JP2003293573A - 化粧材取付具及びそれを用いた化粧材取付構造 - Google Patents

化粧材取付具及びそれを用いた化粧材取付構造

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JP2003293573A JP2002098696A JP2002098696A JP2003293573A JP 2003293573 A JP2003293573 A JP 2003293573A JP 2002098696 A JP2002098696 A JP 2002098696A JP 2002098696 A JP2002098696 A JP 2002098696A JP 2003293573 A JP2003293573 A JP 2003293573A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一の構成によって、化粧材の前後方向にお
けるガタツキ及び化粧材取付具からの外れの防止の両方
を同時に達成することができ、しかも、耐久性に優れる
化粧材取付具及び化粧材取付構造を提供する。 【解決手段】 化粧材取付具10は、弾性を有する材料
で形成されている。化粧材取付具10は、下地面に固定
される基板部11と、相互に対向するように設けられ各
々が基板部11から立ち上がる板状基端部12aと板状
基端部12aに続き板状基端部12aに対して鈍角をな
すように屈曲して基板部11から遠ざかるように斜め内
向きに延びる案内部12bと板状基端部12a及び案内
部12bの屈曲部12dを基端として板状基端部12a
から切り出された舌片により構成され屈曲部12dから
基板部11に近づくように斜め外向きに延びる係合部1
2cとからなる一対の係止固定部12と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧材取付具及び
それを用いた化粧材取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物の外壁、破風等の美観を向上させ
るために化粧材が取り付けられることがある。近年、か
かる化粧材の取付は、ビスや釘で直接化粧材を被取付部
に打ち付けて取り付ける工法から、被取付部である下地
面に化粧材取付具を装着してその化粧材取付具を介して
化粧材を取り付ける工法に移行してきている。
【0003】かかる化粧材取付具として、特開平8−2
70200号公報には、化粧材取付具に化粧材裏面を押
圧する板バネを設けることについて開示されており、こ
れによって化粧材の前後方向におけるガタツキを防止す
ることができると記載されている。
【0004】特開平10−306572号公報には、化
粧材取付具の受部に係止片を設けることについて開示さ
れており、その受部に化粧材の突起をバネ嵌合すること
により、係止片が突起のくびれ部分に係合して化粧材が
化粧材取付具から外れるのを防止することができると記
載されている。
【0005】特開2002−13286号公報には、上
方に向けて開口部を有する第1受部とこの第1受部の内
部に設けられ建築躯体側に延びる舌状片とを備えた取付
金具と、下方に延びる第1垂下部とこの第1垂下部にお
いて建築躯体とは反対側に設けられた突出部とを備えた
化粧材と、が用いられ、第1受部に第1垂下部が挿入さ
れて突出部が舌状片を乗り越えることにより両者が固定
される化粧材の取付構造が開示されており、これにより
取付金具から化粧材が外れることがないと記載されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本出願の目的は、単一
の構成によって、化粧材の前後方向におけるガタツキ及
び化粧材取付具からの外れの防止の両方を同時に達成す
ることができ、しかも、耐久性に優れる化粧材取付具及
び化粧材取付構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、裏面側に、表
面側から裏面側に行くに従って相互に漸近するように傾
斜した対向する一対の係合面が形成された化粧材を、下
地面に取り付けるために使用される化粧材取付具を前提
とする。そして、弾性を有する材料で形成されており、
下地面に固定される基板部と、相互に対向するように設
けられ各々が該基板部から立ち上がる板状基端部と該板
状基端部に続き該板状基端部に対して鈍角をなすように
屈曲して該基板部から遠ざかるように斜め内向きに延び
る案内部と該板状基端部及び該案内部の屈曲部を基端と
して該板状基端部から切り出された舌片により構成され
該屈曲部から該基板部に近づくように斜め外向きに延び
る係合部とからなる一対の係止固定部と、を備え、上記
各係止固定部は、化粧材を下地面に取り付けるとき、該
係止固定部が該化粧材に押圧されて内向きに弾性的に変
位した後、該係止固定部が弾性復帰する際に、上記係合
部が対応する係合面に係合当接して該係合面を下地面側
の斜め外向きに押圧するように形成されていることを特
徴とする。
【0008】上記の構成によれば、化粧材の裏面側に設
けられたテーパ状に形成された各係合面に化粧材取付具
の各係止固定部の係合部が係合当接し、その係合面を下
地面側の斜め外向きに押圧することとなるので、この下
地面側に作用する力によって化粧材の前後方向における
ガタツキが防止され、外向きに作用する力によって化粧
材取付具からの外れが防止されることとなる。すなわ
ち、係止固定部及び係合面という単一の組合せ構成によ
って、化粧材の前後方向におけるガタツキ及び化粧材取
付具からの外れの両方が同時に防止されることとなる。
【0009】また、厚く重い化粧材を取り付けるために
は、それに耐えうる肉厚の化粧材取付具を用いる必要が
あるが、鋭角状に屈曲加工した部分を有するようなもの
では、その屈曲部にクラックを発生するおそれがある。
しかしながら、上記の構成によれば、案内部が板状基端
部に続き板状基端部に対して鈍角をなすように屈曲して
いるので、屈曲部でのかかるクラックの発生が抑止さ
れ、そのため化粧材取付具の耐久性が優れることとな
る。
【0010】さらに、基板部から遠ざかるように斜め内
向きに延びる案内部により化粧材がガイドされることと
なるので、化粧材の取付作業が容易化されることとな
る。
【0011】本発明の化粧材取付具は、上記基板部に、
化粧材を下地面に取り付けるとき、該化粧材の裏面側に
形成された突出部の側面に当接して該化粧材を位置決め
する化粧材位置決め部が立設されているものであっても
よい。
【0012】かかる構成によれば、化粧材の取付の際に
は、化粧材位置決め部が化粧材の突出部の側面に当接し
て化粧材を案内することによりその位置決めをすること
ができ、結果として高い化粧材の施工精度を得ることが
でき、化粧材の取付後には、突出部に当接した化粧材位
置決め部が化粧材の移動を規制することによりその取付
状態をより強固なものとすることができる。
【0013】本発明の化粧材取付具は、上記基板部に下
地面への固定位置の位置決めをするための取付具位置決
め標が設けられているものであってもよい。
【0014】かかる構成によれば、化粧材取付具を下地
面の所定位置に位置決めして固定することができるの
で、結果として高い化粧材の施工精度を得ることができ
る。
【0015】本発明の化粧材取付具を用いた本発明の化
粧材取付構造は、下地面に化粧材取付具を介して化粧材
を取り付けたものを前提とする。そして、上記化粧材取
付具は、弾性を有する材料で形成されており、下地面に
固定される基板部と、相互に対向するように設けられ各
々が該基板部から立ち上がる板状基端部と該板状基端部
に続き該板状基端部に対して鈍角をなすように屈曲して
該基板部から遠ざかるように斜め内向きに延びる案内部
と該板状基端部及び該案内部の屈曲部を基端として該板
状基端部から切り出された舌片により構成され該屈曲部
から該基板部に近づくように斜め外向きに延びる係合部
とからなる一対の係止固定部と、を備える一方、上記化
粧材は、裏面側に、表面側から裏面側に行くに従って相
互に漸近するように傾斜した対向する一対の係合面を備
え、上記各係合部は対応する上記係合面に係合当接して
該係合面を下地面側の斜め外向きに押圧することを特徴
とする。
【0016】かかる構成によれば、化粧材の前後方向に
おけるガタツキ及び化粧材取付具からの外れの両方が同
時に防止されると共に、化粧材取付具の耐久性が優れる
ことに対応して高耐久なものとなる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の化粧材取
付具によれば、化粧材の前後方向におけるガタツキ及び
化粧材取付具からの外れの両方を同時に防止することが
できる。また、案内部が板状基端部に対して鈍角をなす
ように屈曲しているので、屈曲部でのクラックの発生が
抑止されて耐久性が優れることとなる。さらに、案内部
により化粧材がガイドされることとなるので、化粧材の
取付作業を容易化することができる。
【0018】本発明の化粧材取付構造によれば、化粧材
の前後方向におけるガタツキ及び化粧材取付具からの外
れの両方を同時に防止することができると共に、化粧材
取付具の耐久性が優れることに対応して高耐久なものと
なる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0020】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1に係る化粧材取付具10を示す。この化粧材取付具1
0は、建築物の外装化粧材や破風板を取り付けるために
使用されるものである。
【0021】この化粧材取付具10は、厚さ0.3〜
1.0mmの弾性を有する金属製(バネ鋼SUP3、ス
テンレス等)の平板を加工したものであり、略長方形の
基板部11と、基板部11の両短辺側部に相互に対向す
るように設けられた一対の係止固定部12と、基板部1
1における各係止固定部12のやや内側に設けられた一
対の固定具挿通孔13と、基板部11の両長辺側部中央
及び基板中央にそれぞれ設けられた取付具位置決め標1
4a,14bと、を備えている。
【0022】各係止固定部12は、基板部11の短辺側
部から切り出された略長方形の舌片により構成されてい
る。また、各係止固定部12は、基板部11に続いて基
板部11から遠ざかるように斜め外向きに延びる板状基
端部12aと、板状基端部12aに続き板状基端部12
aに対して鈍角をなすように屈曲して基板部11から遠
ざかるように斜め内向きに延びる案内部12bと、それ
らの屈曲部12dを基端として板状基端部12aから切
り出された長方形の舌片により構成され屈曲部12dか
ら基板部11に近づくように斜め外向きに延びる係合部
12cと、からなる。
【0023】基板部11の両長辺側部中央に設けられた
各取付具位置決め標14aはV字状の切り込みで、ま
た、基板部11の基板中央に設けられた取付具位置決め
標14bは菱形の欠損でそれぞれが構成されており、そ
れらは、前者の頂部及び後者の対向する一対の頂部が一
直線上に配置されるように設けられている。
【0024】図2は、下地壁(下地面)30に固定され
た化粧材取付具10に化粧材20が取り付けられた化粧
材取付構造を示す。この化粧材取付構造では、化粧材2
0が縦方向に延びるように設けられている。
【0025】化粧材20は、水硬化性材料を長尺に押出
成形したものである。化粧材20の裏面側には、その長
手方向に延びる一対の凹溝21が間隔をおいて形成され
ており、それらの凹溝21によって挟まれるように長手
方向に延びる断面略矩形の突条の突出部22が形成され
ている。また、各凹溝21の突出部22とは反対側の側
面には、断面略三角形の突起部23が形成されており、
その突起部23の凹溝21の底部側を向く面が表面側か
ら裏面側に行くに従って内向きに傾斜したテーパ状の係
合面23aを及び凹部の開口側を向く面が係合面23a
に続いて外向きに傾斜した案内面23bをそれぞれ構成
している。これによって、化粧材20には、その裏面側
に、表面側から裏面側に行くに従って相互に漸近するよ
うに傾斜した対向する一対の係合面23aと、表面側か
ら裏面側に行くに従って相互に離れるように傾斜した一
対の案内面23と、が形成されたものとなっている。
【0026】下地壁30は、柱状の木下地31に胴縁3
2を介して設けられたサイディング材33により構成さ
れている。
【0027】この化粧材取付構造を構成するとき、化粧
材取付具10は、基板部11に設けられた固定具挿通孔
13に表側から取付ねじ40が通され、取付ねじ40が
サイディング材33、胴縁32及び木下地31に打ち込
まれ、取付ねじ40の頭部が固定具挿通孔13の縁部に
係合することにより下地壁30に固定される。このと
き、化粧材取付具10は、取付具位置決め標14a,1
4bが下地壁30の表面に標された取付具位置決め標に
合わされることにより位置決めされる。
【0028】また、化粧材20は、下地壁30に固定さ
れた化粧材取付具10に被せるように取り付けられる。
このとき、図3に示すように、化粧材20の案内面23
bに化粧材取付具10の案内部12bが当接して相互に
ガイドし合うと共に、化粧材20が下地壁30側に移動
するに従って各係止固定部12が化粧材20の突起部2
3に押圧されて内向きに弾性的に変位する。また、図4
に示すように、化粧材20の案内面23bが裏面に対し
てなす角度αよりも化粧材取付具10の案内部12bが
基板部11に対してなす角度βの方が僅かに大きく設定
されており、これによって案内部12bが案内面23b
を摺動し、案内部12bの内向きへの弾性的な変位が容
易になされるようになっている。そして、化粧材20が
さらに下地壁30側に移動すると、案内面23bが案内
部12bに続いて係合部12cに案内された後、図5に
示すように、係合部12cの先端が案内面23bの端、
すなわち、突出部22の頂部を乗り越え、それによって
係止固定部12が長さAだけ弾性復帰し、係合部12c
が係合面23aに係合当接して係合面23aを下地壁3
0側の斜め外向きに押圧する。
【0029】上記の構成によれば、化粧材20の裏面側
に設けられたテーパ状に形成された各係合面23aに化
粧材取付具10の各係止固定部12の係合部12cが係
合当接し、その係合面23aを下地壁30側の斜め外向
きに押圧することとなるので、この下地壁30側に作用
する力によって化粧材20の前後方向におけるガタツキ
が防止され、外向きに作用する力によって化粧材取付具
10からの外れが防止されることとなる。すなわち、係
止固定部12及び係合面23aという単一の組合せ構成
によって、化粧材20の前後方向におけるガタツキ及び
化粧材取付具10からの外れの両方が同時に防止される
こととなる。
【0030】また、厚く重い化粧材を取り付けるために
は、それに耐えうる肉厚の化粧材取付具を用いる必要が
あり、鋭角状に屈曲加工した部分を有するようなもので
は、その屈曲部12dにクラックを発生するおそれがあ
るが、案内部12bが板状基端部12aに続き板状基端
部12aに対して鈍角をなすように屈曲しているので、
屈曲部12dでのかかるクラックの発生が抑止され、そ
のため化粧材取付具10の耐久性が優れることとなる。
【0031】さらに、化粧材取付具10の案内部12b
及び化粧材20の案内面23bが相互にガイドし合うの
で、化粧材20の取付作業が容易化されることとなる。
【0032】また、基板部11に取付具位置決め標14
a,14bが設けられており、化粧材取付具10を下地
壁30の所定位置に位置決めして固定することができる
ので、結果として高い化粧材20の施工精度を得ること
ができる。
【0033】従って、化粧材取付構造では、化粧材20
の前後方向におけるガタツキ及び化粧材取付具10から
の外れの両方が同時に防止されると共に耐久性に富み、
且つ化粧材20の取付精度が高いものとなる。
【0034】(実施形態2)図6は、本発明の実施形態
2に係る化粧材取付具10を示す。なお、実施形態1と
同一部分は同一符号で示す。
【0035】この化粧材取付具10は、一方の固定具挿
通孔13と基板部11中央の取付具位置決め標14bと
の間に基板部11から長方形状に切り出された舌片によ
り構成され基板部11に対して垂直に延びるように立設
された化粧材位置決め部15を備えている。この化粧材
位置決め部15は、化粧材20を下地壁30に取り付け
るとき、化粧材20の裏面側に形成された突出部22の
側面に当接して化粧材20を位置決めするものである。
【0036】その他の構成は、実施形態1と同一であ
る。
【0037】図7は、下地壁30に固定された化粧材取
付具10に化粧材20が取り付けられた化粧材取付構造
を示す。この化粧材取付構造では、化粧材20が横方向
に延びるように設けられており、化粧材位置決め部15
が突出部22の下側を支持したものとなっている。
【0038】上記構成の化粧材取付具10によれば、化
粧材20の取付の際には、化粧材位置決め部15が化粧
材20の突出部22の側面に当接して化粧材20を案内
することによりその位置決めを行うことができ、結果と
して高い化粧材20の施工精度を得ることができ、化粧
材20の取付後には、化粧材位置決め部15が突出部2
2と当接して化粧材20の幅方向の移動を規制すること
によりその取付状態をより強固なものとすることができ
る。
【0039】その他の作用・効果は実施形態1と同一で
ある。
【0040】(その他の実施形態)上記実施形態1及び
2では、係合部12cの先端の係合面23aとの接触部
を直線状に形成したものとしたが、特にこれに限定され
るものではなく、図8に示すように、係合部12cの先
端をのこぎり歯状に形成したものとしてもよい。同様
に、上記実施形態では、係合面23aを平面状に形成し
たものとしたが、特にこれに限定されるものではなく、
係合面23aを凹凸面に形成したものとしてもよい。こ
れによって、係合部12cの係合面23aへの係合がよ
り確実なものとなり、化粧材20の化粧材取付具10へ
の取付状態が極めて強固なものとなる。
【0041】上記実施形態2では、化粧材位置決め部1
5を1つだけ設けたが、特にこれに限定されるものでは
なく、図9に示すように、化粧材20の突出部22を狭
持できるように一対の化粧材位置決め部15を設けるよ
うにしてもよい(図9では化粧材20が縦方向に延びる
ように取り付けられた構造を示す)。これによって、よ
り高精度に化粧材20の位置決めを行うことができ、化
粧材20の取付状態がより一層強固なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る化粧材取付具の斜視
図である。
【図2】本発明の実施形態1に係る化粧材取付構造の断
面図である。
【図3】実施形態1の化粧材を化粧材取付具に取り付け
る過程を示す説明図である。
【図4】実施形態1の化粧材の係合面の裏面に対する角
度及び化粧材取付具の係合部の基板部に対する角度をそ
れぞれ示す説明図である。
【図5】実施形態1の化粧材取付具の係合部の化粧材の
係合面への係合当接状態を示す説明図である。
【図6】本発明の実施形態2に係る化粧材取付具の斜視
図である。
【図7】本発明の実施形態2に係る化粧材取付構造の断
面図である。
【図8】その他の実施形態に係る化粧材取付部の係合部
を示す斜視図である。
【図9】その他の実施形態に係る化粧材取付構造の断面
図である。
【符号の説明】
10 化粧材取付具 11 基板部 12 係止固定部 12a 板状基端部 12b 案内部 12c 係合部 12d 屈曲部 13 固定具挿通孔 14a,14b 取付具位置決め標 15 化粧材位置決め部 20 化粧材 21 凹溝 22 突出部 23 突起部 23a 係合面 23b 案内面 30 下地壁 31 木下地 32 胴縁 33 サイディング材 40 取付ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 史悌 大阪市中央区高麗橋4丁目2番7号 神島 化学工業株式会社内 Fターム(参考) 2E110 AA50 BA12 BC13 CC03 CC12 CC15 CC22 DA12 DC04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面側に、表面側から裏面側に行くに従
    って相互に漸近するように傾斜した対向する一対の係合
    面が形成された化粧材を、下地面に取り付けるために使
    用される化粧材取付具であって、 弾性を有する材料で形成されており、 下地面に固定される基板部と、相互に対向するように設
    けられ各々が該基板部から立ち上がる板状基端部と該板
    状基端部に続き該板状基端部に対して鈍角をなすように
    屈曲して該基板部から遠ざかるように斜め内向きに延び
    る案内部と該板状基端部及び該案内部の屈曲部を基端と
    して該板状基端部から切り出された舌片により構成され
    該屈曲部から該基板部に近づくように斜め外向きに延び
    る係合部とからなる一対の係止固定部と、を備え、 上記各係止固定部は、化粧材を下地面に取り付けると
    き、該係止固定部が該化粧材に押圧されて内向きに弾性
    的に変位した後、該係止固定部が弾性復帰する際に、上
    記係合部が対応する係合面に係合当接して該係合面を下
    地面側の斜め外向きに押圧するように形成されているこ
    とを特徴とする化粧材取付具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された化粧材取付具にお
    いて、 上記基板部に、化粧材を下地面に取り付けるとき、該化
    粧材の裏面側に形成された突出部の側面に当接して該化
    粧材を位置決めする化粧材位置決め部が立設されている
    ことを特徴とする化粧材取付具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載された化粧材取付
    具において、 上記基板部に、下地面への固定位置の位置決めをするた
    めの取付具位置決め標が設けられていることを特徴とす
    る化粧材取付具。
  4. 【請求項4】 下地面に化粧材取付具を介して化粧材を
    取り付けた化粧材取付構造であって、 上記化粧材取付具は、弾性を有する材料で形成されてお
    り、下地面に固定される基板部と、相互に対向するよう
    に設けられ各々が該基板部から立ち上がる板状基端部と
    該板状基端部に続き該板状基端部に対して鈍角をなすよ
    うに屈曲して該基板部から遠ざかるように斜め内向きに
    延びる案内部と該板状基端部及び該案内部の屈曲部を基
    端として該板状基端部から切り出された舌片により構成
    され該屈曲部から該基板部に近づくように斜め外向きに
    延びる係合部とからなる一対の係止固定部と、を備える
    一方、 上記化粧材は、裏面側に、表面側から裏面側に行くに従
    って相互に漸近するように傾斜した対向する一対の係合
    面を備え、 上記各係合部は対応する上記係合面に係合当接して該係
    合面を下地面側の斜め外向きに押圧することを特徴とす
    る化粧材取付構造。
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