い合わせてもよいし、パネルPがダンボールやコルクボードや発泡スチロール板などの場合は、画鋲や虫ピンなどのピンや針を下限線16上に刺して、掲示紙が下降しないようなストッパー機能を持たせてもよい。
なお、両面接着テープなどによる接着に代えて、コーナー布13’、13とその下側の四角布地Sを下限線16で示すストッパー位置で縫い合わせてもよいし、パネルPがダンボールやコルクボードや発泡スチロール板などの場合は、画鋲や虫ピンなどのピンや針を下限線16上に刺して、掲示紙が下降しないようなストッパー機能を持たせてもよい。
図1の額縁の場合も、四隅のコーナー布5〜8の下の隙間に掲示紙の四隅を挿入支持した場合は、パネルPと同じサイズの掲示紙しか挿入支持できないので、四隅のコーナー布5〜8以外は総て掲示紙に隠れて見えなくなる。その結果、布地による美しい額縁は形成できず、額縁状の四角枠の布地は見えず、装飾効果は犠牲になる。
この場合も、図7の下限線16に掲示紙の下端が位置決めされるように、下側のコーナー布6、7と下の下地布4とを、下限線16とパネルP下端との間の領域で両面接着テープなどで接着したり、下限線16位置で下側の下地布4に縫い着けることによって、下限線16位置から下側には掲示紙が移動不可能にするとよい。ピンや針を刺してもよい。このようにして、パネルPサイズより小さめの掲示紙を挿入支持可能にすると、その上下左右に支持布3、4や下側布地1、2が額縁状に見えるので、布地の美しさを活かすことができる。
なお、図1、図7のパネルPの上側位置に、掲示紙の上側の裏面を両面接着テープや接着剤などの接着手段によって接着することもできるが、剥がす際に掲示紙を傷めるおそれがある。
この場合も、図7の下限線16に掲示紙の下端が位置決めされるように、下側のコーナー布6、7と下の下地布4とを、下限線16とパネルP下端との間の領域で両面接着テープなどで接着したり、下限線16位置で下側の下地布4に縫い着けることによって、下限線16位置から下側には掲示紙が移動不可能にするとよい。ピンや針を刺してもよい。このようにして、パネルPサイズより小さめの掲示紙を挿入支持可能にすると、その上下左右に支持布3、4や下側布地1、2が額縁状に見えるので、布地の美しさを活かすことができる。
なお、図1、図7のパネルPの上側位置に、掲示紙の上側の裏面を両面接着テープや接着剤などの接着手段によって接着することもできるが、剥がす際に掲示紙を傷めるおそれがある。
以上のように、本考案によると、美しい布地によって額縁を形成できるので、装飾効果の大きな額縁を実現でき、各地域の伝統工芸技術として完成した織物の美しさを額縁として活かすことによって、各地域に伝わる織物の広告宣伝の役目を果たすこともできる。
1・2 下地布
3・4 支持布
P パネル
5〜8 コーナー布
9・10 吊り下げ輪
11〜14 コーナー布
B 裏紙
S 四角布地
15 切除した四角形布地
16 掲示紙の下降を阻止するストッパー位置を示す下限線
H 窓孔
G ゴム糸、合成樹脂製の糸や紐
3・4 支持布
P パネル
5〜8 コーナー布
9・10 吊り下げ輪
11〜14 コーナー布
B 裏紙
S 四角布地
15 切除した四角形布地
16 掲示紙の下降を阻止するストッパー位置を示す下限線
H 窓孔
G ゴム糸、合成樹脂製の糸や紐
Claims (4)
- 厚紙又は木製や合成樹脂製の薄板から成る四角形のパネルにおいて、
その少なくとも対向する2辺に布地を重ねて接着し、はみ出した領域をパネル背面に折り返して接着固定してあること、
残りの2辺に沿って一定幅の縁布を重ねて取付けるために、縁布の内縁を内側に折り返して二つ折りの折り目をパネル中央側に露出させてあり、縁布両端をパネル背面に折り返して接着固定してあること、
前記縁布の前記折り目側の一定幅を残してパネル表面に接着し、隙間を閉じてあること、
パネルの四隅における前記縁布の両端上にコーナー布を三角状に重ねて三角形の隙間を形成した状態で、パネルからはみ出した領域はパネル背面に折り返して接着固定してあること、
を特徴とする布地構造の額縁。 - 厚紙又は木製や合成樹脂製の薄板から成る四角形のパネルにおいて、
その表側の4辺に渡って下地布として貼りつけた布地のパネルからはみ出した領域をパネル背面に折り返して接着すると共に、前記の下地布の中央領域を切除した布地を、パネル四隅の三角状コーナー布として利用したこと、
パネルの四隅に三角状に重ねて隙間を形成した状態で、パネルからはみ出した領域はパネル背面に折り返して接着固定することによって、前記コーナー布を構成し、二つ折りの折り目で三角状の斜辺を形成してあること、
を特徴とする布地構造の額縁。 - 前記の二つ折りの折り目の中に合成樹脂やゴムなどの伸縮性の有る糸もしくは紐を挿入した状態で、両端をパネル背面に固定するか又は両端を輪状に連結するか若しくは輪ゴムを代用してあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の布地構造の額縁。
- 前記パネルの吊り下げ手段を、1辺又は隣接する2辺の背面に取付け固定してあることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の布地構造の額縁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009007475U JP3156540U (ja) | 2009-10-21 | 2009-10-21 | 布地構造の額縁 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP (1) | JP3156540U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160117145A (ko) * | 2015-12-02 | 2016-10-10 | 박은도 | 벽 장식 판넬 |
-
2009
- 2009-10-21 JP JP2009007475U patent/JP3156540U/ja not_active Expired - Fee Related
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