JP2011031920A - 段ボール製トレー - Google Patents

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Atsuo Ishikawa
淳生 石川
Takeshi Yoshida
健 吉田
Takafumi Makiuchi
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Abstract

【課題】積上用の係合突起を、係合穴に挿入しやすい安定した形状に形成する。
【解決手段】底壁1の周囲に側壁2及び端壁3を連設し、底壁1から順次繋がって側壁2を形成する外側板4及び内側板5から延出した端折片6,7を、隣り合う端壁3に固定することにより、側壁2及び端壁3の起立状態を維持し、外側板4と内側板5との繋部を積上用の係合突起8とし、係合突起8を2本の平行な折目線9,10に沿って折り曲げることにより、側壁2から上方へ突出させ、底壁1の側壁2との稜部に、係合突起8に対応する積上用の係合穴11を設けた段ボール製トレーにおいて、外側板4と内側板5とを重ねて、側壁2を起立させると、内側板5の下端が底壁1の縁部に当接して、内側板5が外側板4に対して押し上げられ、係合突起8の内側が外側よりも高くなるようにする。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数個積み上げた際、積上状態の崩れを防止できる機能を備えた段ボール製トレーに関するものである。
農産物等の運搬に使用する段ボール製トレーとして、下記特許文献1には、図11に示すように、底壁51の周囲に側壁52及び端壁53を連設し、側壁52から延出した端折片54を、隣り合う端壁53の内面に沿わせ、端壁53の上端から延出した桟板55で抑えることにより、側壁52及び端壁53の起立状態を維持するものが記載されている。
側壁52は、底壁51から順次繋がる外側板56、額縁板57及び内側板58を巻き込むように折り曲げた二重構造とされ、側壁52の頂部には、2本の切目間を折目線沿いに屈曲させて、額縁板57から上方へ突出する係合突起59が形成され、底壁51の側壁52との稜部には、係合突起59に対応して係合穴60が設けられている。
このトレーを複数個積み上げる際には、下段側トレーの係合突起59の先端部を上段側トレーの係合穴60に差し込むと、上下段のトレーのずれが防止され、下段側トレー内への上段側トレーの落ち込みによる積上状態の崩れが防止される。
ところで、上記のようなトレーでは、係合突起59の形状は安定するが、係合突起59の突出量が小さいため、僅かな衝撃で係合突起59と係合穴60の係合が外れ、積上状態が崩れるおそれがある。
その対策として、図12に示すような段ボール製トレーが考えられている。このトレーは、底壁61の周囲に側壁62及び端壁63を連設し、底壁61から順次繋がって側壁62を形成する外側板64及び内側板65から延出した端折片66,67を、隣り合う端壁63に固定することにより、側壁62及び端壁63の起立状態を維持するものである。
このトレーでは、側壁62の内側板65の高さ寸法を、底壁61の段ボールの厚さを考慮して、外側板64の高さ寸法よりも小さく設定している。
そして、外側板64と内側板65との繋部を係合突起68とし、係合突起68に2本の平行な折目線69を入れ、係合突起68を、折目線69に沿って折り曲げることにより、側壁62から上方へ突出させ、底壁61の側壁62との稜部に係合穴70を設け、内側板65に切欠部71を形成している。ここで、係合突起68に折目線69を2本平行に入れたのは、180°の折り曲げに伴う段ボールの反発を抑制するためである。
上記トレーを複数個積み上げる際には、下段側トレーの係合突起68を上段側トレーの係合穴70に挿入し、内側板65と係合突起68との干渉を切欠部71で回避する。
このようなトレーの場合、係合突起68を、図11に示すトレーの係合突起59よりも大きく突出させることができるので、積上時に、上下段のトレーがずれないように、係合突起68と係合穴70とを確実に係合させることができる。
登録実用新案第3123142号公報
しかしながら、図12に示すような段ボール製トレーでは、係合突起68を2本の折目線69に沿って折り曲げる際、各折目線69での折曲角度が一定せず、係合突起68を安定した形状に形成できないという問題があった。
そこで、この発明は、積上時に係合突起を確実に係合穴に挿入するため、安定した形状の係合突起を形成することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、底壁の周囲に側壁及び端壁を連設し、底壁から順次繋がって側壁を形成する外側板及び内側板から延出した端折片を、隣り合う端壁に固定することにより、側壁及び端壁の起立状態を維持し、外側板と内側板との繋部を積上用の係合突起とし、係合突起を2本の平行な折目線に沿って折り曲げることにより、側壁から上方へ突出させ、底壁の側壁との稜部に、係合突起に対応する積上用の係合穴を設けた段ボール製トレーにおいて、前記折目線のうち、外側板側の折目線を内側板側の折目線よりも折れ曲がりやすくし、内側板と端折片との連接部分に、強度を他の部分よりも弱めた可動部を形成し、外側板と内側板とを重ねて、側壁を起立させると、内側板の下端が底壁の縁部に当接して、内側板が外側板に対して押し上げられ、係合突起の内側が外側よりも高くなるようにしたのである。
このような段ボール製トレーでは、係合突起が外側板側の折目線に沿って先に折れ曲がり、側壁の起立に伴い、可動部で段ボールが変形して、外側板に対し内側板がずれることにより、係合突起の2本の罫線に沿った折曲角度が矯正され、係合突起の内側が外側よりも必ず高くなるので、係合突起を所定の形状に安定して形成することができる。
これにより、複数個のトレーを積み上げる際、下段側トレーの係合突起が上段側トレーの側壁の外側に逸脱することなく、上段側トレーの係合穴に誘導されるように挿入されるので、係合突起と係合穴とを確実に係合させることができる。
この発明に係る段ボール製トレーの組立状態を示す斜視図 同上のブランクを示す図 同上の外側板と内側板の糊貼り状態を示す要部拡大斜視図 同上の縦断側面図 同上の側壁の起立過程を示す縦断側面図 同上の側壁が直立した状態を示す要部拡大斜視図 同上の端折片の端壁への貼付状態を示す要部拡大斜視図 同上の複数個のトレーの積上状態を示す縦断側面図 同上の他形態の可動部を採用したブランクの一部を示す図 同上の他形態の可動部を採用したブランクの一部を示す図 従来の係合突起付きトレーの一例を示す斜視図 従来の係合突起付きトレーの他例を示す要部拡大斜視図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この段ボール製トレーは、農産物の運搬等に使用されるものであり、比較的厚手の段ボールシートを材料として構成され、図1に示すように、底壁1の周囲に各一対の側壁2及び端壁3を連設し、隣り合う側壁2と端壁3とを固定して、側壁2及び端壁3の起立状態を維持するものである。
図2に示すように、このトレーを形成するブランクにおいて、底壁1は長方形の隅部を切り欠いた八角形状とされ、その対向する長辺に側壁2が繋がり、対向する短辺に端壁3が繋がっている。側壁2は、底壁1から順次延びる外側板4及び内側板5から形成され、外側板4及び内側板5の両側端には端折片6,7が連設されている。
端折片6の外側板4に近接する部分及び端折片7の内側板5に近接する部分には、コーナー部6a,7aがそれぞれ設けられている。コーナー部7aの両側の折目線は、折り曲げを容易にするため、押罫と切目とから成るリード罫とされている。
外側板4と内側板5の高さ寸法は、同一の大きさに設定され、外側板4と内側板5の間には間隔が設けられている。外側板4と内側板5とは、それぞれ2個の繋部で繋がれて、この繋部が係合突起8とされている。
係合突起8の中間部には、幅方向に延びる2本の平行な折目線9,10が入れられ、折目線9は、外側板4側に位置し、折目線10は、内側板5側に位置している。外側板4側の折目線9は、折り曲げを容易にするため、押罫と切目とから成るリード罫とされ、内側板5側の折目線10は、押罫のみから成るものとされている。
底壁1には、外側板4との境界に沿って、係合突起8に対応する位置に係合穴11が設けられ、内側板5の先端縁には、係合突起8に対応する位置に切欠部12が設けられている。外側板4及び内側板5の両側部には、通気用の丸穴が設けられている。
内側板5とコーナー部7aとの連接部分には、上下両端から半円状の切込部13aが設けられ、その間に段ボールを裏面側から押し潰した段潰部13bが設けられて、これにより、強度を他の部分よりも弱めた可動部14が形成されている。
また、外側板4の係合穴11に臨む部分には、段ボールを裏面側から押し潰すことにより、積上時に係合突起8との衝突を回避する段潰部15が形成されている。
上記のようなブランクからトレーを組み立てるには、図3及び図4に示すように、係合突起8を折目線9,10に沿って折り曲げることにより、内側板5を外側板4に重ね、端折片6,7を、コーナー部6a,7aよりも先端側の貼着部16で貼り合わせる。外側板4と内側板5とは、糊貼りしない。
このとき、係合突起8は、折目線9,10のうち、先にリード罫の折目線9に沿って折れ曲がり始め、後から折目線10に沿って折れ曲がる。ここで、係合突起8が内側板5側の折目線10よりも外側板4側の折目線9に沿って先に折れ曲がらなければ、後述のように、係合突起8を所定の形状に形成することはできない。
次に、図5及び図6に示すように、側壁2を起立させると、内側板5の下端が底壁1の縁部に当接して、内側板5が外側板4に対して押し上げられ、係合突起8の内側が外側よりも高くなった状態で、係合突起8が側壁2から上方へ突出する。
このように、上記トレーでは、側壁2の起立に伴い、可動部14で段ボールがシート面方向の剪断力により変形して、外側板4に対し内側板5がずれることにより、係合突起8の2本の折目線9,10に沿った折曲角度が矯正され、係合突起8の内側が外側よりも必ず高くなるので、係合突起8を所定の形状に安定して形成することができる。
その後、図7に示すように、コーナー部6a,7aを底壁1の隅部の斜辺に沿わせるように、端折片6,7を内側へ折り曲げ、端折片6のコーナー部6aより先端側の部分を端壁3の内面に貼り付けると、トレーが完成する。
このように組み立てたトレーを、図8に示すように、複数個積み上げる際には、下段側トレーの係合突起8を上段側トレーの係合穴11に挿入し、係合突起8と外側板4及び内側板5との干渉を、段潰部15及び切欠部12で回避しつつ、係合突起8と係合穴11とを係合させて、上下段のトレーの積ずれを防止する。
この積み上げに際し、係合突起8の先端部は、内側が外側よりも高くなるように傾斜しているので、下段側トレーの係合突起8が上段側トレーの側壁2の外側に逸脱することなく、上段側トレーの係合穴11に誘導されるように挿入され、係合突起8と係合穴11とを確実に係合させることができる。
なお、上記実施形態では、厚手の段ボールを使用しているため、外側板4と内側板5とを同一の高さ寸法に設定したが、段ボールの厚さが小さい場合には、内側板5の高さ寸法を、外側板4の高さ寸法よりも大きく設定することにより、側壁2の起立過程において、内側板5の下端が底壁1に確実に当接するようにしてもよい。
また、係合突起8が内側板5側の折目線10よりも外側板4側の折目線9に沿って先に折れ曲がるように、折目線9を切目を有するリード罫としたが、これに代えて、折目線9を深い押罫とし、折目線10を浅い押罫としてもよく、折目線9を表面側から厚さ方向の半分程度切り込んだ半切線としてもよい。
また、外側板4に対する内側板5のずれを許容するための可動部14は、切込部13aと段潰部13bによるもののほか、図9に示すように、内側板5と端折片7との境界の罫線を横切る切目線17により形成してもよく、図10に示すように、内側板5と端折片7との境界部分を切り抜いた貫穴18により形成してもよい。
また、上記実施形態のような八角形のトレーだけでなく、通常の四角形のトレーにおいても、同様の構成を採用することにより、複数個のトレーの積上時に、上下段のトレーをずれを確実に防止することができる。
1 底壁
2 側壁
3 端壁
4 外側板
5 内側板
6,7 端折片
6a,7a コーナー部
8 係合突起
9,10 折目線
11 係合穴
12 切欠部
13a 切込部
13b 段潰部
14 可動部
15 段潰部
16 貼着部
17 切目線
18 貫穴

Claims (1)

  1. 底壁(1)の周囲に側壁(2)及び端壁(3)を連設し、底壁(1)から順次繋がって側壁(2)を形成する外側板(4)及び内側板(5)から延出した端折片(6,7)を、隣り合う端壁(3)に固定することにより、側壁(2)及び端壁(3)の起立状態を維持し、外側板(4)と内側板(5)との繋部を積上用の係合突起(8)とし、係合突起(8)を2本の平行な折目線(9,10)に沿って折り曲げることにより、側壁(2)から上方へ突出させ、底壁(1)の側壁(2)との稜部に、係合突起(8)に対応する積上用の係合穴(11)を設けた段ボール製トレーにおいて、前記折目線(9,10)のうち、外側板(4)側の折目線(9)を内側板(5)側の折目線(10)よりも折れ曲がりやすくし、内側板(5)と端折片(7)との連接部分に、強度を他の部分よりも弱めた可動部(14)を形成し、外側板(4)と内側板(5)とを重ねて、側壁(2)を起立させると、内側板(5)の下端が底壁(1)の縁部に当接して、内側板(5)が外側板(4)に対して押し上げられ、係合突起(8)の内側が外側よりも高くなるようにしたことを特徴とする段ボール製トレー。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013023235A (ja) * 2011-07-16 2013-02-04 Nippon Tokan Package Kk 包装箱
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JP2016068984A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 王子ホールディングス株式会社 包装箱

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