JP3182643U

JP3182643U - 広告具

Info

Publication number: JP3182643U
Application number: JP2013000296U
Authority: JP
Inventors: 明博金杉
Original assignee: 株式会社ナガノ
Priority date: 2013-01-23
Filing date: 2013-01-23
Publication date: 2013-04-04
Anticipated expiration: 2023-01-23

Abstract

【課題】販売用タイヤへの取付けを容易に行うことが出来ると共に、長期間に亘り優れた宣伝効果を発揮する新規な広告具を提供すること。
【解決手段】柔軟性薄板で形成した広告具であって、上部に広告内容を印刷する広告表示部11を設け、下部に上記広告表示部を垂直状態に支持する支持部12を備えており、上記広告表示部と支持部間には左右両側から中央部に向けて横向きの切り込み13、13が対設してあり、両切り込みの先端は折曲線14で接続されており、前記支持部には縦方向の切込み15、15を設けて複数の支持片16、17、18に分割してあり、左右両側の支持片の切り込み側には、前記広告表示部を弧状に彎曲した状態で相互に係合できる係止手段を設けてなる。また、前記各支持片には夫々逆Ｕ字状の舌片24を設ける場合がある。更に、上記係止手段を、一方の支持片18に差込片21を形成して、他方の支持片16に形成した係止孔22に挿着し得るように構成する場合がある。
【選択図】図１

Description

本考案は、広告具、特に自動車用タイヤの宣伝のために用いる広告具に関するものである。

タイヤショップやガソリンスタンド等の店頭において自動車用タイヤを販売する際には、顧客の注意を引くために、宣伝用の広告具が必要とされている。
而して、従来は、下記文献に示すように、販売用タイヤの側面に、その中心開口部を塞ぐようして装着したものがあった。
特開２００５−７９０３

従来の広告具は、販売用タイヤの宣伝用に広く使用されているが、販売用タイヤへの取付けを一層容易に行うことが出来ると共に、長期間に亘り優れた宣伝効果を発揮する新規な広告具が要望されていた。

本考案に係る広告具は、柔軟性薄板で形成した広告具であって、上部に広告内容を印刷する広告表示部を設け、下部に上記広告表示部を垂直状態に支持する支持部を備えており、上記広告表示部と支持部間には左右両側から中央部に向けて横向きの切り込みが対設してあり、両切り込みの先端は折曲線で接続されており、前記支持部には縦方向の切込みを設けて複数の支持片に分割してあり、左右両側の支持片の切り込み側には、前記広告表示部を弧状に彎曲した状態で相互に係合できる係止手段を設けて構成してなる
また、前記各支持片には夫々逆Ｕ字状の舌片を設けて構成する場合もある。
また、前記係止手段は、一方の支持片に差込片を形成して、他方の支持片に形成した係止孔に挿着し得るように構成してなる。
また、前記係止手段は、各支持片の表面に板状のマグネットや面ファスナー等を付設して互いに係止し得るように構成する場合がある。

本考案に係る広告具は、上記構成からなることにより、組立てが容易であると共に、組立てた状態で積み重ねた販売用タイヤ間に挟着することにより容易に固定することができる。而して、強風に曝されても離脱する恐れがないので、長期間安定した状態で使用でき宣伝効果を発揮することができる。
又、柔軟性薄板を打抜き加工により成形することができるので、製作が容易でであって安価に提供し得る。
また、板材としてポリプロピレン等の高分子柔軟性素材を用いた場合には、耐候性、耐磨耗性等に優れており、長期間に亘り使用することが出来る利点がある。
また、広告表示部の表裏両面に宣伝用文字、図柄を印刷しておけば、どの方向からも広告内容を視認することができるので、一層宣伝効果を高めることが出来る利点もある。

次に添付図面に従って本考案の一実施例につき説明する。
１は本考案に係るタイヤ販売用広告具であって、略方形をなすポリプロピレン製の可撓性薄板１０を打抜き加工して、上部に広告内容を印刷する広告表示部１１を設け、下部に上記広告表示部１１を垂直状態に支持する支持部１２に分かれている。

上記広告表示部１１は、薄板１０の表裏両面に、販売タイヤを宣伝するための画像や文字を直接ＵＶ印刷しておくものである。
なお、本実施例においては、広告表示部１１を方形状に形成してあるが、他の形状、例えば乗用車などの形状に模して成形する場合もある。

また、上記広告表示部１１と支持部１２間には、左右両側から中央部に向けて横向きの切り込み１３、１３が対設してあり、両切り込み１３の先端は折曲線１４で接続されている。

前記支持部１２には、前記折曲線１４近くに及ぶ縦向きの切込み１５、１５を所定間隔をおいて設けて、右側支持片１６、中央支持片１７、左側支持片１８に形成してある。
而して、右側支持片１６の切り込み側の下側には略Ｕ字状の切込み２０を設けて、舌状の差込片２１を設けると共に、左側支持片１８の切り込み側下側には、前記差込片２１が挿着し得る係止孔２２を設けてある。
更に、各支持片１６、１７、１８には、逆Ｕ字状の切込線２３を入れることにより舌片２４を夫々形成してある。２５は舌片２４を折り曲げるための折曲線を示す。

次に、本広告具１を販売用タイヤの外側に取付けて使用する場合を説明する。
この場合には、図２に示すように、広告表示部１１と支持部１２とを折曲線部１４で略直角に折り曲げた後に、広告表示部１１を彎曲させながら、右側支持片１６の差込片２１を左側支持片１８の係止孔２２に挿着すると、広告表示部１１はタイヤと同一の曲率を以って彎曲した状態に保持される。
而して、図３に示すように、支持部１２を下側タイヤＡのショルダー部に載置した後に、上側タイヤＢを下側タイヤＡの上に重ねるようにして載せると、該支持部１２は、タイヤの重量により両タイヤ間に固定される。

また、本広告具１を販売用タイヤの内側開口部に取付けて使用する場合を説明すると、この場合には、図４に示すように、広告表示部１１と支持部１２とを折曲げずに、支持片１６，１７，１８の舌片２４を直角に折り立てる。
而して、図５に示すように、支持部１２をタイヤの内側開口部の径に従って弧状に彎曲させながら各舌片２４をタイヤＡ、Ｂ間に挟着すると、各舌片２４は積み重ねたタイヤの重量により固定される。

なお、上記実施例においては、支持部１２に３枚の支持片１６、１７、１８を設けてあるが、中央支持片１７を設けずに右側支持片１６と左側支持片１８の２枚だけ設ける場合もある。このように形成しても本広告具１をタイヤ間に確実に取り付けることが出来る。
また、上記実施例においては、右側支持片１６に設けた差込片２１を左側支持片１８の係止孔２２に挿着して、広告表示部１１をタイヤと同一の曲率を以って彎曲した状態に保持するようにしてあるが、左右支持片の表面に夫々、板状マグネット又は面ファスナー等を付設して相互に係止するように構成することもできる。
また、上記実施例においては、販売用タイヤの宣伝用広告具についての詳述したが、重量がある他製品を積み重ねた状態で販売する場合にも使用することも出来る。

本広告具の平面図である。組み立てた状態を示す斜視図である。本広告具をタイヤの外側に取付けた状態を示す斜視図である。各支持片の舌片を直角に折り立てた状態を示す斜視図である。本広告具をタイヤの内側に取付けた状態を示す斜視図である。

１広告具
１０可撓性薄板
１１広告表示部
１２支持部
１３切込み
１４折曲線
１５切込み
１６右側支持片
１７中央支持片
１８左側支持片
２０切込み
２１差込片
２２係止孔
２３切込み線
２４舌片
２５折曲線

Claims

柔軟性薄板で形成した広告具であって、上部に広告内容を印刷する広告表示部を設け、下部に上記広告表示部を垂直状態に支持する支持部を備えており、上記広告表示部と支持部間には左右両側から中央部に向けて横向きの切り込みが対設してあり、両切り込みの先端は折曲線で接続されており、前記支持部には縦方向の切込みを設けて複数の支持片に分割してあり、左右両側の支持片の切り込み側には、前記広告表示部を弧状に彎曲した状態で相互に係合できる係止手段を設けてなることを特徴とする広告具。
柔軟性薄板で形成した広告具であって、上部に広告内容を印刷する広告表示部を設け、下部に上記広告表示部を垂直状態に支持する支持部を備えており、上記広告表示部と支持部間には左右両側から中央部に向けて横向きの切り込みが対設してあり、両切り込みの先端は折曲線で接続されており、前記支持部には縦方向の切込みを設けて複数の支持片に分割してあり、前記各支持片には夫々逆Ｕ字状の舌片を設けてなることを特徴とする広告具。
前記係止手段は、一方の支持片に差込片を形成して、他方の支持片に形成した係止孔に挿着し得るようにしてなることを特徴とする前記請求項１記載の広告具。
前記係止手段は、各支持片の表面に板状のマグネットや面ファスナー等を付設して互いに係止し得るようにしてなることを特徴とする前記請求項１記載の広告具。