JP7210228B2 - トレイ - Google Patents
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Description
図1に示すように、トレイ1は、底壁10(図2参照)の周縁部に一対の端壁体11および一対の側壁体13を立設させ、全体として略直方体状に形成されている。トレイ1の上端面には、底壁10上に載置された物品(図示せず)を出し入れするための開口部1Aが開口している。トレイ1は、物品を収容した状態で上下に複数積層可能に形成されている。
図2に示すように、ブランク5は、底壁10と、一対の端壁体11と、4つの折込壁体12と、一対の側壁体13と、を備えている。
端壁体11は、全体として流れ方向に長い略長方形状に形成されている。端壁体11は、第1外側壁20(第1側壁)と、第1額縁部21と、第1内側壁22(第1側壁)と、を含んでいる。
第1外側壁20は、底壁10の段方向の端部に第1下側折曲線L1を介して連設されている。第1外側壁20は、流れ方向に長い略長方形状に形成されている。第1外側壁20の段方向の寸法(延出寸法)は、底壁10の段方向の寸法よりも短く(例えば1/5程度)設定されている。
第1額縁部21は、第1外側壁20と第1内側壁22との間に配置され、第1外側壁20と第1内側壁22とに2本の第1上側折曲線L2を介して連設されている。第1額縁部21は、流れ方向に細長い略長方形状に形成されている。正確には、第1額縁部21は、第1外側壁20の側から先端に向かって徐々に幅狭くなる略台形状に形成されている。第1額縁部21の流れ方向(第2方向)の両端辺は、基端から先端に向かって互いに接近するように傾斜している。第1額縁部21の延出寸法は、段ボールシートの厚さよりも僅かに大きく(長く)設定されている。
第1内側壁22は、第1額縁部21の先端部に連設されている。すなわち、第1内側壁22は、第1外側壁20の段方向の端部に2本の第1上側折曲線L2を介して連設されている。第1内側壁22は、第1外側壁20よりも流れ方向に短い略長方形状に形成されている。第1内側壁22の延出寸法は、第1外側壁20の延出寸法と略同一に(または僅かに短く)設定されている。
図2および図3に示すように、折込壁体12は、全体として流れ方向に長い略長方形状に形成されている。折込壁体12は、外折込片30(折込片)と、折込凹面部31と、内折込片32(折込片)と、連結部33と、を含んでいる。
外折込片30は、第1外側壁20の流れ方向の端部に外側折曲線L3を介して連設されている。外折込片30は、流れ方向に長い略長方形状に形成されている。外折込片30の流れ方向の寸法(延出寸法)は、端壁体11全体の延出寸法と略同一に設定されている。外折込片30の側壁体13の側(下端部)には、略長方形状の外側凹部30Aが凹設されている(図3参照)。外側凹部30Aは、外折込片30の流れ方向中央よりも先端側に寄った位置に形成されている。
折込凹面部31は、第1内側壁22と内折込片32との間に配置され、第1内側壁22と内折込片32とに2本の内側折曲線L4を介して連設されている。折込凹面部31は、段方向に細長い略長方形状に形成されている。第1額縁部21の側となる折込凹面部31の端辺は、第1内側壁22から先端(内折込片32)に向かって外側(下側)に傾斜している(図3参照)。折込凹面部31の延出寸法は、第1額縁部21の延出寸法と略同一に(または僅かに長く)設定されている。
内折込片32は、折込凹面部31の先端部に連設されている。すなわち、内折込片32は、第1内側壁22の流れ方向の端部に2本の内側折曲線L4を介して連設されている。ここで、流れ方向外側に位置する内側折曲線L4は、外側折曲線L3と同一直線上に形成されている。なお、以下の説明では、流れ方向外側に位置する内側折曲線L4の符号には「(A)」を付加し、流れ方向内側に位置する内側折曲線L4の符号には「(B)」を付加し、2本の内側折曲線L4で共通する説明では括弧書きのアルファベットを付さない。
図3に示すように、連結部33は、一対の折込片30,32の間に架設されている。連結部33は、外側凹部30Aおよび内側凹部32Aと共に、段方向に一列に並んで配置されている。連結部33は、ガイド凸部34と、補助凸部35と、連結本体部36と、を含んでいる。
ガイド凸部34は、外折込片30(一対の折込片30,32の何れか一方)に形成されている。ガイド凸部34は、略長方形状に形成され、外折込片30を挟んで外側凹部30Aの段方向反対側に配置されている。ガイド凸部34は、外折込片30の段方向外端部から隙間Gに向かって突設されている。詳細は後述するが、トレイ1を組み立てた状態で、ガイド凸部34は、上方に向かって突設される。
補助凸部35は、内折込片32(一対の折込片30,32の何れか他方)に形成されている。補助凸部35は、ガイド凸部34よりも小さな略長方形状に形成されている。補助凸部35は、内折込片32を挟んで内側凹部32Aの段方向反対側に配置されている。補助凸部35は、内折込片32の段方向内端部から隙間Gに向かって突設されている。上記したガイド凸部34の先端部は、補助凸部35に僅かに食い込んでいる。補助凸部35の突出量は、ガイド凸部34の突出量よりも小さくなっている。このため、トレイ1を組み立てた状態で、補助凸部35は、ガイド凸部34よりも低くなるように形成される。
連結本体部36は、ガイド凸部34等の流れ方向中央部にてガイド凸部34と補助凸部35とに挟まれるように配置されている。連結本体部36は、補助凸部35よりも小さな略長方形状に形成されている。連結本体部36は、ガイド凸部34と補助凸部35とに2本の凸部折曲線L5を介して連設されている。連結本体部36は、補助凸部35の先端部からガイド凸部34に食い込むように突設されている。このため、トレイ1を組み立てた状態で、連結本体部36は、ガイド凸部34の上端よりも下方において連設される。
図2に示すように、側壁体13は、全体として段方向に長い略長方形状に形成されている。側壁体13は、第2外側壁40(第2側壁)と、第2額縁部41と、第2内側壁42(第2側壁)と、を含んでいる。
第2外側壁40は、底壁10の流れ方向の端部に第2下側折曲線L6を介して連設されている。第2外側壁40は、段方向に長い略長方形状に形成されている。第2外側壁40の流れ方向の寸法(延出寸法)は、第1外側壁20の延出寸法と略同一に設定されている。また、底壁10と第2外側壁40とには、第2下側折曲線L6を跨ぐように2つの係合穴23が形成されている。係合穴23は略長方形状に形成された穴である。詳細は後述するが、複数のトレイ1を上下方向に積層する場合において、下方のトレイ1のガイド凸部34等は、上方のトレイ1の係合穴23に差し込まれることになる。
第2額縁部41は、第2外側壁40と第2内側壁42との間に配置され、第2外側壁40と第2内側壁42とに2本の第2上側折曲線L7を介して連設されている。第2額縁部41は、段方向に細長い略長方形状に形成されている。正確には、第2額縁部41は、第2外側壁40の側から先端に向かって徐々に幅狭くなる略台形状に形成されている。第2額縁部41の段方向の両端辺は、基端から先端に向かって互いに接近するように傾斜している。第2額縁部41の延出寸法は、段ボールシートの厚さよりも僅かに大きく(長く)設定されている。
第2内側壁42は、第2額縁部41の先端部に連設されている。すなわち、第2内側壁42は、第2外側壁40の流れ方向の端部に2本の第2上側折曲線L7を介して連設されている。第2内側壁42は、第2外側壁40よりも段方向に短い略長方形状に形成されている。第2内側壁42の延出寸法は、第2外側壁40の延出寸法と略同一に(または僅かに短く)設定されている。第2内側壁42には、流れ方向外側の第2上側折曲線L7の両端部から流れ方向外側に向かって互いに接近するように傾斜した補助折曲線L8が形成されている。
次に、図1、図4および図5を参照して、トレイ1の組立作業について説明する。図4は組立途中のトレイ1を示す斜視図である。図5は折込壁体12を折り曲げる過程を示す斜視図である。なお、ここでは、一例として、作業者がトレイ1を組み立てる場合について説明する。また、説明を簡単にするため、主に、1つの端壁体11、1つの側壁体13および1つの折込壁体12に着目して説明する。
次に、トレイ1の積層作用について簡単に説明する。例えば、ユーザは、上段のトレイ1と下段のトレイ1とを同じ向きにし、上段のトレイ1を、下段のトレイ1の第1および第2額縁部21,41の上に載せる。すると、下段のトレイ1のガイド凸部34と外側凸部43とが、上段のトレイ1の底壁10等に開口した係合穴23(各凹部30A,32A)に差し込まれる。これにより、上段のトレイ1と下段のトレイ1とが横方向のずれを防止された状態で積み重ねられる。
10 底壁
11 端壁体(第1壁体)
12 折込壁体
13 側壁体(第2壁体)
20 第1外側壁(第1側壁)
22 第1内側壁(第1側壁)
23 係合穴
30 外折込片(折込片)
31 折込凹面部
32 内折込片(折込片)
33 連結部
34 ガイド凸部
35 補助凸部
36 連結本体部
40 第2外側壁(第2側壁)
42 第2内側壁(第2側壁)
L1 第1下側折曲線
L2 第1上側折曲線
L3 外側折曲線
L4 内側折曲線
L5 凸部折曲線
Claims (2)
- 底壁(10)と、
一対の第1側壁(20,22)を対向させて二重壁を構成し、前記底壁の第1方向の端部に立設される第1壁体(11)と、
前記一対の第1側壁の第1方向に交差する第2方向の端部に連設された一対の折込片(30,32)を対向させて二重壁を構成し、前記第1壁体に対して折り曲げられることによって第1方向に沿って延設される折込壁体(12)と、
一対の第2側壁(40,42)を対向させて二重壁を構成し、前記折込壁体を内包した状態で前記底壁の第2方向の端部に立設される第2壁体(13)と、を備え、
前記折込壁体には、前記一対の折込片の間に架設され、前記一対の折込片が折り曲げに伴って互いに第1方向にずれることを規制する連結部(33)が含まれ、
前記底壁には、係合穴(23)が形成されており、
前記連結部は、
前記一対の折込片の何れか一方にて上方に向かって突設されるガイド凸部(34)と、
前記一対の折込片の何れか他方にて前記ガイド凸部よりも低く形成されている補助凸部(35)と、
前記ガイド凸部の上端よりも下方において前記ガイド凸部と前記補助凸部とに2本の凸部折曲線(L5)を介して連設されている連結本体部(36)と、を含んでおり、
複数のトレイを上下方向に積層する場合において、下方のトレイの前記ガイド凸部は、上方のトレイの前記係合穴に差し込まれることを特徴とするトレイ。 - 前記一対の第1側壁は、
前記底壁の第1方向の端部に第1下側折曲線(L1)を介して連設されている第1外側壁(20)と、
前記第1外側壁の第1方向の端部に2本の第1上側折曲線(L2)を介して連設されている第1内側壁(22)と、であり、
前記一対の折込片は、
前記第1外側壁の第2方向の端部に外側折曲線(L3)を介して連設されている外折込片(30)と、
前記第1内側壁の第2方向の端部に2本の内側折曲線(L4)を介して連設されている内折込片(32)と、であり、
第2方向外側に位置する前記内側折曲線は、前記外側折曲線と同一直線上に形成され、
前記2本の内側折曲線の間に形成された折込凹面部(31)は、第2方向内側に位置する前記内側折曲線で正折りされ、且つ第2方向外側に位置する前記内側折曲線で逆折りされることによって前記一対の折込片の折り曲げに伴う第1方向のずれを吸収することを特徴とする請求項1に記載のトレイ。
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