JP2009196678A - 折畳みコンテナ及び組付け方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】折畳みコンテナを構成する底板に下部コーナー部材や被係合部材を固定する際に、これら部材を固着して組付ける作業工程数を少なくして組付け作業性を向上することができる。折畳みコンテナを構成する第1及び第2側板を直角状に固定するための上部コーナー部材を固着して組付ける際に、これら部材を固着するための作業工程数を少なくして組付け作業性を向上することができる。
【解決手段】底板と、第1側板と、第2側板と、第1及び第2側板の上部角を連結する上部コーナー部材と、底板の各角部に固定される下部コーナー部材と、各第2側板に固定される係合部材と、各第2側板に取り付けられ、係合部材が係合される被係合部材とからなる折畳みコンテナを構成する。下部コーナー部材は、底板に対して圧入可能な間隔をおいて相対し、圧入方向へ向かって傾斜した係止爪を有した圧入部を設ける。
【選択図】 図4

Description

本発明は、物品を輸送したり搬送したりする際に使用する折畳みコンテナ及び組付け方法、詳しくは組付け作業性に優れた折畳みコンテナ及び組付け方法に関する。
出願人は、特許文献1に示す折畳みコンテナを提案した。該折畳みコンテナは、底板と、底板の長手方向両端に切込みを設けて底板の上面側へ折返し可能に一体形成され、内面中間部及び外面上部に高さと直交する方向に延出する切込みをそれぞれ形成して折返し可能な一対の第1側板と、各第1側板の内面にそれぞれ配置され、該第1側板とほぼ一致する大きさで、外面上部に切込みを設けて折返し可能な一対の補強板と、底板の長手直交方向の両端側にて起立した第1側板及び補強板間に位置し、外面上部に切込みを設けて折返し可能な一対の第2側板と、重合わされた第1側板及び補強板と第2側板の各上端部を直角に連結する上部コーナー部材と、各第2側板の下部に設けられた係合部材と、各第2側板に設けられた係合部材に相対する底板の長手直交方向の各端部に夫々設けられ、第2側板の係合部材が係合される被係合部材とから構成される。
この折畳みコンテナにあっては、底板の各角部に下部コーナー部材を取付け、起立した第1及び第2側板の下部に当接して支持して外側に開くことにより崩れるのを規制して使用時の強度を高めている。
そして底板に対して第1側板及び補強側板が起立した状態で第2側板を起立して係合部材を被係合部に係合して箱形状に組立て可能にする一方、第2側板を内側に折返した後に第1側板を中間部で内側に折り返すと共に補強側板を内側に折り返して偏平状に折畳み可能にしている。
上記折畳みコンテナにあっては、底板に下部コーナー部材を固着する際に、底板に対し、下部コーナー部材に設けられた一対の差込片を嵌め込んだ後に、これら一対の差込片と挟み込まれた底板に貫通孔を穿孔し、該貫通孔内に挿通される固定ピンの軸端部をかしめたり、ボスを挿嵌して固着している。同様に、第2側板に固着された係合部材が係合される被係合部材を底板に取付ける際にも、底板に対して被係合部材の差込片を嵌め込んだ後に、これら一対の差込片と挟み込まれた底板に貫通孔を穿孔し、該貫通孔内に挿通される固定ピンの軸端部をかしめたり、ボスを挿嵌して固着している。
更に、同様の問題は、第1側板及び第2側板の上部を直角状に連結して四角枠状に組付ける上部コーナー部材の固定作業においても発生している。即ち、第1側板及び第2側板の上部を直角状に連結するには、第1側板及び第2側板の各端部に対して上部コーナー部材の差込片をそれぞれ嵌め込んだ後に、これらの部材に対して連続する貫通孔を形成し、形成された貫通孔内に固定ピンを挿入した後に、挿入された固定ピンの軸端部をかしめたり、ボスを挿嵌して固定する必要がある。
しかし、上記した底板に対して下部コーナー部材や被係合部材を固定したり、第1側板及び第2側板の上部を直角状に連結して四角枠状に組付ける上部コーナー部材を固定するには、上記したようにそれぞれの部材に対して差込片を嵌め込む作業、差込片及び該差込片が差し込まれる部材に貫通孔を形成する作業、形成された貫通孔内に固定ピンを挿入する作業、挿入された固定ピンの軸端部を変形してかしめたり、ボスを挿嵌する作業を必要とするため、これらの部材を組付けるための作業工程数が多くなって手間と時間がかかり、組付け作業性が極めて悪い問題を有している。
特開平9−24936号公報
解決しようとする問題点は、折畳みコンテナを構成する底板に下部コーナー部材や被係合部材を固定する際に、これら部材を固着するための作業工程数が多く、組立て作業性が悪い点にある。また、折畳みコンテナを構成する第1及び第2側板を直角状に固定するための上部コーナー部材を固定する際に、これら部材を固着するための作業工程数が多く、組立て作業性が悪い点にある。
本発明の請求項1は、底板と、底板の長手方向両端にて上面側へ折返し可能に一体に設けられ、高さ方向の中間部にて内側へ折返し可能な一対の第1側板と、底板の長手直交方向の両端側にて起立した第1側板間に位置し、高さ方向の上部にて内側へ折返し可能な一対の第2側板と、第1側板及び第2側板の各上端部を直角に連結する上部コーナー部材と、底板の各角部に固定され、第1側板及び第2側板の各下端部を直角に支承する下部コーナー部材と、各第2側板の下部にそれぞれ設けられた係合部材と、各第2側板に設けられた係合部材に相対する底板にそれぞれ設けられ、対応する係合部材が係合される被係合部材とからなる折畳みコンテナにおいて、各下部コーナー部材は、底板に対して圧入可能な間隔をおいて相対し、少なくとも一方の内面に圧入方向へ向かって徐々に高くなるように傾斜した係止爪を有した圧入部を設けたことを特徴とする。
請求項2は、底板と、底板の長手方向両端にて上面側へ折返し可能に一体に設けられ、高さ方向の中間部にて内側へ折返し可能な一対の第1側板と、底板の長手直交方向の両端側にて起立した第1側板間に位置し、高さ方向の上部にて内側へ折返し可能な一対の第2側板と、第1側板及び第2側板の各上端部を直角に連結する上部コーナー部材と、底板の各角部に固定され、第1側板及び第2側板の各下端部を直角に支承する下部コーナー部材と、各第2側板の下部にそれぞれ設けられた係合部材と、各第2側板に設けられた係合部材に相対する底板にそれぞれ設けられ、対応する係合部材が係合される被係合部材とからなる折畳みコンテナにおいて、各被係合部材は、底板に対して圧入可能な間隔をおいて相対し、少なくとも一方の内面に圧入方向へ向かって徐々に高くなるように傾斜した係止爪を有した圧入部を設けたことを特徴とする。
請求項3は、底板と、底板の長手方向両端にて上面側へ折返し可能に一体に設けられ、高さ方向の中間部にて内側へ折返し可能な一対の第1側板と、底板の長手直交方向の両端側にて起立した第1側板間に位置し、高さ方向の上部にて内側へ折返し可能な一対の第2側板と、第1側板及び第2側板の各上端部を直角に連結する上部コーナー部材と、底板の各角部に固定され、第1側板及び第2側板の各下端部を直角に支承する下部コーナー部材と、各第2側板の下部にそれぞれ設けられた係合部材と、各第2側板に設けられた係合部材に相対する底板にそれぞれ設けられ、対応する係合部材が係合される被係合部材とからなる折畳みコンテナにおいて、各上部コーナー部材は、第1側板及び第2側板に対してそれぞれ圧入可能な間隔をおいて相対し、少なくとも一方の内面に圧入方向へ向かって徐々に高くなるように傾斜した係止爪を有した圧入部を設けたことを特徴とする。
請求項4は、底板と、底板の長手方向両端にて上面側へ折返し可能に一体に設けられ、高さ方向の中間部にて内側へ折返し可能な一対の第1側板と、底板の長手直交方向の両端側にて起立した第1側板間に位置し、高さ方向の上部にて内側へ折返し可能な一対の第2側板と、第1側板及び第2側板の各上端部を直角に連結する上部コーナー部材と、底板の各角部に固定され、第1側板及び第2側板の各下端部を直角に支承する下部コーナー部材と、各第2側板の下部にそれぞれ設けられた係合部材と、各第2側板に設けられた係合部材に相対する底板にそれぞれ設けられ、対応する係合部材が係合される被係合部材とからなる折畳みコンテナにおいて、各下部コーナー部材は、底板に対して圧入可能な間隔をおいて相対し、少なくとも一方の内面に圧入方向へ向かって徐々に高くなるように傾斜した係止爪を有した圧入部を設けると共に、各被係合部材は、底板に対して圧入可能な間隔をおいて相対し、少なくとも一方の内面に圧入方向へ向かって徐々に高くなるように傾斜した係止爪を有した圧入部を設けたことを特徴とする。
請求項10は、底板と、底板の長手方向両端にて上面側へ折返し可能に一体に設けられ、高さ方向の中間部にて内側へ折返し可能な一対の第1側板と、底板の長手直交方向の両端側にて起立した第1側板間に位置し、高さ方向の上部にて内側へ折返し可能な一対の第2側板と、第1側板及び第2側板の各上端部を直角に連結する上部コーナー部材と、底板の各角部に固定され、第1側板及び第2側板の各下端部を直角に支承する下部コーナー部材と、各第2側板の下部にそれぞれ設けられた係合部材と、各第2側板に設けられた係合部材に相対する底板にそれぞれ設けられ、対応する係合部材が係合される被係合部材とからなる折畳みコンテナにおいて、底板の各角部に対して圧入可能な間隔をおいて相対し、相対面に圧入方向に向かって傾斜した爪部を有した下部コーナー部材の圧入部を圧入して爪部を食い込ませて抜け止め可能に固定することを特徴とする。
請求項11は、底板と、底板の長手方向両端にて上面側へ折返し可能に一体に設けられ、高さ方向の中間部にて内側へ折返し可能な一対の第1側板と、底板の長手直交方向の両端側にて起立した第1側板間に位置し、高さ方向の上部にて内側へ折返し可能な一対の第2側板と、第1側板及び第2側板の各上端部を直角に連結する上部コーナー部材と、底板の各角部に固定され、第1側板及び第2側板の各下端部を直角に支承する下部コーナー部材と、各第2側板の下部にそれぞれ設けられた係合部材と、各第2側板に設けられた係合部材に相対する底板にそれぞれ設けられ、対応する係合部材が係合される被係合部材とからなる折畳みコンテナにおいて、底板に対して圧入可能な間隔をおいて相対し、相対面に圧入方向に向かって傾斜した爪部を有した被係合部材の圧入部を圧入して爪部を食い込ませて抜け止め可能に固定することを特徴とする。
請求項12は、底板と、底板の長手方向両端にて上面側へ折返し可能に一体に設けられ、高さ方向の中間部にて内側へ折返し可能な一対の第1側板と、底板の長手直交方向の両端側にて起立した第1側板間に位置し、高さ方向の上部にて内側へ折返し可能な一対の第2側板と、第1側板及び第2側板の各上端部を直角に連結する上部コーナー部材と、底板の各角部に固定され、第1側板及び第2側板の各下端部を直角に支承する下部コーナー部材と、各第2側板の下部にそれぞれ設けられた係合部材と、各第2側板に設けられた係合部材に相対する底板にそれぞれ設けられ、対応する係合部材が係合される被係合部材とからなる折畳みコンテナにおいて、底板の各角部に対して圧入可能な間隔をおいて相対し、相対面に圧入方向に向かって傾斜した爪部を有した下部コーナー部材の圧入部を圧入して爪部を食い込ませて抜け止め可能に固定すると共に、底板に対して圧入可能な間隔をおいて相対し、圧入方向に向かって傾斜した爪部を有した被係合部材の圧入部を圧入して爪部を食い込ませて抜け止め可能に固定することを特徴とする。
請求項13は、底板と、底板の長手方向両端にて上面側へ折返し可能に一体に設けられ、高さ方向の中間部にて内側へ折返し可能な一対の第1側板と、底板の長手直交方向の両端側にて起立した第1側板間に位置し、高さ方向の上部にて内側へ折返し可能な一対の第2側板と、第1側板及び第2側板の各上端部を直角に連結する上部コーナー部材と、底板の各角部に固定され、第1側板及び第2側板の各下端部を直角に支承する下部コーナー部材と、各第2側板の下部にそれぞれ設けられた係合部材と、各第2側板に設けられた係合部材に相対する底板にそれぞれ設けられ、対応する係合部材が係合される被係合部材とからなる折畳みコンテナにおいて、直角状に交差する第1側板及び第2側板に対してそれぞれ圧入可能な間隔をおいて相対し、相対面に圧入方向に向かって傾斜した爪部を有した上部コーナー部材の圧入部をそれぞれ圧入して爪部を食い込ませて抜け止め可能に固定することを特徴とする。
本発明は、折畳みコンテナを構成する底板に下部コーナー部材や被係合部材を固定する際に、これら部材を固着して組付ける作業工程数を少なくして組付け作業性を向上することができる。また、折畳みコンテナを構成する第1及び第2側板を直角状に固定するための上部コーナー部材を固着して組付ける際に、これら部材を固着するための作業工程数を少なくして組付け作業性を向上することができる。
本発明は、各下部コーナー部材は、底板に対して圧入可能な間隔をおいて相対し、少なくとも一方の内面に圧入方向へ向かって徐々に高くなるように傾斜した係止爪を有した圧入部を設けると共に、各被係合部材は、底板に対して圧入可能な間隔をおいて相対し、少なくとも一方の内面に圧入方向へ向かって徐々に高くなるように傾斜した係止爪を有した圧入部を設けることを最良の形態とする。
以下に実施形態を示す図に従って本発明を説明する。
図1乃至図6に示すように、折畳みコンテナ1は、底板3と、該底板3の長手方向両側において上方へ起立するように連続して設けられる一対の第1側板5と、底板3の長手直交方向の両側で、上記第1側板5間に位置する一対の第2側板7と、各第1側板5の内面にそれぞれ配置され、該第1側板5と一致する大きさの補強側板9と、第1側板5及び補強側板9と第2側板7の上部両端部を直角状に連結する上部コーナー部材11と、底板3の各角部に固定され、起立した第1及び第2側板5・7の下部を支持する下部コーナー部材13とから構成される。
上記した底板3、第1及び第2側板5・7、補強側板9は、所定の間隔をおいて配置される一対の基板間に芯部(図示せず)を所定の方向に向けて一体形成した樹脂段ボール板により構成される。
底板3と第1側板5は、連続した一枚の樹脂段ボール板で、第1側板5は、底板3の長手方向長さに応じた個所の樹脂段ボール板に罫線15を長手直交方向に向かうように形成して長手方向両端側を起立可能にさせることにより底板3と一体に形成される。各第1側板5の高さ方向中間部内面には、罫線17が高さ方向と直交する方向に形成され、該罫線17により第1側板5の高さ方向中間部を内側へ折り返し可能にさせる。また、各第1側板5の上部外面には、罫線19が高さ方向と直交する方向に形成され、該罫線19により第1側板5の上部を内側へ折り返し可能にさせる。更に、上記罫線17・19間の第1側板5中央部には、手掛け用の透孔21が形成される。
底板3の下面には、該底板3と一致する大きさの補強底板23が重ね合わされる。該補強底板底板23は、底板3と同様の樹脂段ボール板で、その芯部材が底板3の長手方向と直交する方向に向かうように配置される。
なお、本発明は、補強底板23の有無によりその技術範囲が限定されるものではなく、底板3を厚手状の樹脂段ボール板により構成した場合には、補強底板23を不要にすることができる。
各第1側板5の内面には、該第1側板5と一致する大きさで、芯部材が上下方向を向いた樹脂段ボール板の補強側板9が重ね合わされる。各補強側板9の上部外面には。罫線25が第1側板5の上部に形成された罫線19に一致して形成され、該罫線25により補強側板9の上部を内側へ折り返し可能にさせる。また、補強側板9の上側中央部には、手掛け用の透孔27が第1側板5の透孔21に一致して形成される。
なお、本発明は、補強側板9の有無によりその技術範囲が限定されるものではなく、第1側板5を厚手状の樹脂段ボール板により構成した場合には、補強側板9を不要にすることができる。
第1側板5及び補強側板9の上部は、透孔21・27内を挿通して嵌め込み固着される手掛け部材29が取付けられ、該手掛け部材29により第1側板5及び補強側板9の上半分が一体化される。また、一体化された補強側板9及び第1側板5の上部には長手直交方向断面が逆U字形のフレーム31が長手方向にわたって嵌め込まれ、フレーム31により補強側板9及び第1側板5の上部が固着される。
相対する第1側板5間には、一対の第2側板7が相対して配置される。該第2側板7は、第1側板5と同様の樹脂段ボール板で、その芯部材が上下方向を向くように配置される。各第2側板7の上部外面には、罫線33が長手方向に向かって形成され、該罫線33により第2側板7の上部を内側へ折り返し可能にさせる。各第2側板7の上部には、長手直交方向断面が逆U字形のフレーム35が長手方向にわたって嵌め込まれ、該フレーム35により第2側板7上部の曲げ強度を高めている。
直角状に当接し合う第1側板5及び第2側板7の上部には、上部コーナー部材11が固着され、第1及び第2側板5・7を四角枠状に連結する。上記した各上部コーナー部材11は、フレーム31が取付けられた第1側板5及び補強側板9の上部に差し込み可能な間隔を設けた一方の差込部11a及びフレーム35が取付けられた第2側板7の上部に差し込み可能な間隔を設けた他方の差込部11bを直角状に一体形成される。(図4参照)
そして各上部コーナー部材11は、それぞれの差込部11a・11bを対応する第1側板5及び補強側板9と第2側板9の上部に差し込んだ後に、フレーム31・35と共に連続して穿孔された貫通孔(図示せず))内に挿通される樹脂ピン37の端部にボス38を挿嵌して第1側板5及び補強側板9と第2側板9に固定される。
なお、上部コーナー部材11の固定構造としては、貫通孔内に挿通された突出する樹脂ピン37の軸端部を変形させて抜け止めする構造であってもよい。
補強底板23が重ね合わされた底板3の各角部には下部コーナー部材13が取付けられる。該下部コーナー部材13は、底板3に重ね合わされた補強底板23の各角部底面を支持し、一方の圧入部を構成する下圧入板13aと、起立した第1側板5の角部外面に当接して垂直状に支持する第1起立板13bと、起立した第2側板9の角部外面に当接して垂直状に支持する第2起立板13cと、第2起立板13cの内面にて下圧入板13aに対して重ね合わされた底板3及び補強底板23の厚さに一致する間隔をおき、底板3の角部上面側に圧入される他方の圧入部を構成する上圧入板13dとを合成樹脂により一体形成してなる。
そして互いに相対し合う下圧入板13a及び上圧入板13dの内面には、底板3及び補強底板23に対する圧入方向に対して高さが徐々に高くなるテーパ面状に形成された係止爪としての少なくとも一対の爪部13e・13fが一体形成される。図は、下圧入板13a及び上圧入板13dの内面に2対の爪部13e・13fを形成した例を示す。(図5参照)
なお、第2起立板13cには、後述するように第2側板7に取付けられた端側係合部材47における内板49の係合ピン49aが係止する係止孔13gが形成されると共に上圧入板13dの上面には、内側から外側に向かって高さが徐々に高くなるテーパ面状で、上記内板49の係合部49bが係止する係止突部13hが形成される。
補強底板23が重ね合わされた底板3における長手方向中央部の長手直交方向端部には、被係合部材39がそれぞれ取付けられる。各被係合部材39は、底板3に重ね合わされた補強底板23の底面側に圧入され、一方の圧入部を構成する下圧入板39aと、起立した第2側板9の長手方向中間部の下部外面に当接して支持する起立板39bと、起立板39bの内面にて下圧入板39aに対して重ね合わされた底板3及び補強底板23の厚さに一致する間隔をおき、底板3の上面側に圧入され、他方の圧入部を構成する上圧入板39cとを合成樹脂により一体形成した構造からなる。
そして互いに相対し合う下圧入板39a及び上圧入板39cの内面には、底板3及び補強底板23に対する圧入方向に対して高さが徐々に高くなるテーパ面状に形成された係止爪としての少なくとも一対の爪部39d・39eが一体形成される。図は、下圧入板39a及び上圧入板39cの内面に二対の爪部39d・39eを形成した例を示す。(図6参照)
また、起立板39bの内面には、後述するように第2側板7の下部に取付けられた中央係合部材41おける内板43に形成された係止孔43aに係合する係合突部39fが一体形成される。更に、上圧入板39cの上面には、外側に向かって徐々に高さが高くなるテーパ面状に形成され、上記した中央係合部材41の係合部43cが係止する係止突部39gが一体形成される。
各第2側板9の長手方向中央下部には、中央係合部材41が被係合部材39に相対して取付けられる。該中央係合部材41は、第2側板9の内面側に位置する内板43に対し、第2側板9の外側から外板45を嵌め込んで固定される。内板43には、第2側板7に形成された長穴内に挿嵌され、係止孔43aを有した挿入部43b及び長穴の両側に位置する第2側板7の下部に形成された切欠き内に位置し、上記した係止突部39gに係合する係合部43cを形成した構成からなる。
各第2側板7における長手方向両端側の下部には、端側係合部材47が下部コーナー部材13の第2起立板13cに相対して取付けられる。該端側係合部材47は、第2側板7の内面側に位置する内板49に第2側板9の外側から外板51を嵌め込んで固定される。該内板49には、第2側板7を挿通して外部に突出し、先端部に係止孔13gに係止する爪を有した係合ピン49a及び第2側板7の下端に形成された切欠きを介して外部に突出し、係止突部13hに係止する係合部49bが一体形成される。
なお、第2側板7に対する中央係合部材41及び端側係合部材47の取付け構造としては、それぞれの内板43・49及び外板45・51の2ピース構造とせずに、それぞれ係合部を有した単一の部品を固定ピン等で固着する構造であってもよい。
次に、上記のように構成される折畳みコンテナ1の組付け作用および方法を説明する。
先ず、重ね合わされた第1側板5及び補強側板9の上部にフレーム31を、また第2側板7の上部にフレーム35をそれぞれ嵌め込んで取付ける。次に、第1側板5及び補強側板9と第2側板7の長手方向端部をそれぞれ直角状に配置した状態で上部コーナー部材11の各差込部11a・11bを対応する第1側板5及び補強側板9と第2側板7の長手方向端部にそれぞれ差込んで仮固定した後、これらの部材に連続する貫通孔を穿孔する。そして貫通孔内に、抜止め頭部を有した樹脂ピン37を挿通した後に、外部に突出した軸端部にボス38を挿嵌して第1側板5及び補強側板9と第2側板7の長手方向端部を直交する関係で固定して四角枠形状に組付ける。
また、重ね合わされた補強側板9及び第1側板5の各透孔23・27内に手掛け部材29を取付けることにより両者を固着して一体化する。更に、第2側板の長手方向中央下部に対して中央係合部材41を、また長手方向両端側下部に対して端側係合部材47をそれぞれ固着する。
次に、上記のように組付けられた底板3の底面に補強底板23を重ね合わせた後、補強底板23及び底板3の各角部に対し、下部コーナー部材13をそれぞれ取付ける。第1側板5及び補強側板9の角部に下部コーナー部材13を取付けるには、重ね合わされた底板3及び補強側板23の長手方向端部に対して下圧入板13a及び上圧入板13dを圧入して挟持させる。
この圧入時においては、下圧入板13a及び上圧入板13dにそれぞれ形成された各爪部13e・13fが圧入方向に対して高さが徐々に高くなるテーパ面に形成されているため、重ね合わされた底板3及び補強側板23に対する下圧入板13a及び上圧入板13dの圧入抵抗を少なくして圧入作業を容易化する一方、圧入後においては、底板3の底面及び補強底板23の上面に爪部13e・13fが食込んで圧入状態を保ち、第1側板5及び補強側板9から下部コーナー部材13が外れるのを規制して固定状態を保つ。(図2及び図3参照)
同様に、底板3及び補強底板23における長手方向中央部の長手直交方向端側に対して被係合部材39をそれぞれ取付ける。底板3及び補強底板23に被係合部材39を取付けるには、底板3及び補強側板23の長手方向中央部に対して下圧入板39a及び上圧入板39cを圧入して挟持させる。
この圧入時においては、下圧入板39a及び上圧入板39cに形成された各爪部39d・39eが圧入方向に対して高さが徐々に高くなるテーパ面に形成されているため、底板3及び補強側板23に対する下圧入板39a及び上圧入板39cの圧入抵抗を少なくして圧入作業を容易化する一方、圧入後においては、底板3の底面及び補強底板23の上面に対する爪部39d・39eが食込んで圧入状態を保ち、第1側板5及び補強側板9から被係合部材39が外れるのを規制して固定状態を保つ。(図2参照)
次に、上記のように組付けられた折畳みコンテナ1の使用態様を説明する。
先ず、箱型に組立てるには、上部コーナー部材11により四角枠状に連結されたフレーム31・35を上方へ持ち上げながら内側に折畳まれた各第1側板5及び補強側板9を外側へ押し出しながらそれぞれ垂直に起立させる。このとき、起立した第1側板5の下角部外面が下部コーナー部材13の第1起立板11bの内面に当接して起立状態を保つように支持される。また、起立した補強側板9の下端面が底板3の端部上面に当接して起立状態を保つように支持される。
次に、上記状態にて内側に折畳まれた各第2側板7を交互に外側へ押し出しながら垂直に起立させて中央係合部材41を被係合部材39に、また端側係合部材47を下部コーナー部材13における第2起立板13cにそれぞれ係合させる。中央係合部材41が被係合部材39に係合する際、係合突部39fが係止孔43aに嵌り込んで係合した状態で係合部43cが係止突部39gのテーパ面を乗り越えて係止し、起立板39bの内面に当接して係合状態が保持される。
また、端側係合部材47が第2起立板13cに係合する際、係合ピン49aが係止孔13g内に突入して係止されると共に係合部49bが係止突部13hのテーパ面を乗り越えて係止し、第2起立板13cの内面に当接して係合状態が保持される。これにより第2側板7は、中央係合部材41と被係合部材39、端側係合部材47と第2起立板13cの係合により起立状態に保たれる。
なお、上記のように箱形状に組立てられた折畳みコンテナ1を偏平状に折り畳むには、図7(図7は、折畳み途中の状態を示す。)に示すように上記した順序と逆に第2側板7と第1側板5及び補強側板9をそれぞれ内側に折り返して偏平状に折り畳む。
本実施例は、補強底板23が重ね合わされた底板3の各角部に対して下部コーナー部材13を固着する際には、下圧入板13a及び上圧入板13d間に底板3を圧入して嵌め込んで爪部13e・13fを食い込ませることにより外れを規制して強固に固定することができる。また、第2側板7に設けられる中央係合部材41が係合する被係合部材39を底板3に固着する際には、下圧入板39及び上圧入板39c間に底板3を圧入して嵌め込んで爪部39d・39eを食い込ませることにより外れるのを規制して強固に固定することができる。これにより従来に比べて組付け工程数を低減して組付け作業を効率的に行うことができる。
実施例2は、実施例1に加えて上部コーナー部材81を、下部コーナー部材13及び被係合部材39と同様の圧入固定構造とするもので、他の構成は、実施例と同様であるため、詳細な説明を省略する。
図8において、上部コーナー部材81において圧入部を構成する各差込部81a・81bの相対する内面に、圧入方向に対して高さが徐々に高くなるテーパ面状で形成された係止爪としての爪部81c・81dを設ける。
そして第1側板及び第2側板7に対して上部コーナー部材11を取付けて四角枠状に形成する際、互いに隣接する第1側板及び第2側板7の上端部に対し、それぞれの差込部81a・81bを圧入し、それぞれの面に爪部81c・81dを食い込ませて上部コーナー部材81が外れるのを規制して固定する。
なお、実施例1においては、第1及び第2側板5・7の上部の強度を高めるためにフレーム31・33を取付ける構造としたが、実施例2においては、爪部81c・81dの食い込みを可能にするため、フレーム31・33を不要にすればよい。
折畳みコンテナの全体斜視図である。 図1のA−A線縦断面図である。 図1の下コーナー部材B−B線に応じた部分縦断面図である。 第1及び第2側板の上部に対する上部コーナー部材の取付け状態を示す説明図である。 下部コーナー部材を一部破断して示す説明図である。 被係合部材を一部破断して示す説明図である。 折畳み途中の状態を示す斜視図である。 実施例2に係る上部コーナー部材を一部破断して示す説明図である。
符号の説明
1 折畳みコンテナ
3 底板
5 第1側板
7 第2側板
9 補強側板
11 上部コーナー部材
11a・11b 差込部
13 下部コーナー部材
13a 圧入部としての下圧入板
13b 第1起立板
13c 第2起立板
13d 圧入部としての上圧入板
13e・13f 係止爪としての爪部
23 補強底板
39 被係合部材
39a 圧入部としての下圧入板
39b 起立板
39c 圧入部としての上圧入板
39d・39e 係止爪としての爪部
41 中央係合部材
47 端側係合部材

Claims (13)

  1. 底板と、底板の長手方向両端にて上面側へ折返し可能に一体に設けられ、高さ方向の中間部にて内側へ折返し可能な一対の第1側板と、底板の長手直交方向の両端側にて起立した第1側板間に位置し、高さ方向の上部にて内側へ折返し可能な一対の第2側板と、第1側板及び第2側板の各上端部を直角に連結する上部コーナー部材と、底板の各角部に固定され、第1側板及び第2側板の各下端部を直角に支承する下部コーナー部材と、各第2側板の下部にそれぞれ設けられた係合部材と、各第2側板に設けられた係合部材に相対する底板にそれぞれ設けられ、対応する係合部材が係合される被係合部材とからなる折畳みコンテナにおいて、
    各下部コーナー部材は、底板に対して圧入可能な間隔をおいて相対し、少なくとも一方の内面に圧入方向へ向かって徐々に高くなるように傾斜した係止爪を有した圧入部を設けた
    ことを特徴とする折畳みコンテナ。
  2. 底板と、底板の長手方向両端にて上面側へ折返し可能に一体に設けられ、高さ方向の中間部にて内側へ折返し可能な一対の第1側板と、底板の長手直交方向の両端側にて起立した第1側板間に位置し、高さ方向の上部にて内側へ折返し可能な一対の第2側板と、第1側板及び第2側板の各上端部を直角に連結する上部コーナー部材と、底板の各角部に固定され、第1側板及び第2側板の各下端部を直角に支承する下部コーナー部材と、各第2側板の下部にそれぞれ設けられた係合部材と、各第2側板に設けられた係合部材に相対する底板にそれぞれ設けられ、対応する係合部材が係合される被係合部材とからなる折畳みコンテナにおいて、
    各被係合部材は、底板に対して圧入可能な間隔をおいて相対し、少なくとも一方の内面に圧入方向へ向かって徐々に高くなるように傾斜した係止爪を有した圧入部を設けた
    ことを特徴とする折畳みコンテナ。
  3. 底板と、底板の長手方向両端にて上面側へ折返し可能に一体に設けられ、高さ方向の中間部にて内側へ折返し可能な一対の第1側板と、底板の長手直交方向の両端側にて起立した第1側板間に位置し、高さ方向の上部にて内側へ折返し可能な一対の第2側板と、第1側板及び第2側板の各上端部を直角に連結する上部コーナー部材と、底板の各角部に固定され、第1側板及び第2側板の各下端部を直角に支承する下部コーナー部材と、各第2側板の下部にそれぞれ設けられた係合部材と、各第2側板に設けられた係合部材に相対する底板にそれぞれ設けられ、対応する係合部材が係合される被係合部材とからなる折畳みコンテナにおいて、
    各上部コーナー部材は、第1側板及び第2側板に対してそれぞれ圧入可能な間隔をおいて相対し、少なくとも一方の内面に圧入方向へ向かって徐々に高くなるように傾斜した係止爪を有した圧入部を設けた
    ことを特徴とする折畳みコンテナ。
  4. 底板と、底板の長手方向両端にて上面側へ折返し可能に一体に設けられ、高さ方向の中間部にて内側へ折返し可能な一対の第1側板と、底板の長手直交方向の両端側にて起立した第1側板間に位置し、高さ方向の上部にて内側へ折返し可能な一対の第2側板と、第1側板及び第2側板の各上端部を直角に連結する上部コーナー部材と、底板の各角部に固定され、第1側板及び第2側板の各下端部を直角に支承する下部コーナー部材と、各第2側板の下部にそれぞれ設けられた係合部材と、各第2側板に設けられた係合部材に相対する底板にそれぞれ設けられ、対応する係合部材が係合される被係合部材とからなる折畳みコンテナにおいて、
    各下部コーナー部材は、底板に対して圧入可能な間隔をおいて相対し、少なくとも一方の内面に圧入方向へ向かって徐々に高くなるように傾斜した係止爪を有した圧入部を設けると共に、
    各被係合部材は、底板に対して圧入可能な間隔をおいて相対し、少なくとも一方の内面に圧入方向へ向かって徐々に高くなるように傾斜した係止爪を有した圧入部を設けた
    ことを特徴とする折畳みコンテナ。
  5. 請求項1及び4において、底板の底面には、補強底板を重ね合わせると共に下部コーナー部材は、重ね合わされた底板及び補強底板に対して圧入可能な間隔をおいて相対する一対の圧入部を有した折畳みコンテナ。
  6. 請求項2及び4において、底板の底面には、補強底板を重ね合わせると共に被係合部材は、重ね合わされた底板及び補強底板に対して圧入可能な間隔をおいて相対する一対の圧入部を有した折畳みコンテナ。
  7. 請求項1乃至4おいて、第1側板の内面には、該第1側板に一致する大きさで、上部が対応する上部コーナー部材に固定されると共に高さ方向の上部が内側に向かって折り返し可能な補強側板を重ね合わせた折畳みコンテナ。
  8. 請求項1乃至4において、第1及び第2側板の上部には、補強フレームを長手方向にわたって取付けると共に第1及び第2側板の各上部端部に対し、補強フレームを介して上部コーナー部材を設けて直角状に連結した折畳みコンテナ。
  9. 請求項7において、補強側板が取付けられた第1側板及び第2側板の上部には、補強フレームを長手方向にわたって取付けると共に補強側板が取付けられた第1及び第2側板の各上部端部に対し、補強フレームを介して上部コーナー部材を設けて直角状に連結した折畳みコンテナ。
  10. 底板と、底板の長手方向両端にて上面側へ折返し可能に一体に設けられ、高さ方向の中間部にて内側へ折返し可能な一対の第1側板と、底板の長手直交方向の両端側にて起立した第1側板間に位置し、高さ方向の上部にて内側へ折返し可能な一対の第2側板と、第1側板及び第2側板の各上端部を直角に連結する上部コーナー部材と、底板の各角部に固定され、第1側板及び第2側板の各下端部を直角に支承する下部コーナー部材と、各第2側板の下部にそれぞれ設けられた係合部材と、各第2側板に設けられた係合部材に相対する底板にそれぞれ設けられ、対応する係合部材が係合される被係合部材とからなる折畳みコンテナにおいて、
    底板の各角部に対して圧入可能な間隔をおいて相対し、相対面に圧入方向に向かって傾斜した爪部を有した下部コーナー部材の圧入部を圧入して爪部を食い込ませて抜け止め可能に固定する組付け方法。
  11. 底板と、底板の長手方向両端にて上面側へ折返し可能に一体に設けられ、高さ方向の中間部にて内側へ折返し可能な一対の第1側板と、底板の長手直交方向の両端側にて起立した第1側板間に位置し、高さ方向の上部にて内側へ折返し可能な一対の第2側板と、第1側板及び第2側板の各上端部を直角に連結する上部コーナー部材と、底板の各角部に固定され、第1側板及び第2側板の各下端部を直角に支承する下部コーナー部材と、各第2側板の下部にそれぞれ設けられた係合部材と、各第2側板に設けられた係合部材に相対する底板にそれぞれ設けられ、対応する係合部材が係合される被係合部材とからなる折畳みコンテナにおいて、
    底板に対して圧入可能な間隔をおいて相対し、相対面に圧入方向に向かって傾斜した爪部を有した被係合部材の圧入部を圧入して爪部を食い込ませて抜け止め可能に固定する組付け方法。
  12. 底板と、底板の長手方向両端にて上面側へ折返し可能に一体に設けられ、高さ方向の中間部にて内側へ折返し可能な一対の第1側板と、底板の長手直交方向の両端側にて起立した第1側板間に位置し、高さ方向の上部にて内側へ折返し可能な一対の第2側板と、第1側板及び第2側板の各上端部を直角に連結する上部コーナー部材と、底板の各角部に固定され、第1側板及び第2側板の各下端部を直角に支承する下部コーナー部材と、各第2側板の下部にそれぞれ設けられた係合部材と、各第2側板に設けられた係合部材に相対する底板にそれぞれ設けられ、対応する係合部材が係合される被係合部材とからなる折畳みコンテナにおいて、
    底板の各角部に対して圧入可能な間隔をおいて相対し、相対面に圧入方向に向かって傾斜した爪部を有した下部コーナー部材の圧入部を圧入して爪部を食い込ませて抜け止め可能に固定すると共に、
    底板に対して圧入可能な間隔をおいて相対し、圧入方向に向かって傾斜した爪部を有した被係合部材の圧入部を圧入して爪部を食い込ませて抜け止め可能に固定する組付け方法。
  13. 底板と、底板の長手方向両端にて上面側へ折返し可能に一体に設けられ、高さ方向の中間部にて内側へ折返し可能な一対の第1側板と、底板の長手直交方向の両端側にて起立した第1側板間に位置し、高さ方向の上部にて内側へ折返し可能な一対の第2側板と、第1側板及び第2側板の各上端部を直角に連結する上部コーナー部材と、底板の各角部に固定され、第1側板及び第2側板の各下端部を直角に支承する下部コーナー部材と、各第2側板の下部にそれぞれ設けられた係合部材と、各第2側板に設けられた係合部材に相対する底板にそれぞれ設けられ、対応する係合部材が係合される被係合部材とからなる折畳みコンテナにおいて、
    直角状に交差する第1側板及び第2側板に対してそれぞれ圧入可能な間隔をおいて相対し、相対面に圧入方向に向かって傾斜した爪部を有した上部コーナー部材の圧入部をそれぞれ圧入して爪部を食い込ませて抜け止め可能に固定する組付け方法。
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