JP2019066807A - 装飾機能付きシート状案内表示物及びその製造方法 - Google Patents

装飾機能付きシート状案内表示物及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019066807A
JP2019066807A JP2017200685A JP2017200685A JP2019066807A JP 2019066807 A JP2019066807 A JP 2019066807A JP 2017200685 A JP2017200685 A JP 2017200685A JP 2017200685 A JP2017200685 A JP 2017200685A JP 2019066807 A JP2019066807 A JP 2019066807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
holding
decoration
slit
sheet member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017200685A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6524379B2 (ja
Inventor
那須正和
Masakazu Nasu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JP2019066807A publication Critical patent/JP2019066807A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6524379B2 publication Critical patent/JP6524379B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

【課題】看板としての表示機能を損なわず、表示部材のあらゆる場所に、前後左右任意の方向から、自由に花や小物を用いた装飾機能を発揮し、特定の文字や内容を強調し、被掲示構造物の形状に対応できる装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法に関する技術を提供する。【解決手段】装飾物(S)を保持する保持手段を有する案内表示物を製造する方法で、シート部材(10)は、スリット(20)、を設ける構成から成り、前記装飾物保持部材(30)は、前記装飾物を保持し、前記シート部材(10)の背面に配置され、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記装飾物保持部材(30)は、前記任意の位置に設けられたスリット(20)位置に合わせて、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて前記装飾物保持部材(30)によって保持するという手段を取った。【選択図】図1

Description

本発明は、被掲示物の形状に影響を受けない表示物の装飾方法に関し、詳しくは、可撓性を有するシート状案内表示物を用い、その表面に宣伝や案内などの表示を可能とするとともに、小物や植物を用いて装飾する機能をも併せ持つことを特徴とする、宣伝広告等の装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法の技術に関する。
従来から看板には、木製や金属製といった平坦な表面に社名や広告等を表示するものがあり、近年においては電子技術の発達に伴い、大型液晶やLEDモニター等へ広告情報がデジタル表示されものも登場している。係る電子的な表示技術では、表示内容を自由に変更できるという特徴があり、書き直すことが難しい看板等の表示物と比較すると優れた広告媒体といえる。また、簡易的な看板の表示部材として、イーゼルスタンド型のボードに広告やメニューを記載する方法や、伝統的な宣伝方法として、布状物に染色によって表示する暖簾やのぼりを用いた方法も存在する。
また、有機ELに代表されるような可撓性のある電子的な表示技術を持った電子画像も出てきており、その軽量化及び薄さと合わせて、EL看板に代表されるような可撓性のある看板の普及への需要が高まりつつある。
このように看板としての表示物は多種多様なものが存在している。しかしながら、表示物自体に当初から装飾機能を備えたものは皆無といえ、また、電柱や箱状の掲示対象物の形状に対応して変形が可能であり、且つ花や小物を用いた自由でお洒落な装飾機能を発揮できるシート状表示物は現状において見当たらない。
このような現状下においても、看板としての表示物にハンギングなどを利用したり、お洒落な装飾を施すための工夫を凝らす方は多く存在する。従って、当初から装飾効果を発揮できる機能を備えた新たなシート状表示物の技術の提案が求められているとともに、既に使用されている看板においても、宣伝効果を後発的に発揮できる表示物へ変更可能な技術が求められている。
このような現状に鑑み、本発明者以外にも従来から種々の技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、発明の名称を「ポスター」とする技術が開示され、公知技術となっている(特許文献1参照)。具体的には、ポスター用紙に窓を形成し、ポスター用紙にポケットを取り付け、応募用はがきやパンフレット等の添え置き物を提供するものである。しかしながら、特許文献1に記載の発明は、上下左右及び表示面垂直方向に自由な方向からシートの広告、案内表示の、強調したい部分を自由に3次元的に装飾し、強調できないという課題の解決には至っているとはいえないものである。また、電子表示装置である電子表示装置の画面内で自由に立体的に装飾、強調できないという問題の解決には至っていないものである。また、装飾物の重量が表示物に直接かかる為、表示に引き攣れや歪みを生じさせない程度の軽い物に限られるという課題の解決には至っていないものである。また、装飾機能及び表示機能の双方が他の機能に影響を与えないように、自由に、より広いエリアから、あるいは、大きな装飾をするという課題を解決するものではない。
また、特許文献2には、発明の名称を「壁掛本体の裏面にポケットを同じく表面に同ポケットに通ずる小孔を設けてなる壁紙」とする技術が開示され、公知技術となっている(特許文献2参照)。具体的には、合成樹脂シートに直接ポケットを形成し、飾り物やはがき等をポケットに入れて配するという内容である。しかしながら、特許文献1と同様の内容にて、それぞれの課題解決には至っていない。
また、特許文献3には、発明の名称を「花卉ハンギングバッグ及び花卉ハンギングセット」とする技術が開示され、公知技術となっている(特許文献3参照)。具体的には、有底袋体の正面部複数箇所に十文字状切り込み等による窓部を形成してなる。これにより軒先に吊るしたり、あるいはトレリス等に懸け吊るして用いる場合に安定性がよく、しかも花卉類が成長するにつれて、露出していた袋体自体が次第に隠れるようになる結果、人工的感覚があまりなく自然性を維持することができ、また取り扱い性も格段に向上する。というものである。しかしながら、特許文献3に記載の発明は、植物の育成に適したハンギングバックの技術に関するものであり、装飾機能及び表示機能の双方が他の機能に影響を与えないという課題を解決するものではない。つまり、その影響とは、例えば、培養土の重量や膨らみなどによる影響である。また、特許文献1と同様の課題解決には至っていない。
また、特許文献4には、発明の名称を「印刷可能なファスナー複合体」とする技術が開示され、公知技術となっている(特許文献2参照)。具体的には、ループ側とフック側から構成されるファスナー複合体であって、標準的なインクジェットプリンタ及び他のプリンタによって容易に印刷、書き込み、または写真現像を可能とし、ディスプレイ、販売、広告または装飾に有用な技術である。しかしながら、特許文献4に記載の発明は、印刷による二次元的な装飾機能は発揮できても、花や小物を利用した自由な発想に基づく三次元的な装飾はできないため、前記問題の解決には至っているとはいえないものである。また、特許文献1と同様の課題の解決には至っていない。
また、特許文献5には、発明の名称を「装飾機能付きシート状案内表示物及びその製造方法」とする技術が提示され、本願発明者による発明で、本願出願時点で未公知技術である(特許文献5参照)。具体的には、本願と類似の課題の解決をしているが、主に、係る手段が相違しているものである。
特開2002−244601号 公開実用昭和52−99194号 特開2001−186816号 特表2006−500242号 特願2017−117290号
より手軽に、軽量で、コストメリットのある看板装飾であるシート状看板において、その広告、案内効果を高める為に、その特定の文字や内容を強調してアピールする為に、立体的に、自由に、3次元的に表示面の上下左右方向及び表示面垂直方向からも自由に立体的な装飾で強調できないという課題、また、特に、有機ELあるいは無機ELに代表されるシート状案内表示物に代表される、電子表示機の表示機能を極力損なわず、表示部材のあらゆる場所に自由に、且つ、上下左右方向及び表示面垂直方向からも自由に、立体装飾物を用いた装飾機能を発揮し、被掲示構造物の形状に対応できる装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法に関する技術提供を課題とするものである。
本発明は、装飾物を保持する保持手段を有する装飾機能付きシート状案内表示物を製造する方法であって、支持材に、シート状案内表示物に、スリットと、装飾物保持部材とを設ける構成から成り、前記支持材は、シート部材の位置を保持する機能を有し、前記スリットは開口部であって、前記シート部材に前記装飾物を挿通させる際に開口する挿通穴となり、前記シート部材の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材が、前記シート部材の任意の位置に少なくとも1以上設けられたスリットに合わせた位置の背面に設けられ、前記装飾物が前記スリットから挿通されて前記装飾物保持部材によって保持する手段を採用する。
また、本発明は、前記装飾物保持部材は、前記任意の位置に設けられたスリット位置に合わせて、必要に応じて位置調整が可能で、前記装飾物が前記スリットから挿通されて前記支持材より吊設または架設された前記装飾物保持部材によって保持する手段を採用することもできる。
また、本発明は、前記装飾物保持部材が、弾性力あるいは高摩擦力のある材料を用いた弾性挟持部材であり、該弾性挟持部材には、前記シート部材の任意の位置に少なくとも1以上設けられたスリットに合わせた位置の背面に、1以上の第2スリットが設けられ、該弾性挟持部材の第2スリットへの挟持による挟持保持力あるいは摩擦保持力を利用した前記保持手段として、前記装飾物が前記スリットから挿通されて第2スリットの挟持力あるいは摩擦力によって保持する手段を採用することもできる。
また、本発明は、前記シート部材を弾性挟持部材とし、該弾性挟持部材に設けられたスリットの挟持力あるいは摩擦力によって保持する手段を採用することもできる。
また、本発明は、前記装飾物保持部材が、弾性力あるいは高摩擦力のある材料を用いた弾性挟持部材であり、該弾性挟持部材には、前記シート部材の任意の位置に少なくとも1以上設けられたスリットに合わせた位置の背面に、1以上の第2スリットが設けられ、該弾性挟持部材の第2スリットへの挟持による挟持保持力あるいは摩擦保持力を利用した前記保持手段として、前記装飾物が前記スリットから挿通されて第2スリットの挟持力あるいは摩擦力によって保持する手段を採用することもできる。
装飾物には穿通可能材である装飾物保持部材を穿通し、刺入可能な刺入形状部が設けられており、装飾物保持部材が、前記刺入形状部により穿通可能な材質である穿通可能材からなり、該穿通可能材へ装飾物を刺入または挟持による保持力を利用した保持手段を採用することもできる。
また、本発明は、前記シート部材が、前記装飾物保持部材である、弾性挟持部材または穿通可能材24に密着または貼着されて、前記スリットを設ける手段を採用することもできる。
また、本発明は、前記装飾物保持部材が、1以上のファスナーとファスナースライダーからなり、2以上のファスナースライダーの開口部への前記装飾物を挿通させて挟持による挟持力による保持手段、あるいは、前記1以上のファスナースライダーに設けられて移動可能であり、前記装飾物を保持可能である任意の前記装飾物保持部材による保持力を利用したことを前記保持手段とすることもできる。
また、本発明は、前記装飾物保持部材が、段差を設けられた段差付材からなり、該段差部には、必要に応じて引掛け部あるいは横ずれ防止部が設けられている手段を採用することもでき、また、前記装飾保持部材が、2重に設けられた手段を採用することもできる。
また、本発明は、前記装飾物保持部材が、穴部を設けられた穴部材からなり、該穴部材の穴部への挿入または引っ掛けまたは結束または係止により、前記装飾物(S)が前記スリットから挿通されて穴部材によって保持する手段を採用することもでき、また、前記装飾保持部材が、2重に設けられた手段を採用することもできる。
また、本発明は、前記装飾物保持部材が、可撓性を有する背面シート部材からなり、該背面シート部材はシート部材の背面に設けられ、前記保持手段が引掛けまたは挿入及び引掛けによるものであって、前記装飾物保持部材に掛着部材またはカット掛着部を用い、前記掛着部材は、小シートまたは紐状体を少なくとも2か所で前記背面シート部材に貼着することによって、引掛け部を形成し、カット掛着部は背面シートの一部に1以上の切り込みを設けることによって、引掛け部を形成し、これらの装飾保持部材は前記スリットと対応する前記シート部材の裏面に位置する個所に設けられ、または必要に応じて、これらの装飾保持部材は任意で前記背面シート部材の代わりに、前記シート部材に前記掛着部材を貼着することによって備えられ、前記装飾物を前記掛着部材またはカット掛着部へ掛着または、挿入して掛着することによって前記装飾物を引掛け、または挿入及び引掛けによって保持する手段を採用することもできる。
また、本発明は、前記装飾物保持部材が、可撓性を有する1以上のシート部材からなり、該シート部材は、一部を前記支持材またはシート部材に係止されて前記シート部材と重複して裏面に設けられ、前記シート部材側から、第1背面シート部材、第2背面シート部材とし、更に重複される場合は、順番に第3背面シート部材と続いて重複され、前記シート部材を第0シート部材とし、第1背面シート部材及び第2背面シート部材で前記装飾物保持部材を形成する場合は、前記シート部材の任意の位置に設けられた前記スリットに対応して、前記第1背面シート部材あるいは第2背面シート部材にも任意のサイズの第2スリットが設けられ、前記該第1背面シート部材及び第2背面シート部材の任意の位置において、点あるいは直線あるいは曲線あるいは面の単独あるいは組み合わせで任意の位置及び方向及び形状に互いに貼着することによる2シート貼着部によって、引っ掛けあるいは、当接あるいは、挿入あるいは引掛けと挿入あるいは摩擦あるいは収納部を創出し、それぞれを任意の長さ、幅、方向で任意の保持機能を創出し、該重複するシート同士を任意の位置で貼着することによる2シート貼着部の創出を、同様に任意で隣り合う前記第0シート部材以降のシート部材間または、2枚のシート部材の間に設け、前記装飾物が前記スリットから挿通されて2シート貼着部によって、保持する手段を採用することもできる。
また、本発明は、前記保持部装着材に設けられた前記装飾物保持部材が、挿入または挿入及び引掛けによる保持力を利用した前記保持手段として1以上の筒状体部材が設けられ、該筒状体部材は、任意の位置に設けられたスリット位置に、その位置を自由に調節可能で、該筒状体部材は任意で、貫通筒状体または開口部が1の筒状体とした構造とし前記装飾物が前記スリットから挿通されて該筒状体部材の開口部または該筒状体部材の側面に設けられたスリットあるいは穴に挿入または挿入及び引掛けることにより保持する手段を採用することもできる。
また、本発明は、シート部材に、該シート部材の保護部材を密着または貼着または近接するという手段を採用することもできる。
また、本発明は、シート部材に、装飾物保持部材を密着または貼着または近接するという手段を採用することもできる。
また、本発明は、装飾物保持部材を2重で設けるという手段を採用することもできる。
また、本発明は、前記何れかに記載された保持手段において、前記装飾物を保持する保持手段を備えた装飾機能付きシート状案内表示物において、1以上の前記シート部材を備え、該シート部材は、2以上の構成で前記シート部材の一辺が係止されていることによるか、あるいは、1以上で湾曲あるいは、屈曲されていることにより、2方向以上に表示可能な該シート部材が1以上のスリット及び背面に1以上の前記装飾物保持部材を設けた手段を採用することもできる。
また、前記スリットの形状が、曲線形状あるいは折れ線形状であるという手段を採用することもできる。
また本発明は、シート部材が有機ELや無機ELのELディスプレイであるという手段を取ることもでき、また、前記スリットを設けられる部分が、設けられた各画素毎の発光素子に対して、防水、防気されているという手段を取ることもできる。また、スリットを設けても良い場所をラインや凹条やミシン目などで示しておくという手段を取ることもできる。尚、ELディスプレイは、他のスリット加工が可能なディスプレイでも良く、その種類を問わない。
また、本発明は、装飾物保持部材が、弾性または発泡性樹脂の充填剤であるという手段を採用することもできる。
また、本発明は、スリットが、2以上のシート部材によって形成されるという手段を採用することもできる。
また、本発明は、スリットが、2以上のシート部材によって形成された2以上のシート部材の任意の位置において、点あるいは直線あるいは曲線あるいは面の単独あるいは組み合わせで任意の位置及び方向及び形状に互いに貼着されるという手段を採用することもできる。
また本発明は、前記装飾物保持部材と、前記シート部材と前記スリットに挿通した前記装飾物との3要素が関わり合う構成である三相互保持構造により保持され、前記三相互保持構造の、前記装飾物と係止された前記装飾物保持部材が、シート部材への穿通部材、またはシート部材との挟み込み部材、又は、スリットよりサイズの大きい抜け止め部材、又は、粘着部材であるという手段を採用することもできる。
また、本発明は、前記何れかに記載された手段により製造される構成の表示物とすることもできる。
本発明に係る装飾機能付きシート状案内表示物及びその製造方法によれば、映像に表示される広告や宣伝のための文字、或いは図柄などのデザインの邪魔をすることなく、且つ、係る映像によって表示される文字や内容の中で、特に強調したい部分を立体的な装飾アイテムを用いて注意を引き、多くの看板や案内が氾濫する街中においても、差別化された目を引く電子看板として、例えば花やお洒落な雑貨等による自由な装飾が可能であり、お洒落で独創的な電子看板あるいは案内としてより目を引き機能するという優れた効果を奏するものである。
また、本発明に係る装飾機能付きシート状案内表示物及びその製造方法によれば、素材のすべてが可撓性を有する素材で構成されていることから、多様な物品の形状に対応して装着できるという優れた効果を発揮するものである。
また、本発明に係る装飾機能付きシート状案内表示物及びその製造方法によれば、構成部材が極めて少なく、また少ない工程で製作が可能なため、コストを抑えることが可能となるといった優れた効果を発揮するものである。
また、本発明に係る装飾機能付きシート状案内表示物及びその製造方法によれば、装飾物に立体的な小物等を用いることとなり、従来の平面的な表示物では注意を惹くことができなかった側方からの係る小物等を目視でき、広告媒体内における任意の特定の位置に表示される文言に注目を集め、広告媒体として看者の注目度を高める優れた効果を発揮するものである。
本発明に係る基本構成を説明する構成説明図 本発明に係る実際の使用実施例で装飾物によって装飾した実施例説明図 本発明に係る主に吊設、架設の各種実施例説明図 本発明に係る主に吊設、架設の各種実施例説明図 本発明に係る主に穴部材の多穴部材の実施例説明図 本発明に係る主に弾性挟持部材の実施例説明図 本発明に係る主に弾性挟持部材の実施例説明図 本発明に係る主に穿通可能材24の実施例説明図 本発明に係る主に段差付材の実施例説明図 本発明に係る主に掛着部材の実施例説明図 本発明に係る主に重複シート任意形状貼着の実施例説明図 本発明に係る主に2方向以上に表示可能の実施例説明図 本発明に係る主に2以上の装飾物保持部材の実施例説明図 本発明に係る主に保護部材の実施例説明図 本発明に係る主に2枚のシート部材によるスリットの実施例説明図 本発明に係る主に装飾物の抜け止めの実施例説明図
本発明に係る装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法1は、全部又は一部を表示可能領域11とする可撓性を有するシート状表示物であって、シート部材10と、該シート部材10の表示可能領域11の強調したい表示エリアの任意の位置へ、少なくとも1以上のスリット20を備え、前記シート部材10は、その位置を保持する支持材23に設けられ、前記スリットは開口部であって、前記シート部材に装飾物Sを挿通させる際に開口する挿通穴21となり、前記シート部材10の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、その裏面には該スリット20の位置に対応して装飾物保持部材30を設けることにより、前記シート部材10の表面側からスリット20を介して装飾物保持部材30で装飾物Sを保持させることにより装飾機能を備えることを可能とする方法であることを最大の特徴とするものである。以下、図面に基づいて本発明を説明する。
図1は、本発明に係る装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法1の基本構成を説明する構成説明図である。図1(a)、図1(b)は、本発明に係る装飾機能付きシート状案内表示物2の平面図であり、図1(c)、図1(d)は、断面図である。図1に示す通り、本発明に係る装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法1により製造され、又は製造されるシート状案内表示物の表示物は、案内板や看板と同様な表示可能領域11を有する表示物に、少なくとも1以上のスリット20を設け、該スリット20に対応する位置に装飾物保持部材30を備える方法により、看板や案内板としての機能を損なわない任意の強調したい位置に、装飾機能を発揮させる構成であることを示している。
また、シート部材10は、切り込み可能のシート部材であれば、特に限定されるものではなく、有機ELシート等のELシートに代表される切り込み可能な電子表示物でもよい。なお、ELシートは電圧を加えることで発光する特性を有し、全面に文字や画像等を表示することができるため、シート部材10として利用することができる。また、ELシートは、可撓性を有するため角度を変えて表示することも可能であり、全体の表示のみならず、部分的に分割してそれぞれ独立した領域毎に異なる方向に向かって動画等の映像を表示することも可能となる。但し、スリット20を設けると、各画素毎に発光素子が構成されているため、これを切断してしまうと、所定の領域の表示機能を失うこととなる。そこで、スリット20を設ける際には十分に注意し、スリット20を設ける位置を正確に特定して行うことが必要である。
また、該スリット20は、後から設けても良いし、あらかじめシート部材の製造段階で設けても良い。使用用途や装飾物Sによっては、耐水性や強度に優れた素材で背面等を保護されることが望ましい。
表示可能領域11は、シート部材10の表面に広告等の情報を表示する部分であり、基本的な構成としてはシート部材10の表示側全面をその領域とすることとなる。
スリット20は、シート部材10に設けられる挿通穴21であって、装飾物Sを表示可能領域11側から背面の装飾物保持部材30へ保持するための開口部となり、複数設けて汎用性を高める構成とした場合であって、一部のスリット20しか使用しない場合でも、スリット20は可能な限り隙間が空かないようにすることで、表示可能領域11の機能を妨げない構成とすることができる。尚、図1(d)の様に、上側と下側のスリット20部における段差による隙間から装飾物Sが挿通されることも可能である。また、図1(b)の様にスリット20を例えばコの字形状に入れることによって、窓の様に開閉可能となる為、より多くの、あるいは、より太さのある装飾物Sを配置可能で、またその太さにより開口量の調整が可能となり、また、コの字周辺からも、装飾物Sを出す様にでき、つまり、図2にも示されているように、強調したい文字等の周辺から囲うように強調でき、且つ、装飾物Sを入れない時は、窓を閉じて開口部を閉じることができる。本実施例においては、スリット形状は、一の字、コの字、エの字、Uの字形状等であるが、その他、波型、V字、W字、T字、Y字等、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内でスリットの形状は変更することができるものである。また、必要に応じてスリット20には任意の幅を持たせることも可能である。また、必要に応じてスリット20には任意の幅を持たせることも可能である。
なお、スリット20の配置構成は任意に配置することができ、あらかじめ多数配置しておくことも可能であるし、必要となる箇所のみに設けることも可能である。
あらかじめ多数配置しておくと、どこにでも装飾機能の発揮を可能とする汎用性の優れた実施例となり、また、係る構成に限定されるものではなく、例えば、強調したい言葉の表示部分にスリット20を配置し、より目を引くようにして、広告効果を高めることも有効である。あるいは、四隅や縁部のみにスリット20を配置し、できるだけ表示可能領域11の表示領域を妨げない構成とする態様も有効である。逆に、シート部材10を埋め尽くすほどの数を設け、装飾の自由度を高めることも有効である。
装飾物保持部材30は、シート部材10に配置されるスリット20の位置に対応して表示可能領域11側の背面側に設けられる装飾物Sを保持するための部材である。係る装飾物保持部材30の数、大きさ、或いは形状については特に特定した場合を除き限定されるものではなく、例えば、小さい装飾物保持部材30を大きい装飾物保持部材30で重畳的に覆う構成であったり、かわいらしい形の形状とするなど、自由にシート部材10の裏面に形成すればよい。また、装飾物保持部材30は、装飾物Sを表示可能領域11上において、上下左右と表示面垂直方向の自由な方向から装飾することによって、特定の文字の強調等により大きな広告、案内を強調できる役割を果たす。
例えば、該装飾物保持部材30はその種類を問わず、紐でもボルトナットでも磁石39でも面ファスナーでもリングでも筒状部材でも紐でも面ファスナーでも針金でも粘着テープでも輪ゴムでもリベットでもステープラでも縫製でも融着でも固着でも、装飾物Sを保持可能な部材、方法であればその種類は問わない。
また、装飾物Sは、本発明に係る装飾機能を発揮させるための物品等であり、通常の看板等の表示物に描く図柄や文字等の情報伝達手段とは異なる新たな装飾機能を発揮させるものである。例えば、表示可能領域11に表示された場合、動物病院の名称を目立たせるための装飾として、その前後に犬と猫のそれぞれのぬいぐるみを配置する場合などである。
図2は、本発明に係る装飾機能付きシート状案内表示物2を装飾物Sによって装飾した実施例であり、図2(a)は、画面表示も装飾物Sも無い状態で、スリット20のみがシート部材10に設けられている実施例であり、図2(b)から図2(d)は、この装飾機能付きシート状案内表示物2を実際に装飾物Sによって装飾した実施例である。
図2(a)に示す実施例では、シート部材10に複数のスリット20が設けられており、あらかじめ強調したい表示エリアを強調するように設けられている。
図2(b)は、日曜日のお得情報!、図2(c)は日曜日のおすすめ!としてLED表示器で、表示が切り替わる様子の実施例を示しており、図2(d)においては、月曜日のおすすめ!として、日が変わったところで、装飾物Sを変えた実施例を示しており、その位置と数も変更することが可能であることを示している実施例である。このように、強調して見てもらいたい部分を立体的に、シート部材10でも電子画面上でも、目立たせることによって、見てもらう頻度と強さを高めることができる。この実施例に示す様に、例えば、月曜日のおすすめが餃子であれば、餃子の装飾物Sを差し替えて、平面的な表示部に、立体的な装飾物でその内容を強調して目を引くようなこともできる。
また、曲線の右下部の逆Uの字形状のスリット20部においては、Uの字状の全辺部から、装飾物Sを設けて装飾でき、その部分の目を引くことができ、案内効果を高めて有用である。
その他、例えば、緑の多いレストランなどで、画像に森の風景も映しながら、木の装飾物Sを合わせて配置することによって、画像と立体で店頭にてその店の特長をアピールして目を引く効果で集客に繋げることも期待できる。
図3及び図4は、シート部材10の位置を保持する機能を有する支持材23または支持材23と係止されている固定材から、装飾物Sまたは装飾物保持部材30が吊設または架設される場合において、各種装飾物保持部材30が吊設または架設されている実施例を示しており、図3はシート部材10の背面から見た各種実施例の外観図、図4は各種実施例の横からの断面図を示している。
本仕様において、装飾物Sが支持材23または支持材23と係止されている固定材から吊設または架設されていることにより、装飾物Sの重量を支持材23で受けることにより、シート部材10への装飾物Sの重量は大きく軽減される効果が高い。また、シート部材10と一体構造ではない為、装飾物保持部に膨らみがあっても、その形状がシート部材10を変形することを防止できる。例えば、装飾物Sが花の場合にも有効である。また、装飾物Sの位置も上下左右に自由に移動して設定できるという点においても装飾物Sの配置に自由度があり、有用である。また、図4(c)の実施例の様に、吊設の場合、スリット20の付近へのガイドや位置決め部材を用いても良い。
また、吊設、架設の部材は、可撓性のある紐状、シート状、あるいは、鉄等の金属でも良く、支持材23を左右に移動できるようにして、そこにボルト等で、装飾物Sを係止し、1以上の関節を備えたアームで方向を変えるような構成にしても良い。
図3(a)は4種類の装飾物保持部材30の実施例であり、一番右が、穴部45を設けられた穴部材37としての貫通筒材33。右から2番目が複数の穴部45を有した多穴部材36。一番左が開口部が1で貫通していない筒状体である非貫通筒材31。左から2番目が紐80または面ファスナー81である。
貫通筒材33は、シート部材10に設けられた挿通穴21であるスリット20を挿通された装飾物Sが、貫通筒材33の上側の開口部からも下側の開口部からも装飾物Sを挿入して保持することができる。下から挿入する際には、挿通され、上側の開口部から出たところで、装飾物Sを例えば曲折したり、抜け止め部材を付けることによって抜け止めとして保持できる。また、図4(c)に示される様に、貫通筒材33を斜めに吊れば、斜めに、装飾物Sを保持できる。また、貫通筒材33は、軟質チューブの仕様でも良く、その場合は、挿入状態でチューブごと装飾物の挿入部を曲折することによって抵抗が増え、抜け止めにもなる。
多穴部材36の仕様においては、好きな方向からスリット20に向けて、装飾物Sを引掛けて保持することができる。非貫通筒材31は、筒の奥で突き当てて保持できる。また、その方向も色々変えて装飾物Sの方向を変えることもできる。紐や面ファスナーの仕様においては、結束による保持、また、面ファスナーであれば、面ファスナーで巻いて保持しても良いし、面ファスナーを設けられた装飾物Sと、結合させる構成も有効である。いずれの装飾物保持部材30においても、支持材23から吊設または架設されているので、比較的装飾物Sの重量の選択の幅が広くなる。また、貫通筒材33あるいは非貫通筒材31の材質は、金属や樹脂のような硬質系でも良いし、ゴムや生地のような軟質系でも、筒状であれば、その素材は問わない。また、多穴部材36の材質についても金属や樹脂や木のような硬質系でも良いし、同様に硬質系や紐状体により構成される網状でも良く、複数の穴の開いた構成であれば、その素材やサイズは問わない。また、穴深さも必要に応じて、深くても良いし、浅くても良い。穴深さが深ければ、挿入するだけで方向性をしっかり出して装飾物Sを保持できるし、浅ければ、より自由に、色々な方向に向けて装飾物Sを保持しやすくなる。また、2つの多穴部材36を図13(d)に示されるように、少し距離を置いて配置し、2つの多穴部材36に装飾物Sを架設する構成として、シート部材10表示面垂直方向で角度を自由度高く調整して装飾できる構成としても良い。また、穴に挿入した装飾物には、抜け止めを設けても良く、例えば、ねじ構造で止めても良い。
図3(b)は装飾物保持部材30を装着する保持部装着材35あるいは装飾物保持部材30そのものが支持材23に吊設または架設された3種類の実施例であり、右と左は吊設の実施例であり、それぞれ下端におもり38が吊設されており、中央は架設の実施例である。右二つのそれぞれには、特に具体的な装飾物保持部材30は図示しておらず、例えば、保持部装着材35としては、図4(d)に示されるようなリング状部材44のような穴部材37等、何らかの装飾物保持部材を設けても良いし、これ自体が装飾物保持部材として、鉄や磁石39等、磁力で保持できる仕様としても良いし、面ファスナーとしても良い。また、おもり38の部分を磁石39や鉄としても良い。
一番左の実施例の様に、止め部34を複数設け、装飾物Sの保持部の形状を二股以上のフォーク型にして、保持部装着材35を該フォーク部で挟み込んで、止め部34で止まる様にしても良い。また、装飾物Sを直接支持材23から吊設するようにしても良い。
図4(a)から図4(c)は、それぞれ、筒状体部材である貫通筒材33あるいは非貫通筒材31を吊設または架設した実施例の断面図である。図4(a)は架設された保持部装着材35に、貫通筒材33と非貫通筒材31が交互に4つ係止されている実施例である。図4(b)は。筒状体部材である貫通筒材33が吊設された実施例である。図4(c)は貫通筒材33が斜めに吊設された実施例である。該実施例は、貫通筒材33の前方部と後方部をそれぞれ支持材23に吊設しており、本実施例の場合、後方部係止部43を上下左右に振ることによって、装飾物Sの方向を上下左右と、更に面直方向にも自由に変更することが可能である。このように、支持材23から装飾物保持部材30を吊設することによって、装飾物Sの重量制限の自由度と方向の自由度の両方がより満足される構成となっており、有用である。
尚、該筒状体は、貫通穴でも、貫通していなくても良い。また、本実施例においては、該筒状体の開口部の位置ずれ防止のガイドの位置ずれ防止具40を該スリット20開口部近辺に設けている。
図4(d)は、装飾物保持部材30が穴部材37であるリング状部材44である実施例であり、該リング状部材44に、装飾物Sを引掛けて保持する実施例である。
図4(e)は、装飾物保持部材30にファスナー70を用いた実施例で、係るファスナー70に用いられるスライダー71を操作することによって任意の位置にファスナー開口部72を設け、該ファスナー開口部72をスリット20及び挿通穴21として利用する構成である。係る構成において、挿通穴21に挿通された装飾物Sは、両側からスライダー71によって挟持するものである。また、係る構成では、ファスナー70の長手方向に多数のスライダー71を設けることにより、複数のスリット20並びに挿通穴21を創出させることが可能である。
係る構成では、スライダー71の位置を変化させることができるため、装飾物Sの装着位置を該スライダー71の移動にともなって、ファスナー70の長手方向に移動することが可能である。また、装飾物Sの大きさが変化してもスライダー71の距離を調整することで対応可能となっている。
また、係るスライダー71には、更に装飾物保持部材30を設ける構成としても良い。係る構成によれば、スライダー71に設けられた装飾物保持部材30がスライダー71を移動させることによって、装飾物保持部材30の位置も自由にファスナー70の長手方向を移動することが可能である。例えば、該スライダー71に設ける装飾物保持部材30はその種類を問わず、紐でもボルトナットでも磁石39でも面ファスナーでもリングでも筒状部材でも紐でも面ファスナーでも針金でも粘着テープでも輪ゴムでもリベットでもステープラでも縫製でも融着でも固着でも、装飾物Sを保持可能な部材、方法であればその種類は問わない。
ファスナー70は、一般に衣服等に使用されている金属製又は樹脂製の開閉部材として用いられているものを利用すればよく、特に種類や構造等について限定されるものではなく、スライダー71を移動することで布状の部材を分割・結合・部分開口等できるものであればよい。
スライダー71は、ファスナー70の結合の状態を操作する部材であり、本発明においては二つのスライダー71があれば自由な位置にファスナー開口部72を設けることが可能となる。また、スライダー71を多数用いて一つのファスナー70に複数のスライダー71開口部72を設けることも可能である。
ファスナー開口部72は、スライダー71を操作することによってファスナー70に創出されるスリット20であり、二つのスライダー71で装飾物Sを挟み込むことで、シート部材10に保持することを可能とするものである。
図4(f)は貫通筒材33が吊設され、係る貫通筒材33の側面部に設けられたスリットである第2スリット64が設けられており、シート部材10に設けられたスリット20に合わせた位置に設けられた第2スリット64と、装飾物Sを向けたい方向に対向した位置に設けられたもう一つの第2スリット64に装飾物Sが挿通され、係る装飾物Sが、上下左右任意の方向に向けて装飾可能である実施例である。係る実施例の様に、対向した位置にスリットを設けることにより、装飾物の方向を自由に設定できる為、有用である。尚、装飾物Sの方向によっては、本実施例において設けられている対向した位置のもう一つの第2スリット64は無くても、係る貫通筒材33の対向した面に突き当たることにより、装飾物Sを保持することもできる。尚、該筒状体は、貫通穴でも、貫通していなくても良いし、材質については、可撓性のあるシート状でもゴム製でも、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で変更することができるものである。
図5は、複数の穴部45を有した穴部材37である多穴部材36の実施例であり、図5(a)はその外観図で、図5(b)と図5(c)は断面図である。図5(a)の多穴部材36の実施例は、シート部材10の背面全体に、係る多穴部材36が支持材23から吊設されて設けられた実施例である。本実施例においては、シート部材10のどこにスリット20を設けても、装飾物Sは背面の多穴部材36にて保持可能である。図5(b)の様に、多穴部材36に装飾物Sを引掛けても良いし、図5(c)のように多穴部材36に、装飾物Sを絡ませて保持しても良い。また、多穴部材36の穴の形状、サイズについても、四角でも良いし、丸でも良いしその形状は問わず、またその材質、穴個数、穴深さは問わない。
例えば、材質については、ゴム系の比較的柔軟性と摩擦力のある穴であれば、該穴に嵌め込んでその摩擦力と挟持力や抜け止めで保持しても良いし、金属のようなしっかりした材質にがっちり止めても良いし、紐状体の網状であれば、薄く軽く手軽でその穴に引掛けても良く、穴の深さについては、深ければ、該穴に装飾物Sを挿入することによって、装飾物Sの方向がよりしっかりと安定させることができるし、浅ければ、装飾物保持部材30自体を軽量化できるとともに、装飾物Sの装飾方向の自由度がまし、また、多穴部材36への保持方法は、図面には示していないが、穴への篏合形状にしても良いし、穴に引掛けても良いし、ねじ構造を利用して保持する構成としても良い。特に、網状の多穴部材36の構成は、軽くて装飾の方向性も上下左右と自由度も高く、手軽に装飾が可能で、有用である。
図6は、シート部材10の背面に設けた弾性挟持部材63が、弾性力あるいは高摩擦力のある材料を用いた弾性挟持部材63が備えた第2スリットに、装飾物Sを挿入して該装飾物Sを保持する構成の内、係る弾性力あるいは高摩擦力のある材料に切り込みを入れて第2スリットを設けた実施例であり、図6(a)及び図6(b)はその実施例の断面図である。また、図6(c)は、シート部材10が、弾性挟持部材63である実施例の断面図である。
図6(a)の実施例においては、シート部材10の背面に、弾性力あるいは高摩擦力のある材料である弾性挟持部材63が備えられており、係るシート部材10に設けられた3か所のスリット20の位置に対応して、係る弾性挟持部材63にも第2のスリットである、第2スリット64が3か所設けられた構成となっており、この第2スリット64に、シート部材10のスリット20を挿通した装飾物Sが、挿入されることにより、摩擦力と挟持力にて保持される構成となっている。上記3か所のスリット20の内、真ん中の第2スリット64はシート部材10の面を鉛直面とすると、略水平に設けられており、挿入された装飾物Sも略水平面方向で保持できる実施例である。下側の第2スリット64は、シート部材10の面に対して、斜め上方に向けて方向に設けられており、斜め上方に向けて、装飾物Sを保持できる構成である。また、上側の第2スリット64は、第2スリット64の開口部をやや広く設けられており、挿入しやすくなっている。
本実施例によれば、シート部材10の背面の全面的に係る材料を設けておくことによって、シート部材10の任意の場所に、任意の方向に任意の深さでスリット20及び第2スリット64を容易に設けることが可能で、任意の方向に装飾物を保持することが可能である。尚、図6(a)の第2スリット64は、端まで貫通したスリットとなっているが、貫通していない構成とすることもできる。また、係る弾性力あるいは高摩擦力のある材料である弾性挟持部材63からなる弾性挟持部材63は、図6(b)に示されるように、シート部材10の背面に直接密着、あるいは貼着する構成とすることもできる。密着、あるいは貼着させることによって、シート部材10に設けたスリット20と弾性挟持部材63に設けた第2スリット64の位置がずれ難く、装飾物Sを挿入しやすくなり、有用である。
図6(c)は、シート部材10が、弾性挟持部材63である実施例の断面図で、弾性挟持部材63に表示可能領域を有し、係る弾性挟持部材の任意の位置に、スリット20を設け、該スリット20に装飾物Sを挿入することによって摩擦力と挟持力にて保持される構成となっている。
本実施例においては、スリット20が弾性挟持部材に設けられている為、装飾物Sを装着していない時は、スリット20が閉じ、より目立ち難いという効果がある。その一方で、印刷が難しい、他の広告案内への掛け替えができず、弾性挟持部材ごと変えなければならないという点があり、別体のシート部材であれば、掛け替えもでき、印刷も容易で、より大きな印刷にも対応可能であり、それぞれの長所、短所で使い分けることができる。
図7について、図7(a)から図7(e)は、シート部材10の背面に設けた弾性挟持部材63が、弾性力あるいは高摩擦力のある材料を用いた弾性挟持部材63の備えた第2スリット64に、装飾物Sを挿入して該装飾物Sを保持する構成の内、係る弾性力あるいは高摩擦力のある材料を重ねることにより、第2スリット64を設けた実施例である。
図7(a)の実施例においては、弾性挟持部材63の構成が、2つの弾性力あるいは高摩擦力のある材料を重複して第2スリット64を形成し、その第2スリット64に装飾物が挿入され、挟持される実施例である。本実施例においては、2枚の重複した係る部材の片方は、弾性力や摩擦力が低い素材を用いても良い。また、必要に応じて、素材の弾性力を利用した、クリップのような構造の弾性挟持部材63を使用しても良い。本実施例の場合は、係る弾性挟持部材63を、例えば、図面には示していないが、支持材23から吊設された保持部装着材35に係止するなど、他の位置決めをできる部材に係止する必要がある。また、例えば、シート部材10の係るスリット20付近に直接係着するという構成とすることもできる。
図7(b)から図7(e)については、3以上の弾性力あるいは高摩擦力のある材料を重複して第2スリット64を形成する実施例である。
図7(b)は、弾性力あるいは高摩擦力のある材料を重複させた実施例である。本実施例の場合、鉛直方向に重ねると、上の方と下の方と、重量やサイズによっては、重量の影響で挿入固さが変わる為、圧力が均等になる様に、支えを設ける等の構成にするか、横に並べて重ねる構成にしても良い。図7(c)は一定の隙間を設けて弾性力あるいは高摩擦力のある材料を重複させた実施例である。本実施例においては、図7(b)に記載した荷重がかかり過ぎる問題点は解消される。図7(d)は、図7(c)の実施例における弾性力あるいは高摩擦力のある材料の挿入面に、抜け止めあるいは、抵抗力をアップさせる為の凸部を設けた実施例である。係る凸部によって、装飾物の抜け止めにもなり、また、より薄い装飾物Sにも対応でき、有用である。尚、係る凸部の数は、本図においては、各挿入面の片側あたり1設けられているが、2以上でも良い。図7(e)は、図7(c)の実施例において、第2スリット64の挿入入口を三角状にすることにより、挿入の際の誘いを設け、挿入時の引っ掛かりを改善し、有用である。
図7(f)は、前記弾性挟持部材63が、伸縮性のある材料の網状部材である多穴部材36であり、係る穴部45に抜け止めが設けられた、装飾物Sを挿入した実施例である。
尚、図6あるいは図7の実施例で示される弾性力あるいは高摩擦力のある弾性挟持部材63の材料は、ゴム、ウレタン、シリコンゴム、エラストマー樹脂、発泡素材など、また、弾性力が優れた材料として、鉄等の金属、各種プラスチック、カーボン素材、木や竹等の植物、また、それらの組み合わせで構成されてもよく、また、重複させる弾性挟持部材63の形状についても、シート状でも、ブロック形状でも円柱でも、多角形でも、凸条あるいは凹条のような凹凸のある板状材を重ねてもよく、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で変更することができるものである。尚、本発明における弾性力あるいは高摩擦力の程度は、挿入した装飾物が容易に抜けない落ちない程度が望ましく、その程度は、用途、目的、装飾物に応じて設定することが可能である。
図8は、図8(a)、図8(b)、図8(d)は、装飾物には穿通可能材24を穿通し、刺入可能な刺入形状部25が設けられており、装飾物保持部材30が、前記刺入形状部25により穿通可能な材質である穿通可能材24からなる実施例である。シート部材10の背面には穿通可能材24が設けられ、刺入形状部25を設けた装飾物が、シート部材10に設けられたスリット20を挿通し、シート部材10の背面に設けられた穿通可能材24を穿通することによって装飾物が保持される構成である。図8(d)は、図8(a)の実施例における穿通可能材24が、多穴部材36で保持されている実施例である。係る穿通可能材24に用いられる材質によっては、このような穿通可能材24の保持部材を用いることも有用であり、例えば、布重ね、柔らかい発泡部材、ミズゴケ、毛糸等の繊維状の材質を崩れないように押しつけつつ、形状を維持することができる。花を植えても良い。図8(c)は、装飾物に刺入れ形状が設けられた実施例である。尚、図8の実施例で示される穿通可能材24の材料は、発泡ウレタン、発泡フェノール樹脂、発泡スチロール等の発泡樹脂やエラストマープラスチック、各種ゴム類、コルク等の木、皮革、繊維素材等、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、穿通可能で保持力において、同一の作用効果を発揮できる範囲内で変更することができるものである。
図9は、装飾物保持部材30が、段差を設けられた段差付材91である実施例であり、図9(a)は断面図、図9(b)は部分断面斜視図である。係る段差部には、必要に応じて引掛け部92あるいは横ずれ防止部93が設けられており、シート部材10に設けられたスリット20を挿通した装飾物Sが、該段差付材91の段差部へ載置または該段差付材91の引掛け部92へ引掛けられることにより、上下左右方向から、装飾できる実施例である。
図9(a)においては、上方からと下方からと、2の装飾物Sがシート部材10に設けられたスリット20を挿通し、上側からの装飾物Sは段差付材91の上部に載置される形で保持され、下側からの装飾物Sは段差付材91に設けられた引掛け部92に引掛けられて保持されている実施例である。図9(b)においては、係る段差付材91に設けられた、横ずれ防止部が設けられており、係る横ずれ防止部において、段差付材91へ上側から載置された装飾物あるいは、下側から引掛けられた装飾物の位置がずれ難くなっており、上方あるいは下方から、斜め方向に装飾したい場合に、係るずれ防止に装飾物が当たり、止まるので有用である。
尚、本実施例においては、段差付材91の形状は、1の水平方向にまっすぐのL字状であるが、水平方向に直線状に真直ぐではなく、波形状、複数のV状により、横ずれ防止部としても良いし、高摩擦材にて横ずれ防止としても有用である。
図10は装飾物保持部材30としての、掛着部材13及びカット掛着部15を用いた実施例である。図10(a)は、係る実施例の部分断面斜視図を示しており、カット掛着部15と掛着部材13の実施例で、左側がカット掛着部15、右側が掛着部材13である。
掛着部材13はそれぞれ背面シート部材100に小シートを2点の点貼着部101にて貼着した下側の掛着部材13と、上側が2辺の辺貼着部102で小シートを貼着した右上側の掛着部材13と3点の点貼着にて貼着した左側の掛着部材13の実施例を示しており、下側の掛着部材13においては、装飾物Sを係る掛着部材13に引掛けて保持することができ、上と左側の掛着部材13は、装飾物Sを挿通し、引掛けて保持することができる。
また、カット掛着部15は、1本または2本のスリットを入れて引掛け部92を設け、そこに、装飾物Sを引掛けて保持できる構成である。図10(c)はカット掛着部15の実施例の断面図であり、2本の平行なカット部によって設けられた実施例であり、装飾物Sを、引掛けて保持する構成である。
図10(b)は、シート部材10の表示可能領域11側からの外観図の実施例であり、裏側に隠れた部分は破線で示しており、掛着部材13及びカット掛着部15のそれぞれに装飾物Sが設けられた実施例であり、シート部材10に設けられた4か所のスリット20から、5個の装飾物Sが設けられている。それぞれの装飾物Sは、シート部材10に設けられたスリット20から挿通され、背面に設けられた掛着部材13に引掛けられて保持されているか、カット掛着部15に挿入されて保持されている実施例を示している。掛着部材13及びカット掛着部15はそれぞれ、必要に応じて任意に配置可能で、上下左右どちらからでも装飾可能で、自由度が高い。尚、係る背面シート部材100に設けられている掛着部材13及びカット掛着部15は、シート部材10に相対するように配置しても良いし、反対側を向くように配置してもよく、反対側を向くように配置される場合には、シート部材10のスリット20に対応する位置に、背面シート部材100のスリットである第2スリット64を設ける必要があり、その場合、シート部材10のスリット20と第2スリット64を挿通された装飾物Sが、掛着部材13またはカット掛着部15にて保持される。尚、掛着部材13は、本実施例においては、貫通形状であるが、非貫通の形状としても良いし、掛着部材13は、本実施例においては小シートを用いているが、紐状体を用いても良いし、掛着部材13及びカット掛着部15は、必要に応じて下向きでも横向きでも斜めでも良い。また、係る背面シート部材100が支持材23に設けられることにより、装飾物Sの重量やシート部材10の背面での膨らみの影響が抑制され、有用である。
また、掛着部材13の貼着方法は、接着剤によるものの他に、両面テープ、縫製、リベット、ステープラ、ピン止め、ビス止め、熱溶着、振動溶着、超音波溶着の他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で変更することができるものである。また、背面シートの代わりに、板状材を用いてそこに掛着部材13を設けても良い。
また、掛着部材13及び掛着挿入部材15の貼着方法は、接着剤によるものの他に、両面テープ、縫製、リベット、ステープラ、ピン止め、ビス止め、熱溶着、振動溶着、超音波溶着の他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で変更することができるものである。
図11は、シート部材10の裏側に設けられた重複するシート同士を任意の位置で任意の形状で貼着することによって前後左右どの方向にでも、装飾物Sを保持する装飾物Sの保持部を創出する実施例であり、図11(a)、図11(b)及び図11(d)は、重複する2枚のシート同士を貼着した部分でのシート面と平行の縦断面図であり、図11(c)はシート面と垂直の縦部分断面図であり、図11(c)の実施例に示されるように、重複する2枚のシート同士が部分的に貼着している。
図11(a)は、係る重複する2枚のシート同士を貼着した部分である2シート貼着部110のパターンの実施例を示しており、6か所のスリットは、シート部材10に設けられたスリット20に対応した箇所に設けられた背面シート部材100に設けられた第2スリット64であり、係る第2スリット64は、シート部材10に設けられたスリット20を挿通された装飾物が係る第2スリット64を挿通して、2シート貼着部110による装飾物S保持部にセットされることによって、保持される構成となっている。
図11(b)は、図11(a)における装飾物S保持部に、装飾物Sを配置した実施例である。尚、係る装飾物Sは、シート部材10に設けられたスリット20を挿通し、第2スリット64から挿通され、装飾物が2シート貼着部110にて設けられた装飾物保持部にて保持されている実施例である。
係る実施例においては、点あるいは直線あるいは曲線あるいは面の単独あるいは組み合わせで任意の位置及び方向及び形状に互いに貼着することにより、引っ掛けあるいは、当接あるいは、挿入あるいは引掛けと挿入あるいは摩擦あるいは収納部を創出し、それぞれを任意の長さ、幅、方向で任意の保持機能を創出されている。
6か所のスリット20において、最上部のスリットには、2の装飾物Sが配置されており、それぞれ、上方から吊設されるように装飾されており、この左側の装飾物Sは、略平行のS字形状の2シート貼着部110でできたS字の挿通部に挿通され、S字の曲げによる抵抗及び引掛りで保持されており、この右側の装飾物Sは、斜め上方に略平行に設けられた貼着部と突き当て部の貼着部で構成された挿通部に挿入され、突き当て部で曲げられて抜け防止となっている実施例である。左側のスリット20にも、2の装飾物Sが配置されており、この左側の装飾物Sは下方から装飾されており、左側から斜め右下方向の2シート貼着部110で載置され、ずり落ちないように1のずれ落ち防止の点貼着部101と合わせて保持されており、この右側の上から吊設されている装飾物Sは、1の点貼着部101に引掛けて保持されている実施例である。
係る実施例においては、2枚のシートの自由な部分を貼着することにより装飾物保持部を創出することができる為、例えば、任意の形状やパターンの熱融着や振動溶着の冶具等で上から押し付けて貼着すれば、必要な2シート貼着部110を容易に、早く創出することができ、有用である。
また、図11(d)の実施例に示されるように、あらかじめ、多数の点貼着や線貼着等を設けておくことによって、どこにスリットを設けても、装飾物Sを保持できる構成としても、自由なスリット構成ができる。また、係る点貼着や線貼着によって、スリット20に係る装飾物Sの荷重を分散でき、シートの引き攣れの緩和とともに、強度面でも有利に働き、それは材料の軽量化にも繋がり、そうした強度面や引き攣れ等も計算にして係る点貼着及び線貼着を設けても良く、自由度が高く加工でき、尚且つ保持部材の材料点数も少なく、製造コストも低く抑えられ、有用である。また、係る背面シート部材100に、複数の小スリットを合わせて入れることによって、そこに、装飾物Sを引掛け、あるいは挿通して保持させる構成としても良い。また、係る貼着される2枚のシートは、2枚とも、表示部を有するシート部材10でも良いし、貼着された2枚の背面シート部材を、2枚の表示部を有するシート部材10で挟んでも良い。
背面シート部材100は、可撓性を有した一枚の布状体であれば特に限定されるものではなく、布製、ビニール製、紙製等、透明、不透明或いは色彩なども限定されるものではない。
図12は、シート部材10が、2方向以上に表示可能であり、1以上のスリット20を備え、背面に1以上の装飾物保持部材30を設けた実施例である。
図12(a)及び図12(b)は2つのシート部材10が装飾物保持部材30を2方向から挟んだ実施例である。例えば、のぼりなどは、通常1枚の生地に広告、案内を印刷して掲げているものが通常である。しかし、そうしたのぼりにおいても、強調したい文字等を自由に立体的に装飾して強調することによって、より、その部分に人目を引き広告、案内効果を高めることができる。2重構造にすることによって、内側の装飾物保持部材30を隠すこともできるし、左右で別の内容の広告、案内を出せ、且つ、挟まれた一つの装飾物保持部材30にて両方を装飾でき、有用である。
また、のれんなども、同様に立体的な装飾物で装飾し、屋号や看板、案内等を装飾すれば、気持ちよくお客様に、表裏から通られるので、入出店時、お客様に楽しんでもらえる。日替わりで装飾等を変えることもでき、それが一つのお客様の楽しみになることも考えられる。
また、有機EL等のEL表示機器においても、店舗の前などでは、右からと左からの人の流れに対して両方に、より効果的に広告や案内表示をする必要があり、その為に電子画像と立体的な装飾物で目を引き、かつまた、装飾物保持材を2方向から挟むことによって、装飾物保持部材が隠れることとなるので、美観的にも良くなる。
図12(a)は網などの多穴部材36をシート部材10で挟んだ実施例であり、左右のシート部材10に設けられたスリット20に挿通された装飾物が、中央に設置された多穴部材36にて保持された実施例である。また、図12(b)は、弾性挟持部材63を。シート部材10で挟んだ実施例であり、左右のシート部材10に設けられたスリット20に挿通された装飾物が、中央に設置された弾性挟持部材63にて保持された実施例である。本実施例においては、2方向であるが、3方向以上の多方向でも良い。
また、図12(c)がシート部材10を丸く円筒状に湾曲した中に弾性挟持部材63を挟み込んだ実施例であり、行き交う人に、シート状案内表示物表示部を備えた電子表示器も含めたシート状案内表示物と立体的な装飾で、360度から人の目を引き、広告、案内効果を高めることができ、有用である。
図12(d)は、シート部材10を円錐台筒状にした中に、弾性挟持部材63を嵌め込んだ実施例である。係る実施例によれば、例えば、行き交う人々の目線より低い、あるいは高い位置に広告物や案内を設置する場合に、より目線に合う角度にシート部材の表示面を合わせて周囲全方向から見てもらいやすくなる。例えば、デパートやスーパーの天井等に設置すれば有用であり、装飾物Sは天井から吊設してもよい。可撓性のあるシート状の軽さと、曲面性を利用した仕様である。また、これは、角錘台筒状でも良い。
図13は、2以上の装飾物保持部材が設けられている実施例について、図13(a)から13(d)は穴部材37である多穴部材36を使用した実施例である。
図13(a)はシート部材10に設けられたスリット20を挿通した装飾物が、面状の多穴部材36を挿通し、もう一つの多穴部材36との間で挟持された実施例である。図13(b)は、同様にスリット20を挿通した装飾物が、面状の多穴部材36を挿通し、板状の部材との間で挟持され多実施例である。図13(c)は、同様にスリット20を挿通した装飾物が、弾性挟持部材63との間で挟持され、該弾性挟持部材63が、もう一つの多穴部材36によって弾性挟持部材63を上から抑えた実施例である。また、図13(d)は、シート部材10に近接して設けられた面状の多穴部材36が設けられており、装飾物がシート部材10に設けられたスリット20を挿通し、該穴部材37を挿通してもう一つの多穴部材36で保持されることを示した実施例である。図13(a)から図13(c)に示されたこれらの実施例においては、2以上の装飾物保持部材が多穴部材36を挿通した装飾物を挟持することによって、よりしっかりと、装飾物Sを保持することが可能となる。また、図13(c)の様に弾性のある摩擦材で押さえつけて挟み込むことにより、よりしっかりと保持され、多穴部材36に引掛けたり絡めたりした上で、同様に挟持すると、更にしっかりと保持されることとなる。尚、この抑え込みは、クランプやねじ構造を利用する構造としても良い。
また、図13(d)の様に、シート部材10に近接して前記穴部材37を設けることにより、シート部材10のスリット20部かかる装飾物Sの荷重を受けて、シート部材10への負荷を軽減することができる。また、図13(e)は、同様にシート部材10に近接して背面シート部材100を設け、シート部材10に設けられたスリット20に対応した位置に、第2スリット64を設けることによって、同様にシート部材10のスリット20部への負荷を軽減することができる。この場合の背面シートは、シート部材10にかかる装飾物Sの荷重を支え受ける役割であるため、例えば、剛性や張力、横糸の入った素材や、図13(d)のような穴部材37の網目構造で支えても良く、他にも該シート部材10のスリット20部への負荷を支えて軽減する素材、仕様で、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で変更することができるものである。
図14はシート保護部材151の実施例である。シート部材10を挿通された装飾物が、係るシート部材10に密着または接着または近接したシート保護部材151も挿通し、装飾物保持部材30にて保持されている実施例である。係るシート保護部材151は、装飾物Sをスリット20を挿通させて装飾物保持部材30にて保持するにあたり、シート部材10に掛かる重量や傷から保護する部材となる。係るシート保護部材151の材質は、ビニルや樹脂やシリコンゴムなどのゴム系等の弾力のあるシート部材でも良いし、やや硬度の高いシート部材で装飾物Sの支えを助けるようなものでも良いし、多穴部材36でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で変更することができるものである。
図15は2枚のシート部材によってスリット10が設けられた実施例であり、係る2枚のシート部材は上側のシート部材B159と下側のシート部材A158を構成し、それぞれのシート部材は、表示可能領域11を有し、2枚のシート部材間を、点又は線又は面状に2シート貼着部を設けることによって、装飾物保持部材を形成し、また、1の掛着部材も設けており、それぞれが装飾物Sを保持するとともに、2シート間の位置を保持する機能を有する構成となっている。また、シート部材A158あるいはシート部材B159にもスリット20を設けても良い。
係る実施例においては、スリット部を2枚のシート部材を重複して構成することによって、シート部材の強度が低下することなく、より広いエリアにスリット開口部を設けることができ、シート部材の係る装飾機能付きシート状案内表示物2の自由度が高まる構成とすることができる。
また、本実施例においての装飾物保持部材は、2シート貼着部あるいは掛着部材であるが、係る装飾物保持部材は、例えば、摩擦力の強いシート部材を2枚のシート部材間に設けての摩擦力を用いる等、本発明の明細書に記載の他の装飾物保持の手段を用いても良いし、結束バンドを含む紐状体の結束力、磁石の磁力、又は面ファスナーの結合力、粘着テープの粘着力にて保持する構成としても良い。尚、2シート貼着部は、接着でも、粘着、縫製、溶着、鋲、リベット等でも良く、他にも、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で変更することができるものである。
また、前記装飾物保持部材が、弾性または発泡性樹脂の充填剤としても良く、係る実施例においては、必要に応じて、面全体的に充填するようにしても良いし、スリットの裏付近だけでも良い。尚、係る樹脂の充填は、充填をしてからスリットを設けても良いが、スリットのある状態で充填の際には、スリット部から漏れ出ないようにテープ等で目張りをしてから充填するのが望ましい。
係る弾性または発泡性樹脂の構成によると、装飾物も複数回取り換えも可能であり、有用である。
また、例えば、特に2枚のシート部材間に充填することにより、装飾物保持機能と合わせて、形状も作ることもでき、また、特に発泡性樹脂の場合は、重量的にも比較的軽量で、こうしたシート状看板にとって、好適である。
係る弾性または発泡性樹脂の充填剤としては、例えば、シリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂等があり、他にも、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で変更することができるものである。
また、本発明における装飾物Sは、電力や風力、油圧、空気圧で動いても良いし、光っても良いし、色彩も透明、蛍光色、不透明でも良い。
図16は、装飾物保持部材30と、前記シート部材10と前記スリットに挿通した前記装飾物Sとの3要素が関わり合う構成である三相互保持構造により保持される実施例である。
図16(a)は、表示可能領域11が下方を向いたシート部材10に設けられたスリットを挿通した装飾物Sに設けられたスリット20よりサイズの大きい抜け止め部材169がシート部材の背面に配置され、係る装飾物Sがシート部材10に保持された実施例である。
図16(b)は、表示可能領域11が下方を向いたシート部材10に設けられたスリットを挿通した装飾物Sに設けられたスリット20よりサイズの大きい抜け止め部材169がシート部材の前面に配置され、係る装飾物Sがシート部材10に保持された実施例である。
図16(c)は、前記抜け止め部材169が1以上の刺入形状部25を設け、シート部材10に穿通された実施例である。係る実施例によれば、スリット挿通部と合わせて、シート部材10に挿通された刺入形状部25によっても保持され、より安定して保持することが可能である。尚、刺し入れ形状部25は、装飾物Sと一体となっていても良い。
図16(d)は、シート部材10のスリット20を挿通した装飾物Sが、シート部材10の表裏の両側から係るシート部材10を抜け止め部材169で挟み込んで保持された実施例である。また、図16(e)の様に、表裏の抜け止め部材169が、互いに係止できるようにしても良い。
図16(f)は、シート部材10とスリット20と貫通可能材24と抜け止め部材169と装飾物Sからなる実施例であり、シート部材10の裏面に設けられた貫通可能材24に、シート部材10に設けられたスリット20を貫通した刺入形状部25が貫通可能材24を穿通し、装飾物Sが保持されている。
また、図16における装飾物Sと抜け止め部材169の係止は、紐ホルダーのようなものでも良いし、接着でも、結束でも、穴部挿入での係止でも、他にも、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で変更することができるものである。
本発明は、有機ELや無機ELの種類があるシート状案内表示物からなる案内表示物への装飾が自由にできることから、従来できなかった新たな装飾機能が発揮でき、飲食店や各種イベントの看板や案内として広く利用でき、装飾者の個性を発揮することを可能とする魅力的な発明品となり、産業上利用可能性は極めて高いと思慮されるものである。
1 装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法
2 装飾機能付きシート状案内表示物
10 シート部材
11 表示可能領域
13 掛着部材
15 カット掛着部材
20 スリット
21 挿通穴
23 支持材
24 穿通可能材24
25 刺入形状部25
30 装飾物保持部材
31 非貫通筒材
33 貫通筒材
34 止め部
35 保持部装着材
36 多穴部材
37 穴部材
38 おもり
39 磁石
40 位置ずれ防止具
43 後方部係止部
44 リング状部材
45 穴部
63 弾性挟持部材
64 第2スリット
70 ファスナー
71 スライダー
72 ファスナー開口部
80 紐
81 面ファスナー
91 段差付材
92 引掛け部
93 横ずれ防止部
100 背面シート部材
101 点貼着部
102 辺貼着部
110 2シート貼着部
150 配線回避領域
151 シート保護部材
158 シート部材A
159 シート部材B
169 抜け止め部材
S 装飾物

Claims (43)

  1. 装飾物(S)を保持する保持手段を有する案内表示物を製造する方法であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)は、スリット(20)、を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、前記支持材(23)は、シート部材(10)あるいは装飾物あるいは装飾物保持部材(30)の位置を保持する機能を有し、前記装飾物保持部材(30)は、前記装飾物を保持する機能を有し、該装飾物保持部材(30)あるいは装飾物は前記支持材(23)または支持材(23)と係止されている固定材から吊設または架設されており、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)は、前記任意の位置に設けられたスリット(20)位置に合わせて、必要に応じて位置調整が可能で、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて前記支持材(23)より吊設または架設された前記装飾物保持部材(30)によって保持することを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法(1)。
  2. 装飾物(S)を保持する保持手段を有する案内表示物を製造する方法であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、弾性力あるいは高摩擦力のある材料を用いた弾性挟持部材(63)であり、該弾性挟持部材(63)には、前記シート部材(10)の任意の位置に少なくとも1以上設けられたスリット(20)に合わせた位置の背面に、1以上の第2スリット(64)が設けられ、該弾性挟持部材(63)の第2スリット(64)への挟持による挟持保持力あるいは摩擦保持力を利用した前記保持手段として、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて第2スリット(64)の挟持力あるいは摩擦力によって保持することを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法(1)。
  3. 前記、装飾物(S)を保持する保持手段を有する案内表示物を製造する方法であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、
    前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有する
    シート状であり、
    前記シート部材(10)が、弾性力あるいは高摩擦力のある材料を用いた、前記、弾性挟持部材(63)であり、該弾性挟持部材(63)には、任意の位置に少なくとも1以上設けられたスリット(20)が設けられ、該弾性挟持部材(63)のスリット(20)への挟持による挟持保持力あるいは摩擦保持力を利用した前記保持手段として、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて第2スリット(64)の挟持力あるいは摩擦力によって保持することを特徴とする請求項2の装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法(1)。
  4. 装飾物(S)を保持する保持手段を備えた装飾機能付きシート状案内表示物を製造する方法であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記装飾物(S)には穿通可能材(24)である前記装飾物保持部材(30)を穿通し、刺入可能な刺入形状部(25)が設けられており、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、前記刺入形状部(25)により穿通可能な材質である穿通可能材(24)からなり、該穿通可能材(24)には、前記シート部材(10)の任意の位置に少なくとも1以上設けられたスリット(20)を設ける位置に合わせた前記シート部材(10)の背面に、必要に応じて任意で第2スリット(64)を設けられ、該穿通可能材(24)への刺入または挟持による保持力を利用した前記保持手段として、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて刺入または挟持による保持力によって保持することを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法(1)。
  5. 装飾物(S)を保持する保持手段を備えた装飾機能付きシート状案内表示物を製造する方法であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、1以上のファスナー(70)とファスナースライダー(71)からなり、2以上のファスナースライダー(71)の開口部への前記装飾物を挿通させて挟持による挟持力による保持手段として、あるいは、前記1以上のファスナースライダー(71)に前記装飾物を保持可能である任意の別の種類の装飾物保持部材(30)が設けられて移動可能であり、該別の種類の装飾物保持部材(30)による保持力を利用したことを前記保持手段として、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて保持することを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法(1)。
  6. 装飾物(S)を保持する保持手段を備えた装飾機能付きシート状案内表示物を製造する方法であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、段差を設けられた段差付材(91)からなり、該段差部には、必要に応じて引掛け部(92)あるいは横ずれ防止部(93)が設けられており、該段差付材(91)の段差部への載置または該段差付材(91)の引掛け部(92)への引っ掛けによる保持力を利用したことを前記保持手段として、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて載置または引っ掛けによる保持力によって保持することを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法(1)。
  7. 装飾物(S)を保持する保持手段を備えた装飾機能付きシート状案内表示物を製造する方法であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、穴部(45)を設けられた穴部(45)材(37)からなり、該穴部(45)材(37)の穴部(45)への挿入または引っ掛けまたは結束または係止され、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて穴部材によって保持することを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法(1)。
  8. 装飾物(S)を保持する保持手段を備えた装飾機能付きシート状案内表示物を製造する方法であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、可撓性を有する背面シート部材(100)からなり、該背面シート部材(100)はシート部材(10)の背面に設けられ、前記保持手段が引掛けまたは挿入及び引掛けによるものであって、前記保持手段が引掛けによる場合は、前記装飾物保持部材(30)に、掛着部材(13)またはカット掛着部(15)を用い、前記掛着部材(13)は、小シートまたは紐状体を少なくとも2か所で前記背面シート部材(100)に貼着することによって、引掛け部(92)を形成し、また、カット掛着部(15)は背面シート(100)の一部に1以上の切り込みを設けることによって、引掛け部(92)を形成し、装飾物Sはそれぞれの装飾物保持部材(30)に引掛けて保持可能で、前記保持手段が引掛け及び挿入による場合は、前記掛着部材(13)またはカット掛着部(15)に挿入して引掛けて保持し、該掛着部材(15)またはカット掛着部(15)は前記スリット(20)と対応する前記シート部材(10)の裏面に位置する個所に設けられ、または、任意で、前記背面シート部材(100)の代わりに、前記シート部材(10)に前記掛着部材(13)またはカット掛着部(15)を設け、前記装飾物(S)を前記掛着部材(15)またはカット掛着部(15)へ掛着または、挿入して掛着することによって前記装飾物(S)を引掛け、または挿入及び引掛けによって保持することを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法(1)。
  9. 装飾物(S)を保持する保持手段を備えた装飾機能付きシート状案内表示物を製造する方法であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、可撓性を有する1以上の背面シート部材からなり、該背面シート部材は、一部を前記支持材(23)またはシート部材(10)に係止されて前記シート部材(10)と重複して裏面に設けられ、前記シート部材(10)側から、第1背面シート部材、第2背面シート部材とし、更に重複される場合は、順番に第3背面シート部材と続いて重複され、前記シート部材(10)を第0シート部材とし、第1背面シート部材及び第2背面シート部材で前記装飾物保持部材(30)を形成する場合は、前記シート部材(10)の任意の位置に設けられた前記スリット(20)に対応して、前記第1背面シート部材あるいは第2背面シート部材にも任意のサイズの第2スリット(64)が設けられ、前記該第1背面シート部材及び第2背面シート部材の任意の位置において、点あるいは直線あるいは曲線あるいは面の単独あるいは組み合わせで任意の位置及び方向及び形状に互いに貼着することにより、2シート貼着部(110)を創出し、引っ掛けあるいは、当接あるいは、挿入あるいは引掛けと挿入あるいは摩擦あるいは収納部を創出し、それぞれを任意の長さ、幅、方向で任意の保持機能を創出し、あるいは、該重複するシート同士を任意の位置で貼着することによる2シート貼着部(110)の創出を、同様に任意で隣り合う前記第0シート部材以降の複数シート部材間または、2のシート部材(10)の間に設け、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて、前記2シート貼着部(110)によって、保持することを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法(1)
  10. 装飾物(S)を保持する保持手段を備えた装飾機能付きシート状案内表示物を製造する方法であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、前記支持材(23)からは、装飾物保持部材(30)を備えた部材である保持部装着材(35)が吊設または架設されており、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記保持部装着材(35)に設けられた前記装飾物保持部材(30)が、挿入または挿入及び引掛けによる保持力を利用した前記保持手段として1以上の筒形状の筒状体部材が設けられ、該筒状体部材は、前記シート部材(10)の任意の位置に設けられたスリット(20)位置に、その位置を自由に調節可能で、該筒状体部材は、貫通筒状体または開口部が1の筒状体とした構造とし前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて該筒状体部材の開口部または該筒状体部材の側面に設けられた第2スリット(64)あるいは穴に挿入または挿入及び引掛けることにより保持することを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物(2)。
  11. 装飾物(S)を保持する保持手段を有する案内表示物を製造する方法であって、シート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、前記シート部材(10)の任意の位置に少なくとも1以上設けられたスリット(20)に合わせた位置の背面に設けられ、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて前記装飾物保持部材(30)によって保持され、スリット(20)を設けられた前記シート部材(10)を保護する保護部材が、前記シート部材(10)と前記装飾物保持部材(30)の間に、前記シート部材(10)に密着または貼着または近接して設けられたことを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法(1)。
  12. 装飾物(S)を保持する保持手段を有する案内表示物を製造する方法であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、前記シート部材(10)の任意の位置に少なくとも1以上設けられたスリット(20)に合わせた位置の背面に設けられ、1以上の前記シート部材(10)は、1以上の構成では湾曲あるいは、屈曲されていることにより、あるいは、2以上の構成では前記シート部材(10)の一辺が係止されていることにより、2方向以上に表示可能な該シート部材(10)が1以上のスリット(20)及び背面に1以上の前記装飾物保持部材(30)を設けたことを特徴とする、装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法(1)。
  13. 装飾物(S)を保持する保持手段を有する案内表示物を製造する方法であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、前記シート部材(10)の任意の位置に少なくとも1以上設けられたスリット(20)に合わせた位置の背面に設けられ、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて前記装飾物保持部材(30)によって保持し該スリット(20)の形状が、曲線形状あるいは折れ線形状であることを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法(1)。
  14. 前記、装飾物(S)を保持する保持手段を有する案内表示物を製造する方法において、前記シート部材(10)がELディスプレイであることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれかに記載の装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法(1)。
  15. 装飾物(S)を保持する保持手段を有する案内表示物を製造する方法であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、前記シート部材(10)の任意の位置に少なくとも1以上設けられたスリット(20)に合わせた位置の背面に設けられ、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて前記装飾物保持部材(30)によって保持され、前記シート部材(10)が、ELディスプレイであることを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法(1)。
  16. 前記シート部材(10)の背面に、前記装飾物保持部材(30)が密着または貼着されて、装飾物(S)が保持されることを特徴とする、請求項1から請求項15のいずれかに記載の装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法(1)。
  17. 前記装飾保持部材が、2重に設けられたことを特徴とする請求項1から請求項16のいずれかに記載の装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法(1)。
  18. 前記装飾機能付きシート状案内表示物(2)が2以上のシート部材(10)からなり、前記スリット(20)が、2以上のシート部材(10)によって形成され、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて、前記2以上のシート間の前記装飾保持部材によって保持されることを特徴とする請求項1から請求項17のいずれかに記載の装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法(1)。
  19. 前記装飾機能付きシート状案内表示物(2)が2以上のシート部材(10)からなり、前記スリット(20)が、2以上のシート部材(10)によって形成され該2以上のシート部材の任意の位置において、点あるいは直線あるいは曲線あるいは面の単独あるいは組み合わせで任意の位置及び方向及び形状に互いに貼着され、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて、保持することを特徴とする請求項1から請求項18のいずれかに記載の装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法(1)
  20. 前記装飾物保持部材が、弾性または発泡性樹脂の充填剤であることを特徴とする請求項2から請求項4または請求項11から請求項19のいずれかに記載の装飾機能付きシート状案内表示物(2)
  21. 装飾物(S)を保持する保持手段を有する案内表示物を製造する方法であって、シート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の前面又は背面又はその両方に設けられ、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、前記シート部材(10)と前記スリットに挿通した前記装飾物(S)との3要素が関わり合う構成である三相互保持構造により保持され、前記三相互保持構造の、前記装飾物(S)と係止された前記装飾物保持部材(30)が、シート部材への穿通部材、またはシート部材との挟み込み部材、又は、スリット(20)よりサイズの大きい抜け止め部材、又は、粘着部材であることを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物の製造方法(1)。
  22. 装飾物(S)を保持する保持手段を有する案内表示物であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)は、スリット(20)、を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、前記支持材(23)は、シート部材(10)あるいは装飾物保持部材(30)の位置を保持する機能を有し、前記装飾物保持部材(30)は、前記装飾物を保持する機能を有し、前記支持材(23)または支持材(23)と係止されている固定材から吊設または架設されており、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)は、前記任意の位置に設けられたスリット位置に合わせて、必要に応じて位置調整が可能で、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて前記支持材(23)より吊設または架設された前記装飾物保持部材(30)によって保持することを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物(2)。
  23. 装飾物(S)を保持する保持手段を有する案内表示物であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、弾性力あるいは高摩擦力のある材料を用いた弾性挟持部材(63)であり、該弾性挟持部材(63)には、前記シート部材(10)の任意の位置に少なくとも1以上設けられたスリット(20)に合わせた位置の背面に、1以上の第2スリット(64)が設けられ、該弾性挟持部材(63)の第2スリット(64)への挟持による挟持保持力あるいは摩擦保持力を利用した前記保持手段として、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて第2スリット(64)の挟持力あるいは摩擦力によって保持することを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物(2)。
  24. 前記、装飾物(S)を保持する保持手段を有する案内表示物であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、シート部材(10)が、弾性力あるいは高摩擦力のある材料を用いた、前記、弾性挟持部材(63)であり、該弾性挟持部材(63)には、任意の位置に少なくとも1以上設けられたスリット(20)が設けられ、該弾性挟持部材(63)のスリット(20)への挟持による挟持保持力あるいは摩擦保持力を利用した前記保持手段として、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて第2スリット(64)の挟持力あるいは摩擦力によって保持することを特徴とする請求項23の装飾機能付きシート状案内表示物(2)。
  25. 装飾物(S)を保持する保持手段を備えた装飾機能付きシート状案内表示物であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記装飾物(S)には穿通可能材(24)である前記装飾物保持部材(30)を穿通し、刺入可能な刺入形状部(25)が設けられており、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、前記刺入形状部(25)により穿通可能な材質である穿通可能材(24)からなり、該穿通可能材(24)には、前記シート部材(10)の任意の位置に少なくとも1以上設けられたスリット(20)を設ける位置に合わせた前記シート部材(10)の背面に、必要に応じて任意で第2スリット(64)を設けられ、該穿通可能材(24)への刺入または挟持による保持力を利用した前記保持手段として、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて刺入または挟持による保持力によって保持することを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物(2)。
  26. 装飾物(S)を保持する保持手段を備えた装飾機能付きシート状案内表示物であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、1以上のファスナー(70)とファスナースライダー(71)からなり、2以上のファスナースライダー(71)の開口部への前記装飾物を挿通させて挟持による挟持力による保持手段、あるいは、前記1以上のファスナースライダー(71)に前記装飾物を保持可能である任意の別の種類の装飾物保持部材(30)が設けられて移動可能であり、該別の種類の装飾物保持部材(30)による保持力を利用したことを前記保持手段として、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて保持することを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物(2)。
  27. 装飾物(S)を保持する保持手段を備えた装飾機能付きシート状案内表示物であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、段差を設けられた段差付材(91)からなり、該段差部には、必要に応じて引掛け部(92)あるいは横ずれ防止部(93)が設けられており、該段差付材(91)の段差部への載置または該段差付材(91)の引掛け部(92)への引っ掛けによる保持力を利用したことを前記保持手段として、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて載置または引っ掛けによる保持力によって保持することを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物(2)。
  28. 装飾物(S)を保持する保持手段を備えた装飾機能付きシート状案内表示物であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、穴部(45)を設けられた穴部(45)材(37)からなり、該穴部(45)材(37)の穴部(45)への挿入または引っ掛けまたは結束または係止され、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて穴部材によって保持することを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物(2)。
  29. 装飾物(S)を保持する保持手段を備えた装飾機能付きシート状案内表示物であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、可撓性を有する背面シート部材(100)からなり、該背面シート部材(100)はシート部材(10)の背面に設けられ、前記保持手段が引掛けまたは挿入及び引掛けによるものであって、前記保持手段が引掛けによる場合は、前記装飾物保持部材(30)に、掛着部材(13)またはカット掛着部(15)を用い、前記掛着部材(13)は、小シートまたは紐状体を少なくとも2か所で前記背面シート部材(100)に貼着することによって、引掛け部(92)を形成し、また、カット掛着部(15)は背面シート(100)の一部に1以上の切り込みを設けることによって、引掛け部(92)を形成し、装飾物Sはそれぞれの装飾物保持部材(30)に引掛けて保持可能で、前記保持手段が引掛け及び挿入による場合は、前記掛着部材(13)またはカット掛着部(15)に挿入して引掛けて保持し、該掛着部材(15)またはカット掛着部(15)は前記スリット(20)と対応する前記シート部材(10)の裏面に位置する個所に設けられ、または、任意で、前記背面シート部材(100)の代わりに、前記シート部材(10)に前記掛着部材(13)またはカット掛着部(15)を設け、前記装飾物(S)を前記掛着部材(15)またはカット掛着部(15)へ掛着または、挿入して掛着することによって前記装飾物(S)を引掛け、または挿入及び引掛けによって保持することを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物(2)。
  30. 装飾物(S)を保持する保持手段を備えた装飾機能付きシート状案内表示物であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、可撓性を有する1以上の背面シート部材からなり、該背面シート部材は、一部を前記支持材(23)またはシート部材(10)に係止されて前記シート部材(10)と重複して裏面に設けられ、前記シート部材(10)側から、第1背面シート部材、第2背面シート部材とし、更に重複される場合は、順番に第3背面シート部材と続いて重複され、前記シート部材(10)を第0シート部材とし、第1背面シート部材及び第2背面シート部材で前記装飾物保持部材(30)を形成する場合は、前記シート部材(10)の任意の位置に設けられた前記スリット(20)に対応して、前記第1背面シート部材あるいは第2背面シート部材にも任意のサイズの第2スリット(64)が設けられ、前記該第1背面シート部材及び第2背面シート部材の任意の位置において、点あるいは直線あるいは曲線あるいは面の単独あるいは組み合わせで任意の位置及び方向及び形状に互いに貼着することにより、2シート貼着部(110)を創出し、引っ掛けあるいは、当接あるいは、挿入あるいは引掛けと挿入あるいは摩擦あるいは収納部を創出し、それぞれを任意の長さ、幅、方向で任意の保持機能を創出し、あるいは、該重複するシート同士を任意の位置で貼着することによる2シート貼着部(110)の創出を、同様に任意で隣り合う前記第0シート部材以降の複数シート部材間または、2のシート部材(10)の間に設け、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて、前記2シート貼着部(110)によって、保持することを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物(2)
  31. 装飾物(S)を保持する保持手段を備えた装飾機能付きシート状案内表示物であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、前記支持材(23)からは、装飾物保持部材(30)を備えた部材である保持部装着材(35)が吊設または架設されており、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記保持部装着材(35)に設けられた前記装飾物保持部材(30)が、挿入または挿入及び引掛けによる保持力を利用した前記保持手段として1以上の筒形状の筒状体部材が設けられ、該筒状体部材は、任意の位置に設けられたスリット(20)位置に、その位置を自由に調節可能で、該筒状体部材は任意で、貫通筒状体または開口部が1の筒状体とした構造とし前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて該筒状体部材の開口部または該筒状体部材の側面に設けられた第2スリット(64)あるいは穴に挿入または挿入及び引掛けることにより保持することを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物(2)。
  32. 装飾物(S)を保持する保持手段を有する案内表示物であって、シート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、前記シート部材(10)の任意の位置に少なくとも1以上設けられたスリット(20)に合わせた位置の背面に設けられ、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて前記装飾物保持部材(30)によって保持され、スリット(20)を設けられた前記シート部材(10)を保護するシート保護部材(151)が、前記シート部材(10)と前記装飾物保持部材(30)の間に、前記シート部材(10)に密着または貼着または近接して設けられたことを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物(2)。
  33. 装飾物(S)を保持する保持手段を有する案内表示物であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、前記シート部材(10)の任意の位置に少なくとも1以上設けられたスリット(20)に合わせた位置の背面に設けられ、1以上の前記シート部材(10)は、1以上の構成では湾曲あるいは、屈曲されていることにより、あるいは、2以上の構成では前記シート部材(10)の一辺が係止されていることにより、2方向以上に表示可能な該シート部材(10)が1以上のスリット(20)及び背面に1以上の前記装飾物保持部材(30)を設けたことを特徴とする、装飾機能付きシート状案内表示物(2)。
  34. 装飾物(S)を保持する保持手段を有する案内表示物であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、前記シート部材(10)の任意の位置に少なくとも1以上設けられたスリット(20)に合わせた位置の背面に設けられ、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて前記装飾物保持部材(30)によって保持し該スリット(20)の形状が、曲線形状あるいは折れ線形状であることを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物(2)。
  35. 前記、装飾物(S)を保持する保持手段を有する案内表示物において、前記シート部材(10)がELディスプレイであることを特徴とする請求項22から請求項34のいずれかに記載の装飾機能付きシート状案内表示物(2)。
  36. 前記装飾物(S)を保持する保持手段を有し、スリット(20)が設けられる案内表示物において、前記シート部材(10)がELディスプレイであり、前記スリット(20)を設けられる部分が、設けられた各画素毎の発光素子に対して、防水、防気されていることを特徴とする請求項22から請求項35 のいずれかに記載の装飾機能付きシート状案内表示物(2)。
  37. 装飾物(S)を保持する保持手段を有する案内表示物であって、支持材(23)に設けられたシート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、前記シート部材(10)は、全部又は一部を表示可能領域(11)とする可撓性を有するシート状であり、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の背面に設けられ、前記支持材(23)は、シート部材(10)の位置を保持する機能を有し、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)が、前記シート部材(10)の任意の位置に少なくとも1以上設けられたスリット(20)に合わせた位置の背面に設けられ、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて前記装飾物保持部材(30)によって保持され、前記シート部材(10)が、ELディスプレイであることを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物(2)。
  38. 前記シート部材(10)の背面に、前記装飾物保持部材(30)が密着または貼着されて、装飾物(S)が保持されることを特徴とする、請求項22から請求項37のいずれかに記載の装飾機能付シート状案内表示物(2)。
  39. 前記装飾保持部材が、2重に設けられたことを特徴とする請求項22から請求項38のいずれかに記載の装飾機能付きシート状案内表示物(2)。
  40. 前記装飾機能付きシート状案内表示物(2)が2以上の前記シート部材(10)からなり、前記スリット(20)が、2以上の前記シート部材(10)によって形成され、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて、前記2以上のシート部材間の前記装飾保持部材によって保持されることを特徴とする請求項22から請求項39のいずれかに記載の装飾機能付きシート状案内表示物(2)
  41. 前記装飾機能付きシート状案内表示物(2)が2以上のシート部材(10)からなり、前記スリット(20)が、2以上のシート部材(10)によって形成され該2以上のシート部材の任意の位置において、点あるいは直線あるいは曲線あるいは面の単独あるいは組み合わせで任意の位置及び方向及び形状に互いに貼着され、前記装飾物(S)が前記スリット(20)から挿通されて、前記2以上のシート間の前記装飾保持部材によって保持されることを特徴とする請求項22から請求項40のいずれかに記載の装飾機能付きシート状案内表示物(2)
  42. 前記装飾物保持部材が、弾性または発泡性樹脂の充填剤であることを特徴とする請求項23から請求項25または請求項32から請求項41のいずれかに記載の装飾機能付きシート状案内表示物(2)
  43. 装飾物(S)を保持する保持手段を有する案内表示物であって、シート部材(10)に、スリット(20)を設ける構成から成り、装飾物保持部材(30)が前記シート部材(10)の前面又は背面又はその両方に設けられ、前記スリット(20)は開口部であって、前記シート部材(10)に前記装飾物(S)を挿通させる際に開口する挿通穴(21)となり、前記シート部材(10)の任意の位置に任意のサイズで少なくとも1以上を設けられたスリットの穴であり、前記装飾物保持部材(30)と、前記シート部材(10)と前記スリットに挿通した前記装飾物(S)との3要素が関わり合う構成である三相互保持構造により保持され、前記三相互保持構造の、前記装飾物(S)と係止された前記装飾物保持部材(30)が、シート部材への穿通部材、またはシート部材との挟み込み部材、又は、スリット(20)よりサイズの大きい抜け止め部材、又は、粘着部材であることを特徴とする装飾機能付きシート状案内表示物(2)。
JP2017200685A 2017-10-03 2017-10-17 装飾機能付きシート状案内表示物及びその製造方法 Active JP6524379B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017193143 2017-10-03
JP2017193143 2017-10-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019066807A true JP2019066807A (ja) 2019-04-25
JP6524379B2 JP6524379B2 (ja) 2019-06-05

Family

ID=66340800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017200685A Active JP6524379B2 (ja) 2017-10-03 2017-10-17 装飾機能付きシート状案内表示物及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6524379B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021040616A (ja) * 2019-09-09 2021-03-18 那須 正和 案内表示折巻植栽ユニット
JP2022020027A (ja) * 2020-07-18 2022-01-28 那須 正和 面係止装飾案内表示物及びその製造方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5066590U (ja) * 1973-10-17 1975-06-14
JPS5299194U (ja) * 1976-01-21 1977-07-26
JPS57190578U (ja) * 1981-05-28 1982-12-03
JP2001186816A (ja) * 2000-01-06 2001-07-10 Flower Task Force:Kk 花卉ハンギングバッグおよび花卉ハンギングセット。
JP2002244601A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Okamura Printing Industries Co Ltd ポスター
JP6259149B1 (ja) * 2017-06-14 2018-01-10 那須 美輝 装飾機能付きシート状案内表示物及びその製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5066590U (ja) * 1973-10-17 1975-06-14
JPS5299194U (ja) * 1976-01-21 1977-07-26
JPS57190578U (ja) * 1981-05-28 1982-12-03
JP2001186816A (ja) * 2000-01-06 2001-07-10 Flower Task Force:Kk 花卉ハンギングバッグおよび花卉ハンギングセット。
JP2002244601A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Okamura Printing Industries Co Ltd ポスター
JP6259149B1 (ja) * 2017-06-14 2018-01-10 那須 美輝 装飾機能付きシート状案内表示物及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021040616A (ja) * 2019-09-09 2021-03-18 那須 正和 案内表示折巻植栽ユニット
JP2022020027A (ja) * 2020-07-18 2022-01-28 那須 正和 面係止装飾案内表示物及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6524379B2 (ja) 2019-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120260543A1 (en) Display Device for a Cord
JP6524379B2 (ja) 装飾機能付きシート状案内表示物及びその製造方法
JP6259149B1 (ja) 装飾機能付きシート状案内表示物及びその製造方法
US20070193196A1 (en) Clips for mounting decorations on corrugated core twinwall panels
US7086189B2 (en) Removable decorative basketball backboard signboard
US7007421B2 (en) Decorative support assembly
US20120227298A1 (en) Sign Exhibiting Kit
US20060213101A1 (en) Temporary themed wallpaper banner and uses thereof
US10157557B1 (en) User customizable blanket
KR100559188B1 (ko) 이벤트용 현수식 기
US7222449B1 (en) Wall-mounted picture display device
US20050012003A1 (en) Hanger strips for mounting items
JP6349491B1 (ja) 照明装置付きシート状案内表示物及びその製造方法
KR100882599B1 (ko) 이벤트용 발광 현수식 기
JP5285032B2 (ja) 装飾表示カーペット
US5888595A (en) Flexible decorative article
GB2445969A (en) Display board with three attachment mechanisms
JP3070702U (ja) 装飾品の取付具
US20160104399A1 (en) Decorative Tree Cover
JP3156540U (ja) 布地構造の額縁
JP3241847U (ja) 取付具
JP2638466B2 (ja) 物品展示用具
KR200461019Y1 (ko) 화환용 표지판
CA2428330A1 (en) Display for collectibles
JP3185834U (ja) ディスプレイ部材構造

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190410

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6524379

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250