JP2006016837A - 結合具及びこれを用いた壁パネルの結合方法 - Google Patents

結合具及びこれを用いた壁パネルの結合方法 Download PDF

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Abstract

【課題】上下に積み重ねて接合される複数の壁パネルの各端縁をコーナー部材に作業性良く簡単に結合することができる結合具とこれを用いた壁パネルの結合方法の提供。
【解決手段】コーナーポスト(コーナー部材)30と各壁パネル20の裏面側端縁にそれぞれ取り付けられる結合部材1A,1Bと、両結合部材1A,1Bが各々係合する上下方向に長い2つの係合孔12,13を並設して成る連結部材11とで構成される結合具を用いて、複数の壁パネル20の各端縁をコーナーポスト30に結合する方法として、結合部材1Aを連結部材11の係合孔12に係合させて連結部材11を結合部材1Aに仮止めした状態で、壁パネル20に取り付けられた結合部材1Bを連結部材11の係合孔13に係合させた後、連結部材11の上端を叩き込んで該連結部材11を下方に押し込み、該連結部材11の係合孔12,13に両結合部材1A,1Bを係止させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、ユニットバスの壁面等の構築に際して上下に積み重ねて接合される複数の壁パネルの各端縁をコーナー部材に結合するための結合具とこれを用いた壁パネルの結合方法に関するものである。
例えば、システムバスルームの壁面を構築する形態として、図12に示すように、縦長の複数の壁パネル120を左右方向に結合する方式が専ら採用されていた。この方式において、隣接する壁パネル120同士を結合するための結合具が種々提案されている(特許文献1,2)。その一例を図に示す。
即ち、図13は従来の結合具とこれによって結合される2枚の壁パネル120A,120Bの正面図であり、同図に示すように、結合具は、壁パネル120A,12Bの高さに略等しい長さの長尺の金属プレートで構成された連結部材111と、結合すべき2枚の壁パネル120A,120Bの裏面側端部の高さ方向に沿って取り付けられた複数の樹脂製の結合部材101A,101Bとで構成されている。ここで、連結部材111の上端と下端部には左右一対の係合孔112,113が上下2段に亘って2組それぞれ形成され、中間高さ位置には1組の係合孔112,113が形成されている。又、複数の前記結合部材101A,101Bは、連結部材111に形成された前記係合孔112,113に対応する位置に取り付けられている。
而して、隣接する2枚の壁パネル120A,120Bを結合具を用いて結合するには、図示のように2枚の壁パネル120A,120Bを略垂直に立ててそれらの側端縁同士を突き合わせて接合し、これらの上方から連結部材111を下げて位置決めし、これに形成された複数の係合孔112,113に壁パネル120A,120B側の前記結合部材101A,101Bをそれぞれ係合した後、連結部材111の上端をプラスチックハンマー等で叩き込んで該連結部材111を下方に押し込み、その係合孔112,113に結合部材101A,101Bを係止させる。すると、両壁パネル120A,120B同士が結合具(結合部材101A,101Bと連結部材111)によって結合される。
特許第2627394号公報 特開2003−171991号公報
ところが、図13に示す従来の連結具は、縦長の複数の壁パネル120A,120Bを左右方向に結合するものであるため、連結部材111が長尺となり、その取り扱いが容易でなく、特に壁パネル120A,120Bの上方からこの連結部材111を位置決めし、これに形成された全ての係合孔112,113に結合部材101A,101Bを同時に係合させる作業は容易ではなかった。
又、連結部材111は、長尺であるためにその材料コストも高くなり、重さも重くなるという問題もあった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、上下に積み重ねて接合される複数の壁パネルの各端縁をコーナー部材に作業性良く簡単に結合することができるとともに、軽量化及びコストダウンを図ることができる結合具とこれを用いた壁パネルの結合方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、上下に積み重ねて接合される複数の壁パネルの各端縁をコーナー部材に結合するための結合具を、前記コーナー部材と各壁パネルの裏面側端縁にそれぞれ取り付けられる結合部材A,Bと、両結合部材A,Bが各々係合する上下方向に長い2つの係合孔を並設して成る連結部材とで構成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記連結部材に形成された2つの係合孔には、前記結合部材A,Bが通過するための幅広の挿通孔部と、各結合部材A,Bが係合するための上下方向に長い幅狭のスリット孔部が形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記連結部材に形成された2つの係合孔の前記挿通孔部のうち、前記壁パネルに取り付けられた結合部材Aが通過する一方の挿通孔部の上下方向長さを他方の挿通孔部のそれよりも長く設定したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記連結部材に形成された2つの係合孔のうち、少なくとも前記コーナー部材に取り付けられた結合部材Aが係合する一方の係合孔に、前記連結部材を仮止めしておくための突起を形成したことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項2〜4の何れかに記載の発明において、前記連結部材に形成された各係合孔の挿通孔部とスリット部とをテーパ面によって接続したことを特徴とする。
請求項6記載の発明において、請求項1〜5の何れかに記載の発明において、前記連結部材の上端部に、横方向に長いスリット孔を上下方向に複数形成したことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、コーナー部材と各壁パネルの裏面側端縁にそれぞれ取り付けられる結合部材A,Bと、両結合部材A,Bが各々係合する上下方向に長い2つの係合孔を並設して成る連結部材とで構成される結合具を用いて、上下に積み重ねて接合される複数の壁パネルの各端縁をコーナー部材に結合する方法として、前記コーナー部材に取り付けられた前記結合部材Aを前記連結部材の係合孔に係合させて連結部材を結合部材Aに仮止めした状態で、前記壁パネルを起立させてこれに取り付けられた前記結合部材Bを連結部材の係合孔に係合させた後、連結部材の上端を叩き込んで該連結部材を下方に押し込み、該連結部材の係合孔に両結合部材A,Bを係止させて壁パネルの各端縁をコーナー部材に結合するようにしたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、結合具は、上下に積み重ねて接合される複数の壁パネルの各端縁をコーナー部材に結合するものであるため、特に連結部材を、縦長の複数の壁パネルを左右方向に結合するための従来の結合具の連結部材のように1本の連続した長尺物とする必要がなく、複数に分割して短いものとすることができる。この結果、結合具の取り扱いが容易となり、該結合具を用いて複数の壁パネルの各端縁をコーナー部材に作業性良く容易に結合することができるとともに、結合具の軽量化及びコストダウンを図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、連結部材に形成された各係合孔の幅広の挿通孔部に結合部材A,Bを通してこれらを幅狭いスリット孔部に係合させことによって、壁パネルの各端縁をコーナー部材に作業性良く容易に結合すくことができる。
請求項3記載の発明によれば、連結部材に形成された2つの係合孔の挿通孔部のうち、壁パネルに取り付けられた結合部材Aが通過する一方の挿通孔部の上下方向長さを他方の挿通孔部のそれよりも長く設定したため、連結部材をコーナー部材に取り付けられた一方の結合部材Aに係合させてこれを仮止めした状態で、結合すべき壁パネルを略垂直に起こしてこれに取り付けられた結合部材Bを連結部材の他方の挿通孔部にそのまま通すことができる。因に、結合部材Aが通過する連結部材の一方の挿通孔部の上下方向長さを他方の挿通孔部のそれ以下とすると、結合部材Bが連結部材のスリット孔部と干渉するため、該結合部材を挿通孔部に通すことができない。
請求項4記載の発明によれば、連結部材をコーナー部材に取り付けられた一方の結合部材Aに係合させてこれを仮止めする際に突起がストッパとして機能するため、該連結部材を所定の位置に正確に仮止めすることができる。
請求項5記載の発明によれば、連結部材に形成された各係合孔の挿通孔部とスリット部とをテーパ面によって接続したため、挿通孔部を通過した結合部材A,Bをスリット孔部にスムーズにガイドしてこれらを各スリット孔部に係合させることができる。
請求項6記載の発明によれば、一旦連結された壁パネルを分解する場合や結合作業時に連結部材が途中で引っ掛かって円滑に打ち込まれないような場合には、その上端部に形成されたスリット孔にドライバー等の工具の先端部を差し込んで該工具を壁パネルの上端面を支点として押し下げれば、てこの原理によって連結部材を小さな力で容易に押し上げてこれを抜き取ることができる。
請求項7記載の発明によれば、短尺の結合具を用いて複数の壁パネルの各端縁をコーナー部材に作業性良く容易に結合することができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
先ず、本発明に係る結合具の構成を図1及び図2に基づいて説明する。尚、図1(a)は本発明に係る結合具を構成する結合部材の正面図、同図(b)は同右側面図、同図(c)は同平面図、図2は同結合具を構成する連結部材の正面図である。
図1に示す結合部材1は、樹脂にて一体成形されたものであって、これは縦長の矩形プレート状のベース2の高さ方向中央部に幅狭の係合部3を介して矩形プレート状の頭部4を一体に突設して構成されている。ここで、頭部4の幅寸法B1は係合部3の幅寸法b1よりも大きく(B1>b1)設定されている。
又、この結合部材1の前記ベース2の係合部3及び頭部4を挟んでこれの上下には円孔状のビス孔5が形成されており、同ベース2の裏面側端縁の上下にはリブ6が直角にそれぞれ立設されている。
他方、図2に示す連結部材11は縦長の金属製の矩形プレートで構成されており、その左右には縦方向に長い2段孔状の係合孔12,13が互いに平行に並設されている。これらの係合孔12,13の長さLは共に等しく、それらの上下端同士は互いに揃えられて同一高さ位置に位置している。そして、一方の係合孔12には、幅広の矩形状の挿通孔部12aと、該挿通孔部12aから上方に延びる幅狭の矩形孔状のスリット孔部12bとが形成されており、これらの挿通孔部12aとスリット孔部12bとは、下方に向かって広がるテーパ面12cによって互いに接続されている。同様に、他方の係合孔13も幅広の挿通孔部13aと幅狭のスリット孔部13bとで構成され、両者はテーパ面13cによって互いに接続されている。
ここで、連結部材11に形成された各係合孔12,13のスリット孔部12b,13bの幅寸法b2は、各スリット孔12b,13b部に結合部材1の係合部3が係合し得る程度に、結合部材1の係合部3の幅寸法b1よりも若干大きく(b2>b1)、且つ、頭部4の幅寸法B1よりも小さく(b2<B1)設定されている。又、連結部材11の係合孔12,13の各挿通孔部12a,13aの幅寸法B2は、各挿通孔部12a,13aを結合部材1の頭部4が通過し得るように、結合部材1の頭部4の幅寸法B1よりも大きく(B2>B1)設定されている。
更に、一方の係合孔13の挿通孔部12aの長さL2は他方の係合孔12の挿通孔部12bの長さL1よりも長く(L2>L1)設定されている。そして、一方の係合孔12のスリット孔部12bの一方の内面には半円状の突起14が一体に形成されている。
又、連結部材11の上端部には、横方向に長い矩形状のスリット孔15が上下方向に複数(図示例では、6つ)形成されている。
次に、以上の構成を有する結合具を用いて施工される壁パネルの結合方法を図3〜図11に基づいて説明する。尚、図3はユニットバスルームの斜視図、図4(a)は結合部材のコーナーポストへの取付要領を示す部分斜視図、同図(b)は同結合部材取付後の状態を示す部分斜視図、図5(a)は壁パネルの斜視図、同図(b)は同図(a)のA部拡大詳細図、図6〜図10は壁パネルの結合方法をその工程順に示す部分斜視図、図11は連結部材の抜き取り要領を示す部分斜視図である。
図3に示すユニットバスルームにおいては、横長の複数の壁パネル20を上下方向に積み重ねて接合するとともに、その両側端縁の上部を防水パネル21の四隅に立設されたコーナーポスト30(図4参照)に結合することによって側壁が構成されている。
ここで、ユニットバスルームには、洗い場を構成する防水パネル21の長手方向に沿って浴槽22が配置され、防水パネル21には、不図示の排水口を覆う着脱可能な蓋23が設けられている。そして、浴槽22には水栓金具24が付属しており、側壁の一部には手摺25が縦方向に長く取り付けられている。
而して、各壁パネル20の両側端部を前記コーナーポスト30に結合するに際しては、先ず、図4(b)に示すように、角パイプ状の前記コーナーポスト30の側面に結合部材1(以下、1Aとする)を取り付ける。即ち、図4(a)に示すように、結合部材1Aの前記2つのビス孔5にビス7をそれぞれ通し、これらのビス7をコーナーポスト30の側面に形成された下孔31にねじ込むことによって、結合部材1Aをコーナーポスト30の側面に取り付ける。尚、このとき、結合部材1Aに形成されたリブ6(図1参照)をコーナーポスト30の側面に合わせることによって、結合部材1Aをコーナーポスト30に対して位置決めすることができる。又、コーナーポスト30は、アルミニウムの押し出し型材によって構成されている。
又、図5(a)に示すように、横方向に長い壁パネル20の裏面の両側端部の上端に結合部材1(以下、1Bとする)を取り付ける。即ち、図5(b)に示すように、結合部材1Bの2つのビス孔5にビス7をそれぞれ通し、これらのビス7を壁パネル20の裏面にねじ込むことによって、結合部材1Bを壁パネル20の裏面の両側端部の上端に取り付ける。
次に、図6に示すように、コーナーポスト30に取り付けられた前記結合部材1Aの頭部4を連結部材11の一方の係合孔12の挿通孔部12aに通した後、連結部材11のスリット孔部12bに結合部材1Aの係合部3(図1参照)を係合させ、連結部材11をスリット孔部12bに形成された突起14(図1参照)が結合部材1Aの係合部3の上端面に当接するまで押し下げて該連結部材11を図7に示すように結合部材1Aに仮止めする。このように、連結部材11を結合部材1Aに係合させてこれを仮止めする際に突起14がストッパとして機能するため、該連結部材11を所定の位置に正確に仮止めすることができる。又、連結部材11に形成された係合孔12の挿通孔部12aとスリット部12bとをテーパ面12cによって接続したため(図2参照)、頭部4が挿通孔部12aを通過した結合部材1Aの係合部3をテーパ面12cに沿ってガイドしながらこれをスリット孔部12bにスムーズに係合させることができる。
上述のように連結部材11がコーナーポスト30側の結合部材1Aに仮止めされると、その状態を維持したまま、壁パネル20を図7に示すように略垂直に起立させ、図8に示すように、該壁パネル20に取り付けられた結合部材1Bの頭部4を連結部材11の他方の係合孔13の挿通孔部13aに通す。尚、このとき、前述のように連結部材11に形成された2つの係合孔12,13の挿通孔部12a,13aのうち、一方の係合孔13の挿通孔部13aの上下方向長さL2を他方の係合孔12の挿通孔部12aの長さL1よりも長く(L2>L1)設定したため(図1参照)、壁パネル20を略垂直に起こしてこれに取り付けられた結合部材1Bを連結部材11の係合孔13の挿通孔部13aにそのまま通すことができる。因に、結合部材1Bが通過する連結部材11の一方の係合孔13の挿通孔部13aの上下方向長さを他方の係合孔12の挿通孔部12aの長さ以下とすると、結合部材1Bが連結部材11の係合孔13のスリット孔部13bと干渉するため、該結合部材1Bを係合孔13の挿通孔部13aに通すことができない。
而して、上述のように壁パネル20に取り付けられた結合部材1Bの頭部4を連結部材11の他方の係合孔13の挿通孔部13aに通した状態で、連結部材11を若干押し下げて係合孔13のスリット孔部13bに結合部材1Bの係合部3を係合させる。すると、図8に示すように、壁パネル20は連結部材11によってコーナーポスト30に仮止めされる。尚、このときも連結部材11に形成された係合孔13の挿通孔部13aとスリット部13bとをテーパ面13cによって接続したため(図2参照)、頭部4が挿通孔部13aを通過した結合部材1Bの係合部3をテーパ面13cに沿ってガイドしながらこれをスリット孔部13bにスムーズに係合させることができる。
その後、図9に示すように、連結部材11の上端面に薄い当て木40を添え、上から例えばプスチックハンマー50で連結部材11の上端面を叩き込めば、該連結部材11は、これに形成された係合孔12,13のスリット孔部12b,13bに係合する結合部材1A,1Bの係合部3に沿って下方へと押し込まれ、係合孔12,13のスリット孔部12b,13bの上端面が結合部材1A,1Bの係合部3の上端面にそれぞれ当接した時点で両結合部材1A,1Bが連結部材11によって係止されるため、図10に示すように、結合部材1A,1Bと連結部材11から成る結合具によって壁パネル20の側端縁の上部がコーナーポスト30に結合される。尚、壁パネル20がコーナーポスト30に結合された状態では、両結合部材1A,1Bの各リブ6同士が互いに当接するため、壁パネル20の側端面とコーナーポスト30との間には各リブ6の厚さの2倍(本実施の形態では、2mm)の目地としての隙間が正確に形成される。
以上の作業を各壁パネル20に対して繰り返すことによって、上下方向に積み重ねて接合される複数の壁パネル20の各両側端縁がコーナーポスト30に順次結合され、図3に示すようなユニットバスルームの側壁が構築される。
以上において、本発明に係る結合具は、上下に積み重ねて接合される複数の壁パネル20の各端縁をコーナーポスト30に結合するものであるため、特に連結部材11を、図13に示すような縦長の複数の壁パネル120を左右方向に結合するための従来の結合具の連結部材11(図12参照)のように1本の連続した長尺物とする必要がなく、複数に分割して短いものとすることができる。この結果、連結部材11を含んで構成される結合具の取り扱いが容易となり、該結合具を用いて複数の壁パネル20の各端縁をコーナーポスト30に作業性良く容易に結合することができるとともに、結合具の軽量化及びコストダウンを図ることができる。
ところで、一旦連結された壁パネル20を分解する場合や結合作業時に連結部材11が途中で引っ掛かって円滑に打ち込まれないような場合には、図11に示すように、連結部材11の上端部に形成された複数のスリット孔15にドライバー等の工具60の先端部を差し込んで該工具50を壁パネル20の上端面を支点として押し下げれば、てこの原理によって連結部材11を小さな力で容易に押し上げてこれを抜き取ることができる。
本発明は、ユニットバスルームの壁面の他、洗面室等、他の任意の部屋の壁面の構築における壁パネルの結合に対して適用可能である。
(a)は本発明に係る結合具を構成する結合部材の正面図、(b)は同右側面図、(c)は同平面図である。 本発明に係る結合具を構成する連結部材の正面図である。 ユニットバスルームの斜視図である。 (a)は結合部材のコーナーポストへの取付要領を示す部分斜視図、(b)は同結合部材取付後の状態を示す部分斜視図である。、図5(a)は壁パネルの斜視図、同図(b)は同図(a)のA部拡大詳細図、図6〜図10は壁パネルの結合方法をその工程順に示す部分斜視図、図11は連結部材の抜き取り要領を示す部分斜視図である。
(a)は壁パネルの斜視図、(b)は(a)のA部拡大詳細図である。 本発明に係る壁パネルの結合方法を示す部分斜視図である。 本発明に係る壁パネルの結合方法を示す部分斜視図である。 本発明に係る壁パネルの結合方法を示す部分斜視図である。 本発明に係る壁パネルの結合方法を示す部分斜視図である。 本発明に係る壁パネルの結合方法を示す部分斜視図である。 連結部材の抜き取り要領を示す部分斜視図である。 ユニットバスルームの斜視図である。 従来の結合具とこれによって結合される2枚の壁パネルの正面図である。
符号の説明
1A 連結部材(連結部材A)
1B 連結部材(連結部材B)
2 ベース
3 係合部
4 頭部
5 ビス孔
6 リブ
7 ビス
11 連結部材
12,13 係合孔
12a,13a 挿通孔部
12b,13b スリット孔部
12c,13c テーパ面
14 突起
15 スリット孔
20 壁パネル
30 コーナーポスト(コーナー部材)

Claims (7)

  1. 上下に積み重ねて接合される複数の壁パネルの各端縁をコーナー部材に結合するための結合具であって、
    前記コーナー部材と各壁パネルの裏面側端縁にそれぞれ取り付けられる結合部材A,Bと、両結合部材A,Bが各々係合する上下方向に長い2つの係合孔を並設して成る連結部材とで構成されることを特徴とする結合具。
  2. 前記連結部材に形成された2つの係合孔には、前記結合部材A,Bが通過するための幅広の挿通孔部と、各結合部材A,Bが係合するための上下方向に長い幅狭のスリット孔部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の結合具。
  3. 前記連結部材に形成された2つの係合孔の前記挿通孔部のうち、前記壁パネルに取り付けられた結合部材Aが通過する一方の挿通孔部の上下方向長さを他方の挿通孔部のそれよりも長く設定したことを特徴とする請求項2記載の結合具。
  4. 前記連結部材に形成された2つの係合孔のうち、少なくとも前記コーナー部材に取り付けられた結合部材Aが係合する一方の係合孔に、前記連結部材を仮止めしておくための突起を形成したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の結合具。
  5. 前記連結部材に形成された各係合孔の挿通孔部とスリット部とをテーパ面によって接続したことを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の結合具。
  6. 前記連結部材の上端部に、横方向に長いスリット孔を上下方向に複数形成したことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の結合具。
  7. コーナー部材と各壁パネルの裏面側端縁にそれぞれ取り付けられる結合部材A,Bと、両結合部材A,Bが各々係合する上下方向に長い2つの係合孔を並設して成る連結部材とで構成される結合具を用いて、上下に積み重ねて接合される複数の壁パネルの各端縁をコーナー部材に結合する方法であって、
    前記コーナー部材に取り付けられた前記結合部材Aを前記連結部材の係合孔に係合させて連結部材を結合部材Aに仮止めした状態で、前記壁パネルを起立させてこれに取り付けられた前記結合部材Bを連結部材の係合孔に係合させた後、連結部材の上端を叩き込んで該連結部材を下方に押し込み、該連結部材の係合孔に両結合部材A,Bを係止させて壁パネルの各端縁をコーナー部材に結合するようにしたことを特徴とする壁パネルの結合方法。
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