JP2001186816A - 花卉ハンギングバッグおよび花卉ハンギングセット。 - Google Patents

花卉ハンギングバッグおよび花卉ハンギングセット。

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JP2001186816A
JP2001186816A JP2000005806A JP2000005806A JP2001186816A JP 2001186816 A JP2001186816 A JP 2001186816A JP 2000005806 A JP2000005806 A JP 2000005806A JP 2000005806 A JP2000005806 A JP 2000005806A JP 2001186816 A JP2001186816 A JP 2001186816A
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JP
Japan
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hanging
bag
flowers
flower
bottomed
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JP2000005806A
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Koichi Hosoda
光一 細田
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FLOWER TASK FORCE KK
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】植木鉢に代えて有底の袋体を用いることにより
花卉類のハンギングを容易にする。 【解決手段】有底袋体の正面部複数箇所に十文字状切り
込み等による窓部を形成してなる。 これにより軒先に
吊るしたり、あるいはトレリス等に懸け吊るして用いる
場合に安定性がよく、しかも花卉類が成長するにつれ
て、露出していた袋体自体が次第に隠れるようになる結
果、人工的感覚があまりなく自然性を維持することがで
き、また取り扱い性も格段に向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば家屋の外壁面や
空間部、あるいはバルコニー、フェンス、塀や門等に沿
わせて気軽に吊り下げ使用する場合に用いられる花卉ハ
ンギングバッグおよびこれを用いた花卉ハンギングセッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】庭が無くとも建物のベランダや窓辺に花
を飾るガーデニングとして、従来はハンギングバスケッ
トを用いたものが主流である。 これは骨組みが針金で
ポット状に構成され、しかも内部にヤシ殻マットなどの
中敷(ライナー)を敷いたワイヤーバスケット、あるい
は樹脂製の枠を組み立て使用するカセットタイプのもの
に土や肥料および花や観葉植物を植え付けて、これをフ
ック等により壁面等に吊り下げて用いるように構成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらワイヤー
バスケット型のものは、その殆どが円形であるために風
に対する安定性が悪く、またカセット式のものにあって
も、使用時における露出面積が大きいために人工的感覚
を払拭できない。 また特にハンギングする場合には、
主に茎や枝が下垂し、あるいは匍匐する性質の花卉類が
適するところから、上記したところの、どちらかといえ
ば立ち性の植物向け構造である在来の容器を用いるのは
適しない。 さらに容器の全体から水分が蒸発するため
に植物を枯死させることが多いという点においても問題
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上記し
た従来技術における問題点を解決し、風雨に対する安定
性、取り扱い性、あるいは栽培管理を容易にして園芸初
心者でも失敗が無く簡単にハンギングバスケットによる
立体的花壇の造営に取り組めるよう作業性を向上させる
ようにしたものであって、具体的には有底袋体の正面部
複数箇所に窓部を形成してなることを特徴とする花卉ハ
ンギングバッグに関する。 また本発明は上記した有底
袋体正面部に形成された窓部が、十文字等、交差させた
直線もしくは曲線による切り込みであるところの花卉ハ
ンギングバッグにも関する。
【0005】さらに本発明は、有底袋体の正面部複数箇
所に十文字等、交差させた直線もしくは曲線による切り
込みによって形成された窓部を有するとともに、上端縁
部に吊り下げ用穴を形成したハンギングバッグと、該ハ
ンギングバッグ内に充填するための培養土と、該培養土
内に混入する肥料と、上記袋体吊り下げ用のフックとか
らなる花卉ハンギングセットにも関する。
【0006】上記した構成において、まず肥料を混入さ
せた培養土を、有底袋体の下方の窓部付近に達する程度
に袋体内に充填し、その後花卉苗株を正面部に形成した
窓部の外から該窓部を通じて袋体内の培養土に植え込
み、さらにその上に培養土を補充しながらその上の窓部
にも順次花卉苗株を植え込んで、最後に各苗株間の隙間
に培養土を詰め込んだ後十分な水やりをし、これをフッ
クにより庭やベランダ、あるいは建物や塀の側壁面等に
沿わせて吊り下げる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の具体的な
内容を図1の実施例をもとに説明すると、1はハンギン
グバッグを構成する有底の袋体、10は該有底袋体1を
吊り下げるためのS字状をしたフックをあらわし、上記
有底袋体1の正面部複数箇所には十文字状の切り込みに
よる窓部9が形成されている。 さらに具体的に説明す
ると、有底袋体1は、比較的軟質の合成樹脂シートを2
つ折りして正面部2および背面部3とするとともに、左
右の両側端部にミシン縫い4を施して上端縁を開口5さ
せて構成され、さらにその片側側面部、すなわち正面部
2には、その上方から下方部にかけて複数箇所の窓部9
が形成されている。
【0008】この窓部9は、本実施例においては十文字
状の切り込みにより形成するようにしたが、このほかに
も中央から放射状に三方向(三叉状)または多数方向に
切り込みを入れるようにし、あるいは一辺を除いて他の
三辺を切り抜いた方形状とするなど、好ましくは交差さ
せた直線もしくは曲線による切り込みにより形成された
窓部の各可撓性片により、自由状態においては該窓部が
できるだけ塞がれるように構成するのがよい。
【0009】さらに有底袋体1の上端縁部には、S字状
フック10の一端を懸けることができる程度の吊り下げ
用穴6・6が、また有底袋体によるハンギングバッグ1
の下端縁部には左右2箇所の吊り下げ用の穴8・8が、
さらに該吊り下げ用の穴8・8間には水抜き穴7が、そ
れぞれ形成されている。
【0010】上記した有底袋体1の構成において、その
開口部5から最下段の窓部9付近に達するまで内部にあ
らかじめ肥料を混入させた培養土(図示省略)を入れる
とともに、幼苗パックから1株ずつ花卉類の幼株を取り
出し、下の根を軽くほぐすとともに、これを有底袋体1
の外側から正面部2に形成した最下段の窓部9内に、株
の中心が窓部9の中心に位置するように埋め込む。
【0011】次いで有底袋体1の上部開口部5から、上
記培養土を中断の窓部9付近に達するまで入れ、中断の
窓部9に花卉類の幼株を植え込み、以下同様の手順によ
り上段の窓部9に至るまで花卉類の幼苗を植え込み、最
後にその上部に隙間が出来ない程度に袋体いっぱいに追
土を充填し、場合によってはその開口部5にも花卉類の
幼苗を植え込んで、最後に該開口部5より下部の水抜き
穴7から水が落下するまで十分な水をゆっくり撒き、こ
れを家屋の回りやベランダの床等に置き、あるいはS字
状をしたフック10を吊り下げ用穴6に掛けて、これを
ラティスや格子状あるいは網状をしたトレリスTなどに
懸け吊るして用い(図2参照)、また建物の外壁やバル
コニー、ベランダのフェンス、ポール等に吊るして使用
する。
【0012】またこの場合花卉類の幼苗を植え込んだハ
ンギングバッグを横方向に多数もしくは複数並べて用い
るほか、有底袋体1の下端縁部に形成されている吊り下
げ用の穴8を利用して、上記フック10により上下方向
に複数段繋げて使用するようにしてもよい。 さらに上
記したハンギングバッグと、該ハンギングバッグ内に充
填するための培養土と、該培養土内に混入する肥料と、
上記袋体吊り下げ用のフック10とをもって花卉ハンギ
ングセットとしてセット販売することも可能である。
【0013】
【発明の効果】本発明は上記した通り、有底袋体の正面
部複数箇所に十文字状等の窓部を形成してなるために、
軒先に吊るしたり、あるいはトレリス等に懸け吊るして
用いる場合に安定性がよく、しかも花卉類が成長するに
つれて、露出していた袋体自体が次第に隠れるようにな
る結果、人工的感覚があまりなく自然性を維持すること
ができ、また取り扱い性も格段に向上する。
【0014】また上記の窓部については、十文字等、交
差させた直線もしくは曲線による切り込みであるため
に、切り込みによる各側片が花卉類の茎等の部分を除い
て窓部空間を常時閉塞し、内部の培養土等を覆い隠すこ
とができ、また不必要な内部露出をなくして水分蒸発に
よる不用意な枯死を防止することができるとともに、園
芸初心者でもハンギングバスケットによる立体的花壇の
造営を容易にすることができる。
【0015】さらに有底袋体の上端縁部には吊り下げ用
穴が形成されているために、フック等を用いたハンギン
グに都合がよく、しかも上記有底袋体の下端縁部に、少
なくとも1箇所の吊り下げ用穴が形成されている場合に
おいては、該袋体を上下方向に連続して繋げることもで
き、トレリスをはじめとし、塀やベランダ、ビル外壁等
に対して広範囲の面装飾を施すことも可能となる。
【0016】さらに有底袋体の下端縁部に1又は2以上
の水抜き穴が形成されている場合においては、該袋体を
円形をした汎用の植木鉢と同一の感覚にて用いることが
できる。 さらに上記した有底袋体の正面部複数箇所に
窓部を形成するとともに、上端縁部に吊り下げ用穴を形
成したハンギングバッグと、該ハンギングバッグ内に充
填するための培養土と、該培養土内に混入する肥料と、
上記袋体吊り下げ用のフックとをセットとして販売する
場合においては、一般家庭の主婦らが気軽に、しかもよ
り簡単に花卉ハンギングを楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である有底袋体の外観図。
【図2】図1の有底袋体を用いた花卉ハンギングの実施
態様をあらわした外観図。
【符号の説明】
1 有底袋体 2 正面部 3 背面部 4 ミシン縫い部 5 開口部 6 吊り下げ用穴 7 水抜き穴 8 吊り下げ用の穴 9 窓部 10 フック

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有底袋体の正面部複数箇所に窓部を形成し
    てなることを特徴とする花卉ハンギングバッグ。
  2. 【請求項2】有底袋体の上端縁部には吊り下げ用穴が形
    成されているところの、請求項1に記載の花卉ハンギン
    グバッグ。
  3. 【請求項3】有底袋体の下端縁部には1又は2以上の水
    抜き穴が形成されているところの請求項1〜2に記載の
    花卉ハンギングバッグ。
  4. 【請求項4】有底袋体の下端縁部には、少なくとも1箇
    所の吊り下げ用穴が形成されているところの請求項1〜
    3に記載の花卉ハンギングバッグ。
  5. 【請求項5】有底袋体の正面部に形成した窓部は、十文
    字状の切り込みであるところの請求項1〜4に記載の花
    卉ハンギングバッグ。
  6. 【請求項6】有底袋体の正面部に形成した窓部は、交差
    させた直線もしくは曲線による切り込みであるところの
    請求項1〜4に記載の花卉ハンギングバッグ。
  7. 【請求項7】有底袋体の正面部複数箇所に窓部を形成す
    るとともに、上端縁部に吊り下げ用穴を形成したハンギ
    ングバッグと、該ハンギングバッグ内に充填するための
    培養土と、該培養土内に混入する肥料と、上記袋体吊り
    下げ用のフックとからなる花卉ハンギングセット。
  8. 【請求項8】有底袋体の下端縁部には1又は2以上の水
    抜き穴が形成されているところの請求項7に記載の花卉
    ハンギングセット。
  9. 【請求項9】有底袋体の下端縁部には、少なくとも1箇
    所の吊り下げ用穴が形成されているところの請求項7〜
    8に記載の花卉ハンギングセット。
  10. 【請求項10】有底袋体の正面部に形成した窓部は、十
    文字状等、交差させた直線もしくは曲線による切り込み
    であるところの請求項7〜9に記載の花卉ハンギングセ
    ット。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009142232A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 I & Plus Co Ltd 差込可能な種子と栽培容器
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