JP2005054960A - 化粧板固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】
高さ方向や幅方向への移動が規制される部位であっても、簡易な構成によって化粧板を被固定部材に簡単に固定できて、その作業性の向上と汎用性の向上を同時に図り得る化粧板固定構造を提供する。
【構成】
化粧板を高さ方向もしくは幅方向への移動が規制される状態で、開口を形成する被固定部材に固定する化粧板固定構造であって、化粧板は、移動が規制される方向の一方の端部が被固定部材に嵌合部材の嵌合作用により開口前方から固定されると共に、移動が規制される方向の他方の端部が被固定部材に開口前方から固着手段により固定されることを特徴とする。前記嵌合部材は、それぞれ嵌合部を有する側面形状が同一形状に形成された第1及び第2の嵌合部材で構成され、斜め嵌め合い手段や位置決め手段が設けられる。

【選択図】 図3

Description

本発明は、例えばシステムキッチンのキャビネット等の被固定部材に固定される化粧板の固定構造に関する。
従来、システムキッチンにおける化粧板の固定構造としては、例えば特許文献1に開示されている。この固定構造は、図10に示すように、化粧板100の上部裏面に一対の係止具101をそれぞれ固定し、この係止具101をキャビネット102の上面に配置されたシンク103の凹部103aに入り込ませ、化粧板100を奥にスライド移動させることで係止具101をシンク103の垂直面に係止させると共に、化粧板100の下部にキャビネット102の内側から図示しない木ネジをねじ込むことにより、化粧板100をキャビネット102の側面に固定するようにしたものである。
特開2002−233425号公報
しかしながら、この固定構造においては、化粧板100が係止具101を利用してキャビネット102(シンク103)の側面に固定されるものの、係止具101をシンク103に形成した凹部103aに入り込ませた後に化粧板100をキャビネット102の奥行き方向にスライド移動させて係止させる構成であるため、例えばキャビネット102の背面側が壁面に当接状態で設置される場合のように、化粧板100をキャビネット102の奥行き方向に移動させることができないキャビネット102の設置構造では、化粧板100の固定が困難となり、適用できる部位が制限され易く汎用性の面で劣るという問題点を有している。
また、化粧板100のキャビネット102への固定作業が、化粧板100の上端部において係止具101の凹部103aへの挿入及びスライド移動が必要になると共に、化粧板100の下端部においてキャビネット102内部からのねじ込み作業が必要となり、固定作業自体が面倒となって、その作業性を向上させることが困難であり、かつシンク103(キャビネット102)の側面に凹部103aを形成する必要があって、その加工が面倒で固定構造自体が複雑化し易いという問題点も有している。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、高さ方向や幅方向への移動が規制される部位であっても、簡易な構成によって化粧板を被固定部材に簡単に固定できて、その作業性の向上と汎用性の向上を同時に図り得る化粧板固定構造を提供することにある。
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、化粧板を高さ方向もしくは幅方向への移動が規制される状態で、開口を形成する被固定部材に固定する化粧板固定構造であって、前記化粧板は、移動が規制される方向の一方の端部が前記被固定部材に嵌合部材の嵌合作用により開口前方から固定されると共に、移動が規制される方向の他方の端部が被固定部材に開口前方から固着手段により固定されることを特徴とする。このように構成することにより、例えば上下方向の移動が規制された化粧板は、その上端部が嵌合部材の嵌合作用で被固定部材に固定され、その下端部は化粧板から例えばネジ(固着手段)を被固定部材にねじ込むことで固定されて、化粧板が被固定部材の開口前方から固定される。
そして、前記嵌合部材は、請求項2に記載の発明のように、嵌合部を有し化粧板の端部に固定される第1の嵌合部材と、該第1の嵌合部材の嵌合部に嵌合する嵌合部を有し被固定部材に固定される第2の嵌合部材とで構成されることが好ましい。この場合、前記第1の嵌合部材と第2の嵌合部材は、請求項3に記載の発明のように、側面形状が同一形状に形成されて化粧板と被固定部材に逆方向に指向して固定されることが好ましい。このように構成することにより、化粧板は、その端部に固定した第1の嵌合部材の嵌合部を、被固定部材に固定した第2の嵌合部材の嵌合部に嵌合させることで被固定部材に固定され、この時、側面形状が同一形状で逆方向に固定された両嵌合部材により、化粧板が被固定部材の開口部分に固定される。
また、前記第1の嵌合部材と第2の嵌合部材は、請求項4に記載の発明のように、その嵌合部の嵌合時に、化粧板を所定角度傾動させ得る斜め嵌め合い手段が設けられていることが好ましく、この場合、前記斜め嵌め合い手段は、請求項5に記載の発明のように、嵌合部を形成する溝の開口角度かもしくは嵌合部の弾性力であることが好ましい。このように構成することにより、第1の嵌合部材と第2の嵌合部材に設けられた溝の開口角度や嵌合部の弾性力からなる斜め嵌め合い手段を利用して、例えば化粧板を上下方向に斜めにした状態で、第1の嵌合部材を第2の嵌合部材に嵌合させつつ、化粧板が被固定部材に当接して固定される。
また、前記第1の嵌合部材と第2の嵌合部材は、請求項6に記載の発明のように、その嵌合部に嵌合状態を維持する位置決め手段が設けられていることが好ましい。このように構成することにより、化粧板の第1の嵌合部材を被固定部材の第2の嵌合部材に嵌合させた際に、両嵌合部材の嵌合状態がその位置決め手段により維持されて、化粧板が被固定部材にガタ付くことなく固定される。
さらに、前記嵌合部材は、請求項7に記載の発明のように、切断可能な長尺状に形成されていることが好ましい。このように構成することにより、長尺状の嵌合部材が化粧板の幅や被固定部材の形態等に応じて適正長さに切断されて使用される。
本発明の請求項1に記載の発明によれば、化粧板の移動が規制される方向の一方の端部が被固定部材に嵌合部材の嵌合作用により固定されると共に、化粧板の移動が規制される方向の他方の端部が被固定部材に固着手段により固定されるため、化粧板を被固定部材の開口前方から移動させつつ嵌合部材の嵌合作用と固着手段によって固定することができ、化粧板の固定作業が容易に行えると共に、嵌合部材を任意の箇所に固定できて、各種被固定部材に適用できる等、その汎用性の向上を図ることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、嵌合部材が、嵌合部を有し化粧板の端部に固定される第1の嵌合部材と、該第1の嵌合部材の嵌合部に嵌合する嵌合部を有し被固定部材に固定される第2の嵌合部材とで構成されるため、両嵌合部材の嵌合部の嵌合作用により化粧板を被固定部材の開口部分に確実かつ安定した状態で固定することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、第1の嵌合部材と第2の嵌合部材が、側面形状が同一形状に形成されて化粧板と被固定部材に逆方向に指向して固定されるため、化粧板の固定に同一形状の一対の嵌合部材を使用でき、両嵌合部材自体を同一の金型で作成できる等、嵌合部材をコスト安価に形成できると共に固定構造の簡素化を図ることができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、請求項2または3に記載の発明の効果に加え、第1の嵌合部材と第2の嵌合部材に、その嵌合部の嵌合時に化粧板を所定角度傾動させ得る斜め嵌め合い手段が設けられているため、斜め嵌め合い手段により、化粧板を斜めの状態にしつつ両嵌合部材の嵌合部を嵌合させることができて、化粧板の開口前方からの固定作業を一層容易に行うことができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明の効果に加え、斜め嵌め合い手段が、嵌合部を形成する溝の開口角度かもしくは嵌合部の弾性力であるため、嵌合部材の構成を簡略化して安価に形成でき、固定構造の一層の簡素化を図ることができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、請求項2ないし5に記載の発明の効果に加え、第1の嵌合部材と第2の嵌合部材が、その嵌合部に嵌合状態を維持する位置決め手段が設けられているため、位置決め手段により両嵌合部材の嵌合状態が維持されて、化粧板を被固定部材の開口部分にガタ付くことなく一層安定した状態で固定することができる。
また、請求項7に記載の発明によれば、請求項1ないし6に記載の発明の効果に加え、嵌合部材が切断可能な長尺状に形成されているため、化粧板の幅や被固定部材の形態等に応じて、嵌合部材を適正長さに切断して使用することができ、化粧板の固定作業を一層容易に行うことができると共に、各種被固定部材に的確に対応できて、汎用性の一層の向上を図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図6は、本発明に係わる化粧板固定構造の一実施形態を示し、図1が該固定構造を使用したシステムキッチンの分解斜視図、図2が化粧板の固定部分の側面図、図3が図2のA部を拡大した断面図、図4が嵌合部材の固定状態を示す斜視図、図5及び図6がキャビネット及び化粧板の背面図である。
図1において、システムキッチン1は、平面視で例えば略L字形状に形成され上面に人工大理石等からなるキッチンカウンター3(図2参照)が配置されるキャビネット2を有し、このキャビネット2は、その左右幅方向の両側面が壁4に接した状態で室内のリビングの床面上に設置されている。また、キャビネット2の調理場側となるL字形状の正面側2Aには、図示しない化粧前板としての開閉扉や引き出しが配置され、キャビネット2の反調理場側(リビング側)となる背面側2Bの開口2a部分には、例えば3枚の化粧裏板5(以下、化粧板5という)が固定されている。
この化粧板5は、図2に示すように、その上端部5aが一対の嵌合部材6、7によってキャビネット2の上端部に固定されると共に、その下端部5bに設けた蹴込み板8が皿ねじ9(固着手段)によってキャビネット2の下部に固定されている。すなわち、化粧板5の上端部5aの裏面に嵌合部材6が固定されると共に、キャビネット2の背面側2Bの上部幕板10(被固定部材)の前面に嵌合部材7が固定されている。この両嵌合部材6、7は、例えば樹脂(PP)の成形によって同一形状に形成されて、図3に示すように、平板状の固定部6a、7aと、この固定部6a、7aの一端部に一体形成された溝12と先端が側面視アール形状の突条13からなる側面視略U字形状の嵌合部6b、7bを有している。
そして、固定部6a、7aに形成された固定孔14(図4参照)から、ネジ15を化粧板5やキャビネット2の上部幕板10にねじ込むことによって、嵌合部材6、7が化粧板5と上部幕板10にそれぞれ固定され、この時、嵌合部材6は、その嵌合部6bが上方に開口(指向)する状態で化粧板5に固定され、嵌合部材7は、その嵌合部7bが下方に開口する状態で上部幕板10に固定されている。これにより、両嵌合部材6、7は逆方向に指向して化粧板5と上部幕板10に固定されていることになる。また、両嵌合部材6、7の嵌合部6b、7bは、固定部6a、7aに対して外側に徐々に拡がって開口するように形成され、その開口角度α(斜め嵌め合い手段)が5〜10度となるように設定されている。この開口角度αによって、後述する如く化粧板5の斜め下方からの嵌め合いが可能となる。
なお、嵌合部材6の固定部6aの端部は、化粧板5の上端面と略面一に設定され、嵌合部材7の嵌合部7bの上端部は、上部幕板10の上端面より所定寸法下方に位置するように設定されている。これにより、両嵌合部材6、7の嵌合部6b、7bが嵌合して化粧板5がキャビネット2に固定された際に、化粧板5と上部幕板10の各上端面が面一状態となり、化粧板5とキャビネット2上に配置されるキッチンカウンター3の裏面(下面)に略当接状態となるように設定されている。
一方、化粧板5の下端部5bは、図2に示すように、その裏面にネジ16によって固定された蹴込み板8を有し、この蹴込み板8を前記皿ネジ9によってキャビネット2の下部幕板11の前面にねじ込むことによってキャビネット2に固定されている。この時、蹴込み板8は、その前面が化粧板5の意匠と異なる例えば黒色系の塗料24で塗装されており、この蹴込み板8が、頭部9aが蹴込み板8の前面色と同色の塗料24で塗装された皿ネジ9によってキャビネット2の下部幕板11に固定されている。この頭部9aが黒色に塗装された皿ネジ9を使用することにより、化粧板5の下端部5b(蹴込み板8部分)において皿ネジ9が目立つことがなくなり、その意匠性の低下が防止されている。
次に、前記化粧板5のキャビネット2への固定方法の一例について説明する。先ず、嵌合部材成形用の図示しない所定の金型を使用し、PP樹脂の成形によって側面形状が嵌合部材6、7と同一形状の嵌合素材(図示せず)を成形する。この時、嵌合素材は長尺成に形成され、この嵌合素材を例えば化粧板5の幅Wに応じて所定長さに切断することによって、キャビネット2側の嵌合部材7と化粧板5側の嵌合部材6とが作成される。
すなわち、成形された長尺状の嵌合素材を切断して、図5に示すように、キャビネット2の背面側2Bの上部幕板10の長さと略同一長さL2の嵌合部材7を作成して、その長手方向の所定位置に例えば後加工によって(もしくは成形と同時に)形成した複数個(図では4個)の固定孔14(図4参照)からネジ15を上部幕板10の前面にねじ込むことにより、嵌合部材7を上部幕板10の所定高さ位置に固定する。また、図6に示すように、長尺状の嵌合素材を短尺状の長さL1に切断して嵌合部材6を作成し、この嵌合部材6を化粧板5の上端部5a裏面の両端部の所定高さ位置にネジ15で固定する。この嵌合部材6の化粧板5への固定も、後加工によって形成した2個の固定孔14を利用して行う。
そして、図4に示すように、キャビネット2の上部幕板10に嵌合部材7が固定され、システムキッチン1に使用される3枚の化粧板5に嵌合部材6が固定されたら、各化粧板5を、例えばキャビネット2の右側から順番に上部幕板10と下部幕板11にそれぞれ固定する。この時、化粧板5のキャビネット2への固定は、先ず、各化粧板5をキャビネット2の開口2aのリビング側(以下、開口前方という)から、図3の二点鎖線で示すように、その上端部5aがキャビネット2に近づくように化粧板5を傾斜させ、上端部5aの嵌合部材6の嵌合部6bを上部幕板10の嵌合部材7の嵌合部7bに斜め下方から嵌合させつつ行う。
つまり、傾斜させた化粧板5を、両嵌合部材6、7の嵌合部6b、7bの開口角度αと嵌合部6b、7b自体の弾性力を利用しつつ、図3及び図4の矢印イの如く、キャビネット2の嵌合部材7の嵌合部7bに対して斜め下方から後方上部方向に押し込むことにより、化粧板5の嵌合部材6の嵌合部6bを、キャビネット2の嵌合部材7の嵌合部7bに徐々に嵌合させる。
両嵌合部材6、7の嵌合部6b、7bが所定量嵌合したら、化粧板5の下端部5bを後方側に押して化粧板5を垂直状態にして、下端部5bの蹴込み板8をキャビネット2の下部幕板11の前面に当接させ、蹴込み板8に設けた固定孔25(図6参照)から皿ネジ9で下部幕板11にねじ込む。これにより、化粧板5の上端部5aが両嵌合部材6、7の嵌合部6b、7bの嵌合作用によって上部幕板10に固定されると共に、化粧板5の下端部5bが皿ネジ9によって下部幕板11に固定され、この作業を3枚の化粧板5について順に行うことにより、キャビネット2の背面側2Bの開口2bが3枚の化粧板5で閉塞されることになる。
そして、この化粧板5の固定作業時に、嵌合部材6、7の使用と前方からの皿ネジ9の使用で、キャビネット2の上面にキッチンカウンター3が配置されている場合であっても、化粧板5の上下方向の移動をほとんどなくした状態で、作業空間が確保されているキャビネット2の開口2a前方から作業できて、化粧板5の固定作業にキッチンカウンター3が何等邪魔になることはなく、固定作業が簡単に行えることになる。
なお、この例では、キャビネット2の上部幕板10にその長さと略同一長さL2の嵌合部材7を固定し、3枚の各化粧板5の上端部5a裏面で幅方向の両端部に、長さL1の短尺状の嵌合部材6を2つそれぞれ固定したが、本発明はこの例に限定されず、各化粧板5に該化粧板5の幅Wと略同一長さの嵌合部材6を1つ固定しても良いし、化粧板5の幅Wが大きい場合には、図6の二点鎖線で示すように、化粧板5の幅Wに応じて3つ以上の所定長さの嵌合部材6を固定しても良い。また、化粧板5にその幅Wと略同一の長尺状の嵌合部材6を固定し、キャビネット2の上部幕板10に短尺状の複数の嵌合部材7を固定するようにしても良く、嵌合部材6、7の長さL1、L2や使用する個数は、キャビネット2の形態、化粧板5の幅Wや使用枚数等に応じて適宜に設定することができる。
このように、上記実施形態の化粧板5の固定構造にあっては、化粧板5の上端部5aにおける嵌合部材6と嵌合部材7の嵌合作用及び化粧板5の下端部5bにおける固着手段としての皿ネジ9の使用によって、化粧板8がキャビネット2に固定されるため、化粧板5の上下方向の移動が規制される状態でも、キャビネット2の開口2a前方からの押し込み操作で化粧板5をキャビネット2の開口2a部分に固定でき、従来のような化粧板5の押し込みとスライド移動操作が不要となる。
特に、化粧板5の上端部5aが嵌合部材6、7の嵌合部6b、7bの嵌合作用によって固定されるため、上端部5aのねじ込み作業が不要になると共に、下端部5bの固定作業も開口2a前方からのねじ込み作業で行うことができる。また、嵌合部材6、7の嵌合部6b、7bに開口角度αが設定されると共に、その弾性力及び突条13先端のアール形状を利用して両嵌合部材6、7を嵌合できるため、嵌合部材6、7に設けられるこれらの斜め嵌め合い手段を利用しつつ、化粧板5の固定時に化粧板5を斜めの状態としてスムーズに嵌合させて固定できると共に、化粧板5を取り外す場合も同様にして行うことができる。これらにより、上下方向への移動が規制される化粧板5であっても、キャビネット2への固定作業が容易に行えると共に、例えば交換等のメンテンス作業も容易に行うことが可能となる。
また、化粧板5の下端部5bを固定する固着手段として、頭部9aが化粧板5の下端部5bに設けられる蹴込み板8と同色に塗装された皿ネジ9が使用されるため、化粧板5の固定状態において皿ネジ9が前方から使用者に明瞭に視認されるのを防止でき、キャビネット2に固定される化粧板5の意匠性の低下を抑えることができて、システムキッチン1のリビング側に露出する化粧板5でも良好に適用できる。
また、化粧板5や上部幕板10に固定される嵌合部材6、7が、樹脂成形によって側面形状がそれぞれ同一形状に形成されているため、両嵌合部材6、7を同一金型で製造できて、コスト安価な嵌合部材6、7を得ることができる。特に、化粧板5に固定される一方の嵌合部材6として短尺状の嵌合部材6を使用することにより、嵌合部材6、7自体の材料使用量を抑えることができて、部材の一層のコストダウンを図ることが可能となる。
さらに、予め長尺状に成形された嵌合素材を所定長さに切断することによって個々の嵌合部材6、7が作成されるため、嵌合部材6、7を簡単に作成することができると共に、例えば施工状態(キャビネット2の設置状態)に応じた嵌合部材6、7の作成が極めて容易に行える。また、嵌合部材6、7の長さを適宜に設定できるため、所定長さの嵌合部材6、7をキャビネット2や化粧板5の所定位置に固定して化粧板5を固定でき、各種形態のキャビネット2や化粧板5に的確に対応できて、その汎用性の向上を図ることが可能となる。
図7と図8は、前記嵌合部材の変形例をそれぞれ示す図3と同様の断面図である。以下、上記例と同一部位には同一符号を付して説明する。先ず、図7に示す嵌合部材6、7の特徴は、樹脂成形によって固定部6a、7aに一体形成される嵌合部6b、7bに、突条13が密に嵌合する一定幅の位置決め溝17(位置決め手段)を形成した点にある。すなわち、嵌合部6b、7bの突条13の先端を固定部6a、7aと平行となるように突出させると共に、開口側が幅広に形成された溝12の底部に突条13の先端の幅と略同一幅の位置決め溝17を形成する。そして、両嵌合部材6、7の嵌合部6b、7bが嵌合した際に、各突条13の先端が相手側の嵌合部6b、7bの位置決め溝17にそれぞれ嵌合した状態となり、突条13の幅方向(突条13の板厚方向)への移動が規制されるようになっている。
この嵌合部材6、7も、側面形状が互いに同一形状に形成されて化粧板5の上端部5a裏面とキャビネット2の上部前板10に逆方向に指向して固定され、互いの突条13が嵌合部6b、7bの溝13の幅広な部分から進入して位置決め溝17にそれぞれ嵌合される。この嵌合部材6、7によれば、嵌合部6b、7bの溝12の幅広部分を利用して両嵌合部材6、7を嵌合させることができて、この上記例と同様の作用効果が得られる他に、溝12の底部に位置決め溝17が設けられているため、両嵌合部材6、7の完全嵌合状態において、突条13の幅方向への移動が規制され、化粧板5をキャビネット2へ固定した際に、そのガタつきの発生が確実に防止されて、化粧板5の良好な固定状態が得られる等の作用効果を奏することができる。
また、図8に示す嵌合部材6、7の特徴は、嵌合部材6、7の嵌合部6b、7bの突条13の先端部分に、内側に円弧状に突出した凸部18(もしくは凸条)を形成し、両嵌合部材6、7を嵌合した際に、両凸部18が係合するようにした点にある。すなわち、嵌合部材6、7をバネ性を有する金属板の加工もしくは樹脂成形によって、嵌合部6b、7bの突条13の先端部分に凸部18を形成すると共に、嵌合部6b、7b(凸部18)が図の二点鎖線で示す矢印ロ方向に変形可能に形成する。そして、両嵌合部材6、7の突条13の弾性力(嵌め合い手段)を利用して、化粧板5の嵌合部材6の嵌合部6bをキャビネット2の嵌合部材7の嵌合部7bに嵌合させることにより、凸部18の弾性力とその凹凸形状による係止によって両嵌合部材6、7が固定状態とされるようになっている。
この嵌合部材6、7によれば、嵌合部6b、7bの突条13自体の弾性力と凸部18による凹凸形状で互いの抜けが防止されるため、安定した固定状態が容易に得られる。また、両嵌合部材6、7の突条13を若干係止させた状態で、後は突条13の弾性変形を利用して嵌合させることができ、化粧板5の固定作業が一層容易に行えると共に、嵌合部材6、7を例えば金属板の加工によって作成すれば、嵌合部材6、7を一層安価に形成できる等の作用効果を奏することができる。
このように、本発明に係わる嵌合部材6、7は、その材質として弾性を有する材料を使用することにより、各嵌合部材6、7に斜め嵌め合い手段を簡単に付与できて、例えば図7の嵌合部材6、7を矢印ハ方向の変形可能に形成することもできるし、嵌合部材6、7の特に嵌合部6、7bの形状も、キャビネット2の形態や、化粧板5の大きさ、重量等に応じて、適宜の形状や材質を採用することができる。
図9は、本発明に係わる化粧板の固定構造の他の実施形態を示す断面図である。この実施形態の固定構造の特徴は、化粧板5をキャビネット2の天板2b上面と天井19との間に配置するようにした点にある。すなわち、キャビネット2の天板2bの上面の所定位置に下部固定板20もしくは固定ブロック(被固定部材)を固定すると共に、この下部固定板20の上方の天井19に上部固定板21もしくは固定ブロック(被固定部材)を固定する。
そして、上部固定板21の前面に嵌合部材7を固定すると共に、化粧板8の上端部5a裏面に嵌合部材6を固定し、上記実施形態と同様に、化粧板5の嵌合部材6の嵌合部6bを上部固定板21の嵌合部材7の嵌合部7bに斜め下方から嵌合させ、化粧板5の下端部5bを下部固定板20に、例えば頭部9aが化粧板5の表面色と同色に塗装された皿ネジ9で直接固定する。これにより、上下の固定板20、21で形成されるキャビネット2上方の開口22部分を化粧板5で閉塞することができる。この実施形態においても、化粧板5の上端部5aを嵌合部材6、7の嵌合作用で上部固定板21に固定できると共に、その下端部5bを開口22前方から皿ネジ9で下部固定板20に固定できて、上記実施形態と略同様の作用効果を得ることができる。
この実施形態においては、例えば化粧板5の下端部5bの下部固定板20への固定構造として、図の二点鎖線で示すように、皿ネジ9に代えて布製ファスナー23を使用しても良く、この布製ファスナー23の場合は、化粧板5の前面に固着手段を露出させることがなくなり、化粧板5の意匠的価値の低下を確実に防止することができると共に、化粧板5の開口22からの取り外しも容易となって、開口22内部(すなわちキャビネット2の天板2b上部)を収納棚として使用できるという作用効果を得ることもできる。また、この実施形態においては、化粧板5の下端部5bを嵌合部材6、7で固定し、化粧板5の上端部5aを固着手段で固着する構造を採用することもできるし、キャビネット5の下端部やキャビネット2の底板下面と床面との間に化粧板5を固定する構造等にも適用することができる。
なお、上記各実施形態においては、化粧板5の上下方向の移動が規制される状態で、化粧板5を被固定部材としてのキャビネット2や固定板20、21に固定する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば化粧板5の幅W方向の移動が壁4で規制された場合の固定構造にも適用でき、この場合は、嵌合部材6、7を壁4側に上下方向に指向させて設ければ良い。
また、上記各実施形態においては、化粧板5の一方の端部を固定する固着手段として皿ネジ9や布製ファスナー23を使用したが、化粧板5の固定位置によっては適宜のクランプ部材や接着剤、磁石等の固着手段を使用することもできる。さらに、上記各実施形態においては、一対の嵌合部材6、7を同一形状に形成したが、例えば化粧板5と被固定部材側を異なる形状に形成しても良いし、キャビネットや被固定部材の形状等も一例であって、本発明に係わる各発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜に変更することができる。
本発明は、システムキッチンの各種キャビネットの他に、洗面化粧台の上部収納棚、玄関収納棚あるいは室内の適宜位置に設置される各種収納棚等における化粧板の被固定部材への固定に適用できる。
本発明に係わる化粧板固定構造を採用したシステムキッチンの分解斜視図 同化粧板の固定部分の側面図 同図2のA部を拡大した断面図 同嵌合部材の固定状態を示す斜視図 同キャビネットの背面図 同化粧板の背面図 同嵌合部材の変形例を示す図3と同様の断面図 同嵌合部材の他の変形例を示す図3と同様の断面図 本発明に係わる化粧板固定構造の他の実施形態を示す断面図 従来の化粧板の固定構造を示す斜視図
符号の説明
1・・・・・・・・システムキッチン
2・・・・・・・・キャビネット
2B・・・・・・・背面側
2a・・・・・・・開口
2b・・・・・・・天板
3・・・・・・・・キッチンカウンター
4・・・・・・・・壁
5・・・・・・・・化粧板
5a・・・・・・・上端部
5b・・・・・・・下端部
6、7・・・・・・嵌合部材
6a、7a・・・・固定部
6b、7b・・・・嵌合部
8・・・・・・・・蹴込み板
9・・・・・・・・皿ネジ
9a・・・・・・・頭部
10・・・・・・・上部幕板
11・・・・・・・下部幕板
12・・・・・・・溝
13・・・・・・・突条
17・・・・・・・位置決め溝
18・・・・・・・凸部
19・・・・・・・天井
20・・・・・・・下部固定板
21・・・・・・・上部固定板
22・・・・・・・開口
23・・・・・・・布製ファスナー

Claims (7)

  1. 化粧板を高さ方向もしくは幅方向への移動が規制される状態で、開口を形成する被固定部材に固定する化粧板固定構造であって、
    前記化粧板は、移動が規制される方向の一方の端部が前記被固定部材に嵌合部材の嵌合作用により開口前方から固定されると共に、移動が規制される方向の他方の端部が被固定部材に開口前方から固着手段により固定されることを特徴とする化粧板固定構造。
  2. 前記嵌合部材は、嵌合部を有し化粧板の端部に固定される第1の嵌合部材と、該第1の嵌合部材の嵌合部に嵌合する嵌合部を有し被固定部材に固定される第2の嵌合部材とで構成されることを特徴とする請求項1に記載の化粧板固定構造。
  3. 前記第1の嵌合部材と第2の嵌合部材は、側面形状が同一形状に形成されて化粧板と被固定部材に逆方向に指向して固定されることを特徴とする請求項2に記載の化粧板固定構造。
  4. 前記第1の嵌合部材と第2の嵌合部材は、その嵌合部の嵌合時に、化粧板を所定角度傾動させ得る斜め嵌め合い手段が設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の化粧板固定構造。
  5. 前記斜め嵌め合い手段は、嵌合部を形成する溝の開口角度かもしくは嵌合部の弾性力であることを特徴とする請求項4に記載の化粧板固定構造。
  6. 前記第1の嵌合部材と第2の嵌合部材は、その嵌合部に嵌合状態を維持する位置決め手段が設けられていることを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の化粧板固定構造。
  7. 前記嵌合部材は、切断可能な長尺状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の化粧板固定構造。
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