JP2009202995A - エレベータ乗場三方枠の縦枠 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エレベータ乗場三方枠の縦枠3において、つなぎ板9を取付ける取付け板3bにはずれ止め部14aを有する開口部11を設け、開口部11につなぎ板9の一端を挿入して、はずれ止め部14aによる固定により縦枠3につなぎ板9を取付ける。
【選択図】図2
Description
1は、建築壁である。
2は、建築壁1において乗場から昇降路に貫通されて形成された乗場穴である。
13は、乗場穴2内に配置されゲート状に形成された三方枠である。
三方枠13は、乗場の床面とともに乗場出入口を形成する。
三方枠13は、乗場出入口の両側に配置される2つの縦枠3と、この縦枠3の各上端部間に渡って設けられ、乗場出入口の上方に配置される上枠とから構成されている。
三方枠13の縦枠3の横断面は溝状に形成され、この溝を横切るつなぎ板4が固定されている。
つなぎ板4が取付けられる縦枠3の側板を取付け板3bと呼ぶ。
つなり板4は、三方枠13を建屋部材に端材6を利用して溶接する場合に三方枠13に熱が伝わりにくいため、補強と断熱の両面の効果から利用されている。
縦枠3の外側には、建築壁1を化粧するための建築壁仕上げ7があり、縦枠3の取付け板3bとの間には仕上げ作業を可能とする程度の隙間を有した状態でエレベータの出入口が形成される。
上記より、従来の三方枠では、縦枠3とつなぎ板4の締結に関し、縦枠3の取付け板3bより出っ張らない、突起物の無い方法が必要であり、具体的には、溶接や皿ネジ、または出っ張りが極力少なくなるようなヘンロブリベット8などを選択する必要があった(例えば、特許文献1)。
また、皿ネジ等では穴加工に皿取りが必要、またヘンロブリベットでは専用型が必要であり、工作設備を必要とするなど、労力およびコストがかかる、工作方法としての制約などの課題があった。
建築壁に開口しているエレベータ乗場穴の前に配置されるエレベータ乗場三方枠の一部を構成し、建築壁に固定されるつなぎ板が取付けられる取付け板を備える縦枠において、
前記つなぎ板が挿入される開口部が前記取付け板に設けられていることを特徴とする。
図1〜2は、本実施の形態に係るエレベータ乗場三方枠の例を示す。
図1は、三方枠13の縦枠3及びつなぎ板9との取付け部分を上方又は下方から見た際の概略断面図である。
図2は、三方枠13の縦枠3及びつなぎ板9との取付け部分を斜め後方(建築壁仕上げ7の側)から見た際の概略斜視図である。
取付け板3bは、建築壁1を化粧する建築壁仕上げ7の側面に所定の隙間を介して対向して配置され、取付け板3bの建築壁仕上げ7の側面に対向している面の裏面を取付け面3dとしている。
そして、この取付け面3dに開口部11が設けられている。
開口部11の開口幅はつなぎ板9の幅より若干広く、開口厚みはつなぎ板9の板厚と同じとすることで、つなぎ板9を開口部11に挿入するだけではずれ止め部14aによりつなぎ板9の固定(位置ずれしない程度)が可能である。
そして、突き出された略コの字形状の部分がはずれ止め部14aとなり、はずれ止め部14aの背部の開口が開口部11となる。
また、つなぎ板9端部を縦枠内側に当てる構造とすることで、縦枠幅方向の位置合わせも容易となる。
つなぎ板9の固定に関して、図1及び図2に示す端の反対側(昇降路側)の端については、従来例どおり溶接も可能であるし、つなぎ板9と縦枠3双方に固定用穴を設けることでリベット固定も可能である。
また、縦枠3とつなぎ板9の締結(昇降路側)は、リベットを代表例として記載したが、ネジなどの締結部品であれば何でもよい。
また、専用の工作設備が不要なため、工作方法の制約が無くなるなどのメリットがある。
また、縦枠に開口部を設けることで、つなぎ板締結時の位置あわせが可能であり、作業性向上を図ることが可能である。
図3〜4は、本実施の形態に係るエレベータ乗場三方枠の例を示す。
図3は、三方枠13の縦枠3及びつなぎ板9との取付け部分を斜め後方(建築壁仕上げ7側)から見た際の概略斜視図である。
図4は、本実施の形態に係るつなぎ板9の構成を示す。
本実施の形態では、つなぎ板段付き部9a、9bにより、つなぎ板9の端部(乗場側)を略凸形状とし、つなぎ板9端部の略凸形状における幅狭部分が開口部11に挿入される。
また、枠幅方向の位置合わせを容易にすることが可能となる。
また、つなぎ板の幅を変化させることが可能であり、剛性確保、建築壁との固定作業容易化などが可能である。
縦枠3の断面形状、開口部11の形状、つなぎ板9の固定方法は実施の形態1と同じである。
上記のように縦枠及びつなぎ板を構成することで、実施の形態1の効果だけでなく、位置ずれ防止、位置合わせの容易化など、工作性、作業性の向上を図ることが可能である。
図5〜8は、実施の形態3に係るエレベータ乗場三方枠の例を示す。
図5は、三方枠13の縦枠3及びつなぎ板9との取付け部分を上方又は下方から見た際の概略断面図である。
図6は、図5のC部の拡大図である。
図7は、縦枠3の略J字形状端部3cを斜め後方(建築壁仕上げ7の側)から見た際の概略斜視図である。
図8は、本実施の形態に係るつなぎ板9の概略斜視図である。
また、つなぎ板9も乗場側の端部において略J字形状端部9cを有する。また、反対側の端部(昇降路側)に穴9dを備える。
そして、縦枠3の略J字形状端部3cとつなぎ板9の略J字形状端部9cが互いに相じゃくり構造のようにはめ合うことで、つなぎ板9の端部固定を可能とする。
つまり、図6に示すように、縦枠3の略J字形状端部3cの略J字形状における先端部分が、つなぎ板9の略J字形状端部9cの略J字形状における谷間部分にはめ込まれ、
縦枠3の略J字形状端部3cの略J字形状における谷間部分に、つなぎ板9の略J字形状端部9cの略J字形状における先端部分がはめ込まれる。
縦枠の略J字形状端部3cに、つなぎ板の略J字形状端部9cを引っ掛けるとともに、反対側の穴9dにより、リベットもしくはねじ止めにより、堅固な構造を得る。
もちろん固定方法は溶接でも可能である。
略J字形状端部同士を引っ掛けるため、位置合わせも容易である。
また、穴9dを使用することで高さ方向の位置合わせも可能である。
穴9dは長穴でもよい。
図9〜10は、本実施の形態に係るエレベータ乗場三方枠の例を示す。
図9は、本実施の形態に係る縦枠3とつなぎ板9との取付け動作の例を示す。
図10は、本実施の形態に係る縦枠3とつなぎ板9が取付けられている状態を上方又は下方から見た際の概略断面図である。
押出山10が追加されている点を除けば、縦枠3の構成は実施の形態2に示したものと同様である。
また、本実施の形態では、実施の形態2に示したつなぎ板9の乗場側の端部に穴12を設けている。
なお、押出山10は、つなぎ板9が開口部11に挿入された際につなぎ板9の穴12と重なる位置に配置されている。
また、枠幅方向の位置合わせを容易にすることが可能となる。
縦枠3の断面形状、つなぎ板9の固定方法は実施の形態1と同じである。
図11〜12は、本実施の形態に係るエレベータ乗場三方枠の例を示す。
図11は、本実施の形態に係る縦枠3とつなぎ板9との取付け動作の例を示す。
図12は、本実施の形態に係る縦枠3とつなぎ板9が取付けられている状態を縦枠3の内側方向から見た図である。
また、つなぎ板9において、15は切り欠き凹部である。
つなぎ板9を各はずれ止め部14bの背部にある開口部11に挿入し切り欠き凹部15をはめ込むことで、はずれ防止機構及び固定を構成する。
また、枠幅方向の位置合わせを容易にすることが可能となる。
縦枠3の断面形状、つなぎ板9の固定方法は実施の形態1と同じである。
突き出された略L字形状の部分がはずれ止め部14bとなり、はずれ止め部14aの背部の開口が開口部11となる。
上記のように縦枠を構成することで、つなぎ板はずれ止め機構を構成することが可能である。
図13〜14は、本実施の形態に係るエレベータ乗場三方枠の例を示す。
図13は、本実施の形態に係る縦枠3とつなぎ板9との取付け動作の例を示す。
図14は、本実施の形態に係る縦枠3につなぎ板9を固定する際の動作を説明する図である。
つなぎ板9において、17は切り欠き、18は穴である。
はずれ止め部16aは、取付け面3dの端部の一部に切り込みを入れ当該切り込み部分を取付け面3dの方向に突き出して成形した略L字形状の部分である。
そして、はずれ止め部16aの先端に設けられた爪16bは、つなぎ板9が取付けられる際につなぎ板9の穴18と重なる位置に配置されている。
はずれ止め部16aは、先端が櫛状に分かれていて、はずれ止め部16aは浮いているため、つなぎ板9をはずれ止め部16aの背部の開口に挿入し切り欠き17をはめ込み、櫛状の中央部である爪16bを穴18に曲げこむことで、はずれ防止機構及び固定を構成する。
つまり、つなぎ板9の切り欠き17を有する端部がはずれ止め部16aの背部の開口に挿入された際に、はずれ止め部16aの先端の爪16bがつなぎ板9の穴18に挿入され、マイナスドライバ100等を操作することで、爪16bがつなぎ板9の穴18から抜けない方向に曲げられることにより取付け板3bとつなぎ板9とが固定される。
図14(a)及び(b)に示すように、穴18の隙間からマイナスドライバ100の先端を入れて、図14(c)に示すように中央の爪16bを曲げて爪16bが穴18から抜けないようにする。
縦枠3の断面形状、つなぎ板9の固定方法は実施の形態1と同じである。
上記のように縦枠を構成することで、つなぎ板はずれ止め機構を構成することが可能である。
図15〜16は、本実施の形態に係るエレベータ乗場三方枠の例を示す。
図15は、本実施の形態に係る縦枠3とつなぎ板9との取付け動作の例を示す。
図16は、本実施の形態に係る縦枠3につなぎ板9を固定する際の動作を説明する図である。
縦枠3において、20ははずれ止め用の爪である。
各爪20は、つなぎ板9が取付けられる際につなぎ板9の穴19と重なる位置に配置され、突起している。
はずれ止め用爪20は、縦枠内部に切り込み状(取付け板3bをコの字に切り欠いて、切欠き部分を内側に折り起こして形成)に構成されている。
つなぎ板9の穴19をはずれ止め用の爪20にはめ込み、モンキーレンチ200等の工具でひねることで、はずれ防止機構及び固定を構成する。
つまり、つなぎ板9の端部が取付け面3dに配置された際に、爪20がつなぎ板9の穴19に挿入され爪20がつなぎ板9の穴19から抜けない方向に曲げられることにより取付け板3bとつなぎ板9とが固定される。
縦枠3の断面形状、つなぎ板9の固定方法は実施の形態1と同じである。
上記のように縦枠を構成することで、つなぎ板はずれ止め機構を構成することが可能である。
図17〜18は、本実施の形態に係るエレベータ乗場三方枠の例を示す。
図17は、本実施の形態に係る縦枠3とつなぎ板9との取付け動作の例を示す。
図18は、本実施の形態に係る縦枠3につなぎ板9を固定する際の動作を説明する図である。
また、本実施の形態では、実施の形態3に示した構成と同様に、縦枠3の取付け板3bは略J字形状端部3cを備え、つなぎ板9は乗場側の端部に略J字形状端部9cを備える。
なお、本実施の形態では、取付け板3bの略J字形状端部3cは取付け板側はめ合わせ部の例であり、つなぎ板9の略J字形状端部9cはつなぎ板側はめ合わせ部の例である。
また、爪21bは、縦枠3の略J字形状端部3cとつなぎ板9の略J字形状端部9cがはめ合わされた際に、縦枠3の略J字形状端部3cの方向(建築壁仕上げ7の側面の方向)に曲げられるとつなぎ板9の略J字形状端部9cに当接する位置に配置されている。ここで、当接とは、突き当たった状態で接することをいう。
つまり、爪21bは、縦枠3の略J字形状端部3cとつなぎ板9の略J字形状端部9cがはめ合わされた際に縦枠3の略J字形状端部3cの方向(建築壁仕上げ7の側面の方向)に曲げられるとつなぎ板9の略J字形状端部9cに当接する位置に配置されているため、図18に示すように、つなぎ板9の略J字形状端部9cと曲げられた爪21bが、縦枠3の略J字形状端部3cを挟み込むことで、取付け板3bとつなぎ板9とが固定される。
なお、図18(a)に示すように、略凹形状切り欠き部21aからマイナスドライバ100の先端を入れて、図18(b)に示すように中央の爪21bを曲げる。
縦枠3の断面形状、つなぎ板9の固定方法は実施の形態1と同じである。
図19〜20は、本実施の形態に係るエレベータ乗場三方枠の例を示す図である。
図19は、本実施の形態に係る縦枠3とつなぎ板9との取付け動作の例を示す。
図20は、本実施の形態に係る縦枠3につなぎ板9を固定する際の動作を説明する図である。
また、逆凹形状切り欠き部22aにおける上面(凹形状における底面)が縦枠3のはめ合わせ部23とはめ合わされる。逆凹形状切り欠き部22aにおける上面(凹形状における底面)は、つなぎ板側はめ合わせ部の例である。
また、縦枠3の取付け面3dにおいて、23は略レの字形状のはめ合わせ部である。はめ合わせ部23は、取付け板側はめ合わせ部の例である。
また、爪22bは、はめ合わせ部23の略レの字形状における谷間部分につなぎ板9の逆凹形状切り欠き部22aにおける上面(凹形状における底面)がはめ込まれた際に、縦枠の取付け板3bの外側方向(建築壁仕上げ7の側面の方向)に曲げられると取付け板3bに当接する位置に配置されている。ここで、当接とは、突き当たった状態で接することをいう。
つまり、爪22bは、はめ合わせ部23の略レの字形状における谷間部分につなぎ板9の逆凹形状切り欠き部22aにおける上面(凹形状における底面)がはめ込まれた際に縦枠の取付け板3bの外側方向(建築壁仕上げ7の側面の方向)に曲げられると取付け板3bに当接する位置に配置されているため、図20(b)に示すように、逆凹形状切り欠き部22aにおける上面(凹形状における底面)と曲げられた爪22bが、略レの字形状のはめ合わせ部23を挟み込むことで、取付け板3bとつなぎ板9とが固定される。
なお、図19及び図20(a)に示すように、逆凹形状切り欠き部22aからマイナスドライバ100の先端を入れて、中央の爪22bを曲げる。
縦枠3の断面形状、つなぎ板9の固定方法は実施の形態1と同じである。
上記のように縦枠を構成することで、つなぎ板はずれ止め機構を構成することが可能である。
Claims (17)
- 建築壁に開口しているエレベータ乗場穴の前に配置されるエレベータ乗場三方枠の一部を構成し、建築壁に固定されるつなぎ板が取付けられる取付け板を備える縦枠において、
前記つなぎ板が挿入される開口部が前記取付け板に設けられていることを特徴とするエレベータ乗場三方枠の縦枠。 - 前記取付け板は、
前記建築壁を化粧する建築壁仕上げの側面に所定の隙間を介して対向して配置され、
前記建築壁仕上げの側面に対向している面の裏面を前記つなぎ板の取付け面とし、
前記取付け面に前記開口部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ乗場三方枠の縦枠。 - 前記取付け板は、
前記取付け板の一部に切り込みを入れ当該切り込み部分を前記取付け面の方向に突き出して成形した略コの字形状のはずれ止め部を備え、
前記はずれ止め部の背部の開口を前記開口部とすることを特徴とする請求項2に記載のエレベータ乗場三方枠の縦枠。 - 前記エレベータ乗場三方枠の縦枠は、
端部が略凸形状の板を前記つなぎ板とし、
前記つなぎ板の前記略凸形状における幅狭部分が前記開口部に挿入されることを特徴とする請求項3に記載のエレベータ乗場三方枠の縦枠。 - 前記取付け板は、
前記取付け板の一部に切り込みを入れ当該切り込み部分を前記取付け面の方向に突き出して成形した略L字形状のはずれ止め部を相互に対向する位置に少なくとも2つ備え、
それぞれのはずれ止め部の背部の開口を前記開口部とすることを特徴とする請求項2に記載のエレベータ乗場三方枠の縦枠。 - 前記エレベータ乗場三方枠の縦枠は、
略凹形状の切り欠き部を有する板を、前記つなぎ板とし、
前記つなぎ板の前記切り欠き部がいずれかのはずれ止め部にはめ込まれることを特徴とする請求項5に記載のエレベータ乗場三方枠の縦枠。 - 前記エレベータ乗場三方枠の縦枠は、
穴を有する板を前記つなぎ板とし、
前記取付け板は、
前記つなぎ板が前記開口部に挿入された際に前記つなぎ板の穴と重なる位置に突起を備え、前記つなぎ板が前記開口部に挿入された際に前記突起が前記つなぎ板の穴にはめ込まれることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のエレベータ乗場三方枠の縦枠。 - 建築壁に開口しているエレベータ乗場穴の前に配置されるエレベータ乗場三方枠の一部を構成し、建築壁に固定されるつなぎ板が取付けられる取付け板を備える縦枠において、
端部が略J字形状の板を前記つなぎ板とし、
前記取付け板は、
端部が略J字形状であり、略J字形状の端部が、前記つなぎ板の略J字形状の端部とはめ合わされることを特徴とするエレベータ乗場三方枠の縦枠。 - 前記取付け板は、
端部の略J字形状における先端部分が、前記つなぎ板の端部の略J字形状における谷間部分にはめ込まれ、
端部の略J字形状における谷間部分に、前記つなぎ板の端部の略J字形状における先端部分がはめ込まれることを特徴とする請求項8に記載のエレベータ乗場三方枠の縦枠。 - 前記取付け板は、
前記建築壁を化粧する建築壁仕上げの側面に所定の隙間を介して対向して配置され、
前記略J形状における先端部分及び谷間部分が前記建築壁仕上げの反対側に配置されていることを特徴とする請求項8又は9に記載のエレベータ乗場三方枠の縦枠。 - 建築壁に開口しているエレベータ乗場穴の前に配置されるエレベータ乗場三方枠の一部を構成し、建築壁に固定されるつなぎ板が取付けられる取付け板を備える縦枠において、
穴を有する板を前記つなぎ板とし、
前記取付け板は、
前記つなぎ板が取付けられる際に前記つなぎ板の穴と重なる位置に爪を備え、
前記つなぎ板が取付けられる際に前記爪が前記つなぎ板の穴に挿入され前記爪が前記つなぎ板の穴から抜けない方向に曲げられることにより前記つなぎ板と固定されることを特徴とする記載のエレベータ乗場三方枠の縦枠。 - 前記取付け板は、
前記建築壁を化粧する建築壁仕上げの側面に所定の隙間を介して対向して配置され、
端部の一部に切り込みを入れ当該切り込み部分を前記建築壁仕上げの側面に対向している面の裏面の方向に突き出して成形した略L字形状のはずれ止め部を備え、前記はずれ止め部の先端に前記爪を備え、
前記つなぎ板の端部が前記はずれ止め部の背部の開口に挿入された際に、前記爪が前記つなぎ板の穴に挿入され前記爪が前記つなぎ板の穴から抜けない方向に曲げられることにより前記取付け板と前記つなぎ板とが固定されることを特徴とする請求項11に記載のエレベータ乗場三方枠の縦枠。 - 前記取付け板は、
前記建築壁を化粧する建築壁仕上げの側面に所定の隙間を介して対向して配置され、
前記建築壁仕上げの側面に対向している面の裏面を前記つなぎ板の取付け面とし、
前記取付け面に突起している爪を備え、
前記つなぎ板の端部が前記取付け面に配置された際に、前記爪が前記つなぎ板の穴に挿入され前記爪が前記つなぎ板の穴から抜けない方向に曲げられることにより前記取付け板と前記つなぎ板とが固定されることを特徴とする請求項11に記載のエレベータ乗場三方枠の縦枠。 - 建築壁に開口しているエレベータ乗場穴の前に配置されるエレベータ乗場三方枠の一部を構成し、建築壁に固定されるつなぎ板と、前記つなぎ板が取付けられる取付け板を備える縦枠において、
前記取付け板は、
端部に前記つなぎ板とはめ合わせるための取付け板側はめ合わせ部を備え、
前記つなぎ板は、
前記取付け板側はめ合わせ部とはめ合わせるためのつなぎ板側はめ合わせ部を備え、更に、前記つなぎ板側はめ合わせ部と前記取付け板側はめ合わせ部がはめ合わされた際に、前記取付け板の方向に曲げられると前記取付け板の端部に当接する位置に配置されている爪を備え、
前記取付け板側はめ合わせ部と前記つなぎ板側はめ合わせ部がはめ合わされた際に、前記取付け板の方向に曲げられた爪が前記取付け板の端部に当接し、前記取付け板の端部が前記つなぎ板側はめ合わせ部と前記爪により挟み込まれ、前記取付け板と前記つなぎ板とが固定されることを特徴とするエレベータ乗場三方枠の縦枠。 - 前記取付け板は、
略J字形状の取付け板側はめ合わせ部を備え、
前記つなぎ板は、
端部に略J字形状のつなぎ板側はめ合わせ部を備え、前記端部を上とした場合に略凹形状となる切欠きを備え、前記略凹形状の切欠きにおける中間の突出部分を前記爪とし、
前記取付け板側はめ合わせ部の略J字形状における谷間部分に前記つなぎ板側はめ合わせ部の略J字形状における先端部分がはめ込まれ、前記取付け板側はめ合わせ部の略J字形状における先端部分が前記つなぎ板側はめ合わせ部の略J字形状における谷間部分にはめ込まれ、略J字形状のつなぎ板側はめ合わせ部と曲げられた爪が、略J字形状の取付け板側はめ合わせ部を挟み込むことを特徴とする特徴とする請求項14に記載のエレベータ乗場三方枠の縦枠。 - 前記取付け板は、
略レの字形状の取付け板側はめ合わせ部を備え、
前記つなぎ板は、
前記取付け板に接する端部を上とした場合に略逆凹形状となる切欠きを備え、前記略逆凹形状の切欠きにおける上面(凹形状における底面)をつなぎ板側はめ合わせ部とし、前記略逆凹形状の切欠きにおける中間の突出部分を前記爪とし、
前記取付け板側はめ合わせ部の略レの字形状における谷間部分に前記つなぎ板側はめ合わせ部がはめ込まれ、前記つなぎ板側はめ合わせ部と曲げられた爪が、略レの字形状の取付け板側はめ合わせ部を挟み込むことを特徴とする特徴とする請求項14に記載のエレベータ乗場三方枠の縦枠。 - 前記取付け板は、
前記建築壁を化粧する建築壁仕上げの側面に所定の隙間を介して対向して配置され、
前記取付け板と前記つなぎ板は、前記取付け板の前記建築壁仕上げの側面に対向している面の裏面においてはめ合わされ、
前記つなぎ板の爪は、前記建築壁仕上げの側面に向けて曲げられることを特徴とする請求項14〜16のいずれかに記載のエレベータ乗場三方枠の縦枠。
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