JP3241847U - 取付具 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価かつ容易に壁面に取り付け棒状の物を支持できる取付具を提供する。【解決手段】固定具により壁面に取り付けられ、棒状の支持物を支持する取付具であって、一主表面と他主表面とを有する板状又はシート状の部材により形成され、他主表面が支持物を貫通させる支持物支持孔を形成するように折り返し可能な本体部と、本体部を折り返したときに折り返しにより本体部が分けられる一方の部分である第1部分の他主表面である第1部分他主表面11f1aと、本体部が分けられる他方の部分である第2部分の他主表面である第2部分他主表面11f1bと、を互いに取り付ける取付手段と、を備えてなり、第1部分の一主表面である第1部分一主表面11f2aを壁面に面するよう配設した状態において、第1部分他主表面から固定具を第1部分一主表面に向けて打ち込むことで第1部分に固定具を貫通させうるものである、取付具である。【選択図】図1

Description

本考案は、取付具に関し、より詳細には、壁面に取り付けられて棒状の支持物を支持する取付具に関する。
壁面に取り付けられて支持物を支持する取付具はこれまで種々のものが提案されてきた(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、「釘などを使用していないにもかかわらず、棚などの相当の荷重を受け持つものでも支持できる壁付け支持具を提供する」(特許文献1、要約中の課題)ためになされたものであり、「壁付け支持具1が自身と壁Wとの間に、磁気回路形成機構4により形成される磁気回路の磁力により、金属製の壁面Waに取付けられるとともに、同支持具1に被支持部材、例えばハンガー7を係止した場合、同支持具1の壁面Wa沿っての下方への移動が、降下防止機構5により抑制されるもの」(特許文献1、要約中の解決手段)が開示されている(なお、特許文献1にいう壁付け支持具が、本考案にいう取付具に相当する。)。
また、本願の出願人は、壁面に取り付けられて支持物を支持する支持具を提案し実用新案登録を行っている(特許文献2、特許文献3)。
特許文献2には、「安価かつ容易に用いることができる、壁面に取り付けられて支持物を支持する支持具を提供する」(特許文献2、考案の詳細な説明中の段落番号0004後段)ためになされたものであり、「壁面に取り付けられ、支持物を支持する支持具であって、主表面を形成し支持物を支持する一面と、主表面を形成する他面と、平面に少なくとも2点で当接可能な縁部である当接縁部と、を有する支持板と、該少なくとも2点を結ぶ第1の線分と略平行な第3の線分の周りに回動可能に支持板の該他面に一方側部分が設けられるつっかえ部材と、つっかえ部材の他方側部分と支持板の当接縁部との間の距離が所定距離以下に保持されるよう支持板とつっかえ部材とを連結する連結部材と、を備えてなり、支持板とつっかえ部材との間、つっかえ部材と連結部材との間、連結部材と支持板との間の少なくとも1の間が分離され連結可能な分断部分が形成されているものである、支持具。」(特許文献2、請求項1)が開示されている。
特許文献3には、「安価かつ容易に用いることができる、壁面に取り付けられて支持物を取り付けるための取付具を提供する」(特許文献3、考案の詳細な説明中の段落番号0004後段)ためになされたものであり、「壁面に取り付けられ、支持物を取り付けるための取付面を有する取付具であって、一主表面である第1部分一主表面が壁面に面するよう配設した状態において固定具を他主表面である第1部分他主表面から第1部分一主表面に向けて打ち込むことで固定具を貫通させる貫通孔を形成しうる板状又はシート状の第1部分と、第1部分に対して所定の回動軸を中心に回動可能に取り付けられ、該回動により一主表面である第2部分一主表面が第1部分他主表面に面すると共に他主表面である第2部分他主表面が該取付面を構成する板状又はシート状の第2部分と、第2部分一主表面が第1部分他主表面と面した状態において第1部分に対して第2部分の該回動を禁止する回動禁止手段と、を備えてなる、取付具。」(特許文献3、請求項1)が開示されている。
特開平9-47353号公報 実用新案登録第3186494号公報 実用新案登録第3190548号公報
特許文献1に開示された取付具(支持具)は、「取付け部と支持部とからなる壁付け支持具であって、前記取付け部が、磁気回路形成機構と、該磁気回路形成機構の下方に位置する降下防止機構とを備えてなることを特徴とする」(特許文献1の段落番号0008)ものであり、構造及び取付作業が複雑であり安価かつ容易に用いることができるものではなく、さらに棒状の支持物をうまく支持することができるものではなかった。
特許文献2及び3に開示された支持具及び取付具は、壁面に取り付けられて支持物を支持したり取り付けるために安価かつ容易に用いることができるが、必ずしも棒状の支持物をうまく支持することができる場合ばかりではなかった。
そこで、本考案では、安価かつ容易に用いることができ、壁面に取り付けられて棒状の支持物を支持することができる取付具を提供することを目的とする。
本考案の取付具(以下「本取付具」という。)は、固定具により壁面に取り付けられ、棒状の支持物を支持する取付具であって、一主表面と他主表面とを有する板状又はシート状の部材により形成され、他主表面が支持物を貫通させる支持物支持孔を形成するように折り返し可能な本体部と、本体部を折り返したときに折り返しにより本体部が分けられる一方の部分である第1部分の他主表面である第1部分他主表面と、本体部が分けられる他方の部分である第2部分の他主表面である第2部分他主表面と、を互いに取り付ける取付手段と、を備えてなり、第1部分の一主表面である第1部分一主表面を壁面に面するよう配設した状態において、第1部分他主表面から固定具を第1部分一主表面に向けて打ち込むことで第1部分に固定具を貫通させうるものである、取付具である。
本取付具は、固定具により壁面に取り付けられ、棒状の支持物を支持する取付具である。
そして本取付具は本体部と取付手段とを備えてなる。
本体部は、一主表面と他主表面とを有する板状又はシート状の部材により形成される。該板状又はシート状の部材により形成された本体部は、他主表面が支持物を貫通させる支持物支持孔を形成するように折り返し可能である(通常、他主表面を横断する直線に沿って折り返す)。
この本体部の折り返しにより、本体部は、一方の部分である第1部分と、他方の部分である第2部分と、により分けられる(該折り返しが第1部分と第2部分とを分ける)。
取付手段は、第1部分の他主表面である第1部分他主表面と、第2部分の他主表面である第2部分他主表面と、を互いに取り付ける(第1部分他主表面と第2部分他主表面とが取付手段により取り付けられることで、該折り返しにより形成された支持物支持孔が保持される。)。
さらに、第1部分の一主表面である第1部分一主表面が壁面に面するよう本取付具を配設した状態において、固定具を第1部分他主表面から第1部分一主表面に向けて打ち込むことで第1部分に固定具を貫通させうる。これにより、第1部分一主表面が壁面に面する状態で、本取付具を壁面に取り付ける固定具を第1部分他主表面から第1部分一主表面に向けて打ち込み第1部分に固定具を貫通させ、貫通した固定具が壁面に固定されることで本取付具が固定具を介して壁面に取り付けられる。
この壁面に取り付けられる本取付具の本体部を折り返すことで、他主表面が支持物を貫通させる支持物支持孔を形成し、この支持物支持孔に棒状の支持物を貫通させることで、棒状の支持物が本取付具と固定具とを介して壁面に取り付けられる。このような板状又はシート状の部材により形成される本体部と、第1部分他主表面と第2部分他主表面とを互いに取り付ける取付手段と、を備える本取付具は、安価かつ容易に用いることができると共に、壁面に取り付けられて棒状の支持物を確実に取り付けることができる。
本取付具においては、本体部を横断する、他の部分に比して折れ曲がりやすい部分が前記折り返しのために形成されているもの(以下「折れ曲がり容易本取付具」という。)であってもよい。
本体部は他主表面が支持物を貫通させる支持物支持孔を形成するように折り返されるので、この折り返しを容易ならしめるため、他の部分に比して折れ曲がりやすい部分が本体部を横断するように形成されてもよい。
折れ曲がり容易本取付具においては、前記折れ曲がりやすい部分が、前記一主表面を横断する溝部であってもよい。
前記折れ曲がりやすい部分は、本体部を横断するよう他の部分に比して折れ曲がりやすいように形成されればよく、特に限定されるものではなく、例えば、前記一主表面を横断するミシン目、本体部が骨部材を含む場合には前記一主表面を横断するように骨部材を切断すること、前記一主表面を横断する溝部(該溝部においては本体部の厚みが他の部分よりも小さい)等を挙げることができる。とりわけ前記一主表面を横断する溝部とすれば、本体部を横断する溝部に沿って容易に折り曲げやすくすることができ、目視容易な溝部により折り曲げ位置を確実に認識でき、そして前記一主表面(支持物支持孔の内面を構成する前記他主表面とは反対の面)に溝部が形成されることで、支持物支持孔を貫通する支持物に溝部が不意に係合等することを防止することができる。
本取付具においては、第1部分一主表面を壁面に面するよう配設し、前記折り返された第2部分の一主表面である第2部分一主表面から固定具を第1部分一主表面に向けて打ち込むことで第2部分及び第1部分に固定具を貫通させうるもの(以下「固定具両方貫通本取付具」という。)であってもよい。
第1部分一主表面が壁面に面する状態において、前記折り返された第2部分の一主表面である第2部分一主表面から、壁面に面する第1部分一主表面に向けて固定具を打ち込むことで第2部分と第1部分とに固定具を貫通させうるので、本取付具に対して支持物から荷重が加わる際、支持物が貫通する支持物支持孔の強度を増加させることができる(第1部分のみに固定具が貫通している状態では支持物支持孔は、取付手段が第1部分他主表面と第2部分他主表面とを取り付ける強度よりも大きな力には耐えられないが、第1部分と第2部分との両方に固定具が貫通している状態では、支持物支持孔は、取付手段が第1部分他主表面と第2部分他主表面とを取り付ける強度に加え、固定具によって第2部分が取り付けられる強度により、より大きな力に耐えることができる。)。
固定具両方貫通本取付具においては、第1部分又は第2部分に折り曲げ可能に形成され、該折り曲げられることで前記折り返された第2部分一主表面の少なくとも一部を被う第3部分を本体部が有するもの(以下「第3部分本取付具」という。)であってもよい。
こうすることで第2部分一主表面から第1部分一主表面に向けて打ち込まれた固定具を、前記折り返された第2部分一主表面の少なくとも一部を被う第3部分が被うことができ(即ち第2部分一主表面の該少なくとも一部に固定具の一部が表出している)、固定具が見えることを防止できる(固定具の外観が無粋なものであっても、それによる外観の劣化を防止できる。)。
第3部分本取付具においては、第2部分一主表面の少なくとも一部を被った第3部分の外面に装飾が施されているものであってもよい。
第3部分本取付具では、第2部分一主表面に固定具の一部が表出していても、その固定具の一部を第3部分が被うことで外観の劣化を防止できるが、第2部分一主表面の少なくとも一部を被った第3部分の外面(第2部分一主表面の少なくとも一部を被った第3部分の目視可能な面)に装飾を施すことで、外観を向上させることができる。施される装飾としては、目視可能で美感を増加させるものであれば特に制限はないが、例えば、文字、図形、記号、画像及び立体的形状(彫刻のようなものを含む)を挙げることができる。
本取付具においては、取付手段は、本体部の他主表面に形成された粘着層又は接着層であってもよい。
取付手段は、支持物を貫通させ支持するのに十分な強度の支持物支持孔を形成することができるよう、第1部分他主表面と第2部分他主表面とを互いに取り付けることができるものであればよく何ら限定されるものではないが、例えば、第1部分他主表面と第2部分他主表面とを接着(接着層)、粘着(粘着層)又は係止(例えば、互いに係合する一対の金具の一方を第1部分他主表面に他方を第2部分他主表面に取り付ける。互いに係合する雄部及び雌部の一方を第1部分他主表面に他方を第2部分他主表面に形成する等。)するようなものを挙げることができる。
とりわけ本体部の他主表面に形成された粘着層又は接着層とすれば、取付手段を容易かつ安価に構成できる。
本取付具においては、本体部が、柔軟な樹脂材料により一体に形成されたものであってもよい。
本体部は、一主表面と他主表面とを有する板状又はシート状の部材により形成され、他主表面が支持物を貫通させる支持物支持孔を形成するように折り返し可能なものであればよいが、柔軟な樹脂材料により一体に形成すれば、柔軟な樹脂材料により折り返し可能な手段を格別設けることなく容易かつ円滑に折り返しを行うことができると共に一体でつなぎ目等がないことから安価かつ堅牢に本体部を構成することができる。
本取付具においては、支持物が、ワイヤーネットを構成する棒状部材であってもよい。
ワイヤーネットは、一平面に沿って互いに平行に配置された複数の縦棒状部材と、該一平面に沿って縦棒状部材に対して垂直に配置された複数の横棒状部材と、を含んでなり(複数の縦棒状部材と複数の横棒状部材とで該一平面に沿ったマス目の格子を形成する)、壁等に支持されたワイヤーネットに様々な物を係止させ整理するために多く用いられている。
このワイヤーネットを構成する棒状部材(縦棒状部材、横棒状部材)を棒状の支持物として本取付具により支持すれば、利用価値の高いワイヤーネットを安価かつ容易に壁面に取り付け便利に使用できる。
本取付具においては、固定具がステープラーの針であってもよい。
固定具は、第1部分の第1部分他主表面から第1部分一主表面に向けて打ち込まれることで本取付具を壁面に固定することができれば特に制限なく広く用いることができ、ステープラーの針、釘、画鋲、ピン等を例示できる。ステープラーの針は、左右一対の針部(壁面に打ち込まれる部分)と、一対の針部の基端を連結する連結部と、を有しており、一対の針部が壁の内部に打ち込まれることで壁に対して固定されるものであり、針部が比較的細いため壁面への損傷を小さくすることができると共に連結部が第1部分を確実に支持するので、壁面への損傷を小さく抑えつつ本取付具を壁面に確実に固定することができる。
本考案の第1実施形態の取付具(第1取付具)を示す図(図1(a)は第1取付具の正面図であり、図1(b)は図1(a)のA-A断面図である。)である。 本考案の第2実施形態の取付具(第2取付具)を示す図(図2(a)は第2取付具の正面図であり、図2(b)は図2(a)のB-B断面図である。)である。 第1取付具及び第2取付具を用いてワイヤーネットを壁に取り付けたところを示す図である。 横棒状部材を第1取付具により壁に取り付ける方法の第1ステップを示す図である(図4(a)は正面図であり、図4(b)は図4(a)のA-A断面図である。)。 横棒状部材を第1取付具により壁に取り付ける方法の第2ステップを示す図である(図5(a)は図4(a)と同じ方向から見たものであり、図5(b)は図5(a)のA-A断面図である。)。 横棒状部材を第1取付具により壁に取り付ける方法の第3ステップを示す図である(図6(a)は図5(a)と同じ方向から見たものであり、図6(b)は図6(a)のA-A断面図である。)。 横棒状部材を第1取付具により壁に取り付ける方法の第4ステップを示す図である(図7(a)は図6(a)と同じ方向から見たものであり、図7(b)は図7(a)のA-A断面図である。)。 横棒状部材を第2取付具により壁に取り付ける方法の第1ステップを示す図である(図8(a)は正面図であり、図8(b)は図8(a)のB-B断面図である。)。 横棒状部材を第2取付具により壁に取り付ける方法の第2ステップを示す図である(図9(a)は図8(a)と同じ方向から見たものであり、図9(b)は図9(a)のB-B断面図である。)。 横棒状部材を第2取付具により壁に取り付ける方法の第3ステップを示す図である(図10(a)は図9(a)と同じ方向から見たものであり、図10(b)は図10(a)のB-B断面図である。)。
本考案の実施の形態を図面を参照して詳述するが、本考案はこれに限定されるものではない。
図1は、本考案の第1実施形態の取付具(第1取付具)11を示す図(詳細には、図1(a)は第1取付具11の正面図であり、図1(b)は図1(a)のA-A断面図である。)である。説明及び理解を容易にするため、互いに直交する3軸であるX軸、Y軸及びZ軸を用いる(図中にX、Y及びZにて示す)。なお、図示を容易にするため、ここでは図中の厚み(Y軸に平行な方向の寸法)を実際よりも大きく示している。
第1取付具11は、Z軸方向に細長い短冊状の形状を有し、ここでは柔軟な可撓性の合成樹脂(ここでは塩化ビニル樹脂)により形成されたシート状部材により一体に形成されたものを含んでいる。詳細には、第1取付具11は、Z軸に略平行な一対の縦縁部12a、12bと、縦縁部12aの一端(図1中では下端)と縦縁部12bの一端(図1中では下端)とを結ぶ一端側横縁部12c(X軸に略平行である)と、縦縁部12aの他端(図1中では上端)と縦縁部12bの他端(図1中では上端)とを結ぶ他端側横縁部12d(円弧に沿っている)と、を有し、一面11f1及び他面11f2が主表面を形成している。
一面11f1は、粘着剤(不図示)が塗布されることで、粘着面を有している。
他面11f2には、所定の間隔を隔てて一対の溝13a、13bが形成されており(溝13a、13bいずれもX軸方向に略平行)、X軸に対して垂直な平面による断面形状(例えば、図1(b))は溝13a、13bいずれも同じ長方形形状を有している。これら溝13a、13bが形成された部分の厚み(図1(b)中のe)は、これら溝13a、13bが形成されていない部分の厚み(図1(b)中のE)よりも小さいので、この溝13a、13bに沿って第1取付具11を容易に折り曲げることができる。
図2は、本考案の第2実施形態の取付具(第2取付具)21を示す図(詳細には、図2(a)は第2取付具21の正面図であり、図2(b)は図2(a)のB-B断面図である。)である。図1と同様、互いに直交する3軸であるX軸、Y軸及びZ軸を用い(図中にX、Y及びZにて示す)、ここでは図中の厚み(Y軸に平行な方向の寸法)を実際よりも大きく示している。
第2取付具21は、Z軸方向に長い短冊状の形状を有し、ここでは柔軟な可撓性の合成樹脂(ここでは塩化ビニル樹脂)により形成されたシート状部材により一体に形成されたものを含んでいる。詳細には、第2取付具21は、Z軸に略平行な一対の縦縁部22a、22bと、縦縁部22aの一端(図2中では下端)と縦縁部22bの一端(図2中では下端)とを結ぶ一端側横縁部22cと、縦縁部22aの他端(図2中では上端)と縦縁部22bの他端(図2中では上端)とを結ぶ他端側横縁部22dと、を有し、一面21f1及び他面21f2が主表面を形成している。一端側横縁部22c及び他端側横縁部22dは、いずれも円弧に沿っている。
一面21f1は、粘着剤(不図示)が塗布されることで、粘着面を有している。
他面21f2には溝23が形成されており、X軸に対して垂直な平面による溝23の断面形状(例えば、図2(b))は長方形状を有している。これら溝23が形成された部分の厚み(図2(b)中のe)は、溝23が形成されていない部分の厚み(図2(b)中のE)よりも小さいので、溝23に沿って第2取付具21を容易に折り曲げることができる。
次いで、第1取付具11及び第2取付具21の使用方法について説明する。図3は、第1取付具11及び第2取付具21を用いてワイヤーネット51を鉛直な壁61(Z軸に平行)に取り付けたところを示す図である。なお、ワイヤーネット51は、等間隔に配置された複数の縦棒状部材51a(いずれも長手方向がZ軸に略平行な真っ直ぐな棒状をなす)と、等間隔に配置された複数の横棒状部材51b(いずれも長手方向がX軸に略平行な真っ直ぐな棒状をなす)と、が一平面に沿うように配置され、これら縦棒状部材51aと横棒状部材51bとが互いに交わる位置で固定されており、壁61に支持されたワイヤーネット51に様々な物を係止させ整理することができる。
ここではワイヤーネット51の最上部の横棒状部材51baが一対の第1取付具11により壁61に取り付けられると共に、ワイヤーネット51の最下部の横棒状部材51bbが一対の第2取付具21により壁61に取り付けられることで、ワイヤーネット51が壁61に取り付けられている。
以下、横棒状部材51baを第1取付具11により壁61に取り付ける方法と、横棒状部材51bbを第2取付具21により壁61に取り付ける方法と、を説明する。なお、横棒状部材51baを第1取付具11により壁61に取り付ける方法は一対の第1取付具11のいずれに関しても同様であり、横棒状部材51bbを第2取付具21により壁61に取り付ける方法は一対の第2取付具21のいずれに関しても同様である。
図4は、横棒状部材51baを第1取付具11により壁61に取り付ける方法の第1ステップを示す図である(詳細には、図4(a)は正面図であり、図4(b)は図4(a)のA-A断面図である。)。図4を参照し該方法の第1ステップについて説明する。
図4に示すように、ワイヤーネット51を壁61の取付位置に配置し、横棒状部材51baと壁61との間に第1取付具11を位置させる。このとき図5のように、後に、溝13bが形成された第1取付具11の部分を折り返すことで、横棒状部材51baに第1取付具11の一面11f1が溝13bに沿って巻き付くような位置に第1取付具11を配置する。
次いで、図5(図5(a)は図4(a)と同じ方向から見たものであり、図5(b)は図5(a)のA-A断面図である。)に示すように、溝13bに沿って第1取付具11を折り返し、横棒状部材51baに第1取付具11の一面11f1を巻き付ける。このとき折り返された第1取付具11の一面11f1と、折り返されていない第1取付具11の一面11f1と、が接することで粘着し互いに固定されると共に、一面11f1が横棒状部材51baの外周面に粘着した状態で巻き付くので、横棒状部材51baに第1取付具11が確実に取り付けられる。なお、図示及び理解を容易にするため、図5(b)においては互いに粘着した面同士の間(溝13bに沿って折り返された第1取付具11の一面11f1と、折り返されていない第1取付具11の一面11f1と、の間。一面11f1と横棒状部材51ba外周面との間。)に間隔を入れて図示している(図6(b)も同様)。
そして、図6(図6(a)は図5(a)と同じ方向から見たものであり、図6(b)は図6(a)のA-A断面図である。)に示すように、折り返された第1取付具11の他面11f2側から壁61にステープラーの針71a、71bを打ち込む。ステープラーの針71a、71bいずれも、一対の針体と、一対の針体のうち一方の針体の基端と他方の針体の基端とを連結する連結部と、を有してなり(片仮名の「コ」の字状)、一対の針体の先端側が壁61に刺さり固定されると共に、連結部が他面11f2に当接することで、壁61に対して第1取付具11が固定され、これによって第1取付具11を介して壁61に対して横棒状部材51baが取り付けられる。なお、ここでは1対(2個)のステープラーの針71a、71bが打ち込まれているが、これに限定されるものではなく、1個以上であれば適宜変更されてよい。
さらに、図7(図7(a)は図6(a)と同じ方向から見たものであり、図7(b)は図7(a)のA-A断面図である。)に示すように、溝13aに沿って第1取付具11を折り返し、溝13aに沿って折り返された第1取付具11の一面11f1と、溝13bに沿って折り返された第1取付具11の他面11f2と、を接触させ粘着させる。これにより溝13aに沿って折り返された第1取付具11の部分が、溝13bに沿って折り返された第1取付具11の部分に固定される。なお、図示及び理解を容易にするため、図7(b)においては互いに粘着した面同士の間(溝13bに沿って折り返された第1取付具11の一面11f1と、折り返されていない第1取付具11の一面11f1と、の間。一面11f1と横棒状部材51ba外周面との間。溝13aに沿って折り返された第1取付具11の一面11f1と、溝13bに沿って折り返された第1取付具11の他面11f2と、の間。)に間隔を入れて図示している。
そして、溝13aに沿って折り返された第1取付具11の他面11f2には、表示物14(図7(a)参照。ここでは花の絵)が描かれているので、図3のように第1取付具11を用いてワイヤーネット51を壁61に取り付けると、表示物14が見えることから美感を生じる。なお、表示物14は、ここでは花の絵としているが、無論これに限定されるものではなく、他の動植物の絵又は画像、人物の絵又は画像、風景の絵又は画像、文字、図形及び記号等のように様々なものとすることができる。
図8は、横棒状部材51bbを第2取付具21により壁61に取り付ける方法の第1ステップを示す図である(詳細には、図8(a)は正面図であり、図8(b)は図8(a)のB-B断面図である。)。図8を参照し該方法の第1ステップについて説明する。
図8に示すように、ワイヤーネット51を壁61の取付位置に配置し、横棒状部材51bbと壁61との間に第2取付具21を位置させる。このとき図10のように、後に、溝23が形成された第2取付具21の部分を折り返すことで、横棒状部材51bbに第2取付具21の一面21f1が溝23に沿って巻き付くような位置に第2取付具21を配置する。
次いで、図9(図9(a)は図8(a)と同じ方向から見たものであり、図9(b)は図9(a)のB-B断面図である。)に示すように、一面21f1側から壁61にステープラーの針73a、73bを打ち込む。ステープラーの針73a、73bいずれも、一対の針体と、一対の針体のうち一方の針体の基端と他方の針体の基端とを連結する連結部と、を有してなり(片仮名の「コ」の字形)、一対の針体の先端側が壁61に刺さり固定されると共に、連結部が一面21f1に当接することで、壁61に対して第2取付具21が固定される。なお、ここでは1対(2個)のステープラーの針73a、73bが打ち込まれているが、これに限定されるものではなく、1個以上であれば適宜変更されてよい。
そして、図10(図10(a)は図9(a)と同じ方向から見たものであり、図10(b)は図10(a)のB-B断面図である。)に示すように、溝23に沿って第2取付具21を折り返し、横棒状部材51bbに第2取付具21の一面21f1を巻き付ける。このとき折り返された第2取付具21の一面21f1と、折り返されていない第2取付具21の一面21f1と、が接することで粘着し互いに固定されると共に、一面21f1が横棒状部材51bbの外周面に粘着した状態で巻き付くので、横棒状部材51bbに第2取付具21が確実に取り付けられる。これによって第2取付具21を介して壁61に対して横棒状部材51bbが取り付けられる。なお、図示及び理解を容易にするため、図10(b)においては互いに粘着した面同士の間(溝23に沿って折り返された第2取付具21の一面21f1と、折り返されていない第2取付具21の一面21f1と、の間。一面21f1と横棒状部材51bb外周面との間。)に間隔を入れて図示している。
ここでは図9に示すように、溝23に沿って第2取付具21を折り返す前にステープラーの針73a、73bを打ち込んでいるが、用途や状況(例えば、横棒状部材51bbにより大きな荷重がかかることが予想され、折り返された第2取付具21の一面21f1と、折り返されていない第2取付具21の一面21f1と、の間の粘着力のみでは耐えられない可能性が考えられるような場合)に応じて溝23に沿って第2取付具21を折り返した後(折り返された第2取付具21の一面21f1と、折り返されていない第2取付具21の一面21f1と、が接することで粘着し互いに固定される)に、溝23に沿って折り返された第2取付具21の他面21f2側から壁61にステープラーの針を打ち込むようにしてもよい(第1取付具11における図6と同様)。
また、第1取付具11における表示物14のようなものを、溝23に沿って折り返された第2取付具21の他面21f2に描くようにしてもよい。
加えて、ここではワイヤーネット51の最上部の横棒状部材51baが一対の第1取付具11により壁61に取り付けられると共に、ワイヤーネット51の最下部の横棒状部材51bbが一対の第2取付具21により壁61に取り付けられているが、横棒状部材51bbを第1取付具11により取り付けたり、横棒状部材51baを第2取付具21により取り付けることもでき、さらに横棒状部材51baと横棒状部材51bbとの間に存する横棒状部材51bを第1取付具11及び/又は第2取付具21により取り付けることもできる。また、取付に用いる第1取付具11及び/又は第2取付具21の個数は一対(2個)に限定されるものではなく、状況や目的等に応じて1以上の個数を適宜選択することができる。
そして、第1取付具11及び第2取付具21を折り曲げやすくするためにここでは溝13a、13b及び溝23を形成しているが、この溝13a、13b、23が無くても第1取付具11及び第2取付具21の折り曲げに支障がない場合には溝13a、13b、23は無くてもよく、さらに溝以外の折り曲げを容易にする手段(例えば、ミシン目、取付具が骨部材を含む場合には折り曲げ部分に沿って骨部材を切断すること等)を採用することもできる。
以上のように第1取付具11は、固定具(ここではステープラーの針71a、71b)により壁面(壁61の外面)に取り付けられ、棒状の支持物(ここでは横棒状部材51ba)を支持する取付具であって、一主表面(ここでは他面11f2)と他主表面(ここでは一面11f1)とを有する板状又はシート状の部材により形成され、他主表面(一面11f1)が支持物(横棒状部材51ba)を貫通させる支持物支持孔15を形成するように折り返し可能な本体部(ここでは一面11f1に形成された粘着層を除いた第1取付具11の部分)と、本体部(一面11f1に形成された粘着層を除いた第1取付具11の部分)を折り返したときに折り返しにより本体部(一面11f1に形成された粘着層を除いた第1取付具11の部分)が分けられる一方の部分である第1部分11a(ここでは溝13aと溝13bとの間の部分)の他主表面(一面11f1)である第1部分他主表面11f1aと、本体部(一面11f1に形成された粘着層を除いた第1取付具11の部分)が分けられる他方の部分である第2部分11b(ここでは溝13bと一端側横縁部12cとの間の部分)の他主表面(一面11f1)である第2部分他主表面11f1bと、を互いに取り付ける取付手段(ここでは一面11f1に形成された粘着層)と、を備えてなり、第1部分11aの一主表面(他面11f2)である第1部分一主表面11f2aを壁面(壁61の外面)に面するよう配設した状態において、第1部分他主表面11f1aから固定具(ステープラーの針71a、71b)を第1部分一主表面11f2aに向けて打ち込むことで第1部分11aに固定具(ステープラーの針71a、71b)を貫通(図6)させうるものである、取付具である。
第1取付具11においては、本体部(一面11f1に形成された粘着層を除いた第1取付具11の部分)を横断する、他の部分に比して折れ曲がりやすい部分(ここでは溝13b)が前記折り返しのために形成されている。
第1取付具11においては、前記折れ曲がりやすい部分が、前記一主表面(他面11f2)を横断する溝部(溝13b)である。
第1取付具11においては、第1部分一主表面11f2aを壁面(壁61の外面)に面するよう配設し、前記折り返された第2部分11b(図5参照)の一主表面(他面11f2)である第2部分一主表面11f2bから固定具(ステープラーの針71a、71b)を第1部分一主表面11f2aに向けて打ち込むことで第2部分11b及び第1部分11aに固定具(ステープラーの針71a、71b)を貫通(図6参照)させうるものである。
第1取付具11においては、第1部分11a又は第2部分11b(ここでは第1部分11a)に折り曲げ可能に形成され、該折り曲げられることで前記折り返された第2部分一主表面11f2bの少なくとも一部を被う第3部分11c(ここでは溝13aと他端側横縁部12dとの間の部分)を本体部(一面11f1に形成された粘着層を除いた第1取付具11の部分)が有する。
第1取付具11においては、第2部分一主表面11f2bの少なくとも一部を被った第3部分11cの外面に装飾(ここでは表示物14)が施されているものである。
第1取付具11においては、取付手段は、本体部(一面11f1に形成された粘着層を除いた第1取付具11の部分)の他主表面(一面11f1)に形成された粘着層である。
第1取付具11においては、本体部(一面11f1に形成された粘着層を除いた第1取付具11の部分)が、柔軟な樹脂材料により一体に形成されたものである。
第1取付具11においては、支持物が、ワイヤーネット51を構成する棒状部材(ワイヤーネット51の最上部の横棒状部材51ba)である。
第1取付具11においては、固定具がステープラーの針71a、71bである。
第2取付具21は、固定具(ここではステープラーの針73a、73b)により壁面(壁61の外面)に取り付けられ、棒状の支持物(ここでは横棒状部材51bb)を支持する取付具であって、一主表面(ここでは他面21f2)と他主表面(ここでは一面21f1)とを有する板状又はシート状の部材により形成され、他主表面(一面21f1)が支持物(横棒状部材51bb)を貫通させる支持物支持孔25(図10(b))を形成するように折り返し可能な本体部(ここでは一面21f1に形成された粘着層を除いた第2取付具21の部分)と、本体部(一面21f1に形成された粘着層を除いた第2取付具21の部分)を折り返したときに折り返しにより本体部(一面21f1に形成された粘着層を除いた第2取付具21の部分)が分けられる一方の部分である第1部分21a(ここでは溝23と他端側横縁部22dとの間の部分)の他主表面(一面21f1)である第1部分他主表面21f1aと、本体部(一面21f1に形成された粘着層を除いた第2取付具21の部分)が分けられる他方の部分である第2部分21b(ここでは溝23と一端側横縁部22cとの間の部分)の他主表面(一面21f1)である第2部分他主表面21f1bと、を互いに取り付ける取付手段(ここでは一面21f1に形成された粘着層)と、を備えてなり、第1部分21aの一主表面(他面21f2)である第1部分一主表面21f2aを壁面(壁61の外面)に面するよう配設した状態(図8)において、第1部分他主表面21f1aから固定具(ステープラーの針73a、73b)を第1部分一主表面21f2aに向けて打ち込むことで第1部分21aに固定具(ステープラーの針73a、73b)を貫通(図9)させうるものである、取付具である。
第2取付具21においては、本体部(一面21f1に形成された粘着層を除いた第2取付具21の部分)を横断する、他の部分に比して折れ曲がりやすい部分(ここでは溝23)が前記折り返しのために形成されている。
第2取付具21においては、前記折れ曲がりやすい部分が、前記一主表面(他面21f2)を横断する溝部(溝23)である。
また、ここではそうしていないが、第2取付具21においては、第1部分一主表面21f2aを壁面(壁61の外面)に面するよう配設し、前記折り返された第2部分21bの一主表面(他面21f2)である第2部分一主表面21f2bから固定具(ステープラーの針73a、73b)を第1部分一主表面21f2aに向けて打ち込むことで第2部分21b及び第1部分21aに固定具(ステープラーの針73a、73b)を貫通させることもできる。
第2取付具21においては、取付手段は、本体部(一面21f1に形成された粘着層を除いた第2取付具21の部分)の他主表面(一面21f1)に形成された粘着層である。
第2取付具21においては、本体部(一面21f1に形成された粘着層を除いた第2取付具21の部分)が、柔軟な樹脂材料により一体に形成されたものである。
第2取付具21においては、支持物が、ワイヤーネット51を構成する棒状部材(ワイヤーネット51の最下部の横棒状部材51bb)である。
第2取付具21においては、固定具がステープラーの針73a、73bである。
11 第1取付具
11a 第1部分
11b 第2部分
11c 第3部分
11f1 一面
11f1a 第1部分他主表面
11f1b 第2部分他主表面
11f2 他面
11f2a 第1部分一主表面
11f2b 第2部分一主表面
12a、12b 縦縁部
12c 一端側横縁部
12d 他端側横縁部
13a、13b 溝
14 表示物
15 支持物支持孔
21 第2取付具
21a 第1部分
21b 第2部分
21f1 一面
21f1a 第1部分他主表面
21f1b 第2部分他主表面
21f2 他面
21f2a 第1部分一主表面
21f2b 第2部分一主表面
22a、22b 縦縁部
22c 一端側横縁部
22d 他端側横縁部
23 溝
25 支持物支持孔
51 ワイヤーネット
51a 縦棒状部材
51b 横棒状部材
51ba 最上部の横棒状部材
51bb 最下部の横棒状部材
61 壁
71a、71b ステープラーの針
73a、73b ステープラーの針

Claims (10)

  1. 固定具により壁面に取り付けられ、棒状の支持物を支持する取付具であって、
    一主表面と他主表面とを有する板状又はシート状の部材により形成され、他主表面が支持物を貫通させる支持物支持孔を形成するように折り返し可能な本体部と、
    本体部を折り返したときに折り返しにより本体部が分けられる一方の部分である第1部分の他主表面である第1部分他主表面と、本体部が分けられる他方の部分である第2部分の他主表面である第2部分他主表面と、を互いに取り付ける取付手段と、を備えてなり、
    第1部分の一主表面である第1部分一主表面を壁面に面するよう配設した状態において、第1部分他主表面から固定具を第1部分一主表面に向けて打ち込むことで第1部分に固定具を貫通させうるものである、取付具。
  2. 本体部を横断する、他の部分に比して折れ曲がりやすい部分が前記折り返しのために形成されているものである、請求項1に記載の取付具。
  3. 前記折れ曲がりやすい部分が、前記一主表面を横断する溝部である、請求項2に記載の取付具。
  4. 第1部分一主表面を壁面に面するよう配設し、前記折り返された第2部分の一主表面である第2部分一主表面から固定具を第1部分一主表面に向けて打ち込むことで第2部分及び第1部分に固定具を貫通させうるものである、請求項1に記載の取付具。
  5. 第1部分又は第2部分に折り曲げ可能に形成され、該折り曲げられることで前記折り返された第2部分一主表面の少なくとも一部を被う第3部分を本体部が有するものである、請求項4に記載の取付具。
  6. 第2部分一主表面の少なくとも一部を被った第3部分の外面に装飾が施されているものである、請求項5に記載の取付具。
  7. 取付手段は、本体部の他主表面に形成された粘着層又は接着層である、請求項1に記載の取付具。
  8. 本体部が、柔軟な樹脂材料により一体に形成されたものである、請求項1に記載の取付具。
  9. 支持物が、ワイヤーネットを構成する棒状部材である、請求項1に記載の取付具。
  10. 固定具がステープラーの針である、請求項1乃至9のいずれか1に記載の取付具。
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